JP2000231480A - ソフトウェアの自動生成装置および方法、画面生成装置、記録媒体 - Google Patents
ソフトウェアの自動生成装置および方法、画面生成装置、記録媒体Info
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- JP2000231480A JP2000231480A JP11031629A JP3162999A JP2000231480A JP 2000231480 A JP2000231480 A JP 2000231480A JP 11031629 A JP11031629 A JP 11031629A JP 3162999 A JP3162999 A JP 3162999A JP 2000231480 A JP2000231480 A JP 2000231480A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な要求に合った画面を簡単に作成できる
ようにする。 【解決手段】 例えば画面表示等のデータ処理に必要な
最小限機能のみを持つHMI部品5a,5bに対して、
所定の属性情報を定義するプロパティ情報定義部3と、
定義された属性情報に基づいて、HMI部品における画
面表示処理を実際に行うために必要な画面表示プログラ
ム9を自動生成するプログラム生成部8とを設け、ごく
基本的な画面表示機能のみを持ったHMI部品に対し
て、要求に応じた属性情報を定義するだけで、画面表示
処理を実現するためのプログラム9を自動的に生成する
ことができるようにして、その生成したプログラム9を
利用して要求に合った画面イメージを簡単に作ることが
できるようにする。
ようにする。 【解決手段】 例えば画面表示等のデータ処理に必要な
最小限機能のみを持つHMI部品5a,5bに対して、
所定の属性情報を定義するプロパティ情報定義部3と、
定義された属性情報に基づいて、HMI部品における画
面表示処理を実際に行うために必要な画面表示プログラ
ム9を自動生成するプログラム生成部8とを設け、ごく
基本的な画面表示機能のみを持ったHMI部品に対し
て、要求に応じた属性情報を定義するだけで、画面表示
処理を実現するためのプログラム9を自動的に生成する
ことができるようにして、その生成したプログラム9を
利用して要求に合った画面イメージを簡単に作ることが
できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソフトウェアの自動
生成装置および方法、画面生成装置、更にはこれらを実
現するためのプログラムを格納した記録媒体に関し、例
えば、コンピュータ画面上にデータ表示用のGUI部品
を貼り付けることによって、各種操業用画面を作成する
ための装置および方法に用いて好適なものである。
生成装置および方法、画面生成装置、更にはこれらを実
現するためのプログラムを格納した記録媒体に関し、例
えば、コンピュータ画面上にデータ表示用のGUI部品
を貼り付けることによって、各種操業用画面を作成する
ための装置および方法に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置の画面上にテキストやグ
ラフ等を表示させる際に、GUI(Graphical User Int
erface)を利用して、グラフ表示等の機能を持った種々
のアイコンを表示画面上に貼り付けることにより、ビジ
ュアル的に所望の画面を作成できるようにした技術が提
案されている。その一例として、特開平7−20027
8号公報に開示されたものがある。
ラフ等を表示させる際に、GUI(Graphical User Int
erface)を利用して、グラフ表示等の機能を持った種々
のアイコンを表示画面上に貼り付けることにより、ビジ
ュアル的に所望の画面を作成できるようにした技術が提
案されている。その一例として、特開平7−20027
8号公報に開示されたものがある。
【0003】図5は、この公報に記載された発明の概要
を説明するための図である。この公報に記載の発明で
は、まず最初に、テキスト表示やグラフ表示、あるいは
図形表示等の機能を持ったHMI(Human Machine Inte
rface )部品51a,51b…を数種類作成する。この
HMI部品は、データ表示に関して1つのまとまったタ
スクを実行する演算処理およびデータベースアクセス処
理の機能を持ったサブルーチン52のプログラムから成
るものである。
を説明するための図である。この公報に記載の発明で
は、まず最初に、テキスト表示やグラフ表示、あるいは
図形表示等の機能を持ったHMI(Human Machine Inte
rface )部品51a,51b…を数種類作成する。この
HMI部品は、データ表示に関して1つのまとまったタ
スクを実行する演算処理およびデータベースアクセス処
理の機能を持ったサブルーチン52のプログラムから成
るものである。
【0004】すなわち、上記HMI部品51a,51b
…は、あるデータをどういう形で表示すると言った基本
的なデータ処理の機能に加えて、これが表示画面53上
に貼り付けられたときに、その貼られたHMI部品54
a,54bに必要なデータをデータベース55上のどこ
から取り込んでくるか等と言ったデータベースアクセス
処理の機能まで含んだプログラムを持つ。このようなH
MI部品51a,51b…は、専門家であるプログラマ
によって作成され、通常は製品の出荷時に幾つかのHM
I部品が用意されている。
…は、あるデータをどういう形で表示すると言った基本
的なデータ処理の機能に加えて、これが表示画面53上
に貼り付けられたときに、その貼られたHMI部品54
a,54bに必要なデータをデータベース55上のどこ
から取り込んでくるか等と言ったデータベースアクセス
処理の機能まで含んだプログラムを持つ。このようなH
MI部品51a,51b…は、専門家であるプログラマ
によって作成され、通常は製品の出荷時に幾つかのHM
I部品が用意されている。
【0005】実際に所望の画面を作成する際に、ユーザ
は、あらかじめ用意されている種々のHMI部品51
a,51b…の中から所望のものを表示画面53上に貼
り付けていく。すると、この表示画面53上に貼り付け
られた各HMI部品54a,54bは、それぞれが備え
ているデータ処理やデータベースアクセス処理のプログ
ラムに従って、データベース55上の指定された場所か
ら必要なデータを取り込んでくる。そして、その取り込
んできたデータを当該HMI部品54a,54bの貼ら
れた位置にグラフ化などして表示する。
は、あらかじめ用意されている種々のHMI部品51
a,51b…の中から所望のものを表示画面53上に貼
り付けていく。すると、この表示画面53上に貼り付け
られた各HMI部品54a,54bは、それぞれが備え
ているデータ処理やデータベースアクセス処理のプログ
ラムに従って、データベース55上の指定された場所か
ら必要なデータを取り込んでくる。そして、その取り込
んできたデータを当該HMI部品54a,54bの貼ら
れた位置にグラフ化などして表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、HMI部品の1個1個がデータベースア
クセス処理のプログラムを個別に持っていた。したがっ
て、表示画面上に複数のHMI部品が貼られた場合、そ
れぞれのHMI部品に対する表示データの取得は、各H
MI部品が個別にデータベースにアクセスすることによ
って行っていた。そのため、全てのHMI部品が表示デ
ータを取得して表示するまでに、データベースに対する
アクセスを何回も行わなければならなくなり、応答性が
悪くなるという問題があった。
来の技術では、HMI部品の1個1個がデータベースア
クセス処理のプログラムを個別に持っていた。したがっ
て、表示画面上に複数のHMI部品が貼られた場合、そ
れぞれのHMI部品に対する表示データの取得は、各H
MI部品が個別にデータベースにアクセスすることによ
って行っていた。そのため、全てのHMI部品が表示デ
ータを取得して表示するまでに、データベースに対する
アクセスを何回も行わなければならなくなり、応答性が
悪くなるという問題があった。
【0007】また、上記従来の技術では、エンドユーザ
が使用可能なHMI部品は、あらかじめ用意された基本
的な数種類のものに限定されていた。すなわち、従来の
HMI部品は、その中で細かいデータ処理やデータベー
スアクセス処理がサブルーチンプログラムとしてあらか
じめ作り込まれている。そのため、全く異なる形で画面
表示をしたい場合とか、同じ形の画面表示でも線種や線
色等を変えて表示したい場合などは、それらの要求に合
わせてHMI部品のプログラムを新たに作ったり、ある
いは既存のものを作り直したりしなければならなくな
る。
が使用可能なHMI部品は、あらかじめ用意された基本
的な数種類のものに限定されていた。すなわち、従来の
HMI部品は、その中で細かいデータ処理やデータベー
スアクセス処理がサブルーチンプログラムとしてあらか
じめ作り込まれている。そのため、全く異なる形で画面
表示をしたい場合とか、同じ形の画面表示でも線種や線
色等を変えて表示したい場合などは、それらの要求に合
