JP2586501B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2586501B2 JP62193588A JP19358887A JP2586501B2 JP 2586501 B2 JP2586501 B2 JP 2586501B2 JP 62193588 A JP62193588 A JP 62193588A JP 19358887 A JP19358887 A JP 19358887A JP 2586501 B2 JP2586501 B2 JP 2586501B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写機、およびプリンター等に使
用される現像装置、さらに詳しくは、静電潜像担持体に
対する接触および非接触を容易に切り替えることのでき
る一成分現像剤を用いた現像装置に関する。
従来の技術 電子写真複写機、およびプリンターを用いて現像を行
うには、静電潜像が形成された感光体などの静電潜像担
持体に現像装置を用いて帯電トナーを供給する。
このような現像装置のうち現像ローラが感光体表面に
接触しながらトナーを供給する接触現像方式を用いて、
多色現像あるいは画像の色(トナー)の切替を行うに
は、感光体の周りに現像装置を複数設置してその切り替
えを行う。かかる装置において、同時に2つ以上の現像
装置が感光体に接触していると、画像の混色が生じた
り、あるいは現像スリーブ、現像装置への他のトナーの
混入が生ずる。このため、従来は現像を行っている現像
装置のみを感光体に接触させ、不必要な他の現像装置は
感光体から後退させて非接触としておく方法が採用され
ている。
また、単色の現像にあっても現像装置の交換による色
替え、あるいは保守作業時に現像装置を感光体の軸と平
行に取り出す必要があり、このため一旦現像装置を感光
体から後退させ表面接触を解除する必要が生ずる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の現像装置において感光体と現像
装置の接触を解除するには、現像装置全体を感光体に対
して移動させなければならず、装置の構造が簡単ではな
い。
本発明は、現像装置−感光体間の接触、非接触を現像
装置全体を移動させることなく簡単な機構を用いて迅速
に行い得る現像装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、 (i)逆回転の可能な現像ローラ; (ii)該現像ローラの周長に対し僅かの余剰周長を有し
前記現像ローラに外装され現像ローラとの間に実質的に
滑りのない筒状の薄膜部材; (iii)前記現像ローラの外面形状に略対応する断面弧
状の内面により前記薄膜部材上より現像ローラの両端外
周面の対応する部分を押圧し、現像ローラと同軸に前記
薄膜部材に従動して回転可能なガイド部材;及び (iv)現像ローラの正転時、これと同方向に向かうガイ
ド部材が薄膜部材を感光体に接触させる現像位置、又は
現像ローラの逆転時、これと同方向に向かうガイド部材
が薄膜部材を感光体と接触させない非現像位置に、ガイ
ド部材を停止させる停止部材 を有することを特徴とする現像装置を提供するものであ
る。
作用 本発明の装置では、現像ローラの逆回転により現像ロ
ーラ上におけるガイド部材の位置が変わり外装された薄
膜部材の余剰部の位置が移動する。
実施例 つぎに、本発明を実施例により図面を参照しながらさ
らに具体的に説明する。
第1図は本発明の現像装置1を示す断面図、第2図a
および第3図aはその主要部を示す斜視図である。
現像装置1は矢印a方向に回転駆動する感光体100に
隣接して配置される。現像装置1は周長の僅かに長い筒
状のニッケル電鋳膜(膜厚:40μm)からなる薄膜部材
2を外装した現像ローラ3、該現像ローラ3の両端に、
これと同軸にて回転可能に配置された一対のガイド部材
4、先端が前記薄膜部材を当接しトナーの帯電および薄
層規制を行う規制ブレード5、現像領域の後方にて薄膜
部材に摺接するイレーサ6、およびこれらを収容しトナ
ーを貯溜するケーシング17を有する。
該ガイド部材4は、内面の形状が略現像ローラの外面
形状に対応し、現像ローラに外装された薄膜部材2の略
半周を押圧する押圧部4aおよびこれを現像ローラの軸に
回動自在に支持する支持板4bからなる。なお、押接部の
内面形状は、実質的に現像ローラの形状に対応しておれ
