JP2000233849A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2000233849A
JP2000233849A JP11033678A JP3367899A JP2000233849A JP 2000233849 A JP2000233849 A JP 2000233849A JP 11033678 A JP11033678 A JP 11033678A JP 3367899 A JP3367899 A JP 3367899A JP 2000233849 A JP2000233849 A JP 2000233849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの斜め送りを確実に防止できるシート
搬送装置を提供する。 【解決手段】 第2搬送ローラ対5は、各ローラ軸2
1、23に沿って配置されたローラ部25、27を備
え、シャッタ手段7は、シート11の先端部を係止する
第1位置と、第2搬送ローラ対5のローラ軸21を中心
に回動してシート11の係止を解除する第2位置とに回
動可能なシャッタ部材33と、シャッタ部材33を第1
位置に復帰する方向に付勢するばね37とを備え、保持
手段9は、一方のローラ軸21において隣り合うローラ
部対29の間に係合するフック状の第1アーム部材39
と、他方のローラ軸23において隣り合うローラ部対2
9の間に係合するフック状の第2アーム部材41とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、プ
リンタ、複写機等の画像形成装置におけるシート搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートの斜め送りを(スキュー)
防止するために、例えば、特開平9−183539号公
報に開示されている技術が知られている。これは、図1
6に示すように、シートを搬送する搬送ローラ対10
0、101の一方のローラ軸102にシャッタ部材10
4を回動可能に設け、シート110の先端がこのシャッ
タ部材104の各当接面105に係止し、たるみ(ルー
プ)を発生させることにより、シート110の先端部を
一直線にそろえることで、シート110の斜め送りを防
止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構成で
は、幅の広いシート110を搬送するために、搬送ロー
ラ対100、101の各軸受け間隔を広く取ると(ロー
ラ軸102、103の長さを長くすると)、搬送ローラ
対100、101の駆動時に、各軸受けにかかる加圧に
より、各ローラ軸101、103の間に撓みが生じてし
まう(図16参照)。各ローラ軸102、103の間に
撓みが生じると、図17に示すように、ローラ対10
6、107のニップ間に間隔Aが生じてしまう。
【0004】ローラ対106、107のニップ間に間隔
Aが生じると、シート110を搬送するとき、ニップ間
に間隔Aが生じている部位においてはシート110の搬
送力が弱く、しかも、ローラ軸102の撓みにより、シ
ャッタ部材104が回動しにくくなるので、シート11
0がシャッタ部材104を押しのけることができなくな
る。
【0005】また、ローラ軸102の撓みのある部位に
は、図17に示すように、シート110の先端部と当接
面105との位置関係が変化するので、シート110の
先端が当接面105に当接しにくくなる。従って、シー
ト110の斜め送り防止が確実に行えないという課題が
ある。
【0006】これに対し、各ローラ軸102、103の
撓みを押さえる方向に各ローラ軸102、103を加圧
する機構を設けて、各ローラ軸102、103の撓みを
押さえる技術が考えられる。しかし、搬送ローラ対10
0、101の駆動時において、ローラ対106、107
が回転すると、各軸受けにかかる加圧力及びローラ対1
06、107間の摩擦力により、図18に示すように、
ローラ軸102が矢印方向(シート搬送方向)に押され
て、ローラ軸102が矢印方向に撓んでしまう場合があ
る。
【0007】この場合、シャッタ部材104が回動しに
くくなるばかりでなく、シート110の先端と、シャッ
タ部材104の当接面105との間隔aができてしま
い、シート110の先端が当接面105に当接しなくな
ることがあり、シートの斜め送りが確実に防止できない
という課題がある。
【0008】また、シャッタ部材104が設けられてい
ない場合においても、各ローラ軸102、103が撓む
と、ローラ対106、107間の摩擦力が変化してしま
い、例えば、搬送ローラ対100、101の両端部側の
ローラ対106、107間の摩擦力が変化した場合に
は、シートの斜め送りが発生してしまう虞がある。
【0009】そこで、本発明は、シートの斜め送りを確
実に防止できるシート搬送装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、シートを搬送する第1搬送ローラ対と、第1搬送ロ
ーラ対よりもシート搬送方向の下流側に位置する第2搬
送ローラ対と、シートの先端部が係止するシャッタ手段
と、第2搬送ローラ対における各ローラ軸の撓みを防止
すように各ローラ軸を保持する保持手段とを備えるシー
ト搬送装置であって、第2搬送ローラ対は、各ローラ軸
に沿って配置されたローラ部を備え、シャッタ手段は、
シートの先端部を係止する第1位置と、第2搬送ローラ
対のいずれかのローラ軸を中心に回動してシートの係止
を解除する第2位置とに回動可能なシャッタ部材と、シ
ャッタ部材を第1位置に復帰する方向に付勢する復帰手
段とを備え、保持手段は、一方のローラ軸において隣り
合うローラ部の間に係合するフック状の第1アーム部材
と、他方のローラ軸において隣り合うローラ部の間に係
合するフック状の第2アーム部材とを備えることを特徴
とする。
【0011】この請求項1に記載の発明では、第1搬送
ローラ対から搬送されたシートの先端部は、シャッタ部
材に係止する(突き当たる)。シートの先端がシャッタ
部材に係止している状態で、第1搬送ローラ対は、シー
トを更に過分に搬送することにより、シートはたるみを
形成する。このたるんだシートのコシの強さにより、シ
ートの先端部がシャッタ部材を押すことにより、シート
の先端部が略直線状にそろい、これによりシートは斜め
送り状態(斜行)を矯正される。
【0012】先端部が略直線状にそろったシートが更に
たるむと、シャッタ部材は、シートのコシの強さによ
り、復帰手段の付勢力に抗して第2位置に回動し、シー
トは第2搬送ローラ対により更に下流側に搬送される。
シートを搬送した後、シャッタ部材は復帰手段の付勢力
で第1位置に復帰し、次の工程に備える。
【0013】第2搬送ローラ対がシートを搬送している
とき、第2搬送ローラ対の各ローラ軸の両端部に、例え
ば、駆動源等からの加圧力がかかっているときにおい
て、第2搬送ローラの各ローラ軸の長さが長い場合は、
各ローラ軸は撓もうとするが、各ローラ軸は、保持手段
