JP2000240304A - 和室中心の住宅 - Google Patents

和室中心の住宅

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JP2000240304A
JP2000240304A JP11046425A JP4642599A JP2000240304A JP 2000240304 A JP2000240304 A JP 2000240304A JP 11046425 A JP11046425 A JP 11046425A JP 4642599 A JP4642599 A JP 4642599A JP 2000240304 A JP2000240304 A JP 2000240304A
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JP
Japan
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room
japanese
style
building
style room
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Application number
JP11046425A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Sakai
伸彦 堺
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多用途に利用できる利便性の良い和室を備え
た和室中心の住宅を提供すること。 【解決手段】 建物の北側中央に玄関3を配置し、玄関
3の土間6と引き違い戸13を介して建物の中央に和室
8を配置し、和室8の南に隣接して中庭2を配置すると
ともに、この中庭2を挟んで建物の南西と南東の角にリ
ビングルーム14とダイニングルーム15をそれぞれ配
置し、和室8の西側と東側にリビングルーム14とダイ
ニングルーム15へ連絡可能な通路7,9を土間6に面
してそれぞれ配置し、和室8にこれら通路7,9へ出入
り可能な開口を設けるとともに、通路7の土間6側開口
を和室8の開口と並べて配置して引き違い戸13を連続
させた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は和室中心の住宅に関
し、特に、和室を建物の中心に配置して多用途に利用で
きる利便性の良い和室を備えた住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ほとんどの住宅には和室(日
本間)が設けられている。この和室は、客間として使用
したり、法事、会合・寄合などを行う催しの場として使
用したり、茶道・華道などを嗜む趣味の部屋として使用
したりと、家族構成や生活スタイルに合わせて様々な用
途に利用することができる。そして、通常、和室には床
の間が設けられていて、そこに生け花や陶磁器、人形な
どを置いたり、壁面に掛け軸に軸装された書画を掛けた
りして美しく飾られている。また、和室の欄間や障子、
襖などにも種々の装飾が施されていて、趣のある空間が
形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】和室は、リビングルー
ムやダイニングルームなどとともに、比較的広い面積を
割いて設けられているが、リビングルームやダイニング
ルームなどと比較すると、その利用頻度はかなり低く、
上述したように様々な用途に利用でき、美しい室内装飾
が施された空間であるにも関わらず、有効に利用されて
いなかった。この発明は、上記問題点に着目してなされ
たもので、和室を建物の中心に配置し、かつ、この和室
を玄関の土間と隣接して配置することによって、多用途
に利用できる利便性の良い和室を備えた和室中心の住宅
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、請求項1記載の和室中心の住宅では、建
物の中心に和室を配置し、この和室と建具を介して玄関
の土間を配置し、建物の一方側にリビングルーム、他方
側にダイニングルームをそれぞれ配置し、両者を和室を
介して連絡可能に構成したことを特徴とする。請求項2
記載の和室中心の住宅では、建物の手前側に玄関を配置
し、この玄関の土間と建具を介して建物の中央に和室を
配置し、この和室の後方に中庭を配置するとともに、こ
の中庭を挟んだ両側にリビングルームとダイニングルー
ムとをそれぞれ配置し、前記和室の両側にリビングルー
ムとダイニングルームへ連絡可能な通路を土間に面して
それぞれ配置し、前記和室にこれら通路へ出入り可能な
開口を設けるとともに、リビングルームへ連絡する通路
の土間側開口に建具を設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の住宅
を示す一階平面図、図2は実施の形態の住宅を示す二階
平面図、図3は実施の形態の住宅を示す斜視図である。
図1〜図3に示すように、本実施の形態の住宅Aは、北
側に道路が面した敷地の中央に配置された二階建ての建
物と、敷地の北西の角に配置された駐車場1と、敷地の
南に配置された中庭(池)2とを主要な構成としてい
る。
【0006】前記建物の玄関3は建物北側の中央に配置
されている。この玄関3の外側に配置されたポーチ4の
上方には屋根5が設けられている。この屋根5は、前記
駐車場1の南東部分上方まで延び、車両1台が雨に濡れ
ることなく駐車できるようになっている。
【0007】前記玄関3の土間6西側にはテーブルと椅
子が設置されていて、セールスマンなどの応対や隣人と
のおしゃべりなどを椅子に腰掛けて行うことができる。
前記土間6の南には西側からリビングルーム14への通
路7、和室8、およびダイニングルーム15への通路9
が面している。また、土間6の東にも建物二階へ連絡す
る階段11が設けられたホール10が面している。さら
に、土間6の西側外壁には前記駐車場1へ出入り可能な
開口部12が設けられている。よって、土間6からリビ
ングルーム14、和室8、ダイニングルーム15、およ
び建物の二階に直接アクセスでき、建物内の各部屋から
の住宅出入りの利便性が確保されている。また、通路
7,9、ホール10を居住者の入口として使用し、客は
土間6から直接和室8へ移動することができるため、来
客時にリビングルーム14やダイニングルーム15など
を客に見られる心配がなく、居住者のプライバシーが守
られる。
【0008】前記和室8は、客間として使用するだけで
なく、茶の間として使用したり、法事や会合、行事など
を行ったり、茶道・華道などの趣味を行ったりと、様々
な用途に利用できる空間である。この和室8の西側およ
び東側壁面には、前記通路7,9へ出入り可能な開口部
8a,8bが設けられていて、和室8がリビングルーム
14とダイニングルーム15とを連絡する通り抜け通路
の役目を果たしている。また、和室8の南側外壁には開
口部8cが設けられていて、前記中庭2の景観を眺める
ことができるようになっている。
【0009】前記通路7と和室8の土間6側の2つの開
口は、大きな1つの開口が通路7と和室8とを仕切る間
仕切り壁によって2つに画設されたもので、この2つの
開口には、連続して敷設された鴨居と敷居との間に立設
された3枚の戸からなる引き違い戸13が設けられてい
る。図4は引き違い戸13をすべて閉め切り、通路7と
和室8がともに土間6から仕切られた状態を示す図であ
り、この場合、通路9とホール10のみが土間6に面し
て開口した状態となっている。図5は通路7側のみを開
口した状態を示す図である。この場合、和室8のみが土
間6から仕切られた状態である。図6は通路7と和室8
がともに土間6に面して開口した状態を示す図であり、
土間6と和室8を1つの接客空間として利用することが
できる。そして、中庭2の景観を土間6に取り込むこと
ができるため、土間6を明るく開放的な接客空間とする
ことができる。なお、この場合、引き違い戸13の3枚
の戸はすべて鴨居と敷居から取り外された状態となって
いる。
【0010】前記リビングルーム14とダイニングルー
ム15は、建物の南西と南東の角に前記中庭(池)2を
挟んでそれぞれ配置されている。これらリビングルーム
14とダイニングルーム15の中庭2側の外壁には開口
部が形成されていて、中庭2の景観を眺めることができ
るようになっている。また、前記リビングルーム14と
ダイニングルーム15の南側外壁には、建物の南に配置
されたデッキ16に出入り可能な開口部が設けられてい
る。
【0011】前記建物の北東部には、前記ホール10に
面してトイレ17およびキッチン18が配置されてい
る。キッチン18は前記ダイニングルーム15に連続し
て設けられていて、その北東の角には勝手口19が設け
られている。前記トイレ17は土間6に面したホール1
0に設けられているため、和室8の客は誰にも会うこと
なくトイレ17へ移動することができ、客のプライバシ
ーが守られる。
【0012】前記建物の二階には、中央のホール20を
挟んで東側に寝室21,22とクローゼット23が配置
され、西側に寝室24、トイレ25、洗面所26、およ
び浴室27が配置されている。前記ホール20の南には
バルコニー28が設けられていて、ホール20から出入
りできるようになっている。また、ホール20の北に
は、前記土間6に面した開口部29が形成されている。
【0013】以上本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は実施の形態に限定されるも
のではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更な
どがあっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態
においては、通路7と和室8の開口を開閉する手段とし
ては、引き違い戸13を用いた構成を示したが、開き戸
でも良いし、アコーディオンカーテンなどを用いても良
い。また、本実施の形態においては、通路7と和室8を
ともに開放する場合には、引き違い戸13を鴨居と敷居
から取り外すこととしたが、引き違い戸13の左右一方
側に戸袋を設けて、そこに戸を収納する構成としても良
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の和室中心の住宅にあっては、建物の中心に和室
を配置し、この和室と建具を介して玄関の土間を配置
し、建物の一方側にリビングルーム、他方側にダイニン
グルームをそれぞれ配置し、両者を和室を介して連絡可
能な構成としたため、住宅内に和室を中心とした生活動
線が形成されるとともに、和室からの住宅出入りの利便
性が確保され、多用途に利用できる利便性の良い和室が
形成される。したがって、和室の使用頻度が自然と高め
られ、有効利用を図ることができるという効果が得られ
る。請求項2記載の和室中心の住宅にあっては、建物の
手前側に玄関を配置し、この玄関の土間と建具を介して
建物の中央に和室を配置し、この和室の後方に中庭を配
置するとともに、この中庭を挟んだ両側にリビングルー
ムとダイニングルームとをそれぞれ配置し、前記和室の
両側にリビングルームとダイニングルームへ連絡可能な
通路を土間に面してそれぞれ配置し、前記和室にこれら
通路へ出入り可能な開口を設けるとともに、リビングル
ームへ連絡する通路の土間側開口に建具を設けた構成と
したため、土間からリビングルーム、ダイニングルー
ム、および和室へ直接アクセス可能となり、各部屋から
の住宅出入りの利便性が確保される。また、土間と和室
との間に設けられた建具を開放することによって、玄関
内に和室を介して中庭の景観を取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の住宅を示す一階平面図で
ある。
【図2】実施の形態の住宅を示す二階平面図である。
【図3】実施の形態の住宅を示す斜視図である。
【図4】引き違い戸をすべて閉め切って通路と和室がと
もに土間から仕切られた状態を示す図である。
【図5】引き違い戸の通路側のみを開口した状態を示す
図である。
【図6】引き違い戸をすべて取り外して通路と和室がと
もに開口された状態を示す図である。
【符号の説明】
A 住宅 1 駐車場 2 中庭(池) 3 玄関 4 ポーチ 5 屋根 6 土間 7 通路 8 和室 8a 開口部 8b 開口部 8c 開口部 9 通路 10 ホール 11 階段 12 開口部 13 引き違い戸 14 リビングルーム 15 ダイニングルーム 16 デッキ 17 トイレ 18 キッチン 19 勝手口 20 ホール 21 寝室 22 寝室 23 クローゼット 24 寝室 25 トイレ 26 洗面所 27 浴室 28 バルコニー 29 開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の中心に和室を配置し、 この和室と建具を介して玄関の土間を配置し、 建物の一方側にリビングルーム、他方側にダイニングル
    ームをそれぞれ配置し、両者を和室を介して連絡可能に
    構成したことを特徴とする和室中心の住宅。
  2. 【請求項2】 建物の手前側に玄関を配置し、 この玄関の土間と建具を介して建物の中央に和室を配置
    し、 この和室の後方に中庭を配置するとともに、この中庭を
    挟んだ両側にリビングルームとダイニングルームとをそ
    れぞれ配置し、 前記和室の両側にリビングルームとダイニングルームへ
    連絡可能な通路を土間に面してそれぞれ配置し、 前記和室にこれら通路へ出入り可能な開口を設けるとと
    もに、リビングルームへ連絡する通路の土間側開口に建
    具を設けたことを特徴とする和室中心の住宅。
JP11046425A 1999-02-24 1999-02-24 和室中心の住宅 Pending JP2000240304A (ja)

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