JP2000233628A - 車両用空調装置の内外気切替装置 - Google Patents

車両用空調装置の内外気切替装置

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JP2000233628A JP11037896A JP3789699A JP2000233628A JP 2000233628 A JP2000233628 A JP 2000233628A JP 11037896 A JP11037896 A JP 11037896A JP 3789699 A JP3789699 A JP 3789699A JP 2000233628 A JP2000233628 A JP 2000233628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リップ状弾性シール材を有する内外気切替ド
アにより内外気の吸入を切替えるものにおいて、リップ
シールと堤状部との間のシール性を良好にすることを目
的とする。 【解決手段】 内外気切替ドア16のドア基板部16a
の周縁部表面から、内外気の吸入口3側へ突出するリッ
プ状弾性シール材19aを備え、内外気吸入口の周縁部
には前記内外気切替ドア16側へ突出する堤状部22を
形成し、リップ状弾性シール材19aを弾性変形させて
堤状部22に圧着させる車両用空調装置の内外気切替装
置において、内気吸入口11と外気吸入口13との切替
開閉時に、リップ状弾性シール材19aが回転軸16b
から離れた堤状部22から接触し始めることを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置の
内外気切替装置におけるシール構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用空調装置では、低騒音に対
する要望がますます強くなっている。このため、送風機
の吸込損失(吸入抵抗)の低減により風量アップ、低騒
音化を図っている。この送風機の吸込損失低減のために
は、送風機の吸込側に配置される内外気切替装置の内外
気の吸入口の開口面積を拡大する必要がある。
【0003】そして、この内外気吸入口の開口面積拡大
のための対策の1つとして、内外気切替ドアを通常の平
板状の板ドアとせず、ロータリ式のドアにすることが従
来、提案されている。このロータリ式ドアでは、ドア回
動方向に延びる外周壁面を有し、この外周壁面の軸方向
の両側部と回転軸との間を扇形の側板で連結した形状と
して、ドア外周側だけでなく、ドア軸方向の側方からも
内外気を吸入可能にし、これにより、内外気の吸入口開
口面積の増加を図っている。
【0004】ところで、このようなロータリ式内外気切
替ドアにおけるシール構造として、ドア操作力低減のた
めにリップシールタイプのものが提案されている。この
リップシールタイプのロータリ式ドアでは、ドア基板部
の周縁部表面から内気吸入口および外気吸入口側へ向か
って突出するリップ状(薄板状)の弾性シール材を設
け、また、内気吸入口と外気吸入口の周縁部には内外気
切替ドア側へ突出する堤状部(シール面)を形成し、内
気吸入口および外気吸入口の閉塞時には弾性シール材を
ケース側の堤状部に弾性変形させて圧着させる。これに
より、内気吸入口および外気吸入口の閉塞時のシール作
用を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らが上記した
リップ状弾性シール材を設けたロータリ式内外気切替ド
アについて試作評価したところ、リップシールと堤状部
との間はシールが均一になされていないため、適当なシ
ール性が確保されず、風洩れによるフィーリング悪化や
異音発生という問題が生じることが分かった。特に、ド
アの回転軸から離れた位置におけるシール性の悪化がし
ていることが分かった。
【0006】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
リップ状弾性シール材を有する内外気切替ドアにより内
外気の吸入を切替えるものにおいて、リップシールと堤
状部との間のシール性を良好にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の点に着眼
して、上記目的を達成するための技術的手段を案出した
ものである。従来の内外気切替ドアにおいては、堤状部