により保持されていることにより、各ローラ軸は撓みに
くくなる(撓みをおさえられる)。
【0014】即ち、第2搬送ローラ対の各ローラ軸が撓
もうとしたとき、各ローラ軸は、第1及び第2アーム部
材により係合されており、しかも、第1及び第2アーム
部材は、フック状をなしているので、特に、各ローラ軸
におけるシート搬送方向への撓みを防止することができ
る。
【0015】各ローラ軸の撓みをおさえられるので、シ
ートの先端部とシャッタ部材との位置関係が変化しにく
く(位置のずれが生じにくく)、シートの先端部が確実
にシャッタ部材に係止する。従って、シートの先端部を
略直線状に確実にそろえることができるので、シートの
斜め送りを確実に防止することができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記第1及び第2アーム部材の少なく
とも一方は、軸を中心に揺動可能であり、フック状の一
端部をローラ軸に係合させる方向に付勢する付勢部材を
備えることを特徴とする。
【0017】この請求項2に記載の発明では、請求項1
と同様な作用効果を奏するとともに、第1及び第2アー
ム部材の少なくとも一方が、付勢部材の付勢力で軸を中
心に揺動して、ローラ軸の位置に応じてローラ軸に係合
するので、第1及び第2アーム部材の位置決めが簡単に
行える。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のシート搬送装置において、前記シャッタ部材は
複数設けられ、少なくとも1個のシャッタ部材を連結す
る第1連結部材と、他のシャッタ部材を連結する第2連
結部材とを備え、前記復帰手段は、第1連結部材を第1
位置に復帰する方向に付勢する第1復帰部材と、第2連
結部材を第1位置に復帰する方向に付勢する第2復帰部
材とを備え、第1及び第2連結部材はそれぞれ、独立し
て回動可能であることを特徴とする。
【0019】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、幅の狭いシートが、第1搬送ローラ対から搬送され
たときには、このシートの先端部は少なくとも一個のシ
ャッタ部材に係止する(突き当たる)。シートの先端部
が少なくとも一個のシャッタ部材に係止している状態
で、シートがたるみを形成することにより、シートの先
端部は略直線状にそろう。
【0020】先端部がそろったシートが更にたるむと、
たるんだシートのコシの強さにより、第1連結部材は少
なくとも1個のシャッタ部材とともに、第1復帰部材の
付勢力に抗して第1位置から第2位置に回動し、シート
は第2搬送ローラ対により搬送される。シートを搬送し
た後、第1連結部材は、第1復帰部材の付勢力で第1の
位置に復帰し、次の工程に備える。
【0021】幅の広いシートが搬送されたときには、こ
のシートの先端部は少なくとも1個及び他のシャッタ部
材に係止し(突き当たり)、上述と同様の動作により、
シートの先端部が略直線状にそろう。先端部が略直線状
にそろったシートが更にたるむと、シートのコシの強さ
により、第1及び第2連結部材は、一部及び他部のシャ
ッタ部材とともに、第1及び第2復帰手段の付勢力に抗
して第1位置から第2位置に回動し、シートは第2搬送
ローラ対により搬送される。シートを搬送した後、第1
及び第2連結部材は、第1及び第2復帰部材の付勢力で
第1の位置に復帰し、次の工程に備える。
【0022】このように、シャッタ部材を押す力が弱い
幅の狭いシートの場合であっても、シャッタ部材を押す
力が強い幅の広いシートの場合であっても、シートのコ
シの強さに応じた付勢力でシートの先端部を確実に略直
線状にそろえてられるので、シートの斜め送りをより確
実に防止することができる。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項に記載の発明において、前記シャッタ部
材のシートの係止面より搬送方向上流側にシートのたる
みを案内する案内部材を備えることを特徴とする。
【0024】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれか1項に記載と同様な作用効果を奏する
とともに、シートの先端部が係止面に係止すると、シー
トは、案内部材に案内されて、上流側にたるみを形成す
る。例えば、薄いシートを搬送した場合、シートのたる
み方向が安定しないと、シートの先端部が折れてしまう
ことがあるが、シートは案内部材により案内されている
ことにより、シートのたるみ方向が安定するので、シー
トの先端部が折れてしまうことを防止する。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、前記案内部材は、シート搬送方向の下
流側から上流側に向けて傾斜する傾斜面を有しているこ
とを特徴とする。
【0026】この請求項5に記載の発明では、請求項4
に記載と同様な作用効果を奏するとともに、シートは傾
斜面に沿って案内されてたるみを形成する。傾斜面を有
することにより、シートがたるみやすくなるので、シー
トのたるみ方向をより安定させることができ、シートの
先端部が折れてしまうことをより防止する。
【0027】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記傾斜面は、シート搬送方向の上流
側に向けて広がるテーパ状をなしていることを特徴とす
る。
【0028】この請求項6に記載の発明では、請求項5
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、シー
トのたるみを案内する傾斜面が、シートのたるみ方向に
広がっていることにより、シートのたるみの形成が安定
し、シートを確実にたるませることができる。また、シ
ートが搬送されているときに、シートの先端部が案内部
材に引っかかりにくくなるので、シートの先端部が係止
面に係止する前に折れてしまうことを防止する。
【0029】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれか1項に記載の発明において、前記第1搬送ロ
ーラ対から第2搬送ローラ対に搬送されるシートの上面
を案内するガイド板を備え、このガイド板におけるシー
ト搬送方向の下流側の一端部には、シートの上方に折れ
曲がる折曲部が形成され、この折曲部は、シートのたる
みを案内することを特徴とする。
【0030】この請求項7に記載の発明では、請求項1
乃至6のいずれか1項に記載の発明と同様な作用効果を
奏するとともに、シートがシャッタ部材に係止すると、
シートは折曲部の折れ曲り方向に沿って(搬送方向の下
流側の上方に向けて)案内されることにより、シート
は、一定のたるみを形成する。折曲部を形成すること
で、シートを一定の形状にたるませられることにより、
シートのコシの強さが安定するので、シートの斜め送り
を確実に防止することができ、更にシートの搬送も安定
する。
