JP2000232846A - 食用獣のブングを取り除くための方法及び装置とベントカッター - Google Patents

食用獣のブングを取り除くための方法及び装置とベントカッター

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JP2000232846A JP2000030423A JP2000030423A JP2000232846A JP 2000232846 A JP2000232846 A JP 2000232846A JP 2000030423 A JP2000030423 A JP 2000030423A JP 2000030423 A JP2000030423 A JP 2000030423A JP 2000232846 A JP2000232846 A JP 2000232846A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴体からブングを取り除くための方法および
装置を得る。 【解決手段】 この方法は、A)ブングを掘り出すステ
ップと、B)掘り出したブングを胴体から引き出すステ
ップと、C)胴体を、そして胴体から距離においてブン
グを誘導するステップとからなる。このとき、ブング
は、肛門開口部近くにガイドに沿って運ばれる。この装
置は、胴体のためのコンベヤーと、ブングを胴体からを
切り離すためのベントカッターと、掘り出したブングを
胴体から引き出すための抽出手段と、引き出したブング
のためのガイド手段とからなる。この場合、ガイド手段
は、コンベヤーによって運ばれる胴体の肛門開口部近く
に位置するように、コンベヤーに対して配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食用獣の胴体のブ
ングを取り除くための方法及び装置に関する。本発明
は、また、本発明による装置に用いるためのベントカッ
ターに関する。
【0002】
【従来の技術】家畜、特に豚等の大規模な食肉加工で
は、食用獣の胴体は、コンベヤーから吊られて複数の加
工ステーションを通過する。このような加工処理の例と
しては、陰部の骨を裂くこと、腹部を開くこと、ブング
(bung)を取り除くこと(ベントカッティングとも呼
ぶ)、性器を切断すること、消化器官を除去すること等
がある。食用獣の加工処理においては、食肉の品質が損
なわれないことが非常に重要である。したがって、腸の
中身、特に直腸と、肉との接触を最小限に抑えることが
重要である。胴体から消化器官を除去する位置とは異な
る位置においてブング(直腸の外方端部)を取り除くこ
とが行われるため、切断したブングからの中身が胴体に
接触しないように防ぐ処置をとることが望ましい。さら
に、ブングの外部は切断によって汚染されるため、切断
されたブングの外方端部も、胴体に接触しないように防
ぐ必要がある。既存の処置としては、例えば、脂肪の栓
を用いて肛門を閉じるというやり方がある。また、除い
たブングを封入することが可能な装置も存在するが、ブ
ングをさらに処理するためには、封入したものを除去し
なくてはならない。このように既存の方法及び装置の衛
生度は限られている。
【0003】国際特許出願WO92/13458には、
屠殺した動物の肛門の切除を機械化するための方法及び
装置が開示されている。この方法及び装置では、掘り出
したブングを腹側へ水平に移動し、ブングを選別板に掛
け、ブングの外方端部と胴体との間の接触が起こらない
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この方法及び装置は、
胴体上でブングの掘り出しを行わなければならないし、
しかも、装置を、胴体における脚の間の腹側へ移動させ
なくてはならないため、比較的に複雑である。ブング掘
り出しのために装置を正しく位置決めできるように鏡が
配置される。屠殺者は鏡から得た視覚的な情報を用いて
装置の位置決めを行わなければならない。この仕事は、
人間工学的に危険であると共に、複雑なために自動化が
不可能である。それから、掘り出したブングを板に掛け
るが、このことは、ブングの位置が完全には制御されな
いことを暗示している。したがって、ブングが選別板の
縁から垂れ下がる。この方法及び装置には、腹腔へのア
クセスが妨げられてしまうというもう一つの欠点があ
る。
【0005】本発明の目的は、胴体からブングを取り除
くための改良された方法及び装置を提供することによっ
て、自動化された衛生的な状態で食肉が加工できるよう
にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、次のステップからなる、胴体からブングを取り除
くための方法を提供する。A)ブングを掘り出すステッ
