JP2000239338A - 室温硬化性組成物 - Google Patents

室温硬化性組成物

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JP2000239338A
JP2000239338A JP11041999A JP4199999A JP2000239338A JP 2000239338 A JP2000239338 A JP 2000239338A JP 11041999 A JP11041999 A JP 11041999A JP 4199999 A JP4199999 A JP 4199999A JP 2000239338 A JP2000239338 A JP 2000239338A
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polyol
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JP11041999A
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Masako Tada
雅子 多田
Kiyoteru Kashiwame
浄照 柏女
Kaoru Tsuruoka
薫 鶴岡
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発泡が少なく、低粘度の室温硬化性組成物の提
供。 【解決手段】加水分解性ケイ素基を有する重合体、低不
飽和度のポリオキシアルキレンポリオールとポリイソシ
アネート化合物を反応させて得られるイソシアネート基
末端ウレタンプレポリマー、および硬化触媒からなる室
温硬化性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿分存在下で硬化す
る室温硬化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン樹脂は、ゴム弾性、耐摩耗
性、耐久性などの諸特性に優れており、シーリング材、
壁材、防水材、塗料、または接着剤として広く利用され
ている。
【0003】このようなポリウレタン樹脂は、施工方法
の違いにより、末端イソシアネート基を有するウレタン
プレポリマーが、施工後大気中の水分によって硬化する
一液型ポリウレタン硬化性組成物と、末端イソシアネー
ト基を有するウレタンプレポリマーを含む主剤とポリオ
ールを含む硬化剤とを、施工時に混合して硬化させる二
液型ポリウレタン硬化性組成物とに大別される。近年施
工方法の簡便さから、前者の一液型ポリウレタン硬化性
組成物が幅広く使用されるようになってきた。
【0004】一液型ポリウレタン硬化性組成物は湿気硬
化性組成物であり、イソシアネート基が空気中の水分と
反応して硬化する。しかし、イソシアネート基と水分と
の反応により炭酸ガスが発生し、硬化物に発泡が生じ、
その性能を低下させる問題があった。
【0005】また、一液型ポリウレタン硬化性組成物の
粘度が高い場合、粘度を低下させるために低分子量可塑
剤を用いることが多いが、この場合、可塑剤が表面にし
み出す、いわゆるブリードアウトが生じやすい。このと
き硬化物の表面に塗料が施されていると、その塗料が空
気中の塵埃を付着することによって汚染されやすい問題
があった。またブリードアウトは、硬化物をシーリング
材や接着剤として使用した場合、被着体と硬化物との接
着性を低下させる問題点もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、炭酸ガスに
よる発泡が少なく、かつ低粘度の一液型ポリウレタン硬
化性組成物を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリウレタン
一液硬化性組成物に、加水分解性ケイ素基を有する重合
体を加えることにより、可塑剤を使用せずに低粘度化で
き、かつ発泡の少ない室温硬化性組成物に関する下記の
発明である。
【0008】下記式(1)で表される加水分解性ケイ素
基を有する重合体であって、該重合体の一部または全部
が式(1)のaが3である加水分解性ケイ素基を有する
重合体である重合体(重合体(A))、ポリオール
(a)とポリイソシアネート化合物(b)を反応させて
得られるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー
(B)、および硬化触媒(C)を含有することを特徴と
する室温硬化性組成物。
【0009】−SiXa1 3-a・・・(1) 式(1)中、R1は炭素数1〜20の置換または非置換
の1価の有機基、Xは水酸基または加水分解性基、aは
1、2または3である。ただし、R1が複数個存在する
ときは、それらのR1は同じでも異なってもよく、Xが
複数個存在するときは、それらのXは同じでも異なって
もよい。
【0010】重合体(A)の主鎖としては、ポリオキシ
アルキレン鎖、ポリエステル鎖、ポリカーボネート鎖、
ポリオレフィン鎖などが挙げられるが、本質的に主鎖が
ポリオキシアルキレン鎖からなることが好ましい。以
下、重合体(A)のうち主鎖がポリオキシアルキレン鎖
である重合体(以下重合体(D)という)について説明
する。
【0011】(重合体(D))重合体(D)は、たとえ
ば特開平3−47825、特開平3−72527、特開
平3−79627などに提案されている。
【0012】重合体(D)は以下に述べるように、官能
基を有するポリオキシアルキレン重合体を原料とし、そ
の末端に有機基を介してまたは介さずして加水分解性ケ
イ素基を導入して製造されることが好ましい。
【0013】原料ポリオキシアルキレン重合体として
は、触媒の存在下、開始剤にモノエポキシドを反応させ
て製造されることが好ましい。モノエポキシドはエポキ
シ環を1個有する化合物であり、例えばアルキレンオキ
シドやグリシジルエーテル、グリシジルエステルなどが
挙げられる。好ましいモノエポキシドとしてはエチレン
オキシド、プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキ
シド、2,3−ブチレンオキシド、スチレンオキシドな
どのアルキレンオキシドが挙げられる。プロピレンオキ
シドまたはプロピレンオキシドとエチレンオキシドの併
用が好ましく、プロピレンオキシドが特に好ましい。こ
れらモノエポキシドは2種以上の併用も可能である。
【0014】開始剤としては2〜10個の活性水素を有
する化合物が好ましい。ポリヒドロキシ化合物が好まし
く、2〜8個、特に2〜4個の水酸基を有するポリヒド
ロキシ化合物が好ましい。具体的にはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ジグリセリン、シュークロースおよびこれらにアル
キレンオキシドを反応させて得られる目的物より低分子
量のポリオールがある。また、アリルアルコールなど不
飽和基を含有するモノアルコールなど1価のヒドロキシ
化合物も使用できる。これらは1種単独使用でも2種以
上の併用でもよい。
【0015】触媒としては、カリウム系化合物やセシウ
ム系化合物などのアルカリ金属触媒、複合金属シアン化
物錯体触媒、金属ポルフィリン触媒などが挙げられる。
本発明においては、原料ポリオキシアルキレン重合体と
して分子量200〜10000の分子量のポリオキシア
ルキレン重合体を使用することが好ましい。これより高
分子量では粘度の低減効果が少ないため、好ましくな
い。分子量500〜3000のポリオキシアルキレン重
合体を使用することが特に好ましい。
【0016】本発明の加水分解性ケイ素基を有する重合
体(D)はこのようなポリオキシアルキレン重合体を原
料としてさらに末端基を変成して加水分解性ケイ素基と
することによって得られる。
【0017】原料ポリオキシアルキレン重合体の官能基
数は2〜6が好ましい。原料ポリオキシアルキレン重合
体としては、具体的にはポリオキシエチレン、ポリオキ
シプロピレン、ポリオキシブチレン、ポリオキシスチレ
ンおよび2種以上のモノエポキシドの共重合物が挙げら
れる。
【0018】特に好ましい原料ポリオキシアルキレン重
合体は2〜6価のポリオキシプロピレンポリオールであ
り、特にポリオキシプロピレンジオールとポリオキシプ
ロピレントリオールである。また、下記(イ)や(ニ)
の方法に用いる場合、アリル末端ポリオキシプロピレン
モノオールなどのオレフィン末端のポリオキシアルキレ
ン重合体も使用できる。
【0019】該重合体(D)は、分子鎖の末端または側
鎖に下記式(1)で表される加水分解性ケイ素基を有す