のすべてのシール面の傾斜及びリップシールの厚みを同
一としているため、空気通路切替時にドアの回転軸根本
部分のリップシールが先に堤状部に接触し、回転軸から
離れた位置ではリップシールが遅れて堤状部に接触す
る。回転軸根本部分のリップシールが接触した後、更に
ドアを閉じていくと、回転軸根本部分のリップシールに
よる反力が働くため、回転軸からの距離が離れるほどリ
ップシールと堤状部とのシール性が悪化する。そこで、
ドアの回転軸から離れた位置にリップシールが接触する
タイミングを回転軸に近い位置でのリップシールとの接
触よりも早めることにより、上記問題を解決しようとす
るものである。
【0008】上記目的を達成するため、請求項1に記載
の発明では、内気吸入口(11、12)と外気吸入口
(13)を有する内外気切替箱(10)と、内外気切替
箱(10)内に配置され、回転軸(16b、17b)を
中心に回動可能に構成されて内外気入口(11、12)
と外気吸入口(13)を切替開閉する内外気切替ドア
(16、17)とを備え、内外気切替ドア(16、1
7)は、内気吸入口(11、12)および外気吸入口
(13)を閉塞するに必要な大きさを有するドア基板部
(16a〜17b)と、ドア基板部(16a〜17b)
の周縁部表面から、内気吸入口(11、12)および外
気吸入口(13)側へ向かって突出するリップ状弾性シ
ール材(19a〜20b)とから構成されており、内気
吸入口(11、12)と外気吸入口(13)の周縁部に
は前記内外気切替ドア(16、17)側へ突出する堤状
部(21〜24)を形成し、堤状部(21〜24)は内
外気切替ドア(16、17)の回動方向に対して所定角
度傾斜した傾斜シール面(21a〜24a)を有し、リ
ップ状弾性シール材(19a〜20b)を弾性変形させ
て傾斜シール面(21a〜24a)に圧着させる車両用
空調装置の内外気切替装置において、内気吸入口(1
1、12)と外気吸入口(13)との切替開閉時に、リ
ップ状弾性シール材(19a〜20b)が回転軸(16
b、17b)から離れた堤状部(21〜24)の傾斜シ
ール面(21a〜24a)から接触し始めることを特徴
としている。
【0009】これによると、回転軸(16b、17b)
から離れた堤状部(21〜24)からシールを開始して
いるので、回転軸(16a、17a)根本部分でのリッ
プ状弾性シール材(19a〜20b)の反力によって、
回転軸(16a、17a)から離れた位置における弾性
シール材(19a〜20b)と堤状部(21〜24)の
シール面(21a〜24a)とのシール性の悪化を低減
することができる。その結果、回転軸(16a、17
a)から離れた位置でのシール性を向上することが可能
となり、堤状部(21〜24)の全体でのシール性を確
保することができる。また、これにより、風洩れによる
フィーリング悪化や異音発生といった問題も低減するこ
とが可能となる。
【0010】請求項2に記載の発明では、傾斜角度
(α、β)は、内外気切替ドア(16、17)の回転軸
(16b、17b)から離れるほど小さいことを特徴と
している。これによると、堤状部(21〜24)の傾斜
角度(α、β)を回転軸(16b、17b)から離れる
ほど小さく設定することにより、内外気切替ドア(1
6、17)を切替開閉する際には、堤状部(21〜2
4)の回転軸(16a、17a)から離れた位置よりリ
ップ状弾性シール材(19a〜20b)の接触を開始さ
せることが可能となる。
【0011】なお、傾斜角度(α、β)は、請求項3に
記載されているように、20°以上80°以下の範囲で
設定されていることが好ましい。請求項4に記載の発明
では、リップ状弾性シール材(19a〜20b)と堤状
部(21〜24)との間のドアシャット量は、回転軸
(16b、17b)から離れるにつれて徐々に増加して
いることを特徴としている。
【0012】これによると、回転軸(16b、17b)
から離れた位置から弾性シール材(19a〜20b)を
シール面(21a〜24a)に接触させることができ
る。そのため、先に堤状部(21〜24)のシール面
(21a〜24a)に接触した回転軸(16a、17
a)から離れた位置にある部位のドアシャット量を大き
くすることが可能となる。そして、従来シール性の不足
が問題となっていた回転軸(16a、17a)から離れ
た位置でのシール性を高めることができる。
【0013】請求項5および請求項6に記載の発明で
は、リップ状弾性シール材(19a〜20b)は、回転