プ、B)掘り出したブングを胴体から引き出すステッ
プ、そしてC)胴体を誘導し、そして胴体から離してブ
ングを誘導するステップ。このとき、ブングを、肛門の
開口部近くへガイドに沿って移動させて掘り出し、ブン
グを引き出してから、胴体から距離をとってブングを誘
導する。このような方法によって、ブングが胴体に接触
するのを防ぐことができる。ブングは、肛門の開口部近
くへ、すなわち胴体の後側の直腸領域近くへ、別の言葉
で言えば、骨盤腔から最短距離でガイドに沿って運ばれ
る。掘り出したブングは、直腸の除去部分とも呼ぶが、
概して、長さが10から20センチあり、外側端部を、
ガイドに接触させることができるほど長い。したがっ
て、胴体の後側を介してブングを掘り出して、単純な方
法で、このブングをガイドに付けることが可能である。
この方法は、比較的に単純に行うことができ、人間工学
的に従来の技術による方法よりも安全である。この単純
な方法は、さらに加工処理を自動化することが可能であ
る。本発明による方法によれば、掘り出されたブング、
あるいは掘り出された肛門は、それをさらに閉鎖あるい
は封入する必要がなく、また、腹腔の処理への障害にも
ならない。
【0007】ステップC)においては、ステップB)で
引き出したブングを、ブングが元の位置に戻るのを阻止
するように止めることが好ましい。ブングの止め方は、
ブングの外側端部を握る、引っ掛ける、あるいは外側端
部を完全に固定する。このようにすれば、除いたブング
が、予期せずガイドから外れて胴体内へ戻るのを防ぐこ
とができる。現在のやり方では、このように胴体内へ戻
ってしまうことがよく起こり、胴体を汚染する原因とな
っている。さらに、ブングの位置制御を行うことは、次
に続く処理を簡単にできるという利点がある。ブングの
位置が固定されるので、次の工程では、ブングを置き直
す必要がない。このため、処理を容易に機械化する、あ
るいは自動化することが可能である。ブングは胴体の肛
門開口部近くにおいて係止するが、用いる係止部材に応
じて、ガイドを、肛門開口部からより離れた位置に配置
し、ガイドに連結した係止部材を、その距離だけ延ばす
ことができる。この場合は、ブングを肛門開口部近くか
らガイドするが、ガイド自体を遠隔に配置することによ
って、胴体及びブングの平行輸送を行うことも可能であ
る。
【0008】好適実施例においては、ステップB)にお
いて、陰圧を用いてブングを胴体から引き出す。陰圧を
用いることによって、例えば、排せつ物等の緩い部分
を、ブングを捕らえると同時に抽出することができる。
陰圧を用いるもう一つの利点は、種々の形状のブングを
比較的に容易に捕らえることができることである。
【0009】この方法を単純化するため、ステップA)
においてブングを掘り出した工具を用いて、ステップ
B)におけるブングの胴体からの引き抜きを行う。した
がって、ブングの位置決め及びガイドに関するすべての
利点を生かして、掘り出したブングを、胴体から、かな
りの距離だけ移動することが可能である。工具を二つの
目的に対して使用することで、ブングを引き出すために
別個に位置決めする必要がない。また、かなり大きさに
違いがある胴体の処理も、特に、ブングのガイドが一定
の経路で行われる場合に、同一加工ラインで容易に加工
することが可能である。ステップB)においてブングを
引き出すとき、直腸と胴体との一つ以上の連結部分を同
時に断つことができる。この場合、胴体からブングをさ
らに離すように移動することも、同時に、より完全に分
離することも可能である。これは、胴体部をさらに加工
する上で有利である。択一的に、ステップB)において
胴体からブングを引き出す前に、直腸と胴体との一つ以
上の連結部分を断つことも可能である。ここで、さら
に、例えば、腸を手で切断してもよい。この場合の利点
も、胴体からブングをさらに引き離すことができること
である。
【0010】もう一つの好適実施例においては、引き出
したブングを、ヘッドと胴体との間で係止する。掘り出
したブングの外方端部には、尻の穴とも呼ばれるヘッド
が備わっている。このヘッドは、直腸の他の分離部分よ
りも広く、そして余り弾性がない。このため、胴体とヘ
ッドとの間でブングを係止すれば、この厚い部分によっ
て、係止されたブングが外れることを阻止することが可
能である。ブングはこの部分で圧縮されるように係止さ
れることが好ましい。このようにすれば、ブングから直
腸の内容物が出てしまう危険性がさらに減少する。
【0011】ステップC)において、ブングは、ガイド
によって運ばれるように誘導されるが、このとき、ガイ
ドに沿って変位する係止手段によってブングを係止する
ことも可能である。このようにすれば、ステップC)に
おいて、ブングを、処理すべき胴体の形状及び位置に応
じて誘導し配置することが可能である。したがって、連
