JP2000222807A - 情報記録及び/又は再生装置 - Google Patents

情報記録及び/又は再生装置

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JP2000222807A
JP2000222807A JP11022544A JP2254499A JP2000222807A JP 2000222807 A JP2000222807 A JP 2000222807A JP 11022544 A JP11022544 A JP 11022544A JP 2254499 A JP2254499 A JP 2254499A JP 2000222807 A JP2000222807 A JP 2000222807A
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eject knob
knob
connecting member
floppy disk
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Masayoshi Morikawa
正義 森川
Asayuki Kubodera
朝之 窪寺
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体がローディング位置に装着され
ているローディング状態では、ユーザがイジェクトツマ
ミを誤操作できないようにする。 【解決手段】 装置本体22に設けられ且つフロッピィ
ディスク4が出し入れされるディスク挿入口23と、こ
のディスク挿入口23から装置本体22内に挿入される
フロッピィディスク4をディスク挿入口23とフロッピ
ィディスク4に対する情報信号の記録及び再生が行われ
るローディング位置との間に搬送するローディング機構
と、このローディング機構に連動して装置本体22から
出没するように設けられるイジェクトツマミ26と、を
備えた情報記録及び/又は再生装置に関する。イジェク
トツマミ26を、ローディング機構に連動する連結部材
25の先端部に回動可能に連結して設けると共に、フロ
ッピィディスク4のローディング時、イジェクトツマミ
26を連結部材25の移動方向と交差する方向に偏倚さ
せてイジェクトツマミ26でディスク挿入口23の少な
くとも一部を閉じる捩りコイルバネ28を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメ
ラ、電子ビデオカメラ、電子ブックプレーヤその他の電
子機器に使用される情報記録及び/又は再生装置に関
し、特に、情報記録媒体を装置本体の媒体挿入口とロー
ディング位置との間に搬送するローディング機構に連動
して装置本体に対して出没自在に構成されたイジェクト
ツマミに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、情報信号の記録(書込
み)及び/又は再生(読出し)を行う情報記録及び/又
は再生装置が使用されている電子機器としては、例え
ば、図12〜図15に示すようなものが知られている。
【0003】図12は、この種の電子機器の第1の例
(以下「第1の従来例」という。)として示すフロッピ
ィディスクドライブ装置の斜視図である。このフロッピ
ィディスクドライブ装置(以下「FDD装置」とい
う。)1は、長方形の薄い筐体からなる装置本体2を備
えている。装置本体2の正面の略中央部には、横方向に
長く延びた細長の媒体挿入口3が開口されている。この
装置本体2の内部には、図示しないが、フロッピィディ
スク4に内蔵されている磁気ディスクをチャッキングし
て回転駆動するディスク回転駆動機構、所定速度で回転
される磁気ディスクに対して情報信号の書込み又は読出
しを行う記録再生ヘッド機構及びフロッピィディスク4
を搬送するローディング機構等が配設されている。
【0004】ローディング機構は、媒体挿入口3から挿
入されるフロッピィディスク4をローディング位置まで
搬送したり、ローディング位置にあるフロッピィディス
ク4を媒体挿入口3に搬送するものである。このローデ
ィング機構には連結部材5が、互いに連動するように設
けられている。この連結部材5の先端部にはイジェクト
ツマミ5aが一体に設けられている。このイジェクトツ
マミ5aは、ローディング機構に連動して装置本体2の
前面から出没自在とされている。
【0005】即ち、図12に示すように、フロッピィデ
ィスク4がローディング位置に搬送されたローディング
状態では、イジェクトツマミ5aは装置本体2の前面か
ら所定量突出されている。このイジェクトツマミ5aを
装置本体2内に押し込むことにより、ローディング機構
が連動されてフロッピィディスク4が排出される。この
フロッピィディスク4が排出されたアンローディング状
態では、イジェクトツマミ5aは装置本体2の前面内に
埋没される。
【0006】図13は、この種の電子機器の第2の例
(以下「第2の従来例」という。)として示す電子スチ
ルカメラの要部を示す斜視図である。この電子スチルカ
メラ6は、撮影した画像を直接デジタル信号として取り