ばよく、一部不連続であってもよい。また、発泡ポリウ
レタンとポリエステルシート等の弾性複合シートを内面
にはりつける等、実質上薄膜部材を現像ローラに密着し
うる形状であればよい。
該ガイド部材4の各々外方には一対の側板8(第3図
a参照)が配置され、各側板8は現像ローラ3の軸に平
行に突出した停止部材であるピン7を有する。ピン7
は、各々ガイド部材4の支持板4bの端部に当接し現像ロ
ーラの回転に伴うガイド部材の矢印b方向への回転を止
める。
なお、ケーシング17には、トナー貯槽13が設けられ
る。該トナー貯槽13には各々矢印cおよびd方向に回転
するアジテータ14および15が設けられ、内部に貯溜され
たトナーToのブロッキングを防止しつつトナーの移動を
行う。
したがって、第2図aに示すごとく、押圧部4aにより
前記薄膜部材2が現像ローラ3の周囲に密着し、感光体
ドラム対向面に設けられたガイド部材の開口部に薄膜部
材2の弛みが集中する。このため薄膜部材2と現像ロー
ラ3との間に一定の空間部(S)が形成され、感光体10
0と薄膜部材2との接触が生ずる。
すなわち、現像ローラ3の外周面と薄膜部材2の内周
面との摩擦係数をμ1,薄膜部材2の外周面と圧接ロー
ラ5またはイレーサ6との摩擦係数をμ2とすると、
μ1》μ2の関係が付与されており、現像ローラ3が矢印
b方向に回転すると、これに伴い薄膜部材2も同方向に
移動する。
なお、本発明現像装置の現像ローラは、ブラスト処理
して粗面化したアルミニウム等の金属で形成したもの、
また金属芯にカーボン等で導電性を付与したゴム、プラ
スチック等が被覆されているものでもよく、現像バイア
ス電圧が印加される。
また、薄膜部材は、現像ローラの周長に対し僅かに長
い周長を有しており、現像ローラの周りに外装されて僅
かの弛みを形成する。かかる薄膜部材の材質としては、
ポリカーボネート、ナイロン、テフロンなどを用いて軟
質の樹脂シート、樹脂にカーボン又は金属微粉末等を添
加したシート(30〜200μ)、ニッケル又はステンレス
鋼等の金属薄膜(30〜50μ)、前記樹脂シートと金属薄
膜とを積層したシートなどが好ましい。
また、規制ブレードの材質としては、磁性金属薄板材
料、またはステンレス鋼、リン青銅などの非磁性金属薄
板材料、テフロン、ナイロンなどのプラスチック材料、
またそれらを貼り合わせた複合材、ウレタンゴム、シリ
コンゴム等の弾性ゴム等、従来トナー層厚の規制ブレー
ドとして用いられている材料がいずれも好適に用いら
れ、弾性を有する材料であるのが好ましい。かかる材料
は、プラス(+)トナーに対しては、摩擦帯電系列でよ
り陰性の材料、マイナス(−)トナーに対しては陽性の
材料を用いるのが好ましい。例えば、プラストナーに対
しては、テフロンなどのフッ素樹脂のシートまたはその
コーティング、マイナストナーに対してはナイロンなど
のポリアミド系のフィルムまたはそのコーティングが好
適である。なお、本発明装置にて用いられるトナーとし
ては、いわゆる一成分系の非磁性トナーが好適に用いら
れるが、磁性トナーなどであってもよい。
つぎに本発明装置を用いて現像を行なう場合の動作に
ついて第1図〜第3図を用いて説明する。
まず、第1図a,および第2図a,bに示すごとく、現像
時、現像ローラ3は矢印b方向に回転する。ピン7は前
記現像ローラの回転に伴って矢印b方向に回転しようと
するガイド部材4の支持板4bの端面を止め、ガイド部材
4の回転を阻止し、ガイド部材を感光体と反対側の現像
ローラ上に停止させる。したがって、第1図aに示すご
とく、現像ローラ3が矢印(b)方向に、アジテータ1
4,15が、矢印(c)(d)方向に、それぞれ駆動源(図
示せず)によって回転し、トナーToを矢印(c)方向に
強制的に移動させる。一方、薄膜部材2は、現像ローラ
3との摩擦力により現像ローラー3と共に矢印(b)方
向に回転移動する。トナー貯槽13内のトナーToは、薄膜
部材2との接触及び静電気力によって薄膜部材2の表面
に付着し、矢印(b)方向へ搬送される。薄膜部材2の
表面に保持されたトナーToは、規制ブレード5の圧接部
に達し、層厚規制および荷電の付与が行われる。
薄膜部材2上に自身の帯電による静電気力で保持され
た薄層トナーToは、さらに移動して感光体ドラム100と
の対向部(現像領域(X))に運ばれ、感光体ドラム10
0の表面に形成された潜像の表面電位と、現像ローラ3
に印加されているバイアス電圧との電位差に基づく電界