続的に運ばれてくる胴体の別個のブングを、例えば、強
固なガイドに沿って変位可能で(胴体の大きさに応じ
て)種々の作用長を持つ係止部品を介して、ガイドから
種々の距離において個々に係止することができる。この
ように、処理すべき胴体と誘導距離とを考慮して、最も
適切な誘導方法を選択することができる。
【0012】ステップAからステップCを行うことによ
って胴体からブングを取り除く前に、恥骨を裂く、そし
て腹部を開く処理を行うことが好ましい。この工程順
は、上記の方法とは独立して、本発明の適用の一部分を
形成する。また、恥骨を裂くことと腹部を開くことの間
に、ピズル(pizzle)、すなわち雄生殖器を取り除く処
理を入れることも可能である。さらに、ブングを取り除
く前に、腸と胴体との間のいくつかの繋がりを分断する
ことも可能である。ブングを掘り出す前に、これらの処
理を行うことによって、ブングを掘り出す位置に比較的
に近い位置で消化器官の除去を行うことができる。この
ため、ブングを限られた距離だけ誘導すればよいという
利点がある。
【0013】もう一つの望ましい方法としては、ステッ
プC)による誘導中に、ブングを、例えば乳酸溶液ある
いは蒸気等の消毒剤で洗浄する。ブングを洗浄すること
によって、ブングから生じる不純物を直接的に消滅させ
て、その後、洗浄剤を回収して排出させる。これによっ
て食肉加工中の衛生度が向上する。
【0014】本発明は、また、胴体からブングを取り除
くための装置を提供する。この装置は、胴体のためのコ
ンベヤーと、ブングを胴体から切り離すためのベントカ
ッターと、掘り出したブングを胴体から引き出すための
抽出手段と、引き出したブングのためのガイド手段とか
らなり、ガイド手段は、コンベヤーによって運ばれる胴
体の肛門開口部近くに位置するように、コンベヤーに対
して配置される。このような装置は比較的に簡単に具体
化することができる。例えば、胴体のためのコンベヤー
を持つ既存のシステムと、そのタイプに応じて少なくと
も一つのベントカッターとから、容易に本発明による装
置へと変更することが可能である。装置は、掘り出した
ブングの外方端部を胴体から一定の距離をおいて保持す
る、そして、胴体の変位中に、ブングが胴体に対してほ
ぼ同じ位置に留まるように胴体と共にブングを変位させ
ることが可能な選択肢を提供する。したがって、この外
方端部が誤って胴体に接触し、食肉が汚染されるような
ことが起こることを防ぐことが可能である。装置は、操
作者を必要としない、すなわち完全に自動的に作動する
ように構成し、食肉加工ラインに必要な人的資源を減ら
すことも可能である。これは、本発明による装置が、ブ
ングの外方端部を、例えば袋に封入する装置の代わりに
用いられれば特に効果がある。結局のところ、これまで
の方法では、封入するための構成、そして封入した物の
除去は、人的資源を必要とする。本発明による装置で
は、封入のための構成は不必要である。コンベヤーによ
って運ばれる胴体の肛門開口部近くにガイド手段を配置
することによって、さらに、腹腔へのアクセスがガイド
手段によって妨げられないという利点がある。また、こ
のようにガイド手段を配置することによって、抽出手段
を用い、ブングをガイド手段に単純な方法で接触させる
ことが可能になる。
【0015】ガイド手段はコンベヤーにほぼ平行に配置
されることが好ましい。胴体の変位中、掘り出され係止
されたブングは、胴体と共に変位しなければならないた
め、コンベヤーとガイドとを相互に平行に配置すること
が好ましい。このように構成して、引き出されたブング
への負荷を最小とすることで、破損の機会が減少する。
【0016】装置の好適実施例においては、ガイド手段
には、ブングが元の位置に戻るのを防ぐように誘導中に
ブングに係合する係止手段が設けられる。ブングへの係
合(掴む、締める等)を介して、ブングの位置を完全に
知ることが可能であり、胴体加工の次の処理を容易にす
る。さらに、掘り出されたブングがガイドから外れるこ
とはなく、例えば、胴体におけるブングの元の位置へ戻
って不利益を生じることがない。
【0017】好適実施例においては、ガイド手段は胴体
の後側へ位置するように配置される。直腸の掘り出され
た部分が延びる範囲は限られているため、ブングは、胴
体の元の位置から比較的に短距離(5から25cm)に
おいて係止しなくてはならない。このため、係止手段
は、肛門の元の位置から短距離に位置しなければならな
い。したがって、係止手段とガイド手段とを、直腸領域
近くに、すなわち胴体の後側のもも側に位置する骨盤の
溝近くに配置することが好ましい。
【0018】もう一つの好適実施例においては、ガイド
手段は変位可能に取り付けられ、さらにガイド手段に
は、胴体の形状及び位置に応じてガイド手段を位置決め
するための制御手段が設けられる。先に述べたように、
直腸の掘り出された部分が延びる範囲は限られているた
め、係止手段及びガイド手段は、肛門の元の位置から比
較的に短距離に位置しなくてはならない。種々の形状の
胴体が加工可能な、柔軟な装置にするために、胴体の形
状に応じて、ガイド手段そして/あるいは係止手段の位
置が変えられることが好ましい。これは、例えば、フレ
ーム内に旋回可能にガイド手段を取り付け、そして胴体
に当接するストップをガイド手段に設けるという単純な
方法で実現することができる。ガイド手段の位置は、胴
体によってストップが配置される位置に応じて決定され
る。したがって、ガイド手段は、例えば、胴体の頂部上
に位置するシャフトの周りを旋回するように取り付ける
こともできる。もちろん、センサ手段によって胴体の形
状を検出し、その検出値に応じて係止手段そして/ある
いはガイド手段の位置を制御することも可能である。装
置のもう一つの変形型は、十分に大きな負荷が加えられ
たときに位置が変化するように、柔軟である、あるいは
柔軟に吊られた係止手段そして/あるいはガイド手段か
ら構成される。
【0019】好適実施例においては、係止手段及びガイ
ド手段は、ブングを受けて誘導するガイド・スロットか
らなる。このようなガイド・スロットの相互に対向する
要素には、互いの方向へ付勢力が付与される。このよう
なガイド・スロット内にブングを配置して、胴体が変位
するときにガイド・スロットを通してブングを滑らせ
る。結局、ガイド・スロットはガイド手段及び係止手段
の両方の機能を満たすことになる。このような係止手段
及びガイド手段の構造は非常に単純である。十分に力強
くブングに係合し、そしてガイド・スロットの相互に対
向する要素の間でヘッドが滑らないように、これら相互
に対向する要素に、互いへ向かう付勢力を与え、ブング
に締付力を加えることもできる。もう一つの好適実施例
においては、係止手段及びガイド手段は、ガイド内で変
位可能な、少なくとも一つの係止部材からなる。このよ
うなガイドはエンドレスの形態をとることができ、その
一部をコンベヤーにほぼ平行配置することが好ましい。
したがって、係止部材を、ブングを抑えるグリッパある
いはフォークとして具体化し、この係止部材を、ガイド
内で変位可能なキャリッジ上に配置することが可能であ
る。係止部材は、その機能を果たした後、後続のブング
に係合できるように始動位置に戻る必要があるため、ガ
イドをエンドレスの形状にして、戻りの係止部材をブン
グに係合させないで始動位置に移動させるようにする。
また、ブングに係合する係止部材が載るエンドレス・ガ
イドの経路は、係合したブングに大きな負荷を加えるの
を防ぐために、コンベヤーにほぼ平行に位置する必要が
ある。
【0020】本発明のもう一つの装置においては、係止
手段及びガイド手段は、胴体をコンベヤーに係合させる
吊り手段と結合される。通常、胴体はフックに吊られ、
そのフックに、掘り出したブングに係合する係止手段が
設けられる。したがって、コンベヤーが、同時に係止手
段を誘導するために用いられるので、この場合、別個の
ガイドは不必要である。この実施例では、コンベヤーが
ガイド手段として機能する。
【0021】さらにもう一つの好適実施例においては、
装置には、掘り出したブングに陰圧によって係合する抽
出手段が設けられる。この利点については既に先に説明
している。
【0022】抽出手段がベントカッターに統合された場
合、掘り出したブングは、位置決めを行うことなく引き
出すことができる。このため、好適実施例においては、
ベントカッターはジャケットのようなナイフと、肥厚外
方端部を持つ中心コアとからなる。この場合、コアはジ
ャケットのようなナイフに対して軸方向へ変位可能であ
る。このため、掘る前に肛門へ挿入したコアが、掘り出
し後にジャケットのようなナイフによって少なくとも部
分的に包まれる。その結果、肛門が、ジャケットのよう
なナイフとコアの肥厚外方端部との間に囲まれる。掘り
出し中にコアの肥厚外方端部を肛門内に位置させるよう
に、変位可能なコアをベントカッターから充分な距離だ
け突き出すことが可能でなくてはならない。そうすれ
ば、この外方端部が掘り出しの妨げになることはない。
掘り出し後、ベントカッターの方向へコアを引っ込める
ことによって、コアの肥厚外方端部を、掘り出したブン
グの縁に内部から係合させ、この外方端部をベントカッ
ターに対して付勢させる。しばらくの間、掘り出したブ
ングの外方端部を締めた状態に保つために、ベントカッ
ターには、ベントカッターに対して所望の位置で中心コ
アを固定する固定手段をも設けることが好ましい。
【0023】最終的な好適実施例においては、装置は、
誘導中にブングを洗浄するための洗浄手段からなる。掘
り出したブングによって胴体が汚染される危険性を、例
えば、消毒剤あるいは蒸気等でブングを洗浄することに
よって減少させることができる。
【0024】本発明は、さらに、胴体からブングを切り
離すためのベントカッターを提供する。このベントカッ
ターには、ベントカッターによって取り除くブングに係
合する係止手段が設けられる。好適実施例においては、
ベントカッターには、ジャケットのようなナイフと肥厚
外方端部を持つ中心コアが設けられる。コアは、ジャケ
ットのようなナイフに対して軸方向へ変位可能である。
このため、掘る前に肛門へ挿入したコアが、掘り出し後
にジャケットのようなナイフによって少なくとも部分的
に包まれる。その結果、肛門が、ジャケットのようなナ
イフとコアの肥厚外方端部との間に囲まれる。このよう
なベントカッターは、胴体から肛門を取り除く既存の装
置に比較的に容易に適合することができる。過剰な力を
加えることなくヘッドをその形状に適合する状態で囲む
ため、この好適実施例は、肛門に損傷を与える危険がほ
とんどない状態で、肛門とベントカッターとを一体に結
合する。
【0025】また、ベントカッターによる肛門への係合
の後にこの係合を続けるために、ベントカッターには、
ジャケットのようなナイフに対して所望の位置で中心コ
アを固定する固定手段を設けることが好ましい。係合さ
れた肛門をベントカッターから解放するには、まず、ジ
ャケットとコアとの間の固定を外し、ヘッドを解放する
ように、ヘッドをその形状に合わせて囲んでいるジャケ
ットとコアとを相互に変位させる。さらに、肛門の除去
を容易にするために、ベントカッターには、係合した肛
門とコアとの間に気流を発生させる吹込手段が設けられ
ることが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】次の図に示す実施例を通して、本
発明をさらに説明する。図1は、吊した食用獣3の恥骨
2をナイフ4によって裂く第一の処理1を示す。このと
き、もも肉も二つの対称な部分に分割される。この処理
を行うもう一つの利点は、雄性器の除去、そして開腹処
理が単純化されることである。
【0027】この第一の処理1を行った後、ナイフ6を
用いて手作業で雄性器7を取り除く第二の処理5を行
う。この第二の処理5を行っている間に、胴体3を視覚
的に調べると共に、近くで行われている自動処理の監視
も行う。第三の処理8では、ナイフ9を用いて胴体3の
腹部を開く。
【0028】次の第四の処理10では、ベントカッター
11によって胴体3のブングを取り除くが、ここでは概
略的に示し、この第四の処理10の続きを、図2aから
a図2fを参照しながら説明する。
【0029】図2aは、掘り出されたブング12にベン
トカッター11を係合させるところを示す。この係合
は、例えば陰圧等を用いて行う。この間、胴体3は、ガ
イド(図示せず)に沿って矢印P1の方向へ移動するフ
ック13に吊されている。ブング12は、二つのガイド
・ロッド15間を、楔形の外方端部14を通って移動す
る。
【0030】図2bは、ベントカッター11がブング1
2を解放したところを示す。胴体3から離れた側に、ヘ
ッドとも呼ばれる肥厚部16を持つブング12が位置し
ている。
【0031】図2cは、胴体3が矢印P1の方向へさら
に移動されるところを示す。このとき、ブング12はガ
イド・ロッド15内を導かれる。同時に、ベントカッタ
ー11を、矢印P2で示す方向へ、後続の胴体を加工す
る位置へ移動してもよい。
【0032】図2dは、ガイド・ロッド15の外方端部
にほぼ到達した位置ある胴体3を示す。次の処理を図2
eに示す。ここで、屠殺者17がブング12を掴むた
め、ブングが胴体3の肉に接触することはない。さて、
ブング12はガイド・ロッド15から解放される。
【0033】図2fは、最終的に、屠殺者17が、ナイ
フ18を用いて、胴体3から直腸とそれに連結する消化
器官を切断して胴体3から分離するところを概略的に示
す。
【0034】図3は、ガイド・ロッド15によって形成
される図2aから図2fで用いたガイドを変形させたも
のを示す。この装置は、硬質のエンドレスガイド19か
らなり、このガイドに沿って係止部材20が変位可能で
ある。この図に示す実施例においては、エンドレスガイ
ドは二つの係止部材20を含むが、さらに多くの、ある
いはより少ない係止部材20をガイド19上に取り付け
ることもできる。また、ガイド19は、ブング12に係
合しない係止部材20を方向 P4 へ返すための装備が
必要である。これは、ブング12によって前方へ移動さ
れる一方の係止部材20が、同時に他方の係止部材20
を変位させるように、例えば、ケーブルによって係止部
材20を相互に連結すればよい。しかしながら、個別の
移動手段を配置してもよい。
【0035】図4に、もう一つの装置を示す。この装置
では、ガイド・ロッド15がロッド21上に旋回可能に
吊られており、コンベヤー22に沿ってフック13が変
位可能である。コンベヤー22は、支持構造23から吊
られている。この図では、支持構造の僅かに限られた部
分だけが示されている。支持構造23には、ロッド21
が係合する回転ポイント24が設けられている。ガイド
・ロッド15は、重力の影響下で下方へ付勢され、スト
ップ・ブラケット28が胴体3に当接する。したがっ
て、ガイド・ロッド15は、胴体3の形状に応じて、特
に水平方向へ配置される。同様に、垂直方向補正手段を
装置に設けることも可能であり、そのような手段を多様
な方法で具現させることができる。
【0036】最後に、図5は、ブング12が引き出され
た胴体3の側面図を示す。ブング12には、僅かに強調
させて表したヘッド25がある。ガイド・ロッド15
は、ヘッド25と胴体3との間の位置でブング12に係
合する。このため、ブング12がガイド・ロッド15か
ら外れることはない。胴体3に対向するハウジング26
の開口は、ガイド15の周囲に位置する。ハウジング2
6内には、洗浄剤で、ブング12の一部、特にヘッド2
5とヘッドのブング12に隣接する領域とを洗浄するた
めに、清浄ノズル27が配置されている。この洗浄剤
は、例えば乳酸溶液等の消毒剤からなることが好まし
い。使用後の洗浄剤はハウジング26の底部に沿って排
除される。
【0037】図6Aは、ジャケット30を持つ結合型切
断抽出工具29を示す断面図である。ジャケットには、
胴体へ向けられる側に刃先31がある。ジャケット30
の軸方向には、コアあるいは心棒32が配置され、心棒
の胴体へ向けられる側には、厚くほぼ球形の外方端部3
3が設けられている。心棒32はジャケット30に対し
て軸方向へ変位可能である。図に示す状態では、肥厚外
方端部33が完全にジャケット30の外に位置するよう
に心棒32がジャケット30から突き出る。この状態に
おける工具は、刃先31が肛門34の周りの組織35に
接触する前に、肥厚外方端部33を、(ヘッド38があ
る)肛門34内へ挿入することができる。
【0038】図6Bは、ジャケット30の刃先31によ
って切断処理を行った後の、図 6Aの切断抽出工具29
を示す。切断処理によって、ブング36は周囲の組織か
ら剥がされる。切断処理を行った後、心棒32をジャケ
ット30内へ少し引っ込め、肥厚外方端部33を、ジャ
ケット30における内環37で狭まった内側部分の近傍
へ位置させる。これによって、内環37と肥厚外方端部
33との間の自由空間を減少させ、ヘッド38がこの空
間を通過できないようにする。ジャケット30及び心棒
32のアセンブリを一体に、胴体から離れるように移動
させることによって、このアセンブリと共にブング36
を引き出す。ブングがアセンブリから外れることはな
い。したがって、比較的に大きい引張力をブング36に
加えることができるため、ブングを胴体からかなりの距
離だけ引き出し、胴体と直腸との間の膜連結を分断する
ことができる。ジャケット30及び心棒32のアセンブ
リから、ブング36のヘッド38を放出のためには、心
棒32を(部分的にジャケット30の外へ)幾分変位さ
せる必要がある。
【0039】最後に、図7は、図 2c に示すものと相
当な位置に胴体3を示すが、この場合は、ブング12
が、ガイド・ロッド15に直接的に係合するのではな
く、係止部材40に係止される。係止部材は、ガイド・
ロッド15に沿って変位が可能であり、ガイド・ロッド
15から遠方側に、ヘッド16を越えてブング12に係
合するジョー41が設けられている。係止部材40には
柔軟な中央部42が設けられているため、ジョー41と
ガイド・ロッド15との間の距離は、ブング12が及ぼ
す力に応じて可変である。したがって、ブング12のガ
イド経路は完全に固定されたものではなく、カバーされ
る経路は、例えば、胴体の大きさに応じて変化する。
【0040】少ない実施例を通して本発明を説明した
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。同業者は、本発明の範囲内において多くの変更及び
変化を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による胴体への連続的な処理を示す概要
図である。
【図2a−2f】胴体からブングを取り除く連続的な処
理ステップを示す概要図である。この場合、ブングはガ
イドによって運ばれる。
【図3】図2aから図2fに示す装置を変形させて、強
固なガイドと共変位係止部材とを設けた装置を示す概要
図である。
【図4】図2aから図2fに示す装置を変形させたもう
一つの装置の概要図である。この装置は、対象となる胴
体の形状に合わせた配置が可能であり、胴体からブング
を誘導する。
【図5】掘り出したブングを洗浄するための洗浄手段が
