JP3138430B2 - ユーザインタフェース画面作成支援装置 - Google Patents

ユーザインタフェース画面作成支援装置

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JP3138430B2
JP3138430B2 JP08341802A JP34180296A JP3138430B2 JP 3138430 B2 JP3138430 B2 JP 3138430B2 JP 08341802 A JP08341802 A JP 08341802A JP 34180296 A JP34180296 A JP 34180296A JP 3138430 B2 JP3138430 B2 JP 3138430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザインタフェ
ース画面に表示される部品画像の作成を支援する装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御対象の構成や状態を表す複数の部品
画像が表示されるユーザインタフェース画面を備えた計
算機システムがある。その計算機システムでは、利用者
が各部品画像の表示状態から制御対象の状態を把握した
り、部品画像を指定して制御の指示を行う。ユーザイン
タフェース画面を作成および変更できるようにするた
め、上記計算機システムは一般に、ユーザインタフェー
ス編集画面も備えている。
【0003】図2に、ユーザインタフェース編集画面の
一例を示す。図2のユーザインタフェース編集画面に
は、プラントを制御対象とするユーザインタフェース画
面のウィンドウ202、予め登録されているバルブ等の
部品画像の一覧を表示するウィンドウ201、部品画像
の表示内容を規定する属性情報等(部品情報)を表示す
るウィンドウ203、上記属性情報等を生成するための
プログラムを表示するウィンドウ204が表示されてい
る。利用者は、マウス等によりウィンドウ201から部
品画像を選択してウィンドウ202上に配置することに
よりユーザインタフェース画面を作成する。必要に応じ
てウィンドウ203の部品情報を変更することで、部品
画像の表示内容に若干の修正を加えることもできる。ま
た、複数の部品画像の部品情報の対応付けを行うこと
で、それら複数の部品画像(サブ部品画像)を合成した
部品画像を作成することもできる。ここで、ウィンドウ
203には、部品画像の表示に関わる全ての部品情報が
表示される。ウィンドウ203での部品情報の単純な変
更により作成するのが困難な部品画像については、外部
ツールを用いてプログラムを作成し部品を作成する必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
作成する部品画像に対し将来的に表示内容の変更が行わ
れると想定される場合にも、まず、当初の部品画像の部
品情報を作成し、修正の必要が生じた時に新たに対応す
るしかなかった。この修正を、上記部品画像の全ての部
品情報の表示されるウィンドウ203で行う場合、多く
の属性情報の中から修正対象の属性情報等を探し出さな
ければならず不便であった。また、絵柄等の修正で、部
品情報の修正では対応できないような場合には、ウィン
ドウ202で部品画像の置き換えを行うなどの面倒な作
業が必要となる。
【0005】また、上記従来の技術では、複数のサブ部
品画像を合成した部品画像の属性情報を修正する場合、
その属性情報が各サブ部品画像において同じ値をとる属
性情報の場合にも、利用者は各サブ部品画像の部品情報
に対して同じ修正を繰り返さなければならない。
【0006】さらに、上記従来の技術では、登録された
部品画像の部品情報の簡単な修正により対応するのが困
難な場合、利用者が面倒なプログラミングにより部品画
像を作成しなければならない。例えば、特定の条件によ
り表示状態が変化するような部品画像を生成する場合に
は、その一部の表示状態を示す部品画像が既に登録され
ている場合にも、部品画像の全ての表示状態を表す部品
情報を面倒なプログラミングにより入力する必要があ
る。
【0007】そこで、本発明は、表示内容を簡単に切り
替えることのできる部品画像を利用者が容易に作成でき
るようにすることを目的とする。
【0008】また、複数のサブ部品画像からなり表示内
容の修正が容易な部品画像を利用者が容易に作成できる
ようにすることを目的とする。
【0009】さらに、特定の条件により表示内容が変化
する部品画像を利用者が容易に作成できるようにするこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ユーザインタフェース画面を作成するた
めの編集画面を表示する表示装置と、前記編集画面に表
