JP2000238937A - ロール物の支持装置 - Google Patents

ロール物の支持装置

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JP2000238937A
JP2000238937A JP11041029A JP4102999A JP2000238937A JP 2000238937 A JP2000238937 A JP 2000238937A JP 11041029 A JP11041029 A JP 11041029A JP 4102999 A JP4102999 A JP 4102999A JP 2000238937 A JP2000238937 A JP 2000238937A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ロール物の着脱を、片手の操作に
よって簡便に行い得るロール物の支持装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 間隔をおいて配置され、間に、ロール物
が上方からその径方向に沿って挿入される一対の支持部
材6と、これらの支持部材のそれぞれに設けられた一対
の枢軸7と、各支持部材の対向面側に、上下方向に沿っ
て配設されるとともに、長さ方向の略中間部において各
枢軸に揺動自在に装着された一対の揺動部材8と、各揺
動部材の上端部近傍に、他の揺動部材へ向けて突出させ
られた係止ピン9と、各揺動部材を、これらの下端部ど
おしを接近させる方向に付勢する付勢部材10とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、たとえば、プリ
ンターやファクシミリ等に用いられる記録紙、あるい
は、ロール状に巻回される台紙上に貼付されているラベ
ルやシールといったロール物を支持するようにした支持
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種のロール物の支持装置
は、ロール物の中心に伸縮可能な支持軸を挿通し、この
支持軸を縮めた状態でロール物とともに支持部材間に挿
入した後に、前記支持軸を伸ばして、その両端部を前記
両支持部材に係合させることにより、前記支持軸を介し
てロール物を支持部材間に回転自在に装着するようにし
ている。また、一対の支持部材の一つを基体等に固定し
ておくとともに、この固定された支持部材に支持軸を一
体に設けておき、この支持軸にロール物を装着した後
に、他の支持部材を前記支持軸の他端部に取り付けると
ともに、前記基体等に固定することによって、両支持部
材間にロール物を回転自在に装着する構成も知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、前者
の支持装置にあっては、支持軸を縮めた状態に保持しつ
つ支持部材間に挿入して、さらに、前記支持軸と両支持
部材との位置決めを行った後に支持軸を伸ばす操作を行
わなければならないことから、着脱操作が煩雑なものと
なり、かつ、着脱操作に両手を用いる必要があることと
相俟って、その操作を一層煩雑にしているといった問題
点を有している。また、後者の支持装置にあっても、一
つの支持部材を着脱する必要があることから、前者と同
様の問題点を有している。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、ロール物の着脱を、片手の操作によ
って簡便に行い得るロール物の支持装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明の請求項1に記
載のロール物の支持装置は、前述した目的を達成するた
めに、長尺なシートを巻回してなるロール物を、その中
心孔内面を支持することにより、このロール物を回転自
在に支持するようにしたロール物の支持装置であって、
間隔をおいて配置され、間に、前記ロール物が上方から
その径方向に沿って挿入される一対の支持部材と、これ
らの支持部材のそれぞれに、前記ロール物の軸方向なら
びに挿入方向と略直交する方向に沿って設けられた一対
の枢軸と、前記各支持部材の対向面側に、上下方向に沿
って配設されるとともに、長さ方向の略中間部において
前記各枢軸に揺動自在に装着された一対の揺動部材と、
これらの各揺動部材の上端部近傍に、他の揺動部材へ向
けて突出させられた係止ピンと、前記各揺動部材を、こ
れらの下端部どおしを接近させる方向に付勢する付勢部
材とを備え、前記支持部材の前記枢軸によって支持され
た部分の間隔が、前記ロール物の長さよりも若干大きく