付いた胴体を概略的に示す側面図である。
【図6A−B】図6Aは、好適実施例による結合型切断
抽出工具を、切断位置に示す断面図である。図6Bは、
図6Aの結合型切断抽出工具を、抽出位置に示す断面図
である。
【図7】サイズの異なる胴体に対処した装置を示す概要
図である。この装置では、ブングはガイドに沿って運ば
れるが、ブングへの係止は、ガイドから可変距離で行わ
れる。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴体からブングを取り除くための方法であ
    って、 A)前記ブングを掘り出すステップ、 B)掘り出した前記ブングを前記胴体から引き出すステ
    ップ、そして C)前記胴体を誘導し、そして前記胴体から距離をおい
    て前記ブングを誘導するステップからなり、 前記ブングが肛門開口部近くでガイドに沿って運ばれる
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】ステップB)で引き出した前記ブングを、
    ステップC)において、前記ブングが元の位置に戻らな
    いように係止することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】ステップB)において、陰圧を用いて前記
    ブングを前記胴体から引き出すことを特徴とする請求項
    1あるいは請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】ステップB)において、ステップA)での
    前記ブングの掘り出しに用いた工具を使用することによ
    って、前記ブングを前記胴体から引き出すことを特徴と
    する請求項1あるいは請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】ステップB)において前記ブングを前記胴
    体から引き出すときに、直腸と胴体との間の一つ以上の
    繋がりが同時に分断されることを特徴とする前述の請求
    項のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】ステップB)において、前記ブングを前記
    胴体から引き出す前に、直腸と胴体との間の一つ以上の
    繋がりが分断されることを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】ステップC)において、前記ブングをヘッ
    ドと前記胴体との間で係止することを特徴とする請求項
    2から請求項6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】ステップC)において、前記ブングが、ガ
    イドによって運ばれて誘導されることを特徴とする前述
    の請求項のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】掘り出された前記ブングが係止手段によっ
    て係止され、この係止手段が、ステップC)において、
    ガイドに沿って変位されることを特徴とする請求項2か
    ら請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】処理すべき前記胴体の形状及び位置に応
    じて、ステップC)において、前記ブングが誘導されて
    位置決めされることを特徴とする前述の請求項のいずれ
    かに記載の方法。
  11. 【請求項11】前記ステップA)からステップC)の前
    に、 −恥骨を裂く、そして −開腹する処理を行うことを特徴とする前述の請求項の
    いずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】ステップC)における誘導中に、消毒剤
    あるいは蒸気等の洗浄剤でブングが洗浄されることを特
    徴とする前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】胴体からブングを取り除くための装置で
    あって、 −胴体のためのコンベヤーと、 −胴体からブングを切り離すためのベントカッターと、 −掘り出した前記ブングを前記胴体から引き出すための
    抽出手段と、 −掘り出した前記ブングのためのガイド手段とからな
    り、 前記ガイド手段が、前記コンベヤーに運ばれる前記胴体
    の肛門開口部近くに位置するように、前記コンベヤーに
    対して配置されることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】前記ガイド手段が前記コンベヤーにほぼ
    平行に配置されることを特徴とする請求項13に記載の
    装置。
  15. 【請求項15】前記ガイド手段には、前記ブングが元の
    位置に戻らないように、誘導中に前記ブングに係合する
    係止手段が設けられていることを特徴とする請求項13
    あるいは請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記ガイド手段は、変位可能に取り付け
    られると共に、胴体の形状及び位置に応じて前記ガイド
    手段を位置決めするための制御手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項13から請求項15のいずれかに
    記載の装置。
  17. 【請求項17】前記係止手段及び前記ガイド手段が、ブ
    ングを受けて誘導するためのガイド・スロットからなる
    ことを特徴とする請求項15あるいは請求項16に記載
    の装置。
  18. 【請求項18】前記ガイド・スロットを形成する要素
    が、相互に対向して、互いに向けて付勢されて配置され
    ることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記係止手段及び前記ガイド手段が、ガ
    イド内で変位可能な少なくとも一つの係止部材からなる
    ことを特徴とする請求項15から請求項18のいずれか
    に記載の装置。
  20. 【請求項20】前記ガイドがエンドレスであり、そして
    前記ガイドの一部が前記コンベヤーに対してほぼ平行で
    あることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】ブングの誘導中にブングを洗浄する洗浄
    剤からなることを特徴とする請求項13から請求項20
    のいずれかに記載の装置。
  22. 【請求項22】前記係止手段及び前記ガイド手段が、前
    記コンベヤーに前記胴体を係止する吊り手段に結合され
    ていることを特徴とする請求項13から請求項15のい
    ずれかに記載の装置。
  23. 【請求項23】前記抽出手段が、掘り出した前記ブング
    に陰圧によって係合する請求項13から請求項22のい
    ずれかに記載の装置。
  24. 【請求項24】前記抽出手段が前記ベントカッターに統
    合されている請求項13から請求項23のいずれかに記
    載の装置。
  25. 【請求項25】前記ベントカッターが、ジャケットのよ
    うなナイフと肥厚外方端部を持つ中心コアとからなり、
    掘る前に肛門へ挿入された前記コアが、掘り出し後に前
    記ジャケットのようなナイフによって少なくとも部分的
    に包まれるように、前記コアが前記ジャケットのような
    ナイフに対して軸方向へ変位可能であり、これによっ
    て、前記肛門が前記ジャケットのようなナイフと前記コ
    アの前記肥厚外方端部との間に囲まれることを特徴とす
    る請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】前記ベントカッターには、前記ベントカ
    ッターに対して所望の位置に前記中心コアを固定するた
    めの固定手段が設けられていることを特徴とする請求項
    25に記載の装置。
  27. 【請求項27】ブングを胴体から切り離すためのベント
    カッターであって、このベントカッターによって取り除
    くべきブングに係合させるための係止手段が設けられて
    いるベントカッター。
  28. 【請求項28】ジャケットのようなナイフと肥厚外方端
    部を持つ中心コアとからなり、掘る前に肛門へ挿入され
    た前記コアが、掘り出し後に前記ジャケットのようなナ
    イフによって少なくとも部分的に包まれるように、前記
    コアが前記ジャケットのようなナイフに対して軸方向へ
    変位可能であり、これによって、前記肛門が前記ジャケ
    ットのようなナイフと前記コアの前記肥厚外方端部との
    間に囲まれることを特徴とする請求項27に記載のベン
    トカッター。
  29. 【請求項29】前記ベントカッターには、前記ベントカ
    ッターに対して所望の位置に前記中心コアを固定するた
    めの固定手段が設けられていることを特徴とする請求項
    27あるいは請求項28に記載のベントカッター。
  30. 【請求項30】前記ベントカッターには、前記コアと、
    係合した肛門との間に気流を発生させるための吹込手段
    が設けられている請求項27から請求項29のいずれか
    に記載のベントカッター。
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