軸(16a、17a)から離れるにつれて弾性率を徐々
に大きくされていることを特徴としている。これによる
と、リップ状弾性シール材(19a〜20b)の回転軸
(16a、17a)根本部分が先に堤状部(21〜2
4)のシール面に接触した場合でも、その部位の弾性率
を比較的小さくしているので、その部位に作用する反力
に対抗して内外気切替ドア(16、17)を回動させる
ことができる。そのため、回転軸(16a、17a)か
ら離れた部位においても、堤状部(21〜24)とリッ
プ状弾性シール材(19a〜20b)とのシール性を悪
化させることはない。
【0014】なお、リップ状弾性シール材(19a〜2
0b)の弾性率は、請求項7に記載しているように、リ
ップ状弾性シール材(19a〜20b)の板厚(da
b)を、回転軸(16a、17a)から離れるにつれ
て徐々に大きくすることにより変化させることができ
る。リップ状弾性シール材(19a〜20b)の板厚
(da 、db )を大きくすることにより、弾性率を大き
くすることができる。また、回転軸(16a、17a)
から離れた位置におけるリップ状弾性シール材(19a
〜20b)の厚みをを大きくすることにより、その位置
におけるリップ状弾性シール材(19a〜20b)と堤
状部(21〜24)と接触を早めることもできる。
【0015】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。 (第1実施形態)図1〜図6は本発明の第1実施形態を
示すもので、図1、図2は車両用空調装置の通風系にお
ける内外気切替装置および送風機を含む送風機ユニット
部を示すもので、図3は図1における内外気切替部の拡
大図で、図4は図1のA−A断面図である。図1、2に
示す送風機ユニット部は、通常、自動車の車室内前部の
計器盤下方で、助手席側の部位に配置される。
【0017】10は合成樹脂製の内外気切替箱(ケー
ス)で、その下方には送風用スクロールケーシング30
が隣接して配置されており、内外気切替箱10の内部は
スクロールケーシング30のベルマウス状の吸入口31
に連通している。また、内外気切替箱10は、車室内空
気を吸入する第1内気吸入口11および第2内気吸入口
12と車室外空気を吸入する外気吸入口13とを有して
おり、外気吸入口13を中央に配置し、その両側に第
1、第2内気吸入口11、12を配置している。換言す
ると、車両前後方向において、最も後方側に第1内気吸
入口11を配置し、その前方側に外気吸入口13を配置
し、最も前方側に第2内気吸入口12を配置している。
【0018】第2内気吸入口12は内気吸入量増加のた
めの補助吸入口である。なお、本例では、第1、第2内
気吸入口11、12にそれぞれ車室内からの異物混入防
止のための内気格子部材14、15が備えられている。
そして、内外気切替箱10内に内外気切替ドア16およ
び補助内気ドア17が回動可能に収納されている。
【0019】ここで、内外気切替ドア16は第1内気吸
入口11と外気吸入口13を切替開閉し、また、補助内
気ドア17は第2内気吸入口12を開閉するものであ
り、いずれも、ロータリ式ドアからなる。ここで、ロー
タリ式ドアドア16、17を具体的に説明すると、各ド
ア16、17はドア回動方向に延びる外周壁面16a、
17aを有し、この外周壁面16a、17aの軸方向の
両側部と回転軸16b、17bとの間を扇形の側板16
c、17cで連結した形状としている。そして、外周壁
面16a、17aおよび扇形の側板16c、17cで構
成されるドア基板部の大きさを第1、第2内気吸入口1
1、12および外気吸入口13を閉塞するに必要な大き
さに設定してある。
【0020】これにより、各ドア16、17は、ドア外
周側の開口だけでなく、軸方向側方の開口をも開閉でき
る構成となっており、このように、ドア外周側および軸
方向側方の両方の開口を開閉可能なドアを本明細書では
ロータリ式ドアという。なお、外周壁面16a、17a
の形状が図示の例では平面状になっているが、外周壁面
16a、17aを回転軸16b、17bを中心とする曲
率半径の円弧状にしてもよいことはいうまでもない。
【0021】上記のごときロータリ式ドア16、17の
採用に伴って、第1、第2内気吸入口11、12の形状
は、いずれも、ロータリ式ドア16、17の外周壁面1
6a、17aに対向する部位から側板16c、17cに
対向する部位まで開口する門型に屈曲した開口形状にな