なるように設定してなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のロール物の支持装置
は、請求項1に記載の前記各揺動部材がその長さ方向に
所定距離摺動可能に設けられているとともに、その下端
に、下方へ向かう係合突起が設けられ、かつ、前記支持
部材に、前記揺動部材の摺動によって前記係合突起が係
脱させられる係止孔が設けられていることを特徴とする
ものである。さらに、本発明の請求項3に記載のロール
物の支持装置は、請求項1または請求項2の何れかに記
載の前記両支持部材が、相互に接近離間する方向に移動
可能に設けられて、両者間の間隔が調整可能となされて
いることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
ついて、図1ないし図4を参照して説明する。本実施形
態は、ラベルプリンタ等の印字装置に適用した例につい
て示したものであり、図1において符号1は、前記ラベ
ルプリンタを示す。
【0007】このラベルプリンタ1は、基体2と、この
基体2の上面一端部側に設けられたサーマルヘッド等の
印字ヘッド3と、他端部側に設けられた本実施形態に係
わるロール物の支持装置4とによって構成されている。
【0008】前記ロール物Rは、本実施形態においては
長尺な記録紙Wを巻回したものであり、この記録紙W
は、前記支持装置4に支持されているロール物Rから引
き出されて、前記印字ヘッド3へ送り込まれるようにな
っている。
【0009】そして、本実施形態に係わる支持装置4
は、前記基体2に形成され上方に開口されたロール物収
納凹部5内に設置されており、このロール物収納凹部5
の底部に、記録紙Wの引き出し方向と直交する方向に間
隔をおいて配置され、間に、前記ロール物が上方からそ
の径方向に沿って挿入される一対の支持部材6と、これ
らの支持部材6のそれぞれに、前記ロール物Rの軸方向
ならびに挿入方向と略直交する方向に沿って設けられた
一対の枢軸7と、前記各支持部材6の対向面側に、上下
方向に沿って配設されるとともに、長さ方向の略中間部
において前記各枢軸7に揺動自在に装着された一対の揺
動部材8と、これらの各揺動部材8の上端部近傍に、他
の揺動部材8へ向けて突出させられた係止ピン9と、前
記各揺動部材8を、これらの下端部どおしを接近させる
方向に付勢する付勢部材10(図2および図3参照)と
を備え、前記支持部材6の前記枢軸7によって支持され
た部分の間隔が、前記ロール物Rの長さよりも若干大き
くなるように設定された基本構成となっている。
【0010】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、前記両支持部材6の上端部は、上方に行くにしたが
い漸次相互に離間するように傾斜させられたガイド面6
aとなされ、また、中央部には、前記揺動部材8が収納
される貫通孔6bが、厚さ方向に貫通して形成され、こ
の貫通孔6bの上下方向に沿った一対の内壁面間に前記
枢軸7が掛け渡されている。
【0011】また、前記両支持部材6の下端には、図1
および図2に示すように、ロール物Rの長さ方向に沿っ
た摺動部材11が一体に設けられており、この摺動部材
11が、前記ロール物収納凹部5の底面に形成された一
対のガイド溝12のそれぞれに摺動自在に嵌合させられ
るようになっている。そして、これらのガイド溝12
は、ロール物Rの長さ方向に沿って所定長さに形成され
ており、これらのガイド溝12に前記各摺動部材11が
嵌合させられることによって、前記各支持部材6が平行
状態を保持するようになされ、かつ、各摺動部材11が
これらのガイド溝12に沿って摺動させられることによ
り、前記両支持部材6が、平行状態を保持しつつ相互に
接近離間する方向に相対移動可能な構成となされてい
る。
【0012】前記揺動部材8は、前述したように各支持
部材6に形成された貫通孔6b内に枢軸7を介して装着
されており、ロール物Rが挿入されていない状態におい
て、付勢部材10によって下端部が付勢されて、前記枢
軸7を中心として揺動させられた際に、図2に示すよう
に、下端部が支持部材6の内面よりも内側へ突出させら
れ、かつ、上端の設けられている係止ピン9の先端が、
前記貫通孔6bの内側に位置させられるようになされて
いる。また、ロール物Rが挿入された状態においては、
ロール物Rの両端部によって、前記揺動部材8の下端部
が貫通孔6b内へ押し込まれることにより、揺動部材8
の上端部に設けられている係止ピン9が、図1および図
3に示すように、貫通孔6bから突出させられるように
なされている。
