JP2000236826A - かき餅 - Google Patents

かき餅

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JP2000236826A
JP2000236826A JP11043296A JP4329699A JP2000236826A JP 2000236826 A JP2000236826 A JP 2000236826A JP 11043296 A JP11043296 A JP 11043296A JP 4329699 A JP4329699 A JP 4329699A JP 2000236826 A JP2000236826 A JP 2000236826A
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dough
squid
dried
shrimp
rice cake
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JP11043296A
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Takahiko Yoneda
隆彦 米田
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YONEDA KK
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YONEDA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、イカやエビが有する独特な歯応え
やうま味、新鮮な風味などを格段に向上させることと共
に、外観上も斬新且つ豪華な印象を与える商品価値の高
いかき餅を提供することにある。 【解決手段】餅米を主原料とし、該主原料と、イカの粉
末、膨脹剤、調味料、水とを混合して生地1を形成し、
該生地の表面にイカの干物2の全姿を固着したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イカあるいはエビ
を含有したかき餅に関する。
【0002】
【従来の技術】イカやエビは日本人の食生活と密接で且
つ馴染みの深いものであり、従来より、これらを加工し
た食品は広く人々に食されている。その中でも、イカや
エビを使用した菓子類は非常に多く存在し、特に、かき
餅においては、豊かな風味を醸し出す材料として多くの
商品に使用されている。従来、イカやエビの風味を備え
たかき餅としては、イカやエビを粉末状に砕いて形成し
た粉末を、澱粉、小麦粉、を主原料とする生地に混合
し、鉄板上で焼き上げて円盤状に形成したものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなイカやエビの粉末を含有したかき餅においては、
イカやエビが本来有する独特な歯応えや新鮮な風味が充
分に反映できず、単にイカやエビの味覚がするだけの単
調なものとなっていた。また、イカやエビが含有されて
いるとはいったものの、粉末状に砕かれた状態にあって
は、かき餅中にイカやエビが含まれていることを商品の
パッケージ等に明記しておかなければ、その判別が不可
能であり、しかも、意匠的に寂しく商品としての華やか
さに欠ける問題点もあった。
【0004】本発明は、イカやエビが有する独特な歯応
えやうま味、新鮮な風味などを格段に向上させることと
共に、外観上も斬新且つ豪華な印象を与える商品価値の
高いかき餅を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明によれば、餅米を主
原料とし、該主原料と、イカの粉末、膨脹剤、調味料、
水とを混合して前記生地の表面にイカの干物の全姿を固
着したことを特徴とする。ここで調味料とは、かき餅に
味を付けるものの全般を意味し、具体的には、塩や砂
糖、グルタミン酸ソーダ、アミノ酸塩類などが挙げられ
る。さらに、蒸練機や搗精機などにより調整された生地
にイカの干物を固着するとは、具体的に、前記生地とイ
カの干物とを、該生地の表面側と裏面側とから2枚の鉄
板で挟み、該鉄板により押圧した状態で生地を焼き上げ
ることで、イカの干物が離脱不能に生地の表面に備えら
れることを意味している。
【0006】このように形成すれば、イカの粉末との混
合により、該イカの風味がかき餅の生地全体に均等に行
き渡ると共に、さらに、イカの干物を前記生地に固着す
ることにより、イカが有する独特な歯応えや新鮮な風味
が、さらに付加される相乗効果によって、イカの風味が
一段と強調される。また、イカの干物がかき餅の生地に
固着することにより、かき餅に意匠的な華やかさが付加
され、商品的な価値が向上することとなる。
【0007】また、請求項2記載の発明のように、餅米
を主原料とし、該主原料と、エビの粉末、膨脹剤、調味
料、水とを混合して生地を形成して該生地にエビの干物
を固着すれば、イカの干物を生地に固着した場合と同様
に、エビが有する本来の風味がそのままかき餅の味に反
映され、独創的な味わいが得られることとなる。
【0008】請求項3記載の発明のように、前記イカの
干物にホタルイカを使用すれば、直径10cm前後の商
品的に手頃な大きさに形成されるかき餅の生地に、干物
全体が前記生地の形成範囲内に納まる状態で固着される
から、商品として好適なものとなるし、また、請求項4
記載の発明のように、前記エビの干物にシラエビを使用
することが特徴である。
【0009】
【実施例】第1実施例では、イカの干物2としてホタル
イカを使用しており、このホタルイカの干物2は、塩水
で殺菌洗浄した後に、醤油、みりん、塩などを混合した
調味液に浸し、さらに、該ホタルイカを20〜25℃で
約24時間冷風乾燥したものを使用している。また、本
実施例においては、かき餅の生地1の原料として各原料
が表1に示す分量ならびに比率である。
【0010】
【表1】
【0011】上記比率の各原料を攪拌混合機により20
分間混合されたかき餅の生地1は、分割機に収容した
後、該分割機によって一枚のかき餅の大きさに相当する
1個体(本実施例においては約15gとする。)にそれ
ぞれ分割される。次いで、分割した生地1を120℃に
熱した鉄板の上に規則的な間隔をあけて複数個置いてい
く。さらに、前記鉄板との上方側の対面位置において、
前記鉄板と同じく120℃に熱した別の鉄板でプレス
し、円盤状に広がった生地1をそのまま約30秒間焼き
あげる。そして、上方側の鉄板をかき餅の生地1から離
し、まだ軟らかな状態の生地1の上面側にホタルイカの
干物2を載置し、下方側の鉄板でのみ生地1を約1分3
0秒間焼きあげる。最後に、ホタルイカの干物2を載置
した生地1に、再び上方側から熱した鉄板をプレスし、
そのまま1分30秒から2分間生地1を加熱する工程を
経て、図1に示すようなかき餅が得られることとなる。
【0012】上記工程を経て形成されたかき餅は、生地
1の上面側とホタルイカの干物2の表面側とが、図2の
ように略面一の状態に形成される。このことから、ホタ
ルイカの干物2が前記生地1に対して意匠的な違和感を
感じることなく、生地1と一体感をもって固着する状態
となる。また、ホタルイカの有する独特な風味が餅米を
主原料とする生地1の柔らかな味と程よく交わり、かき
餅が非常に食べやすい味わいとなる。
【0013】また、第2実施例として、エビの干物3に
シラエビを使用したかき餅の工程を以下に示す。本実施
例に使用するシラエビは、120℃に温められた鉄板上
にシラエビを置き、該シラエビを乾燥して干物を形成し
たものである。また、かき餅の生地1の原料は、表2に
示す分量と比率によって混合されている。
【0014】
【表2】
【0015】まず、上記比率の各原料を攪拌混合機で約
20分間混合することで、レトルト状のかき餅の生地1
を形成し、該生地1を分割機によって一枚のかき餅相当
分となる一個体(本実施例においては13gとする。)
にそれぞれ分割する。この分割されたかき餅の生地1
を、約120℃に温めた鉄板の上に規則的な間隔をおい
て複数個並べていき、さらに、該生地1の上面側を同じ
く約120℃に温めた鉄板で挟む。そして、鉄板同士で
挟まれた生地1は円盤状に押圧され、このような状態で
約30秒間焼きあげた後、生地1にシラエビの干物3を
載置するため、再び上方側の鉄板のみを持ち上げ、下方
側の鉄板のみによって前記生地1を約1分30秒間焼き
あげる。この段階でかき餅の生地1は、上面側のみが柔
らかな状態となり、該各生地1の上面側にシラエビの干
物3を一つ一つ載せていくことで、生地1とシラエビの
干物3とが固着した状態となる。最後に、シラエビの干
物3を載せたかき餅の生地1に、再度、前記生地1の上
方側から熱した鉄板でプレスすることにより、シラエビ
の干物3が生地1と共に押圧された状態で焼きあげられ
ることとなる。
【0016】上述のような工程を経て形成されたかき餅
は、図3に示すような円盤状に押し潰された形状とな
る。また、前記生地1の上面側とシラエビの干物3の表
面側においても鉄板同士の押圧により略面一の状態とな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明による請求項1及び2記載の発明
によれば、イカやエビの干物の全姿をかき餅の表面に貼
り付けることによって、イカやエビが本来有する独特な
風味や歯応えがそのまま味わえ、全体的に均等に行き渡
ったイカやエビの風味がさらに一段と強調されて従来に
ない新鮮且つ豊満なイカやエビの風味がかき餅の味に付
与され、全体としてかき餅の淡白な味に調和よくマッチ
し、外観上のイカやエビそのままの全姿と相俟って、斬
新且つ特有の風味の深さを醸し出す商品価値の高い製品
を提供することができる。
【0018】また、請求項3及び4記載の発明によれ
ば、請求項1及び2の効果に加えて、商品的に手頃な直
径10cm前後のかき餅においても、イカやエビの干物
全体が生地の形成範囲内に納まる状態で固着されるの
で、意匠的にも好適であり、商品としての華やかさを備
えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例で形成されたかき餅を示す
斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第2実施例で形成されたかき餅を示す
斜視図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 生地 2 イカの干物(ホタルイカの干物) 3 エビの干物(シラエビの干物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餅米を主原料とし、該主原料と、イカの
    粉末、膨脹剤、調味料、水とを混合して生地(1)を形
    成し、該生地(1)の表面にイカの干物(2)の全姿を
    固着したことを特徴とするかき餅。
  2. 【請求項2】 餅米を主原料とし、該主原料と、エビの
    粉末、膨脹剤、調味料、水とを混合して生地(1)を形
    成し、該生地(1)の表面にエビの干物(3)の全姿を
    固着したことを特徴とするかき餅。
  3. 【請求項3】 前記イカの干物(2)に、ホタルイカを
    使用したことを特徴とする請求項1記載のかき餅。
  4. 【請求項4】 前記エビの干物(3)に、シラエビを使
    用したことを特徴とする請求項2記載のかき餅。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030088832A (ko) * 2002-05-14 2003-11-20 이경순 오징어 가래떡 제조방법
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