【0031】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、前記ガイド板における一端部の両側部
が、中央部よりも搬送方向の下流側に向けて突出してい
ることを特徴とする。
【0032】この請求項8に記載の発明では、請求項7
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、シー
トは、ガイド板の両側部の折曲部に案内されて一定のた
るみを形成する。このとき、シートの両端部は、ガイド
板の両側部に支持されているので、シートの両端部にお
いて、シャッタ部材に対する押圧力(シートの先端部が
シャッタ部材を押す力)が集中する。
【0033】例えば、シートの幅が広い場合、シートの
両端部に押圧力が集中していないと、シートの先端部が
そろう前に、シートの中央部にシャッタ部材が押されて
シャッタ部材が回動してしまうことがあるが、この請求
項8に記載の発明では、シートの両端部に押圧力が集中
しているので、シートの先端部を確実にそろえることが
でき、シートの斜め送りを確実に防止することができ
る。
【0034】請求項9に記載の発明は、請求項7又は8
に記載の発明において、前記ガイド板は、シート搬送方
向の上流及び下流側に向けてスライド可能であることを
特徴とする。
【0035】この請求項9に記載の発明では、請求項7
又は8に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、ガイド板がスライド可能なことにより、シートのた
るみの大きさを調節することができ、例えば、シートが
厚いときにおいて、同じたるみでもシートのコシが強く
なるときは、ガイド板を上流側にスライドしてシートの
コシを弱めたり、シートのコシが弱い薄いシートのとき
は、ガイド板を下流側にスライドしてシートのコシを強
めたりすることができる。従って、シートの厚さに応じ
て、シートが形成するたるみの大きさを適切な大きさに
することができるので、多様なサイズのシートに応じ
て、シートの斜め送りを確実に防止することができる。
【0036】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
9のいずれか1項に記載の発明において、第1及び第2
搬送ローラ対の間におけるシートの上方に、シートのた
るみに当接して揺動する揺動手段を備え、この揺動手段
は、シャッタ部材に係止してシャッタ部材の回動を阻止
する係止部を備え、シートがたるみを形成したときに、
揺動手段は、シャッタ部材との係止を解除し、シャッタ
部材を回動可能にすることを特徴とする。
【0037】この請求項10に記載の発明では、請求項
1乃至9に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、シートがたるみを形成したときに、シートのたるみ
に押されて、シャッタ部材との係止状態を解除すること
で、シャッタ部材は、第2の位置に移動する。このよう
に、シャッタ部材が第1の位置から第2の位置に回動す
るためには、シートが所定のたるみを形成しなければな
らないので、シートの幅や厚みに影響を受けることな
く、シートの先端部を略直線状に確実にそろえることが
でき、シートの斜め送りをより確実に防止することがで
きる。
【0038】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の発明において、前記シャッタ部材は、前記揺動手
段が係止状態を解除したとき、揺動手段の係止部と係合
して第2位置を保持する係合部を備えることを特徴とす
る。
【0039】この請求項11に記載の発明では、請求項
10に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、
揺動部材が係止状態を解除したとき、シャッタ部材の係
合部に揺動部材の係止部が係合することにより、シャッ
タ部材は第2の位置に保持され、シートは第2搬送ロー
ラ対により搬送される。第2搬送ローラ対がシートを搬
送しているときに、シャッタ部材が第2位置に保持され
るので、シートの搬送が妨げられず、シートの搬送を安
定にすることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面1乃至5を参
照しながら、第1実施の形態を説明する。図1は、本発
明に係るシート搬送装置1を示す斜視図である。図1に
示すように、シート搬送装置1は、第1搬送ローラ対3
と、第2搬送ローラ対5と、シャッタ手段7と、保持手
段9(図2参照)とを有しており、例えば、ファクシミ
リ、プリンタ、複写機等の画像形成装置に設けられてい
る。
【0041】第1搬送ローラ対3は、上のローラ軸13
及び下のローラ軸15にそれぞれ配置されたローラ部1
7、19により、シート11を挟持する。第1搬送ロー
ラ対3は、図示しない駆動源からの駆動を受けた各ロー
ラ軸13、15により回転し、シート11を第2搬送ロ
ーラ対5に向けて(図1の矢印B参照)搬送する。
【0042】第2搬送ローラ対5は、第1搬送ローラ対
3よりもシート搬送方向の下流側(以後、単に「下流
側」という。)に位置しており、第1搬送ローラ対3か
ら搬送されてきたシート11を、更に下流側に搬送す
る。第2搬送ローラ対5は、一方のローラ軸21及び他
方のローラ軸23にそれぞれローラ部25、27が、各
ローラ軸21、23に沿って配置されている。
【0043】一方のローラ軸21のローラ部25と、他
方のローラ軸23のローラ部27とは互いに当接してお
り、これらローラ部25、27でローラ部対29を形成
している。第2搬送ローラ対5もまた、図示しない駆動
源からの駆動力により、シート11をローラ部対29の
当接部分31(以後、「ニップ部」という。)に挟持し
ながら搬送する。
【0044】また、各ローラ軸21、23には、後述す
る第1及び第2アーム部材39、41との磨耗を防止す
るためのカラー28(図3参照)が設けられており、こ
れは、各ローラ軸21、23が、例えば、金属で構成さ
れている場合に特に有効である。
【0045】シャッタ手段7は、各ローラ部対29の間
に設けられた四つのシャッタ部材33と、各シャッタ部
材33を連結する連結板35とを有しており、第2搬送
ローラ対5に搬送されてきたシート11の先端部を係止
する。尚、本実施の形態では、シャッタ部材33を四つ
設けているが、例えば、二つ、三つ又は五つ以上の数が
配置されていても良い。
【0046】各シャッタ部材33は、一方のローラ軸2
1を中心に回動可能であり、シート11の先端部を係止
する第1位置(図5の(a)参照)と、シート11の先
端部の係止を解除する第2位置(図5の(b)参照)と
に回動する。シャッタ部材33にはそれぞれ、係止面3
3aが形成されており、各係止面33aには、シート1
1の先端部が係止する。シート11は、各係止面33a
に係止することにより、たるみ(ループ)を形成し、後
述するループ形成スペース38により、所定のたるみを
形成される。
【0047】連結板35は、各シャッタ部材33を連結
