JP2008007297A - シート折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り動作時のブレードユニットの姿勢を安定させることで、シート束が厚い場合でも、折り位置ずれ、折りシワ、破損等の発生を抑制する。
【解決手段】中折りブレード45を保持したホルダ59の昇降をガイドするガイド溝75,76の溝幅Wに対して、第1ガイドコロ61の第1クリアランスW1を小さく、また、第2ガイドコロ62の第2クリアランスW2を大きく設定する。中折りブレード45でシート束(シートPの束)を突き上げて中折りローラ対43のニップNに押し込んで中折りする。シート束が厚い場合、厚さに応じて中折りブレード45及びホルダ59が第1ガイドコロ61を中心に揺動するので、姿勢が安定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、中折りブレードにより、中折りローラ対のニップにシート束の折り部を押し込んでシート束を2つ折りするシート折り装置に関する。
シート折り装置において、シート束(複数枚のシートの束)を中綴じし、その綴じ部分から2つ折りするシート折り装置が知られている。
図8にその一例を示す。折りローラ対100の駆動側の折りローラ101に従動側の折りローラ102を圧接させてニップNを形成している。また、ホルダ103によって、中折りブレード104、及び第1ガイドコロ105、第2ガイドコロ106を回動自在に保持する。これら第1ガイドコロ105、第2ガイドコロ106は、ニップNにおける接線方向に延びるガイド溝107に遊嵌されている。駆動手段(不図示)によってホルダ103を折りローラ対100に向けて移動させると、第1ガイドコロ105、第2ガイドコロ106がガイド溝107に沿って転動し、ホルダ103に保持された中折りブレード104は、ニップNに向けて移動される。これにより、中折りブレード104がシート束の折り部をニップNに押し込み、中折りローラ対100が、押し込まれたシート束を挟持搬送することで、シート束を2つ折にする。上述の第1ガイドコロ105及び第2ガイドコロ106は、その直径D1,D2がガイド溝107の溝幅W(ガイド面108,109間の距離)に対して、例えば1mm程度小さく設定されている。つまり、第1ガイドコロ105及び第2ガイドコロ106は、ガイド溝107の溝幅Wに対して、1mm程度のクリアランスW1,W2をもって遊嵌されている。これは、種々のシート束の厚さに対応するためである。
上述の構成によると、ある程度、シート束の厚さの変化に対応することができるが、特に、シート束が厚い場合に、折り位置ずれ、折りシワ、擦り傷等が発生することがあった。その原因の一つとして、第1ガイドコロ105と第2ガイドコロ106との双方にクリアランスW1,W2を設けているために、中折りブレード104でシート束をニップNに押し込んだ際の、中折りブレード104及びホルダ103の姿勢が安定しにくい、という点が挙げられる。例えば、ホルダ103の動作としては、図8に示すように、第1ガイドコロ105を一方のガイド面108に当接させての、第2ガイドコロ106側の揺動動作、また、第1ガイドコロ105をガイド溝107の他方のガイド面109に当接させての、第2ガイドコロ106側の揺動動作がある。さらに、第2ガイドコロ106を一方のガイド面108に当接させての、第1ガイドコロ105側の揺動動作、また、第2ガイドコロ106を他方のガイド面109に当接させての、第1ガイドコロ105側の揺動動作があり、ホルダ103は、種々の姿勢をとりうる。逆にこのことにより、姿勢が不安定になりがちである。
このような欠点を解消するようにしたシート折り装置が例えば、特許文献1に提案されている。このシート折り装置では、突き出し板(中折りブレード)の移動軸線と折りローラ対の接線の不一致に起因するシート束の折り位置ずれ、折りシワ、破損等を防止するための構成を採用している。すなわち、突き出し板側に、突き出し板と一体的に移動する突き出し側当接部を設け、一方、折りローラ側には、突き出し板を折りローラのニップに案内するカムを設けてある。これにより、突き出し板の移動軸線と折りローラの接線とが一致するようにして、上述の不具合を防止するようにしている。
特開平10−167562号公報
しかしながら、上述の従来技術によると、折りローラの半径R1、カムの半径R2、突き出し側当接部の厚さt等が、シート束がない場合に、突き出し板の移動軸線と折りローラの接線とが一致するように設定されている。このため、シート束が薄い場合には、適正に作用するものの、シート束が厚い場合には、必ずしも十分でないという問題があった。すなわち、シート束が厚い場合には、突き出し板は、シート束の折り部が折りローラのニップに挟持される直前までは、突き出し側当接部にガイドされて折りローラの接線に沿って移動するが、挟持された直後に、シート束の厚さに相当する距離だけ、急にずれてしまう。つまり、シート束が厚い場合には、シート束の折り位置ずれ、折りシワ、破損等が発生するおそれがある。
そこで、本発明は、シート束の厚さが変化した(厚くなった)場合でも、シート束の折り位置ずれ、折りシワ、破損等の発生を抑制することができるシート折り装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、駆動側の中折りローラと前記駆動側の中折りローラに圧接されてニップを形成する移動可能な従動側の中折りローラとを有する中折りローラ対と、前記ニップに向けて突き出される中折りブレードとを備え、前記中折りブレードによってシート束の折り部を前記ニップに押し込み、押し込まれた折り部を前記中折りローラ対によって挟持搬送することでシート束を2つ折りするシート折り装置に関する。この発明に係るシート折り装置は、前記中折りブレードの基端側を保持するホルダと、前記ニップの接線方向に沿って配設された一対のガイド面を有するガイド溝と、前記ホルダによって保持されるとともに、前記ガイド溝に沿って転動する、前記ニップに近い第1ガイドコロ及び前記ニップから遠い第2ガイドコロと、前記ホルダを介して前記中折りブレードを前記ニップに向けて突き出す駆動手段と、を備え、前記ガイド溝における前記一対のガイド面間の溝幅と前記第1ガイドコロの直径との差を第1クリアランスとし、前記溝幅と前記第2ガイドコロの直径との差を第2クリアランスとしたときに、前記第1クリアランスを小さく設定するとともに、前記第2クリアランスを前記第1クリアランスよりも大きく設定した、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載にシート折り装置において、前記ガイド溝の前記一対のガイド面のうちの、前記従動側の中折りローラ側に位置するガイド面を基準ガイド面としたときに、前記基準ガイド面に前記第2ガイドコロが前記基準ガイド面に当接させた前記ホルダ及び前記中折りブレードの基本姿勢において、前記中折りブレードの先端が前記ニップに向かう、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のシート折り装置において、前記ホルダ及び前記中折りブレードは、その自重によって前記基本姿勢をとる、ことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載のシート折り装置において、前記ホルダ及び前記中折りブレードを前記基本姿勢側に向けて付勢する付勢部材を備える、ことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート折り装置において、前記ホルダは、前記第1ガイドコロを回動自在に支持する軸を有し、前記駆動手段は、前記軸を介して前記ホルダに駆動力を伝達する、ことを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のシート折り装置において、前記駆動手段は、クランク機構によって前記軸に動力を伝達する、ことを特徴としている。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート折り装置において、前記中折りブレードの先端から前記第1ガイドコロの中心までの距離に対する、前記第1ガイドコロの中心から前記第2ガイドコロの中心までの距離の比を距離比としたときに、前記第2クリアランスは、前記距離比が小さいほど小さく設定する、ことを特徴としている。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載のシート折り装置において、前記第2クリアランスは、前記中折りブレードの振れ幅が、中折りに供されるシート束の厚さよりも小さくなるように設定されている、ことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ガイド溝の一対のガイド面間の溝幅に対して第1ガイドコロのクリアランスを小さく、また、第2ガイドコロのクリアランスをこれよりも大きく設定しているので、ホルダは、ほぼ第1ガイドコロを中心にして、第2ガイドコロがガイド溝の一方のガイド面に当接する位置と、他方のガイド面に当接する位置との範囲内で揺動することができる。ホルダは、この範囲内のいずれの位置で安定した姿勢をとるかは、ほぼ第1ガイドコロの中心の回りに作用するモーメントによって一義的に決まる。そして、このモーメントは、折り動作中に大きさは変化するものの、方向は変化しない。したがって、シート束が薄い場合も、また厚い場合も、折り動作中にホルダ及び中折りブレードの姿勢が大きく変化することはない。これにより、シート束が厚い場合に発生しがちな、折り位置ずれ、折りシワ、破損等の発生を抑制することができる。なお、「第1クリアランスが小さい」とは、第1クリアランスとして、第1ガイドコロがガイド溝に沿って転動することが可能な必要最小限だけ確保する、という程度の意味である。
請求項2の発明によれば、ホルダ及び中折りブレードの基本姿勢においては、第2ガイドコロが基準ガイド面に当接しているので、第2ガイドコロと他のガイド面との間には、第2クリアランスが確保されている。このため、中折りブレードによってシート束の折り部をニップに押し込む際、シート束の厚さが厚い場合には、このシート束によって従動側の中折りローラが駆動側の中折りローラから離間され、また、中折りブレードもほぼシート束の厚さ分だけ従動側の中折りローラ側に移動される。これに伴い第2ガイドコロは、第1ガイドコロを中心に他のガイド面側、すなわち第2クリアランスを狭める方向に移動される。このときの第2ガイドコロの移動量は、シート束の厚さが厚いほど大きくなり、その分、第2クリアランスが狭くなる。言い換えると、シート束の厚さの増加に対して、中折りブレードが追従できる自由度として、第2クリアランスを設けている。
請求項3の発明によれば、ホルダ及び中折りブレードは、その自重によって基本姿勢をとるので、ホルダ及び中折りブレードに対して他から作用する力に対して、容易に追従して移動することが可能である。
請求項4の発明によれば、ホルダは、付勢部材によって付勢されることで、安定的に基本姿勢を維持することができる。
請求項5の発明によれば、第1ガイドコロの回動中心であり、またホルダ及び中折りブレードの揺動中心となる軸に、駆動手段によって駆動力を伝達するので、中折りブレード及びホルダの揺動動作が自由に行われる。つまり、駆動力の伝達が、中折りブレード及びホルダの揺動動作を妨げるようなことはない。
請求項6の発明によれば、駆動手段がクランク機構によって動力を伝達するので、シート束をニップに押し込む中折りブレードに好適な運動を実現することができる。
請求項7の発明によれば、第2クリアランスと中折りブレードの先端の振れ幅とは、ほぼ比例するので、距離比が小さいときには第2クリアランスも小さくして、中折りブレードの振れ幅が必要以上に大きくなりすぎるのを防止することができる。
請求項8の発明によれば、中折りブレードの振れ幅が、シート束の厚さよりも大きい場合の不具合、すなわち第2ガイドコロが他のガイド面に当接されないために、中折りブレード及びホルダの姿勢が不安定になるという不具合を防止することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
まず、図1〜図3を参照して、本発明に係るシート折り装置10を備えたシート処理装置11の概略を説明する。図1はシート処理装置11全体の構成を正面側(前側)から見た模式図である。なお、以下の説明では、図1中の左側に示す矢印方向をそれぞれ実機における(シート折り装置10やシート処理装置11等における)実際の上下左右とし、これらに直交する方向を前後方向とする。このようにして定めた前後方向は、記録媒体としてのシートP(例えば、通常のコピー紙,コート紙等の加工紙,透明フィルムなど)の通紙幅方向(搬送方向に直交する方向)と一致する。図2は図1中のステイプル装置12の拡大図である。また、図3は図1中のシート折り装置10の拡大図である。
図1に示すように、シート処理装置11は、複写機,プリンタ等の画像形成装置13の左側面14に隣接するようにして設置されている。ここで、画像形成装置13の画像形成方式としては、電子写真方式、静電記録方式、インクジェット方式等の任意のものを採用することができる。画像形成装置13において画像が形成されたシートPは、画像形成装置13の左側面14のシート排出口近傍に配設された排紙ローラ15によって画像形成装置13から左方に向けて排出されて、シート処理装置11に供給される。
図1に示すように、シート処理装置11には、排紙トレイ16,17,18、ステイプル装置12、シート折り装置10等が設けてあり、これらは、画像形成後のシートPに対して、(1)処理を施さない場合、(2)ステイプル処理を施す場合、(3)中折り処理を施す場合、等に応じて使い分けられる。
(1)画像形成後のシートPに処理を施さない場合には、画像形成後のシートPは、排紙ローラ15近傍から上方に向かう搬送パス20を介して排紙トレイ16上に排出され、あるいは、左方に向かう搬送パス21、その途中から上方に向かう搬送パス22を介して、排紙トレイ17上に排出され、あるいは、搬送パス21の左端(下流端)から排紙トレイ18上に排出される。この排紙トレイ18は、昇降自在に構成されていて、下方に下げたときには、大量のシートPを積載することが可能となっている。