る。 −SiXa1 3-a・・・(1) 式(1)中、R1は炭素数1〜20の置換または非置換
の1価の有機基、Xは水酸基または加水分解性基、aは
1、2または3である。ただし、R1が複数個存在する
ときは、それらのR1は同じでも異なってもよく、Xが
複数個存在するときは、それらのXは同じでも異なって
もよい。
【0020】式(1)で表される加水分解性ケイ素基は
原料ポリオキシアルキレン重合体に通常、有機基を介し
て導入される。すなわち、重合体(D)は式(2)で表
される基を有することが好ましい。 −R0−SiXa1 3-a・・・(2) 式(2)中、R0は2価の有機基、R1、X、aは上記に
同じ。
【0021】式(1)、(2)中、R1は炭素数1〜2
0の置換または非置換の1価の有機基であり、好ましく
は炭素数8以下のアルキル基、フェニル基またはフルオ
ロアルキル基であり、特に好ましくはメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、シクロヘキシ
ル基、フェニル基などである。R1が複数個存在すると
きは、それらのR1は同じでも異なってもよい。
【0022】Xにおける加水分解性基としては、たとえ
ばハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、カル
バモイル基、アミノ基、アミノオキシ基、ケトシキメー
ト基などが挙げられる。
【0023】これらのうち炭素原子を有する加水分解性
基の炭素数は6以下が好ましく、4以下が特に好まし
い。好ましいXとしては炭素数4以下のアルコキシ基や
アルケニルオキシ基、特にメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基またはプロペニルオキシ基が例示できる。ま
たXが複数個存在するときはそれらのXは同じでも異な
ってもよい。
【0024】aは1、2または3である。重合体(A)
に含まれる加水分解性ケイ素基のうち10%以上は式
(1)のaが3である加水分解性ケイ素基であることが
好ましい。aが3である加水分解性ケイ素基の割合がこ
れより少ないと硬化速度が遅くなるため好ましくない。
さらには、加水分解性ケイ素基の50%以上はaが3で
あることがより好ましい。実質的に加水分解性ケイ素基
の100%がaが3である加水分解性ケイ素基であるこ
とが最も好ましい。
【0025】重合体1分子中の加水分解性ケイ素基の数
は1〜8が好ましく、2〜6が特に好ましい。
【0026】原料ポリオキシアルキレン重合体へ加水分
解性ケイ素基を導入する方法は特には限定されないが、
たとえば以下の(イ)〜(ニ)の方法で導入できる。
【0027】(イ)水酸基を有するポリオキシアルキレ
ン重合体の末端に、オレフィン基を導入した後、式
(3)で表されるヒドロシリル化合物を反応させる方
法。 HSiXa1 3-a・・・(3) 式(3)中、R1、X、aは前記に同じ。
【0028】オレフィン基を導入する方法としては、不
飽和基および官能基を有する化合物を、水酸基を有する
ポリオキシアルキレン重合体の末端水酸基に反応させ
て、エーテル結合、エステル結合、ウレタン結合または
カーボネート結合などにより結合させる方法が挙げられ
る。アルキレンオキシドを重合する際に、アリルグリシ
ジルエーテルなどのオレフィン基含有エポキシ化合物を
添加して共重合させることにより原料ポリオキシアルキ
レン重合体の側鎖にオレフィン基を導入する方法も使用
できる。
【0029】また、ヒドロシリル化合物を反応させる際
には、白金系触媒、ロジウム系触媒、コバルト系触媒、
パラジウム系触媒、ニッケル系触媒などの触媒を使用で
きる。塩化白金酸、白金金属、塩化白金、白金オレフィ
ン錯体などの白金系触媒が好ましい。また、ヒドロシリ
ル化合物を反応させる反応は、30〜150℃、好まし
くは60〜120℃の温度で数時間行うことが好まし
い。
【0030】(ロ)水酸基を有するポリオキシアルキレ
ン重合体の末端に式(4)で表される化合物を反応させ
る方法。 R1 3-a−SiXa−R2NCO・・・(4) 式(4)中、R1、X、aは前記に同じ。R2は炭素数1
〜17の2価炭化水素基。
【0031】上記反応の際には、公知のウレタン化触媒
を用いてもよい。また上記反応は20〜200℃、好ま