【0013】さらに、前記各支持部材6には、図1に示
すように、ラック13がロール物収納凹部5の底面に沿
って設けられており、これらのラック13は、その先端
部分が常時間隔をおいて重畳させられており、この重畳
部分に、両ラック13に噛合させられるピニオン14が
配設されている。このピニオン14は、前記ロール物収
納凹部5の底面に、軸15を介して回転自在に装着され
ており、これによって、一方の支持部材6が任意の方向
に摺動させられた際に、他の支持部材6が、一方の支持
部材6の摺動方向と逆方向に摺動させられるとともに、
一方の支持部材6の摺動量と等しい距離摺動させられる
ようになっている。
【0014】また、本実施形態においては、前記支持部
材6の一つに、この支持部材6を、前述したガイド溝1
2に沿った任意の位置に係止するための係止機構15が
設けられている。この係止機構15は、図1に示すよう
に、前記ロール物収納凹部5の内壁面で、前記支持部材
6の側面に対向させられる位置に、前記ガイド溝12と
平行に形成された鋸刃状の多数の係止溝16と、前記支
持部材6の、前記係止溝16に対向する部分に装着され
て、この係止溝16に係脱させられるストッパ17とに
よって構成されている。
【0015】そして、このストッパ17は、その一部
が、図1および図4に示すように、前記支持部材6の側
部から突出させられているとともに、突出方向へ向けて
漸次狭まるようにテーパが設けられて、このテーバ部分
において前記係止溝16へ係合させられることにより、
前記支持部材6の摺動を拘束するようになっている。ま
た、前記ストッパ17は、図4に示すように、前記支持
部材6に上下方向に摺動可能に装着された操作ロッド1
8の下端部に一体に取り付けられている。そして、この
操作ロッド18の上端部は、前記支持部材6の上端部か
ら常時突出する長さに形成されている。
【0016】したがって、前記操作ロッド18の上端部
を把持して上方へ引き上げることにより、前記ストッパ
17が係止溝16から引き抜かれ、これによって、支持
部材6の摺動が許容され、また、支持部材6を所定位置
まで摺動させた後に、操作ロッド18を下降させて前記
ストッパ17を係止溝16の一つに係合させることによ
って、支持部材6の摺動が拘束される。ここで、一方の
支持部材6の摺動を拘束すると、この一方の支持部材6
に対して、他方の支持部材6が、一対のラック13と、
これらに噛合されたピニオン14とによって連結されて
いることにより、他方の支持部材6の摺動も併せて拘束
される。
【0017】ついで、このように構成された本実施形態
の作用について説明する。まず、図4中に鎖線で示すよ
うに、操作ロッド18を引き上げてストッパ17と係止
溝16との係合状態を解除した後に、支持部材6を摺動
させて、これらの間隔を、装着すべきロール物Rの長さ
に合わせる。このとき、両支持部材6は、一対のラック
13とピニオン14の作用によって、各支持部材6の摺
動量が等しくかつ摺動方向が逆方法となされる。これに
よって、両支持部材6間の中心位置が一定に保持された
状態で前記間隔が調整され、したがって、これらの両支
持部材6間に装着されるロール物Rの長さ方向の中心と
印字ヘッド3の中心とが常に一定に保持される。
【0018】このようにして支持部材6の位置合わせを
行った後に、操作ロッド18を再度操作して、この操作
ロッド18を下降させることにより、その下端部に設け
られているストッパ17を係止溝16の一つに係合させ
ることにより、前記両支持部材6を、前述した位置に固
定する。この状態において、各支持部材6に取り付けら
れている揺動部材8は、図2に示すように、それぞれの
下端部が付勢部材10によって内側へ向けて付勢されて
いることにより、各下端部が、両支持部材6間に突出さ
せられ、また、各揺動部材8の上端部に設けられた係止
ピン9の先端部が、各支持部材6の貫通孔6b内に位置
させられている。
【0019】これより、ロール物Rを、図2に鎖線で示
すように、両支持部材6間にその上方から挿入すると、
ロール物Rの下端が枢軸7の部分に到達するまで、前記
揺動部材8は、前述した姿勢に保持される。
【0020】そして、ロール物Rをさらに下降させる
と、この下降に伴って、ロール物Rの下端部が、各揺動
部材8に当接し、これらの揺動部材8を相互に離間させ
るように揺動させるとともに、このような揺動動作によ
って、各揺動部材8の上端部に設けられた係止ピン9
が、貫通孔6bから徐々に支持部材6間に突出させられ
るとともに、下降させられているロール物Rの中心孔内
へ徐々に挿入され、さらなるロール物Rの下降によっ