っている。これにより、内気の吸入開口面積を増加させ
て、内気モードによる最大冷房能力の向上を図ってい
る。これに対し、外気吸入口13は図2に示すように通
常の矩形状の平面開口形状になっている。
【0022】図4に示すように、ロータリ式の内外気切
替ドア16は、その左右両側の扇形の側板16c、16
cの回転中心位置から軸方向外方へ回転軸16b、16
bが突出しており、この左右の回転軸16b、16bは
内外気切替箱10の軸受穴18、18に回転自在に支持
されている。また、左右両側の扇形の側板16c、17
cの回転中心位置の内側部は補強部材16dにより連結
され、ドア16のねじれ剛性の向上を図っている。ま
た、外周壁面16aと扇形の側板16c、17cの内側
空間16eはそのまま外部へ開口しているので、この内
側空間16eを通って図4の紙面垂直方向には空気が自
由に流通可能である。内外気切替ドア16の上述した要
素16a〜16dは例えば、ポリプロピレンのような樹
脂により一体成形で簡単に製造できる。
【0023】なお、補助内気ドア17も上記内外気切替
ドア16とドア基本構造は概略同一であり、同様の作動
を行うので、具体的説明は省略する。次に、上記ロータ
リ式内外気切替ドア16および補助内規ドア17におけ
るシール構造を説明すると、ドアシール構造は、ドア操
作力低減のためにリップシールタイプになっており、ド
ア16、17のうち、ドア基板部の周縁部表面、すなわ
ち、外周壁面16a、17aおよび側板16c、17c
の周縁部表面に、リップ状(薄板状)の弾性シール材1
9a、19b、20a、20bを設けている。この弾性
シール材19a〜20bはエラストマゴムからなるもの
で、ドア基板部の樹脂材料と同系統のエラストマゴム
(例えば、ポリプロピレン系のエラストマゴム)を選択
することにより、弾性シール材19a〜20bをドア基
板部の樹脂成形時に同時に一体成形することができる。
【0024】弾性シール材19a〜20bは、ドア基板
部から第1、第2内気吸入口11、12および外気吸入
口側へ向かってリップ状(薄板状)に突出するものであ
り、図1、3、4に示すように、内外気切替ドア16の
弾性シール材19a、19bは外周壁面16aと側板1
6cの周縁部(ドア回動方向の両側端部の周縁部)に沿
って門型に形成されている。補助内気ドア17の弾性シ
ール材20a、20bも同様の門型に形成されている。
【0025】一方、第1、第2内気吸入口11、12お
よび外気吸入口13の周縁部には内外気切替ドア16、
補助内気ドア17側へ突出する堤状部21、22、2
3、24を形成している。これらの堤状部21、22、
23、24は、第1、第2内気吸入口11、12および
外気吸入口13の閉塞時には、弾性シール材19a、1
9b、20a、20bの先端部が弾性変形して圧着す
る。
【0026】従って、上記堤状部21〜24はいずれ
も、弾性シール材19a、19b、20a、20bの門
型形状に対応した門型の形状にしてある。なお、図4に
は、弾性シール材19bおよび堤状部22の門型形状を
図示している。また、各堤状部21〜24は弾性シール
材19a、19b、20a、20bの先端部が圧着する
傾斜シール面21a〜24a(図3参照)を形成してい
る。
【0027】ここで、第1内気吸入口11と外気吸入口
13との間の堤状部22、および外気吸入口13と第2
内気吸入口12との間の堤状部23には、それぞれ傾斜
方向の異なる傾斜シール面22a、22b、傾斜シール
面23a、23bを2つずつ形成している。なお、堤状
部21〜24は内外気切替箱10の樹脂製ケース体に一
体成形で形成することができる。
【0028】図1、2の上下、左右方向は、車両搭載時
における送風機ユニット部の上下、左右方向を示してお
り、ロータリ式の内外気切替ドア16および補助内気ド
ア17の回転軸16b、17bは内外気切替箱10内で
上記各吸入口11〜13の下方側の略中心部にて車両左
右方向に延びるように配置されており、各ドア16、1
7は車両前後方向に回動する。
【0029】各ドア16、17の回転軸16b、17b
の一端部は、内外気切替箱10の外部において図示しな
いドア操作機構に連結される。このドア操作機構として
は、空調制御パネル(図示せず)に設けられた内外気切
替操作部材(例えば、手動操作レバー)の手動操作力を
ケーブル、リンク機構等を介して回転軸16b、17b
に伝達して、ドア16、17を回動操作するか、あるい
