JP2000224742A - 軌道布設用通信ケーブルの支持具 - Google Patents
軌道布設用通信ケーブルの支持具Info
- Publication number
- JP2000224742A JP2000224742A JP11057498A JP5749899A JP2000224742A JP 2000224742 A JP2000224742 A JP 2000224742A JP 11057498 A JP11057498 A JP 11057498A JP 5749899 A JP5749899 A JP 5749899A JP 2000224742 A JP2000224742 A JP 2000224742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving base
- pedestal
- lid
- cover
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
ボルトにより蓋体を締結して、ケーブルの支持作業が能
率的にできるようにする。 【解決手段】 合成樹脂製の型物成形品である受け台1
と受け台1に被着される蓋体2からなり、蓋体2は受け
台1に回動可能に取付けられていると共に、その自由端
部2a側は受け台1上に締結自在とされ、受け台1と蓋
体2には、蓋体2が閉じられたときその対向面部間に通
信ケーブルの支持孔とメッセンジャーワイヤーの支持孔
を連通させて形成できるように、各一対の円弧面部3
a,4a、3b,4bが相対応してそれぞれ設けられて
おり、受け台1の底部1bには受け台1の中間部に前後
方向へ向かって設けられているトンネル部aへ開口した
受け台固定具の挿着孔5が、また挿着孔5に対向してい
る受け台1側の円弧面部3aには受け台固定具操作用の
窓穴6がそれぞれ設けられている。
Description
ケーブル)を始めとして、リニア実験線や新幹線等の車
両軌道に沿って布設される通信ケーブルの支持作業が容
易にできるように改良した、軌道布設用通信ケーブルの
支持具に関する。
ルの支持具としては、例えば、図7に示すように重合で
きる受け台21と蓋体22からなり、受け台21と蓋体
22には対向面部間に通信用ケーブルの挿通孔23とメ
ッセンジャーワイヤーの挿通孔24を連通させて形成で
きるようにした各一対の円弧面部23a,24aと23
b,24bがそれぞれ相対応して設けられており、その
受け台21と蓋体22を一対のアンカーボルト25,2
5によって所定個所に固定できるように構成されてい
る。図中、26は締付け固定用のナットである。
け台21と蓋体22が分割構造であるため、先ずアンカ
ーボルト25,25に受け台21を嵌め、ケーブル(図
示省略)を受け台21上に載せて支えた後、蓋体22を
アンカーボルト25,25に嵌めて受け台21に重合
し、アンカーボルト25,25にナット26を螺合して
締め付け操作をしなければならず、ケーブルの支持作業
は煩雑となる。そして、支持具自体の取扱いにも不便と
なるし、また、コストアップになるという問題があっ
た。本発明はかかる問題を解決したものであって、その
目的は、蓋体が受け台に回動可能に連結していて、ケー
ブルの支持作業が能率的にできるように改良した軌道布
設用通信ケーブルの支持具を提供することにある。
に、本発明の特徴とする軌道布設用通信ケーブルの支持
具は、合成樹脂製の型物成形品である受け台と該受け台
に被着される蓋体からなり、蓋体は受け台に回動可能に
取付けられていると共に、その自由端部側は受け台上に
締結自在とされ、受け台と蓋体には、蓋体が閉じられた
ときその対向面部間に通信ケーブルの支持孔とメッセン
ジャーワイヤーの支持孔を連通させて形成できるよう
に、各一対の円弧面部が相対応してそれぞれ設けられて
おり、受け台の底部には該受け台の中央部に前後方向へ
向かって設けられているトンネル部へ開口した受け台固
定具の挿着孔が、また該挿着孔に対向している受け台側
の円弧面部には受け台固具定操作用の窓穴がそれぞれ設
けられている構成である。
ットによって強固に行なうことができるように、蓋体に
は自由端部寄りに位置して締結用ボルトが挿着されてい
る一方、受け台には該締結用ボルトが螺合できるナット
が固設されており、また、蓋体の自由端部は受け台に設
けられている段落部に接合できる下向きの係合縁に形成
されているのが締結の緊密化を得る上で好ましい。
通信ケーブルの支持具の実施の形態を図面を参照しなが
ら説明する。図1〜図6において、1は受け台、2は受
け台1に被着される蓋体であって、この両部材は何れも
ガラス繊維強化ナイロン等を素材とする合成樹脂製の型
物成形品である。蓋体2は受け台1に回動可能に取付け
られていると共に、その自由端部2a側は受け台1上に
締結自在とされ、また、自由端部2aは受け台1に設け
られている段落部1aに接合できる下向きの係合縁に形
成されている。
きその対向面部間に通信ケーブルの支持孔3とメッセン
ジャーワイヤーの支持孔4を連通させて形成できるよう
に、大小一対の円弧面部3a,4a、3b,4bが相対
応してそれぞれ設けられており、受け台1の底部1bに
は該受け台1の中央部に前後方向へ向かって設けられて
いるトンネル部aへ開口した後記受け台固定具の挿着孔