て、前記係止ピン9が、図3に示すように、ロール物R
の内周面にその上端において当接させられる。これによ
って、前記ロール物Rが両係止ピン9によって吊り下げ
られるようにして保持されることにより、ロール物Rの
支持がなされる。
【0021】一方、前記ロール物Rを取り外す場合に
は、前述した装着手順と逆の手順によって、ロール物R
を上方へ引き上げる操作を行えばよい。このようにロー
ル物Rを上方へ引き上げると、各揺動部材8が、付勢部
材10によってその下端部が相互に接近するように揺動
させられるとともに、前記係止ピン9がロール物Rから
引き抜かれる方向に移動させられ、ロール物Rの下端部
が枢軸7を通過した時点で、図2に示すように、前記両
係止ピン9がロール物Rから完全に引き抜かれる。した
がって、図2に示す状態において、ロール物Rと支持装
置4との間に干渉する部分がなくなり、ロール物Rの引
き抜きが円滑に行われる。
【0022】このように、本実施形態に係わるロール物
Rの支持装置4によれば、ロール物Rの挿入および引き
抜きといった操作によってロール物Rの着脱を行うこと
ができ、かつ、その操作も、ロール物Rを片手で上下さ
せることによって行うことができるので、その操作がき
わめて簡便なものとなる。
【0023】ついで、図5ないし図7を参照して、本発
明の第2の実施形態について説明する。本実施形態にお
いては、揺動部材の機能に変更を加えたものである。す
なわち、図5に符号20で示す各揺動部材は、前記枢軸
7が嵌合させられる部分に、揺動部材20の長さ方向に
沿った長穴20aが形成されており、この長穴20aの
長さ分、前記揺動部材20がその長さ方向(図5におけ
る上下方向)に摺動可能となされいる。また、各揺動部
材20の下端には、、下方へ向かう係合突起21が設け
られ、かつ、前記支持部材6の、貫通孔6bの下面に、
前記揺動部材20の下方への摺動によって前記係合突起
21が係脱させられる係止孔22が設けられている。
【0024】このように構成された本実施形態に係わる
支持装置4においては、ロール物Rが装着されていない
状態にあっては、図5に示すように、各揺動部材20が
上方に摺動されて係合突起21と係止孔22との係合が
解除されていることにより、各揺動部材20が、付勢部
材10によって揺動させられて、各係止ピン9が各支持
部材6の貫通孔6b内に収納された状態に保持されてい
る。
【0025】これより、ロール物Rを両支持部材6間に
上方から挿入すると、このロール物Rの下端が、前記両
揺動部材20の、前記枢軸7との嵌合位置を通過した時
点で、これらの揺動部材20に接触させられ、これらの
揺動部材20を、その下端部が相互に離間する方向に揺
動させる。さらに、ロール物Rの下降を継続すると、前
記両揺動部材20が、図6に示すように、略平行となる
位置まで揺動させられるが、この状態において、両揺動
部材20の下端部近傍が、ロール物Rの下端部に、前記
付勢部材10の付勢力によって弾性的に当接させられて
いる。そして、さらにロール物Rを下降させると、この
ロール物Rの内面上端部が各係止ピン9へ当接させられ
ることにより、前記両揺動部材20が下降させられると
ともに、両揺動部材20の下端部に設けられている係合
突起21が、図7に示すように、支持部材6に形成され
ている係止孔22へ係合させられる。
【0026】これによって、前記各揺動部材20の付勢
部材10による揺動が拘束される。そして、ロール物R
からの記録紙Wの引き出しに伴って、前記ロール物Rの
外径が減少させられることにより、このロール物Rの下
端部が、前記両揺動部材20から離間するように変位す
るが、前述したように、前記両揺動部材20の揺動が拘
束されていることから、徐々に、前記ロール物Rと両揺
動部材20との間の摩擦力が軽減される。この結果、ロ
ール物Rからの記録紙Wの引き出し力が軽減されて、円
滑な引き出し操作が確保される。
【0027】一方、前記ロール物Rを引き抜くために、
このロール物Rを上方へ移動させると、このロール物R
の内周面の下端部が前記係止ピン9に当接させられ、さ
らに、ロール物Rを引き上げることにより、両揺動部材
20が上昇させられ、その下端部の係合突起21と係止
孔22との係合が解除されるとともに、両揺動部材20
が付勢部材10の付勢力によって揺動させられることに
より、図5に示すような初期状態に復帰させられる。こ
の状態において、前記両係止ピン9が支持部材6の貫通
孔6b内に収納されることから、ロール物Rの抜き取り
方向において、このロール物Rと支持装置4との間に干
渉する部分がなく、したがって、前記ロール物Rの抜き
取りが円滑に行われる。
【0028】したがって、本実施形態においても、前述
した実施形態における作用効果を同様に得ることができ
る。
【0029】なお、前記各実施形態において示した各構
成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に
基づき種々変更可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
ないし請求項3の何れかに記載のロール物の支持装置に
よれば、支持装置に対してロール物をその径方向に挿入
および引き出すといった単純な操作によって、このロー
ル物の着脱を行うことができるとともに、その操作を片
手で行うことができるから、その着脱操作を簡便なもの
とすることができる。
【0031】特に、請求項2に記載の発明のように、各
揺動部材をその長さ方向に所定距離摺動可能に設け、そ
の下端に下方へ向かう係合突起を設け、かつ、前記支持
部材に、前記揺動部材の摺動によって前記係合突起が係
脱させられる係止孔を設けておくことにより、消費によ
るロール物の外径の現象に伴い、このロール物と揺動部
材との間の摩擦力を軽減させて、ロール物からのシート
の引き出しを円滑化することができる。
【0032】さらに、請求項3に記載の発明のように、
前記両支持部材を、相互に接近離間する方向に移動可能
にとしたことにより、両者間の間隔を調整可能として、
種々の長さのロール物の支持を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されたラベルプリン
タの平面図である。
【図2】ロール物の挿入前の状態を示すもので、図1の
II−II線断面図である。
【図3】ロール物の挿入後の状態を示す図2と同様の図
である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図2と同様の図
である。
【図6】同上、係合突起と係止孔との係脱を示す図であ
る。
【図7】同上、図3と同様の図である。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 2 基体 3 印字ヘッド 4 支持装置 5 ロール物収納凹部 6 支持部材 6a ガイド面 6b 貫通孔 7 枢軸 8 揺動部材 9 係止ピン 10 付勢部材 11 摺動部材 12 ガイド溝 13 ラック 14 ピニオン 15 係止機構 16 係止溝 17 ストッパ 18 操作ロッド 20 揺動部材 20a 長穴 21 係合突起 22 係止孔 R ロール物 W 記録紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺なシートを巻回してなるロール物
    を、その中心孔内面を支持することにより、このロール
    物を回転自在に支持するようにしたロール物の支持装置
    であって、間隔をおいて配置され、間に、前記ロール物
    が上方からその径方向に沿って挿入される一対の支持部
    材と、これらの支持部材のそれぞれに、前記ロール物の
    軸方向ならびに挿入方向と略直交する方向に沿って設け
    られた一対の枢軸と、前記各支持部材の対向面側に、上
    下方向に沿って配設されるとともに、長さ方向の略中間
    部において前記各枢軸に揺動自在に装着された一対の揺
    動部材と、これらの各揺動部材の上端部近傍に、他の揺
    動部材へ向けて突出させられた係止ピンと、前記各揺動
    部材を、これらの下端部どおしを接近させる方向に付勢
    する付勢部材とを備え、前記支持部材の前記枢軸によっ
    て支持された部分の間隔が、前記ロール物の長さよりも
    若干大きくなるように設定してなることを特徴とするロ
    ール物の支持装置。
  2. 【請求項2】 前記各揺動部材がその長さ方向に所定距
    離摺動可能に設けられているとともに、その下端に、下
    方へ向かう係合突起が設けられ、かつ、前記支持部材
    に、前記揺動部材の摺動によって前記係合突起が係脱さ
    せられる係止孔が設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載のロール物の支持装置。
  3. 【請求項3】 前記両支持部材が、相互に接近離間する
    方向に移動可能に設けられて、両者間の間隔が調整可能
    となされていることを特徴とする請求項1または請求項
    2の何れかに記載のロール物の支持装置。
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