示可能な部品画像の表示内容を規定する複数種類の属性
情報からなる部品情報を前記各部品画像毎に記憶する記
憶装置とを有するユーザインタフェース画面作成支援装
置であって、前記記憶装置に記憶された部品画像の部品
情報の内の複数の部品情報を選択する手段と、前記選択
した複数の部品情報の内の1つの部品情報を指定する指
定情報を有する第1の部分情報と、前記選択した複数の
部品情報からなる第2の部分情報を生成する手段と、前
記生成した第1および第2の部分情報を1つの部品情報
として対応付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、前
記編集画面に前記第1の部分情報を表示させ、入力され
た情報を基に前記指定情報の修正を行う手段とを有し、
前記第1および第2の部分情報からなる部品情報は、当
該第1の部分情報内の指定情報の指定する前記第2の部
分情報の規定する表示内容の部品画像を表示することを
特徴とするユーザインタフェース画面作成支援装を提供
する。
【0011】また、本発明は、ユーザインタフェース画
面を作成するための編集画面を表示する表示装置と、前
記編集画面に表示可能な部品画像の表示内容を規定する
複数種類の属性情報からなる部品情報を前記各部品画像
毎に記憶する記憶装置とを有するユーザインタフェース
画面作成支援装置であって、前記記憶装置に記憶された
部品画像の部品情報の内の複数の部品情報を選択すると
共に、選択した複数の部品情報が表す複数の部品画像の
表示時の配置を決定する手段と、前記選択した複数の部
品情報を属性情報の種別毎に互いに比較し、設定値の一
致する属性情報を検出する手段と、前記検出した属性情
報からなる第1の部分情報と、前記選択した複数の部品
情報および前記各部品画像の表示時の配置を規定する座
標情報からなる第2の部分情報とを生成する手段と、前
記生成した第1および第2の部分情報を1つの部品情報
として対応付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、前
記編集画面に前記第1の部分情報を表示させ、入力され
た情報を基に前記第1の部分情報の修正を行う手段とを
有し、前記第1および第2の部分情報からなる部品情報
は、前記第2の部分情報により規定される複数の部品画
像を合成した画像に前記第1の部分情報の内容を統一的
に反映させた部品画像を表示することを特徴とするユー
ザインタフェース画面作成支援装置を提供する。
【0012】さらに、本発明は、ユーザインタフェース
画面を作成するための編集画面を表示する表示装置と、
前記編集画面に表示可能な部品画像の表示内容を規定す
る複数種類の属性情報と、前記属性情報の変化条件を規
定する条件情報からなる部品情報を前記各部品画像毎に
記憶する記憶装置とを有するユーザインタフェース画面
作成支援装置であって、前記記憶装置に記憶された部品
画像の部品情報から、前記属性情報を利用する部品情報
と、前記条件情報を利用する部品情報を選択する手段
と、前記条件情報を利用する部品情報内の条件情報の変
化条件の規定により設定値を変化される属性情報が、前
記属性情報を利用する部品情報内の属性情報に含まれる
場合、前記属性情報を利用する部品情報内の属性情報
と、前記条件情報を利用する部品情報内の条件情報とを
1つの部品情報として前記記憶装置に記憶させる手段と
を有することを特徴とするユーザインタフェース画面作
成支援装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施の形態を、
図面を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係るユーザ
インタフェース作成支援装置のブロック構成図である。
本支援装置は、計算機システムにより実現され、表示装
置101、入力装置102、CPU装置103、記憶装
置104により構成される。表示装置101は、ユーザ
インタフェース作成画面等の表示を行う。入力装置10
2はキーボードやマウス等からなり、文字情報や座標情
報等を受け付ける。CPU装置103は計算機本体であ
り、ユーザインタフェース作成画面や部品画像の作成を
行う制御部105等を有する。記憶装置104は、本支
援装置に登録されている部品画像を規定する部品情報1
06と、ユーザインタフェース画面における部品画像の
配置を規定する画面情報107を記憶する。
【0015】図2に、ユーザインタフェース作成画面の
一例を示す。なお、ユーザインタフェース作成画面の表
示内容およびユーザインタフェース画面の作成方法は、
従来のものと同じである。図2において、ユーザインタ
フェース作成画面には、記憶装置104の部品情報10
6の内容、すなわち、登録されている部品画像の一覧が
表示されるウィンドウ201と、部品情報106の部品
画像を画面情報107を基に配置したユーザインタフェ
ース画面が表示されるウィンドウ202と、部品画像の
表示内容を示す属性情報群(部品情報)が表示されるウ
ィンドウ203と、部品情報を生成するためのプログラ
ムが表示されるウィンドウ204とが含まれる。
【0016】部品情報106および画面情報107は、
図3に示すような構成を有する。画面情報107は、ユ
ーザインタフェース画面上に配置される各部品画像につ
いて、部品名、配置座標、選択情報、部品情報106へ
のポインタ等からなる。部品情報106は、部品タイ
プ、高さ、幅、線幅、線色、塗りつぶし色等からなる。
表示状態の変化する部品画像の部品情報106には、さ
らに、変化する状態の数だけ設けられたポインタ情報3
10と、変化条件を規定する条件属性情報311も含ま
れる。ポインタ情報は、部品画像の各表示状態を規定す
る複数の部品情報304の記憶位置を指し示す。この部
品情報304の各部品画像305は、部品情報内のプロ
グラム(条件情報)に従い選択的に表示される。
【0017】利用者は、図2に示すウィンドウ201で
部品を選択して、ウィンドウ202上に配置(コピー)
することによりユーザインタフェース画面を作成する。
そして、ウィンドウ203,204での設定値を変更す
ることで、選択した部品画像の表示内容や、表示状態の
変化条件に若干の修正を行うこともできる。ウィンドウ
203,204で設定値が変更された場合には、記憶装
置104の内の対応する部品情報106が更新される。
また、ウィンドウ202上で部品画像が新規に配置され
たり配置が変更された場合には、記憶装置104の画面
情報107が追加または更新される。
【0018】本支援装置内のCPU装置103(図1参
照)は、部品画像の作成を容易とするために、上述の構
成のほかに、部品画像の作成に利用する部品画像を選択
する処理を行う部品選択部108と、選択された部品画
像の情報を解析して、新たな部品画像の部品情報を生成
する処理を行う部品解析・生成部109と、画像情報の
編集履歴を表す履歴情報を生成する履歴情報生成部11
0とを有する。これら部品選択部108と部品解析・生
成部109と履歴情報生成部110は、制御部105に
より制御される。また、記憶装置104には、履歴情報
生成部110で生成された履歴情報111も記憶する。
なお、CPU装置103の各部は、CPUのソフトウェ
ア処理により実現される機能ブロックである。
【0019】図4に、制御部105の部品画像作成時の
処理フローを示す。
【0020】制御部105は、まず、部品選択部108
を起動して、新たな部品画像の作成に利用する部品画像
の選択を行わせる。部品選択部108は、利用者がウィ
ンドウ201や202上でマウスによりドラッグした領
域の座標を検出し、画面情報107を基にその領域に含
まれる全ての部品画像を選択する(401)。次に、制
御部105は、部品解析・生成部109を起動する。起
動された部品解析・生成部109は、部品選択部108
で選択された部品画像の部品情報を解析し、その解析結
果と利用者からの指示を基に新たな部品画像の部品情報
を生成する。この生成方法は4種類あり、複数部品の集
約による生成方法(402)と、複数部品の合成による
生成方法(403)と、ふるまいの追加による生成方法
(406)と、編集履歴による生成方法(405)とが
ある。この内の1つの方法を部品解析・生成部109は
利用者の指示に従い選択して部品情報の生成を行う。生
成された部品情報は、部品画像の登録で必要とされない
座標情報等を取り除いて記憶装置104に記憶される。
なお、記憶された部品情報は、以後、部品画像の一覧を
表示するウィンドウ201に表示され、ユーザインタフ
ェース画面202の作成や、編集対象の部品画像として
利用される。
【0021】以下で、部品情報の生成方法について詳細
に説明する。
【0022】まず、複数部品の集約による生成方法(4
02)について説明する。本方法は、選択された複数の
部品画像の部品情報を1つの部品画像の部品情報に集約
し、上記複数の部品画像内の任意の部品画像を簡単な修
正により表示できるようにするものである。
【0023】図5に、本方法により部品画像を作成する
処理のフローを示す。部品解析・生成部110は、ま
ず、選択された複数の部品画像が同じ形状の図形かどう
かを解析する(501)。この解析では、部品タイプの
属性情報(四角形や楕円など)が互いに一致する場合に
同じ図形であると判定する。複数の図形が合成されてい
る部品画像については、それを構成している各図形毎に
比較し判定を行う。選択された複数の部品画像が同じ図
形である場合、部品解析・生成部110は、各部品画像