(2)画像形成後のシートPにステイプル処理を施す場合には、画像形成後のシートPは、搬送パス21、その途中から下方に向かう搬送パス23、さらに、図2に示す搬送パス24,25,26,27等を介して、順次に中間トレイ28上に排出されて積載される。積載されたシートPは、搬送方向及び通紙幅方向の整合が行われてシート束(複数枚のシートPの束)となった後、先端側の隅部を1箇所、又は先端側を2箇所、第1ステイプラ30により綴じ針で平綴じされる。平綴じ後のシート束は、束排出ベルト31に取り付けられているフック32が、束排出ベルト31の矢印R31方向の回転に伴って同方向に移動することで、押し出されるようにして、排紙トレイ18上に排出される。
(3)画像形成後のシートに中折り処理を施す場合には、画像形成後のシートPは、図1に示す搬送パス21,23,26,33を経由して、シート折り装置10に供給される。搬送パス33を搬送されてきたシートPは、図3に示すように、排紙ローラ34によって積載トレイ35上に排出され、順次に搬送方向及び通紙幅方向の整合が行われる。積載トレイ35の上流側には、正逆方向に回転可能な整合ベルト36が配設されていて、この整合ベルト36には、積載トレイ35の上面に突設するように束下げ部材37が取り付けられている。一方、積載トレイ35の下流側には、正逆方向に回転可能な整合ベルト38が配設されていて、この整合ベルト38には、積載トレイ35の上面に突設するように束上げ部材39が取り付けられている。これら整合ベルト36,38は、排紙ローラ34によって積載トレイ35上に排出されるシートPのタイミングに合わせて、適宜に正逆回転させることで、束下げ部材37及び束上げ部材39により、積載トレイ35上のシートPを搬送方向に整合させることができる。一方、通紙幅方向の整合については、積載トレイ35上のシートPの左端及び右端にそれぞれ外側から当接して位置決めする左サイド規制板,右サイド規制板(不図示)によって整合を行う。
以上のようにして、搬送方向及び通紙幅方向に整合されたシート束は、第2ステイプラ40によって、搬送方向のほぼ中央の折り部(後に2つ折りされる部分)が綴じ針により中綴じされる。中綴じ後のシート束は、一対の中折りローラ41,42からなる中折りローラ対43と、ブレードユニット44によって中折りされる。すなわち、中綴じ後のシート束は、整合ベルト36,38により、折り部(綴じ部)が、中折りローラ対43のニップN及びブレードユニット44に対応する位置に移動される。そして、シート束は、折り部がブレードユニット44の中折りブレード45(図4参照)によってニップNに押し込まれ、中折りローラ対43の矢印方向の回転により挟持搬送される。これにより、シート束は2つ折りされる。折り後のシート束は、さらに、中折りローラ対43により、排紙ガイド46に沿って搬送されて、排紙トレイ47上に排出される。
以上のように、シート処理装置11は、画像形成後のシートPを、そのまま排紙トレイ16,17,18に排出したり、平綴じ後、排紙トレイ18に排出したり、中綴じ、中折り後、排紙トレイ47上に排出したりする。
次に、図4,図5,図6,図7を参照して、本発明に係るシート折り装置10について詳述する。これらの図のうち、図4は、シート折り装置10の、前後方向に直交する平面で切った縦断面であり、ブレードユニット44が最も上方に移動した状態を示している。図5は、ブレードユニット44をほぼ前側から見た斜視図である。同図中における左側が実機の前側に、また同図中における右側が実機における後側に対応している。また、図6は、ブレードユニット44及びこれを駆動する駆動手段80を説明する、前側右斜め上方から見た斜視図である。図7は、ブレードユニット44の動作を説明する図である。
図3,図4に示すように、シート折り装置10は、中折りローラ対43とブレードユニット44とを備えている。
中折りローラ対43は、ほぼ同形の、駆動側の中折りローラ41と、従動側の中折りローラ42とによって構成されている。駆動側及び従動側の中折りローラ41,42は、いずれも前後方向に長く形成されていて、それぞれの軸51,52が、本体フレーム50の前フレーム53と後フレーム54に配設した軸受(不図示)によって回転自在に支持されている。なお、図4では後フレーム54側を図示しているが、前フレーム53側も後フレーム54とほぼ同様の構成である。ここで、駆動側の中折りローラ41の軸51を支持する軸受は、前フレーム53及び後フレーム54に固定的に配設されているのに対し、従動側の中折りローラ42の軸52を支持する軸受は、前フレーム53及び後フレーム54に形成されたガイド溝55,56によって移動可能に支持されている。このガイド溝55,56の向き、つまりそれぞれの中折りローラ41,42の軸51,52の中心を結ぶ直線Lの向きは、本実施形態では、左側が下方に位置するように傾斜している。この傾斜方向は、図3に示す積載トレイ35の傾斜方向と一致している。従動側の中折りローラ42は、このガイド溝55,56に沿って移動することで、駆動側の中折りローラ41に対して接触し、また離間することができるようになっている。従動側の中折りローラ42は、付勢手段(不図示)によって駆動側の中折りローラ41に向けて付勢されて当接されている。これにより、駆動側の中折りローラ41と従動側の中折りローラ42との間には、ニップNが形成されている。駆動側の中折りローラ41は、駆動手段(不図示)によって矢印R41方向に駆動回転される。これに伴い、従動側の中折りローラ42は矢印R42方向に従動回転する。これら駆動側及び従動側の中折りローラ41,42からなる中折りローラ対43は、後述するブレードユニット44によりこのニップNに押し込まれたシート束を挟持搬送することで2つ折にするものである。
図4,図5,図6に示すように、ブレードユニット44は、薄板状の中折りブレード45と、この中折りブレード45の基端側を保持するホルダ59と、このホルダ59の前後の両端部に配設された第1ガイドコロ61,61、第2ガイドコロ62,62とを備えている。
図5に示すように、中折りブレード45は、前後方向に長いほぼ長方形状の薄板状の部材によって形成されている。例えば、0.3mm程度の鋼板によって形成されていて、適宜な弾性を有しているものとする。中折りブレード45は、先端上45aに凸部63,63,64,64,65,65が形成されている。これら凸部63,63,64,64,65,65は、前後方向の中心を基準に前後対称に設けられている。これら凸部63,63,64,64,65,65は、使用頻度の高いシートPの通紙幅に対応する位置に突設されている。すなわち、中折りブレード45は、その先端45aによってシート束の折り部を上述の中折りローラ対43のニップNに押し込む際に、これら凸部63,63,64,64,65,65によってシート束の通紙幅方向の両端部近傍を押し込むようにしている。これによりシート束の良好な2つ折を可能とするとともに、2つ折りされてニップNで挟持搬送されるシート束の間から、中折りブレード45が抜けやすいようにしている。中折りブレード45は、その基端側が板状のホルダ59によって保持されている。
ホルダ59は、一対の保持板、つまり右保持板57と左保持板58とによって構成されている。これら右保持板57及び左保持板58は、上述の中折りブレード45と同等の長さに形成されていて、中折りブレード45の基端側を表裏から挟み込んでねじ止めされることで中折りブレード45を保持している。右保持板57は、その下端部に、右向きの折曲部66を有し、また、前端部及び後端部には、後述する軸73,73が配置される切欠67,67と、軸73,73を押さえ込む半円状の押圧部68,68とを有している。また、それぞれの切欠67の近傍には、後述する付勢部材としての引っ張りばね79,79の一端が係止されるフック70,70が突設されている。一方、左保持板58は、その下端部に上述の右保持板57の折曲部66に重なる折曲部71を有し、また前端及び後端にそれぞれ右向きに折曲された折曲部72,72を有している。ホルダ59の揺動中心となる軸73,73は、この折曲部72,72を前後方向に貫通するとともに、基端側が切欠67,67に配置されて左保持板58にねじ止めされ、中間部が押圧部68,68と左保持板58との間に挟持され、先端部がそれぞれ外側に突出されている。この軸73,73の先端部に、第1ガイドコロ61,61が回動自在に支持されている。
第1ガイドコロ61,61は、円筒状に形成されていて、基端側にフランジ状の抜け止め61a,61aを有している。第2ガイドコロ62,62は、折曲部72における第1ガイドコロ61,61よりも下方において折曲部72からそれぞれ外側に向けて突設された軸60,60によって回動自在に支持されている。この第2ガイドコロ62,62及び第1ガイドコロ61,61における抜け止め61a,61aよりも内側に位置する部分が、後述するガイド溝75,76に係合される。
図4に示すように、前フレーム53及び後フレーム54における、中折りローラ対43の近傍には、ニップNに向かって長く延びるガイド溝75,76が形成されている。ガイド溝75は、溝幅Wを隔てて相互に対面する一対のガイド面75a,75bを有しており、同様に、ガイド溝76は、溝幅Wを隔てて相互の対面する一対のガイド面76a,76bを有している。ガイド溝75,76は、溝幅Wの中心Cの延長が、上述の中折りローラ対43のニップNに一致するように、つまり、その中心線Cが、上述の直線Lにほぼ直交する方向を向くように形成されている。そして、上述の直線Lが、上述のように左側が下方に位置するように傾斜されているので、ガイド溝75,76は、垂直方向に対して、上部が、左側に位置するように傾斜している。このガイド溝75,76に対して、上述の第1ガイドコロ61,61、第2ガイドコロ62,62が以下のような適宜なクリアランスをもって係合されている。
図7に示すように、第1ガイドコロ61の直径をD1として、溝幅Wとの差を第1クリアランスW1(=W−D1)とする。同様に、第2ガイドコロ62の直径をD2として、溝幅Wとの差を第2クリアランスW2(=W−D2)とする。本発明においては、第1クリアランスW1は、小さく設定している。ここで、「小さく」とは、第1ガイドコロ61,61が、ガイド溝75,76内を円滑に移動することができる必要最小限という程度の意味であり、原理的には、極めて0に近いものとすることができる。これに対して、第2クリアランスW2は、第1クリアランスW1よりも大きく設定している。ここで「大きい」とは、第2ガイドコロ62,62が円滑に移動することができるクリアランスよりもさらに大きく設定しているという程度の意味である。つまり、積極的にいわゆる「ガタ」を設けているということである。これにより、ブレードユニット44(ホルダ59及びこれに保持されている中折りブレード45)は、第1ガイドコロ61,61を中心として、第2ガイドコロ62,62が、ガイド溝75,76の溝幅W内で、移動(揺動)することができ、これに伴い、中折りブレード45の先端45aも移動(揺動)することができるようになっている。
本実施形態では、ブレードユニット44は、後述するクランク機構89のリンク92による突き上げ方向がほぼ斜め右上であり、またガイド溝75,76が上述のように左側に傾斜されている。このため、ブレードユニット44は、その自重により、第2ガイドコロ62,62が、ガイド溝75,76における、左側のガイド面(従動側の中折りローラ42側に位置するガイド面)75b,76bに当接されている。この左側のガイド面75b,76bを基準ガイド面とすると、この基準ガイド面に第2ガイドコロ62,62を当接させた状態をブレードユニット44(ホルダ59及び中折りブレード45)の基本姿勢とする。ブレードユニット44は、シート束がない状態で、駆動手段80によって駆動される際、この基本姿勢を保持した状態で、ガイド溝75,76に沿って上昇し、中折りブレード45の先端45aが中折りローラ対43のニップNに挿入されるようになっている。逆に、こうなるように基本姿勢が設定されている。このように、ブレードユニット44は、その自重によって基本姿勢をとるので、ブレードユニット44の中折りブレード45によってシート束の折り部を突き上げて、中折りローラ対43のニップに押し込む際に、シート束からブレードユニット44に作用する力に対して、容易に追従して移動することができる。
なお、ガイド溝75,76の向き等によっては、ブレードユニット44は、その自重によってでは確実に基本姿勢を維持することができない場合がある。このような場合には、前フレーム53とホルダ59の前端の一部との間、また、後フレーム54とホルダ59の後端の一部との間にそれぞればね部材(不図示)を配設し、このばね部材によってブレードユニット44を付勢して基本姿勢に維持するようにすることもできる。
図6に示すように、ブレードユニット44は、駆動手段80によって駆動される。なお、図6は、ブレードユニット44と駆動手段80との接続関係を示すものであり、他の部材は適宜省略している。駆動手段80は、モータ81を有している。モータ81の回転は、その出力軸81aとプーリ82との間に掛け渡された駆動ベルト83を介してプーリ82と一体のギヤ84に伝達される。ギヤ84は、大径ギヤ85に噛合されていて、ギヤ84の回転は、大径ギヤ85を介して、この大径ギヤ85と一体の小径ギヤ86に減速して伝達される。小径ギヤ86は別の大径ギヤ87に噛合されていて、小径ギヤ86の回転は、大径ギヤ87を介して、この大径ギヤ87と一体の別の小径ギヤ88に減速して伝達される。小径ギヤ88の回転は、クランク機構89の一部を構成する駆動ギヤ90に伝達される。
図6に示すように、クランク機構89は、駆動ギヤ90と、この駆動ギヤ90の中心から外れた位置において外側に突設されたピン91と、このピン91と、上述のブレードユニット44側の軸73との間に介装されたリンク92とを有している。同様のクランク機構89は、ブレードユニット44の後端側(図6中の右側)にも配設されている。前側のクランク機構89と後側のクランク機構89とは、それぞれの駆動ギヤ90,90の軸と一体の連結軸93によって連結されている。図6に示すように、クランク機構89は、リンク92の長手方向と、中折りブレード45の前面視の方向(図4に示す方向)とが一致したとき、つまりピン91が軸73から最も遠い位置に配置されたときにホームポジションとなる。
図6に示すように、駆動手段80は、上述のクランク機構89がホームポジションにある状態からモータ81の出力軸81aを矢印a方向に回転させると、各部材が以下のように回転する。すなわち、出力軸81aの矢印a方向の回転により、順に、駆動ベルト83が矢印b方向、プーリ82及びギヤ84が矢印c方向、大径ギヤ85及び小径ギヤ86が矢印d方向、別の大径ギヤ87及び別の小径ギヤ88が矢印e方向に回転する。これにより、クランク機構89は、駆動ギヤ90が矢印f方向に回転し、リンク92は、駆動ギヤ90が半周する間、ブレードユニット44の軸73をほぼ右斜め上方に向けて突き上げ、また残りの半周でほぼ右斜め下方に引き下げるようになっている。これにより、ホルダ59及び中折りブレード45からなるブレードユニット44は、第1ガイドコロ61,61及び第2ガイドコロ62,62がガイド溝75,76に沿って転動(移動)することに基づき、昇降動作、すなわちニップNに向かって突き上げられ、また引き下げられる。この昇降動作は、シート束がない状態においては、ブレードユニット44が自重等の基づいて基本姿勢を維持した状態で行われる。また、中折りブレード45は、最も上昇した状態において、その先端が図4中の直線Lから5mm程度上方に突き出すようになっている。
上述構成のシート折り装置10は、クランク機構89をホームポジションに配置した状態で、図3に示す積載トレイ35上に、シート束をその折り部(綴じ部)が中折りブレード44及び中折りローラ対43のニップN対応するように配置される。その後、モータ81を回転させると、ブレードユニット44がガイド溝75,76に沿って上昇し、中折りブレード45がシート束の折り部を裏面側から突き上げて、中折りローラ対43のニップNに押し込む。押し込まれたシート束は、中折りローラ対43によって挟持搬送されることで中折りされる。中折り後のシート束は、中折りローラ対43によって、排紙ガイド46(図3参照)に沿って搬送され、排紙トレイ47上に排出される。
ここで、本発明においては、上述のように、第1クリアランスW1を小さく、また第2クリアランスW2を第1クリアランスW1よりも大きく設定してあるので、ブレードユニット44は、第1ガイドコロ61,61を中心に、第2クリアランスW2に対応する分だけ中折りブレード45の先端が揺動することができるようになっている。ブレードユニット44は、シートPの枚数が少なくてシート束の厚さが薄い場合には、ほぼ上述の基本姿勢を維持した状態で、中折りブレード45の先端45aでシート束の折り部(綴じ部)を押し上げて中折りローラ対43のニップNに押し込むことになる。ところで、中折りされるシートの枚数が多くなってシート束の厚さが厚くなると、シート束の厚さが厚いほど、駆動側の中折りローラ41に対する従動側の中折りローラ42の離間量が増加してニップNの間隙が広くなる。この間隙は、原理的には、シート束の厚さの2倍となる。この場合、中折りブレード45は、シート束によってその先端がニップNの間隙の中央、つまり駆動側の中折りローラ41の表面からは、シート束の厚さに相当する分だけ、従駆動側の中折りローラ42側に移動する。この際、上述のようにブレードユニット44は、第2クリアランスW2に対応する分だけ揺動することができるので、中折りブレード45の移動に伴って全体が追従し、安定した姿勢でシート束をニップNに押し込むことができる。言い換えると、中折りされるシート束の厚さに応じて中折りブレード45が無理なく追従して移動できる自由度として、第2クリアランスW2を確保している。このため、シート束の厚さが薄い場合はもちろん、厚くなった場合でも、シート束の折り位置ずれ、折りシワ、破れ等の発生を抑制することができる。
上述の第2クリアランスW2は、必要以上に大きく設定すると、ブレードユニット44の姿勢が不安定になりやすい。そこで、中折りブレード45の先端45aの振れ幅(振れ幅)Fが中折りに供されるシート束の最大厚さよりも小さくなるように、第2クリアランスW2を設定するとよい。
また、図7に示すように、中折りブレード45の先端45aから第1ガイドコロ61の中心までの距離L1に対する、第1ガイドコロ61の中心から第2ガイドコロ62の中心までの距離L2の比を距離比)(=L2/L1)としたときに、第2クリアランスW2は、距離比が小さいほど小さく設定するものとする。すなわち、第2クリアランス2の求め方としては、まず、2つ折りするシート束の最大の厚さの基づき、これよりも小さくなるように、中折りブレード45の先端45aの振れ幅Fを設定する。次に、距離L1,L2の長さ関係から、中折りブレード45の先端45aの振れ幅Fが、シート束の厚さよりも小さくなるように、第2クリアランスW2を決定するものである。
上述では、本発明を画像形成後のシートを中折りする場合を例に説明したが、本発明は、シートに対する画像形成の有無にかかわらず、また中折りに限らずシート束の任意の位置を2つ折りする場合にも広く適用することができる。
はシート処理装置全体の構成を正面側(前側)から見た模式図である。 図1中のステイプル装置の拡大図である。 図1中のシート折り装置10の拡大図である。 シート折り装置の、前後方向に直交する平面で切った縦断面であり、ブレードユニットが最も上方に移動した状態を示している。 ブレードユニットをほぼ前側から見た斜視図である。 ブレードユニット及びこれを駆動する駆動手段を説明する、前側右斜め上方から見た斜視図である。 ブレードユニットの動作を説明する図である。 従来のシート折り装置のホルダの動作を説明する図である。
符号の説明
10……シート折り装置、11……シート処理装置、12……ステイプル装置、13……画像形成装置、41……駆動側の中折りローラ、42……従動側の中折りローラ、43……中折りローラ対、45……中折りブレード、45a……中折りブレードの先端、59……ホルダ、61……第1ガイドコロ、62……第2ガイドコロ、73……軸、75,76……ガイド溝、75b,76b……基準ガイド面、79……引っ張りばね(付勢部材)、80……駆動手段、89……クランク機構、D1……第1ガイドコロの直径、D2……第2ガイドコロの直径、F……振れ幅、L1……中折りブレードの先端から第1ガイドコロの中心までの距離、L2……第1ガイドコロの中心から第2ガイドコロの中心までの距離、N……ニップ、W……溝幅、W1……第1クリアランス、W2……第2クリアランス、

Claims (8)

  1. 駆動側の中折りローラと前記駆動側の中折りローラに圧接されてニップを形成する移動可能な従動側の中折りローラとを有する中折りローラ対と、前記ニップに向けて突き出される中折りブレードとを備え、前記中折りブレードによってシート束の折り部を前記ニップに押し込み、押し込まれた折り部を前記中折りローラ対によって挟持搬送することでシート束を2つ折りするシート折り装置において、
    前記中折りブレードの基端側を保持するホルダと、
    前記ニップの接線方向に沿って配設された一対のガイド面を有するガイド溝と、
    前記ホルダによって保持されるとともに、前記ガイド溝に沿って転動する、前記ニップに近い第1ガイドコロ及び前記ニップから遠い第2ガイドコロと、
    前記ホルダを介して前記中折りブレードを前記ニップに向けて突き出す駆動手段と、を備え、
    前記ガイド溝における前記一対のガイド面間の溝幅と前記第1ガイドコロの直径との差を第1クリアランスとし、前記溝幅と前記第2ガイドコロの直径との差を第2クリアランスとしたときに、前記第1クリアランスを小さく設定するとともに、前記第2クリアランスを前記第1クリアランスよりも大きく設定した、
    ことを特徴とするシート折り装置。
  2. 前記ガイド溝の前記一対のガイド面のうちの、前記従動側の中折りローラ側に位置するガイド面を基準ガイド面としたときに、前記基準ガイド面に前記第2ガイドコロが前記基準ガイド面に当接させた前記ホルダ及び前記中折りブレードの基本姿勢において、前記中折りブレードの先端が前記ニップに向かう、
    ことを特徴とする請求項1に記載にシート折り装置。
  3. 前記ホルダ及び前記中折りブレードは、その自重によって前記基本姿勢をとる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート折り装置。
  4. 前記ホルダ及び前記中折りブレードを前記基本姿勢側に向けて付勢する付勢部材を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート折り装置。
  5. 前記ホルダは、前記第1ガイドコロを回動自在に支持する軸を有し、前記駆動手段は、前記軸を介して前記ホルダに駆動力を伝達する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート折り装置。
  6. 前記駆動手段は、クランク機構によって前記軸に動力を伝達する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のシート折り装置。
  7. 前記中折りブレードの先端から前記第1ガイドコロの中心までの距離に対する、前記第1ガイドコロの中心から前記第2ガイドコロの中心までの距離の比を距離比としたときに、前記第2クリアランスは、前記距離比が小さいほど小さく設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート折り装置。
  8. 前記第2クリアランスは、前記中折りブレードの振れ幅が、中折りに供されるシート束の厚さよりも小さくなるように設定されている、
    ことを特徴とする請求項7に記載のシート折り装置。
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