込み、電子的なファイルで保存できるようにしたもので
ある。図13に示すように、電子スチルカメラ6の媒体
挿入口8は、カメラ本体7の側面に開口するように設け
られている。この媒体挿入口8は蓋体9によって開閉可
能に構成されていて、その蓋体9はヒンジ継手10によ
ってカメラ本体7に回動自在に取り付けられている。
【0007】この電子スチルカメラ6に内蔵されている
情報信号の記録再生装置は、図示しないローディング機
構を備えている。このローディング機構には、互いに連
動する連結部材11が設けられている。この連結部材1
1の先端部にはイジェクトツマミ11aが一体に設けら
れている。従って、イジェクトツマミ11aは、ローデ
ィング機構に連動してカメラ本体7の側面から出没自在
とされている。このイジェクトツマミ11aは、蓋体9
を閉じたときにこの蓋体9により覆われてカメラ本体7
内に収納される。このイジェクトツマミ11aをカメラ
本体7内に押し込むことにより、ローディング機構に連
動して情報記録媒体が媒体挿入口8から排出される。
【0008】また、図14及び図15は、この種の電子
機器の第3の例(以下「第3の従来例」という。)とし
て示す電子ブックプレーヤの要部を示す斜視図である。
この電子ブックプレーヤ14は、情報記録媒体としてパ
ーソナルコンピュータ・メモリカード(以下「PCカー
ド」という。)を使用して、様々な情報を提供するよう
にしたものである。この電子ブックプレーヤ14の媒体
挿入口16は、プレーヤ本体15の側面に開口するよう
に設けられている。この媒体挿入口16の内側に配設さ
れる図示しない情報記録再生装置は、PCカードのロー
ディング機構に連動する連結部材17を備えている。
【0009】連結部材17は、先端部に連結されたイジ
ェクトツマミ17aを有している。このイジェクトツマ
ミ17aは、ヒンジ継手によって90°に折り曲げ可能
とされていて、90°に折り曲げた状態においてイジェ
クトツマミ17aは、図14に示すように、プレーヤ本
体15に設けたツマミ収納部18に収納可能とされてい
る。このイジェクトツマミ17aを引き起こすことによ
り、図15に示すように、イジェクトツマミ17aがプ
レーヤ本体15の前方に突出される。このイジェクトツ
マミ17aをプレーヤ本体15内に押し込むことによ
り、ローディング機構の作動を介して情報記録媒体が媒
体挿入口16から排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の情報記録再生装置においては、図12に
示した第1の従来例の場合、フロッピィディスク4が装
着されたローディング状態では、イジェクトツマミ5a
が装置本体2の前面から前方に突出されていた。そのた
め、ローディング状態においてイジェクトツマミ5aの
操作が可能であったことから、ユーザが誤ってイジェク
トツマミ5aを操作するおそれがあるという課題があっ
た。
【0011】また、図13に示した第2の従来例の場合
には、媒体挿入口8と共にイジェクトツマミ11aを覆
うことができる蓋体9が設けられていて、蓋体9を閉じ
たときにはイジェクトツマミ11aがカメラ本体7内に
収納される構成となっていた。そのため、蓋体9を閉じ
た状態ではイジェクトツマミ11aの誤操作を生ずるお
それはないが、イジェクトツマミ11aと蓋体9とが別
個独立の部材で構成されていたことから、使用される部
品数が多くて不経済であるばかりでなく、装置全体が大
型化されるという課題があった。
【0012】更に、図14及び図15に示した第3の従
来例の場合には、連結部材17の先端部にイジェクトツ
マミ17aが折り曲げ可能に連結されていて、このイジ
ェクトツマミ17aを90°に折り曲げた状態でツマミ
収納部18に収納可能とされていた。そのため、イジェ
クトツマミ17aを引き起こすことによってイジェクト
ツマミ17aがプレーヤ本体15の前方に突出され、こ
の状態でユーザがイジェクトツマミ17aを誤操作する
おそれがあるという課題があった。
【0013】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、情報記録媒体がローディング位置に装
着されているローディング状態では、イジェクトツマミ
が自動的に倒れてユーザが誤操作できない構成とするこ
とにより、上記課題を解決することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、本発明の請求項1
記載の情報記録及び/又は再生装置は、装置本体に設け
られ且つ情報記録媒体が出し入れされる媒体挿入口と、
この媒体挿入口から装置本体内に挿入される情報記録媒
体を媒体挿入口と情報記録媒体に対する情報信号の記録
及び/又は再生が行われるローディング位置との間に搬
送するローディング機構と、このローディング機構に連
動して装置本体から出没するように設けられるイジェク
トツマミと、を備えた情報記録及び/又は再生装置にお
いて、イジェクトツマミを、ローディング機構に連動す
る連結部材の先端部に回動可能に連結して設けると共
に、情報記録媒体のローディング時、イジェクトツマミ
を連結部材の移動方向と交差する方向に偏倚させてイジ