しており、各シャッタ部材33は、連結板35により一
体に回動する。連結板35には、各シャッタ部材33を
第1位置に復帰する方向に付勢するばね(復帰手段)3
7が取り付けられており、ばね37の付勢力により、連
結板35(各シャッタ部材33)は、通常、第1位置に
位置している。
【0048】尚、ばね37の付勢力については、次に述
べる範囲内であれば特に限定しない。図5の(a)に示
すように、シート11の先端が係止面33aに係止して
たるみを形成しはじめたときにおいて、シート11が係
止面33aを押す力をF0とし、図5の(b)に示すよ
うに、シート11が十分にたるみを形成したときにおい
て、シート11が係止面33aを押す力をFとする。こ
の場合、ばね37の付勢力をRとすると、ばね37の付
勢力Rは、F0よりも大きくFよりも小さい。即ち、ば
ね37の付勢力Rは、F0<R<Fの範囲内であれば、
特に限定しない。
【0049】図4は、シート搬送装置1を概略的に示す
側面図である。尚、図4におけるばね37は、模式的に
描いたものである。この図4に示すように、第1搬送ロ
ーラ対3と第2搬送ローラ対5との間における搬送経路
の上方には、各シャッタ部材33のそれぞれの係止面3
3aに係止したシート11が、所定のたるみを形成でき
るようにするためのループ形成スペース38が形成され
ている。
【0050】図2は、保持手段9の近傍を拡大して示す
斜視図であり、図3は、保持手段9の近傍を拡大して示
す断面図である。図2に示すように、保持手段9は、第
1アーム部材39と、第2アーム部材41とを有してお
り、第2搬送ローラ対5の各ローラ軸21、23の撓み
を防止するように各ローラ軸21、23保持している。
【0051】第1アーム部材39は、その一端部39a
がフック状をなしており、このフック状の一端部39a
が、隣り合うローラ部対29の間であって、一方のロー
ラ軸21の略中央の位置に係合している。第1アーム部
材39は、一方のローラ軸21を撓みのない位置で支え
ており、一方のローラ軸21の撓みを防止している(こ
れについては後述する)。また、図3を見ても明らかな
ように、この一端部39aは、フック状をなしているの
で、特に、一方のローラ軸21におけるシート11の搬
送方向(図1の矢印B参照)への撓みを防止することが
できる。
【0052】第1アーム部材39は、上の支持台43に
設けられた軸45を中心に揺動可能であり、第1アーム
部材39の他端部39bには、一端部39aを一方のロ
ーラ軸21に係合させる方向に付勢する押し上げばね
(付勢部材)47が設けられている。
【0053】図3に示すように、押し上げばね47は、
第1アーム部材39の他端部39aを、図3の矢印H方
向に付勢しており、この押し上げばね47の作用によ
り、第1アーム部材39は、軸45を中心に揺動する。
この第1アーム部材39の揺動により、第1アーム部材
39の一端部39aは、カラー28を介して一方のロー
ラ軸21に係合する。第1アーム部材39が、軸45を
中心に揺動して、一方のローラ軸21の位置に応じて係
合するので、第1及び第2アーム部材39、41の位置
決めが簡単に行える。
【0054】第2アーム部材41の一端部41aは、第
1アーム部材39と同様に、フック状をなしており、こ
のフック状の一端部41aが、隣り合うローラ部対29
の間であって、他方のローラ軸23の略中央の位置に係
合している。第2アーム部材41は、他方のローラ軸2
3を撓みのない位置で支えており、他方のローラ軸23
の撓みを防止している。図3を見ても明らかなように、
この一端部41aは、フック状をなしているので、特
に、他方のローラ軸23におけるシート11の搬送方向
への撓みを防止することができる。また、第2アーム部
材41の他端部41bは、下の支持台49にねじ51に
より固定されている。
【0055】尚、第2アーム部材41の他端部41aを
固定するのは、ねじ51に限定されず、例えば、ピン等
の固定部材を用いたり、溶接、接着等により下の支持台
49と一体に設けても良く、第2アーム部材41の他端
部41aを固定できれば良い。また、第2アーム部材4
1を第1アーム部材39と同様に、軸を中心に揺動させ
る構成にしても良いし、逆に第1アーム部材39の他端
部39bを第2アーム部材41のように上の支持台43
に固定しても良い。
【0056】次に、上述した構成に基づき、第1実施の
形態の作用を説明する。第1搬送ローラ対3から搬送さ
れたシート11の先端部は、図5の(a)に示すよう
に、各シャッタ部材33の係止面33aに係止する(突
き当たる)。シート11の先端部がシャッタ部材33の
係止面33aに係止している状態で、第1搬送ローラ対
3は、シート11を更に過分に搬送することにより、シ
ート11はたるみを形成する。このたるみを形成したシ
ート11のコシの強さにより、係止面33aが押され、
第2位置に向けて回動する。図4に示すように、シャッ
タ部材33が、第1位置からローラ部対29のニップ部
31までの距離bを回動するまでに、シート11の先端
部は略直線状にそろい、これによりシート11は、斜め
送り状態(斜行)を矯正される。
【0057】先端部が略直線状にそろったシート11が
更にたるむと、シャッタ部材33は、シート11のコシ
の強さにより、ばね37の付勢力に抗して図5の(b)
に示す第2位置に回動し、シート11は第2搬送ローラ
対5により更に下流側に搬送される。シート11を搬送
した後、シャッタ部材33は、ばね37の付勢力で図5
の(a)に示す第1位置に復帰し、次の工程に備える。
【0058】第2搬送ローラ対5が、シート11を搬送
しているとき、第2搬送ローラ対5の各ローラ軸21、
23の両端部に、例えば、駆動源等による加圧力がかか
っている場合において、各ローラ軸21、23の長さが
長いときには、各ローラ軸21、23は撓もうとする
が、各ローラ軸21、23は、保持手段9により保持さ
れていることにより、各ローラ軸の撓みを押さえること
ができる。
【0059】即ち、各ローラ軸21、23が撓もうとし
たとき、各ローラ軸21、23は、第1及び第2アーム
部材39、41のフック状の一端部39a、41aによ
り係合されて保持されており、しかも、第一及び第2ア
ーム部材39、41は、撓みが生じやすい各ローラ軸2
1、23の略中央の位置に係合しているので、各ローラ
軸21、23の撓みを効率良く押さえられる。
【0060】各ローラ軸21、23の撓みが押さえられ
ることにより、シャッタ部材33の回動が妨げられず、
また、シート11の先端部とシャッタ部材33の係止面
33aとの位置関係が変化しにくく(位置のずれが生じ
にくく)、シート11の先端部が確実に係止面33aに
係止するので、シートの斜め送りを確実に防止すること
ができる。
【0061】次に、他の実施の形態を説明するが、上述
と同様な部分には同一の符号を付し、その部分の説明を
省略するとともに、上述の実施の形態と異なることを主
に説明する。
【0062】図6及び図7を参照して第2実施の形態を
説明する。尚、図6は第2実施の形態に係るシート搬送
