JP4537613B2 - ロール紙の支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリンタやファクシミリ等に用いられる記録紙、あるいは、ロール状に巻回された台紙上に仮着されているラベルやシールといったロール紙を支持する支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロール紙の支持装置は、ロール紙の中心に伸縮可能な支持軸を挿通し、この支持軸を縮めた状態でロール紙と共に一対の支持部材間に挿入した後、支持軸を伸ばして、その両端部を両支持部材に係合させることにより、前記支持軸を介してロール紙を両支持部材間に回転自在に装置するようにしている。あるいは、一対の支持部材の一方をフレーム等に固定しておくと共に、この固定した支持部材に支持軸を一体に設けておき、この支持軸にロール紙を装着した後に、他方の支持部材を前記支持軸の他端部に取り付けると共に、前記フレーム等に固定することによって、両支持部材間にロール紙を回転自在に装着する構成も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の支持装置にあっては、支持軸を縮めた状態に保持しつつ支持部材間に挿入し、さらに、前記支持軸と両支持部材との位置決めを行った後に支持軸を伸ばす操作を行わなければならないことから、ロール紙の装着に際し、着脱操作が煩雑なものとなり、かつ着脱操作に両手を用いる必要があることと相俟って、その操作をいっそう煩雑にしているといった問題点があった。
また、後者の支持装置にあっても、一方の支持部材を着脱する必要があることから、前者と同様の問題点があった。
【0004】
さらに、前者および後者の何れも、両支持部材間の間隔を規定したままの状態では、ロール紙を軸方向に移動させることができず、そのため、印字ヘッドに対し記録紙の位置を微調整することができないという問題もあった。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、ロール紙の着脱を簡単な操作で行うことができ、しかもロール紙の位置を対象物に対し微調整することもできるロール紙の支持装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明においては、以下の手段を採用した。本発明では、ロール紙の軸方向に沿い、互いに間隔をもって対向配置されると共に、対向面の底部に延長形成されたラックを有する一対の支持部材を備え、フレームに設けられたロール紙収納凹部内に、前記一対の支持部材をロール紙の軸方向に沿い摺動可能に設置されるロール紙の支持装置であって、前記ロール紙収納凹部内に、前記両支持部材の各ラックと歯合しかつ前記ロール紙収納凹部内において両支持部材をロール紙の軸方向に沿い互いに相対的に摺動させるピニオン部品と、前記両支持部材の各ラックと歯合しかつ前記ロール紙収納凹部内において両支持部材をロール紙の軸方向に沿い互いに所定の間隔をもった状態で一体的に摺動させるラック状部品と、前記ピニオン部品と前記ラック状部品の何れかを選択的により、前記両支持部材を取り付けることを特徴とする。
また、本発明では、前記両支持部材のうち、何れか一方の支持部材に、一方の支持部材を前記フレームと係止するインターロック機構を備えていることを特徴とする。
さらに本発明では、前記両支持部材は、前記フレームのロール紙収納凹部にロール紙の軸方向に沿って設けられたガイド部と係合し、かつガイド部に沿い互いに平行状態を保った状態で摺動する被ガイド部を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1において、符号1はラベルプリンタを示す。このラベルプリンタ1は、プリンタ本体のフレーム2と、このフレーム2の上面一端側に設けられた印字ヘッド3と、フレーム2の上面他端側に設けられた本実施形態に係るロール紙Rの支持装置4とによって構成されている。
【0008】
ロール紙Rは、本実施形態では長尺の記録紙Wを巻回したものであり、この記録紙Wは、支持装置4に支持されているロール紙Rから引き出されて、印字ヘッド3に送り込まれるようになっている。印字ヘッド3は、詳細に図示していないが、感熱発色紙を発色させるタイプ又は一般紙にカーボンリボンのインクを転写させるタイプを選択的に使用できるようになっている。
