JP2002140653A - シミュレーションデータ作成方法、装置及び記録媒体 - Google Patents

シミュレーションデータ作成方法、装置及び記録媒体

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JP2002140653A
JP2002140653A JP2000333974A JP2000333974A JP2002140653A JP 2002140653 A JP2002140653 A JP 2002140653A JP 2000333974 A JP2000333974 A JP 2000333974A JP 2000333974 A JP2000333974 A JP 2000333974A JP 2002140653 A JP2002140653 A JP 2002140653A
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data
model
boundary condition
simulation
simulation data
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JP2000333974A
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Mitsunobu Yoshida
充伸 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキストベースでの編集作業を行うことな
く、システムの時間軸上の挙動をシミュレートするため
のシミュレーションデータを容易に作成する。 【解決手段】 オブジェクト管理部1は、HCC言語等
の制約型プログラミング言語で記述されたモデル、モデ
ルイメージ、及びモデルの境界条件を含むオブジェクト
を複数有する。オブジェクトは境界条件編集部2及び表
示内容形成部3に取り込まれる。表示内容形成部3で
は、複数のモデルをそれぞれ統合すると共に、各モデル
に関連するモデルイメージと境界条件編集部2からの境
界条件との対応付けを行い、統合ビューを表示装置12
の画面上に表示する。画面上での境界条件の編集作業で
は、ユーザはオブジェクト毎にモデルの選択を行ったり
必要に応じてモデル単体シミュレーションを行ったりし
て各モデルの境界条件の設定作業を進める。編集された
境界条件は画面上のモデルイメージに反映される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シミュレーション
データ作成装置に関し、特に、システム(系)の時間軸
上の挙動をシミュレートするためのシミュレーションデ
ータを作成するシミュレーションデータ作成方法、装置
及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】シミュレーションを実行するために必要
なシミュレーションデータを作成する際に使用されるプ
ログラミング言語としては、C言語やFortran言語のほ
かに、HCC言語(Hybrid Concurrent Constraint Prog
ramming Language)、Mathematica言語、Mathcad言語と
呼ばれるものがある。
【0003】上記HCC言語は、連立微分方程式などの
数式(拘束条件)をテキスト形式で直接記述することが
でき、システムの時間軸上の挙動をシミュレートするの
に使用できるインタプリタ言語である。
【0004】一方、Mathematica言語、Maple言語、Math
cad言語も、上記HCC言語と同様、微分方程式などの
数式をテキスト形式で直接記述することができ、システ
ムの時間軸上の挙動をシミュレートするためのシミュレ
ーションデータを作成するのに使用できるものである。
【0005】上述のHCC言語、Mathematica言語、Map
le言語、Mathcad言語等は、別々に構成したモデルを読
み込んで再構成することが可能なシステムの時間軸上の
挙動をシミュレーションする装置を実現する際に利用さ
れる。このような装置の例としては、HCC言語を用い
たテキストベースで編集可能なHCCインタプリタ、Ma
thematica言語を用いたアドインツールやフロントエン
ド、Maple言語を用いたフロントエンド、Mathcad言語を
用いたフロントエンドが挙げられる。
【0006】例えば、HCC言語を用いたHCCインタ
プリタに関しては、テキストエディタなどを用いてHC
Cコードを編集し、編集したテキストをファイルとして
保存し、そのファイルを該HCCインタプリタに入力す
ることによってシミュレーションを行うことができる。