は空調制御パネルの内外気切替操作部材により電気スイ
ッチを作動させて、電気的アクチュエータ(サーボモー
タ等)を作動させ、この電気的アクチュエータによりリ
ンク機構等を介して回転軸16b、17bに伝達して、
ドア16、17を回動操作するようにしてもよい。
【0030】図1において、25はエアフィルタで、コ
ルゲート(波形)状の和紙または多孔質のウレタンフォ
ーム等からなるフィルタ部材を樹脂製の枠体で支持する
ようにした構成となっている。ここで、エアフィルタ2
5の全体形状は図1に示すような平板状のものであっ
て、空気中の塵埃を取り除くものであり、必要に応じて
上記フィルタ部材に活性炭のような悪臭成分を吸着する
吸着材を付加して脱臭機能をも発揮できるようにしても
よい。
【0031】また、エアフィルタ25は、内外気切替箱
10内において、ロータリドア16、17の回転軸16
b、17bより空気下流側に配置されて、ロータリドア
16、17の回動を妨げないように配置されている。ス
クロールケーシング30は樹脂製のものであって、その
内部にはスクロール形状の中心部位に遠心式多翼ファン
(シロッコファン)からなる送風用ファン32が配置さ
れており、このファン32の回転により吸入口31から
吸入された空気が矢印Bのようにファン32の半径方向
外方へ流れるようになっている。送風用ファン32は駆
動用モータ33の回転軸34に連結されて回転する。
【0032】図2において、スクロールケーシング30
の空気出口部35には図示しない空調ユニットが連結さ
れており、この空調ユニットを通過して送風空気が周知
のごとく冷却、除湿、再加熱されて温度調整後に車室内
へ吹き出すようになっている。次に、本実施形態の作動
を説明する。まず、最初に、内外気吸入の切替に関する
基本的作動を説明する。内外気の切替は2つのロータリ
式ドア16、17の回動により行うことができ、図1、
3の実線位置は内気導入モードの状態を示している。す
なわち、内外気切替ドア16の弾性シール材19aの先
端部が堤状部22の傾斜シール面22aに弾性的に圧着
し、また、弾性シール材19bの先端部が堤状部23の
傾斜シール面23aに弾性的に圧着する。これにより、
内外気切替ドア16の外周壁面16aおよび側板16c
により外気吸入口13を全閉し、第1内気吸入口11を
全開する。
【0033】このとき、補助内気ドア17は図1、3の
実線位置に位置することより、補助内気ドア17の外周
壁面17aおよび側板17cが第2内気吸入口12の開
口面から開離して第2内気吸入口12を全開する。従っ
て、送風ファン32の作動により第1内気吸入口11と
第2内気吸入口12の両方から内気を吸入して空調ユニ
ット側へ送風できる。
【0034】次に、外気モードが選択されると、図1、
3の実線位置から内外気切替ドア16を反時計方向に所
定角度回動して、図5の位置に操作する。これにより、
内外気切替ドア16の弾性シール材19aの先端部が堤
状部21の傾斜シール面21aに弾性的に圧着し、これ
と同時に、弾性シール材19bの先端部が堤状部22の
傾斜シール面22bに弾性的に圧着する。
【0035】この結果、第1内気吸入口11を内外気切
替ドア16の外周壁面16aおよび側板16cにより全
閉し、外気吸入口13を全開する。また、補助内気ドア
17は図1、3の実線位置から時計方向に所定角度回動
することにより、図5の位置に操作される。これによ
り、補助内気ドア17の弾性シール材20a、20bの
先端部がそれぞれ堤状部23の傾斜シール面23b、堤
状部24の傾斜シール面24aに弾性的に圧着し、外周
壁面17aおよび側板17cにより第2内気吸入口12
の開口面を全閉する。
【0036】従って、送風ファン32の作動により外気
吸入口13から外気のみを吸入して空調ユニット側へ送
風できる。図6は、図5のC−C断面及びD−D断面に
おける堤状部22および弾性シール材19bの断面図を
示している。本実施形態では、堤状部21〜24の傾斜
シール面21a〜24aの傾斜角α、βは、回転軸16
b、17bから離れるほど小さく設定されている。すな
わち、回転軸16aに近い位置の傾斜角βと回転軸16
aから離れた位置の傾斜角αとの間には、α>βの関係
がある。ここで、傾斜シール面21a〜24aの傾斜角
とは、堤状部21〜24における内外気切替ドア16お
よび補助内気ドア17の回動方向に対する傾斜シール面
21a〜24aの傾斜角を意味する。なお、本実施形態
では、各位置での傾斜角は20°以上80°以下の範囲
に設定されており、回転軸16b、17bから離れるに
つれて徐々に小さくなるように設定されている。
【0037】堤状部22の各位置における傾斜角α、β
は、堤状部22の門型形状の内外へ拡がる方向(図4に
おける上下左右方向)の長さhを等しく、内外気切替ド
ア16側へ突出する長さWa 、Wb を回転軸16aから
の位置に応じて変化させることにより設定している。す
なわち、図6(a)、(b)に示すように、堤状部22
において、回転軸16aから離れた位置ほど内外気切替
ドア16側への突出が大きい。
【0038】また、弾性シール材19a〜20bの厚み
は、回転軸16a、17aから離れるほど大きく設定さ
れている。したがって、図6(a)、(b)において、
回転軸16aから離れた位置における弾性シール材19
bの厚みda と回転軸16aに近い位置における弾性シ
ール材19bの厚みdb との間には、da >db の関係
がある。すなわち、弾性シール材19a〜20bの弾性
率は回転軸16a、17aから離れるほど大きく設定さ
れている。
【0039】このように堤状部21〜24の傾斜角およ
び弾性シール材19a〜20bの厚みを設定することに
より、内外気切替ドア16および補助内気ドア17を切
替開閉する際には、堤状部21〜24の回転軸16a、
17aから離れた位置より弾性シール材19a〜20b
の接触を開始させることが可能となる。そのため、先に
傾斜シール面21a〜24aに接触した回転軸16a、
17aから離れた位置でのドアシャット量を大きくする
ことが可能となる。
【0040】ここで、ドアシャット量とは、リップ状弾
性シール材19a〜20bが堤状部21〜24の傾斜シ
ール面21a〜24aに接触してから、内外気切替ドア
16および補助内気ドア17が所定位置まで移動して、
内外気切替ドア16および補助内気ドア17の移動が完
了するまでに、堤状部21〜24が無ければ弾性シール
材19a〜20bが各堤状部21〜24の方向に移動し
たであろう距離を示す量である。
【0041】本実施形態では、堤状部21〜24の傾斜
角α、βは、内外気切替ドア16、17の回転軸16
b、17bから離れるほど小さくしている。これによ
り、内外気切替ドア16、17を切替開閉する際には、
回転軸16a、17aから離れた位置より、堤状部21
〜24と弾性シール材19a〜20bとの接触を開始さ
せることが可能となる。そのため、回転軸16a、17
aの根本部分での弾性シール材19a〜20bの反力に
よって、回転軸16a、17aから離れた位置における
弾性シール材19a〜20bと堤状部21〜24のシー
ル面21a〜24aとのシール性の悪化を低減すること
ができる。
【0042】また、回転軸16a、17aから離れた位
置でのドアシャット量を、回転軸16a、17aの根本
部分でのドアシャット量より大きくすることができるの
で、従来シール性の不足が問題となっていた回転軸16
a、17aから離れた位置でのシール性を高めることが
できる。また、本実施形態では、弾性シール材19a〜
20bの板厚da 、db を回転軸16a、17aから離
れるほど徐々に大きくしている。このことによっても、
弾性シール材19a〜20bと堤状部21〜24のシー
ル面21a〜24aとの接触を早めることができる。
【0043】さらに、本実施形態では、上述のように回
転軸16a、17aから離れた位置では弾性シール材1
9a〜20bの厚みを大きく設定している。これによ
り、弾性シール材19a〜20bに付加されるねじれモ
ーメントによる変形量を修正して、回転軸16a、17
aからの距離によらずシール性を確保することが可能と
なる。すなわち、内外気切替ドア16および補助内気ド
ア17の回転によって付加されるモーメントは、回転軸
16a、17aからの距離が大きいほど大きくなる。し
かし、実施形態では、回転軸16a、17aからの距離
が大きいほど弾性シール材19a〜20bの厚みを大き
くして変形し難くし、シール性を確保している。
【0044】以上のように、回転軸16a、17aから
離れた位置でのシール性を向上することが可能となり、
堤状部21〜24の全体でのシール性を確保することが
できる。また、これにより、風洩れによるフィーリング
悪化や異音発生といった問題も低減することが可能とな
る。 (他の実施形態)第1実施形態では、堤状部21〜24
の傾斜角及び弾性シール材19a〜20bの双方を回転