【0009】
そして、支持装置4は、フレーム2に上方に開口して形成されたロール紙収納凹部5内に設置されてあって、一対の支持部材6と、一対の枢軸7と、一対の揺動部材8と、係止ピン9と、付勢部材10とを備え、枢軸7によって支持された支持部材6が互いにロール紙Rを支持するように構成されている。
【0010】
ここで、支持部材6の各々は、記録紙Wの引き出し方向と直交する方向に間隔をもって配置され、しかも両者6,6の間にロール紙Rが上方からその径方向に沿って挿入できるようになっている。
【0011】
枢軸7は、両支持部材6に、ロール紙Rの軸方向および挿入方向と略直交する方向に沿ってそれぞれ設けられている。
揺動部材8は、両支持部材6の対向する内面に、上下方向に沿って配設されると共に、上下方向の略中間部において各枢軸7により揺動自在に装着されている。
係止ピン9は、両揺動部材8の上部に、互いに対向するように突出して取り付けられている。
付勢部材10は、両揺動部材8の下端部が互いに接近するように付勢させるためのものであり、例えば図2および図3に示すように、支持部材6の下部に側方に突出して形成された起立壁61と、揺動部材8の下端部との間に縮設された圧縮ばねからなっている。
【0012】
さらに詳しく述べると、両支持部材6の上端部は、上方に至るに従いしだいに相互に離間するように傾斜させられたガイド面6aをなし、また中央部には、揺動部材8が収納される貫通孔6bが、厚さ方向に貫通して形成され、この貫通孔6bの上下方向に沿った一対の内壁面間に枢軸7が架装されている。
【0013】
また、両支持部材6には被ガイド部が形成されている。この被ガイド部は、図1および図4に示すように、両支持部材6の底面に凹んで形成され、かつロール紙収納凹部5の底面上に斜めに起立して形成されたガイド部としてのガイド突起12aと係合する溝11aと、両支持部材6の側部に折り曲げて形成され、かつロール紙収納凹部5の支持部材6のスライド方向に形成されたガイド部としてのガイド切欠12bと係合する引き掛け突起11bとからなっている。
【0014】
そして、これらガイド突起12aに溝11aが係合すると共に、ガイド切欠12bに引き掛け突起11bが係合している。さらに、図1および図4に示すように、両支持部材6の他端部にはロール紙収納凹部5に設けられた彎曲部12cと対応する形状に形成された彎曲部11cが設けられ、その彎曲部11cにガイド部としての棒体12dが係合している。棒体12dは図1に示すように、ロール紙収納凹部5の他端部において両側に跨るように固定されている。
【0015】
したがって、両支持部材6が、互いに接近したり離間したりするように移動したとき、ガイド突起12aに沿って溝11aがガイドされると共に、ガイド切欠12bに沿い引き掛け突起11bがガイドされ、さらに、彎曲部12c,棒体12dに沿い彎曲部11cがガイドされることにより、両支持部材6が、平行状態を保つながら互いに相対移動できるようになっている。
【0016】
揺動部材8は、図2に示すように、ロール紙Rが挿入されていない状態において付勢部材10によって下端部が付勢されて、枢軸7を中心として揺動された際に、下端部が支持部材6の内面よりも内側へ突出し、しかも上部に設けられている係止ピン9の先端が、貫通孔6bの内側に位置するようになっている。また、ロール紙Rが押し込まれることにより、揺動部材8の上端部に設けられている係止ピン9が、図1および図3に示すように、貫通孔6bから突出するようになっている。
【0017】
さらに、支持部材6の対向面の底部には、図1および図6に示すように、ラック13がロール紙収納部凹部5の底面に沿うと共に、ロール紙Rの軸方向に沿って延長形成されている。これら各ラック13は、互いに対向する端部に同一ピッチからなる歯部を有している。
【0018】
またさらに、両支持部材6の各ラック13の間に、これらラック13と歯合するピニオン部品14と、ラック状部品15とが選択的に取り付けられるようになっている。
ピニオン部品14は、両支持部材6のラック13,13と歯合する歯部を有し、両支持部材6の各ラック13,13と歯合した状態で軸16を介して回転自在に取り付けられるようになっている。これにより、一方の支持部材6が任意の方向に摺動したとき、その支持部材6のラック13と他方の支持部材6のラック13とが図6に示すように、ピニオン部品14を介して互いに接近したり離れたりするようになっている。つまり、ラック13とピニオン部品14とにより、両支持部材6は、互いに同一の摺動量で相対的に摺動するようになっている。
【0019】
一方、ラック状部品15は、図7および図8に示すように矩形状をなしており、その長手方向の両端面にラック13の歯部と歯合する歯部を有し、ピニオン部品14に代わり、軸16を介し両支持部材6のラック13と歯合して取り付けられることにより、両支持部材6,6間の間隔Lを規定したままで、ロール紙Rの軸方向に沿う左右に移動できるようになっている。
【0020】
なおさらに、図1および図5に示すように、支持部材6にインターロック機構25が設けられている。このインターロック機構25は、図5に拡大して示すように、上端部内方の片側に、L字状に形成されたリンク部材17が支持軸18によって回動可能に取付けられている。リンク部材17は、図5において、その上腕17aの先端部17bが一方(図1に示す左側)の支持部材6に設けられた切欠19から外部上方に突出しており、その下腕17cの先端部が板ばね20のばね力によってプリンタ本体のフレーム2方向に付勢されている。板ばね20は、一方の支持部材6に設けられた延長部21の取付ピン22に一端部が引き掛けられ、かつ他端部がリンク部材17の下腕17cを下方に付勢させている。また、リンク部材17の下腕17cの先端部の下面には凸凹23部が形成される一方、フレーム2において凸凹部23と対向する面上にその凸凹23と係合する凸凹24が形成されている。
【0021】
そして、ロール紙収納凹部5内にラック状部品15と両支持部材6とが歯合したままで両支持部材6が取り付けられた状態にあるとき、板ばね20のばね力によりリンク部材17の下腕17cが下方に付勢され、下腕17cの凸凹23がフレーム2の凸凹24と係合することにより、支持部材6を固定させるようになっている。また、板ばね20のばね力に抗し、リンク部材17の上腕17aの先端部17bを押圧し、図5に示す鎖線に示すように、リンク部材17を時計方向に若干回動させると、下腕17cの凸凹23とフレーム2の凸凹24との係合が解除されることにより、支持部材6をロール紙収納凹部5内でロール紙Rの軸方向に沿って移動できるようになっている。
【0022】
上記のように構成された本実施形態の作用について説明する。
まず、予め、図1および図6に示すように、ロール紙収納凹部5内に一対の両支持部材6がピニオン部品14と歯合した状態で取り付けられているものとする。このとき、インターロック機構25において図5に示すように、リンク部材17の上腕17aの先端部17bを押下してリンク部材17の凸凹部23とフレーム2の凸凹部24との係合状態を解除しておき、その状態で支持部材6を摺動させて、両支持部材6間の間隔を、装着すべきロール紙Rの長さに合わせる。
【0023】
このとき、両支持部材6は、一対のラック13とピニオン部品14の作用により、各支持部材6の摺動量が等しくかつ摺動方向が逆方向となるので、図6(a),(b)に示すように間隔L1とL2との何れにもでき、両支持部材6間の中心が印字ヘッド3の中心位置Cと一致するように保たれた状態で間隔L1,L2が調整される。したがって、両支持部材6間に装着されるロール紙Rの長さ方向の中心と印字ヘッド3の中心位置Cとが常に一定に保たれる。
【0024】
このような支持部材6の位置あわせに際し、リンク部材17の先端部17aの押下を解除すると、リンク部材17の下腕17cの凸凹部23が板ばね20のばね力により下方に付勢され、フレーム2に設けられている凸凹部24の何れかに係合するので、両支持部材6をその位置にて固定することができる。
【0025】