わせてHMI部品のプログラムを新たに作ったり、ある
いは既存のものを作り直したりしなければならなくな
る。
【0008】ところが、上述したように、HMI部品は
専門家であるプログラマによって作成されるものであ
り、様々な要求を持つエンドユーザ自身が作成すること
は極めて困難である。このように、上記従来の技術で
は、ユーザ毎に好みのHMI部品を作成し、あるいは修
正することが非常に困難であり、あらかじめ用意された
限られた機能のHMI部品の利用に甘受せざるを得ない
という問題があった。
専門家であるプログラマによって作成されるものであ
り、様々な要求を持つエンドユーザ自身が作成すること
は極めて困難である。このように、上記従来の技術で
は、ユーザ毎に好みのHMI部品を作成し、あるいは修
正することが非常に困難であり、あらかじめ用意された
限られた機能のHMI部品の利用に甘受せざるを得ない
という問題があった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、様々な要求に合った画面を簡単
に作成できるようにすることを第1の目的とする。ま
た、本発明は、画面上に貼り付けたHMI部品が必要な
データを取得する際のデータベースに対するアクセス回
数を少なくできるようにし、応答性を向上させることを
第2の目的とする。
に成されたものであり、様々な要求に合った画面を簡単
に作成できるようにすることを第1の目的とする。ま
た、本発明は、画面上に貼り付けたHMI部品が必要な
データを取得する際のデータベースに対するアクセス回
数を少なくできるようにし、応答性を向上させることを
第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるソフトウェ
アの自動生成装置は、データ処理の必要最小機能のみを
持つプログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品
手段と、上記部品手段のデータ処理に必要なデータの移
行元と移行先、および上記データの処理条件に関する属
性情報を定義するための属性定義手段と、上記属性定義
手段により定義された属性情報に基づいて、上記部品手
段にデータを取り込んで上記データ処理を行うことを実
現するためのプログラムを生成するプログラム生成手段
とを備えたことを特徴とする。ここで、上記部品手段が
持つデータ処理の必要最小機能は、画面表示機能であっ
ても良い。
アの自動生成装置は、データ処理の必要最小機能のみを
持つプログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品
手段と、上記部品手段のデータ処理に必要なデータの移
行元と移行先、および上記データの処理条件に関する属
性情報を定義するための属性定義手段と、上記属性定義
手段により定義された属性情報に基づいて、上記部品手
段にデータを取り込んで上記データ処理を行うことを実
現するためのプログラムを生成するプログラム生成手段
とを備えたことを特徴とする。ここで、上記部品手段が
持つデータ処理の必要最小機能は、画面表示機能であっ
ても良い。
【0011】本発明の他の態様では、上記GUI部品を
表示画面上の任意の位置に少なくとも1つ以上貼り付け
るための部品貼付手段を備え、上記部品貼付手段により
貼付されたGUI部品に対応する部品手段に対して、上
記属性定義手段により属性情報を定義するように成し、
上記プログラム生成手段は、上記少なくとも1つ以上の
GUI部品に対応する属性情報をもとに、同じ移行元に
対するアクセスを一度で行うようにしたプログラムを生
成することを特徴とする。
表示画面上の任意の位置に少なくとも1つ以上貼り付け
るための部品貼付手段を備え、上記部品貼付手段により
貼付されたGUI部品に対応する部品手段に対して、上
記属性定義手段により属性情報を定義するように成し、
上記プログラム生成手段は、上記少なくとも1つ以上の
GUI部品に対応する属性情報をもとに、同じ移行元に
対するアクセスを一度で行うようにしたプログラムを生
成することを特徴とする。
【0012】上記プログラム生成手段は、例えば、上記
属性定義手段により定義された属性情報を抽出する抽出
手段と、上記抽出手段により抽出された属性情報を解析
して上記プログラムのアルゴリズムを得る解析手段と、
上記解析手段による解析の結果に基づいて上記プログラ
ムを生成する生成手段とを備える。また、上記データの
処理条件の情報には、データの抽出条件、加工条件、採
用条件および出力態様に関する情報のうち少なくとも1
つ以上が含まれる。
属性定義手段により定義された属性情報を抽出する抽出
手段と、上記抽出手段により抽出された属性情報を解析
して上記プログラムのアルゴリズムを得る解析手段と、
上記解析手段による解析の結果に基づいて上記プログラ
ムを生成する生成手段とを備える。また、上記データの
処理条件の情報には、データの抽出条件、加工条件、採
用条件および出力態様に関する情報のうち少なくとも1
つ以上が含まれる。
【0013】本発明によるソフトウェアの自動生成方法
は、データ処理の必要最小機能のみを持つプログラムを
GUI部品に対応させて記憶した部品手段に対して、上
記データ処理に必要なデータの移行元と移行先、および
上記データの処理条件に関する属性情報を定義する属性
定義ステップと、上記属性定義ステップにて定義された
属性情報に基づいて、上記部品手段にデータを取り込ん
で上記データ処理を行うことを実現するためのプログラ
ムを生成するプログラム生成ステップとを有することを
特徴とする。
は、データ処理の必要最小機能のみを持つプログラムを
GUI部品に対応させて記憶した部品手段に対して、上
記データ処理に必要なデータの移行元と移行先、および
上記データの処理条件に関する属性情報を定義する属性
定義ステップと、上記属性定義ステップにて定義された
属性情報に基づいて、上記部品手段にデータを取り込ん
で上記データ処理を行うことを実現するためのプログラ
ムを生成するプログラム生成ステップとを有することを
特徴とする。
【0014】本発明の他の態様では、画面表示処理の必
要最小機能のみを持つプログラムを記憶した部品手段に
対応するGUI部品を表示画面上の任意の位置に少なく
とも1つ以上貼付する部品貼付ステップと、上記部品貼
付ステップにて貼付されたGUI部品に対応する部品手
段に対して、上記画面表示処理に必要なデータの移行元
と移行先、および上記データの処理条件に関する属性情
報を定義する属性定義ステップと、上記属性定義ステッ
プにて定義された属性情報に基づいて、上記部品手段に
データを取り込んで上記画面表示処理を行うことを実現
するためのプログラムを生成するプログラム生成ステッ
プとを有することを特徴とする。ここで、上記プログラ
ム生成ステップでは、上記少なくとも1つ以上のGUI
部品に対応する属性情報をもとに、同じ移行元に対する
アクセスを一度で行うようにしたプログラムを生成する
ようにしても良い。
要最小機能のみを持つプログラムを記憶した部品手段に
対応するGUI部品を表示画面上の任意の位置に少なく
とも1つ以上貼付する部品貼付ステップと、上記部品貼
付ステップにて貼付されたGUI部品に対応する部品手
段に対して、上記画面表示処理に必要なデータの移行元
と移行先、および上記データの処理条件に関する属性情
報を定義する属性定義ステップと、上記属性定義ステッ
プにて定義された属性情報に基づいて、上記部品手段に
データを取り込んで上記画面表示処理を行うことを実現
するためのプログラムを生成するプログラム生成ステッ
プとを有することを特徴とする。ここで、上記プログラ
ム生成ステップでは、上記少なくとも1つ以上のGUI
部品に対応する属性情報をもとに、同じ移行元に対する
アクセスを一度で行うようにしたプログラムを生成する
ようにしても良い。
【0015】また、本発明の画面生成装置は、画面表示
処理の必要最小機能のみを持つプログラムをGUI部品
に対応させて記憶した部品手段と、上記部品手段に対応
するGUI部品を表示画面上の任意の位置に少なくとも
1つ以上貼り付けるための部品貼付手段と、上記部品貼
付手段により貼付されたGUI部品に対応する部品手段
に対して、上記画面表示処理に必要なデータの移行元と
移行先、および上記データの処理条件に関する属性情報
を定義するための属性定義手段と、上記属性定義手段に
より定義された属性情報に基づいて、上記部品手段にお
ける上記画面表示処理を実際に行うためのプログラムを
生成するプログラム生成手段と、上記プログラム生成手
段により生成されたプログラムを実行して、上記部品手
段にデータを取り込んで画面表示を行うことにより、上
記属性定義手段により定義された属性情報に合った画面
を生成する画面生成手段とを備えたことを特徴とする。
処理の必要最小機能のみを持つプログラムをGUI部品
に対応させて記憶した部品手段と、上記部品手段に対応
するGUI部品を表示画面上の任意の位置に少なくとも
1つ以上貼り付けるための部品貼付手段と、上記部品貼
付手段により貼付されたGUI部品に対応する部品手段
に対して、上記画面表示処理に必要なデータの移行元と
移行先、および上記データの処理条件に関する属性情報
を定義するための属性定義手段と、上記属性定義手段に
より定義された属性情報に基づいて、上記部品手段にお
ける上記画面表示処理を実際に行うためのプログラムを
生成するプログラム生成手段と、上記プログラム生成手
段により生成されたプログラムを実行して、上記部品手
段にデータを取り込んで画面表示を行うことにより、上
記属性定義手段により定義された属性情報に合った画面
を生成する画面生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、データ処理の必要最小機能のみを持つプ
ログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手段
と、上記部品手段のデータ処理に必要なデータの移行元
と移行先、および上記データの処理条件に関する属性情
報を定義するための属性定義手段と、上記属性定義手段
により定義された属性情報に基づいて、上記部品手段に
データを取り込んで上記データ処理を行うことを実現す
るためのプログラムを生成するプログラム生成手段とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とする。
な記録媒体は、データ処理の必要最小機能のみを持つプ
ログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手段
と、上記部品手段のデータ処理に必要なデータの移行元
と移行先、および上記データの処理条件に関する属性情
報を定義するための属性定義手段と、上記属性定義手段
により定義された属性情報に基づいて、上記部品手段に
データを取り込んで上記データ処理を行うことを実現す
るためのプログラムを生成するプログラム生成手段とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0017】本発明の他の態様では、データ処理の必要
最小機能のみを持つプログラムをGUI部品に対応させ
て記憶した部品手段に対して、上記データ処理に必要な
データの移行元と移行先、および上記データの処理条件
に関する属性情報を定義する属性定義手順と、上記定義
された属性情報に基づいて、上記部品手段にデータを取
り込んで上記データ処理を行うことを実現するためのプ
ログラムを生成するプログラム生成手順とをコンピュー
タに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴
とする。
最小機能のみを持つプログラムをGUI部品に対応させ
て記憶した部品手段に対して、上記データ処理に必要な
データの移行元と移行先、および上記データの処理条件
に関する属性情報を定義する属性定義手順と、上記定義
された属性情報に基づいて、上記部品手段にデータを取
り込んで上記データ処理を行うことを実現するためのプ
ログラムを生成するプログラム生成手順とをコンピュー
タに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴
とする。
【0018】本発明のその他の態様では、画面表示処理
の必要最小機能のみを持つプログラムをGUI部品に対
応させて記憶した部品手段と、上記部品手段に対応する
GUI部品を表示画面上の任意の位置に少なくとも1つ
以上貼り付けるための部品貼付手段と、上記部品貼付手
段により貼付されたGUI部品に対応する部品手段に対
して、上記画面表示処理に必要なデータの移行元と移行
先、および上記データの処理条件に関する属性情報を定
義するための属性定義手段と、上記属性定義手段により
定義された属性情報に基づいて、上記部品手段における
上記画面表示処理を実際に行うためのプログラムを生成
するプログラム生成手段と、上記プログラム生成手段に
より生成されたプログラムを実行して、上記部品手段に
データを取り込んで画面表示を行うことにより、上記定
義された属性情報に合った画面を生成する画面生成手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記
録したことを特徴とする。
の必要最小機能のみを持つプログラムをGUI部品に対
応させて記憶した部品手段と、上記部品手段に対応する
GUI部品を表示画面上の任意の位置に少なくとも1つ
以上貼り付けるための部品貼付手段と、上記部品貼付手
段により貼付されたGUI部品に対応する部品手段に対
して、上記画面表示処理に必要なデータの移行元と移行
先、および上記データの処理条件に関する属性情報を定
義するための属性定義手段と、上記属性定義手段により
定義された属性情報に基づいて、上記部品手段における
上記画面表示処理を実際に行うためのプログラムを生成
するプログラム生成手段と、上記プログラム生成手段に
より生成されたプログラムを実行して、上記部品手段に
データを取り込んで画面表示を行うことにより、上記定
義された属性情報に合った画面を生成する画面生成手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記
録したことを特徴とする。
【0019】本発明は上記技術手段より成るので、ごく
基本的なデータ処理機能のみを持った部品に対して属性
情報を定義するだけで、その部品のデータ処理を実現す
るためのプログラムが自動的に生成され、その生成され
たプログラムを利用して、定義した属性情報に合った画
面イメージ等が自動的に生成されることとなる。また、
本発明の他の特徴によれば、上記生成されるプログラム
は、同じ移行元に対するアクセスを一度で行うようにし
たプログラムであるので、データの移行元へのアクセス
回数が最小限に抑えられることとなる。
基本的なデータ処理機能のみを持った部品に対して属性
情報を定義するだけで、その部品のデータ処理を実現す
るためのプログラムが自動的に生成され、その生成され
たプログラムを利用して、定義した属性情報に合った画
面イメージ等が自動的に生成されることとなる。また、
本発明の他の特徴によれば、上記生成されるプログラム
は、同じ移行元に対するアクセスを一度で行うようにし
たプログラムであるので、データの移行元へのアクセス
回数が最小限に抑えられることとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるソフト
ウェアの自動生成装置の構成および動作を説明するため
の概略的なブロック図である。なお、本実施形態による
ソフトウェアの自動生成装置は様々に応用できるが、以
下では、製造管理等のプロセスの操業中に得られる各種
データをもとにテキストやグラフ等を表示するための操
業用画面を作成する画面生成装置に応用した場合を例に
とって説明する。
に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるソフト
ウェアの自動生成装置の構成および動作を説明するため
の概略的なブロック図である。なお、本実施形態による
ソフトウェアの自動生成装置は様々に応用できるが、以
下では、製造管理等のプロセスの操業中に得られる各種
データをもとにテキストやグラフ等を表示するための操
業用画面を作成する画面生成装置に応用した場合を例に
とって説明する。
【0021】図1において、複数のHMI部品1a,1
b…を含むHMI部品群1は、本実施形態に特有のHM
I部品の集合である。個々のHMI部品1a,1b…
は、あるデータ処理に必要な最小限の機能のみを持つ。
例えば、テキストを表示する、テーブル(テキストの集
合)を表示する、グラフ(折れ線グラフや円グラフ、棒
グラフ等)を表示する、図形(レーダーチャートなど)
を表示する、などの基本的な画面表示機能のプログラム
のみを持ち、データベースに対するアクセス処理や細か
い線種や線色などの条件については何らプログラム化さ
れていない汎用的な部品である。
b…を含むHMI部品群1は、本実施形態に特有のHM
I部品の集合である。個々のHMI部品1a,1b…
は、あるデータ処理に必要な最小限の機能のみを持つ。
例えば、テキストを表示する、テーブル(テキストの集
合)を表示する、グラフ(折れ線グラフや円グラフ、棒
グラフ等)を表示する、図形(レーダーチャートなど)
を表示する、などの基本的な画面表示機能のプログラム
のみを持ち、データベースに対するアクセス処理や細か
い線種や線色などの条件については何らプログラム化さ
れていない汎用的な部品である。
【0022】HMI部品貼付部2は、あらかじめ用意さ
れているHMI部品群1の中から所望のものを選択し、
それを表示装置の表示画面4上の所望の位置に貼り付け
ていくためのものである。例えば、HMI部品群1をメ
ニューとして表示画面4上に表示し、その中から所望の
ものを図示しないマウス等でドラッグ&ドロップ操作す
ることにより、HMI部品の貼り付けを行う。図1の例
では、2つのHMI部品1a,1bを選択して、これら
を表示画面4上にHMI部品5a,5bとして貼り付け
た例を示している。
れているHMI部品群1の中から所望のものを選択し、
それを表示装置の表示画面4上の所望の位置に貼り付け
ていくためのものである。例えば、HMI部品群1をメ
ニューとして表示画面4上に表示し、その中から所望の
ものを図示しないマウス等でドラッグ&ドロップ操作す
ることにより、HMI部品の貼り付けを行う。図1の例
では、2つのHMI部品1a,1bを選択して、これら
を表示画面4上にHMI部品5a,5bとして貼り付け
た例を示している。
【0023】プロパティ情報定義部3は、表示画面4上
に貼り付けられたHMI部品5a,5bが表示のために
必要なデータを取り込んでくるときに、どこのデータを
どのHMI部品に入力するか等のFrom−Toに関す
る情報や、取り込む表示データの処理条件に関する情報
を、貼り付けられたHMI部品5a,5bに対するプロ
パティ情報(属性情報)として定義するものである。こ
の処理条件には、例えばデータの抽出条件、加工条件、
採用条件および採用条件成立時の指定に関する情報のう
ち少なくとも1つ以上が含まれる。
に貼り付けられたHMI部品5a,5bが表示のために
必要なデータを取り込んでくるときに、どこのデータを
どのHMI部品に入力するか等のFrom−Toに関す
る情報や、取り込む表示データの処理条件に関する情報
を、貼り付けられたHMI部品5a,5bに対するプロ
パティ情報(属性情報)として定義するものである。こ
の処理条件には、例えばデータの抽出条件、加工条件、
採用条件および採用条件成立時の指定に関する情報のう
ち少なくとも1つ以上が含まれる。
【0024】図5に示した従来のHMI部品は、基本的
な画面表示処理の他に、上記From−To情報に相当
するデータベースアクセス処理もサブルーチンのプログ
ラムとして始めから作り込まれたものであった。これに
対して、本実施形態のHMI部品1a,1bは、基本的
な画面表示処理だけがプログラム化されており、Fro
m−Toに関するデータベースアクセス処理は、HMI
部品1a,1bが表示画面4に貼り付けられた後でプロ
パティ情報として任意に定義できるようにしている。さ
らに、このFrom−To情報だけでなく、種々の処理
条件に関する情報も任意に定義できるようにしている。
な画面表示処理の他に、上記From−To情報に相当
するデータベースアクセス処理もサブルーチンのプログ
ラムとして始めから作り込まれたものであった。これに
対して、本実施形態のHMI部品1a,1bは、基本的
な画面表示処理だけがプログラム化されており、Fro
m−Toに関するデータベースアクセス処理は、HMI
部品1a,1bが表示画面4に貼り付けられた後でプロ
パティ情報として任意に定義できるようにしている。さ
らに、このFrom−To情報だけでなく、種々の処理
条件に関する情報も任意に定義できるようにしている。
【0025】すなわち、本実施形態のプロパティ情報
は、どこにあるデータをどういう場合にどんな条件で読
み出し、それをどのように加工してどの部品に取り込む
かと言った一連のアクセス処理を、表示画面4に貼り付
けられた各HMI部品5a,5bについてまとめて定義
したものである。
は、どこにあるデータをどういう場合にどんな条件で読
み出し、それをどのように加工してどの部品に取り込む
かと言った一連のアクセス処理を、表示画面4に貼り付
けられた各HMI部品5a,5bについてまとめて定義
したものである。
【0026】図2および図3は、上記プロパティ情報の
定義画面の一例を示す図である。これらの図2および図
3に示すように、本実施形態のプロパティ情報は、表形
式にて様々な情報を定義するようになっており、例えば
マイクロソフト社の表計算ソフトであるMS−Exce
lを使用して定義を行う。この図2および図3に示す表
の各行にはそれぞれ、1つのデータに関するFrom−
Toおよび処理条件に関する情報が入力される。
定義画面の一例を示す図である。これらの図2および図
3に示すように、本実施形態のプロパティ情報は、表形
式にて様々な情報を定義するようになっており、例えば
マイクロソフト社の表計算ソフトであるMS−Exce
lを使用して定義を行う。この図2および図3に示す表
の各行にはそれぞれ、1つのデータに関するFrom−
Toおよび処理条件に関する情報が入力される。
【0027】まず、図2について説明する。表示画面4
に貼られたHMI部品5a,5bに関し、どのデータを
どこから抽出するかのFrom情報は「生成元(Fro
m)」と表示された欄に定義する。この欄に定義される
内容は、一義的にはHMI部品5a,5bで使用するデ
ータの抽出元を示すものであるが、「生成元」と表示し
ているのは、この欄の内容が後にグラフや図形等を生成
する際の元情報となるからである。
に貼られたHMI部品5a,5bに関し、どのデータを
どこから抽出するかのFrom情報は「生成元(Fro
m)」と表示された欄に定義する。この欄に定義される
内容は、一義的にはHMI部品5a,5bで使用するデ
ータの抽出元を示すものであるが、「生成元」と表示し
ているのは、この欄の内容が後にグラフや図形等を生成
する際の元情報となるからである。
【0028】また、読み出したデータをどこに取り込む
かのTo情報は「生成先(To)」と表示された欄に定
義する。この欄に定義される内容は、一義的には上記抽
出したデータの取り込み先を示すものであるが、ここで
「生成先」と表示しているのは、この欄に定義された内
容も、後にグラフや図形等を生成する際の元情報となる
からである。
かのTo情報は「生成先(To)」と表示された欄に定
義する。この欄に定義される内容は、一義的には上記抽
出したデータの取り込み先を示すものであるが、ここで
「生成先」と表示しているのは、この欄に定義された内
容も、後にグラフや図形等を生成する際の元情報となる
からである。
【0029】上記「生成元」となるデータは、データベ
ース10のテーブル内に格納されているデータと、サブ
ルーチン等のプログラム部品により生成されるデータと
の2種類に大きく分けられる。テーブルというのは、図
1に示すように、データベース10内に存在する、種々
のデータを格納した幾つかのテーブル10a,10b…
のことを言う。
ース10のテーブル内に格納されているデータと、サブ
ルーチン等のプログラム部品により生成されるデータと
の2種類に大きく分けられる。テーブルというのは、図
1に示すように、データベース10内に存在する、種々
のデータを格納した幾つかのテーブル10a,10b…
のことを言う。
【0030】テーブル10a,10b…からデータを抽
出する場合は、どのテーブル内のどの項目からデータを
抽出するかをテーブル名称、項目名、データ型等の情報
により定義する。また、プログラム部品により生成され
たデータを抽出する場合は、上記テーブル名称、項目
名、データ型等の情報の代わりに、対象とする部品名称
を定義する。
出する場合は、どのテーブル内のどの項目からデータを
抽出するかをテーブル名称、項目名、データ型等の情報
により定義する。また、プログラム部品により生成され
たデータを抽出する場合は、上記テーブル名称、項目
名、データ型等の情報の代わりに、対象とする部品名称
を定義する。
【0031】なお、ここではデータベース10の例とし
て、表形式のリレーショナル・データベース(RDB)
を想定し、そのRDBを構成する幾つかのテーブル10
a,10b…内に抽出すべきデータが格納されている例
を示したが、どのデータかを一意に特定できれば、必ず
しもテーブル内に整然と格納されていなくても良い。よ
って、データベース10は必ずしもRDBである必要は
ない。
て、表形式のリレーショナル・データベース(RDB)
を想定し、そのRDBを構成する幾つかのテーブル10
a,10b…内に抽出すべきデータが格納されている例
を示したが、どのデータかを一意に特定できれば、必ず
しもテーブル内に整然と格納されていなくても良い。よ
って、データベース10は必ずしもRDBである必要は
ない。
【0032】プログラム部品ではなくテーブル10a,
10b…内からデータを抽出する場合は、そのデータを
どういう条件で抽出し、それをどのように加工するかと
いった処理条件を更に定義する。ここで言う抽出条件と
は、例えば指定された読出起点から数えていくつかのデ
ータのうち最新値を抽出するといったように、どういう
条件のデータを抽出するか等を定義したものである。ま
た、加工条件とは、例えば複数のデータを読んだときに
それらにどんな加工(例えば合計値計算、平均値計算、
最大値選出、最小値選出等)を施すかについて定義した
ものである。
10b…内からデータを抽出する場合は、そのデータを
どういう条件で抽出し、それをどのように加工するかと
いった処理条件を更に定義する。ここで言う抽出条件と
は、例えば指定された読出起点から数えていくつかのデ
ータのうち最新値を抽出するといったように、どういう
条件のデータを抽出するか等を定義したものである。ま
た、加工条件とは、例えば複数のデータを読んだときに
それらにどんな加工(例えば合計値計算、平均値計算、
最大値選出、最小値選出等)を施すかについて定義した
ものである。
【0033】次に、図3について説明する。本実施形態
において作成する操業用画面は、例えばオンラインシス
テム上で実際に稼働するプロセス制御での表示画面であ
る。したがって、この操業用画面上に貼られたHMI部
品5a,5bが使用する表示データ(データベース10
等から抽出すべきデータ)は、稼働しているプロセスの
条件に応じて動的に変化するので、同じデータでも、あ
る状態のときには読まなくても良いというような場合が
ある。
において作成する操業用画面は、例えばオンラインシス
テム上で実際に稼働するプロセス制御での表示画面であ
る。したがって、この操業用画面上に貼られたHMI部
品5a,5bが使用する表示データ(データベース10
等から抽出すべきデータ)は、稼働しているプロセスの
条件に応じて動的に変化するので、同じデータでも、あ
る状態のときには読まなくても良いというような場合が
ある。
【0034】そこで、本実施形態においては、どのよう
な状態のときにデータを抽出し、あるいは抽出しなくて
も良いか(抽出するにあたっての周りの外部状態)を
「採用条件」として定義する。図3の例では、どのテー
ブル内のどの項目のデータをどのような条件で抽出する
かを表す「条件」に関する情報と、その条件をもとに抽
出したデータを採用するか否かを決定するために必要な
「判定」に関する情報とを定義するようになっている。
な状態のときにデータを抽出し、あるいは抽出しなくて
も良いか(抽出するにあたっての周りの外部状態)を
「採用条件」として定義する。図3の例では、どのテー
ブル内のどの項目のデータをどのような条件で抽出する
かを表す「条件」に関する情報と、その条件をもとに抽
出したデータを採用するか否かを決定するために必要な
「判定」に関する情報とを定義するようになっている。
【0035】また、この採用条件が成立してデータを読
み出したときに、それをどのような条件で表示するかと
言ったデータ処理後の表示態様を「採用条件成立時の指
定」として定義する。例えば、HMI部品がグラフ表示
のための部品の場合、表示の有無、線種、線色および線
幅などの条件を定義する。また、グラフの各プロット点
を表すマーカの色およびパターン(○、△、□…など)
を定義する。さらに、貼り付けられたHMI部品がテキ
スト表示のための部品の場合、テキストの内部色、フォ
ント色および点滅等のブリンク指定の条件を定義する。
み出したときに、それをどのような条件で表示するかと
言ったデータ処理後の表示態様を「採用条件成立時の指
定」として定義する。例えば、HMI部品がグラフ表示
のための部品の場合、表示の有無、線種、線色および線
幅などの条件を定義する。また、グラフの各プロット点
を表すマーカの色およびパターン(○、△、□…など)
を定義する。さらに、貼り付けられたHMI部品がテキ
スト表示のための部品の場合、テキストの内部色、フォ
ント色および点滅等のブリンク指定の条件を定義する。
【0036】以上のように、本実施形態では、データの
From−To情報の他に、抽出条件、加工条件、採用
条件、採用条件成立時の指定などから成るデータの処理
条件の情報を定義している。これは、オンラインシステ
ムの表示画面4上で実際に稼働するHMI部品5a,5
bの処理に関し、あるデータを読み出すか否かを定義さ
れた条件に従って決定し、読み出した場合にはそれを適
当に加工し、更にその加工の結果を指定された条件で表
示するといったように、表示データの抽出から可視化ま
での流れをシート上で定義していることに相当する。
From−To情報の他に、抽出条件、加工条件、採用
条件、採用条件成立時の指定などから成るデータの処理
条件の情報を定義している。これは、オンラインシステ
ムの表示画面4上で実際に稼働するHMI部品5a,5
bの処理に関し、あるデータを読み出すか否かを定義さ
れた条件に従って決定し、読み出した場合にはそれを適
当に加工し、更にその加工の結果を指定された条件で表
示するといったように、表示データの抽出から可視化ま
での流れをシート上で定義していることに相当する。
【0037】図1に示すプロパティ情報抽出部6は、H
MI部品5a,5bに関してプロパティ情報定義部3に
より定義されたプロパティ情報を抽出する。このとき、
Excel形式で記述されたプロパティ情報をその後の
処理を行いやすいフォーマットに変換する処理も行う。
このように抽出されたプロパティ情報は、プロパティ情
報解析部7に与えられる。
MI部品5a,5bに関してプロパティ情報定義部3に
より定義されたプロパティ情報を抽出する。このとき、
Excel形式で記述されたプロパティ情報をその後の
処理を行いやすいフォーマットに変換する処理も行う。
このように抽出されたプロパティ情報は、プロパティ情
報解析部7に与えられる。
【0038】プロパティ情報解析部7は、抽出されたプ
ロパティ情報中に含まれる各データのFrom−To情
報や処理条件の情報をもとに、貼り付けられたHMI部
品5a,5bの位置に表示すべきデータのフローがどう
なっているかとか、その表示形態をどうすべきか等につ
いて解析する。その解析結果の情報は、プログラム生成
部8に与えられる。
ロパティ情報中に含まれる各データのFrom−To情
報や処理条件の情報をもとに、貼り付けられたHMI部
品5a,5bの位置に表示すべきデータのフローがどう
なっているかとか、その表示形態をどうすべきか等につ
いて解析する。その解析結果の情報は、プログラム生成
部8に与えられる。
【0039】プログラム生成部8は、与えられた解析結
果の情報に基づいて、必要なデータを抽出してそれをH
MI部品5a,5bに組み込んで表示するための画面表
示プログラム9を生成する。その生成の際には、まずソ
ースコードを生成し、そのソースコードをコンパイルお
よびリンクすることにより、データ表示用のメインプロ
グラム9aと、データ抽出・加工用のサブルーチンプロ
グラム9bとを生成する。
果の情報に基づいて、必要なデータを抽出してそれをH
MI部品5a,5bに組み込んで表示するための画面表
示プログラム9を生成する。その生成の際には、まずソ
ースコードを生成し、そのソースコードをコンパイルお
よびリンクすることにより、データ表示用のメインプロ
グラム9aと、データ抽出・加工用のサブルーチンプロ
グラム9bとを生成する。
【0040】上記データ抽出・加工用のサブルーチンプ
ログラム9bは、貼付された複数部品のプロパティ情報
を解析してデータベース10へのアクセス回数の最小限
化を図ったプログラムである。すなわち、プログラム生
成部8は、同じテーブルに対する同じ条件の下でのアク
セスに関しては、抽出したデータの移行先が異なるHM
I部品であっても、一度のアクセスでデータの読み出し
を行うようなプログラムを生成する。このとき、1つの
操業用画面に対して1つの画面表示プログラム9が生成
される。
ログラム9bは、貼付された複数部品のプロパティ情報
を解析してデータベース10へのアクセス回数の最小限
化を図ったプログラムである。すなわち、プログラム生
成部8は、同じテーブルに対する同じ条件の下でのアク
セスに関しては、抽出したデータの移行先が異なるHM
I部品であっても、一度のアクセスでデータの読み出し
を行うようなプログラムを生成する。このとき、1つの
操業用画面に対して1つの画面表示プログラム9が生成
される。
【0041】上述したように、本実施形態では、データ
ベース10等からデータを抽出して表示画面4に表示す
る処理を実際に実行できるような条件をプロパティ情報
にて作り出しているので、このプロパティ情報の内容を
解析することによって、生成すべき画面表示プログラム
9におけるデータ処理のアルゴリズムを簡単に把握する
ことができ、そのプログラムを自動的に生成することが
できる。よって、プロパティ情報の定義内容を様々に変
えることによって、1つの汎用的なHMI部品から様々
な条件の画面表示プログラム9を簡単に生成することが
できる。
ベース10等からデータを抽出して表示画面4に表示す
る処理を実際に実行できるような条件をプロパティ情報
にて作り出しているので、このプロパティ情報の内容を
解析することによって、生成すべき画面表示プログラム
9におけるデータ処理のアルゴリズムを簡単に把握する
ことができ、そのプログラムを自動的に生成することが
できる。よって、プロパティ情報の定義内容を様々に変
えることによって、1つの汎用的なHMI部品から様々
な条件の画面表示プログラム9を簡単に生成することが
できる。
【0042】このように画面表示プログラム9が生成さ
れた後、ユーザからプログラム実行の指示があると、当
該生成された画面表示プログラム9が、データベース1
0内にあるデータや、図示しないプログラム部品により
生成されたデータを、定められた条件に従って読み出
す。そして、読み出したデータを必要に応じて加工し、
表示画面4上のHMI部品5a,5bへと移行し、定め
られた条件に従って表示する。
れた後、ユーザからプログラム実行の指示があると、当
該生成された画面表示プログラム9が、データベース1
0内にあるデータや、図示しないプログラム部品により
生成されたデータを、定められた条件に従って読み出
す。そして、読み出したデータを必要に応じて加工し、
表示画面4上のHMI部品5a,5bへと移行し、定め
られた条件に従って表示する。
【0043】本実施形態では、生成された画面表示プロ
グラム9は、データベース10へのアクセス回数がミニ
マム化されているので、同じ抽出元や抽出条件であれ
ば、データベース10に対するアクセスはその画面単位
で一括して行われることとなる。これに対して、従来の
技術では、同じ抽出元(例えば同じテーブル)であって
も、個々のHMI部品が個別にデータベースにアクセス
していた。したがって、本実施形態によれば、データ抽
出の際のアクセス回数を従来に比べて格段に少なくする
ことができ、データ表示の応答性を向上させることがで
きる。
グラム9は、データベース10へのアクセス回数がミニ
マム化されているので、同じ抽出元や抽出条件であれ
ば、データベース10に対するアクセスはその画面単位
で一括して行われることとなる。これに対して、従来の
技術では、同じ抽出元(例えば同じテーブル)であって
も、個々のHMI部品が個別にデータベースにアクセス
していた。したがって、本実施形態によれば、データ抽
出の際のアクセス回数を従来に比べて格段に少なくする
ことができ、データ表示の応答性を向上させることがで
きる。
【0044】次に、以上に述べた本実施形態による画面
生成装置の動作を、図4に示すフローチャートに従って
説明する。図4に示すように、まず最初にステップS1
で、ユーザは、あらかじめ専門のプログラマ等によって
作成され用意されているHMI部品群1の中から、所望
のHMI部品を選択して表示画面4上に貼り付ける。そ
して、ステップS2で、必要なHMI部品を全て貼付し
終えたかどうかを判断し、貼付し終わるまでステップS
1に戻って同様の処理を繰り返す。
生成装置の動作を、図4に示すフローチャートに従って
説明する。図4に示すように、まず最初にステップS1
で、ユーザは、あらかじめ専門のプログラマ等によって
作成され用意されているHMI部品群1の中から、所望
のHMI部品を選択して表示画面4上に貼り付ける。そ
して、ステップS2で、必要なHMI部品を全て貼付し
終えたかどうかを判断し、貼付し終わるまでステップS
1に戻って同様の処理を繰り返す。
【0045】必要なHMI部品を全て表示画面4上に貼
付し終わったら、次にステップS3でユーザは、貼付し
たHMI部品に関するプロパティ情報を定義する。そし
て、ステップS4で、表示画面4上に貼付された全ての
HMI部品についてプロパティ情報の定義が終了したか
どうかを判断し、全てを定義し終わるまでステップS3
に戻って同様の処理を繰り返す。なお、今の例では、必
要なHMI部品を全て貼付し終わった後にプロパティ情
報を定義しているが、HMI部品を1つ貼付する毎にそ
れに対するプロパティ情報を順次定義するようにしても
良い。
付し終わったら、次にステップS3でユーザは、貼付し
たHMI部品に関するプロパティ情報を定義する。そし
て、ステップS4で、表示画面4上に貼付された全ての
HMI部品についてプロパティ情報の定義が終了したか
どうかを判断し、全てを定義し終わるまでステップS3
に戻って同様の処理を繰り返す。なお、今の例では、必
要なHMI部品を全て貼付し終わった後にプロパティ情
報を定義しているが、HMI部品を1つ貼付する毎にそ
れに対するプロパティ情報を順次定義するようにしても
良い。
【0046】何れにしても、全てのHMI部品について
プロパティ情報を定義し終わったタイミングで、ユーザ
が画面表示プログラム9の自動生成を指示すると、ステ
ップS5に進み、上記定義された各部品毎のプロパティ
情報がプロパティ情報抽出部6によって全て抽出され、
ステップS6でプロパティ情報解析部7により解析され
る。そして、ステップS7で、その解析結果に基づいて
画面表示プログラム9が自動的に生成される。
プロパティ情報を定義し終わったタイミングで、ユーザ
が画面表示プログラム9の自動生成を指示すると、ステ
ップS5に進み、上記定義された各部品毎のプロパティ
情報がプロパティ情報抽出部6によって全て抽出され、
ステップS6でプロパティ情報解析部7により解析され
る。そして、ステップS7で、その解析結果に基づいて
画面表示プログラム9が自動的に生成される。
【0047】このように画面表示プログラム9が生成さ
れた後、ユーザからプログラム実行の指示があると、次
のステップS8で、画面表示プログラム9は、プロパテ
ィ情報にて定義された抽出元であるデータベース10等
から、表示すべきデータを定められた条件に従って読み
出し、同じくプロパティ情報にて定義された通りに加工
する。そして、ステップS9で、画面表示プログラム9
は、加工されたデータを表示画面4上のHMI部品へと
移行させ、プロパティ情報にて指定された表示条件に従
って表示する。
れた後、ユーザからプログラム実行の指示があると、次
のステップS8で、画面表示プログラム9は、プロパテ
ィ情報にて定義された抽出元であるデータベース10等
から、表示すべきデータを定められた条件に従って読み
出し、同じくプロパティ情報にて定義された通りに加工
する。そして、ステップS9で、画面表示プログラム9
は、加工されたデータを表示画面4上のHMI部品へと
移行させ、プロパティ情報にて指定された表示条件に従
って表示する。
【0048】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よるソフトウェアの自動生成装置または画面生成装置に
よれば、グラフ表示やテキスト表示等のごく基本的な画
面表示機能のみを持った汎用的なHMI部品に対して、
表示画面4上に画面イメージとして表示すべきデータの
抽出元と移行先、データの処理条件に関するプロパティ
情報を表形式で定義するだけで、画面表示プログラム9
を自動的に生成することができ、上記プロパティ情報に
合った操業用画面を自動的に作成することができる。
よるソフトウェアの自動生成装置または画面生成装置に
よれば、グラフ表示やテキスト表示等のごく基本的な画
面表示機能のみを持った汎用的なHMI部品に対して、
表示画面4上に画面イメージとして表示すべきデータの
抽出元と移行先、データの処理条件に関するプロパティ
情報を表形式で定義するだけで、画面表示プログラム9
を自動的に生成することができ、上記プロパティ情報に
合った操業用画面を自動的に作成することができる。
【0049】これにより、例えばグラフの線種や線色等
を変えて表示したい場合や、抽出したデータの加工の仕
方を変えて表示したい場合、あるいはテキストのフォン
ト等を変えて表示したい場合など、比較的簡単な変更要
求に対しては、その要求に合わせてプロパティ情報の内
容を書き換えるだけで、ユーザの意図する通りの画面イ
メージを容易に作ることができる。つまり、プログラマ
等の専門家でなくても、エンドユーザ自身が画面開発等
を容易に行うことができるとともに、操業形態の変化等
にも柔軟かつタイムリーに対応することができる。
を変えて表示したい場合や、抽出したデータの加工の仕
方を変えて表示したい場合、あるいはテキストのフォン
ト等を変えて表示したい場合など、比較的簡単な変更要
求に対しては、その要求に合わせてプロパティ情報の内
容を書き換えるだけで、ユーザの意図する通りの画面イ
メージを容易に作ることができる。つまり、プログラマ
等の専門家でなくても、エンドユーザ自身が画面開発等
を容易に行うことができるとともに、操業形態の変化等
にも柔軟かつタイムリーに対応することができる。
【0050】また、プロパティ情報の変更だけでは対応
できないような場合、例えば、あらかじめ用意されてい
る汎用的なHMI部品の画面表示機能とは種類が異なる
画面表示をしたいという要求の場合であっても、新たに
作るHMI部品には、その要求に見合う基本的な画面表
示機能のプログラムのみを持たせれば良い。よって、画
面表示機能以外にデータベースアクセス機能等も持って
いた従来のHMI部品に比べて、HMI部品自身の追加
や修正等も非常に簡単に行うことができる。
できないような場合、例えば、あらかじめ用意されてい
る汎用的なHMI部品の画面表示機能とは種類が異なる
画面表示をしたいという要求の場合であっても、新たに
作るHMI部品には、その要求に見合う基本的な画面表
示機能のプログラムのみを持たせれば良い。よって、画
面表示機能以外にデータベースアクセス機能等も持って
いた従来のHMI部品に比べて、HMI部品自身の追加
や修正等も非常に簡単に行うことができる。
【0051】さらに、本実施形態において自動生成され
る画面表示プログラム9は、データベース10へのアク
セス回数がミニマム化されるように作られており、同じ
抽出元や抽出条件であれば、データベース10に対する
アクセスは画面単位で一括して行われる。したがって、
データ抽出の際のデータベース10へのアクセス回数を
従来に比べて格段に少なくすることができ、データ表示
の応答性を向上させることができる。
る画面表示プログラム9は、データベース10へのアク
セス回数がミニマム化されるように作られており、同じ
抽出元や抽出条件であれば、データベース10に対する
アクセスは画面単位で一括して行われる。したがって、
データ抽出の際のデータベース10へのアクセス回数を
従来に比べて格段に少なくすることができ、データ表示
の応答性を向上させることができる。
【0052】なお、以上に説明した実施形態は、何れも
本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示
したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲
が限定的に解釈されてはならないものである。すなわ
ち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱
することなく、様々な形で実施することができる。
本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示
したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲
が限定的に解釈されてはならないものである。すなわ
ち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱
することなく、様々な形で実施することができる。
【0053】例えば、以上の実施形態では、データベー
ス10から必要なデータを読み出して表示画面4上に表
示する場合の画面作成例について説明したが、これとは
逆に、表示画面4上にHMI部品を貼り付けて設定した
画面イメージをデータベース10に書き込む場合にも適
用することができる。この場合、画面生成装置の機能構
成および動作は、上述した説明の通りで良く、プロパテ
ィ情報として定義するFrom情報とTo情報とを上述
の実施形態と逆にすれば良い。
ス10から必要なデータを読み出して表示画面4上に表
示する場合の画面作成例について説明したが、これとは
逆に、表示画面4上にHMI部品を貼り付けて設定した
画面イメージをデータベース10に書き込む場合にも適
用することができる。この場合、画面生成装置の機能構
成および動作は、上述した説明の通りで良く、プロパテ
ィ情報として定義するFrom情報とTo情報とを上述
の実施形態と逆にすれば良い。
【0054】また、以上の実施形態では、画面表示に関
する基本機能のみを持ったHMI部品に対してプロパテ
ィ情報を定義することによって操業用画面を作成する例
について説明したが、例えばデータ演算に関する基本機
能のみを持った部品に対して、その演算に必要なデータ
の抽出元や移行先、あるいはデータの処理条件等のプロ
パティ情報を定義することによって、何らかのデータ処
理を行うサブルーチンを作成するようにしても良い。こ
のようにすれば、ある1つの機能演算機能のみを持った
汎用的な部品から、様々な種類のサブルーチンを簡単に
作成することができ、ソフト開発の生産性や品質を画期
的に向上させることができる。
する基本機能のみを持ったHMI部品に対してプロパテ
ィ情報を定義することによって操業用画面を作成する例
について説明したが、例えばデータ演算に関する基本機
能のみを持った部品に対して、その演算に必要なデータ
の抽出元や移行先、あるいはデータの処理条件等のプロ
パティ情報を定義することによって、何らかのデータ処
理を行うサブルーチンを作成するようにしても良い。こ
のようにすれば、ある1つの機能演算機能のみを持った
汎用的な部品から、様々な種類のサブルーチンを簡単に
作成することができ、ソフト開発の生産性や品質を画期
的に向上させることができる。
【0055】また、以上に説明した本実施形態によるソ
フトウェアの自動生成装置あるいは画面生成装置は、コ
ンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMな
どで構成されるものであり、RAMやROMに記憶され
たプログラムが動作することによって実現できる。した
がって、コンピュータが上記機能を果たすように動作さ
せるプログラムを例えばCD−ROMのような記録媒体
に記録し、コンピュータに読み込ませることによって実
現できるものである。記録媒体としては、CD−ROM
以外に、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テ
ープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用い
ることができる。
フトウェアの自動生成装置あるいは画面生成装置は、コ
ンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMな
どで構成されるものであり、RAMやROMに記憶され
たプログラムが動作することによって実現できる。した
がって、コンピュータが上記機能を果たすように動作さ
せるプログラムを例えばCD−ROMのような記録媒体
に記録し、コンピュータに読み込ませることによって実
現できるものである。記録媒体としては、CD−ROM
以外に、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テ
ープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用い
ることができる。
【0056】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0057】
【発明の効果】本発明は上述したように、例えば画面表
示等のデータ処理に最低限必要な機能のみを持つ部品手
段に対して所定の属性情報を定義し、定義された属性情
報に基づいて、部品手段におけるデータ処理を実際に行
うためのプログラムを生成するようにしたので、ごく基
本的なデータ処理機能のみを持った部品に対して属性情
報を定義するだけで、その部品のデータ処理を実現する
ためのプログラムを自動的に生成することができ、定義
した属性情報に合った画面イメージ等を簡単に作ること
ができる。これにより、プログラムの専門家ではないユ
ーザ自身が、自分の好みや要求に合った画面を簡単に作
ることができる。また、要求に応じて属性情報の定義内
容を変えることによって、1つの基本的な部品手段から
様々な画面を簡単に作ることができ、要求の変化に対し
て柔軟かつタイムリーに対応することができる。
示等のデータ処理に最低限必要な機能のみを持つ部品手
段に対して所定の属性情報を定義し、定義された属性情
報に基づいて、部品手段におけるデータ処理を実際に行
うためのプログラムを生成するようにしたので、ごく基
本的なデータ処理機能のみを持った部品に対して属性情
報を定義するだけで、その部品のデータ処理を実現する
ためのプログラムを自動的に生成することができ、定義
した属性情報に合った画面イメージ等を簡単に作ること
ができる。これにより、プログラムの専門家ではないユ
ーザ自身が、自分の好みや要求に合った画面を簡単に作
ることができる。また、要求に応じて属性情報の定義内
容を変えることによって、1つの基本的な部品手段から
様々な画面を簡単に作ることができ、要求の変化に対し
て柔軟かつタイムリーに対応することができる。
【0058】また、本発明の他の特徴によれば、プログ
ラムを生成する際に、表示画面に貼付された少なくとも
1つ以上のGUI部品に対応する属性情報をもとに、同
じ移行元に対するアクセスを一度で行うようにしたプロ
グラムを生成するようにしたので、データの移行元への
アクセス回数を最小限に抑えることができ、データ処理
の応答性を向上させることができる。
ラムを生成する際に、表示画面に貼付された少なくとも
1つ以上のGUI部品に対応する属性情報をもとに、同
じ移行元に対するアクセスを一度で行うようにしたプロ
グラムを生成するようにしたので、データの移行元への
アクセス回数を最小限に抑えることができ、データ処理
の応答性を向上させることができる。
【図1】本実施形態によるソフトウェアの自動生成装置
を応用した画面生成装置の構成および動作を説明するた
めのブロック図である。
を応用した画面生成装置の構成および動作を説明するた
めのブロック図である。
【図2】本実施形態によるプロパティ情報定義画面の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】本実施形態によるプロパティ情報定義画面の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】本実施形態による画面生成装置の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】従来の図形を用いたプログラミングシステムに
ついて説明するための概略図である。
ついて説明するための概略図である。
1 HMI部品群 1a,1b HMI部品 2 HMI部品貼付部 3 プロパティ情報定義部 4 表示画面 5a,5b 貼り付けられたHMI部品 6 プロパティ情報抽出部 7 プロパティ情報解析部 8 プログラム生成部 9 画面表示プログラム 9a データ表示用のメインプログラム 9b データ抽出・加工用のサブルーチンプログラム 10 データベース
Claims (12)
- 【請求項1】 データ処理の必要最小機能のみを持つプ
ログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手段
と、 上記部品手段のデータ処理に必要なデータの移行元と移
行先、および上記データの処理条件に関する属性情報を
定義するための属性定義手段と、 上記属性定義手段により定義された属性情報に基づい
て、上記部品手段にデータを取り込んで上記データ処理
を行うことを実現するためのプログラムを生成するプロ
グラム生成手段とを備えたことを特徴とするソフトウェ