しくは50〜150℃での温度で数時間行うことが好ま
しい。
【0032】(ハ)水酸基を有するポリオキシアルキレ
ン重合体の末端にトリレンジイソシアネートなどのポリ
イソシアネート化合物を反応させてイソシアネート基末
端とした後、該イソシアネート基に式(5)で表される
ケイ素化合物のW基を反応させる方法。
【0033】R1 3-a−SiXa−R2W・・・(5) 式(5)中、R1、R2、X、aは前記に同じ。Wは水酸
基、カルボキシル基、メルカプト基およびアミノ基(1
級または2級)から選ばれる活性水素含有基。
【0034】(ニ)水酸基を有するポリオキシアルキレ
ン重合体の末端にオレフィン基を導入した後、そのオレ
フィン基と、Wがメルカプト基である式(5)で表され
るケイ素化合物のメルカプト基を反応させる方法。
【0035】Wがメルカプト基である式(5)で表され
るケイ素化合物としては、3−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメト
キシシラン、3−メルカプトプロピルジメチルメトキシ
シラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシランな
どが挙げられる。
【0036】上記反応の際には、ラジカル発生剤などの
重合開始剤を用いてもよく、場合によっては重合開始剤
を用いることなく放射線や熱によって反応させてもよ
い。重合開始剤としては、たとえばパーオキシド系、ア
ゾ系、またはレドックス系の重合開始剤や金属化合物触
媒などが挙げられる。重合開始剤としては具体的には、
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−ア
ゾビス−2−メチルブチロニトリル、ベンゾイルパーオ
キシド、t−アルキルパーオキシエステル、アセチルパ
ーオキシド、ジイソプロピルパーオキシカーボネートな
どが挙げられる。また上記反応は20〜200℃、好ま
しくは50〜150℃で数時間〜数十時間行うことが好
ましい。
【0037】加水分解性ケイ素基としては、式(1)中
のXが炭素数4以下のアルコキシ基で、aが3であるト
リアルコキシシリル基が特に好ましい。
【0038】(イソシアネート基末端ウレタンプレポリ
マー(B))本発明において使用されるイソシアネート
基末端ウレタンプレポリマー(B)は、ポリオール
(a)とポリイソシアネート化合物(b)とをイソシア
ネート基過剰の条件で反応させることによって得られる
ことが好ましい。
【0039】ポリイソシアネート化合物の使用量は未反
応物が残る量であってもよく、得られるイソシアネート
基末端ウレタンプレポリマーの遊離イソシアネート基含
有量は0.1〜10重量%が好ましい。
【0040】ポリオール(a)としてはポリオキシアル
キレンポリオール(a1)が使用されることが好まし
い。ポリオキシアルキレンポリオール(a1)として
は、水酸基当たりの分子量が500〜15000、総不
飽和度が0.05meq/g以下のポリオキシアルキレ
ンポリオールが好ましい。そのようなポリオールは一般
的にセシウム触媒、ジエチル亜鉛、塩化鉄、金属ポルフ
ィリン、複合金属シアン化物錯体などを触媒として得ら
れる。なかでも複合金属シアン化物錯体を使用すること
が好ましい。KOHなどのアルカリ触媒の場合は特に高
分子量体において不飽和度が高くなり好ましくない。
【0041】複合金属シアン化物錯体としては亜鉛ヘキ
サシアノコバルテートを主成分とする錯体が好ましく、
そのエーテルおよび/またはアルコール錯体が特に好ま
しい。エーテルとしてはエチレングリコールジメチルエ
ーテル(グライム)、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル(ジグライム)などが好ましく、錯体の製造時の
取扱からグライムが特に好ましい。アルコールとしては
t−ブタノール、t−ブチルセロソルブなどが好まし
い。
【0042】ポリオキシアルキレンポリオール(a1
は上記のような触媒の存在下、多官能の開始剤にモノエ
ポキシドを反応させて製造されることが好ましい。モノ
エポキシドはエポキシ環を1個有する化合物であり、例
えばアルキレンオキシドやグリシジルエーテル、グリシ
ジルエステルなどが挙げられる。好ましいモノエポキシ
ドとしてはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、
1,2−ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオキシ
ド、スチレンオキシドなどのアルキレンオキシドが挙げ
られる。プロピレンオキシドまたはプロピレンオキシド
とエチレンオキシドの併用が好ましく、プロピレンオキ
シドが特に好ましい。これらモノエポキシドは2種以上
の併用も可能である。
【0043】開始剤としては2〜10個の活性水素を有
する化合物が好ましい。ポリヒドロキシ化合物が好まし
く、2〜8個、特に2〜4個の水酸基を有するポリヒド
ロキシ化合物が好ましい。具体的にはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ジグリセリン、シュークロースおよびこれらにアル
キレンオキシドを反応させて得られる目的物より低分子
量のポリオールがある。これらは1種単独使用でも2種
以上の併用でもよい。
【0044】ポリオキシアルキレンポリオール(a1
の水酸基当たりの分子量は500〜15000が好まし
い。これより低い分子量では充分な柔軟性が得られず、
これより高い分子量では充分な強度が得られない。更に
好ましくは2000〜10000である。
【0045】ポリオキシアルキレンポリオール(a1
の総不飽和度は0.05meq/g以下であることが好
ましい。0.04meq/g以下であることが特に好ま
しい。また、ポリオキシアルキレンポリオール(a1
の分子量が比較的低い場合(例えば水酸基当たりの分子
量が1000〜2000の場合)その総不飽和度は0.
03meq/g以下であることが好ましく、0.01m
eq/g以下が特に好ましい。総不飽和度がこれより高
い場合には、残留タックの増大、硬化性の低下などが起
こり好ましくない。
【0046】本発明におけるポリオール(a)は上記ポ
リオキシアルキレンポリオール(a 1)が主として使用
されるが、場合によっては他のポリオキシアルキレンポ
リオールと併用してもよい。
【0047】ポリイソシアネート化合物(b)として
は、イソシアネート基を2個以上有する芳香族系、脂環
族系および脂肪族系のポリイソシアネート化合物、それ
ら2種以上の混合物、ならびに、それらを変性して得ら
れる変性イソシアネートがある。
【0048】具体的にはたとえばトリレンジイソシアネ
ート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、ポリメチレンポリフェニレンイソシアネー
ト(クルードMDI)、キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートなどのポリイソシアネート化合物やそれらのプ
レポリマー変性体、イソシアヌレート変性体、ウレア変
性体、カルボジイミド変性体などが挙げられる。
【0049】重合体(A)およびイソシアネート基末端
ウレタンプレポリマー(B)の混合比は、重合体(A)
の混合比率が高くなれば高くなるほど、高い減粘効果を
示し、また、発泡抑制にも優れた効果を示す。しかし、
重合体(A)の混合比率が高くなると、硬化速度が低下
し、硬化後の硬度も高くなってしまう。一方、混合比率
が低いと、充分な発泡抑制効果が得られにくくなる。好
ましい比率としては、イソシアネート基末端ウレタンプ
レポリマー(B)のイソシアネート基1モルに対し重合
体(A)の末端加水分解性基が0.01〜5モルであ
り、0.3〜4モルが特に好ましい。
【0050】本発明では重合体(A)およびイソシアネ
ート基末端ウレタンプレポリマー(B)の混合物を硬化
させるために硬化触媒(C)が必須である。硬化触媒
(C)を使用しない場合、加水分解性ケイ素基の架橋反
応は充分な反応速度を得にくい。硬化触媒の使用量とし
ては、重合体(A)100重量部に対し、0.001〜
10重量部の範囲で使用するのがよく、0.01〜5重
量部使用するのが特に好ましい。硬化触媒(C)として
は下記の化合物が挙げられる。アルキルチタン酸塩、有
機ケイ素チタン酸塩、およびジブチルスズジラウレート
等のような各種金属のカルボン酸の塩、アセチルアセト
ナート錯体、アセト酢酸エステレート錯体、各種の酸お
よび塩基物質。
【0051】具体的には、スズビス(2−エチルヘキサ
ノエート)、鉛ビス(2−エチルヘキサノエート)、ジ
アルキルスズジカルボン酸塩、および、ジブチルスズビ
スアセチルアセトナートなどの金属塩、有機アミン、ジ
ブチルアミン−2−エチルヘキサノエートなどのような
アミン塩などが挙げられる。これらの触媒は単独でまた
は併用して使用できる。
【0052】(室温硬化性組成物)本発明の室温硬化性
組成物は、下記の添加剤を含むことも可能である。以
下、添加剤について説明する。
【0053】(充填剤)充填剤としては公知の充填剤が
使用できる。充填剤の使用量は重合体(A)とイソシア
ネート基末端ウレタンプレポリマー(B)の合計100
重量部に対して0.001〜1000重量部、特に50
〜250重量部が好ましい。充填剤の具体例としては以
下のものが挙げられる。これらの充填剤は単独で用いて
もよく、2種以上併用してもよい。
【0054】表面を脂肪酸または樹脂酸系有機物で表面
処理した炭酸カルシウム、該炭酸カルシウムをさらに微
粉末化した平均粒径1μm以下の膠質炭酸カルシウム、
沈降法により製造した平均粒径1〜3μmの軽質炭酸カ
ルシウム、平均粒径1〜20μmの重質炭酸カルシウム
などの炭酸カルシウム類、フュームドシリカ、沈降性シ
リカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸およびカーボンブラッ
ク、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成クレー、クレ
ー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナ
イト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、シラスバル
ーン、ガラスバルーン、木粉、パルプ、木綿チップ、マ
イカ、くるみ穀粉、もみ穀粉、グラファイト、アルミニ
ウム微粉末、フリント粉末などの粉体状充填剤。石綿、
ガラス繊維、ガラスフィラメント、炭素繊維、ケブラー
繊維、ポリエチレンファイバーなどの繊維状充填剤。
【0055】(チキソ性付与剤)また垂れ性の改善のた
めチキソ性付与剤を使用してもよい。このようなチキソ
性付与剤としては水添ひまし油、脂肪酸アミドなどが用
いられる。
【0056】(老化防止剤)また、老化防止剤として
は、一般に用いられている酸化防止剤、紫外線吸収剤、
光安定剤が適宜用いられる。ヒンダードアミン系、ベン
ゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ベンゾエート
系、シアノアクリレート系、アクリレート系、ヒンダー
ドフェノール系、リン系、硫黄系の各化合物を適宜使用
できる。
【0057】(その他)その他、顔料には酸化鉄、酸化
クロム、酸化チタンなどの無機顔料およびフタロシアニ
ンブルー、フタロシアニングリーンなどの有機顔料など
が挙げられる。また、接着性付与剤としてシランカップ
リング剤を使用することもできる。
【0058】本発明の室温硬化性組成物は、シーラン
ト、防水材、接着剤、コーティング材などに使用でき、
特に硬化体自体の充分な強度と高い接着性が要求される
用途に好適である。
【0059】
【実施例】以下に本発明を実施例および比較例を挙げて
さらに具体的に説明するが、この説明が本発明を限定す
るものではない。例4〜13で製造した混合物を用い
て、硬化物を作成した実施例(例4〜9)および比較例
(例10〜13)を以下に示す。なお、例1〜3は加水
分解性ケイ素基を有する重合体の製造例である。また、
部とは重量部を示す。
【0060】(例1)水酸基価換算分子量1000のポ
リオキシプロピレングリコールにナトリウムメトキシド
のメタノール溶液を添加し、加熱減圧下メタノールを留
去してポリオキシプロピレングリコールの末端水酸基を
ナトリウムアルコキシドに変換した。次に塩化アリルを
反応させた。未反応の塩化アリルを除去し、精製して、
アリル基末端ポリプロピレンオキシドを得た(これを重
合体Pとする)。重合体Pに対しヒドロシリル化合物で
あるトリメトキシハイドロシランを白金触媒の存在下反
応させ、末端に加水分解性ケイ素基としてトリメトキシ
シリル基を有する重合体A1を得た。トリメトキシシリ
ル基量は、重合体A1中19重量%であった。
【0061】(例2)水酸基価換算分子量2000のポ
リオキシプロピレングリコールにナトリウムメトキシド
のメタノール溶液を添加し、加熱減圧下メタノールを留
去してポリオキシプロピレングリコールの末端水酸基を
ナトリウムアルコキシドに変換した。次に塩化アリルを
反応させた。未反応の塩化アリルを除去し、精製して、
アリル基末端ポリプロピレンオキシドを得た。この重合
体に対しヒドロシリル化合物である3−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシランを重合開始剤である2,2−ア
ゾビス−2−メチルブチロニトリルを用いて反応させ、
末端に加水分解性ケイ素基としてトリメトキシシリル基
を有する重合体A2を得た。トリメトキシシリル基量
は、重合体A2中11重量%であった。
【0062】(例3)重合体Pに対しヒドロシリル化合
物であるメチルジメトキシハイドロシランを白金触媒の
存在下反応させ、末端に加水分解性ケイ素基としてメチ
ルジメトキシシリル基を有する重合体A3を得た。メチ
ルジメトキシシリル基量は、重合体A3中10重量%で
あった。
【0063】(ポリオキシアルキレンポリオール)分子
量700のジプロピレングリコール−プロピレンオキシ
ド付加物(ポリオールA、B)または分子量1000の
グリセリン−プロピレンオキシド付加物(ポリオール
C、D)を開始剤として、亜鉛ヘキサシアノコバルテー
ト−グライム錯体を触媒として、以下のポリオキシアル
キレンポリオールを得た。
【0064】ポリオールA:分子量4000、総不飽和
度0.026のポリオキシプロピレンジオール、 ポリオールB:分子量10000、総不飽和度0.03
4のポリオキシプロピレンジオール、 ポリオールC:分子量5000、総不飽和度0.021
のポリオキシプロピレントリオール、 ポリオールD:分子量10000、総不飽和度0.02
9のポリオキシプロピレントリオール。
【0065】分子量700のジプロピレングリコール−
プロピレンオキシド付加物(ポリオールE)または分子
量1000のグリセリン−プロピレンオキシド付加物
(ポリオールF)を開始剤として亜鉛ヘキサシアノコバ
ルテート−t−ブタノール錯体を触媒として以下のポリ
オキシアルキレンポリオールを得た。
【0066】ポリオールE:分子量4000、総不飽和
度0.006のポリオキシプロピレンジオール、 ポリオールF:分子量5000、総不飽和度0.005
のポリオキシプロピレントリオール。
【0067】分子量700のジプロピレングリコール−
プロピレンオキシド付加物(ポリオールG)または分子
量1000のグリセリン−プロピレンオキシド付加物
(ポリオールH)を開始剤として水酸化カリウムを触媒
として以下のポリオキシプロピレンポリオールを得た。
【0068】ポリオールG:分子量4000、総不飽和
度0.124のポリオキシプロピレンジオール、 ポリオールH:分子量5000、総不飽和度0.082
のポリオキシプロピレントリオール。
【0069】(例4〜13)ポリオールA〜Hのうち表
1に示すポリオールを表1に示す部、およびMDI(商
品名:ミリオネートMT、日本ポリウレタン工業(株)
製品)を表1に示す部加え、反応容器中で80℃で表1
に示す反応時間(単位:時間)反応させて、遊離イソシ
アネート基含有量(NCO含量)が表1に示すような重
量%のイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーを得
た。このウレタンプレポリマー100部に対し、重合体
A1〜A4のうち表1に示す重合体を表1に示す部、お
よびジブチルスズビスアセチルアセトナート0.2部を
加えて混合し、均質な一液硬化性組成物を得た。例4〜
13で得られた各硬化性組成物について下記の試験を行
った。結果を表2〜3に示す。
【0070】<溶液粘度>各硬化性組成物についてEL
型粘度計を用いて、20℃における粘度を測定した。
【0071】<硬化速度>直径6cmの円筒形のカップ
中に1cmの厚みとなるように硬化性成物を流し込み、
20℃で65%湿度の雰囲気下に3日間および7日間放
置した。その後にJIS−K6301に準拠したC型硬
度計を用いて、それぞれ表面硬度を測定し、その経時変
化をみた。
【0072】<非発泡性>直径6cmの円筒形のカップ
中に1cmの厚みとなるように硬化性組成物を流し込
み、20℃で65%湿度の雰囲気下に10日間放置し
た。得られた硬化組成物の発泡の度合いを外観から評価
した。なお、表中の記号は、◎:発泡なし、○:ごくわ
ずかに発泡、△:発泡がみられるが使用可能な範囲内、
×:発泡が顕著で使用不可とする。
【0073】表2、3中、「重合体末端基」欄の「T
M」はトリメトキシシリル基、「DM」はメチルジメト
キシシリル基を示す。「SiOR/NCO比」とは
「(重合体の末端加水分解性基のモル数)/(イソシア
ネート基末端ウレタンプレポリマーのイソシアネート基
のモル数)」を示す。
【0074】
【表1】
【0075】
【表2】
【0076】
【表3】
【0077】
【発明の効果】本発明の室温硬化性組成物は、イソシア
ネート基末端ウレタンプレポリマーに加水分解性ケイ素
基を有する化合物を混合することにより、可塑剤のよう
にブリードアウトを起こす可能性もなく、高い減粘効果
を示し、また、発泡抑制にも優れた効果を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 BA03 DA01 DA10 DB04 DC50 DG02 DG32 HA01 HA02 HA07 HA11 HC01 HC12 HC22 HC71 HD07 HD08 HD15 JA01 JA42 KA01 KB04 KC16 KC17 KD12 KE01 KE02 QA05 QA07 QC10 RA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1)で表される加水分解性ケイ素
    基を有する重合体であって、該重合体の一部または全部
    が式(1)のaが3である加水分解性ケイ素基を有する
    重合体である重合体(重合体(A))、ポリオール
    (a)とポリイソシアネート化合物(b)を反応させて
    得られるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー
    (B)、および硬化触媒(C)を含有することを特徴と
    する室温硬化性組成物。 −SiXa1 3-a・・・(1) 式(1)中、R1は炭素数1〜20の置換または非置換
    の1価の有機基、Xは水酸基または加水分解性基、aは
    1、2または3である。ただし、R1が複数個存在する
    ときは、それらのR1は同じでも異なってもよく、Xが
    複数個存在するときは、それらのXは同じでも異なって
    もよい。
  2. 【請求項2】重合体(A)に含まれる加水分解性ケイ素
    基のうち10%以上は式(1)のaが3である加水分解
    性ケイ素基である、請求項1に記載の室温硬化性組成
    物。
  3. 【請求項3】重合体(A)の主鎖がポリオキシアルキレ
    ン鎖からなり、かつポリオール(a)がポリオキシアル
    キレンポリオール(a1)である、請求項1または2に
    記載の室温硬化性組成物。
  4. 【請求項4】ポリオキシアルキレンポリオール(a1
    の水酸基当たりの分子量が500〜15000、総不飽
    和度が0.05meq/g以下である、請求項3に記載
    の室温硬化性組成物。
  5. 【請求項5】ポリオキシアルキレンポリオール(a1
    が、複合金属シアン化物錯体を触媒として多官能の開始
    剤にモノエポキシドを反応させて得られるポリオキシア
    ルキレンポリオールである、請求項3または4に記載の
    室温硬化性組成物。
  6. 【請求項6】重合体(A)が、数平均分子量200〜1
    0000である、請求項1、2、3、4または5に記載
    の室温硬化性組成物。
  7. 【請求項7】重合体(A)とイソシアネート基末端ウレ
    タンプレポリマー(B)の混合比が、イソシアネート基
    末端ウレタンプレポリマー(B)のイソシアネート基1
    モルに対して重合体(A)の末端加水分解性基(一般式
    (1)におけるX)が0.01〜5モルとなるような割
    合である、請求項1、2、3、4、5または6に記載の
    室温硬化性組成物。
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