軸16a、17aからの距離に応じて徐変させた。しか
し、回転軸16a、17aから離れた位置でのシール性
の向上は、上記の双方を徐変させることによって初めて
達成されるものではない。即ち、上記状部21〜24の
傾斜角及び弾性シール材19a〜20bの一方のみを徐
変させた場合にもシール性向上の効果を得ることができ
る。
【0045】例えば、傾斜角のみを徐変させた場合に
は、ドア切替時に回転軸16a、17aからの距離が遠
い位置から、傾斜シール面21a〜24aと弾性シール
材19a〜20bとの接触が開始する。そのため、回転
軸16a、17aからの距離が遠い位置におけるドアシ
ャット量を十分に確保でき、従来不十分であった回転軸
16a、17aからの距離が遠い位置でのシール性を確
保できる。
【0046】また、傾斜角は一定にまま、弾性シール材
19a〜20bの厚さのみを徐変させた場合には、従来
と同様に回転軸16a、17aから近い位置からシール
が開始される。しかし、回転軸16a、17aから近い
位置の弾性シール材19a〜20bの厚さは小さく設定
されているので、弾性シール材19a〜20bに働く反
力も小さくなり、回転軸16a、17aから遠い位置で
のドアシャット量の減少を防止してシール量を確保する
ことができる。
【0047】また、堤状部21〜24の傾斜角は一定と
した場合において、弾性シール材19a〜20bの板厚
を変えずに弾性率のみを変えてもよい。すなわち、弾性
シール材19a〜20bの材質を回転軸16a、17a
からの距離が大きくなるほど弾性率が大きくなるように
徐変させてもよい。この場合には、従来と同様に、回転
軸16a、17aの根本部分からシールが開始される。
しかし、その部分の弾性率を比較的小さくしているの
で、その部位に作用する反力に対抗して内外気切替ドア
16、17を回動させることができる。そのため、回転
軸16a、17aから離れた部位においても、堤状部2
1〜24と弾性シール材19a〜20bとのシール性を
悪化させることはない。
【0048】第1実施形態においては、ロータリ式内外
気切替ドア16の他に、ロータリ式補助内気ドア17を
備える場合について説明したが、第2内気吸入口12お
よび補助内気ドア17を廃止したものにも本発明を適用
できることはもちろんである。また、第1実施形態にお
いては、ロータリ式内外気切替ドア16の基板部16
a、16cに弾性シール材19aを設けているが、本発
明は、平板状の内外気切替ドアにリップ状の弾性シール
材を設ける場合にも同様に適用できる。
【0049】また、第1実施形態においては、ドア16
のねじれ剛性を向上するため、左右両側の扇形状の側板
16c、17cの回転中心位置の内側部は補強部材16
dにより連結した。しかし、補強部材16dを省略した
ものにおいても、上記実施形態と同様の作用効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する車両用空調装置の送風機ユニ
ット部の縦断面図である。
【図2】図1の概略斜視図である。
【図3】図1の内外気切替装置部分の拡大断面図であ
る。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1に示す内外気切替ドア部分の外気モード時
の概略断面図である。
【図6】(a)、(b)は、本発明の第1実施形態を示
す内外気切替ドアの要部断面図である。
【符号の説明】
10…内外気切替箱、11、12…第1、第2内気導入
口、13…外気導入口、16…ロータリ式内外気切替ド
ア、17…ロータリ式補助内気ドア、16a、17a…
外周壁、16c、17c…側板、19a〜20b…弾性
シール材、21、24…堤状部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内気吸入口(11、12)と外気吸入口
    (13)を有する内外気切替箱(10)と、 前記内外気切替箱(10)内に配置され、回転軸(16
    b、17b)を中心に回動可能に構成されて前記内外気
    入口(11、12)と前記外気吸入口(13)を切替開
    閉する内外気切替ドア(16、17)とを備え、 前記内外気切替ドア(16、17)は、前記内気吸入口
    (11、12)および前記外気吸入口(13)を閉塞す
    るに必要な大きさを有するドア基板部(16a〜17
    b)と、前記ドア基板部(16a〜17b)の周縁部表
    面から、前記内気吸入口(11、12)および前記外気
    吸入口(13)側へ向かって突出するリップ状弾性シー
    ル材(19a〜20b)とから構成されており、 前記内気吸入口(11、12)と前記外気吸入口(1
    3)の周縁部には前記内外気切替ドア(16、17)側
    へ突出する堤状部(21〜24)を形成し、 前記堤状部(21〜24)は、前記内外気切替ドア(1
    6、17)の回動方向に対して所定角度傾斜した傾斜シ
    ール面(21a〜24a)を有し、 前記リップ状弾性シール材(19a〜20b)を弾性変
    形させて傾斜シール面(21a〜24a)に圧着させる
    車両用空調装置の内外気切替装置において、 前記内気吸入口(11、12)と前記外気吸入口(1
    3)との切替開閉時に、前記リップ状弾性シール材(1
    9a〜20b)が前記回転軸(16b、17b)から離
    れた堤状部(21〜24)の前記傾斜シール面(21a
    〜24a)から接触し始めることを特徴とする車両用空
    調装置の内外気切替装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜シール面(21a〜24a)の
    傾斜角度(α、β)は、前記内外気切替ドア(16、1
    7)の回転軸(16b、17b)から離れるほど小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置の内
    外気切替装置。
  3. 【請求項3】 前記傾斜角度(α、β)は、20°以上
    80°以下の範囲で設定されていることを特徴とする請
    求項2に記載の車両用空調装置の内外気切替装置。
  4. 【請求項4】 前記リップ状弾性シール材(19a〜2
    0b)と前記堤状部(21〜24)との間のドアシャッ
    ト量は、前記回転軸(16b、17b)から離れるにつ
    れて徐々に増加していることを特徴とする請求項2また
    は請求項3に記載の車両用空調装置の内外気切替装置。
  5. 【請求項5】 前記リップ状弾性シール材(19a〜2
    0b)は、前記回転軸(16a、17a)から離れるに
    つれて弾性率を徐々に大きくされていることを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の車両用
    空調装置の内外気切替装置。
  6. 【請求項6】 内気吸入口(11、12)と外気吸入口
    (13)を有する内外気切替箱(10)と、 前記内外気切替箱(10)内に配置され、回転軸(16
    b、17b)を中心に回動可能に構成されて前記内外気
    入口(11、12)と前記外気吸入口(13)を切替開
    閉する内外気切替ドア(16、17)とを備え、 前記内外気切替ドア(16、17)は、前記内気吸入口
    (11、12)および前記外気吸入口(13)を閉塞す
    るに必要な大きさを有するドア基板部(16a〜17
    b)と、前記ドア基板部(16a〜17b)の周縁部表
    面から、前記内気吸入口(11、12)および前記外気
    吸入口(13)側へ向かって突出するリップ状弾性シー
    ル材(19a〜20b)とから構成されており、 前記内気吸入口(11、12)と前記外気吸入口(1
    3)の周縁部には前記内外気切替ドア(16、17)側
    へ突出する堤状部(21〜24)を形成し、 前記リップ状弾性シール材(19a〜20b)を弾性変
    形させて前記堤状部(21〜24)に圧着させる車両用
    空調装置の内外気切替装置において、 前記リップ状弾性シール材(19a〜20b)は、前記
    回転軸(16a、17a)から離れるにつれて弾性率を
    徐々に大きくされていることを特徴とする車両用空調装
    置の内外気切替装置。
  7. 【請求項7】 前記リップ状弾性シール材(19a〜2
    0b)の弾性率は、前記リップ状弾性シール材(19a
    〜20b)の板厚(da 、db )を、前記回転軸(16
    a、17a)から離れるにつれて徐々に大きくすること
    により変化させていることを特徴とする請求項5または
    請求項6に記載の車両用空調装置の内外気切替装置。
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