の属性情報を種別毎に比較して行き、設定値が一致しな
い属性情報を選択する(502)。そして、一致しなか
った各属性情報を種別毎に1つずつ選択および連結した
表示属性情報と、全ての各属性情報を種別毎に1つずつ
選択および連結した非表示属性情報を生成する(50
3)。この表示属性情報には、非表示属性情報の記憶位
置を指定するポインタ情報も含まれる。
【0024】上記処理501で異なる図形と判定した場
合には、部品解析・生成部110は、選択された各部品
画像の属性情報を個別に有する非表示属性情報と、各部
品画像の絵柄の種別を確認・選択できるようにする表示
属性情報を生成する(504)。この表示属性情報に
は、表示可能な絵柄の種類を示す情報と、表示時にいず
れの絵柄を用いるかを指示する情報と、対応する非表示
属性情報の記憶位置を指定する情報が含まれる。以上の
処理により生成された部品画像は、表示属性情報と非表
示属性情報の両方により定義されることになる。利用者
が属性情報の修正を行うウィンドウ203には、表示属
性情報のみが表示される。なお、非表示属性情報を表示
させ、その設定値の変更を行うことも可能である。
【0025】本方法による部品画像の作成例を、図6と
図7を用いて説明する。図6は、選択された各部品画像
の図形が同じ四角形である場合を示している。図6にお
いて、各部品画像の四角形601,602の部品情報6
03,604の比較により、塗りつぶし色の属性情報が
一致しないことが解る。このため、塗りつぶし色の属性
情報は、その変更を容易とするために表示属性情報60
5として設定される。なお、本例では補足的に、図形タ
イプ、高さ、幅の属性情報も表示属性情報605に設定
している。利用者は、ウィンドウ203上で表示属性情
報の塗りつぶし色を変更することで、表示される部品画
像の塗りつぶし色を簡単に黒から白または白から黒へ変
更することができる。一方、図7は、選択された各部品
画像の図形が異なる図形を持つ場合を示している。図7
において、部品画像である四角形701と円702の属
性情報703,704は、非表示属性情報706,70
7として設定され、それら部品画像の絵柄の種別(四角
形,円)と、選択される絵柄の識別情報(パターン1=
円)が表示情報705として設定される。利用者は、ウ
ィンドウ203上で絵柄の識別情報を修正することで、
部品画像の絵柄を四角形から円または円から四角形へ変
更することができる。以上のように、本方法によれば、
選択した複数の部品画像の内の任意の1つに容易に表示
状態を変更可能な部品画像の部品情報を利用者が容易に
作成できるようになる。
【0026】次に、複数の部品画像の合成による部品情
報の生成方法を説明する。
【0027】図8に、本方法により部品画像の情報を生
成する処理のフローを示す。部品解析・生成部110
は、まず、選択され画面上に配置された複数の部品画像
の属性情報を、その種別毎に比較し一致するもの抽出す
る(801)。そして、抽出した属性情報を集約した表
示属性情報と、部品画像毎の元の属性情報からなる非表
示属性情報を生成する(802)。ここで、非表示属性
情報の座標情報には、部品画像の配置位置に応じた座標
値が設定される。
【0028】本方法による部品画像の作成例を、図9を
用いて説明する。図9は、四角形901と円902が選
択され隣り合って配置された場合を示している。両図形
の属性情報903と904では、一致する線幅、線色、
塗つぶし色が表示属性情報905に設定される。この表
示属性情報905がウィンドウ203上で変更された場
合には、対応する非表示属性情報の設定値も同じ値に更
新される。このため、表示属性情報に含まれる例えば線
幅を“3”から“5”に変更した場合には、表示時の部
品画像を構成する円と四角形の両方の線幅が“5”とな
る。以上のように、本方法によれば、複数の図形が合成
された部品画像に対して、表示属性情報に含まれる共通
の属性情報の変更が、全ての図形に反映される部品情報
を利用者が容易に作成できるようになる。
【0029】次に、ふるまいの追加による部品情報の生
成方法を説明する。
【0030】図10に、本方法により部品情報を生成す
る処理のフローを示す。なお、利用者は、本方法による
処理を指示する際に、選択した部品画像を、絵柄を利用
する部品画像と、ふるまいを利用する部品画像に分類す
る。部品解析・生成部110は、まず、各部品画像の属
性情報およびプログラムを解析する。そして、プログラ
ム内の属性(例えば、塗りつぶし色)が、絵柄を利用す
る部品画像の属性情報に含まれている場合は、そのプロ
グラムを抽出する(1001)。次に、部品解析・生成
部110は、抽出したプログラムと、絵柄を利用する部
品画像の属性情報をコピーして連結することで、新たな
部品画像の部品情報を生成する(1002)。
