JP5569327B2 - ロール紙持上げ装置及び記録装置 - Google Patents
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Description
用紙の厚さも例えば0.3mm、1.3mmというように種々の厚さのものが含まれる。また、「ロール芯」には大型インクジェットプリンターで一般的に使用されている2インチ紙管と3インチ紙管が含まれる。
そして、ロール紙ホルダの軸部の高さ位置に到達したロール紙は、水平姿勢のロール紙載置部材上を簡単に転がることができるので、ユーザーは小さな力でロール紙を転がして、該ロール紙のロール芯の芯口と前記軸部との位置合わせを行うことが可能となる。従ってユーザーは、重労働無くロール紙ホルダにロール紙をセットすることが可能になる。
また、棒状体の一端側は仮置き部に対してスライド可能に連結され、棒状体の他端側は水平姿勢をとるロール紙載置部材の一端部にスライド可能に連結されているので、操作レバーは棒状体によって回動を妨げられることなく円滑に回動し、ロール紙載置部材上のロール紙をほぼ真上に移動させることができる。
従って、ロール紙がロール紙ホルダに装着された位置における該ロール紙の真下の領域には当該ロール紙は構造的に至らないので、前記真下の領域には、前記ロール紙持上げ装置が配置されている箇所を除いて、他の構造部材を設ける設計が可能となり、ロール紙周りの設計の自由度を高めることができる。
例えば、両端をロール紙ホルダに保持されている状態のロール紙に対して、その中央付近に接触して巻き弛みを防止する部材、或いはロール紙の重さを支えるローラ等の支え部材等を設けることが可能となる。
尚、本発明に係る実施例のロール紙持上げ装置1は、ロール紙ホルダ3を有する大型インクジェットプリンター等の記録装置におけるロール紙R用の仮置き台5に対して設けられる。尚、ロール紙持上げ装置1は仮置き台5の周辺の他の構造部材に設けてもよい。
また、ロール紙ホルダ3は、ロール紙Rの両端部を保持する向い合わせで一対配設されている保持部材である。このうち少なくとも一方のロール紙ホルダ3は、ロール紙Rの幅寸法の違いに対応して用紙幅方向Bにスライドできるように構成されている。
尚、前記フランジ部9は、ロール紙Rの最大直径よりも直径の大きな円板状、前記軸部13はロール紙Rのロール芯11の芯口12に挿入可能な直径の丸棒状の部材によって一例として構成されている。
また、前記操作レバー19は、前記仮置き台5を成す棒体7Bのベース部8Bに設けられている第1の支点21を中心に回動可能な状態で設けられており、該操作レバー19の自由端側の部位がユーザーが直接、操作レバー19を握って操作レバー19に力を伝える力点Pになっている。
第1の実施例に係るロール紙持上げ装置1Aは、水平保持機構17Aが操作レバー19Aと棒状体23Aとを備えている。そして、前記操作レバー19Aの第1の支点21寄りの位置に前記棒状体23Aと回動可能に連結される回動支点25を有し、前記棒状体23Aの一端23a側は前記仮置き台5のベース部8Aに対してスライド可能に連結され、前記棒状体23Aの他端23b側は前記水平姿勢をとるロール紙載置部材15Aの一端部15aにスライド可能に連結されている。前記ロール紙載置部材15Aの他端部15bは前記操作レバー19Aの前記回動支点25の位置より自由端側の位置27に回動可能に連結されている。
また、前記棒状体23Aの他端23b側には一例として円板状の突起33が設けられており、前記ロール紙載置部材15Aの一端部15aの一例として下面には、前記突起33と係合する凹部35が形成されている。従って、前記突起33は前記凹部35に摺接しながら前記ロール紙載置部材15Aに沿って所定ストローク、スライドできるように構成されている。
そして、ロール紙Rが図2(B)に示す上昇位置に達したら、ユーザーは図2(B)中に矢印で示すように、ロール紙Rをロール紙載置部材15A上で転がしてロール紙ホルダ3の軸部13の存する前後位置Yと一致させてからロール紙Rをロール紙ホルダ3側に押し込めば、或いはロール紙ホルダ3をスライドさせることによって、一方のロール紙ホルダ3に対するロール紙Rの装着が完了する。同様の操作で他方のロール紙ホルダ3にロール紙Rの他方の端部を装着すれば、ロール紙ホルダ3に対するロール紙Rの両端のセットが終了し、ロール紙Rは印刷可能な水平姿勢となる。
第2の実施例に係るロール紙持上げ装置1Bは、前記第1の実施例に係るロール紙持上げ装置1Aと同様、交差して配置される操作レバー19Bと棒状体23Bと、これらに連結されるロール紙載置部材15Bと、仮置き台5と、によって4節交差リンク機構が形成されている実施例である。
このロール紙持上げ装置1Bの構造は、前述したロール紙持上げ装置1Aの構造と基本的に同様であり、ここでは前記第1の実施例と相違する第2の実施例特有の構造に絞って説明する。
また、ロール紙Rの持ち上げからロール紙ホルダ3への装着までの作業手順も前記第1の実施例と同様に実行される。
第3の実施例に係るロール紙持上げ装置1Cは、操作レバー19Cと回動アーム43bと、ロール紙載置部材15Cと、仮置き台5と、を4節平行リンク機構として配置した実施例である。
このロール紙持上げ装置1Cの構造は、次に示す通りであり、操作レバー19Cの回動動作をロール紙載置部材15Cの水平姿勢を保持した状態での上昇、下降動作に変換している点については、前記第1の実施例と同様である。
そして、前記操作レバー19Cの第1の支点21から自由端側に所定長さL離れた位置に前記ロール紙載置部材15Cと回動可能に連結される第1の連結支点45を有し、前記操作レバー19Cの第1の支点21から所定距離S離れた位置の前記仮置き台5上に前記回動アームの他の1本43bと回動可能に連結される第2の連結支点47を有している。
従って、本実施例によっても前記第1の実施例と同様の作用、効果が得られ、ロール紙R持ち上げ時のユーザーの負担が軽減される。また、ロール紙Rの持ち上げからロール紙ホルダ3への装着までの作業手順も前記第1の実施例と同様に実行される。
第4の実施例に係るロール紙持上げ装置1Dは、水平保持機構17Dから操作レバー19Dを切り離し、操作レバー19Dを動力伝達部材としてのみ使用するようにしたものである。
尚、水平保持機構17Dとしては、前記第1の実施例で採用した4節交差リンク機構を一例として採用しており、操作レバー19Dの第1の支点21を操作レバー19Dの先端部51ではなく、該先端部51から幾分、自由端側に移動した位置に設けると共に前記先端部51をロール紙載置部材15Dの一例として下面に当接させることでロール紙載置部材15Dに動力を伝えることができるように構成されている。
また、前記レール部材57の上面と前記ロール紙載置部材15Dの下面にはガイド溝59a、59bがそれぞれレール部材57とロール紙載置部材15Dに沿うように形成されている。そして、交差する2本の棒状体53、55の一端53a、55a側には、前記ガイド溝59aに嵌まって転動するコロ61a、63aがそれぞれ設けられており、交差する2本の棒状体53、55の他端53b、55b側には、前記ガイド溝59bに嵌まって転動するコロ61b、63bがそれぞれ設けられている。
本発明に係るロール紙持上げ装置1は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことは勿論可能である。
例えば、図6に示すように、前記第1の実施例で採用した突起33を棒状体23Eの一端23a側と他端23b側の両方に設け、前記第1の実施例で採用した軸部29と溝部31を省略することも可能である。この場合には、2つの突起33a、33bはベース部8Aの上面とロール紙載置部材15E下面の凹部35とに摺接することで前後方向に移動することになる。