【0007】一方、Mathematica言語、Maple言語、Math
cad言語等を用いたフロントエンドに関しては、テキス
トベースの数式などで記述されたコードを入力する入力
インタフェースと、入力したモデルをシミュレートし、
その結果を出力する出力インタフェースとを備えた構成
となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、システムの
時間軸上の挙動をシミュレートするためのシミュレーシ
ョンデータを作成するにあたっては、そのシミュレーシ
ョンデータを構成する個々のシミュレーションモデルを
予め作成しなければならない。各シミュレーションモデ
ルを作成する際には、上述したようなプログラミング言
語を用いてテキストベースでの入力作業を行う。また、
作成した個々のシミュレーションモデルをプログラミン
グ言語の文法に基づいて統合(再構成)する作業も必要
となる。
【0009】このような作業を行うためには、ユーザは
使用するプログラミング言語やその言語特有の文法に精
通していなければならない。通常のユーザにとってこう
したプログラミング言語を習得することは容易なことで
はなく、かなりの熟練者でなければ所望のシミュレーシ
ョンデータを能率的に作成することはできないという問
題がある。
【0010】また、上記シミュレーションデータを完成
させるまでには、通常、幾度かの修正作業が生じる。す
なわち、作成したシミュレーションデータによるシミュ
レーションを実行して確認をした後、修正すべき箇所を
テキストベース上での作業によってプログラミング言語
に反映させ、再びシミュレーションによる確認を行うと
いった手順を繰り返すことになる。このように、修正し
た結果を即座に確認することができないため、シミュレ
ーションデータの作成に長時間を要し、該シミュレーシ
ョンデータの作成を効率的に行うことができないという
問題がある。
【0011】本発明は上記実状に鑑みてなされたもので
あり、テキストベースでの編集作業を行うことなく、シ
ステムの時間軸上の挙動をシミュレートするためのシミ
ュレーションデータを容易に作成することのできるシミ
ュレーションデータ作成方法、装置及び記録媒体を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、システムの時間軸上の挙動をシミ
ュレートするためのシミュレーションデータを作成する
シミュレーションデータ作成装置において、制約型プロ
グラミング言語で記述されたモデルのデータと、前記モ
デルの属性を決定する境界条件のデータとを含むオブジ
ェクトを入力する手段と、前記オブジェクトに含まれる
前記境界条件のデータを編集する手段と、前記編集手段
により編集された境界条件のデータと前記モデルのデー
タとを結合してシミュレーションデータを形成する手段
とを具備したことを特徴とするシミュレーションデータ
作成装置が提供される。
【0013】前記構成において、前記オブジェクトのデ
ータは前記モデルを画面表示する際のイメージのデータ
を含んでおり、前記イメージを表示すると共に前記境界
条件を編集するための画面を表示し、当該画面での境界
条件の変更が前記イメージに反映されるように制御する
手段を具備していてもよい。
【0014】前記構成において、前記制約型プログラミ
ング言語はHCC言語(Hybrid Concurrent Constraint
Programming Language)であってもよい。
【0015】前記構成において、前記モデルに対して単
体でシミュレーションを行ってその結果を表示する手段
を更に具備していてもよい。
【0016】前記構成において、前記オブジェクトのデ
ータは、前記モデルのデータ及び前記境界条件のデータ
を一元管理する管理情報を有していてもよい。
【0017】前記構成において、前記管理情報はXML
形式で記述されていてもよい。
【0018】前記構成において、前記画面での境界条件
の変更に応じて前記イメージが移動するものであっても
よい。
【0019】前記構成において、前記画面での境界条件
の変更に応じて前記イメージが拡大/縮小するものであ
ってもよい。
【0020】前記構成において、前記画面での境界条件
の変更に応じて前記イメージの色が変わるものであって
もよい。
【0021】前記構成において、前記画面での境界条件
の変更に応じて前記イメージの向きが変わるものであっ
てもよい。
【0022】前記構成において、前記モデルに対応する
イメージが複数あってもよい。
【0023】前記構成において、前記オブジェクトは複
数のモデルを含んでおり、当該複数のモデルのうちの一
つを選択するための画面を表示する手段を更に具備した
ものであってもよい。
【0024】また、本発明によれば、システムの時間軸
上の挙動をシミュレートするためのシミュレーションデ
ータを作成するシミュレーションデータ作成方法におい
て、制約型プログラミング言語で記述されたモデルの属
性を決定する境界条件のデータを編集し、編集された境
界条件のデータを前記モデルのデータに結合することに
より、シミュレーションデータを形成することを特徴と
するシミュレーションデータ作成方法が提供される。
【0025】また、本発明によれば、システムの時間軸
上の挙動をシミュレートするためのシミュレーションデ
ータを作成するコンピュータプログラムを記録した、コ
ンピュータにより読み取り可能な記録媒体において、前
記コンピュータプログラムは、制約型プログラミング言
語で記述されたモデルの属性を決定する境界条件のデー
タを編集する手順と、編集された境界条件のデータを前
記モデルのデータに結合することにより、シミュレーシ
ョンデータを形成する手順とを実行することを特徴とす
る記録媒体が提供される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0027】図1は、本発明の一実施形態に係るシミュ
レーション作成装置の構成を示すブロック図である。
【0028】本シミュレーション作成装置は、システム
の時間軸上の挙動もしくは少なくとも一つが数式で表現
されているシステムの挙動をシミュレートするためのシ
ミュレーションデータを作成する装置である。このシミ
ュレーションデータは、シミュレーション実行装置にお
いてシミュレーションを行う際に必要となるものであ
る。
【0029】図1中に示されるオブジェクト管理部1
は、シミュレーションの対象となる一つのシステムを構
成する複数のオブジェクトを管理するものである。各オ
ブジェクトは、例えばあるシステムにおけるモータ、発
電機、計測器などといった各種の要素(部品)に相当す
るデータである。
【0030】上記複数のオブジェクトの各々は、図2に
示されるように複数のシミュレーションモデル(以下、
単にモデルと称する)、モデルイメージ(又はビュ
ー)、境界条件に関するデータを有している。これらの
データは、それぞれファイルの形で管理されている。ま
た、後述するように、各オブジェクトには、上記複数の
モデル、モデルイメージ、境界条件に関するファイルを
管理するための管理情報も備えられている。
【0031】本実施形態では、上記複数のモデル、モデ
ルイメージ、境界条件は、制約型プログラミング言語の
一つであるHCC言語で記述されている。モデル等は、
常微分方程式などの数式で構成されている。HCC言語
等の制約型プログラミング言語においては、数式は、C
言語やFortran言語のように代入式で記述されるのでは
なく、恒等式で記述される。
【0032】すなわち、HCC言語などの制約型プログ
ラミング言語では、C言語やFortran言語の場合と異な
り、個々のモデルのデータや境界条件のデータは互いに
独立して構成され、互いに数式の変化が影響し合わない
という特徴がある。こうしたことから、制約型プログラ
ミング言語は、例えば、モデルのデータへの影響を気に
することなく境界条件の編集作業を単独で行うことがで
きるという利点がある。
【0033】本実施形態では、このような制約型プログ
ラミング言語の利点を利用すると共に、システムの時間
軸上の挙動をシミュレートするのに適したGUI技術を
導入することにより、更なる編集作業の効率化を実現し
ている。
【0034】また、本実施形態では、シミュレーション
データを作成するにあたり、ユーザがテキストベースで
最初からHCC言語で記述をしたり修正をしたりする必
要がないよう、上記オブジェクトとしては、予め用意さ
れた各種の基本モデルを含む基本オブジェクトが使用さ
れる。後述するGUI上でユーザがこれらの各種の基本
モデルから所望のモデルを選択すると共に選択した各モ
デルに対して境界条件を設定するという作業を行うだけ
で、シミュレーションデータを簡単に作成できるように
なっている。
【0035】図2中の複数のモデルの各々は、ある部品
についてのバリエーションを示している。例えばオブジ
ェクトがモータに相当するものであれば、モデルとして
第1のタイプのモータ、第2のタイプのモータ、…とい
った各種のモデルが用意されている。なお、一つのオブ
ジェクトに対して一つのモデルだけが予めデフォルトと
して選択されており、後でユーザにより改めて選択され
るものである。一方、モデルイメージは、対応するモデ
ルを編集画面上に表現する際のイメージ(ビットマップ
やアイコン)を定義している。境界条件は、対応するモ
デルの属性(寸法や重さ)などを決定する各種のパラメ
ータ(数式における関数の引数)に相当するものであ
り、ここでは予めデフォルト値が設定されている。
【0036】上記オブジェクト管理部1は、入力装置1
1からの指示に応じて、複数のオブジェクトをまとめて
境界条件編集部2及び表示内容形成部3へ送る。
【0037】境界条件編集部2は、オブジェクト管理部
1から送られてくる複数のオブジェクトを取り込み、管
理情報を参照することによりこれらの中からそれぞれの
境界条件のデータを取り出す。この境界条件編集部2
は、入力装置11からの指示に応じてオブジェクト毎に
境界条件の編集をリアルタイムで行い、編集した境界条
件のデータを表示内容形成部3へ送る。これにより、入
力装置11の指示により変更された境界条件は、表示内
容形成部3における対応するモデルイメージに即座に反
映されることになる。なお、境界条件編集部2は、モデ
ル毎に現在設定されている境界条件を所定の記憶領域に
保持している。
【0038】表示内容形成部3は、オブジェクト管理部
1から送られてくる複数のオブジェクトを取り込み、管
理情報を参照することによりこれらの中からそれぞれの
モデルイメージのデータやモデルのデータを取り出すと
共に、境界条件編集部2から送られてくる境界条件のデ
ータを受け取る。
【0039】この表示内容形成部3は、取得した複数の
モデルのデータをそれぞれ統合(再構成)すると共に、
各モデルに関連するモデルイメージのデータと境界条件
のデータとの対応付けを行い、これにより形成される統
合ビューを表示装置12の画面上に表示する。なお、表
示内容形成部3において境界条件の設定に変更が生じた
場合には、境界条件編集部2にその変更内容を反映させ
る。これにより境界条件編集部2と表示内容形成部3と
の間のデータの整合性を維持している。
【0040】また、表示内容形成部3は、ユーザにより
編集された境界条件のデータ、イメージのデータ、モデ
ルのデータとを結合して最終的なシミュレーションデー
タを形成する。作成されたシミュレーションデータは、
シミュレーション実行装置に送られることになる。
【0041】モデル選択部4は、入力装置11からの指
示に応じて、各オブジェクトに対応するモデルをユーザ
に選択させるためのプルダウンメニューを表示装置12
の画面上に表示させ、選択されたモデルを表示内容形成
部3における対応する境界条件に反映させる。また、必
要に応じてモデルイメージにも反映させる。
【0042】単体シミュレーション部5は、表示内容形
成部3における個々のオブジェクトのシミュレーション
を行う機能を有しており、入力装置11により指定され
たオブジェクトだけが単体で動作する状況を表示装置1
2の画面上に表示させる。
【0043】入力装置11は、マウスやキーボードなど
で構成され、ユーザが表示装置12等を見ながらの境界
条件の指定や、モデルの選択、単体シミュレーションの
指示など、種々の入力操作を行うためのものである。
【0044】表示装置12は、表示内容形成部3で形成
されるビューなど、各種の情報を画面表示するためのも
のである。
【0045】メモリ13は、本シミュレーションデータ
作成装置で扱われる各種のデータ等を記憶するものであ
る。
【0046】図3は、上記複数のモデル、モデルイメー
ジ、境界条件に関するファイルを管理するための管理情
報の構成を説明するための図である。
【0047】すなわち、オブジェクト管理部1には、各
オブジェクトに属する複数のモデル、モデルイメージ、
境界条件に関するファイルの識別情報(ファイル名)な
どを、タグを用いてXML形式(テキスト形式)で記述
した管理情報が一つのファイルとして保存されており、
これによりリンク先である複数のモデル、モデルイメー
ジ、境界条件のファイルを一元管理している。
【0048】図3(a)の例では、オブジェクトのタグ
<element>が設けられ、その下には現在選択されている
モデルのタグ<models current= ... >に続いて、第1タ
イプのモデルのタグ</model name="model1" ... >、第
2タイプのモデルのタグ</model name="model2">、第3
タイプのモデルのタグ</model name="model3">が設けら
れている。また、その下には、モデルイメージのタグ</
image file= ... >や、境界条件のタグ<init>と共に<po
sition> ... などが設けられている。
【0049】なお、上述の現在選択されているモデルの
タグにおいては、選択可能な複数のモデルのうち、採用
すべきモデルのファイル名がデフォルトとして予め記述
されている。また、モデルイメージに対応するビットマ
ップやアイコンに関するファイルについても、モデルの
ファイルと同様に、選択可能なものを複数用意しておい