装置1の第2搬送ローラ対5の近傍を示す斜視図であ
り、図7は、第1及び第2連結板53、55を示す分解
斜視図である。
【0063】第2実施の形態では、シャッタ手段7の構
成が上述の第1実施の形態と異なっている。即ち、図6
に示すように、シャッタ部材34a〜dが、一方のロー
ラ軸21の軸に沿って四つ設けられ、そのうちの中央の
二つのシャッタ部材(一部のシャッタ部材)34b、3
4cを結する第1連結板(第1連結部材)53と、両側
のシャッタ部材34a、34dを連結する第2連結板
(第2連結部材)55と、第1連結板53を第1位置に
復帰する方向に向けて付勢する第1ばね(第1復帰部
材)57と、第2連結板55を第1位置に復帰する第2
ばね(第2復帰部材)59とを備えている。
【0064】シャッタ部材34a〜dは、第1実施の形
態と同様な構成をなしており、シート11が係止する係
止面34eを有している。シャッタ部材34a〜34d
は、一方のローラ軸21を中心に回動可能であり、上述
の第1位置と、第2位置とに回動可能である。
【0065】図7に示すように、第1連結板53は、シ
ャッタ部材34b、34cを一体に回動させ、第2連結
板55は、シャッタ部材34a、34dを一体に回動さ
せる。この第2連結板55には、切欠き部55aが形成
されており、この切欠き部55aから、第1連結板55
に連結されているシャッタ部材34b、34cが突出し
ている。従って、第1及び第2連結板53、55はそれ
ぞれ、独立して回動可能な構成となっている。尚、切欠
き部55aの大きさは、後述する幅の狭いシート11a
の幅を考慮して、この幅の狭いシート11aが十分に通
過する大きさにするのが好ましい。
【0066】図6に示すように、幅の狭いシート11a
が、第1搬送ローラ対3から搬送されたときには、この
シート11aの先端部は、シャッタ部材34b、34c
の係止面34e、34eに係止する。シート11aの先
端部が、係止している状態でシート11aがたるみを形
成することにより、シート11aの先端部は略直線状に
そろう。
【0067】先端部がそろったシート11aが更にたる
むと、シート11aのコシの強さにより、第1連結板5
3は、第1ばね57の付勢力に抗して第1位置から第2
位置に回動し、シート11aは第2搬送ローラ対5によ
り搬送される。シート11aを搬送した後、第1連結板
53は、第1ばね57の付勢力により第1位置に復帰
し、次の工程に備える。
【0068】幅の広いシート11bが搬送されたときに
は、このシート11bの先端部は、シャッタ部材34a
〜dのそれぞれの係止面34eに係止し、上述と同様の
動作により、シート11bの先端部が略直線状にそろ
う。先端部がそろったシート11bが更にたるむと、シ
ート11bのコシの強さにより、第1及び第2連結版5
3、55はともに、第1及び第2ばね57、59の付勢
力に抗して第1位置から第2位置に回動し、シート11
bは第2搬送ローラ対5により搬送される。シート11
bを搬送した後、第1及び第2連結板53、55は、第
1及び第2ばね57、59の付勢力で第1位置に復帰
し、次の工程に備える。
【0069】幅の狭いシート11aと、幅の広いシート
11bとでは、同じたるみを形成したとしても、シート
のコシの強さが異なり、幅の狭いシート11aの方が、
幅の広いシート11bよりもコシが弱い。従って、幅の
狭いシート11aの場合は、第1ばね57の付勢力のみ
で、シート11aの先端部をそろえ、幅の広いシート1
1bの場合は、第1及び第2ばね57、59の両方の付
勢力で、シート11bの先端部をそろえている。
【0070】これは、シートに対するばねの付勢力が、
どのシートサイズに対しても共通であった場合、幅の狭
いシート11aであると、係止面33eを押す力が弱
く、シャッタ部材が第2位置に回動しない場合があり、
幅の広いシート11bであると、係止面33eを押す力
が強く、シート11bの先端部をそろえる前に、シャッ
タ部材が第2位置に回動してしまうからである。
【0071】このように、幅の狭いシート11aであっ
ても、幅の広いシート11bであっても、シートのコシ
の強さに応じた付勢力でシートの先端部を確実に直線状
にそろえられるので、シートの斜め送りをより確実に防
止することができる。
【0072】次に、図8を参照して第3実施の形態を説
明する。図8は、第3実施の形態に係るシート搬送装置
1のガイド板61の近傍を示す斜視図である。第3実施
の形態では、第1搬送ローラ対3から第2搬送ローラ対
5に搬送されるシート11を案内するガイド板61を設
けたことが上述の実施の形態と異なる。
【0073】ガイド板61は、図8を見ても明らかなよ
うに、第2搬送ローラ対5から間隔をあけて配置されて
おり、搬送方向の下流側(以後、単に「下流側」とい
う。)におけるガイド板61の一端部には、折曲部61
aが形成されている。折曲部61aは、シート11の上
方に折れ曲っており、シート11が形成するたるみを案
内する。尚、図中符号65は、下ガイド板65であり、
ガイド板61とともにシート11を案内する。
【0074】また、ガイド板61には、シート搬送方向
に伸びる長穴部61b、61bが形成されており、この
長穴部61b、61bにはそれぞれ、長穴部61bに係
合する係合部材63が設けられている。長穴61bは、
係合部材63を介して、上流及び下流側(矢印C参照)
に向けてスライド可能になっている。尚、係合部材63
については、例えば、係合部材63をねじ等で構成し、
このねじによりガイド板61を本体に固定するものであ
っても、また、単なる突起であっても良く、ガイド部材
61がスライド可能であれば良い。
【0075】シート11がシャッタ部材33の係止面3
3aに係止すると、シート11は、折曲部61aの折れ
曲り方向に沿って(搬送方向の下流側の上方に向けて)
案内されることにより、シート11は一定のたるみを形
成する。
【0076】例えば、第1及び第2搬送ローラ対の部品
公差等により、シート11の搬送速度に変動があったと
き、シート11は、一定のたるみを形成できず、シート
11の先端部をそろえられなかったり、シャッタ部材3
3を第2の位置に回動することができない場合がある
が、このときにおいても、シート11は、折曲部61a
に案内されて一定のたるみを形成できる。このように、
折曲部61aを形成することで、シート11を一定の形
状にたるませられることにより、シート11のコシの強
さが安定するので、シートの斜め送りを確実に防止する
ことができ、更にシートの搬送も安定する。
【0077】また、ガイド板61がスライド可能なこと
により、シート11のたるみの大きさを調節することが
でき、例えば、シート11が厚いとき等、同じたるみで
もシート11のコシが強いときは、ガイド板61を上流
側にスライドしてシート11のコシを弱めたり、コシの
弱い薄いシート11のときは、ガイド板61を下流側に
スライドしてシートのコシを強めたりすることができ
る。従って、シート11の厚さに応じて、シート11が