この状態において、両支持部材6間に、ロール紙Rを、図2に鎖線にて示すように上方から挿入して下降させると、この下降に伴いロール紙Rの下端部が各揺動部材8に当接し、これらの揺動部材8が相互に離間させるように揺動して、各揺動部材8の係止ピン9が、貫通孔6bから徐々に支持部材6間に突出すると共に、ロール紙Rの中心孔R1内へ徐々に挿入され、ロール紙Rのさらなる下降によって、前記係止ピン9が図3に示すように、ロール紙Rの内周面にその上端において当接する。これにより、ロール紙Rが両係止ピン9によって吊り下げられるように保持されるので、ロール紙Rの支持を行うことができる。
【0026】
一方、前記ロール紙Rを取り外す場合には、前述した装着手順と逆の手順によって、ロール紙Rを上方へ引き上げる操作を行えばよい。つまり、ロール紙Rを上方へ引き上げ、ロール紙Rの下端部が枢軸7を通過した時点で、図2に示すように、付勢部材10の付勢力により、両係止ピン9が支持部材6の貫通孔6b内に戻るので、ロール紙Rと支持装置4との間に干渉する部分がなくなり、ロール紙Rの引き抜きを円滑に行うことができる。
【0027】
したがって、ロール紙Rの挿入および引き抜きといった操作によって、ロール紙Rの着脱を行うことができ、かつその操作も、ロール紙Rを片手で上下させることによって行うことができるので、その操作を極めて簡便に行うことができる。
【0028】
次に、上記のように、両支持部材6のラック13とピニオン部品14とが歯合している状態にあるとき、ラック状部品15を用いる場合には、まず、軸16を抜き取ると共に、両支持部材6の各ラック13間からピニオン部品14を取り外した後、それら各ラック13間に図8に示すようにラック状部品15を歯合させると共に、その歯合した状態のままで軸16を取り付ける。
【0029】
このとき、ロール紙収納凹部5に対する両支持部材6の位置決めに際しては、前述したようにピニオン部品14を用いた場合と同様であり、つまり、インターロック機構25のリンク部材17の先端部17bを押下して凸凹部23と凸凹部24との係合状態を解除しておき、その状態で支持部材6を摺動させることにより、両支持部材6間の間隔を、装着すべきロール紙Rの長さに合わせる。
【0030】
そして、この両支持部材6の各揺動部材8間に、上述と同様にして操作することにより、ロール紙Rを支持し、これによってロール紙Rの記録紙Wに印字することが可能となる。
【0031】
その場合、印字ヘッド3に対しロール紙Rの位置をずらしたいときには、ピニオン部品14を用いた場合と同様、リンク部材17を押圧して凸凹部24に対する凸凹23の係合を解除させ、その状態にあるとき、両支持部材6のうち、何れか一方の支持部材6を図8に示すようにロール紙Rの軸方向に沿って摺動させると、両支持部材6のラック13がラック状部品15を介し、互いに一定の間隔Lとなったままの状態で摺動することにより、印字ヘッド3の中心位置Cに対し支持部材6の位置をずらすことができる。そして、所望の位置まで摺動したとき、リンク部材17を釈放し、リンク部材17の凸凹部23が凸凹部24に係合することにより、両支持部材6を固定する。
【0032】
したがって、ラック状部品15を用いた場合には、図8に示すように、一方の支持部材6を摺動させるだけで両支持部材6間が一定の間隔Lを保った状態で、両支持部材6をロール紙Rの軸方向に摺動させ、印字ヘッド3の中心位置Cに対して両支持部材6をずらすことができるので、印字ヘッド3に対しロール紙Rの軸方向の印字位置を微調整することができる。
【0033】
つまり、本実施形態では、両支持部材6に対しピニオン部品14を用いることにより、両支持部材6間を相対的に摺動させ、両支持部材6間の間隔を任意に変えることができ、またラック状部品15を用いることにより、両支持部材6間の間隔を一定のままの状態で摺動させ、しかも印字ヘッド3の中心位置Cに対してずらすことができるので、ピニオン部品14とラック状部品15とを選択的に使い分けることで、支持装置4の機能を種々変えることができ、ユーザーの様々な要求に対処することができる。
【0034】
また、一方の支持部材6にインターロック機構25を備えているので、ピニオン部品14を使用している場合には、両支持部材6間の間隔がずれるおそれがなくなると共に位置ずれがなく、またラック状部品15を使用している場合には、両支持部材6の位置が一定の間隔Lをもったままでずれることがないと共に、その状態での位置ずれもない。
【0035】
さらに、両支持部材6は、ロール紙収納凹部5にロール紙Rの軸方向に沿って設けられたガイド突起12a,ガイド切欠12bと係合し、かつそれらガイド突起12a,ガイド切欠12bに沿い互いに平行状態を保った状態で摺動する溝11a,引き掛け突起11bを有しているので、両支持部材6が互いに摺動したとき、傾くことなく常に平行状態で摺動させることができることにより、使い勝手がいっそう良好となる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ロール紙収納凹部内に設置される両支持部材に対し、ピニオン部品を用いることにより、両支持部材間を相対的に摺動させ、両支持部材間の間隔を任意に変えることができる一方、ラック状部品を用いることにより、両支持部材間の間隔を一定のままの状態で摺動させ、印字ヘッドの中心位置に対してロール紙を軸方向にずらすことができるので、印字位置の微調整ができる効果がある。また、ピニオン部品とラック状部品とを使い分けることで、支持装置の機能を種々変えることができ、ユーザーの様々な要求に対処することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるロール紙の支持装置を適用したラベルプリンタを示す平面図である。
【図2】両支持部材間における揺動部材の作用を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】同じく支持部材における揺動部材の揺動によりロール紙を支持した状態を示す断面図である。
【図4】図1のB−B線に相当する要部拡大の断面図である。
【図5】インターロック機構を示す拡大の断面図である。
【図6】ピニオン部品を使用したときの両支持部材の作用を示す説明図である。
【図7】両支持部材とラック状部品とを示す説明図である。
【図8】ラック状部品を使用したときの両支持部材の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ
2 フレーム
3 印字ヘッド
4 ロール紙の支持装置
5 ロール紙収納凹部
6 支持部材
6a ガイド面
6b 貫通孔
7 枢軸
8 揺動部材
9 係止ピン
10 付勢部材
11a 溝
11b 引き掛け突起
11c 彎曲部
12a ガイド突起
12b ガイド切欠
12c 彎曲部
12d 棒体
13 ラック
14 ピニオン部品
15 ラック状部品
16 軸
17 リンク部材
17a 上腕
17b 先端部
17c 下腕
18 支持軸
19 切欠
20 板ばね
21 延長部
22 取付ピン
23 リンク部材の凸凹部
24 フレームの凸凹部
25 インターロック機構
61 起立壁
C 印字ヘッドの中心位置
R ロール紙
R1 ロール紙の中心孔
W 記録紙
Claims (3)
- ロール紙の軸方向に沿い、互いに間隔をもって対向配置されると共に、対向面の底部に延長形成されたラックを有する一対の支持部材を備え、
フレームに設けられたロール紙収納凹部内に、前記一対の支持部材をロール紙の軸方向に沿い摺動可能に設置されるロール紙の支持装置であって、
前記ロール紙収納凹部内に、前記両支持部材の各ラックと歯合しかつ前記ロール紙収納凹部内において両支持部材をロール紙の軸方向に沿い互いに相対的に摺動させるピニオン部品と、
前記両支持部材の各ラックと歯合しかつ前記ロール紙収納凹部内において両支持部材をロール紙の軸方向に沿い互いに所定の間隔をもった状態で一体的に摺動させるラック状部品と、
前記ピニオン部品と前記ラック状部品の何れかを選択的により、前記両支持部材を取り付けることを特徴とするロール紙の支持装置。 - 前記両支持部材のうち、何れか一方の支持部材に、一方の支持部材を前記フレームと係止するインターロック機構を備えていることを特徴とする請求項1記載のロール紙の支持装置。
- 前記両支持部材は、前記フレームのロール紙収納凹部にロール紙の軸方向に沿って設けられたガイド部と係合し、かつガイド部に沿い互いに平行状態を保った状態で摺動する被ガイド部を有することを特徴とする請求項1または2記載のロール紙の支持装置。
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