てもよい。この図3(a)の例によれば、オブジェクト
毎にファイルを分割して管理する場合に有効である。
【0050】一方、図3(b)の例では、タグを用いて
管理を行っている点では上記図3(a)の例と共通する
が、ここではモデルイメージや境界条件をIDを用いて
インデックス管理している。この図3(b)の例によれ
ば、データの階層を浅く構成できるので、情報の検索に
要する時間を短縮することができる。
【0051】なお、上記図3のようにファイル名で管理
する代わりに、ソースコードで管理するように構成して
もよい。この場合、モデルのファイルの移動によりファ
イル名に相当するリンク先などの情報が失われるといっ
た問題が起こらず、より安全性の高いデータ管理を実現
することができる。
【0052】図4は、本実施形態においてオブジェクト
間のモデルが統合される様子を説明するための図であ
る。
【0053】なお、ここでは説明を理解しやすいものと
するため、事例を簡単化し、モデルAとモデルBとを統
合する場合を考える。
【0054】例えば2つのオブジェクトから一つのシミ
ュレーションデータを作成するにあたり、ユーザによっ
て一方のオブジェクトに属する複数のモデルのうちのモ
デルAが選択され、他方のオブジェクトに属する複数の
モデルのうちのモデルBが選択されているものとする。
【0055】この場合、表示内容形成部3では、図示の
ようにモデルAのデータ(プログラム)とモデルBのデ
ータ(プログラム)とを同一のテキスト上で結合し、更
にこれらモデルA及びBにそれぞれ対応する境界条件A
及びBについて編集を行った後、その編集後の境界条件
A及びBのデータを上記モデルA及びBに対して結合す
る処理が自動的に行われる。
【0056】このため、ユーザはプログラム上でHCC
言語の文法に則って境界条件を書き込んだり、各モデル
や境界条件のデータを結合する手作業を行ったりする必
要がなく、本実施形態に示されるGUIにしたがってオ
ブジェクト毎に採用すべきモデルを選択し境界条件を入
力するだけで所望のシミュレーションデータを簡単に作
成できる。これは、HCC言語のみに限られず、他の制
約型プログラミング言語を用いた場合も同様である。
【0057】図5は、シミュレーションデータを編集す
るための画面を示す図である。この画面の内容は、表示
内容形成部3における統合ビューの内容に相当するもの
である。
【0058】図5(a)に示されるように、表示装置1
2には、ビュー表示画面400が表示されている。ビュ
ー表示画面400の中には、現在編集中のパラメータの
箇所を示す編集表示401を含む境界条件表示402
と、統合された各種のモデルが図式化されたビットマッ
プ表示(もしくはアイコン表示)403とが設けられ
る。
【0059】ビットマップ表示403中には、現在編集
の対象となっているモデル(オブジェクト)のイメージ
が枠により示されている。なお、この場合の境界条件表
示402は、現在編集の対象となっているモデルに対応
するものである。ユーザはビットマップ表示403中に
示される各種のモデルのうち、編集したいモデルを例え
ばマウス等によりクリック操作することにより、対応す
る境界条件表示を開くことができるようになっている。
【0060】ここで、ユーザがある境界条件を変更する
場合を考える。例えば図5(b)に示されるように、ユ
ーザが境界条件表示402に示される初期位置のパラメ
ータ10.5を20.5に変更するものとする。この場合、ビッ
トマップ表示403中の対応するモデルのイメージの表
示位置が右に移動する。こうした境界条件表示402中
の境界条件の変更をビットマップ表示403中の対応す
るモデルのイメージに反映させる処理は、表示内容形成
部3によって制御される。このように、境界条件の変更
が対応するモデルのイメージに反映されるので、ユーザ
は視覚的に変更内容を把握しながら編集を進めることが
できる。
【0061】なお、ビットマップ表示403中の対応す
るモデルをマウス等によりドラッグ操作することでその
モデルのイメージの表示位置を移動させ、これに伴って
境界条件表示402に示される初期位置のパラメータが
連動して変わるように構成してもよい。また、一つのモ
デルに対して複数のイメージを設け、境界条件の変更が
複数のイメージに反映されるように制御してもよい。
【0062】図6は、境界条件として不適切な値が入力
されたときのビットマップ表示中のモデルの警告表示を
示す図である。境界条件表示402中の編集表示401
において、ユーザがパラメータの設定を行っている際に
許容値を超える不適切な値を指定した場合には、ユーザ
に注意を喚起させるため、ビットマップ表示403中の
対応するモデルのイメージに変化を与える。この場合、
例えばそのイメージの色を変化させたり、イメージを点
滅させたりする。これにより、ユーザが不適切な値を指
定した場合には、その旨をユーザに視覚的に警告するこ
とができる。
【0063】図7は、ビットマップ表示中のモデルの大
きさにより重さ等を表現した様子を示す図である。
【0064】境界条件表示402中の編集表示401に
おいて、ユーザが例えばモータの重さ(又は大きさ)の
値を増加させた場合には、ビットマップ表示403中の
対応するモデルのイメージを拡大表示させる。逆に、重
さの値を減少させた場合には、該イメージを縮小表示さ
せる。なお、イメージを拡大/縮小させる代わりに、色
彩の変化などで重さ等の物理量を表現するようにしても
よい。また、そのイメージを別のものに切り換えるよう
にしてもよい。これにより、ユーザは視覚的にモデルの
重さや大きさの程度を把握することができる。
【0065】図8は、ビットマップ表示中のイメージの
向きにより重さ等を表現した様子を示す図である。
【0066】境界条件表示402中の編集表示401に
おいて、ユーザが例えばモータの初期速度(速度ベクト
ル)について正の値から負の値に変えた場合には、ビッ
トマップ表示403中の対応するモデルのイメージの向
きを右向きから左向きに変える。これにより、ユーザは
視覚的にモデルの速度ベクトルを把握することができ
る。
【0067】図9は、モデルを選択するためのプルダウ
ンメニューが表示される様子を示す図である。ユーザは
例えば境界条件表示402中の所定の領域をクリックす
ることにより、編集対象のオブジェクトに対応するモデ
ルを選択するためのプルダウンメニュー404を開くこ
とができるようになっている。ここで、プルダウンメニ
ュー404中の複数用意されたモデルのうち、例えばモ
デル1を選択すると、このモデル1に対応付けされてい
る境界条件(デフォルト)が境界条件表示402中に示
される。このように、プルダウンメニューのようなユー
ザインタフェースを利用することにより、必要最小限な
情報を表示し、ビューが煩雑とならないようにすること
ができる。
【0068】図10は、単体シミュレーションの実行の
様子を示す図である。ユーザは、ビットマップ表示中の
各種のモデルのイメージのうち、単体シミュレーション
を行いたいモデルのイメージを例えばダブルクリック操
作することにより、そのモデル単体だけによるシミュレ
ーションを行ってその結果を確認することができるよう
になっている。この場合、図示のように単体シミュレー
ション表示405が開き、その中に、対象となっている
モデルのイベント表示(境界条件表示)406及び単体
シミュレーションの結果表示407が示される。このよ
うに、簡単な操作で各モデルの単体シミュレーションを
行ってその結果を得られるので、各モデルの境界条件の
設定作業などを効率よく進めることができる。
【0069】図11は、モデル作成などの指示をするた
めのボタンが表示される様子を示す図である。
【0070】画面上には、シミュレーション実行ボタン
409及びモデル作成ボタン410が用意されている。
シミュレーション実行ボタン409は、シミュレーショ
ンデータをモデル化した後に、シミュレーションを実行
する際に使用されるものである。モデル作成ボタン41
0は、シミュレーションデータをモデル化する際に使用
されるものである。なお、これらのボタンはビットマッ
プやアイコンで構成される。
【0071】ユーザはこれらのボタンを選択的にクリッ
ク操作することにより、それぞれのイベントを発行させ
ることができるようになっている。モデル作成ボタン4
10をクリックした場合には、モデル作成結果表示画面
408にモデルの作成結果が表示される。これにより、
ユーザはシミュレーションデータをモデル化した後、す
ぐにシミュレーションを実行することができる。
【0072】次に、図12のフローチャートを参照し
て、本シミュレーションデータ作成装置の動作を説明す
る。
【0073】オブジェクト管理部1における複数の基本
オブジェクトが、境界条件編集部2及び表示内容形成部
3に読み込まれる(ステップS1)。これにより、境界
条件編集部2では境界条件のデータ(デフォルト値)が
抽出され、表示内容形成部3ではモデルイメージのデー
タや基本モデルのデータが抽出される。なお、これらの
データは、制約型プログラミング言語の一つであるHC
C言語で記述されている。
【0074】表示内容形成部3では、取得した複数のモ
デルのデータがそれぞれ統合(再構成)されると共に、
各モデルに関連するモデルイメージのデータと境界条件
編集部2から得られる境界条件のデータとの対応付けが
行われ、これにより形成される統合ビューが表示装置1
2の画面上に表示される(ステップS2)。
【0075】ここで、ユーザが画面上で境界条件の編集
を行っていない場合は(ステップS3のNO)、画面上
のビューの状態は変わらず、一方、ユーザによる編集指
示があれば(ステップS3のYES)、境界条件等を設
定するための編集作業が開始される(ステップS4)。
この編集作業においては、ユーザはオブジェクト毎にモ
デルの選択を行ったり必要に応じてモデル単体シミュレ
ーションを行ったりして各モデルの境界条件の設定作業
を進める。こうして編集された境界条件はモデルイメー
ジに反映される。
【0076】全ての編集作業が完了すると、編集後の境
界条件のデータ、イメージのデータ、各種のモデルのデ
ータが結合されて最終的なシミュレーションデータが形
成される。
【0077】このように、本実施形態によれば、制約型
プログラミング言語(HCC言語等)の利点を利用する
と共に、システムの時間軸上の挙動をシミュレートする
のに適したGUI技術を導入することにより、更なる編
集作業の効率化を実現している。
【0078】また、本実施形態では、シミュレーション
データを作成するにあたり、ユーザがテキストベースで
最初からHCC言語で記述をしたり修正をしたりする必
要がないよう、上記オブジェクトとしては、予め用意さ
れた各種の基本モデルを含む基本オブジェクトを使用し
ているので、GUI上でユーザがこれらの各種の基本モ
デルから所望のモデルを選択すると共に選択した各モデ
ルに対して境界条件を設定するという作業を行うだけ
で、シミュレーションデータを簡単に作成できる。
【0079】上記各実施形態で説明したシミュレーショ
ンデータの作成手順は、コンピュータプログラムとし
て、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
しておくことが可能である。そのコンピュータプログラ
ムを必要時に読み出して実行することにより、シミュレ
ーションデータを作成することができる。この場合、コ
ンピュータプログラムの構成としては、制約型プログラ
ミング言語で記述されたモデルの属性を決定する境界条
件のデータを編集する手順と、編集された境界条件のデ
ータを前記モデルのデータに結合することにより、シミ
ュレーションデータを形成する手順とを含むようにすれ
ばよい。
【0080】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、その要旨の範囲で種々変形して実
施することが可能である。
【0081】例えば、上記実施形態ではHCC言語を使
用した場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限
定されず、他の制約型プログラミング言語(Mathematic
a言語、Maple言語、Mathcad言語等)を使用してもよ
い。
【0082】また、上記実施形態では各オブジェクトの
ファイルをシミュレーション作成装置の中で管理する場
合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定され
ず、ファイルを当該装置の外部から例えばネットワーク
等を介して取り込むように構成してもよい。
【0083】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、テ
キストベースでの編集作業を行うことなく、システムの
時間軸上の挙動をシミュレートするためのシミュレーシ
ョンデータを容易に作成することのできるシミュレーシ
ョンデータ作成方法、装置及び記録媒体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシミュレーション作
成装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるオブジェクトの構成を説明
するための図。
【図3】同実施形態における複数のモデル、モデルイメ
ージ、境界条件に関するファイルを管理するための管理
情報の構成を説明するための図。
【図4】同実施形態においてオブジェクト間のモデルが
統合される様子を説明するための図。
【図5】本実施形態においてシミュレーションデータを
編集するための画面を示す図。
【図6】本実施形態において境界条件として不適切な値
が入力されたときのビットマップ表示中のオブジェクト
の警告表示を示す図。
【図7】本実施形態においてビットマップ表示中のモデ
ルの大きさにより重さ等を表現した様子を示す図。
【図8】本実施形態においてビットマップ表示中のモデ
ルの向きにより重さ等を表現した様子を示す図。
【図9】本実施形態においてモデルを選択するためのプ
ルダウンメニューが表示される様子を示す図。
【図10】本実施形態における単体シミュレーションの
実行の様子を示す図。