5が、また該挿着孔5に対向している受け台1側の円弧
面部3aには受け台固定具操作用の窓穴6がそれぞれ設
けられている。7は挿通孔3と挿通孔4の連通部であ
る。
結構造について説明する(特に、図1を参照)。先ず、
受け台1の円弧面部3aには外側の縁辺部8側に中間部
分を除いて下向きのフック状部9,9が連設され、この
フック状部9,9に蓋体2の一端に設けられている軸部
10が下側から掛入しており、蓋体2が回動して開蓋状
態になると、蓋体2の背面側に縦設されている補強用リ
ブ(図示省略したが、中央部のリブ)が受け台1の側面
部1cの中央部分に当接することで、蓋体2を受け台1
に回動可能に支持している。
して締結用ボルト12を挿着する挿着孔11が穿設され
ている一方、受け台1には該締結用ボルト12が螺合で
きるナット13が固設されている。このナット13は受
け台1の成形(インサート成形)時に設けられるもの
で、14はその盲孔である。挿着孔11には、該挿着孔
11に挿着された締結用ボルト12を一時仮止めするた
めに、締結用ボルト12のネジ谷部に係入する一対の突
起11aが相対向した位置に突設されており(図5を参
照)、この突起11aによってケーブルの支持作業前の
開放状態に置かれている蓋体2から締結用ボルト12の
落脱を止できる(図2を参照)。そして、突起11aは
締結用ボルト12の螺進動作で容易に破壊されるので、
締結用ボルト12の締め付け操作に支障を与えない。
設される場所に間隔を置いて予め埋設されているアンカ
ーボルト15と、このアンカーボルト15に螺合させて
用いる締め付け固定用のナット16から成り、先ず、ア
ンカーボルト15を受け台1の挿着孔5に挿通して、ナ
ット16を受け台1の円弧面部3aに設けられている窓
穴6を通してアンカーボルト15に螺合し、ナット16
を締め付ければ、本支持具を簡単に固定できる。そし
て、通信ケーブルを円弧面部3aに、メッセンジャーワ
イヤーを円弧面部4aにそれぞれ載せて支え、蓋体2を
回動して受け台1上に被着して締結具(締結用ボルト1
2とナット13)により締結すれば、本支持具によって
通信ケーブルとメッセンジャーワイヤーを強固に支持で
きる(図3を参照)。
挿着孔11の下側口縁の近くに肉厚く形成されている一
対のスペーサーであって、このスペーサー17は、締結
用ボルト12により蓋体2を締め付けた時、通信ケーブ
ルの過度な締め付けを防止できる部材である。18は受
け台1の四隅部分に理設されている緩衝用のゴム足、1
9はナット16の締め付け後、ナット16の装着部に挿
入される充填材(ゴム等)である。
蓋体が回動可能に連結して構成されているから、梱包や
運搬等に至極便利に取扱うことができる。また、蓋体は
単に1個の締結具を用いるだけで受け台上に締結できる
ため、従来のこの種支持具と異なって蓋体の固定操作が
容易迅速にでき、ケーブルの支持作業は能率よく行なう
ことが可能であり、施工が非常に楽になることは勿論、
コストダウン化もできるものであって、その実用的価値
は多大である。
部材を分離した開蓋状態の斜視図である。
たケーブル支持前の正断面図である。
態の正断面図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂製の型物成形品である受け台と
該受け台に被着される蓋体からなり、蓋体は受け台に回
動可能に取付けられていると共に、その自由端部側は受
け台上に締結自在とされ、受け台と蓋体には、蓋体が閉
じられたときその対向面部間に通信ケーブルの支持孔と
メッセンジャーワイヤーの支持孔を連通させて形成でき
るように、各一対の円弧面部が相対応してそれぞれ設け
られており、上記受け台の底部には該受け台の中央部に
前後方向へ向かって設けられているトンネル部へ開口し
た受け台固定具の挿着孔が、また該挿着孔に対向してい
る受け台側の円弧面部には受け台固定具操作用の窓穴が
それぞれ設けられていることを特徴とする軌道布設用通
信ケーブルの支持具。 - 【請求項2】 蓋体には自由端部寄りに位置して締結用
ボルトが挿着されている一方、受け台には該締結用ボル
トが螺合できるナットが固設されており、蓋体の自由端
部は受け台に設けられている段落部に接合できる下向き
の係合縁に形成されていることを特徴とする請求項1記
載の軌道布設用通信ケーブルの支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05749899A JP3728690B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 軌道布設用通信ケーブルの支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05749899A JP3728690B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 軌道布設用通信ケーブルの支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000224742A true JP2000224742A (ja) | 2000-08-11 |
