JP2000220253A - コンクリ―ト補強金属線固定具 - Google Patents
コンクリ―ト補強金属線固定具Info
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- JP2000220253A JP2000220253A JP11139053A JP13905399A JP2000220253A JP 2000220253 A JP2000220253 A JP 2000220253A JP 11139053 A JP11139053 A JP 11139053A JP 13905399 A JP13905399 A JP 13905399A JP 2000220253 A JP2000220253 A JP 2000220253A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、主に建築においてコンクリー
トのヒビ割れ防止に使用される。溶接金網の重ね部分
を、ズレが生じる従来工法の結束線にて、結束する以外
に固定する物はないものかと、発明された。溶接金網の
固定金具に関するものである。 【解決手段】相対する一辺の一端側を連結するように形
成された支持部1の連結された各端部より、下方向の中
側へと絞り込むように延設された支持脚2を付けて、コ
ンクリート補強金属線Aの重ね部分を規定値に固定する
ものとして、支持部1及び支持脚2の先端部にUの字型
に形成された固定部3の開口を外向きにして付けて、さ
らに、支持部1から支持脚2へと連なる一辺、及び、支
持部1の連結される一辺の(溶接金網の一角の中央の位
置において)、中央に、その一辺を連結するように固定
部3の開口を下向きにして付けた。
トのヒビ割れ防止に使用される。溶接金網の重ね部分
を、ズレが生じる従来工法の結束線にて、結束する以外
に固定する物はないものかと、発明された。溶接金網の
固定金具に関するものである。 【解決手段】相対する一辺の一端側を連結するように形
成された支持部1の連結された各端部より、下方向の中
側へと絞り込むように延設された支持脚2を付けて、コ
ンクリート補強金属線Aの重ね部分を規定値に固定する
ものとして、支持部1及び支持脚2の先端部にUの字型
に形成された固定部3の開口を外向きにして付けて、さ
らに、支持部1から支持脚2へと連なる一辺、及び、支
持部1の連結される一辺の(溶接金網の一角の中央の位
置において)、中央に、その一辺を連結するように固定
部3の開口を下向きにして付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に建築におい
てコンクリート打設前に、コンクリート補強に用いる溶
接金網(ワイヤーメッシュ筋)等を規定値に重ね合わせ
固定しそれぞれを一対化するコンクリート補強金属線固
定具に関するものである。
てコンクリート打設前に、コンクリート補強に用いる溶
接金網(ワイヤーメッシュ筋)等を規定値に重ね合わせ
固定しそれぞれを一対化するコンクリート補強金属線固
定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来溶接金網は、網目寸法が一角10セ
ンチ角と15センチ角との二種類、全体サイズも1m×
2mと2m×4mの二種類が有り、主に床面に構造物に
より使い分けられコンクート打設前に柱やその他障害物
の要因となる様々な部分を避け使用されている。溶接金
網それぞれの重ね寸法が建築基準法により、網目寸法が
10センチ角の場合15センチ、15センチ角の場合2
0センチ(一角プラス5センチ)に、またはそれ以上と
いうように規定され、そのように重ねなくてはいけない
のだが変則的なため角と角が合わず、また丸棒で出来て
いるためにどの部分を結束しても作業中にズレが生じ、
直しながらの作業となり大変手間どり完全にズレないよ
う規定値に固定する事が困難であり、重ね寸法において
もスケール等を用い規定値に結束しても上記理由により
すぐにズレが生じるために、目見当にて施工しているの
が現状である。また現場によればその対策として倍の重
ね、10センチ角は20センチに15センチ角は30セ
ンチというように、このようにすればズレることはない
が、大きな建築物になると床面積は万単位となり多大な
ロスが生じ、小さな建築物においても物件数が増えれば
同じことである。枚数計算においてもズレが生じること
により、重なりが多過ぎる所、少な過ぎる所などのバラ
つきが出るために正確な計算が出来ず、そのつど足らな
ければ搬入、余れば搬出するのだが大きさ重量共にある
のでレッカー作業となり、そのための人員及びレッカー
代金も予定外の出費となる。そしてなによりも従来固定
方法として結束方法以外このような固定具は皆無である
ために、作業中ズレが生じ正確に規定値に固定出来な
い。
ンチ角と15センチ角との二種類、全体サイズも1m×
2mと2m×4mの二種類が有り、主に床面に構造物に
より使い分けられコンクート打設前に柱やその他障害物
の要因となる様々な部分を避け使用されている。溶接金
網それぞれの重ね寸法が建築基準法により、網目寸法が
10センチ角の場合15センチ、15センチ角の場合2
0センチ(一角プラス5センチ)に、またはそれ以上と
いうように規定され、そのように重ねなくてはいけない
のだが変則的なため角と角が合わず、また丸棒で出来て
いるためにどの部分を結束しても作業中にズレが生じ、
直しながらの作業となり大変手間どり完全にズレないよ
う規定値に固定する事が困難であり、重ね寸法において
もスケール等を用い規定値に結束しても上記理由により
すぐにズレが生じるために、目見当にて施工しているの
が現状である。また現場によればその対策として倍の重
ね、10センチ角は20センチに15センチ角は30セ
ンチというように、このようにすればズレることはない
が、大きな建築物になると床面積は万単位となり多大な
ロスが生じ、小さな建築物においても物件数が増えれば
同じことである。枚数計算においてもズレが生じること
により、重なりが多過ぎる所、少な過ぎる所などのバラ
つきが出るために正確な計算が出来ず、そのつど足らな
ければ搬入、余れば搬出するのだが大きさ重量共にある
のでレッカー作業となり、そのための人員及びレッカー
代金も予定外の出費となる。そしてなによりも従来固定
方法として結束方法以外このような固定具は皆無である
ために、作業中ズレが生じ正確に規定値に固定出来な
い。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】そこで、工具等用いる
ことなく簡単にしかも確実に規定値に固定し、枚数計算
においてより正確に計算出来るような物はないものかと
発明されたものである。以下、全て溶接金網の網目寸法
の一角が10センチ角と想定して述べる。
ことなく簡単にしかも確実に規定値に固定し、枚数計算
においてより正確に計算出来るような物はないものかと
発明されたものである。以下、全て溶接金網の網目寸法
の一角が10センチ角と想定して述べる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上下に重なり合う溶接金
網の重ね寸法が、一角プラス5センチという事は、溶接
金網の下側一角内を上側一角の一辺、又は、交差したそ
れぞれの一辺が5センチ刻みで縦横に移動した位置、中
央に有る。その事から、下側の一角内において、重なり
合った上側一角の一辺、又は、交差したそれぞれの一辺
を固定するようにした。まず縦方向に規定値(一角プラ
ス5センチ)に重なっていると想定すれば、それらに対
応するように、相対する一辺の一端側を連結するように
形成された支持部の連結された各端部に、絞り込むよう
に付けた支持脚のそれぞれが溶接金網一角内に納まるよ
うに設てけ、その各先端部に下側の溶接金網を固定する
ものとして、Uの字型に形成された固定部を付けて、な
お、支持部から連なる支持脚の寸法は、絞り込まれた支
持脚を広げた時に各先端部に付けた固定部のそれぞれ
に、溶接金網の一角の相対するそれぞれの一辺が納まり
固定されるものとし、上側の溶接金網を固定するものと
して、支持部から連なる支持脚の一辺の(溶接金網の一
角の中央の位置において)中央に固定部を連結するよう
に付けた。
網の重ね寸法が、一角プラス5センチという事は、溶接
金網の下側一角内を上側一角の一辺、又は、交差したそ
れぞれの一辺が5センチ刻みで縦横に移動した位置、中
央に有る。その事から、下側の一角内において、重なり
合った上側一角の一辺、又は、交差したそれぞれの一辺
を固定するようにした。まず縦方向に規定値(一角プラ
ス5センチ)に重なっていると想定すれば、それらに対
応するように、相対する一辺の一端側を連結するように
形成された支持部の連結された各端部に、絞り込むよう
に付けた支持脚のそれぞれが溶接金網一角内に納まるよ
うに設てけ、その各先端部に下側の溶接金網を固定する
ものとして、Uの字型に形成された固定部を付けて、な
お、支持部から連なる支持脚の寸法は、絞り込まれた支
持脚を広げた時に各先端部に付けた固定部のそれぞれ
に、溶接金網の一角の相対するそれぞれの一辺が納まり
固定されるものとし、上側の溶接金網を固定するものと
して、支持部から連なる支持脚の一辺の(溶接金網の一
角の中央の位置において)中央に固定部を連結するよう
に付けた。
【0005】さらに、縦方向に一角プラス5センチの規
定値に重なった状態よりも、溶接金網敷き込み施工中に
様々な要因により、横方向に5センチ移動すれば、交差
する一辺は、やはり中央となり、それらに対応するため
支持部の連結される一辺の、やはり、(溶接金網の一角
の中央の位置において)中央に固定部を連結するように
付けた。
定値に重なった状態よりも、溶接金網敷き込み施工中に
様々な要因により、横方向に5センチ移動すれば、交差
する一辺は、やはり中央となり、それらに対応するため
支持部の連結される一辺の、やはり、(溶接金網の一角
の中央の位置において)中央に固定部を連結するように
付けた。
【0006】このように支持脚を広げる事により、それ
ぞれ決められた位置に付けた固定部により、上下に重な
り合う溶接金網が外れないように固定されるようにし
た。
ぞれ決められた位置に付けた固定部により、上下に重な
り合う溶接金網が外れないように固定されるようにし
た。
【0007】又は、支持部の相対する一辺の直線上に延
設された支持脚を付けて、その支持脚にバネ鋼を用い
て、広げるのとは逆にその部分を手で絞るように、溶接
金網の一角内に納めて離せば上下に重なり合う溶接金網
が外れないように固定されるようにした。
設された支持脚を付けて、その支持脚にバネ鋼を用い
て、広げるのとは逆にその部分を手で絞るように、溶接
金網の一角内に納めて離せば上下に重なり合う溶接金網
が外れないように固定されるようにした。
【0008】その他、上下に重なり合う溶接金網を規定
値に固定する方法として、下側一角のその一辺と、上側
一角の一辺、又は交差したそれぞれの一辺において固定
するように、相対する一辺の一端側を連結するように形
成された支持部の先端部のそれぞれに、Uの字型に形成
された固定部を付けて、さらに、連結部及び、連結され
る一辺に、上記同様に、中央に、それらを連結するよう
に固定部を付けて、さらに、先端部の固定部それぞれの
一端側に固定操作部を付けた。溶接金網の下側一角の一
辺を先端部の固定部にて固定し、連結部、及び連結され
る一辺に付けた固定部にて、上側一角の一辺、又は交差
したそれぞれの一辺を固定して、最後に先端の固定部に
納まった溶接金網を外れないように、固定部の一端側に
付けた操作部を曲げ伸ばすように操作して、その固定部
に閉じ込めるようにした。
値に固定する方法として、下側一角のその一辺と、上側
一角の一辺、又は交差したそれぞれの一辺において固定
するように、相対する一辺の一端側を連結するように形
成された支持部の先端部のそれぞれに、Uの字型に形成
された固定部を付けて、さらに、連結部及び、連結され
る一辺に、上記同様に、中央に、それらを連結するよう
に固定部を付けて、さらに、先端部の固定部それぞれの
一端側に固定操作部を付けた。溶接金網の下側一角の一
辺を先端部の固定部にて固定し、連結部、及び連結され
る一辺に付けた固定部にて、上側一角の一辺、又は交差
したそれぞれの一辺を固定して、最後に先端の固定部に
納まった溶接金網を外れないように、固定部の一端側に
付けた操作部を曲げ伸ばすように操作して、その固定部
に閉じ込めるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1・2において、相対
する一辺の一端側を連結するように形成された支持部1
の連結された各端部より、下方向の中側へと絞り込むよ
うに延設された支持脚2を付けて、コンクリート補強金
属線Aの重ね部分を規定値に固定するものとして、支持
部1及び支持脚2の先端部にUの字型に形成された固定
部3の開口を外向きにして付けて、さらに、支持部1か
ら支持脚2へと連なる一辺の(溶接金網の一角の中央の
位置において)、中央に、その一辺を連結するように固
定部3の開口を下向きにして付けた。又、それぞれの先
端部に付けた固定部3は、上側の一端を突出させて、差
し込み易くするのと、支持脚2を広げる時に、支持脚2
が下に曲がらないようにと、突出した部分を溶接金網の
一辺にのせかけれるようにした。
づき図面を参照して説明する。図1・2において、相対
する一辺の一端側を連結するように形成された支持部1
の連結された各端部より、下方向の中側へと絞り込むよ
うに延設された支持脚2を付けて、コンクリート補強金
属線Aの重ね部分を規定値に固定するものとして、支持
部1及び支持脚2の先端部にUの字型に形成された固定
部3の開口を外向きにして付けて、さらに、支持部1か
ら支持脚2へと連なる一辺の(溶接金網の一角の中央の
位置において)、中央に、その一辺を連結するように固
定部3の開口を下向きにして付けた。又、それぞれの先
端部に付けた固定部3は、上側の一端を突出させて、差
し込み易くするのと、支持脚2を広げる時に、支持脚2
が下に曲がらないようにと、突出した部分を溶接金網の
一辺にのせかけれるようにした。
【0010】図3に示す実施例では、さらに多様な重ね
状態に対応するために、支持部1の連結される一辺の
(溶接金網の一角の中央の位置において)、中央に、そ
の一辺を連結するように固定部3の開口を下向きにして
付けた。
状態に対応するために、支持部1の連結される一辺の
(溶接金網の一角の中央の位置において)、中央に、そ
の一辺を連結するように固定部3の開口を下向きにして
付けた。
【0011】図4においては、その使用状態を示すもの
で、下側溶接金網Aの一角において上側溶接金網A’の
一辺が縦方向の規定値に重なり合ったもので、この場合
は、支持部1の連結される一辺に付けた固定部3は使用
されない。
で、下側溶接金網Aの一角において上側溶接金網A’の
一辺が縦方向の規定値に重なり合ったもので、この場合
は、支持部1の連結される一辺に付けた固定部3は使用
されない。
【0012】図5においては、さらに、上側溶接金網
A’が横方向に5センチ移動したもので、この重ね状態
においては使用され。図6は下側溶接金網Aの一角にお
いて、規定値に重なり合う上側溶接金網A’の寸法を示
したものである。
A’が横方向に5センチ移動したもので、この重ね状態
においては使用され。図6は下側溶接金網Aの一角にお
いて、規定値に重なり合う上側溶接金網A’の寸法を示
したものである。
【0013】図7に示す実施例では、支持脚にバネ鋼を
用い同様の機能を得ようと、支持部1の相対する一辺の
直線上に延設された支持脚2aを付けた。その他は全て
同様である。
用い同様の機能を得ようと、支持部1の相対する一辺の
直線上に延設された支持脚2aを付けた。その他は全て
同様である。
【0014】図8に示す実施例では、相対する一辺の一
端側を連結するように形成された支持部1aの先端部の
それぞれに、Uの字型に形成された固定部3aの開口を
上向きにして付け、さらに、連結部及び、連結される一
辺の(溶接金網の一角の中央の位置において)、中央に
も、開口を下向きにして、それらを連結するように付け
て、先端部の固定部3aに納まった溶接金網を外れない
ようにするために、それぞれの一端が向き合うように固
定部3aの一端側に固定操作部4を付けて、曲げ伸ばす
ように操作する事により固定部3aに閉じ込めるように
した。図9は、その使用状態を示す。
端側を連結するように形成された支持部1aの先端部の
それぞれに、Uの字型に形成された固定部3aの開口を
上向きにして付け、さらに、連結部及び、連結される一
辺の(溶接金網の一角の中央の位置において)、中央に
も、開口を下向きにして、それらを連結するように付け
て、先端部の固定部3aに納まった溶接金網を外れない
ようにするために、それぞれの一端が向き合うように固
定部3aの一端側に固定操作部4を付けて、曲げ伸ばす
ように操作する事により固定部3aに閉じ込めるように
した。図9は、その使用状態を示す。
【0015】 又、網目寸法が一角15センチ用の固定
具の場合は、支持部から支持脚へと連なる一辺、及び支
持部の連結される一辺に付けた固定具の取り付け位置
を、その重ね状態に合わせ、それなりに全体寸法と共に
変えれば良い。又、この場合は、重ね状態が多様になる
ので、支持部の連結される一辺においては、固定部を二
つ付ける事も出来る。一つにおいては固定具の向きを、
それなりに変える事により対応出来る。又、どちらも使
用しない場合もある。(図10参照)。図11は、下側
の溶接金網Aの一角において、5センチ刻みで上側の溶
接金網A’が移動した場合の、その他の重ね状態を示
す。
具の場合は、支持部から支持脚へと連なる一辺、及び支
持部の連結される一辺に付けた固定具の取り付け位置
を、その重ね状態に合わせ、それなりに全体寸法と共に
変えれば良い。又、この場合は、重ね状態が多様になる
ので、支持部の連結される一辺においては、固定部を二
つ付ける事も出来る。一つにおいては固定具の向きを、
それなりに変える事により対応出来る。又、どちらも使
用しない場合もある。(図10参照)。図11は、下側
の溶接金網Aの一角において、5センチ刻みで上側の溶
接金網A’が移動した場合の、その他の重ね状態を示
す。
【0016】その他、網目寸法が一角15センチ用の場
合は、溶接金網の重ね状態の視覚確認を容易にするた
め、10センチ角用と同様に、支持部から支持脚へと連
なる一辺と、支持部の連結される一辺の(溶接金網の一
角の中央の位置において)中央に固定部を付けても良
い。この場合の重ね寸法は一角と半分(15プラス7
5)で22.5センチとなる。
合は、溶接金網の重ね状態の視覚確認を容易にするた
め、10センチ角用と同様に、支持部から支持脚へと連
なる一辺と、支持部の連結される一辺の(溶接金網の一
角の中央の位置において)中央に固定部を付けても良
い。この場合の重ね寸法は一角と半分(15プラス7
5)で22.5センチとなる。
【0017】次に本発明の実施の形態を展開図にて説明
すれば、下側の溶接金網Aに支持部1の先端に付けた固
定部3を差し込み(図12)、連結部に付けた固定部3
に上側の溶接金網A’を合わせてかぶせるように(図1
3)、さらに、絞りこまれた支持脚2を、支持脚2の先
端部に付けた固定部3に下側の溶接金網Aが納まるま
で、それぞれ広げるように操作する(図14)。なお、
バネ鋼を用いたものにおいては、逆の操作手順となる。
すれば、下側の溶接金網Aに支持部1の先端に付けた固
定部3を差し込み(図12)、連結部に付けた固定部3
に上側の溶接金網A’を合わせてかぶせるように(図1
3)、さらに、絞りこまれた支持脚2を、支持脚2の先
端部に付けた固定部3に下側の溶接金網Aが納まるま
で、それぞれ広げるように操作する(図14)。なお、
バネ鋼を用いたものにおいては、逆の操作手順となる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、支持脚
を絞り込むように付けたことにより、広げると溶接金網
の網目一角と、ほぼ同寸法にも関らず、その一角内にお
いて上下に重なり合う溶接金網を、確実にズレないよう
固定する事が出来き、しかも固定部が重なり合う部分の
決められた位置に付けてあるので、目盛りの機能を有し
従来のようにスケールで確認する必要も無い。又、支持
部の先端に固定操作部を付けたことにより、より小さく
容易に製作する事が出来る。さらに、バネ鋼を用いれば
スプリングバック(金属が元の状態に戻ろうとする力)
をなくす事が出来、より確実に固定出来る。
を絞り込むように付けたことにより、広げると溶接金網
の網目一角と、ほぼ同寸法にも関らず、その一角内にお
いて上下に重なり合う溶接金網を、確実にズレないよう
固定する事が出来き、しかも固定部が重なり合う部分の
決められた位置に付けてあるので、目盛りの機能を有し
従来のようにスケールで確認する必要も無い。又、支持
部の先端に固定操作部を付けたことにより、より小さく
容易に製作する事が出来る。さらに、バネ鋼を用いれば
スプリングバック(金属が元の状態に戻ろうとする力)
をなくす事が出来、より確実に固定出来る。
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の側面図
【図3】本発明の他の実施例の斜視図
【図4】本発明の他の実施例の使用状態を示す斜視図
【図5】本発明の他の実施例の使用状態を示す斜視図
【図6】溶接金網の網目寸法の一角が10センチの重ね
状態を示す平面図
状態を示す平面図
【図7】本発明の他の実施例の斜視図
【図8】他の発明の斜視図
【図9】他の発明の使用状態を示す斜視図
【図10】本発明の他の実施例の使用状態を示す斜視図
【図11】溶接金網の網目寸法の一角が15センチの重
ね状態を示す平面図
ね状態を示す平面図
【図12〜14】本発明の使用状態を示す側面展開図
1・1a 支持部 2・2a 支持脚 3・3a 固定部 4 固定操作部 A・A’溶接金網
Claims (4)
- 【請求項1】 相対する一辺の一端側を連結するように
形成された支持部(1)の連結された各端部より、中側
へと絞り込むように延設された支持脚(2)を付けて、
コンクリート補強金属線(A)の重ね部分を規定値に固
定するものとして、Uの字型に形成された固定部(3)
をその各先端部に付けて、さらに、支持部(1)から支
持脚(2)へと連なる一辺の中間にも、その一辺を連結
するように付けたコンクリート補強金属線固定具。 - 【請求項2】 支持部(1)の連結された一辺の中間
に、その一辺を連結するように固定部(3)を付けた請
求項1記載のコンクリート補強金属線固定具。 - 【請求項3】 支持部(1)の相対する一辺の直線上に
延設された支持脚(2a)を付けた請求項1、又は、2
記載のコンクリート補強金属線固定具。 - 【請求項4】 相対する一辺の一端側を連結するように
形成された支持部(1a)の先端部のそれぞれに、コン
クリート補強金属線(A)の重なる部分を規定値に固定
するものとして、Uの字型に形成された固定部(3a)
を付けて、さらに、連結部及び、連結される一辺の中間
にもそれらを連結するように付けて、先端部の固定部
(3a)それぞれの一端側に固定操作部(4)を付けた
コンクート補強金属線固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139053A JP2000220253A (ja) | 1998-09-29 | 1999-04-09 | コンクリ―ト補強金属線固定具 |
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31389498 | 1998-09-29 | ||
JP32126398 | 1998-10-06 | ||
JP10-375694 | 1998-11-27 | ||
JP10-313894 | 1998-11-27 | ||
JP10-321263 | 1998-11-27 | ||
JP37569498 | 1998-11-27 | ||
JP11139053A JP2000220253A (ja) | 1998-09-29 | 1999-04-09 | コンクリ―ト補強金属線固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000220253A true JP2000220253A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=27472190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11139053A Pending JP2000220253A (ja) | 1998-09-29 | 1999-04-09 | コンクリ―ト補強金属線固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000220253A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2612578A1 (es) * | 2015-11-16 | 2017-05-17 | Universidad Politécnica de Madrid | Sistema de anclaje y refuerzo para estructuras colaborantes de madera y hormigón |
WO2018168390A1 (ja) * | 2017-03-17 | 2018-09-20 | ライズバレー株式会社 | 固定具 |
WO2018173650A1 (ja) * | 2017-03-24 | 2018-09-27 | ライズバレー株式会社 | 格子状体 |
JP2018184762A (ja) * | 2017-04-25 | 2018-11-22 | ライズバレー株式会社 | 固定具 |
WO2020066582A1 (ja) * | 2018-09-30 | 2020-04-02 | ライズバレー株式会社 | 固定具 |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP11139053A patent/JP2000220253A/ja active Pending
Cited By (7)
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