【図11】本実施形態においてモデル作成などの指示を
するためのボタンが表示される様子を示す図。
【図12】本実施形態におけるシミュレーションデータ
作成装置の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…オブジェクト管理部 2…境界条件編集部 3…表示内容形成部 4…モデル選択部 5…単体シミュレーション部 11…入力装置 12…表示装置 13…メモリ 400…ビュー表示画面 401…編集表示 402…境界条件表示 403…ビットマップ表示 404…プルダウンメニュー 405…単体シミュレーション表示 406…イベント表示 408…モデル作成結果表示画面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムの時間軸上の挙動をシミュレー
    トするためのシミュレーションデータを作成するシミュ
    レーションデータ作成装置において、 制約型プログラミング言語で記述されたモデルのデータ
    と、前記モデルの属性を決定する境界条件のデータとを
    含むオブジェクトを入力する手段と、 前記オブジェクトに含まれる前記境界条件のデータを編
    集する手段と、 前記編集手段により編集された境界条件のデータと前記
    モデルのデータとを結合してシミュレーションデータを
    形成する手段とを具備したことを特徴とするシミュレー
    ションデータ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記オブジェクトのデータは前記モデル
    を画面表示する際のイメージのデータを含んでおり、 前記イメージを表示すると共に前記境界条件を編集する
    ための画面を表示し、当該画面での境界条件の変更が前
    記イメージに反映されるように制御する手段を具備した
    ことを特徴とする請求項1記載のシミュレーションデー
    タ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記制約型プログラミング言語はHCC
    言語(Hybrid Concurrent Constraint Programming Lang
    uage)であることを特徴とする請求項1記載のシミュレ
    ーションデータ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記モデルに対して単体でシミュレーシ
    ョンを行ってその結果を表示する手段を更に具備したこ
    とを特徴とする請求項1記載のシミュレーションデータ
    作成装置。
  5. 【請求項5】 前記オブジェクトのデータは、前記モデ
    ルのデータ及び前記境界条件のデータを一元管理する管
    理情報を有することを特徴とする請求項1記載のシミュ
    レーションデータ作成装置。
  6. 【請求項6】 前記管理情報はXML形式で記述されて
    いることを特徴とする請求項5記載のシミュレーション
    データ作成装置。
  7. 【請求項7】 システムの時間軸上の挙動をシミュレー
    トするためのシミュレーションデータを作成するシミュ
    レーションデータ作成方法において、 制約型プログラミング言語で記述されたモデルの属性を
    決定する境界条件のデータを編集し、 編集された境界条件のデータを前記モデルのデータに結
    合することにより、シミュレーションデータを形成する
    ことを特徴とするシミュレーションデータ作成方法。
  8. 【請求項8】 システムの時間軸上の挙動をシミュレー
    トするためのシミュレーションデータを作成するコンピ
    ュータプログラムを記録した、コンピュータにより読み
    取り可能な記録媒体において、前記コンピュータプログ
    ラムは、 制約型プログラミング言語で記述されたモデルの属性を
    決定する境界条件のデータを編集する手順と、 編集された境界条件のデータを前記モデルのデータに結
    合することにより、シミュレーションデータを形成する
    手順とを実行することを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107370A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法
US7372995B2 (en) 2003-09-25 2008-05-13 Pioneer Corporation Analysis apparatus

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