ェクトツマミで媒体挿入口の少なくとも一部を閉じる弾
性部材を設けたことを特徴としている。
【0015】本発明の請求項2記載の情報記録及び/又
は再生装置は、イジェクトツマミは、ヒンジ継手を介し
て連結部材に回動可能に連結すると共に、ヒンジ継手の
回動中心上に装着される捩りコイルバネでイジェクトツ
マミを付勢するようにしたことを特徴としている。
【0016】本発明の請求項3記載の情報記録及び/又
は再生装置は、イジェクトツマミは、媒体挿入口の略全
体を覆うことができる大きさに形成したことを特徴とし
ている。
【0017】本発明の請求項4記載の情報記録及び/又
は再生装置は、イジェクトツマミには、情報記録媒体の
ローディング時に媒体挿入口の表面に露出されて情報記
録媒体の状態を表示する状態表示部を設けたことを特徴
としている。
【0018】上述のように構成したことにより、本発明
の請求項1記載の情報記録及び/又は再生装置では、媒
体挿入口から情報記録媒体を挿入してローディングする
ことにより、連結部材の先端部に回動可能に連結して設
けられたイジェクトツマミが、弾性部材のバネ力により
媒体挿入口の少なくとも一部を閉じるように連結部材の
移動方向と交差する方向に偏倚される。そのため、ロー
ディング時においてはイジェクトツマミが媒体挿入口内
に入り込むことから、ユーザによるイジェクトツマミの
誤操作を防止することができる。
【0019】本発明の請求項2記載の情報記録及び/又
は再生装置では、ヒンジ継手を介して連結部材に回動可
能に連結されたイジェクトツマミを捩りコイルバネで付
勢することにより、ローディング時、イジェクトツマミ
を偏倚させて媒体挿入口の少なくとも一部を閉じて、ユ
ーザによるイジェクトツマミの誤操作を防止することが
できる。
【0020】本発明の請求項3記載の情報記録及び/又
は再生装置では、イジェクトツマミで媒体挿入口の略全
体を覆うことにより、このイジェクトツマミを蓋体とし
て用いて埃や塵等の侵入を防止することができる。
【0021】本発明の請求項4記載の情報記録及び/又
は再生装置では、ローディング状態等を状態表示部に表
示することにより、その状態をユーザに分かりやすく知
らせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1〜図6は、本発明の第1の実
施例を示すもので、電子機器の第1の具体例を示すFD
D装置に適用したものである。即ち、図1は本発明の第
1の実施例に係るFDD装置を示す斜視図、図2は図1
の状態からイジェクトツマミを引き起こした状態を示す
斜視図、図3は図2の状態からイジェクトツマミを押し
込んだ状態を示す斜視図、図4は図3の状態からフロッ
ピィディスクを半分程度挿入した状態を示す斜視図、図
5は図4の状態からフロッピィディスクを完全に挿入し
た状態を示す斜視図、図6は図5の状態からフロッピィ
ディスクを排出する動作を説明する斜視図である。
【0023】また、図7〜図11は、本発明の第2の実
施例を示すもので、電子機器の第2の具体例を示す電子
ビデオカメラに適用したものである。即ち、図7は本発
明の第2の実施例に係る電子ビデオカメラの媒体挿入口
を示す斜視図、図8は図7の状態からイジェクトツマミ
を引き起こした状態を示す斜視図、図9はイジェクトツ
マミを押し込んだ後PCカードを挿入する状態を示す斜
視図、図10は図9の状態からPCカードを半分程度挿
入した状態を示す斜視図、図11はPCカードを挿入し
た後イジェクトツマミが閉じられる状態を示す斜視図で
ある。
【0024】本発明の第1の実施例に係るFDD装置2
1は、フロッピィディスク4を情報記録媒体として使用
して、情報信号の記録(書込み)及び再生(読出し)の
双方を行うことができるようにした情報記録及び/又は
再生装置の第1の具体例を示すものである。このFDD
装置21は、図1〜図6に示すように、長方形の薄い筐
体からなる装置本体22を備えている。この装置本体2
2の前面である正面の略中央部には、横方向に長く延び
た細長の媒体挿入口の第1の具体例を示すディスク挿入
口23が開口されている。このディスク挿入口23を介
して装置本体22に対して、情報記録媒体の第1の具体
例を示すフロッピィディスク4が出し入れされる。
【0025】この装置本体22の内部には、図示しない
が、ディスク回転駆動機構と記録再生ヘッド機構とロー
ディング機構等が配設されている。ディスク回転駆動機
構は、ディスク挿入口23から挿入されたフロッピィデ
ィスク4に内蔵されている磁気ディスクをチャッキング
するターンテーブルを有し、このターンテーブルをスピ
ンドルモータによって回転駆動するものである。また、
記録再生ヘッド機構は、ディスク回転駆動機構により所
定速度(例えば、線速度一定)で回転駆動される磁気デ
ィスクの情報記録面に臨む磁気ヘッドを有し、この磁気
ヘッドを情報記録面に沿って半径方向内側から外側へ移
動させると共に、この移動時に情報記録面に対して情報
信号の書込み又は読出しを行うものである。更に、ロー
ディング機構は、ディスク挿入口23とターンテーブル
との間にフロッピィディスク4を搬送するもので、ディ
スク挿入口23から挿入されるフロッピィディスク4を
ターンテーブルに装着したり、ターンテーブルに装着さ
れているフロッピィディスク4をディスク挿入口23か
ら装置外部に排出するものである。
【0026】ディスク挿入口23は、フロッピィディス
ク4の正面側の大きさよりも若干大きく形成されてお
り、その正面側からフロッピィディスク4が挿入され
る。このディスク挿入口23の上下縁の略中央部には、
ユーザの指先が入り込むよう凹側の曲面とされた上下の
切欠き部24a,24bが設けられている。この切欠き
部24a,24bの一側に、ローディング機構に連動す
る連結部材25及びイジェクトツマミ26が配置されて
いる。
【0027】連結部材25は、装置本体22の前後方向
に延びるように配置された板状の部材によって形成され
ている。この連結部材25は、図示しないが、装置本体
側の部材により前後方向へ移動可能に支持されていると
共に、ローディング機構の動作に連動して前後方向へス
ライド動作するように構成されている。この連結部材2
5の先端部に、イジェクトツマミ26がヒンジ継手27
を介して回動自在に連結されている。
【0028】即ち、連結部材25の先端部には、その幅
方向の両端部に一対の軸支持部25a,25aが設けら
れている。これに対して、イジェクトツマミ26の後端
部には、一対の軸支持部25a,25aの内側に入り込
む一対の軸受部26a,26aが設けられている。一対
の軸支持部25a,25aの間に一対の軸受部26a,
26aを介在させ、この状態で軸心部に支持軸27を挿
通する。これによりヒンジ手段が構成され、このヒンジ
手段を介して、イジェクトツマミ26と連結部材25が
回動自在に連結されている。
【0029】更に、一対の軸受部26a,26aの間に
は、弾性部材の一具体例を示す捩りコイルバネ28が介
在されている。捩りコイルバネ28のコイル部には、上
述した支持軸27が挿通されている。この捩りコイルバ
ネ28のコイル部の一端に連続する一方の弾性片28a
は、連結部材25に設けたバネ受け片25bに係合され
ている。また、捩りコイルバネ28のコイル部の他端に
連続する他方の弾性片28bは、イジェクトツマミ26
に設けた図示しないバネ受け片に係合されている。
【0030】この捩りコイルバネ28のバネ力により付
勢されて、図1等に示すように、連結部材25が延在す
る方向に対してイジェクトツマミ26の面方向が略直交
する方向へ向くように構成されている。この捩りコイル
バネ28のバネ力に抗して、イジェクトツマミ26を略
90°回動させることにより、図2等に示すように、イ
ジェクトツマミ26の面方向が連結部材25の延在する
方向と略平行する方向へ向くようになる。
【0031】このイジェクトツマミ26の、装置本体2
2の前面に露出される部分には、挿入されたフロッピィ
ディスク4の状態を表示する状態表示部26bが設けら
れている。この状態表示部26bには、例えば、図5に
示すように「ディスクが入っています。」等のフロッピ
ィディスク4に関する状態を印刷、刻印、シール貼付等
の表示手段によって表示する。
【0032】このようなイジェクトツマミ26及び連結
部材25の先端部をディスク挿入口23に配置するた
め、装置本体22の前面には、ディスク挿入口23に連
続する切欠き部29が設けられている。この切欠き部2
9は、ディスク挿入口23の上縁の一側に配置されてい
る。
【0033】このような構成を有するFDD装置21の
イジェクトツマミ26によれば、例えば、次のようにし
てフロッピィディスク4の挿入又は排出動作を実行する
ことができる。
【0034】まず、FDD装置21にフロッピィディス
ク4を挿入する場合について説明する。フロッピィディ
スク4を挿入する前のFDD装置21は、図1及び図5
に示すような状態になっている。従って、ディスク挿入
口23の一部にはイジェクトツマミ26が配置されてい
るため、このままの状態ではフロッピィディスク4をデ
ィスク挿入口23に挿入することができない。
【0035】この状態から、ユーザがイジェクトツマミ
26を90°引き起こすようにする。この作業は、例え
ば、ユーザがディスク挿入口23に指を挿入してイジェ
クトツマミ26の側部に指先を引っ掛けた後、支持軸2
7を中心にして捩りコイルバネ28のバネ力に抗してイ
ジェクトツマミ26を引き上げる。そして、イジェクト
ツマミ26を上方へ略90°回動させる。このイジェク
トツマミ26を略90°回動させた状態が、図2に示す
ものである。
【0036】次に、イジェクトツマミ26の先端部を押
圧することにより、イジェクトツマミ26及び連結部材
25を装置本体22内に没入させる。この連結部材25
等のスライド動作により、図示しないローディング機構
が連動されてフロッピィディスク4の挿入動作が可能と
なる。そこで、装置本体22のディスク挿入口23にフ
ロッピィディスク4を臨ませる。この状態が、図3に示
すものである。
【0037】次に、図4に示すように、フロッピィディ
スク4をディスク挿入口23に挿入する。この際、捩り
コイルバネ28のバネ力によりイジェクトツマミ26に
は、これを90°回動させようとする付勢力が付与され
ているが、その回動運動が装置本体側の部材によって制
限されているため、イジェクトツマミ26は連結部材2
5に追従して真っ直ぐ後方へ移動される。
【0038】このフロッピィディスク4を装置本体22
内に完全に挿入することにより、ローディング機構の作
動を介してフロッピィディスク4が所定位置にセットさ
れる。その結果、図示しないが、フロッピィディスク4
に内蔵されている磁気ディスクがディスク回転駆動機構
のターンテーブルにチャッキングされると共に、フロッ
ピィディスク4のシャッタが開かれて磁気ディスクの情
報記録面に記録再生ヘッド機構の磁気ヘッドが接近す
る。これにより、磁気ディスクの情報記録面に対する情
報信号の書込み又は読出しが可能となる。
【0039】このように、フロッピィディスク4が所定
位置にセットされる際又はその前後に、ローディング機
構の作動に連動して連結部材25が前方に押圧される。
これにより、連結部材25の先端部に連結されているイ
ジェクトツマミ26が装置本体22の前面に押し出され
る。そして、捩りコイルバネ28のバネ力によってイジ
ェクトツマミ26が下方へ90°回動偏倚される。その
結果、図1及び図5に示すように、イジェクトツマミ2
6の平面が連結部材25の延在方向と略90°回転偏倚
した状態となる。
【0040】これにより、ディスク挿入口23の一部が
イジェクトツマミ26によって閉じられる。そのため、
誤って他のフロッピィディスク4を更にディスク挿入口
23から挿入する誤操作が防止される。しかも、イジェ
クトツマミ26は、面方向に倒れてディスク挿入口23
内に没入されるため、イジェクトツマミ26を押圧して
フロッピィディスク4を排出させる誤操作が防止され
る。更に、イジェクトツマミ26の表面に現れる状態表
示部26bには、例えば「ディスクが入っています。」
というような情報記録媒体に関する状態が表示される。
従って、この表示をユーザが見ることにより、フロッピ
ィディスク4の有無等をユーザが視覚によって認識する
ことができる。
【0041】次に、FDD装置21からフロッピィディ
スク4を排出する場合について説明する。この場合に
は、まず、図6に示すように、ユーザが指先を引っ掛け
る等してイジェクトツマミ26を引き起こす。これによ
り、イジェクトツマミ26の平面が連結部材25の平面
と略同一面上に一致される。次に、イジェクトツマミ2
6の先端部を押圧してイジェクトツマミ26及び連結部
材25を装置本体22内に没入させる。このイジェクト
ツマミ26及び連結部材25のスライド動作により、図
示しないローディング機構が連動され、フロッピィディ
スク4がディスク挿入口23から装置外部に排出され
る。これにより、図3に示すように、他のフロッピィデ
ィスク又は排出されたフロッピィディスク4の再度の挿
入動作が可能となる。
【0042】また、フロッピィディスク4が排出された
状態(図3を参照)から、イジェクトツマミ26を再度
押圧することにより、イジェクトツマミ26及び連結部
材25が前方に押し出される。これにより、イジェクト
ツマミ26が上方から下方に移動されてディスク挿入口
23内に入り込む。その結果、図1及び図5に示すよう
に、ディスク挿入口23の一部がイジェクトツマミ26
によって閉じられる。
【0043】図7〜図11に示すように、本発明の第2
の実施例に係る情報記録及び/又は再生装置は、一般に
「メモリスティック」と呼ばれている情報記録媒体を使
用して画像処理や情報処理を行うようにした電子スチル
カメラや電子ビデオカメラ或いはパーソナルコンピュー
タ等の電子機器の要部を示すものである。この種の電子
機器の装置本体32には、メモリスティック40が出し
入れされるスティック挿入口33が設けられている。こ
のスティック挿入口33を介して装置本体32に対し
て、情報記録媒体の第2の具体例を示すメモリスティッ
ク40が挿入及び排出される。
【0044】このスティック挿入口33は媒体挿入口の
第2の実施例を示すもので、横方向に延びた細長の開口
部からなっている。このスティック挿入口33の上部に
は、スティック挿入口33の蓋体を兼ねたイジェクトツ
マミ36と連結部材35とが配置されている。この連結
部材35及びイジェクトツマミ36は、上述した連結部
材25及びイジェクトツマミ26と同様の構成を有して
おり、同じくヒンジ手段により連結されて90°の角度
範囲で回動自在に構成されている。
【0045】即ち、連結部材35の先端部には、その幅
方向の両端部に一対の軸支持部35a,35aが設けら
れている。これに対して、イジェクトツマミ36の後端
部には、一対の軸支持部35a,35aの内側に入り込
む一対の軸受部36a,36aが設けられている。一対
の軸支持部35a,35aの間に一対の軸受部36a,
36aを介在させ、この状態で軸心部に支持軸37を挿
通する。これによりヒンジ手段が構成され、このヒンジ
手段を介してイジェクトツマミ36と連結部材35が回
動自在に連結されている。
【0046】更に、一対の軸受部36a,36aの間に
は、同じく捩りコイルバネ38が介在されている。この
捩りコイルバネ38のコイル部には、支持軸37が挿通
されている。この捩りコイルバネ38のコイル部の一端
に連続する一方の弾性片38aは、連結部材35に設け
たバネ受け片に係合されている。また、捩りコイルバネ
38のコイル部の他端に連続する他方の弾性片38b
は、イジェクトツマミ36に設けたバネ受け片に係合さ
れている。
【0047】イジェクトツマミ36は捩りコイルバネ3
8のバネ力により付勢されて、図7に示すように、連結
部材35が延在する方向に対してイジェクトツマミ36
の面方向が略直交する方向へ向くように構成されてい
る。この捩りコイルバネ38のバネ力に抗して、イジェ
クトツマミ36を略90°回動させることにより、図8
等に示すように、イジェクトツマミ36の面方向が連結
部材35の延在する方向と略平行する方向へ向くように
なる。
【0048】このイジェクトツマミ36の、装置本体3
2の前面に露出される部分には、メモリスティック40
に関連した情報を表示する状態表示部36bが設けられ
ている。この状態表示部36bには、例えば、図7に示
すように「メモリスティック挿入口」等のメモリスティ
ック40に関する状態を印刷、刻印、シール貼付等の表
示手段によって表示する。また、ディスク挿入口33の
下縁の略中央部には、ユーザの指先が入り込むよう凹側
の曲面とされた切欠き部34が設けられている。他の構
成は、上述した第1の実施例と同様である。
【0049】このような構成を有する電子機器のイジェ
クトツマミ36によれば、例えば、次のようにしてメモ
リスティック40の挿入又は排出動作を実行することが
できる。
【0050】まず、装置本体32にメモリスティック4
0を挿入する場合について説明する。メモリスティック
40を挿入する前の装置本体32は、図7に示すような
状態になっている。従って、スティック挿入口33の全
体はイジェクトツマミ36によって閉じられており、こ
のままの状態ではメモリスティック40をスティック挿
入口33に挿入することができない。
【0051】この状態から、ユーザがイジェクトツマミ
36を90°引き起こすようにする。この作業は、例え
ば、ユーザが切欠き部34に指を挿入してイジェクトツ
マミ36の下縁部に指先を引っ掛けた後、支持軸37を
中心にして捩りコイルバネ38のバネ力に抗してイジェ
クトツマミ36を引き上げる。そして、イジェクトツマ
ミ36を上方へ略90°回動させ、連結部材35と略同
一面上に延在させる。この状態が、図8に示すものであ
る。
【0052】その後、イジェクトツマミ36の先端部を
押圧することにより、イジェクトツマミ36及び連結部
材35を装置本体32内に没入させる。この連結部材3
5等のスライド動作により、図示しないローディング機
構が連動されてメモリスティック40の挿入動作が可能
となる。そこで、装置本体32のスティック挿入口33
にメモリスティック40を臨ませる。この状態が、図9
に示すものである。
【0053】次に、図10に示すように、メモリスティ
ック40をスティック挿入口33に挿入する。この際、
捩りコイルバネ38のバネ力によりイジェクトツマミ3
6には、これを90°回動させようとする付勢力が付与
されているが、その回動運動が装置本体側の部材によっ
て制限されているため、イジェクトツマミ36は連結部
材35に追従して真っ直ぐ挿入される。そして、メモリ
スティック40を装置本体32内に完全に挿入すること
により、ローディング機構の作動を介してメモリスティ
ック40が所定位置にセットされる。これにより、メモ
リスティック40に対する情報の読出し及び書込みが可
能となる。
【0054】このように、メモリスティック40が所定
位置にセットされる際又はその前後に、ローディング機
構の作動に連動して連結部材35が前方に押圧される。
これにより、連結部材35の先端部に連結されているイ
ジェクトツマミ36が装置本体32の前面に押し出され
る。そして、捩りコイルバネ38のバネ力により、図1
1に示すように、イジェクトツマミ36が下方へ90°
回動偏倚される。その結果、イジェクトツマミ36の平
面が連結部材35の延在方向に対して略90°回転偏倚
した状態となる。
【0055】これにより、スティック挿入口33の全体
がイジェクトツマミ36によって閉じられる。そのた
め、誤って他のメモリスティックを更にスティック挿入
口33から挿入する誤操作を防止することができる。し
かも、イジェクトツマミ36は、面方向に倒れてスティ
ック挿入口33内に没入されるため、イジェクトツマミ
36を押圧してメモリスティック40を排出させる誤操
作を防止することができる。また、スティック挿入口3
3の全体がイジェクトツマミ36によって覆われるた
め、スティック挿入口33から装置本体32内に塵や埃
等が侵入するのを防止することができる。
【0056】次に、装置本体32からメモリスティック
40を排出する場合について説明する。この場合には、
まず、図7に示すように、ユーザが指先を引っ掛ける等
してイジェクトツマミ36を引き起こす。これにより、
イジェクトツマミ36の平面が連結部材35の平面と略
同一面上に一致される。
【0057】次に、イジェクトツマミ36の先端部を押
圧してイジェクトツマミ36及び連結部材35を装置本
体32内に没入させる。このイジェクトツマミ36及び
連結部材35のスライド動作により、図示しないローデ
ィング機構が連動され、メモリスティック40がスティ
ック挿入口33から装置外部に排出される。これによ
り、図9に示すように、他のメモリスティック40又は
排出されたメモリスティック40の再度の挿入動作が可
能となる。
【0058】また、メモリスティック40が排出された
状態(図10を参照)から、イジェクトツマミ36を再
度押圧することにより、イジェクトツマミ36及び連結
部材35が前方に押し出される。これにより、イジェク
トツマミ36が上方から下方に移動されてスティック挿
入口33に重なり合う。その結果、図7に示すように、
スティック挿入口33の全体がイジェクトツマミ36に
よって閉じられる。
【0059】このとき、イジェクトツマミ36の表面に
現れる状態表示部36bにより、例えば「メモリスティ
ック挿入口」というような情報記録媒体に関する情報が
表示される。従って、この表示をユーザが見ることによ
り、メモリスティック40を挿入すべき位置がここであ
ることをユーザが視覚によって認識することができる。
【0060】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、上記実施の例におい
ては、この情報記録及び/又は再生装置が使用される電
子機器の具体例としてFDD装置や電子スチルカメラ、
電子ビデオカメラ及び電子ブックプレーヤに適用した例
について説明したが、情報記録及び/又は再生装置が使
用されるものであれば他の電子機器に適用できることは
勿論である。更に、上記実施例では、情報信号の記録及
び再生の双方が可能な電子機器に適用した例について説
明したが、情報信号の記録のみ又は再生のみが可能な電
子機器に用いることもできる。
【0061】また、上記実施例では、情報記録媒体とし
てフロッピィディスク4及びメモリステッィク40を使
用した例について説明したが、例えば、PCメモリカー
ド、MD(ミニディスク)、テープカセットその他の情
報記録媒体を使用できることは勿論である。更に、弾性
部材として捩りコイルバネ28,38を用いた例につい
て説明したが、例えば、板バネ等のように他の弾性部材
を用いることもできる。このように、本発明は、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の情報記録及び/又は再生装置によれば、媒体挿入
口から情報記録媒体を挿入してローディングすることに
より、連結部材の先端部に回動可能に連結して設けられ
たイジェクトツマミが、弾性部材のバネ力により媒体挿
入口の少なくとも一部を閉じるように連結部材の移動方
向と交差する方向に偏倚させる構成とした。そのため、
ローディング時にはイジェクトツマミが媒体挿入口内に
入り込むことから、ユーザによるイジェクトツマミの誤
操作を確実に防止することができるという効果を得るこ
とができる。
【0063】本発明の請求項2記載の情報記録及び/又
は再生装置によれば、ヒンジ継手を介して連結部材に回
動可能に連結されたイジェクトツマミを捩りコイルバネ
で付勢する構成としたため、ローディング時、イジェク
トツマミを偏倚させて媒体挿入口の少なくとも一部を閉
じて、ユーザによるイジェクトツマミの誤操作を防止す
ることができるという効果を得ることができる。
【0064】本発明の請求項3記載の情報記録及び/又
は再生装置によれば、イジェクトツマミで媒体挿入口の
略全体を覆う構成としたため、イジェクトツマミを蓋体
として用いて埃や塵等の侵入を防止することができると
いう効果を得ることができる。
【0065】本発明の請求項4記載の情報記録及び/又
は再生装置によれば、ローディング状態等を状態表示部
に表示する構成としたため、情報記録媒体に関する情報
をユーザに分かりやすく知らせることができるという効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第1の
実施例に係るフロッピィディスクドライブ装置を示す外
観斜視図である。
【図2】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第1の
実施例に係るフロッピィディスクドライブ装置を示すも
ので、イジェクトツマミを引き起こした状態の斜視図で
ある。
【図3】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第1の
実施例に係るフロッピィディスクドライブ装置を示すも
ので、イジェクトツマミを装置本体内に押し込んだ状態
の斜視図である。
【図4】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第1の
実施例に係るフロッピィディスクドライブ装置を示すも
ので、フロッピィディスクを装置本体内に挿入している
状態の斜視図である。
【図5】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第1の
実施例に係るフロッピィディスクドライブ装置を示すも
ので、フロッピィディスクを装置本体内に挿入した状態
の正面図である。
【図6】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第1の
実施例に係るフロッピィディスクドライブ装置を示すも
ので、フロッピィディスクを装置本体内から排出する状
態の斜視図である。
【図7】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第2の
実施例に係る電子ビデオカメラ等の電子機器の要部を示
す斜視図である。
【図8】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第2の
実施例に係る電子ビデオカメラ等の電子機器の要部を示
すもので、イジェクトツマミを引き起こした状態の斜視
図である。
【図9】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第2の
実施例に係る電子ビデオカメラ等の電子機器の要部を示
すもので、メモリスティックを装置本体内に挿入する状
態の斜視図である。
【図10】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第2
の実施例に係る電子ビデオカメラ等の電子機器の要部を
示すもので、メモリスティックを装置本体内に挿入して
いる状態の斜視図である。
【図11】本発明の情報記録及び/又は再生装置の第2
の実施例に係る電子ビデオカメラ等の電子機器の要部を
示すもので、メモリスティックを装置本体内に挿入した
状態の斜視図である。
【図12】従来の情報記録及び/又は再生装置の第1の
例を示す斜視図である。
【図13】従来の情報記録及び/又は再生装置の第2の
例の要部を示すもので、蓋体を開いた状態の斜視図であ
る。
【図14】従来の情報記録及び/又は再生装置の第3の
例の要部を示すもので、イジェクトツマミを引き起こす
前の状態の斜視図である。
【図15】従来の情報記録及び/又は再生装置の第3の
例の要部を示すもので、イジェクトツマミを引き起こし
た状態の斜視図である。
【符号の説明】
4 フロッピィディスク(情報記録媒体)、 21 フ
ロッピィディスクドライブ装置(電子機器)、 22,
32 装置本体、 23 ディスク挿入口(媒体挿入
口)、 25,35 連結部材、 26,36 イジェ
クトツマミ、 27,37 支持軸、 28,38 捩
りコイルバネ(弾性部材)、 33 スティック挿入口
(媒体挿入口)、 40 メモリスティック(情報記録
媒体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に設けられ且つ情報記録媒体が
    出し入れされる媒体挿入口と、 上記媒体挿入口から上記装置本体内に挿入される情報記
    録媒体を当該媒体挿入口と当該情報記録媒体に対する情
    報信号の記録及び/又は再生が行われるローディング位
    置との間に搬送するローディング機構と、 上記ローディング機構に連動して上記装置本体から出没
    するように設けられるイジェクトツマミと、を備えた情
    報記録及び/又は再生装置において、 上記イジェクトツマミを、上記ローディング機構に連動
    する連結部材の先端部に回動可能に連結して設けると共
    に、上記情報記録媒体のローディング時、上記イジェク
    トツマミを上記連結部材の移動方向と交差する方向に偏
    倚させて当該イジェクトツマミで上記媒体挿入口の少な
    くとも一部を閉じる弾性部材を設けたことを特徴とする
    情報記録及び/又は再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報記録及び/又は再生
    装置において、 上記イジェクトツマミは、ヒンジ継手を介して上記連結
    部材に回動可能に連結すると共に、上記ヒンジ継手の回
    動中心上に装着される捩りコイルバネで当該イジェクト
    ツマミを付勢するようにしたことを特徴とする情報記録
    及び/又は再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報記録及び/又は再生
    装置において、 上記イジェクトツマミは、上記媒体挿入口の略全体を覆
    うことができる大きさに形成したことを特徴とする情報
    記録及び/又は再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報記録及び/又は再生
    装置において、 上記イジェクトツマミには、上記情報記録媒体のローデ
    ィング時に上記媒体挿入口の表面に露出されて当該情報
    記録媒体の状態を表示する状態表示部を設けたことを特
    徴とする情報記録及び/又は再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113739466A (zh) * 2021-08-30 2021-12-03 江苏凯德电控科技有限公司 一种自锁弹出开关装置、自动制冰装置及冰箱

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