【0031】本方法による部品画像の作成例を、図11
を用いて説明する。図11において、絵柄を利用するバ
ルブの部品画像1101は、属性情報1103,110
4により定義されている。一方、ふるまいを利用する四
角形の部品画像1102は、ふるまいのプログラム11
10を持っており、クリックのイベントが起きると、塗
つぶし色を白の場合は黒、黒の場合は白にそれぞれ変更
する。この例では、絵柄を利用するバルブの部品画像1
101も塗つぶし色の属性情報を持っているため、バル
ブ1101の属性情報1103に、四角形1102のプ
ログラム1110を連結した部品情報1107が生成さ
れる。生成された部品情報1107,1108は、バル
ブ1101の絵柄を有しクリックのイベントに応じて塗
つぶし色を黒から白または白から黒へ変化させるバルブ
1109を表示する。以上のように、本方法によれば、
ある部品画像の絵柄に、他の部品画像のふるまいを持た
せた部品情報を利用者が容易に作成できるようになる。
【0032】次に、編集履歴による部品情報の生成方法
を説明する。
【0033】履歴情報生成部110は、選択された部品
画像の属性情報を、その部品画像に編集がなさる度に履
歴情報111として記憶装置104に記憶する。部品解
析・生成部109は、その履歴情報111を利用して、
複数の表示状態を選択的に表示させる部品情報を生成す
る。
【0034】図12に、履歴情報生成部110の処理の
フローを示す。履歴情報生成部110は、まず、チェッ
クポイントの指示を受ける(1301)。チェックポイ
ントの指示は、利用者が例えばメニュー上での選択によ
り行う。次に、履歴情報生成部110は、編集対象に選
択された部品画像の履歴情報が履歴情報1203に存在
するかどうかをチェックし(1302)、存在しない場
合は、編集対象の部品画像の属性情報を初期情報として
履歴情報1203に記憶する(1302、1303)。
そして、部品画像の表示状態を変化させるきっかけとな
るイベントの指定を受け、そのイベント情報を履歴情報
1203に記憶する(1304)。このイベント情報
は、例えばマウスのクリック等であり、利用者が例えば
入力ダイアログ上で指定する。次に、履歴情報生成部1
10は、利用者の操作に応じて編集対象の部品画像の編
集処理を行う(1305)。この編集処理では、ウィン
ドウ203における属性情報やプログラムの更新や、更
新結果に基づく部品画像の再表示などを行う。そして、
編集処理が終了すると再び利用者よりチェックポイント
の指示を受け(1306)、編集結果の属性情報を履歴
情報1003として記憶させる(1307)。このとき
には、編集前の属性情報と異なる部分の属性情報のみが
記憶される。そして、必要に応じて上記処理1304以
降の処理を繰り返し、変化させたい全ての表示状態の編
集を行う。なお、編集情報は、部品画像毎に管理され
る。
【0035】この方法により編集された履歴情報100
3の一例を、図13に示す。図13の例では、塗りつぶ
しの色が白のバルブ1402の属性情報を基に、塗りつ
ぶしの色が灰色のバルブ1404と、塗りつぶしの色が
黒のバルブ1406を編集した場合の履歴情報1401
を示している。イベントとしてはクリックが指定されて
いる。この履歴情報は、まず、編集する前の部品画像の
属性情報1403が全て記憶され、以降の編集結果の属
性情報はイベント情報をはさんで差分情報(塗りつぶし
色)1405,1407として順次記録される。
【0036】図14に、履歴情報を用いて部品情報を生
成する処理のフローを示す。部品解析・生成部109
は、履歴情報111を基に、編集された上記部品画像の
各編集時の属性情報を再生する(1501)。そして、
再生した属性情報の変化内容と、履歴情報111のイベ
ント情報を基に、表示状態をイベントに応じて順次推移
させるプログラムを生成し、そのプログラムを上記再生
した属性情報に連結した部品情報を生成する(150
2)。
【0037】本方法により図13の履歴情報から生成し
た部品情報と部品画像を、図15に示す。図15に示す
ように、部品画像は、初期状態で塗りつぶし色が白のバ
ルブ1602となり、クリックがなされると塗りつぶし
色が灰色に、さらにクリックがなされると塗りつぶし色
が黒に変化する。以上のように、本方法によれば、イベ
ントに応じて表示状態を変化させる部品画像を利用者が
容易に作成できるようになる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、表示内容を簡単に切り
替えることのできる部品画像を利用者が容易に作成でき
るようにすることができる。
【0039】また、複数のサブ部品画像からなり表示内
容の修正が容易な部品画像を利用者が容易に作成できる
ようにすることができる。
【0040】さらに、特定の条件により表示内容が変化
する部品画像を利用者が容易に作成できるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るユーザインタフェー
ス画面作成支援装置の構成図である。
【図2】 ユーザインタフェース作成画面の表示例を示
す図である。
【図3】 画面情報および部品情報の構成を示す図であ
る。
【図4】 部品情報の生成方法を示す図である。
【図5】 属性情報の部品情報の生成方法(図4の40
2)である。
【図6】 絵柄の複数化により生成した部品情報の一例
である。
【図7】 絵柄の複数化により生成した部品情報の一例
である。
【図8】 複数部品の合成による部品情報の生成方法
(図4の403)である。
【図9】 複数部品の合成により生成した部品情報の一
例である。
【図10】 ふるまいの追加による部品情報の生成方法
(図4の404)である。
【図11】 ふるまいの追加により生成した部品情報の
一例である。
【図12】 部品情報の編集毎の履歴情報の管理方法を
示す図である。
【図13】 履歴情報の構成例を示す図である。
【図14】 編集履歴による部品情報の生成方法(図4
の405)である。
【図15】 上記方法により生成した部品情報および部
品画像の一例である。
【符号の説明】
101・・・表示装置、102・・・入力装置、103・・・C
PU装置、105・・・制御部、108・・・部品選択部、1
09・・・部品解析・生成部、110・・・履歴生成部、10
4・・・記憶装置、106・・・部品情報、107・・・画面情
報、111・・・履歴情報。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−21178(JP,A) 大脇隆志 他3名,”オブジェクト指 向形マンマシンシステム構築システム Hyproof/MMS”,日立評論, (1991/8/25),pp.73−78 塩沢正三,二宮寿朗,漆原広,”Xツ ールキットを利用した図形部品の評 価”,第45回(平成4年後期)全国大会 講演論文集(5),(1992),Vol. 45,No.5,pp.199−200 中田秀男,杉本明,”監視制御マンマ シンシステムの視覚的オブジェクト指向 構築方式”,第45回(平成4年後期)全 国大会講演論文集(5),(1992),V ol.45,No.5,pp.197−198 林利弘,大脇隆志,”計算機制御シス テムのための高品質ソフトウェア開発方 法”,電気学会論文誌C,(1994/6 /20),Vol.114−C,No.6, pp.645−653 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 - 9/54

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザインタフェース画面を作成するため
    の編集画面を表示する表示装置と、前記編集画面に表示
    可能な部品画像の表示内容を規定する複数種類の属性情
    報からなる部品情報を前記各部品画像毎に記憶する記憶
    装置とを有するユーザインタフェース画面作成支援装置
    であって、 前記記憶装置に記憶された部品画像の部品情報の内の複
    数の部品情報を選択する手段と、 前記選択した複数の部品情報の内の1つの部品情報を指
    定する指定情報を有する第1の部分情報と、前記選択し
    た複数の部品情報からなる第2の部分情報を生成する手
    段と、 前記生成した第1および第2の部分情報を1つの部品情
    報として対応付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、 前記編集画面に前記第1の部分情報を表示させ、入力さ
    れた情報を基に前記指定情報の修正を行う手段とを有
    し、 前記第1および第2の部分情報からなる部品情報は、当
    該第1の部分情報内の指定情報の指定する前記第2の部
    分情報の規定する表示内容の部品画像を表示することを
    特徴とするユーザインタフェース画面作成支援装置。
  2. 【請求項2】ユーザインタフェース画面を作成するため
    の編集画面を表示する表示装置と、前記編集画面に表示
    可能な部品画像の表示内容を規定する複数種類の属性情
    報からなる部品情報を前記各部品画像毎に記憶する記憶
    装置とを有するユーザインタフェース画面作成支援装置
    であって、 前記記憶装置に記憶された部品画像の部品情報の内の複
    数の部品情報を選択する手段と、 前記選択した複数の部品情報を属性情報の種別毎に互い
    に比較し、設定値の一致しない属性情報を検出する手段