また、水平保持機構17としては、前述した実施例の構造以外にも種々の構造が採用可能であり、カム機構やラックピニオン機構等を適用した水平保持機構17とすることも可能である。また、ロール紙使用装置としては、実施例で説明した記録装置はその一例であり、記録装置に限定されない。
7A 棒体、7B 棒体、 8A ベース部、 8B ベース部、
9 フランジ部、 11 ロール芯、 12 芯口、 13 軸部、
15 ロール紙載置部材、 15a 一端部、 15b 他端部、
17 水平保持機構、 19 操作レバー、 21 第1の支点、 23 棒状体、
23a 一端、 23b 他端、 25 回動支点、 27(自由端側の)位置、
29 軸部、 31 溝部、 33 突起、 35 凹部、 37 ヒンジ部、
39 スライダー、 40 ガイドロッド、 41 摺接部、 43 回動アーム、
45 第1の連結支点、 47 第2の連結支点、 49 第3の連結支点、
51 先端部、 53 棒状体、 55 棒状体、 57 レール部材、
59 ガイド溝、 61 コロ、 63 コロ、 R ロール紙、 B 用紙幅方向、
P 力点、 Q 作用点、 H 高さ位置、 r1 回転半径、 r2 回転半径、
Y 前後位置、 L 長さ、 S 距離
Claims (3)
- ロール紙の仮置き部と、ロール紙ホルダとを有するロール紙使用装置に設けられ、仮置き状態のロール紙をロール紙ホルダの軸部の高さ位置まで持ち上げてロール芯の芯口と前記軸部との位置合わせを可能にするロール紙持上げ装置であって、
水平姿勢で上昇及び下降し、前記ロール紙の外周面が載置されるロール紙載置部材と、
前記仮置き部に対して第1の支点を中心に回動可能な状態で設けられ、前記ロール紙載置部材に動力を伝達する操作レバーと、
一端側が前記仮置き部に対してスライド可能に連結され、他端側が前記ロール紙載置部材の一端部にスライド可能に連結され、前記仮置き部との連結位置と前記ロール紙載置部材との連結位置との間において前記レバーに対して回動可能に連結される回動支点を有する棒状体と、を備えることを特徴とするロール紙持上げ装置。 - ロール紙の仮置き部と、ロール紙ホルダとを有するロール紙使用装置に設けられ、仮置き状態のロール紙をロール紙ホルダの軸部の高さ位置まで持ち上げてロール芯の芯口と前記軸部との位置合わせを可能にするロール紙持上げ装置であって、
水平姿勢で上昇及び下降し、前記ロール紙の外周面が載置されるロール紙載置部材と、
前記ロール紙載置部材と前記仮置き部とを連結する2本の回動アームと、を備え、
前記回動アームの一つが、前記仮置き部に対して第1の支点を中心に回動可能な状態で設けられ、前記ロール紙載置部材に動力を伝達する操作レバーであり、
前記操作レバーの前記第1の支点から自由端側に所定長さ離れた位置に前記ロール紙載置部材と回動可能に連結される第1の連結支点を有し、前記操作レバーの第1の支点から所定距離離れた位置の前記仮置き部上に前記回動アームの他の一つと回動可能に連結される第2の連結支点を有し、前記ロール紙載置部材の第1の連結支点から所定距離離れた位置に前記回動アームの他の一つと回動可能に連結される第3の連結支点を有し、前記第1の支点から第1の連結支点までの長さと前記第2の連結支点から第3の連結支点までの長さが等しく、前記第1の支点から前記第2の連結支点までの距離と前記第1の連結支点から前記第3の連結支点までの距離が等しくなるように設定されていることを特徴とするロール紙持上げ装置。 - ロール紙の仮置き部と、ロール紙ホルダとを有する記録装置であって、
仮置き状態のロール紙をロール紙ホルダの軸部の高さ位置まで持ち上げてロール芯の芯口と前記軸部との位置合わせを可能にするロール紙持上げ装置を備え、
前記ロール紙持上げ装置は、請求項1又は2に記載されたロール紙巻上げ装置であることを特徴とする記録装置。
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