JP2004224554A - 中折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弱い移動力で中折り板を後退移動できる中折り装置を提供する。
【解決手段】用紙束5の中折り箇所を先端として用紙束5を搬送する中折り板7と、この中折り板7によって搬送されてくる用紙束5をニップしつつ搬送する一対の入口側中折りローラ20,21と、一対の入口側中折りローラ20,21によって搬送されてくる用紙束5をニップしつつ搬送する一対の奥側中折りローラ27,28とを備えた中折り装置において、一対の奥側中折りローラ27,28より搬送奥位置を各揺動中心軸24,25として一対の揺動部材22,23を揺動自在に設け、この一対の揺動部材22,23に一対の入口側中折りローラ20,21と一対の奥側中折りローラ27,28のそれぞれを支持し、一対の揺動部材22,23間に引っ張りバネ29を介在した。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙束に中折り処理を施す中折り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置によって得られた用紙を複数枚重ね、この用紙束に対し中折り処理を行ない、使い勝手の良い用紙束を作成する場合がある。
【0003】
このような中折り装置の従来例としては、図7〜図9に示す特開2001−19269号公報に開示されたものがある。
【0004】
この中折り装置100は、図7〜図9に示すように、用紙束101をセットし、用紙束101の中折り箇所に用紙搬送口102aを有する用紙ガイド部材102と、セットされた用紙束101の中折り箇所を押圧し、中折り箇所を先端として用紙束101を前進位置(図8の位置)まで搬送する前進移動と前進位置から元の待機位置(図7及び図9の位置)に戻る後退移動とを行う中折り板103と、この中折り板103によって用紙束101が搬送されてくる位置に配置され、第1付勢手段104によるニップ力によって圧接する圧接位置と第1付勢手段104によるニップ力に抗して離間する離間位置との間で変移自在で、且つ、用紙束101を搬送する方向に回転された一対の入口側中折りローラ105,106と、この一対の入口側中折りローラ105,106によって用紙束101が搬送されてくる位置に配置され、第2付勢手段107によるニップ力によって圧接する圧接位置と第2付勢手段107によるニップ力に抗して離間する離間位置との間で変移自在で、且つ、用紙束101を搬送する方向に回転された一対の奥側中折りローラ108,109とを備えている。第1付勢手段104は弱いニップ力を作用し、第2付勢手段107は強いニップ力を作用するように設定されている。
【0005】
次に、上記中折り装置100による用紙束101の中折り動作を説明する。図7に示すように、用紙束101がセット位置に位置されると、中折り板103が待機位置から前進移動して前進位置まで移動する。この中折り板103の前進移動によって用紙束101の中折り箇所が押圧され、図8に示すように、中折れ箇所を先端として用紙束101が一対の入口側中折りローラ105,106間まで搬送される。一対の入口側中折りローラ105,106間に搬送された用紙束101は、一対の入口側中折りローラ105,106間のニップ力によって中折り力を受けると共に一対の入口側中折りローラ105,106の回転によって一対の奥側中折りローラ108,109間に搬送される。図9に示すように、一対の奥側中折りローラ108,109間に搬送された用紙束101は、一対の奥側中折りローラ108,109間のニップ力によって中折り力を受けると共に一対の奥側中折りローラ108,109の回転によって搬送され、この一連の中折り処理によって用紙束101が中折りされる。
【0006】
また、用紙束101を一対の入口側中折りローラ105,106のニップ位置まで搬送した中折り板103は、前進位置から待機位置まで後退移動される。この中折り板103の後退移動の際には、第1付勢手段104によるニップ力が移動抵抗となるが、第1付勢手段104によるニップ力を弱く設定することによって中折り板103の後退移動力の低減が図られている。
【0007】
また、従来の他の中折れ装置としては、図10に示す特開2001−163519号公報に開示されたものがある。
【0008】
この中折れ装置は、上記従来例の中折り装置100と比較すると、第1付勢手段(図示せず)は第2付勢手段(図示せず)と共に強いニップ力を作用するように設定されていると共に、中折り板111の先端側には間隔を置いて凸部111aが複数箇所に形成されている点が異なる。他の構成は、上記従来例と同一である。
【0009】
この中折り装置によっても上記従来の中折り装置100と同様の作用で用紙束に中折り処理を施すことができる。そして、この中折り板111の後退移動の際には、第1付勢手段によるニップ力が移動抵抗となるが、第1付勢手段によるニップ力を中折り板111の凸部111aでのみ受けることによって中折り板111の後退移動力の低減が図られている。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−19269号公報
【0011】
【特許文献2】
特開2001−163519号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の従来の中折り装置100では、中折り板103の後退方向は、用紙束101の搬送方向とは逆方向であるので、一対の入口側中折りローラ105,106のニップ力が仮に弱いものであってもニップ力を受けた状態での後退移動であるため、ある程度大きな移動力が必要である。また、一対の中折りローラ105,106間のニップ力を弱いため、用紙束101に十分な中折り力を作用させることができなかったり、さらに、用紙束101に十分な搬送力を作用させることができない恐れがある。
【0013】
後者の従来の中折り装置においても、上記と同様に、中折り板111の後退方向は、用紙束の搬送方向とは逆方向であるので、ニップ力を受ける面積が小さいといえども第1付勢手段によるニップ力を受けた状態での後退移動であるため、ある程度大きな移動力が必要である。また、中折り板111の先端に凸部111aを設けるため、用紙束の中折り箇所に段差が付くことがあり、製品の品質が低下する。
【0014】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、一対の入口側中折りローラによる中折り力や搬送力が不十分であったり、一対の入口側中折りローラが用紙束の中折り箇所に段差を付けたりすることなく、しかも、弱い移動力で中折り板を後退移動させることができる中折り装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、用紙束の中折り箇所を押圧し、中折り箇所を先端として用紙束を搬送する前進移動と、前進位置から元の待機位置に戻る後退移動とを行う中折り板と、この中折り板によって前記用紙束が搬送されてくる位置に配置され、ニップ力によって圧接する圧接位置とニップ力に抗して離間する離間位置との間で変移自在で、且つ、前記用紙束を搬送する方向に回転された一対の入口側中折りローラと、この一対の入口側中折りローラによって前記用紙束が搬送されてくる位置に配置され、ニップ力によって圧接する圧接位置とニップ力に抗して離間する離間位置との間で変移自在で、且つ、前記用紙束を搬送する方向に回転された一対の奥側中折りローラとを備えた中折り装置において、前記用紙束の中折り箇所が一対の前記奥側中折りローラ間のニップ位置まで搬送されたタイミングで一対の前記入口側中折りローラを離間位置に強制変移させる入口側ローラ開放手段を設けたことを特徴とする。
【0016】
この中折り装置では、中折り板が待機位置から前進移動すると、用紙束が中折り箇所を先端として一対の入口側中折りローラ間に搬送され、一対の入口側中折りローラ間に搬送された用紙束が一対の入口側中折りローラ間のニップ力によって中折り力を受けると共に一対の入口側中折りローラの回転によって一対の奥側中折りローラ間に搬送され、一対の奥側中折りローラ間に搬送された用紙束が一対の奥側中折りローラ間のニップ力によって再び中折り力を受けると共に一対の奥側中折りローラの回転によって搬送され、この一連の中折れ処理によって用紙束が中折り処理される。この中折り処理過程にあって、用紙束の中折り箇所が一対の前記奥側中折りローラ間にニップされたタイミングで一対の入口側中折りローラが離間位置側に強制変移され、この強制変移後に中折り板を前進位置から待機位置に後退移動することによって中折り板が一対の入口側中折りローラより全くニップ力を受けない状態で後退移動できる。
【0017】
また、一対の入口側中折りローラ間のニップ力を弱くする必要がないため、用紙束に十分な中折り力を作用させることができると共に十分な搬送力を作用させることができる。さらに、中折り板の先端に凸部を設ける必要がない。
【0018】
請求項2の発明は、請求項1記載の中折り装置であって、前記中折り板は、その先端が一対の前記入口側ローラ間の位置と一対の前記奥側ローラ間の位置との間の区間を前進位置として往復移動することを特徴とする。
【0019】
この中折り装置では、請求項1の発明の作用に加え、中折り板が一対の入口側中折りローラのニップ位置より奥まで前進されるため、中折り板の前進移動完了後において用紙束が一対の入口側中折りローラで確実に搬送され、また、中折り板が一対の奥側中折りローラのニップ位置まで入り込まないため、中折り板が一対の奥側中折りローラのニップ力を受けることなく後退移動される。
【0020】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の中折り装置であって、前記入口側ローラ開放手段は、一対の奥側中折りローラより搬送奥位置を各揺動中心として揺動自在に設けられ、一対の前記入口側中折りローラと一対の前記奥側中折りローラのそれぞれが支持された一対の揺動部材であることを特徴とする。
【0021】
この中折り装置では、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、用紙束の中折れ箇所が一対の奥側中折りローラ間のニップ位置まで搬送されると、一対の奥側中折りローラ間に用紙束の中折り箇所が入り込むことによって一対の揺動部材が互いに離間する方向に揺動し、この一対の揺動部材の揺動によって揺動中心より遠隔位置に位置する一対の入口側中折りローラが離間方向に大きく変移される。
【0022】
請求項4の発明は、請求項3記載の中折り装置であって、一対の前記入口側中折りローラと一対の前記奥側中折りローラを共に圧接位置側に付勢する方向に一対の前記揺動部材を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0023】
この中折り装置では、請求項3の発明の作用に加え、一対の入口側中折りローラ間のニップ力と一対の奥側中折りローラ間のニップ力とを同じ付勢手段によって作用させることができる。また、付勢手段の付勢力によって一対の揺動部材を元の位置に復帰できる。
【0024】
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2記載の中折り装置であって、前記入口側ローラ開放手段は、いずれか一方の奥側中折りローラより搬送奥位置を揺動中心として揺動自在に設けられ、いずれか一方の前記入口側中折りローラと一方の前記奥側中折りローラが支持された単一の揺動部材であることを特徴とする。
【0025】
この中折り装置では、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、用紙束の中折れ箇所が一対の奥側中折りローラ間のニップ位置まで搬送されると、一対の奥側中折りローラ間に用紙束の中折り箇所が入り込むことによって単一の揺動部材が離間する方向に揺動し、この揺動部材の揺動によって一方の入口側中折中折りローラが離間方向に大きく変移される。
【0026】
請求項6の発明は、請求項5記載の中折り装置であって、一方の前記入口側中折りローラと一方の前記奥側中折りローラを共に圧接位置側に付勢する方向に前記揺動部材を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
【0027】
この中折り装置では、請求項5の発明の作用に加え、一対の入口側中折りローラ間のニップ力と一対の奥側中折りローラ間のニップ力とを同じ付勢手段によって作用させることができる。また、付勢手段の付勢力によって揺動部材を元の位置に復帰できる。
【0028】
請求項7の発明は、請求項4記載の中折り装置であって、前記付勢手段は、一対の前記揺動部材の間に介在した引っ張りバネであることを特徴とする。
【0029】
この中折り装置では、請求項4の発明の作用に加え、ニップ力の調整が容易にでき、且つ、耐久性にも優れている。
【0030】
請求項8の発明は、請求項6記載の中折り装置であって、前記付勢手段は、前記揺動部材と固定部材との間に介在した引っ張りバネであることを特徴とする。
【0031】
この中折り装置では、請求項6の発明の作用に加え、ニップ力の調整が容易にでき、且つ、耐久性にも優れている。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0033】
図1〜図5は本発明の第1実施形態を示し、図1は中折り装置の右側面図、図2は中折り装置の左側面図、図3は中折り装置の要部構成図、図4は中折り動作の一過程を示す要部構成図、図5は中折り動作の一過程を示す要部の構成図である。
【0034】
図1及び図2に示すように、中折り装置1Aは、間隔を置いて配置された左右一対の側板2a,2bを有し、この一対の側板2a,2b間は連結ロッド(図示せず)によって連結されている。この一対の側板2a,2b間のスペースには用紙セットガイド部材3が斜め上下方向に沿って配置されている。この用紙セットガイド部材3によって用紙セット挿入路4が形成されており、この用紙セット挿入路4には印刷装置1Aの上方側から用紙束5を挿入できるようになっている。
【0035】
用紙セットガイド部材3には用紙束5の挿入先端を規制する用紙ストッパ部材6が設けられ、この用紙ストッパ部材6は用紙セットガイド部材3に沿って移動自在に設けられている。この用紙ストッパ部材6の位置によって用紙束5の中折り位置を調整できる。
【0036】
用紙セットガイド部材3には中折り板7を進退させる開口部3aが設けられており、この一方の開口部3aが用紙束5の搬送入口とされている。
【0037】
中折り板7は、一対の側板2a,2b間のスペースに配置され、一対の側板2a,2b間より若干狭い幅を有し、且つ、肉厚の薄い平板形状を有している。中折り板7の先端部分は、例えば先端に向かうに従って狭くなるテーパ状を有するが、先端面自体は凹凸部のないフラットな面に形成されている。中折り板7は、用紙セット挿入路4への用紙束5の挿入を許容する待機位置と、中折り箇所を先端として用紙束5を搬送経路に送り込む前進位置との間で中折り板往復機構8によって往復移動(図3の矢印C,D方向)される。中折り板7は、その先端位置が一対の入口側中折りローラ20,21間のニップ位置と一対の奥側中折りローラ27,28間のニップ位置との間の区間を前進位置として往復移動する。
【0038】
中折り板往復機構8は、図2に示すように、一対の側板2a,2b間のスペースで一方の側板2aに固定された中折り板用モータ9と、この中折り板用モータ9の回転軸に固定された第1ギア10と、この第1ギア10に噛み合い、一方の側板2aに回転自在に支持された第2ギア11と、この第2ギア11の回転軸に固定された左右一対のカムプレート12,12と、この一対のカムプレート12,12の偏芯位置にそれぞれ固定された一対のカムピン13,13と、この一対のカムピン13,13が一端側にそれぞれ支持された一対のリンクプレート14,14と、この一対のリンクプレート14,14の他端側に回転自在にそれぞれ支持された一対の支持ピン15,15と、この一対の支持ピン15,15に回転自在にそれぞれ支持され、且つ、左右の側板2a,2bのスライド規制孔16に係合された一対のローラ17,17と、同じくスライド規制孔16に係合された他の一対のローラ18,18とを備え、この2組の一対のローラ17,18が中折り板7の取付部7aに回転自在に支持されている。
【0039】
中折り板用モータ9が回転すると、左右の各リンクプレート14の一端側がカムピン13に追従移動し、この追従移動によって2組の一対のローラ17,18がスライド規制孔16内を移動することによって中折り板7が往復移動される。
【0040】
一対の入口側中折りローラ20,21は、図1及び図3に示すように、一対の側板2a,2b間のスペースで、且つ、中折り板7によって用紙束5が送り込まれる位置に配置されている。一対の入口側中折りローラ20,21は、入口側ローラ開放手段である上下一対の揺動部材22,23にそれぞれ回転自在に支持されており、この一対の揺動部材22,23は各側板2a,2bの外側にそれぞれ設けられている。
【0041】
一対の揺動部材22,23は、後述する一対の奥側中折りローラ27,28よりも搬送奥位置に配置された各揺動中心軸24,25を中心に揺動自在に設けられており、この揺動変移によって一対の入口側中折りローラ20,21が圧接する圧接位置と離間する離間位置との間で変移自在に設けられている。また、一対の入口側中折りローラ20,21は、ローラ回転機構26によって用紙束5を搬送する方向(図3の矢印B方向)に回転される。
【0042】
一対の奥側中折りローラ27,28は、一対の側板2a,2b間のスペースで、且つ、一対の入口側中折りローラ20,21によって用紙束5が送り込まれる位置に配置されている。一対の奥側中折りローラ27,28は、一対の入口側中折りローラ20,21と同様に、入口側ローラ開放手段である一対の前記揺動部材22,23にそれぞれ回転自在に支持されており、この揺動変移によって一対の奥側中折りローラ27,28が圧接する圧接位置と離間する離間位置との間で変移自在に設けられている。
【0043】
図3に示すように、各揺動部材22,23の揺動中心軸24,25から各入口側中折りローラ20,21の支持軸20a,21aまでの距離をL1、各揺動部材22,23の揺動中心軸24,25から各奥側中折りローラ27,28の支持軸27a,28aまでの距離をL2とすると、L1>L2の関係にある。そして、一対の揺動部材22,23の揺動によって一対の奥側中折りローラ27,28と一対の入口側中折りローラ20,21は、共に圧接位置から離間位置側に変移し、その離間距離が揺動中心からの距離L1,L2に比例することになる。具体的には、一対の奥側中折りローラ27,28間の離間距離に対して一対の入口側中折りローラ20,21間の離間距離は(L1/L2)倍の大きさになる。
【0044】
さらに、一対の奥側中折りローラ27,28は、一対の入口側中折りローラ20,21と同様に、ローラ回転機構26によって用紙束5を搬送する方向(図3の矢印B方向)に回転される。
【0045】
付勢手段である引っ張りバネ29は、一対の揺動部材22,23の間に介在され、引っ張りバネ29のバネ力によって一対の入口側中折りローラ20,21と一対の奥側中折りローラ27,28とが共に圧接位置側(図3の矢印A1方向)に付勢されている。そして、この引っ張りバネ29のバネ力が一対の入口側中折りローラ20,21と一対の奥側中折りローラ27,28の各ニップ力として利用されている。
【0046】
ローラ回転機構26は、図2に示すように、一対の側板2a,2b間に配置され、一方の側板2aに固定されたローラ用モータ30と、このローラ用モータ30の回転軸に固定された一方のプーリ31と、この一方のプーリ31に一端側が掛けられた駆動ベルト32と、この駆動ベルト32の他端側が掛けられ、下方の揺動中心軸25に支持された他方のプーリ33と、この下方のプーリ33の揺動中心軸25に回転自在に支持された第1伝達ギア34と、この第1伝達ギア34に噛み合い、下方の奥側中折りローラ28の軸28aに固定された第2伝達ギア35と、この第2伝達ギア35に噛み合い、下方の揺動部材23に支持された第3伝達ギア36と、この第3伝達ギア36に噛み合い、下方の入口側中折りローラ21の軸21aに固定された第4伝達ギア37と、前記第1伝達ギア34に噛み合い、上向の揺動中心軸24に支持された第5伝達ギア38と、この第5伝達ギア38に噛み合い、上方の奥側中折りローラ27の軸27aに固定された第6伝達ギア39と、この第6伝達ギア39に噛み合い、上方の揺動部材22に支持された第7伝達ギア40と、この第7伝達ギア40に噛み合い、上方の入口側中折りローラ20の軸20aに固定された第8伝達ギア41とから構成されている。そして、ローラ用モータ30が回転されると、この回転が駆動ベルト32を介して上述したギア列に伝達され、図3の矢印B方向に一対の入口側中折りローラ20,21及び一対の奥側中折りローラ27,28が回転される。
【0047】
次に、上記中折り装置1Aの中折り動作を説明する。用紙束5を用紙セット挿入路4に挿入して用紙束5をセットする。次に、中折り動作の開始が選択されると、中折り板用モータ9が駆動して中折り板7が待機位置より前進位置に向かって矢印C方向に移動を開始すると共にローラ用モータ26が駆動して一対の入口側中折りローラ20,21及び一対の奥側中折りローラ27,28がそれぞれ図3のB矢印方向に回転する。
【0048】
中折り板7が待機位置から前進移動すると、図4に示すように、用紙束5が中折り箇所を先端として一対の入口側中折りローラ20,21間に搬送され、一対の入口側中折りローラ20,21間に搬送された用紙束5は、一対の入口側中折りローラ20,21間のニップ力によって中折り力を受けると共に一対の入口側中折りローラ20,21の回転によって一対の奥側中折りローラ27,28間に搬送される。
【0049】
一対の奥側中折りローラ27,28間に搬送された用紙束5は、図5に示すように、一対の奥側中折りローラ27,28間のニップ力によって再び中折り力を受けると共に一対の奥側中折りローラ27,28の回転によって更に下流に搬送され、この一連の中折り動作によって用紙束5が中折り処理される。
【0050】
この中折り動作過程にあって、用紙束5の中折り箇所が一対の奥側中折りローラ27,28間のニップ位置まで搬送されると(ほぼ図5に示す位置)、一対の奥側中折りローラ27,28間に用紙束5の中折り箇所が入り込むことによって一対の揺動部材22,23が引っ張りバネ29のバネ力に抗して互いに離間する方向(図5の矢印A2方向)に揺動し、この一対の揺動部材22,23の揺動によって揺動中心より遠隔位置に位置する一対の入口側中折りローラ20,21が離間方向に大きく変移される。そして、この強制変移後に中折り板7が前進位置から待機位置に後退移動(図5の矢印D方向)されるため、中折り板7は一対の入口側中折りローラ20,21より全くニップ力を受けない状態で後退移動される。従って、非常に弱い移動力で中折り板7を後退移動させることができる。
【0051】
上記中折り装置1Aでは、従来例のように一対の入口側中折りローラ20,21間のニップ力を弱くする必要がないため、用紙束5に十分な中折り力を作用させることができると共に十分な搬送力を作用させることができる。また、他の従来例のように中折り板7の先端に凸部を設ける必要がないため、用紙束5の中折れ箇所に段差が付くことがない。以上より、一対の入口側中折りローラ20,21による中折り力や搬送力が不十分であったり、一対の入口側中折りローラ20,21が用紙束5の中折り箇所に段差を付けたりすることなく、しかも、弱い移動力で中折れ板7を後退移動させることができる。
【0052】
上記第1実施形態では、中折り板7は、その先端が一対の入口側ローラ20,21間の位置と一対の奥側中折りローラ27,28間の位置との間の区間を前進位置として往復移動するように設定されている。従って、中折り板7が一対の入口側中折りローラ20,21のニップ位置より奥まで前進されるため、中折り板7の前進移動完了後において用紙束5が一対の入口側中折りローラ20,21で確実に搬送される。また、中折り板7が一対の奥側中折りローラ27,28のニップ位置まで入り込まないため、中折り板7が一対の奥側中折りローラ27,28のニップ力を受けることなく後退移動される。以上より、用紙束5の搬送と中折り板7の後退移動とを確実に、且つ、スムーズに行うことができる。
【0053】
上記第1実施形態では、入口側ローラ開放手段は、一対の奥側中折りローラ27,28より搬送奥位置を各揺動中心として揺動自在に設けられ、一対の入口側中折りローラ20,21と一対の奥側中折りローラ27,28のそれぞれが支持された一対の揺動部材22,23にて構成されているので、入口側ローラ開放手段を複雑な機械的構成や電気的構成を使用することなく簡単な構造で構成することができる。
【0054】
上記第1実施形態では、一対の入口側中折りローラ20,21と一対の奥側中折りローラ27,28を共に圧接位置側に付勢する方向に一対の揺動部材22,23を付勢する引っ張りバネ29を設けたので、一対の入口側中折りローラ20,21間のニップ力と一対の奥側中折りローラ27,28間のニップ力とを同じ引っ張りバネ29にて作用させることができる。従って、部品点数の削減及び構成の簡略化になる。また、引っ張りバネ29のバネ力によって一対の揺動部材22,23を元の位置に復帰できるため、中折り動作を連続して行うことができる。さらに、付勢手段が引っ張りバネ29であるので、ニップ力の調整が容易にでき、且つ、耐久性にも優れている。尚、一対の揺動部材22,23に作用させる付勢手段は、引っ張りバネ29以外によって構成しても良いことは勿論である。
【0055】
図6は、本発明の第2実施形態を示し、中折り装置1Bの要部構成図である。図6に示すように、この第2実施形態では、入口側ローラ開放手段は、一方の奥側中折りローラ27より搬送奥位置を揺動中心として揺動自在に設けられ、一方の入口側中折りローラ20と一方の奥側中折りローラ27が支持された単一の揺動部材30にて構成されている。この揺動部材30と固定部材である側板2との間に付勢手段である引っ張りバネ31が介在されており、このバネ力によって一方の奥側中折りローラ27と一方の入口側中折りローラ20が圧接位置側に付勢されている。他方の奥側中折りローラ28及び他方の入口側中折りローラ21は、側板2にそれぞれ回転自在に支持されている。他の構成は、前記第1実施形態と同様であり、重複説明を回避するため、説明を省略する。
【0056】
この第2実施形態の中折り装置1Bでは、用紙束の中折り箇所が一対の奥側中折りローラ20,21間のニップ位置まで搬送されると、一対の奥側中折りローラ27,28間に用紙束の中折り箇所が入り込むことによって単一の揺動部材30が離間する方向に揺動し、この揺動部材30の揺動によって一方の入口側中折りローラ20が離間方向に大きく変移される。そして、この強制変移後に中折り板7が前進位置から待機位置に後退移動されるため、中折り板7が一対の入口側中折りローラ20,21より全くニップ力を受けない状態で後退移動される。従って、非常に弱い移動力で中折り板7を後退移動させることができる。
【0057】
上記第2実施形態では、入口側ローラ開放手段は、一方の奥側中折りローラ27より搬送奥位置を揺動中心として揺動自在に設けられ、一方の入口側中折りローラ20と一方の奥側中折りローラ27が支持された単一の揺動部材30にて構成されているので、入口側ローラ開放手段を複雑な機械的構成や電気的構成を使用することなく簡単な構造で構成できる。
【0058】
上記第2実施形態では、一方の入口側中折りローラ20と一方の奥側中折りローラ27を共に圧接位置側に付勢する方向に揺動部材30を付勢する引っ張りバネ31を設けたので、一対の入口側中折りローラ20,21間のニップ力と一対の奥側中折りローラ27,28間のニップ力とを同じ引っ張りバネ31によって作用させることができるため、部品点数の削減及び構成の簡略化になる。また、引っ張りバネ31のバネ力によって揺動部材30を元の位置に復帰できるため、中折り動作を連続して行うことができる。さらに、付勢手段が引っ張りバネ31であるので、ニップ力の調整が容易にでき、且つ、耐久性にも優れている。尚、揺動部材30に作用させる付勢手段は、引っ張りバネ31以外によって構成しても良いことは勿論である。
【0059】
尚、入口側ローラ開放手段は、上記第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、用紙束5の中折り箇所が一対の奥側中折りローラ27,28間のニップ位置まで搬送されたタイミングで一対の入口側中折りローラ20,21を離間位置に強制変移できる手段であれば良い。
【0060】
尚、前記第1及び第2実施形態において、一対の入口側中折りローラ20,21及び一対の奥側中折りローラ27,28は、同じ外径及び材質にて形成されているが、異なる外径及び材質にて形成しても良い。また、一対の入口側中折りローラ20,21同士においても、一対の奥側中折りローラ27,28同士においても、外径及び材質が異なるように形成しても良い。
【0061】
尚、前記第1及び第2実施形態によれば、中折り装置1A,1B内に配置された中折りローラ対は、一対の入口側中折りローラ20,21と一対の奥側中折りローラ27,28の2組であるが、一対の奥側中折りローラ27,28の更に搬送奥位置に一対の中折りローラを1組以上設定しても良い。
【0062】
尚、前記第1及び第2実施形態によれば、中折り装置1A,1Bが単体の場合を説明したが、複写機や印刷装置などの画像形成装置内に内蔵し、または、画像形成装置の後段処理装置として連結し、画像形成装置によって画像形成された用紙束を中折り処理するようにしても良い。さらに、中折り処理と針止め処理とを共に行うことができる装置に適用しても良いことは勿論である。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、用紙束の中折り箇所が一対の奥側中折りローラ間のニップ位置まで搬送されたタイミングで一対の入口側中折りローラを離間位置に強制変移させる入口側ローラ開放手段を設けたので、一対の入口側中折りローラが離間位置側に強制変移された後に、中折り板を前進位置から待機位置に後退移動することによって中折り板が一対の入口側中折りローラより全くニップ力を受けない状態で後退移動できる。従って、非常に弱い移動力で中折り板を後退移動させることができる。
【0064】
また、一対の入口側中折りローラ間のニップ力を弱くする必要がないため、用紙束の中折り箇所に十分な中折り力を作用させることができると共に十分な搬送力を作用させることができる。又、中折り板の先端に凸部を設ける必要がないため、用紙束の中折り箇所に段差が付くことがない。以上より、一対の入口側中折りローラによる中折り力や搬送力が不十分であったり、一対の入口側中折りローラが用紙束の中折り箇所に段差を付けたりすることなく、しかも、弱い移動力で中折り板を後退移動させることができる。
【0065】
請求項2の発明によれば、中折り板が一対の入口側中折りローラのニップ位置より奥まで前進されるため、中折り板の前進移動完了後において用紙束が一対の入口側中折りローラで確実に搬送され、また、中折り板が一対の奥側中折りローラのニップ位置まで入り込まないため、中折り板が一対の奥側中折りローラのニップ力を受けることなく後退移動される。従って、用紙束の搬送と中折れ板の後退移動とを確実に行うことができる。
【0066】
請求項3の発明によれば、用紙束の中折り箇所が一対の奥側中折りローラ間のニップ位置まで搬送されると、一対の奥側中折りローラ間に用紙束の中折り箇所が入り込むことによって一対の揺動部材が互いに離間する方向に揺動し、この一対の揺動部材の揺動によって揺動中心より遠隔位置に位置する一対の入口側中折りローラが離間方向に大きく変移されるため、入口側ローラ開放手段を複雑な機械的構成や電気的構成を使用することなく簡単な構造で構成できる。
【0067】
請求項4の発明によれば、一対の入口側中折りローラと一対の奥側中折りローラを共に圧接位置側に付勢する方向に一対の揺動部材を付勢する付勢手段を設けたので、一対の入口側中折りローラ間のニップ力と一対の奥側中折りローラ間のニップ力とを同じ付勢手段によって作用させることができる。従って、部品点数の削減及び構成の簡略化になる。また、付勢手段の付勢力によって一対の揺動部材を元の位置に復帰できるため、中折り動作を連続して行うことができる。
【0068】
請求項5の発明によれば、用紙束の中折り箇所が一対の奥側中折りローラ間のニップ位置まで搬送されると、一対の奥側中折りローラ間に用紙束の中折り箇所が入り込むことによって単一の揺動部材が離間する方向に揺動し、この揺動部材の揺動によって一方の入口側中折中折りローラが離間方向に大きく変移されるため、入口側ローラ開放手段を複雑な機械的構成や電気的構成を使用することなく簡単な構造で構成できる。
【0069】
請求項6の発明によれば、一対の入口側中折りローラ間のニップ力と一対の奥側中折りローラ間のニップ力とを同じ付勢手段によって作用させることができるので、部品点数の削減及び構成の簡略化になる。また、付勢手段の付勢力によって揺動部材を元の位置に復帰できるため、中折り動作を連続して行うことができる。
【0070】
請求項7の発明によれば、付勢手段は、一対の揺動部材の間に介在した引っ張りバネであるので、ニップ力の調整が容易にでき、且つ、耐久性にも優れている。
【0071】
請求項8の発明によれば、付勢手段は、揺動部材と固定部材との間に介在した引っ張りバネであるので、ニップ力の調整が容易にでき、且つ、耐久性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、中折り装置の右側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、中折り装置の左側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、中折り装置の要部構成図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、中折り動作の一過程を示す要部構成図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、中折り動作の一過程を示す要部構成図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示し、中折り装置の要部構成図である。
【図7】従来例の中折り装置の中折り動作を説明する図である。
【図8】従来例の中折り装置の中折り動作を説明する図である。
【図9】従来例の中折り装置の中折り動作を説明する図である。
【図10】他の従来例を示し、中折り板と一対の入口側中折りローラの斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B 中折り装置
2 側板(固定部材)
5 用紙束
7 中折り板
20,21 入口側中折りローラ
22,23 揺動部材(入口側ローラ開放手段)
27,28 奥側中折りローラ
29 引っ張りバネ(付勢手段)
30 揺動部材(入口側ローラ開放手段)
31 引っ張りバネ(付勢手段)

Claims (8)

  1. 用紙束の中折り箇所を押圧し、中折り箇所を先端として用紙束を搬送する前進移動と、前進位置から元の待機位置に戻る後退移動とを行う中折り板と、
    この中折り板によって前記用紙束が搬送されてくる位置に配置され、ニップ力によって圧接する圧接位置とニップ力に抗して離間する離間位置との間で変移自在で、且つ、前記用紙束を搬送する方向に回転された一対の入口側中折りローラと、
    この一対の入口側中折りローラによって前記用紙束が搬送されてくる位置に配置され、ニップ力によって圧接する圧接位置とニップ力に抗して離間する離間位置との間で変移自在で、且つ、前記用紙束を搬送する方向に回転された一対の奥側中折りローラとを備えた中折り装置において、
    前記用紙束の中折り箇所が一対の前記奥側中折りローラ間のニップ位置まで搬送されたタイミングで一対の前記入口側中折りローラを離間位置に強制変移させる入口側ローラ開放手段を設けたことを特徴とする中折り装置。
  2. 請求項1記載の中折り装置であって、
    前記中折り板は、その先端が一対の前記入口側ローラ間の位置と一対の前記奥側ローラ間の位置との間の区間を前進位置として往復移動することを特徴とする中折り装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の中折り装置であって、
    前記入口側ローラ開放手段は、一対の奥側中折りローラより搬送奥位置を各揺動中心として揺動自在に設けられ、一対の前記入口側中折りローラと一対の前記奥側中折りローラのそれぞれが支持された一対の揺動部材であることを特徴とする中折り装置。
  4. 請求項3記載の中折り装置であって、
    一対の前記入口側中折りローラと一対の前記奥側中折りローラを共に圧接位置側に付勢する方向に一対の前記揺動部材を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする中折り装置。
  5. 請求項1又は請求項2記載の中折り装置であって、
    前記入口側ローラ開放手段は、いずれか一方の奥側中折りローラより搬送奥位置を揺動中心として揺動自在に設けられ、いずれか一方の前記入口側中折りローラと一方の前記奥側中折りローラが支持された単一の揺動部材であることを特徴とする中折り装置。
  6. 請求項5記載の中折り装置であって、
    一方の前記入口側中折りローラと一方の前記奥側中折りローラを共に圧接位置側に付勢する方向に前記揺動部材を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする中折り装置。
  7. 請求項4記載の中折り装置であって、
    前記付勢手段は、一対の前記揺動部材の間に介在した引っ張りバネであることを特徴とする中折り装置。
  8. 請求項6記載の中折り装置であって、
    前記付勢手段は、前記揺動部材と固定部材との間に介在した引っ張りバネであることを特徴とする中折り装置。
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