    と、 前記検出した属性情報を有する第1の部分情報と、前記
    選択した複数の部品情報の1つの部品情報からなる第2
    の部分情報を生成する手段と、 前記生成した第1および第2の部分情報を1つの部品情
    報として対応付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、 前記編集画面に前記第1の部分情報を表示させ、入力さ
    れた情報を基に前記第1の部分情報の修正を行い、同じ
    内容の修正を第2の部分情報に施す手段とを有し、 前記第1および第2の部分情報からなる部品情報は、前
    記第2の部分情報の規定する表示内容の部品画像を表示
    することを特徴とするユーザインタフェース画面作成支
    援装置。
  3. 【請求項3】ユーザインタフェース画面を作成するため
    の編集画面を表示する表示装置と、前記編集画面に表示
    可能な部品画像の表示内容を規定する複数種類の属性情
    報からなる部品情報を前記各部品画像毎に記憶する記憶
    装置とを有するユーザインタフェース画面作成支援装置
    であって、 前記記憶装置に記憶された部品画像の部品情報の内の複
    数の部品情報を選択すると共に、選択した複数の部品情
    報が表す複数の部品画像の表示時の配置を決定する手段
    と、 前記選択した複数の部品情報を属性情報の種別毎に互い
    に比較し、設定値の一致する属性情報を検出する手段
    と、 前記検出した属性情報からなる第1の部分情報と、前記
    選択した複数の部品情報および前記各部品画像の表示時
    の配置を規定する座標情報からなる第2の部分情報とを
    生成する手段と、 前記生成した第1および第2の部分情報を1つの部品情
    報として対応付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、 前記編集画面に前記第1の部分情報を表示させ、入力さ
    れた情報を基に前記第1の部分情報の修正を行う手段と
    を有し、 前記第1および第2の部分情報からなる部品情報は、前
    記第2の部分情報により規定される複数の部品画像を合
    成した画像に前記第1の部分情報の内容を統一的に反映
    させた部品画像を表示することを特徴とするユーザイン
    タフェース画面作成支援装置。
  4. 【請求項4】ユーザインタフェース画面を作成するため
    の編集画面を表示する表示装置と、前記編集画面に表示
    可能な部品画像の表示内容を規定する複数種類の属性情
    報と、前記属性情報の変化条件を規定する条件情報から
    なる部品情報を前記各部品画像毎に記憶する記憶装置と
    を有するユーザインタフェース画面作成支援装置であっ
    て、 前記記憶装置に記憶された部品画像の部品情報から、前
    記属性情報を利用する部品情報と、前記条件情報を利用
    する部品情報を選択する手段と、 前記条件情報を利用する部品情報内の条件情報の変化条
    件の規定により設定値を変化される属性情報が、前記属
    性情報を利用する部品情報内の属性情報に含まれる場
    合、前記属性情報を利用する部品情報内の属性情報と、
    前記条件情報を利用する部品情報内の条件情報とを1つ
    の部品情報として前記記憶装置に記憶させる手段とを有
    することを特徴とするユーザインタフェース画面作成支
    援装置。
  5. 【請求項5】ユーザインタフェース画面を作成するため
    の編集画面を表示する表示装置と、前記編集画面に表示
    可能な部品画像の表示内容を規定する複数種類の属性情
    報と、前記属性情報の設定値の変化条件を規定する条件
    情報からなる部品情報を前記各部品画像毎に記憶する記
    憶装置を有するユーザインタフェース画面作成支援装置
    であって、 前記記憶装置に記憶された部品画像の部品情報の内の1
    つの部品情報を選択する手段と、 入力された情報を基に、前記選択した部品情報内の属性
    情報の修正を段階的に行う手段と、 前記各修正段階での修正結果となる前記部品情報を、前
    記各修正段階毎に記憶する手段と、 前記記憶した部品情報を各修正段階毎に比較し、変更さ
    れた属性情報を検出する手段と、 前記検出した属性情報の設定値の変化を再現する条件情
    報を生成し、前記選択した部品情報の属性情報と、前記
    生成した条件情報を1つの部品情報として前記記憶装置
    に記憶させる手段とを有することを特徴とするユーザイ
    ンタフェース画面作成支援装置。
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