JP2000217321A - アウタ―ロ―タ型磁石発電機 - Google Patents

アウタ―ロ―タ型磁石発電機

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JP2000217321A
JP2000217321A JP11015312A JP1531299A JP2000217321A JP 2000217321 A JP2000217321 A JP 2000217321A JP 11015312 A JP11015312 A JP 11015312A JP 1531299 A JP1531299 A JP 1531299A JP 2000217321 A JP2000217321 A JP 2000217321A
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rotor
cylindrical portion
fan
outer periphery
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Koichi Suzuki
孝一 鈴木
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Kokusan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石の冷却を効率よく行えるアウターロ
ータ型磁石発電機を得る。 【解決手段】 ステータ3と、このステータ3の外周を
包囲するロータヨーク4の筒部4aの内周に永久磁石5
を支持させたロータ6と、ステータコア1を外周に固定
すると共に内周に軸受8を介して回転軸9を支持してい
るボス7と、ロータヨーク4の開口端側で回転軸9を回
転自在に貫通させてボス7の端部に固定している取付け
プレート10と、取付けプレート10とロータヨーク4
とにそれぞれ設けた通風口11a,11bと、ファン2
0とを備えている。ファン20は、ロータヨーク4の底
部4bの外でこの底部4bの通風口11bからロータヨ
ーク4の筒部4a内を通る冷却風を吸出してロータヨー
ク4の筒部4aの外周に吹付けるように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アウターロータ型
磁石発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のアウターロータ型磁石発
電機の構成を示したものである。このアウターロータ型
磁石発電機は、環状のステータコア1の外周の各突極1
aにコイル2を巻装したステータ3と、該ステータ3の
外周をロータヨーク4の筒部4aが包囲していて該筒部
4aの内周に永久磁石5を支持させたロータ6と、環状
のステータコア1を外周に固定している筒状のボス7
と、ロータヨーク4の底部4bの中心に取り付けられて
ボス7の内周を複数の軸受8を介して回転自在に貫通す
る回転軸9と、ロータヨーク4の開口端側で回転軸9に
直交する向きで且つ回転軸9を回転自在に貫通させてボ
ス7の端部に固定されている取付けプレート10と、ロ
ータヨーク4の筒部4a内に回転軸9の方向に冷却風が
通り抜けるように取付けプレート10とロータヨーク4
とにそれぞれ周方向に所定の間隔で複数設けられた通風
口11a,11bと、各通風口11a,11bを経てロ
ータヨーク4の筒部4a内を冷却風が通り抜けるように
ロータヨーク4の内周部に複数の羽根部12を固定して
設けられたファン13と、取付けプレート10側でその
外に突出されている回転軸9にナット14で固定された
いるプーリ15とを備えた構造になっている。取付けプ
レート10は、ロータヨーク4の筒部4aの外周を包囲
する筒部10aと、ロータヨーク4の筒部4aの開口部
側で筒部10aの一端を塞ぐ底部10bと、筒部10a
の外周に突設された取付け鍔部10cとを備えた構造に
なっていて、底部10bに周方向の所定の間隔で通風口
11aが設けられている。他方の各通風口11bは、ロ
ータヨーク4の底部10b寄り筒部4aの末端にそれぞ
れ設けられている。各軸受8は、複数のカラー16で回
転軸9の外周に位置決めされている。ステータコア1
は、ネジ17で取付けプレート10に固定されている。
【0003】このようなアウターロータ型磁石発電機で
は、ロータヨーク4の回転につれてファン13の各羽根
部12を回転させ、これら羽根部12の回転による送風
作用により、プーリ15側で取付けプレート10に設け
られた各通風口11aから外気を吸い込んで、この外気
をロータヨーク4の筒部4a内に回転軸9に沿って各突
極1a間の隙間を通し、これによりステータ3及び永久
磁石5を冷却し、筒部4a内を通り抜けた排気をロータ
ヨーク4の底部10b寄りの筒部4aの末端の各通風口
11bから外部に排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアウターロータ型磁石発電機のファン13に
よる冷却構造では、次のような問題点があった。
【0005】(a)ステータ3の冷却はよいが、永久磁
石5の冷却が不十分である。
【0006】(b)永久磁石5の冷却が不十分なため、
発電出力が低下する。
【0007】なお、永久磁石5の温度上昇は、周囲温度
やステータ3からの熱伝導等により起こっている。
【0008】本発明の目的は、永久磁石の冷却を効率よ
く行えるアウターロータ型磁石発電機を得ることにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、永久磁石の温度上昇
による発電出力の低下を防止できるアウターロータ型磁
石発電機を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状のステー
タコアにコイルを巻装したステータと、該ステータの外
周をロータヨークの筒部が包囲していて該筒部の内周に
永久磁石を支持させたロータと、環状のステータコアを
外周に固定している筒状のボスと、ロータヨークの底部
の中心に取り付けられてボスの内周を軸受を介して回転
自在に貫通する回転軸と、ロータヨークの開口端側で回
転軸に直交する向きで且つ回転軸を回転自在に貫通させ
てボスの端部に固定されている取付けプレートと、ロー
タヨークの筒部内に回転軸の方向に冷却風が通り抜ける
ように取付けプレートとロータヨークとにそれぞれ設け
られた通風口と、各通風口を経てロータヨークの筒部内
を冷却風が通り抜けるようにロータヨークに設けられた
ファンとを備えたアウターロータ型磁石発電機を改良す
るものである。
【0011】本発明に係るアウターロータ型磁石発電機
では、各通風口はロータヨークの底部と、この底部に対
向する取付けプレートの部分とに設けられている。ファ
ンは、ロータヨークの底部の外で、該底部の通風口から
該ロータヨークの筒部内を通る冷却風を吸出してロータ
ヨークの筒部の外周に吹付けるように設けられている。
【0012】このように各通風口を、ロータヨークの底
部と、この底部に対向する取付けプレートの部分とに設
けると、冷却風はロータヨークの筒部内を回転軸の方向
に通り抜けることになる。ファンを、ロータヨークの底
部の外で、該底部の通風口から該ロータヨークの筒部内
を通る冷却風を吸出してロータヨークの筒部の外周に吹
付けるように設けると、このファンはロータヨークの筒
部内を通る冷却風を吸出す作用と、吸出した冷却風をロ
ータヨークの筒部の外周に吹付ける作用との2つの作用
をするようになる。特に、ファンがロータヨークの筒部
内から吸出した冷却風をロータヨークの筒部の外周に吹
付けると、ロータヨークの内周に支持されている永久磁
石が該ロータヨークの筒部を介して冷却されることにな
る。このため永久磁石は、ロータヨークの筒部の内部と
外部との双方から冷却されることになる。それゆえ、永
久磁石の冷却が効率よく行われ、永久磁石の温度上昇に
よる発電出力の低下を防止することができる。
【0013】本発明にあっては、ファンはファンプレー
トと、このファンプレートに固定された複数枚の羽根部
とで構成されていることが好ましい。また、ファンプレ
ートは、ロータヨークの底部中央に回転軸を利用して固
定される中央板部と、該中央板部の外周からロータヨー
クの底部から離間する方向に立上がる立上がり筒部と、
該立上がり筒部の先端外周からロータヨークの底部の通
風口を所定間隔を隔てて覆って該通風口から排出される
気流の向きを前記底部の外径方向に導く第1の風向き変
更板部と、該風向き変更板部の外径方向の先端で気流が
ロータヨークの筒部外周に供給されるように導く第2の
風向き変更板部と、立上がり筒部の周方向に所定間隔で
開口されて外気を取入れる複数の外気取入れ口とを備え
た構造になっていることが好ましい。さらに、各羽根板
は、ロータヨークの底部に対向する第1の風向き変更板
部の面に、各外気取入れ口からそれぞれ取入れた外気を
それぞれ底部の外径方向に導くように放射状に支持され
ていることが好ましい。
【0014】このように構造になっていると、各羽根板
の回転によりロータヨークの筒部内から底部の通風口を
経て吸出した冷却風に、ロータヨークの底部の外で外部
の空気を新たに加えてロータヨークの筒部の外周に吹付
けることができる。このため本発明のファンは、ロータ
ヨークの筒部内を通る冷却風を吸出す作用と、吸出した
冷却風に外部の空気を新たに加えてロータヨークの筒部
の外周に吹付ける作用との2つの作用をするようにな
る。
【0015】特に、ファンによって、ロータヨークの筒
部内から吸出した冷却風に、ロータヨークの底部の外で
外部の空気を新たに加えて温度を下げてロータヨークの
筒部の外周に吹付けると、ロータヨークの内周に支持さ
れている永久磁石が該ロータヨークの筒部を介して効率
よく冷却されることになる。このため永久磁石は、ロー
タヨークの筒部の内部と外部との双方から効率よく冷却
されることになる。それゆえ、永久磁石の冷却が一層効
率よく行われ、永久磁石の温度上昇による発電出力の低
下を防止することができる。
【0016】また、このファンは、第1の風向き変更板
部と第2の風向き変更板部とを有するファンプレートを
備えているので、これら第1の風向き変更板部と第2の
風向き変更板部により、ロータヨークの筒部内から吸出
された冷却風のロータヨークの筒部の外周への変更を容
易に行うことができる。
【0017】さらにファンプレートには、その中央側の
回転軸に対して同心状に立ち上げた立上がり筒部に、そ
の周方向に所定間隔で複数の外気取入れ口を設けている
ので、ロータヨークの底部の通風口を経てロータヨーク
の筒部内から吸出した冷却風に、ロータヨークの底部の
外で該底部の中央側から外部の空気を加えることができ
て、ロータヨークの筒部の外周に吹付ける段階では双方
の気流が交じり合った状態となり、ロータヨークの筒部
の外周の冷却を良好に行うことができる。また、ファン
プレートの中央側で外気を取り込むと、ロータヨークの
底部の通風口から吸出した冷却風の向きを、容易にロー
タヨークの底部の外径方向に変えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係るアウ
ターロータ型磁石発電機における実施の形態の一例を示
したもので、図1は本例のアウターロータ型磁石発電機
における縦断面図、図2は図1のX−X線断面図であ
る。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符合
を付けて示している。
【0019】本例のアウターロータ型磁石発電機では、
各通風口11b,11aはロータヨーク4の底部4b
と、この底部4bに対向する取付けプレート10の部分
である底部10bとに設けられている。これら通風口1
1b,11aは、永久磁石5とステータコア1とのギャ
ップに対向する位置付近に設けられている。
【0020】本例では、ロータヨーク4内のファン13
の他に、ロータヨーク4の底部4bの外に別のファン2
0を設けている。このファン20は、ファンプレート1
8と、このファンプレート18に固定された複数枚の羽
根部19とで構成されている。
【0021】ファンプレート18は、ロータヨーク4の
底部4b中央に回転軸9を利用して固定される中央板部
18aと、該中央板部18aの外周からロータヨーク4
の底部4bから離間する方向に円錐筒状に立上がる立上
がり筒部18bと、該立上がり筒部18bの先端外周か
らロータヨーク4の底部4bの通風口11bを所定間隔
を隔てて覆って該通風口11bから排出される気流の向
きを底部4bの外径方向に導く第1の風向き変更板部1
8cと、該第1の風向き変更板部18cの外径方向の先
端で気流がロータヨーク4の筒部4a外周に供給される
ように導くように湾曲された第2の風向き変更板部18
dと、立上がり筒部18bの周方向に所定間隔で開口さ
れて外気を取入れる複数の外気取入れ口18eとを備え
た構造になっている。
【0022】各羽根板19は、ロータヨーク4の底部4
bに対向する第1の風向き変更板部18cの面に、各外
気取入れ口18eからそれぞれ取入れた外気をそれぞれ
底部4bの外径方向に導くように放射状に溶接等で支持
されている。
【0023】このようなアウターロータ型磁石発電機で
は、ロータヨーク4の回転と一緒にファン13,20を
回転させると、外部の冷却風が取付けプレート10の各
通風口11aからロータヨーク4の筒部4a内に入っ
て、永久磁石5とステータコア1とのギャップと、ステ
ータコア1の各突極1a間の隙間を、回転軸9の方向に
通り抜け、ロータヨーク4の底部4bの各通風口11b
からロータヨーク4の外に排出されることになる。これ
により永久磁石5とステータコア1とが冷却されること
になる。
【0024】ロータヨーク4の底部4bの各通風口11
bからロータヨーク4の外に排出された冷却風は、ファ
ンプレート18の第1の風向き変更板部18cでロータ
ヨーク4の底部4bに沿って該底部4bの外径方向に向
きを変えることになる。この向きの変更は、ファンプレ
ート18の中央側の各外気取入れ口18eから取り込ま
れる外気がロータヨーク4の底部4bの外径方向に向か
う力を利用して容易に行うことができる。このときロー
タヨーク4の底部4bの各通風口11bからロータヨー
ク4の外に排出された冷却風は、ファンプレート18の
中央側の各外気取入れ口18eから取り込まれた外気と
混じり合って、ロータヨーク4の底部4bの外径方向に
向かうことになる。ロータヨーク4の底部4bの外径方
向に移動した冷却風は、ファンプレート18の第2の風
向き変更板部18dでロータヨーク4の筒部4aの外周
方向に向きが変えられ、ロータヨーク4の筒部4aの外
周に吹付けられる。これによりロータヨーク4の筒部4
aがその外側からも冷却され、この筒部4aを介してそ
の内側に支持されている永久磁石5が冷却されることに
なる。
【0025】上記のように本例のファン20は、ロータ
ヨーク4の底部4bの外で、該底部4bの通風口11b
から該ロータヨーク4の筒部4a内を通る冷却風を吸出
し、この吸出した冷却風に、ロータヨーク4の底部4b
の外で外部の空気を新たに加えてロータヨーク4の筒部
4aの外周に吹付けることになる。このため該ファン2
0は、ロータヨーク4の筒部4a内を通る冷却風を吸出
す作用と、吸出した冷却風に外部の空気を新たに加えて
ロータヨーク4の筒部4aの外周に吹付ける作用との2
つの作用をするようになる。
【0026】このようにファン20によって、ロータヨ
ーク4の筒部4a内から吸出した冷却風に、ロータヨー
ク4の底部4bの外で、ファンプレート18の立上がり
筒部18bに設けた複数の外気取入れ口18eから外部
の空気を新たに加えて温度を下げてロータヨーク4の筒
部4aの外周に吹付けると、ロータヨーク4の内周に支
持されている永久磁石5が該ロータヨーク4の筒部4a
を介して効率よく冷却されることになる。このため永久
磁石5は、ロータヨーク4の筒部4aの内部と外部との
双方から効率よく冷却されることになる。それゆえ、永
久磁石5の冷却が一層効率よく行われ、永久磁石5の温
度上昇による発電出力の低下を防止することができる。
【0027】また、このファン20は、第1の風向き変
更板部18cと第2の風向き変更板部18dとを有する
ファンプレート18を備えているので、これら第1の風
向き変更板部18cと第2の風向き変更板部18dによ
り、ロータヨーク4の筒部4a内から吸出された冷却風
のロータヨーク4の筒部4aの外周への変更を容易に行
うことができる。
【0028】さらにファンプレート18には、その中央
側の回転軸9に対して同心状に立ち上げた立上がり筒部
18bに、その周方向に所定間隔で複数の外気取入れ口
18eを設けているので、ロータヨーク4の底部4bの
通風口11bを経てロータヨーク4の筒部4a内から吸
出した冷却風に、ロータヨーク4の底部4bの外で該底
部4bの中央側から外部の空気を加えることができて、
ロータヨーク4の筒部4aの外周に吹付ける段階では双
方の気流が交じり合った状態となり、ロータヨーク4の
筒部4aの外周の冷却を良好に行うことができる。ま
た、ファンプレート18の中央側の各外気取入れ口18
eで外気を取り込むと、ロータヨーク4の底部4bの通
風口11bから吸出した冷却風の向きを、容易にロータ
ヨーク4の底部4bの外径方向に変えることができる。
【0029】なお、本発明の構造にすると、ロータヨー
ク4の内側のファン13は必要に応じて省略することが
できる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るアウターロータ型磁石発電
機では、各通風口を、ロータヨークの底部と、この底部
に対向する取付けプレートの部分とに設けているので、
冷却風はロータヨークの筒部内を回転軸の方向に通り抜
けることになる。またファンを、ロータヨークの底部の
外で、該底部の通風口から該ロータヨークの筒部内を通
る冷却風を吸出してロータヨークの筒部の外周に吹付け
るように設けているので、このファンはロータヨークの
筒部内を通る冷却風を吸出す作用と、吸出した冷却風を
ロータヨークの筒部の外周に吹付ける作用との2つの作
用をするようになる。特に、このファンはロータヨーク
の筒部内から吸出した冷却風をロータヨークの筒部の外
周に吹付けるので、ロータヨークの内周に支持されてい
る永久磁石が該ロータヨークの筒部を介して冷却される
ことになる。このため永久磁石は、ロータヨークの筒部
の内部と外部との双方から冷却されることになる。それ
ゆえ、永久磁石の冷却が効率よく行われ、永久磁石の温
度上昇による発電出力の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアウターロータ型磁石発電機にお
ける実施の形態の一例を示した縦断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】従来のアウターロータ型磁石発電機の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 ステータコア 1a 突極 2 コイル 3 ステータ 4 ロータヨーク 4a 筒部 4b 底部 5 永久磁石 6 ロータ 7 ボス 8 軸受 9 回転軸 10 取付けプレート 10a 筒部 10b 底部 10c取付け鍔部 11a,11b 通風口 12 羽根部 13 ファン 14 ナット 15 プーリ 16 カラー 17 ネジ 18 ファンプレート 18a 中央板部 18b 立上がり筒部 18c 第1の風向き変更板部 18d 第2の風向き変更板部 18e 外気取入れ口 19 羽根板 20 ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状のステータコアにコイルを巻装した
    ステータと、該ステータの外周をロータヨークの筒部が
    包囲していて該筒部の内周に永久磁石を支持させたロー
    タと、前記環状のステータコアを外周に固定している筒
    状のボスと、前記ロータヨークの底部の中心に取り付け
    られて前記ボスの内周を軸受を介して回転自在に貫通す
    る回転軸と、前記ロータヨークの開口端側で前記回転軸
    に直交する向きで且つ前記回転軸を回転自在に貫通させ
    て前記ボスの端部に固定されている取付けプレートと、
    前記ロータヨークの筒部内に前記回転軸の方向に冷却風
    が通り抜けるように前記取付けプレートと前記ロータヨ
    ークとにそれぞれ設けられた通風口と、前記各通風口を
    経て前記ロータヨークの筒部内を前記冷却風が通り抜け
    るように前記ロータヨークに設けられたファンとを備え
    たアウターロータ型磁石発電機において、 前記各通風口は前記ロータヨークの底部とこの底部に対
    向する前記取付けプレートの部分とに設けられ、 前記ファンは前記ロータヨークの底部の外で該底部の前
    記通風口から該ロータヨークの筒部内を通る冷却風を吸
    出して前記ロータヨークの筒部の外周に吹付けるように
    設けられていることを特徴とするアウターロータ型磁石
    発電機。
  2. 【請求項2】 環状のステータコアにコイルを巻装した
    ステータと、該ステータの外周をロータヨークの筒部が
    包囲していて該筒部の内周に永久磁石を支持させたロー
    タと、前記環状のステータコアを外周に固定している筒
    状のボスと、前記ロータヨークの底部の中心に取り付け
    られて前記ボスの内周を軸受を介して回転自在に貫通す
    る回転軸と、前記ロータヨークの開口端側で前記回転軸
    に直交する向きで且つ前記回転軸を回転自在に貫通させ
    て前記ボスの端部に固定されている取付けプレートと、
    前記ロータヨークの筒部内に前記回転軸の方向に冷却風
    が通り抜けるように前記取付けプレートと前記ロータヨ
    ークとにそれぞれ設けられた通風口と、前記各通風口を
    経て前記ロータヨークの筒部内を前記冷却風が通り抜け
    るように前記ロータヨークに設けられたファンとを備え
    たアウターロータ型磁石発電機において、 前記各通風口は前記ロータヨークの底部とこの底部に対
    向する前記取付けプレートの部分とに設けられ、 前記ファンはファンプレートと、このファンプレートに
    固定された複数枚の羽根部とで構成され、 前記ファンプレートは前記ロータヨークの底部中央に前
    記回転軸を利用して固定される中央板部と、該中央板部
    の外周から前記ロータヨークの底部から離間する方向に
    立上がる立上がり筒部と、該立上がり筒部の先端外周か
    ら前記ロータヨークの底部の前記通風口を所定間隔を隔
    てて覆って該通風口から排出される気流の向きを前記底
    部の外径方向に導く第1の風向き変更板部と、該風向き
    変更板部の外径方向の先端で前記気流が前記ロータヨー
    クの筒部外周に供給されるように導く第2の風向き変更
    板部と、前記立上がり筒部の周方向に所定間隔で開口さ
    れて外気を取入れる複数の外気取入れ口とを備え、 前記各羽根板は前記ロータヨークの底部に対向する前記
    第1の風向き変更板部の面に、前記各外気取入れ口から
    それぞれ取入れた外気をそれぞれ前記底部の外径方向に
    導くように放射状に支持されていることを特徴とするア
    ウターロータ型磁石発電機。
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