形成するたるみの大きさを適切な大きさにすることがで
きるので、多様なサイズのシートに応じて、シートの斜
め送りを確実に防止することができる。
【0078】次に、図9を参照して第4実施の形態を説
明する。図9は、第4実施の形態に係るシート搬送装置
1のガイド板61の近傍を拡大して示す斜視図である。
第4実施の形態では、ガイド板61の折曲部61aを、
ガイド板61の一端部における両側部のみに形成したこ
とが、上述の実施の形態と異なる。
【0079】シート11は、ガイド板61の両側部の折
曲部61a、61aに案内されて一定のたるみを形成す
る。このとき、シート11の両端部は、ガイド板61の
折曲部61a、61aに支持されているので、シート1
1の両端部において、シャッタ部材33に対する押圧力
(シート11がシャッタ部材33を押す力)が集中す
る。
【0080】例えば、シート11の幅が広い場合、シー
ト11の両端部にシャッタ部材33に対する押圧力(シ
ート11がシャッタ部材を押す力)が、集中していない
と、シート11の先端部が略直線状にそろう前に、シー
ト11の中央部にシャッタ部材33が押されてシャッタ
部材33が回動してしまうことがある。しかし、本実施
の形態においては、シート11の両端部に押圧力が集中
しているので、シート11の先端部を確実にそろえるこ
とができ、シートの斜め送りを確実に防止することがで
きる。
【0081】次に、図10を参照して、第5実施の形態
を説明する。尚、図10は、第5実施の形態に係るシー
ト搬送装置1のガイド板61の近傍を示す斜視図であ
る。第5実施の形態では、ガイド板61の中央部に第1
折曲部61cを形成し、ガイド板61の両端部に第1折
曲部61cよりも下流側に突出する第2折曲部61dを
形成していることが上述の実施の形態と異なる。
【0082】第1折曲部61cは、幅の狭いシート11
aが形成するたるみを案内し、第2折曲部61dは、幅
の広いシート11bが形成するたるみを案内する。ま
た、ガイド板61には、上述した第3実施の形態の長穴
部61b、61b及び係合部材63、63が設けられて
おり、ガイド板61は、上流及び下流側にスライド可能
である。従って、多様なサイズ及び厚さのシートに応じ
て、シートの斜め送りを確実に防止することができる。
【0083】次に、図11及び図12を参照しながら、
第6実施の形態を説明する。尚、図11は、第6実施の
形態に係る先端ガイド板67の近傍を示す正面図であ
り、図12は、図11の近傍を示す斜視図である。第6
実施の形態では、図12に示すように、シャッタ部材3
3の近傍にシート11の先端部を係止面33aに向けて
案内する先端ガイド板67と、シート11が形成するた
るみを案内する突起(案内部材)69を設けたことが上
述の実施の形態と異なる。
【0084】突起69は、先端ガイド板67からシート
11に向けて突出しており、断面が略三角形状をなして
いる。略三角形状の突起69は、シート搬送方向の下流
側から上流側に向けて傾斜する傾斜面69aを有してい
る。
【0085】この傾斜面69aにより、シート11は、
傾斜面69aに沿って上流側の上方に向けて案内され
る。また、シート11の搬送を妨げないようにするた
め、図12に示すように、突起69の先端と下ガイド板
65との間に、隙間cが形成されている。尚、この隙間
cの大きさは特に限定しないが、シート11の厚みより
大きいのが好ましく、シート11の搬送の妨げにならな
い程度の大きさであれば良い。
【0086】シート11の先端部が、係止面33aに係
止すると、シート11は、突起69の傾斜面69aに案
内されて、上流側の上方に向けてたるみを形成する。例
えば、シート11が薄いとき、シート11のたるみ方向
が安定しないと、シート11の先端部が折れてしまう場
合があるが、シート11は、突起69の傾斜面69aに
案内されることにより、シート11がたるみやすくな
り、シート11のたるみ方向が安定するので、シート1
1の先端部が折れてしまうことを防止する。
【0087】次に、図13を参照して第7実施の形態を
説明する。尚、図13は、第7実施の形態に係る先端ガ
イド板67の近傍を示す斜視図である。第7実施の形態
では、突起69の傾斜面69aが、シート搬送方向の上
流側に向けて広がるテーパ状をなしていることが上述の
実施の形態と異なる。
【0088】シート11のたるみを案内する傾斜面69
aが、シート11のたるみ方向に広がっているので、シ
ート11を確実にたるませることができる。また、シー
ト11が係止面33aに向けて搬送されているときに、
シート11の先端部が突起69に引っかかりにくくな
り、シート11の先端部が係止面33aに係止する前
に、折れてしまうことを防止する。
【0089】次に、図14及び図15を参照して第8実
施の形態を説明する。尚、図14は、第8実施の形態に
係る揺動手段71の近傍を示す断面図であり、図15
は、シャッタ部材33が第2位置に保持されている状態
を示す断面図である。
【0090】第8実施の形態では、第1及び第2搬送ロ
ーラ対3、5の間で、且つ第2搬送ローラ対5の近傍に
位置する揺動部材(揺動手段)71を備え、シャッタ部
材33に重り(復帰手段)77と、ストッパ部33b
と、係合部33cとを設けていることが上述の実施の形
態と異なる。
【0091】揺動部材71は、軸73を中心に揺動可能
であり、揺動部材71をシート11に向けて付勢するば
ね75と、シャッタ部材33に係止する係止部71a
と、シート11のたるみが当接する当接面71bとを有
している。
【0092】図14に示すように、シャッタ部材33が
第1位置に位置しているときにおいて、揺動部材71の
係止部71aは、シャッタ部材33のストッパ部33b
に係止しており、シャッタ部材33の回動を阻止してい
る(シャッタ部材33が第2位置に回動しないようにし
ている)。
【0093】図15に示すように、シャッタ部材33が
第2位置に位置しているときにおいて、揺動部材71の
係止部71aは、シャッタ部材33の係合部33cに係
合しており、シャッタ部材33の回動を阻止している
(シャッタ部材33が第1位置に回動しないようにして
いる。) シャッタ部材33には、復帰手段として重り77が設け
られており、シャッタ部材33は、この重り77の重さ
により第2位置から第1位置に回動する。重り77を設
けるだけであり、構成が簡単である。尚、重り77の代
わりに、上述した第1実施の形態のばね37を、シャッ
タ部材33に設けても良いことは言うまでもない。
【0094】シート11が搬送される前、揺動部材71
は、ばね75の付勢力で図14に示す位置に位置してお
り、シャッタ部材33を第1位置に保持している。シー
ト11の先端部がシャッタ部材33の係止面33aに係
止してたるみを形成すると、このたるみが揺動部材71
の当接面71bと当接する。揺動部材71は、当接面7
1bに当接したシート11のたるみ部分に押されること
により、ばね75の付勢力に抗して揺動し、シャッタ部
材33の係止部71aとの係止状態を解除する。係止状
態を解除すると、シャッタ部材33は、シート11に押
されて第2位置に回動する。
【0095】このように、シャッタ部材33が第1位置
から第2位置に回動するためには、シート11が所定の
たるみを形成しなければならないので、シート11の幅
や厚みに影響を受ける事がなく、シート11の先端部を
確実に略直線状にそろえることができ、シート11の斜
め送りをより確実に防止することができる。
【0096】図15に示すように、シャッタ部材33が
第2位置に回動すると、揺動部材71の係止部71aが
シャッタ部材33の係合部33cと係合する。この係合
により、シャッタ部材33は、第2位置に保持され、シ
ート11は第2搬送ローラ対5により搬送される。第2
搬送ローラ対5がシート11を搬送しているときに、シ
ャッタ部材33が第2位置に保持されるので、シート1
1の搬送が妨げられず、シートの搬送を安定することが
できる。
【0097】シート11を搬送した後、シャッタ部材3
3は、重り77の重さにより、第1位置に向けて回動
し、再び揺動部材75の係止部71aによって第1位置
に保持されて次の工程に備える。
【0098】尚、本発明は、上述の実施の形態に限定さ
れず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変
形が可能である。例えば、上述の実施の形態において、
シャッタ部材の回転軸は、一方のローラ軸21である
が、シャッタ部材の回転軸を他方のローラ軸23として
も良い。また、第1及び第2アーム部材39、41は、
各ローラ軸21、23の略中央の位置に係合している
が、これに限定されず、各ローラ軸21、23の撓みを
押さえられる位置であれば良い。更に、第1乃至第7実
施の形態において、シャッタ部材33を第1位置に復帰
させる復帰手段として、第8実施の形態の重り77を用
いても良い。
【0099】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、第2搬送ロ
ーラ対の各ローラ軸が撓もうとしたとき、各ローラ軸
は、第1及び第2アーム部材により係合されており、し
かも、第1及び第2アーム部材は、フック状をなしてい
るので、特に、各ローラ軸におけるシート搬送方向への
撓みを防止することができる。また、各ローラ軸の撓み
をおさえられることにより、シートの先端部とシャッタ
部材との位置関係が変化しにくく(位置のずれが生じに
くく)、シートの先端部を略直線状にそろえることが確
実にできるので、シートの斜め送りを確実に防止するこ
とができる。
【0100】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、第1及び第2
アーム部材の少なくとも一方が、付勢部材の付勢力で軸
を中心に揺動して、ローラ軸の位置に応じてローラ軸に
係合するので、第1及び第2アーム部材の位置決めが簡
単に行える。
【0101】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、シャッ
タ部材を押す力が弱い幅の狭いシートの場合であって
も、シャッタ部材を押す力が強い幅の広いシートの場合
であっても、シートのコシの強さに応じた付勢力でシー
トの先端部を確実に略直線状にそろえられるので、シー
トの斜め送りをより確実に防止することができる。
【0102】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏すると
ともに、シートは案内部材により案内されていることに
より、シートのたるみ方向が安定するので、シートの先
端部が折れてしまうことを防止する。
【0103】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、傾斜面を有す
ることにより、シートがたるみやすくなるので、シート
のたるみ方向をより安定させることができ、シートの先
端部が折れてしまうことをより防止する。
【0104】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、シートのたる
みを案内する傾斜面が、シートのたるみ方向に広がって
いることにより、シートのたるみの形成が安定し、シー
トを確実にたるませることができる。また、シートが搬
送されているときに、シートの先端部が案内部材に引っ
かかりにくくなるので、シートの先端部が係止面に係止
する前に折れてしまうことを防止する。
【0105】請求項7に記載の発明では、請求項1乃至
6に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、折曲部
を形成することで、シートを一定の形状にたるませられ
ることにより、シートのコシの強さが安定するので、シ
ートの斜め送りをより確実に防止することができ、更に
シートの搬送も安定する。
【0106】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、シートの両端
部は、ガイド板の両側部に支持されており、シートの両
端部において、シャッタ部材に対する押圧力が集中する
ことにより、シートの幅が広い場合であっても、シート
の先端部がそろう前にシャッタ部材が回動しにくくなる
ので、シートの先端部を確実にそろえることができ、シ
ートの斜め送りを確実に防止することができる。
【0107】請求項9に記載の発明では、請求項7又は
8に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、ガイド
板がスライド可能なことにより、シートのたるみの大き
さを調節することができることにより、シートの厚さに
応じて、シートが形成するたるみの大きさを適切な大き
さにすることができるので、多様なサイズのシートに応
じて、シートの斜め送りを確実に防止することができ
る。
【0108】請求項10に記載の発明では、請求項1乃
至9のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏する
とともに、シャッタ部材が第1の位置から第2の位置に
回動するためには、シートが所定のたるみを形成しなけ
ればならないので、シートの幅や厚みに影響を受けるこ
となく、シートの先端部を略直線状に確実にそろえるこ
とができ、シートの斜め送りをより確実に防止すること
ができる。
【0109】請求項11に記載の発明では、請求項10
に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、第2搬送
ローラ対がシートを搬送しているときに、シャッタ部材
が第2位置に保持されるので、シートの搬送が妨げられ
ず、シートの搬送を安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート搬送装置を示す斜視図であ
る。
【図2】保持手段の近傍を拡大して示す斜視図である。
【図3】保持手段の近傍を拡大して示す断面図である。
【図4】図1のシート搬送装置を概略的に示す側面図で
ある。