JP3728690B2 JP3728690B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=13057405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05749899A Expired - Lifetime JP3728690B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 軌道布設用通信ケーブルの支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3728690B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014207739A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 日産自動車株式会社 | 電線固定クリップ |
KR20160087069A (ko) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 방재성 | 터널용 통신 케이블 고정구 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP05749899A patent/JP3728690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014207739A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 日産自動車株式会社 | 電線固定クリップ |
KR20160087069A (ko) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 방재성 | 터널용 통신 케이블 고정구 |
KR101667134B1 (ko) | 2015-01-13 | 2016-10-17 | 방재성 | 터널용 통신 케이블 고정구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3728690B2 (ja) | 2005-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
NZ332728A (en) | Connector, for tying two building structural members together, comprising an anchor receiving member | |
US7162837B1 (en) | Structural member stabilizing system | |
JP2844062B2 (ja) | 単一箇所締着用立バンド | |
JP2000224742A (ja) | 軌道布設用通信ケーブルの支持具 | |
JP3805430B2 (ja) | 配管用スライド金具 | |
JPH09213292A (ja) | バッテリーの取付け装置 | |
JPH1045152A (ja) | 筐体のクランプ構造 | |
JP2001182970A (ja) | 空気調和機用壁面据付装置 | |
JP2000064351A (ja) | 建設機械のタンク固定構造 | |
JPS6225914Y2 (ja) | ||
JP3218343B2 (ja) | 車両荷台における幌シート取付装置 | |
JP2000260407A (ja) | バッテリークランプ | |
JP3862343B2 (ja) | 電気機器収納用箱の取付方法 | |
CA2000909A1 (en) | Sealing cable junctions | |
JPH02110927U (ja) | ||
JPS6036999Y2 (ja) | 隧道用自己支持形ケ−ブル支持具 | |
JPS582797Y2 (ja) | 冷凍コンテナ−等の積荷緊締金具 | |
JP2539245Y2 (ja) | デッキプレート用天井吊り金具 | |
JP3817346B2 (ja) | 天井吊ボルト連結金具 | |
JPH0333156Y2 (ja) | ||
JPH0719905Y2 (ja) | ドアミラーの組付構造 | |
JPH0441735Y2 (ja) | ||
JP3262226B2 (ja) | キャスタの取付構造 | |
JPH09331606A (ja) | キュービクルの補強構造 | |
JP2918819B2 (ja) | 通信線等の吊架用のメッセンジャーワイヤに対する分岐線の取付具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20031126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050921 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081014 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081014 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131014 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |