JP2000230721A - 床暖房装置 - Google Patents

床暖房装置

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JP2000230721A
JP2000230721A JP11031960A JP3196099A JP2000230721A JP 2000230721 A JP2000230721 A JP 2000230721A JP 11031960 A JP11031960 A JP 11031960A JP 3196099 A JP3196099 A JP 3196099A JP 2000230721 A JP2000230721 A JP 2000230721A
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JP
Japan
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heating
floor
joist
panels
joists
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Pending
Application number
JP11031960A
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English (en)
Inventor
Yutaka Miyazawa
豊 宮澤
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

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  • Floor Finish (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱体の接続部の数を減らすことのできる床
暖房装置を提供する。 【解決手段】 根太2と、根太2、2の間に設けられた
発熱部3と、発熱部3の上に形成されたフローリング1
4において、複数の暖房パネル4a、4b、4cの組み
合わせを発熱部3の構成単位とし、複数の暖房パネル4
a、4b、4cの間を通して接続部のない発熱体5を蛇
行状に連続して配管し、暖房パネル4a、4b、4cを
根太2の下側から施設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房装置に関
し、特に、根太の部分に発熱体の接続部を形成する必要
のない床暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温水等の熱媒体を通す発熱管、あるいは
電熱線を、建物の床に配管あるいは配線(以下、配管と
いう)し、床を暖めることによって居住性を高めた建物
が広く普及している。
【0003】図3は、このための床暖房装置の構造を示
したもので、1は土台あるいは大引き(以下、土台とい
う)、2は土台1の上に等間隔に取り付けられた根太、
15は断熱のために根太2、2の間の空間を埋める断熱
材、16は捨て合板を示す。
【0004】4は捨て合板16の上に裏面板17を介し
て設置された暖房パネルを示し、溝7を等間隔に形成し
た断熱性のボード8と、溝7の部分に嵌合された伝熱板
11と、伝熱板11に収容されて蛇行状に配管された発
熱体5から構成されている。
【0005】18は暖房パネル4の上に設けられた表面
板、14は床材としてのフローリングを示す。この床暖
房装置は、断熱材15によって床下側が裏打ちされてい
ることから、熱効率がよく、無駄のない暖房を行える特
長を有している。
【0006】しかし、以上の構成の床暖房装置による
と、床が、捨て合板16と暖房パネル4とフローリング
14の3重構造によって構成されることから、コストが
高くなって工期が長くなる傾向があり、さらに、仕上が
り高さが床暖房を施さない床に比べて高くなるため、建
具の寸法等の調整が難しくなる問題がある。
【0007】図4は、以上の問題を解決することのでき
る床暖房装置の構造を示す。ボード8の溝7に伝熱板1
1の凹部19を組み込み、この凹部19に発熱体5を収
容して構成される暖房パネル4を根太2、2の間に設置
し、伝熱板11の上にフローリング14を設けて構成さ
れている。
【0008】この形式の床暖房装置は、構造がシンプル
なため、低コストであるうえに工期も短くて済み、さら
に、床暖房をしない場所との段差が発生しないなど多く
の点で優れた特質を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の床暖房
装置によると、たとえば、特開平9−318087号に
も示されているように、根太2の部分に発熱体5の接続
部を設けなければならないため、施設作業が難しく、ま
た、発熱体5の接続部から熱媒体が漏れ易いなどの問題
を有している。発熱体5の接続個所の増加は、電熱線に
よる暖房方式においても好ましくない問題であり、施設
作業を複雑化させ、弱点を増やすことになる。
【0010】従って、本発明の目的は、発熱体の接続部
の数を減らすことのできる床暖房装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、建物の根太と、前記根太の間に設けられ
た発熱部と、前記発熱部の上に設けられた床材から構成
される床暖房装置において、前記発熱部は、前記根太の
間の複数の空間に設置された複数の暖房パネルの組み合
わせを構成単位とし、前記構成単位は、前記複数の暖房
パネルの間を通して蛇行状に配管された接続部のない連
続した発熱体を有し、前記暖房パネルは、前記根太の下
側から施設されることを特徴とする床暖房装置を提供す
るものである。
【0012】上記の発熱体としては、温水等の熱媒体を
循環させる発熱管、あるいは電熱線等が使用される。
暖房パネルは、根太の長さ方向に見たときに上辺が広く
下辺が狭い台形状に構成されていることが好ましく、さ
らに、上辺が根太の間隔よりも幅の広い伝熱板を備えて
いることが好ましい。
【0013】このように構成するときには、暖房パネル
を根太の下側から斜めに入れて伝熱板を隣り合う根太に
掛け、これによって暖房パネルを根太に吊り下げること
ができるので、施設作業が容易になる。
【0014】伝熱板の上には、フローリングを直接設置
してもよいが、一旦、剛性を有する基板を設けてこの基
板の上に床材を敷くような構成とすることが好ましく、
このような構成とするときには、カーペット、あるいは
畳等の腰の弱い床材の使用が可能となる。
【0015】この場合の基板としては、たとえば、最大
厚さが3mm程度の木製板が使用される。3mmの基板
の厚さは、建築上の誤差の調整代に収まるので、従来の
床暖房装置のように建具寸法等の調整を困難にするよう
なことはない。
【0016】また、基板を使用するときには、フローリ
ング等の撓みを抑制することができ、さらに、暖房パネ
ルからの熱によって根太の寸法が変動することを原因と
して発生させていた、床鳴りの問題も解決できるように
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による床暖房装置の
実施の形態について説明する。図1において、1は土
台、2は土台1の上に等間隔に取り付けられた根太、3
は根太2、2の間に設けられた発熱部を示す。
【0018】図2は、発熱部3の構成を示したもので、
暖房パネル4a、4b、4cの3個の組み合わせを構成
単位としており、これら暖房パネル4a、4b、4cの
間には、接続部のない発熱体5が蛇行状に連続して配管
されている。6は発熱体5の両端に取り付けられた接続
具を示す。
【0019】図1に示されるように、暖房パネル4a、
4b、4cは、発熱体5を収容する溝7を備えた断熱性
のボード8を有し、さらに、根太2の長さ方向に見たと
きに、上辺9が広くて下辺10が狭い台形に作られてい
る。
【0020】上辺9には、発熱体5と接触して伝熱板1
1が取り付けられており、この伝熱板11は、根太2、
2の間隔よりも広い幅を有し、根太2、2の上に載せら
れている。暖房パネル4a、4b、4cは、これによっ
て根太2、2に吊り下げられている。
【0021】図1および図2において、12は伝熱板1
1と一体に設けられた木製の基板を示し、暖房パネル4
a、4b、4cは、それぞれがこの基板12を備えてい
る。13は基板12の合わせ目に貼り付けた粘着性のア
ルミニウムテープ、14はフローリングを示す。暖房パ
ネル4a、4b、4cは、その伝熱板11と基板12を
フローリング14の上から打たれた釘等によって根太2
に固定されている。
【0022】本発明においては、発熱部3を構成する構
成単位の数に制約はなく、また、構成単位を構成する暖
房パネル4a、4b・・の数にも制限はない。これらの
数は、床暖房装置の施設面積、施設条件等を考慮して決
めればよい。また、暖房パネル4a、4b・・は、根太
2の長さ方向に複数個設置されるのが普通であり、さら
に、発熱体5の露出している部分には、必要に応じて断
熱処理が施される。
【0023】従来の床暖房装置と比較した場合の本発明
の特徴は、根太2の部分に発熱体5の接続部が存在しな
い点にある。これは、暖房パネル4a、4b、4cを根
太2の下側から施設したことによる効果であり、従来の
床暖房装置からこのような効果を得ることは困難であ
る。
【0024】根太2の下側から発熱部3の各構成単位が
施設された後、隣接する構成単位の発熱体5が接続具6
によって接続され、これにより一連の床暖房装置が構成
される。
【0025】本実施形態の場合には、暖房パネル4a、
4b、4cを上辺9が下辺10よりも広い台形に構成
し、上辺9に取り付けられた伝熱板11を根太2、2の
間隔よりも幅広く構成しているので、暖房パネル4a、
4b、4cを下から斜めにして根太2、2の間に入れ、
伝熱板11を根太2、2の上に載せることで発熱部3を
施設することができ、従って、短時間のうちに、容易に
施設作業を完了させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による床暖
房装置によれば、根太の間の複数の空間に設置された複
数の暖房パネルの組み合わせを発熱部の構成単位とし、
この構成単位の複数の暖房パネルの間に接続部のない発
熱体を蛇行状に配管し、さらに、これらの暖房パネルを
根太の下側から施設する構成としたため、従来の床暖房
装置のように根太の位置に発熱体の接続部を形成する必
要がない。
【0027】従って、従来の床暖房装置に比べて発熱体
の接続部を減らすことができるので、熱媒体の漏れ等を
招く恐れのある弱点は減少することになり、施設作業も
容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による床暖房装置の実施の形態を示す説
明図。
【図2】図1の床暖房装置の発熱部3の構成を示す斜視
図。
【図3】従来の床暖房装置を示す説明図。
【図4】従来の他の床暖房装置を示す説明図。
【符号の説明】
1 土台 2 根太 3 発熱部 4a、4b、4c 暖房パネル 5 発熱体 6 接続具 7 溝 8 ボード 9 上辺 10 下辺 11 伝熱板 12 基板 13 粘着性アルミニウムテープ 14 フローリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の根太と、前記根太の間に設けられた
    発熱部と、前記発熱部の上に設けられた床材から構成さ
    れる床暖房装置において、 前記発熱部は、前記根太の間の複数の空間に設置された
    複数の暖房パネルの組み合わせを構成単位とし、 前記構成単位は、前記複数の暖房パネルの間を通して蛇
    行状に配管あるいは配線された接続部のない連続した発
    熱体を有し、 前記複数の暖房パネルは、前記根太の下側から施設され
    ることを特徴とする床暖房装置。
  2. 【請求項2】前記複数の暖房パネルは、前記根太の長さ
    方向に見たときに上辺が広くて下辺が狭い台形にそれぞ
    れ構成され、 前記上辺は、前記根太の間隔よりも幅の広い伝熱板を備
    え、 前記伝熱板は、隣り合う前記根太の上に載せられること
    を特徴とする請求項1項記載の床暖房装置。
  3. 【請求項3】前記床材は、前記伝熱板との間に剛性を有
    した基板を介在させて形成されることを特徴とする請求
    項1項記載の床暖房装置。
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