【図5】(a)は、第1位置に位置しているときのシャ
ッタ部材を示す側面図であり、(b)は、第2位置に位
置しているときのシャッタ部材を示す側面図である。
【図6】第2実施の形態に係るシート搬送装置の第2搬
送ローラ対の近傍を示す斜視図である。
【図7】第1及び第2連結板を示す分解斜視図である。
【図8】第3実施の形態に係るシート搬送装置のガイド
板の近傍を示す斜視図である。
【図9】第4実施の形態に係るシート搬送装置のガイド
板の近傍を示す斜視図である。
【図10】第5実施の形態に係るシート搬送装置のガイ
ド板の近傍を示す斜視図である。
【図11】第6実施の形態に係る先端ガイド板の近傍を
示す正面図である。
【図12】図11の近傍を示す斜視図である。
【図13】第7実施の形態に係る先端ガイド板の近傍を
示す斜視図である。
【図14】第8実施の形態に係る揺動部材の近傍を示す
断面図である。
【図15】図14のシャッタ部材が第2位置に保持され
ている状態を示す断面図である。
【図16】従来に係る搬送ローラのローラ軸に撓みが生
じている状態を示す斜視図である。
【図17】従来において、ローラ対のニップ間に間隔が
生じた状態を示す側面図である。
【図18】従来において、シートの先端部とシャッタ部
材の当接面との間に間隔が生じた状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 シート搬送装置 3 第1搬送ローラ対 5 第2搬送ローラ対 7 シャッタ手段 9 保持手段 11 シート 21 一方のローラ軸 25、27 ローラ部 33、34a〜d シャッタ部材 33a、34e 係止面 37 ばね(復帰手段) 39 第1アーム部材 39a 一端部(第1アーム部材の一端部) 41 第2アーム部材 41a 一端部(第2アーム部材の一端部) 45 軸 47 押し上げばね(付勢部材) 53 第1連結板(第1連結部材) 55 第2連結板(第2連結部材) 57 第1ばね(第1復帰部材) 59 第2ばね(第2復帰部材) 61 ガイド板 61a 折曲部 69 突起(案内部材) 69a 傾斜面 71 揺動部材 71a 係止部 71b 当接面 73 軸 77 重り(復帰手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する第1搬送ローラ対と、 第1搬送ローラ対よりもシート搬送方向の下流側に位置
    する第2搬送ローラ対と、 シートの先端部が係止するシャッタ手段と、 第2搬送ローラ対における各ローラ軸の撓みを防止すよ
    うに各ローラ軸を保持する保持手段とを備えるシート搬
    送装置であって、 第2搬送ローラ対は、各ローラ軸に沿って配置されたロ
    ーラ部を備え、シャッタ手段は、シートの先端部を係止
    する第1位置と、第2搬送ローラ対のいずれかのローラ
    軸を中心に回動してシートの係止を解除する第2位置と
    に回動可能なシャッタ部材と、シャッタ部材を第1位置
    に復帰する方向に付勢する復帰手段とを備え、保持手段
    は、一方のローラ軸において隣り合うローラ部の間に係
    合するフック状の第1アーム部材と、他方のローラ軸に
    おいて隣り合うローラ部の間に係合するフック状の第2
    アーム部材とを備えることを特徴とするシート搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2アーム部材の少なくと
    も一方は、軸を中心に揺動可能であり、フック状の一端
    部をローラ軸に係合させる方向に付勢する付勢部材を備
    えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シャッタ部材は複数設けられ、少な
    くとも1個のシャッタ部材を連結する第1連結部材と、
    他のシャッタ部材を連結する第2連結部材とを備え、前
    記復帰手段は、第1連結部材を第1位置に復帰する方向
    に付勢する第1復帰部材と、第2連結部材を第1位置に
    復帰する方向に付勢する第2復帰部材とを備え、第1及
    び第2連結部材はそれぞれ、独立して回動可能であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シャッタ部材のシートの係止面より
    搬送方向上流側にシートのたるみを案内する案内部材を
    備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記案内部材は、シート搬送方向の下流
    側から上流側に向けて傾斜する傾斜面を有していること
    を特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】前記傾斜面は、シート搬送方向の上流側に
    向けて広がるテーパ状をなしていることを特徴とする請
    求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第1搬送ローラ対から第2搬送ロー
    ラ対に搬送されるシートの上面を案内するガイド板を備
    え、このガイド板におけるシート搬送方向の下流側の一
    端部には、シートの上方に折れ曲がる折曲部が形成さ
    れ、この折曲部は、シートのたるみを案内することを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート
    搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド板における一端部の両側部
    が、中央部よりも搬送方向の下流側に向けて突出してい
    ることを特徴とする請求項7に記載のシート搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド板は、シート搬送方向の上流
    及び下流側に向けてスライド可能であることを特徴とす
    る請求項7又は8に記載のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 第1及び第2搬送ローラ対の間におけ
    るシートの上方に、シートのたるみに当接して揺動する
    揺動手段を備え、この揺動手段は、シャッタ部材に係止
    してシャッタ部材の回動を阻止する係止部を備え、シー
    トがたるみを形成したときに、揺動手段は、シャッタ部
    材との係止を解除し、シャッタ部材を回動可能にするこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項にシート
    搬送装置。
  11. 【請求項11】 前記シャッタ部材は、前記揺動手段が
    係止状態を解除したとき、揺動手段の係止部と係合して
    第2位置を保持する係合部を備えることを特徴とする請
    求項10に記載のシート搬送装置。
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