により、感光体ドラム100上の静電潜像上に移動してト
ナー像を形成し現像を行う。
ここで、感光体ドラム100と接する薄膜部材2は、現
像ローラ3との間に空間部Sを有しており現像ローラと
は非接触状態にある。したがって、薄膜部材2はそれ自
身の鋼性のみで感光体ドラム100にソフトに、適当なニ
ップ幅にてむらなく接触し、感光体ドラム100の静電潜
像に対し、均一なトナー像を形成する。また、感光体ド
ラム100の周速と薄膜部材2の速度との間に速度差もた
せることによりバックグラウンドのカブリの防止に効果
的であり、一旦感光体ドラム100上に形成されたトナー
像が薄膜部材の摺擦力等の物理力により破壊されること
がない。
つぎに、現像領域Xにて薄膜部材2上に残留したトナ
ーToは引き続き薄膜部材2と共に矢印b方向に搬送さ
れ、イレーサ6との間を通過する際に、現像領域Xで消
費されたトナーToの消費パターンが消去されて、表面残
留トナー層の均一化が図られる。つぎに、薄膜部材2表
面には再びアジテータ14の回転によりトナーToが供給さ
れ、前記の動作を繰り返す。
つぎに、現像装置1による現像を行わない場合は、第
1図b、および第3図a,bに示すごとく、現像ローラが
一旦停止したあと、逆回転し(矢印b′方向に回転)一
定時間後に駆動を停止する。したがって、ガイド部材4
が現像ローラ3の逆回転に伴って、ほぼ180°回転し、
現像時とは逆の端面にて前記ピン7に当接して停止す
る。すなわち、ガイド部材4は感光体100側に位置す
る。このため、薄膜部材2の余剰部は、現像ローラの感
光体対向面と反対側に生じて、感光体100との接触を解
消する。
第4図は本発明の現像装置2基を感光体の周囲に配置
した場合を示す概略断面図である。第1の現像装置21は
停止時、現像ローラが逆回転した後停止し、ガイド部材
4が感光体側に位置し、薄膜部材2と感光体100との接
触を断っている。一方、第2の現像装置23は現像ローラ
が正規(現像時)の回転方向に回転している。ピンは、
現像ローラと同方向に回転しようとするガイド部材4の
回転を止め、ガイド部材4は前記第1現像装置とは逆の
位置に停止する。このため現像ローラ3の感光体対向面
に薄膜部材2の余剰部を生じ、感光体100と接触して現
像が行なわれる。
発明の効果 本発明の現像装置によれば、現像装置−感光体間の接
触、非接触が、現像装置全体を移動させることなく簡単
かつ迅速に行うことができる。したがって、混色なしに
トナーの切り換えを容易に行うことができ部分現像、分
割現像も容易となり、さらに、保守も簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明現像装置の一具体例を示す概略断面
図、第2図a,bは各々現像時のガイド部材位置を示す斜
視図および側面図、第3図a,bは各々非現像時のガイド
部材位置を示す斜視図および側面図、第4図は本発明現
像装置を感光体の周りに2基設置したところを示す概略
断面図である。 図中の主な符号は、つぎのとおりである。 1:現像装置、2:薄膜部材、3:現像ローラ、4:ガイド部
材、7:ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 雅史 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)逆回転の可能な現像ローラ; (ii)該現像ローラの周長に対し僅かの余剰周長を有し
    前記現像ローラに外装され現像ローラとの間に実質的に
    滑りのない筒状の薄膜部材; (iii)前記現像ローラの外面形状に略対応する断面弧
    状の内面により前記薄膜部材上より現像ローラの両端外
    周面の対応する部分を押圧し、現像ローラと同軸に前記
    薄膜部材に従動して回転可能なガイド部材;及び (iv)現像ローラの正転時、これと同方向に向かうガイ
    ド部材が薄膜部材を感光体に接触させる現像位置、又は
    現像ローラの逆転時、これと同方向に向かうガイド部材
    が薄膜部材を感光体と接触させない非現像位置に、ガイ
    ド部材を停止させる停止部材 を有することを特徴とする現像装置。
JP62193588A 1987-07-31 1987-07-31 現像装置 Expired - Lifetime JP2586501B2 (ja)

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