アの自動生成装置。 - 【請求項2】 上記部品手段が持つデータ処理の必要最
小機能は、画面表示機能であることを特徴とする請求項
1に記載のソフトウェアの自動生成装置。 - 【請求項3】 上記GUI部品を表示画面上の任意の位
置に少なくとも1つ以上貼り付けるための部品貼付手段
を備え、 上記部品貼付手段により貼付されたGUI部品に対応す
る部品手段に対して、上記属性定義手段により属性情報
を定義するように成し、 上記プログラム生成手段は、上記少なくとも1つ以上の
GUI部品に対応する属性情報をもとに、同じ移行元に
対するアクセスを一度で行うようにしたプログラムを生
成することを特徴とする請求項1または2に記載のソフ
トウェアの自動生成装置。 - 【請求項4】 上記プログラム生成手段は、上記属性定
義手段により定義された属性情報を抽出する抽出手段
と、 上記抽出手段により抽出された属性情報を解析して上記
プログラムのアルゴリズムを得る解析手段と、 上記解析手段による解析の結果に基づいて上記プログラ
ムを生成する生成手段とを備えることを特徴とする請求
項1〜3の何れか1項に記載のソフトウェアの自動生成
装置。 - 【請求項5】 上記データの処理条件の情報には、デー
タの抽出条件、加工条件、採用条件および出力態様に関
する情報のうち少なくとも1つ以上が含まれることを特
徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のソフトウェ
アの自動生成装置。 - 【請求項6】 データ処理の必要最小機能のみを持つプ
ログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手段に
対して、上記データ処理に必要なデータの移行元と移行
先、および上記データの処理条件に関する属性情報を定
義する属性定義ステップと、 上記属性定義ステップにて定義された属性情報に基づい
て、上記部品手段にデータを取り込んで上記データ処理
を行うことを実現するためのプログラムを生成するプロ
グラム生成ステップとを有することを特徴とするソフト
ウェアの自動生成方法。 - 【請求項7】 画面表示処理の必要最小機能のみを持つ
プログラムを記憶した部品手段に対応するGUI部品を
表示画面上の任意の位置に少なくとも1つ以上貼付する
部品貼付ステップと、 上記部品貼付ステップにて貼付されたGUI部品に対応
する部品手段に対して、上記画面表示処理に必要なデー
タの移行元と移行先、および上記データの処理条件に関
する属性情報を定義する属性定義ステップと、 上記属性定義ステップにて定義された属性情報に基づい
て、上記部品手段にデータを取り込んで上記画面表示処
理を行うことを実現するためのプログラムを生成するプ
ログラム生成ステップとを有することを特徴とするソフ
トウェアの自動生成方法。 - 【請求項8】 上記プログラム生成ステップでは、上記
少なくとも1つ以上のGUI部品に対応する属性情報を
もとに、同じ移行元に対するアクセスを一度で行うよう
にしたプログラムを生成することを特徴とする請求項7
に記載のソフトウェアの自動生成方法。 - 【請求項9】 画面表示処理の必要最小機能のみを持つ
プログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手段
と、 上記部品手段に対応するGUI部品を表示画面上の任意
の位置に少なくとも1つ以上貼り付けるための部品貼付
手段と、 上記部品貼付手段により貼付されたGUI部品に対応す
る部品手段に対して、上記画面表示処理に必要なデータ
の移行元と移行先、および上記データの処理条件に関す
る属性情報を定義するための属性定義手段と、 上記属性定義手段により定義された属性情報に基づい
て、上記部品手段における上記画面表示処理を実際に行
うためのプログラムを生成するプログラム生成手段と、 上記プログラム生成手段により生成されたプログラムを
実行して、上記部品手段にデータを取り込んで画面表示
を行うことにより、上記属性定義手段により定義された
属性情報に合った画面を生成する画面生成手段とを備え
たことを特徴とする画面生成装置。 - 【請求項10】 データ処理の必要最小機能のみを持つ
プログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手段
と、 上記部品手段のデータ処理に必要なデータの移行元と移
行先、および上記データの処理条件に関する属性情報を
定義するための属性定義手段と、 上記属性定義手段により定義された属性情報に基づい
て、上記部品手段にデータを取り込んで上記データ処理
を行うことを実現するためのプログラムを生成するプロ
グラム生成手段としてコンピュータを機能させるための
プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読
み取り可能な記録媒体。 - 【請求項11】 データ処理の必要最小機能のみを持つ
プログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手段
に対して、上記データ処理に必要なデータの移行元と移
行先、および上記データの処理条件に関する属性情報を
定義する属性定義手順と、 上記定義された属性情報に基づいて、上記部品手段にデ
ータを取り込んで上記データ処理を行うことを実現する
ためのプログラムを生成するプログラム生成手順とをコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したこ
とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項12】 画面表示処理の必要最小機能のみを持
つプログラムをGUI部品に対応させて記憶した部品手
段と、 上記部品手段に対応するGUI部品を表示画面上の任意
の位置に少なくとも1つ以上貼り付けるための部品貼付
手段と、 上記部品貼付手段により貼付されたGUI部品に対応す
る部品手段に対して、上記画面表示処理に必要なデータ
の移行元と移行先、および上記データの処理条件に関す
る属性情報を定義するための属性定義手段と、 上記属性定義手段により定義された属性情報に基づい
て、上記部品手段における上記画面表示処理を実際に行
うためのプログラムを生成するプログラム生成手段と、 上記プログラム生成手段により生成されたプログラムを
実行して、上記部品手段にデータを取り込んで画面表示
を行うことにより、上記定義された属性情報に合った画
面を生成する画面生成手段としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031629A JP2000231480A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ソフトウェアの自動生成装置および方法、画面生成装置、記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031629A JP2000231480A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ソフトウェアの自動生成装置および方法、画面生成装置、記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000231480A true JP2000231480A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12336514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11031629A Pending JP2000231480A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ソフトウェアの自動生成装置および方法、画面生成装置、記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000231480A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011501267A (ja) * | 2007-10-11 | 2011-01-06 | マイクロソフト コーポレーション | 一般的モデルの編集フレームワーク |
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JP5047401B1 (ja) * | 2011-11-30 | 2012-10-10 | 三菱電機株式会社 | プロジェクトデータ作成装置及びプログラマブル表示器 |
-
1999
- 1999-02-09 JP JP11031629A patent/JP2000231480A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060925 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061010 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |