JP2019103355A - モータ、及び、それを有する送風装置 - Google Patents

モータ、及び、それを有する送風装置 Download PDF

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翔二郎 芦谷
優介 岩井
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優介 岩井
慶太 森
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Abstract

【課題】防塵性を向上することができるモータ、及び、それを有する送風装置を提供する。【解決手段】送風装置1は、上下方向に延びる中心軸回りに回転可能な羽根を有するインペラ130とモータ100を備える。モータ100は、中心軸を中心にして回転可能なロータ102とステータ103と、ロータ102及びステータ103を収容するハウジング110と、ハウジング110の軸方向下方に取り付けられる蓋部120と、ステータ103と電気的に接続される回路基板105と、回路基板105と電気的に接続されてハウジング110の外部に引き出される接続線4と、を備える。ハウジング110は、回路基板105を内部に収容する基板収容部3を有する。蓋部120は、基板収容部3の下端部を囲む。接続線4は、中心軸と直交する方向に延びる第1線部41を有する。第1線部41は、基板収容部3と蓋部120との間にて軸方向に狭持される。【選択図】図4

Description

本発明は、モータ、及び、それを有する送風装置に関する。
従来、たとえば特許文献1のような渦流ファンが知られている。この渦流ファンは、内部の空気室に接合する吸入口及び吐出口を有するケーシングと、ハブの外周に羽根を有する羽根車と、該羽根車を回転させるモータと、を備えている。この渦流ファンでは、吸入口から吸入される空気が、ケーシング内の羽根車の回転によって周方向に流され、吐出口から排出される。
特開2015−124735号公報
しかしながら、空気室内で乱流などが発生すると、気流がモータに向かって流れることがある。この際、気流に乗って空気室内を流れる塵埃がモータの内部に侵入し、たとえばロータ、ステータ、及び回路基板に達してしまう。
本発明は、防塵性を向上することができるモータ、及び、それを有する送風装置を提供することを目的とする。
本発明の例示的なモータは、上下方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、前記ロータの少なくとも一部と径方向に対向するステータと、前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、前記ハウジングの軸方向下方に取り付けられる蓋部と、前記ステータと電気的に接続される回路基板と、前記回路基板と電気的に接続されて前記ハウジングの外部に引き出される接続線と、を備える。前記ハウジングは、前記回路基板を内部に収容する基板収容部を有する。前記蓋部は、前記基板収容部の下端部を囲む。前記接続線は、前記中心軸と直交する方向に延びる第1線部を有する。前記第1線部は、前記基板収容部と前記蓋部との間にて軸方向に狭持される。
本発明の例示的な送風装置は、上下方向に延びる中心軸回りに回転可能な羽根を有するインペラと、前記インペラを駆動する上記のモータと、を備える。
本発明の例示的なモータ、及び、それを有する送風装置によれば、防塵性を向上することができる。
図1は、軸方向上方から見た送風装置の外観図である。 図2は、軸方向下方から見た送風装置の外観図である。 図3は、一点鎖線A−Aに沿う送風装置の断面図である。 図4は、一点鎖線B−Bに沿う送風装置の断面図である。 図5は、軸方向下方から見たインペラの外観図である。 図6は、ハウジング基体及びインペラ間のラビリンス構造を拡大した断面図である。 図7は、蓋部と収容壁部との間における断面構造の拡大図である。 図8は、基板収容部の外部に引き出される接続線を第1線部が延びる方向から見た図である。
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、送風装置1において、モータ100の回転軸を「中心軸CA」と呼び、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。軸方向に沿って後述する回路基板105から後述するインペラ130に向かう方向を軸方向一方側として「軸方向上方」と呼び、軸方向に沿ってインペラ130から回路基板105に向かう方向を軸方向他方側として「軸方向下方」と呼ぶ。各々の構成要素において、軸方向上方における端部を「上端部」と呼び、軸方向上方における端の位置を「上端」と呼ぶ。各々の構成要素において、軸方向下方における端部を「下端部」と呼び、軸方向下方における端の位置を「下端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、軸方向上方を向く面を「上面」と呼び、軸方向下方を向く面を「下面」と呼ぶ。
中心軸CAに直交する方向を「径方向」と呼び、中心軸CAを中心とするロータ102が回転する方向を「周方向」と呼ぶ。径方向に沿って中心軸CAに向かう方向を「径方向内方」と呼び、径方向に沿って中心軸CAから離れる方向を「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向内方における端の位置を「径方向内端」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向外方における端部を「径方向外端部」と呼び、径方向外方における端の位置を「径方向外端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、径方向内方を向く側面を「径方向内側面」と呼び、径方向外方を向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。
なお、以上に説明した方向、端部、及び面などの呼称は、実際の機器に組み込まれた場合での位置関係及び方向などを示すものではない。
<1.実施形態>
図1は、軸方向上方から見た送風装置1の外観図である。図2は、軸方向下方から見た送風装置1の外観図である。図3は、一点鎖線A−Aに沿う送風装置1の断面図である。図4は、一点鎖線B−Bに沿う送風装置1の断面図である。なお、図3は、図1の一点鎖線A−Aに沿い且つ中心軸CAを含む仮想の平面で送風装置1を切断した場合の断面構造を示す。図4は、図2の一点鎖線B−Bに沿うが、中心軸CAは含まない仮想の平面で送風装置1を切断した場合の断面構造を示す。
<1−1.送風装置の構成>
送風装置1は、たとえば空気調和機などに搭載される渦流ファンである。送風装置1は、図1から図4に示すように、モータ100と、インペラ130と、を備える。モータ100は、アウターロータ型である。モータ100は、インペラ130を駆動して回転させる駆動装置である。インペラ130は、上下方向に延びる中心軸CA回りに回転可能な羽根車であり、モータ100の上部(特に後述するロータ102)に固定される。すなわち、送風装置1は、上下方向に延びる中心軸CA回りに回転可能な羽根133を有するインペラ130と、インペラ130を駆動するモータ100と、を備える。この構成により、防塵性に優れたモータ100を有する送風装置1を実現できる。なお、インペラ130及び羽根133のより詳細な構成は、後に説明する。
<1−2.モータの構成>
次に、モータ100の構成を説明する。モータ100は、ロータ102と、ステータ103と、回路基板105と、接続線4と、を有する。また、モータ100は、シャフト101と、ベアリング104と、をさらに有する。
シャフト101は、ロータ102の回転軸である。なお、本実施形態ではシャフト101には、ロータ101のマグネット保持部材(不図示)が取り付けられる。なお、シャフト101は、本実施形態ではロータ102とは別の部材であるが、この例示に限定されず、ロータ102の一部(すなわちロータ102の構成要素)であってもよい。
ロータ102は、上下方向に延びる中心軸CA回りに回転可能である。ロータ102は、マグネット保持部材(不図示)と、マグネット(不図示)と、を有する。ロータ102のマグネット保持部材の径方向外側面には、異なる磁極が周方向において交互に並ぶマグネット(不図示)が設けられる。
ステータ103は、ロータ102の少なくとも一部と径方向に対向する。ステータ103は、ベアリング104を介してシャフト101を回転可能に支持する。ステータ103は、モータ100の駆動時に発生する径方向の磁束を利用して、ロータ102に周方向のトルクを発生させ、中心軸CAを中心としてロータ102を駆動して回転させる。また、ステータ103は、基板ホルダ103aを含む。基板ホルダ103aは、ステータ103の下端部において径方向に広がり、その上面に回路基板105を保持する。つまり、モータ100は、回路基板105を有する。
ベアリング104は、本実施形態ではボールベアリングであるが、この例示に限定されず、たとえばスリーブベアリングなどであってもよい。
回路基板105は、ステータ103と電気的に接続される。回路基板105には、たとえばステータ103の駆動制御デバイスなどが実装される。回路基板105は、本実施形態ではロータ102よりも軸方向下方に配置される。
接続線4は、回路基板105と電気的に接続され、後述するハウジング110及び蓋部120の外部に引き出される。接続線4の構成は、後に説明する。
<1−3.ハウジングの構成>
次に、モータ100は、ハウジング110をさらに備える。言い換えると、送風装置1は、ハウジング110をさらに備える。ハウジング110は、モータ100及びインペラ130を内部に収容する。つまり、ハウジング110は、ロータ102及びステータ103を内部に収容する。ハウジング110は、インペラ収容部2と、基板収容部3と、管状の吸気部111と、管状の排気部112と、を有する。
インペラ収容部2は、インペラ130を収容する。より詳細に述べると、インペラ収容部2は、モータ100の上端部とインペラ130とを内部に収容する。インペラ収容部2は、上収容部材21と、ハウジング基体22と、からなる。言い換えると、ハウジング110は、上収容部材21と、ハウジング基体22と、を有する。上収容部材21とハウジング基体22とが組み合わさることにより、吸気部111及び排気部112が形成され、さらにモータ100の上端部とインペラ130とを収容する空間が内部に形成される。なお、該空間は、吸気部111の内部及び排気部112の内部と繋がり、吸気口111a及び排気口112aを介してハウジング110の外部に通じる。また、ロータ102よりも径方向外方において、ハウジング基体22の上面は、インペラ130の下端部と対向し、該対向する箇所にラビリンス構造を構成する。ハウジング基体22及びインペラ130間のラビリンス構造の構成は、後に説明する。
基板収容部3は、インペラ収容部2よりも軸方向下方に配置される。基板収容部3は、回路基板105を内部に収容する。すなわち、ハウジング110は、回路基板105を内部に収容する基板収容部3を有する。本実施形態では、インペラ収容部2の内部、及び基板収容部3の内部は、インペラ130の下端部とハウジング110のハウジング基体22との間に設けられる後述のラビリンス構造に通じる。つまり、インペラ収容部2の内部においてインペラ130の後述する羽根133が回転する空間は、該ラビリンス構造を経由して、基板収容部3の内部に通じる。そのため、該ラビリンス構造によりインペラ収容部2の内部を流れる塵埃が回路基板105に到達することを抑制できる。なお、基板収容部3の構成は、後に説明する。
ハウジング110は、吸気部111と、排気部112と、を有する。吸気部111の少なくとも一部は、中心軸CAと直交する方向に延びる。また、排気部112の少なくとも一部は、中心軸CAと直交する方向に延びる。吸気部111は、吸気口111aを有する。また、排気部112は、排気口112aを有する。言い換えると、ハウジング110は、吸気口111aと排気口112aとを有する。吸気部111の一方端及び排気部112の一方端はインペラ収容部2に繋がる。吸気口111aは、吸気部111の他方端に設けられる。排気口112aは、排気部112の他方端に設けられる。吸気口111a及び排気口112aはそれぞれ、中心軸CAと直交する方向に開口する。そのため、吸気口111a及び排気口112aが軸方向に開口する構成と比べて、吸気部111内及び排気部112内の気流が滑らかに流れるため、送風装置1の送風効率が向上する。なお、吸気口111aが開口する方向と排気口112aが開口する方向とは、平行であってもよいし、図1及び図2に示すように平行でなくてもよい。
<1−4.蓋部の構成>
次に、モータ100は、蓋部120をさらに備える。言い換えると、送風装置1は、蓋部120をさらに備える。蓋部120は、ハウジング110の軸方向下方に取り付けられる。より具体的には、蓋部120は、基板収容部3に取り付けられる。蓋部120は、基板収容部3の下端部を囲む。蓋部120は、板部121と、蓋壁部122と、を有する。板部121は、回路基板105よりも軸方向下方に配置され、且つ、軸方向と垂直な方向に広がる。板部121は、基板収容部3の下端部を覆い、より具体的には基板収容部3の後述する収容壁部31の下端部により形成される開口(不図示)を覆う。蓋壁部122は、板部121の外縁部から軸方向上方に延びる。蓋壁部122は、軸方向から見て基板収容部3の外側に位置する。
<1−5.インペラの構成>
次に、インペラ130の構成を説明する。図5は、軸方向下方から見たインペラ130の外観図である。なお、図5における紙面上での軸方向の上下は、たとえば図3から図4及び後述する図6から図7とは逆になっている。すなわち、図5の上方は図3から図4及び図6から図7の下方に対応し、図5の下方は図3から図4及び図6から図7の上方に対応する。
インペラ130は、モータ100の軸方向における上部に取り付けられる。なお、インペラ130は、本実施形態ではロータに固定されるが、この例示に限定されず、シャフト101に固定されてもよい。インペラ130は、中心軸CAを中心にして回転可能であり、中心軸CAを中心に回転することによって周方向に流れる気流を発生させる。
インペラは130は、インペラハブ131と、インペラベース132と、を有する。より詳細に述べると、インペラ130は、インペラハブ131と、インペラベース132と、複数の羽根133と、第2リブ134と、を有する。
インペラハブ131は、ロータ102に取り付けられる。より具体的には、ロータ102の少なくとも上端部が、インペラハブ131の内部に挿入され、インペラハブ131に固定される。インペラハブ131は、有蓋筒状である。
インペラベース132は、インペラハブ131の径方向外端部から径方向外方に延びる。
羽根133は、インペラベース132に設けられ、上下方向に延びる中心軸CA回りにロータ102とともに回転可能である。すなわち、インペラ130は、ロータ102に固定され、ロータ102とともに回転可能な羽根133を有する。羽根133は、上羽根133aと、下羽根133bと、を有する。
上羽根133aは、インペラベース132から軸方向上方に突出する。上羽根133aは、インペラベース132の上面に設けられる。下羽根133bは、インペラベース132から軸方向下方に突出する。下羽根133bは、インペラベース132の下面に設けられる。インペラベース132の軸方向上方と軸方向下方とに羽根133を設けることにより、インペラ収容部2の内部における気流を軸方向において均一にすることができ、羽根133により塵埃をインペラ収容部2の内部から排出し易くなる。また、羽根133の強度が向上する。
上羽根133aの径方向内端部及び下羽根133bの径方向内端部は、インペラハブ131に接続される。上羽根133aの径方向外端部及び下羽根133bの径方向外端部は、それぞれ径方向外方に延びる。
上羽根133a及び下羽根133bはそれぞれ、周方向に複数配置される。周方向において、各々の上羽根133aは、隣り合う下羽根133bの間に位置する。言い換えると、軸方向から見て、上羽根133a及び下羽根133bはそれぞれ周方向に交互に配置される。この配置では、周方向における同一の位置において、インペラベース132の軸方向の上方及び下方において上羽根133aが空気を排出するタイミングと下羽根133bが空気を排出するタイミングとがずれるため、上羽根133a及び下羽根133bによって塵埃をインペラ収容部2の内部からより排出し易くなる。
第2リブ134は、対向面22aに向かって軸方向下方に突出し、周方向に延びる。対向面22aの構成は、後に説明する。
<1−6.ハウジング基体及びインペラ間のラビリンス構造>
次に、ロータ102よりも径方向外方におけるハウジング基体22の上面とインペラ130の下端部との間のラビリンス構造の構成を説明する。図6は、ハウジング基体22及びインペラ130間のラビリンス構造を拡大した断面図である。なお、図6は、図3において破線で囲まれた部分の断面構造に対応する。
本実施形態では、ハウジング基体22が、対向面22aと、第1リブ221と、第3リブ222と、を有する。言い換えると、ハウジング110は、対向面22aと、第1リブ221と、第3リブ222と、を有する。対向面22aは、インペラ収容部2の一部であり、ハウジング基体22の上面に含まれる。対向面22aは、インペラ130よりも軸方向下方に配置され、インペラ130と軸方向に対向する。すなわち、対向面22aは、インペラ収容部2の一部であって、インペラ130よりも軸方向下方に配置され、インペラ130と軸方向に対向する。第1リブ221及び第3リブ222は、対向面22aに設けられる。第1リブ221及び第3リブ222は、モータ100の径方向外方に配置される。すなわち、ハウジング110は、インペラ収容部2と、対向面2aと、第1リブ221と、を有する。第1リブ221は、対向面に設けられる。
第1リブ221及び第3リブ222は、羽根133の径方向内端よりも径方向内方に位置する。また、第3リブ222は、羽根133の径方向内端よりも径方向内方に位置する。そのため、羽根133とハウジング110の対向面22aとが軸方向に対向する領域において第1リブ221及び第3リブ222が突出する構成よりも、モータ100に向かって径方向に流れる気流を抑え易くなる。従って、送風装置1の防塵性と送風効率とをより効果的に向上させることができる。
第1リブ221は、インペラ130に向かって軸方向上方に突出し、周方向に延びる。インペラ130の下端部とハウジング110の対向面22aとの間において、第1リブ221が設けられることにより、モータ100に向かって径方向内方に向かって流れる気流を第1リブ221で抑制することができる。従って、インペラ収容部2の内部を流れる塵埃がモータ100に達してその内部に進入し難くなる。よって、送風装置1の防塵性を向上することができる。さらに、径方向内方に向かって流れる気流を抑制することにより、気流がより周方向に流れやすくなる。従って、送風装置1の送風効率を向上させることもできる。
第3リブ222は、第1リブ221よりも径方向内方に設けられる。第3リブ222は、第1リブ221よりも径方向内方において、対向面22aからインペラ130に向かって軸方向上方に突出し、周方向に延びる。そのため、インペラ130の下部とハウジング110の対向面22aとの間に、第1リブ221及び第3リブ222によるラビリンス構造を設けることができる。該ラビリンス構造によってモータ100に向かって径方向に流れる気流を抑制できるので、送風装置1の防塵性と送風効率とをさらに向上させることができる。
第3リブ222の上端は、第1リブ221の上端よりも軸方向上方に位置する。より具体的には、第3リブ222の少なくとも一部は、第1リブ221の少なくとも一部と軸方向位置が同一である。言い換えると、径方向から見て、第3リブ222の一部は、第1リブ221の少なくとも一部と重なる。そのため、第1リブ221及び第3リブ222によるラビリンス構造により、インペラ130の下端部とハウジング110の対向面22aとの間においてモータ100に向かって径方向に流れる気流を抑制できる。
軸方向において、インペラ130と第1リブ221の上端部との間隔doは、インペラ130と第3リブ222の上端部との間隔diよりも広い(図6参照)。そのため、インペラ130の回転軸が中心軸CAに対して径方向にわずかに傾いても、インペラ130が第1リブ221及び第3リブ222との間隙を確保できる。
また、径方向において、第1リブ221と第3リブ222との間には、インペラ130の第2リブ134が配置される。第2リブ134の少なくとも一部は、第1リブ221よりも径方向内方において第1リブ221の上端部と径方向に対向する。また、第2リブ134の少なくとも一部は、第3リブ222よりも径方向外方において第3リブ222の少なくとも一部と径方向に対向する。そのため、インペラ130の下端部とハウジング110の対向面22aとの間に、第1リブ221及び第3リブ222と第2リブ134とによるラビリンス構造を設けることができる。従って、該ラビリンス構造によってモータ100に向かって径方向に流れる気流をさらに抑制できる。よって、送風装置1の防塵性と送風効率とをさらに向上させることができる。
<1−7.基板収容部の構成>
次に、基板収容部3の構成を説明する。図7は、蓋部120と基板収容部3との間における断面構造の拡大図である。なお、図7は、図4において破線で囲まれた部分の断面構造に対応する。
また、基板収容部3は、本実施形態ではハウジング基体22の下面に設けられる。但し、この例示に限定されず、基板収容部3は、ハウジング基体22の下面以外のインペラ収容部2の外表面に設けられてもよい。基板収容部3は、モータ100の下端部を内部に収容し、特に回路基板105を内部に収容する。基板収容部3の内部から外部に引き出される接続線4は、基板収容部3と、基板収容部3の下端部を囲む蓋部120との間にて軸方向に狭持される。そのため、この狭持箇所における接続線4と基板収容部3又は蓋部120との間の隙間がより小さくなるので、基板収容部3の内部への塵埃の進入を抑制できる。従って、モータ100の防塵性を向上させることができる。
基板収容部3は、収容壁部31を有する。収容壁部31は、ハウジング110の下端部において軸方向下方に突出し、回路基板105を囲む。軸方向下方に突出する収容壁部31が回路基板105を囲むことにより、回路基板105に対する防塵性を向上させることができる。
<1−8.接続線の構成>
次に、図7を参照して、接続線4の構成を説明する。接続線4は、第1線部41と、第2線部42と、第3線部43と、を有する。
接続線4は、上述のように、第1線部41を有する。第1線部41は、中心軸CAと直交する方向Exに延びる。第1線部41は、基板収容部3と蓋部120との間にて軸方向に狭持される。第1線部41は、基板収容部3の内部から外部に引き出され、基板収容部3と蓋部120との間にて軸方向に狭持される。より具体的には、第1線部41は、収容壁部31の下面と蓋部120の上面との間にて軸方向に狭持される。なお、蓋部120の上面は、板部121の上面である。そのため、この狭持箇所において、回路基板105を囲む収容壁部31の内部から外部に引き出される接続線4の第1線部41と、基板収容部3の収容壁部31又は蓋部120との間の隙間がより小さくなる。従って、基板収容部3の内部への塵埃の進入を抑制できる。よって、回路基板105に対するモータ100の防塵性を向上させることができる。
収容壁部31の下端部は、回路基板105よりも軸方向下方に配置される。そのため、収容壁部31とともに第1線部41を狭持する蓋部120の形状が複雑にならないようにすることができる。つまり、シンプルな形状を有する収容壁部31と蓋部120とによって、第1線部41を狭持できる。
次に、接続線4は、第2線部42と、第3線部43と、をさらに有する。第2線部42は、回路基板105と電気的に接続される。第2線部42は、回路基板105から軸方向下方に延びる。第2線部42は、軸方向から見て基板収容部3の収容壁部31の内側において第1線部41の一方端に接続される。本実施形態では、第2線部42は、第1線部41の径方向内端部に接続される。第2線部42は、第1線部41が延びる方向において収容壁部31と間隔を介して配置される。そのため、第2線部42は、その動きを制限されることなく撓んだ状態となる。従って、回路基板105と接続線4との接続箇所に、収容壁部31及び蓋部120間での第1線部41の狭持に起因する応力が作用し難くなる。
第3線部43は、軸方向から見て基板収容部3の収容壁部31の外側において、第1線部41の他方端から軸方向上方に延びる。本実施形態では、第3線部43は、第1線部41の径方向外端部から軸方向上方に延びる。
また、第3線部43は、第1線部41が延びる方向Exにおいて、収容壁部31の外側面と蓋壁部122の内側面との間に狭持される。なお、収容壁部31、蓋壁部122の外側面はそれぞれ、第1線部41が延びる方向Exにおいて基板収容部3の外部に面する収容壁部31、蓋壁部122の側面である。この構成によれば、第3線部43を収容壁部31と蓋壁部122との間に固定できるので、たとえば軸方向と垂直な方向に接続線4が引っ張られた場合でも、第1線部41が延びる方向Exにおいて大きな応力が第1線部41に作用することを防止できる。また、この固定箇所における第3線部43と収容壁部31又は蓋部120との間の隙間をより小さくできる。従って、基板収容部3の内部への塵埃の進入をより抑えることができる。
第1線部41、第2線部42、及び第3線部43がこのように接続されることにより、回路基板105に接続された接続線4が、第1線部41が延びる方向Exにおいて、第2線部42と第3線部43との間に収容壁部31が位置するように曲がった状態で設けられる。従って、回路基板105と接続線4との間の接続箇所に作用する応力をさらに抑えることができる。なお、第1線部41、第2線部42、及び第3線部43は、電気的にも接続されている。
第3線部43の軸方向長さL3は、蓋壁部122とハウジング110との軸方向における間隔Lc以下である。たとえば図7のようにL3≦Lcとなるため、蓋壁部122とハウジング110との間に接続線4をモータ100の外部に引き出すスペースを確保しつつ、蓋壁部122とハウジング110の下端部との間において第3線部43に作用する応力が大きくなり過ぎないようにすることができる。
また、第1線部41が延びる方向Exにおける基板収容部3の外部にて、接続線4の第3線部43の両側は、蓋壁部122と接していなくてもよいが、好ましくは図8のように蓋壁部122と接する。図8は、基板収容部3の外部に引き出される接続線4を第1線部41が延びる方向Exから見た図である。図8は、図2の一点鎖線C−C及び図7の一点鎖線D−Dに沿う仮想の平面で蓋部120及び接続線4を切断した場合の断面構造を示す。
第1線部41が延びる方向Exから見て、第1線部41が延びる方向Exにおける基板収容部3の外部にて、蓋壁部122は、好ましくは方向Cxの少なくとも片側において接続線4と接し、さらに好ましく図8のように方向Cxの両側において接続線4と接する。ここで、方向Cxは、第1線部41が延びる方向Exと軸方向とに垂直な方向である。つまり、第1線部41が延びる方向Exにおける基板収容部3の外部にて、蓋壁部122は、第1線部41が延びる方向Exと軸方向とに垂直な方向Cxにおいて接続線4と接する。このようにすれば、第1線部41の狭持箇所の近傍において、接続線4と蓋壁部122との方向Cxにおける隙間を狭くすることができる。たとえば、方向Cxにおいて、第1線部41と蓋壁部122との隙間、又は、第3線部43と蓋壁部122との隙間を狭くすることができる。従って、基板収容部3の内部への塵埃の進入をさらに抑制できる。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本実施形態では、シャフト101は、ロータ102とともに回転可能な回転軸であったが、この例示に限定されず、ステータ103に取り付けられる固定軸であってもよい。なお、シャフト101が固定軸である場合、ロータ102には、シャフト101との間にベアリング(不図示)が設けられる。また、モータ100は、本実施形態ではアウターロータ型であるが、この例示に限定されず、インナーロータ型であってもよい。
また、本実施形態では、ハウジング110及び蓋部120は、モータ100の構成要素となっているが、この例示には限定されない。ハウジング110及び蓋部120は、送風装置1の構成要素であって、モータ100とは別の部材であってよい。
また、本実施形態では、送風装置1は、本実施形態では渦流ファンであるが、この例示に限定されず、遠心ファンなどの他の送風装置であってもよい。また、本発明の送風装置1は、本実施形態ではエアコンなどの空気調和機に搭載されているが、この例示に限定されず、他の機器に搭載されていてもよい。
本発明は、たとえば、ハウジングに設けられた基板収容部から接続線が引き出されるモータ、及び、当該モータを有する送風装置に有用である。
1・・・送風装置、100・・・モータ、101・・・シャフト、102・・・ロータ、103・・・ステータ、103a・・・基板ホルダ、104・・・ベアリング、105・・・回路基板、110・・・ハウジング、111・・・吸気部、111a・・・吸気口、112・・・排気部、112a・・・排気口、120・・・蓋部、121・・・板部、122・・・蓋壁部、130・・・インペラ、131・・・インペラハブ、132・・・インペラベース、133・・・羽根、133a・・・上羽根、133b・・・下羽根、134・・・第2リブ、2・・・インペラ収容部、21・・・上収容部材、22・・・ハウジング基体、22a・・・対向面、221・・・第1リブ、222・・・第3リブ、3・・・基板収容部、31・・・収容壁部、4・・・接続線、41・・・第1線部、42・・・第2線部、43・・・第3線部、CA・・・中心軸、Ex・・・第1線部が延びる方向、Cx・・・第1線部が延びる方向と軸方向とに垂直な方向

Claims (9)

  1. 上下方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、
    前記ロータの少なくとも一部と径方向に対向するステータと、
    前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングの軸方向下方に取り付けられる蓋部と、
    前記ステータと電気的に接続される回路基板と、
    前記回路基板と電気的に接続されて前記ハウジングの外部に引き出される接続線と、
    を備え、
    前記ハウジングは、前記回路基板を内部に収容する基板収容部を有し、
    前記蓋部は、前記基板収容部の下端部を囲み、
    前記接続線は、前記中心軸と直交する方向に延びる第1線部を有し、
    前記第1線部は、前記基板収容部と前記蓋部との間にて軸方向に狭持される、モータ。
  2. 前記基板収容部は、前記ハウジングの下端部において軸方向下方に突出して前記回路基板を囲む収容壁部を有し、
    前記第1線部は、前記収容壁部の下面と前記蓋部の上面との間にて軸方向に狭持されている、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記収容壁部の下端部は、前記回路基板よりも軸方向下方に配置される、請求項2に記載のモータ。
  4. 前記接続線は、
    前記回路基板から軸方向下方に延び、前記第1線部の径方向内端部に接続される第2線部と、
    前記第1線部の径方向外端部から軸方向上方に延びる第3線部と、
    をさらに有する、請求項2又は請求項3に記載のモータ。
  5. 前記第2線部は、前記第1線部が延びる方向において前記収容壁部と間隔を介して配置されている、請求項4に記載のモータ。
  6. 前記蓋部は、
    前記回路基板よりも軸方向下方に配置され、且つ、軸方向と垂直な方向に広がる板部と、
    前記板部の外縁部から軸方向上方に延びる蓋壁部と、
    を有し、
    軸方向から見て、前記蓋壁部は、前記基板収容部の外側に位置し、
    前記第1線部が延びる方向において、前記第3線部は、前記収容壁部の外側面と前記蓋壁部の内側面との間に狭持される、請求項4又は請求項5に記載のモータ。
  7. 前記第1線部が延びる方向における前記基板収容部の外部にて、前記蓋壁部は、前記第1線部が延びる方向と軸方向とに垂直な方向において前記接続線と接する、請求項6に記載のモータ。
  8. 前記第3線部の軸方向長さが、前記蓋壁部と前記ハウジングとの軸方向における間隔以下である、請求項4から請求項7のいずれかに記載のモータ。
  9. 上下方向に延びる中心軸回りに回転可能な羽根を有するインペラと、
    前記インペラを駆動する請求項1から請求項8のいずれかに記載のモータと、
    を備える、送風装置。
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