JP2000212703A - 表面性状に優れたオ―ステナイト系ステンレス鋼及びその製造方法 - Google Patents

表面性状に優れたオ―ステナイト系ステンレス鋼及びその製造方法

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JP2000212703A
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雅之 天藤
Eiichiro Ishimaru
詠一朗 石丸
Takehide Senuma
武秀 瀬沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳造以降の製造条件を特に限定しなくとも製
品板及び成形加工時の表面性状に優れたオーステナイト
系ステンレス鋼及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 Mg:0.0005〜0.01%を含有
し、かつ任意の断面において最大径が0.05〜2.0
μmのMg系介在物が20個/mm2 以上存在することを
特徴とする表面性状に優れたオーステナイト系ステンレ
ス鋼。好ましくは、Ti:0.01〜0.8%を、さら
に含有し、Ti窒化物がMg系介在物を覆って析出す
る。かかる鋼は、Mg添加後、120分以内に鋳造を開
始する方法により製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーステナイト系ス
テンレス薄鋼板及びその製造法に関し、特にこの製品板
及び成形加工時の表面性状に係るものである。
【0002】
【従来の技術】SUS304に代表されるオーステナイ
ト系ステンレス鋼は耐食性に優れており、厨房用、食器
用を始め広い用途に用いられている。オーステナイト系
ステンレス鋼の製造方法は、これまで連続鋳造後に熱延
し、焼鈍と冷延を繰り返す方法で製造されてきたが、近
年、薄鋼板を直接鋳造する技術が開発され、熱延工程の
簡略が可能となりつつある。
【0003】熱延工程が簡略化されれば、生産性が向上
し、最近問題となっているCO2 排出(加熱炉から)を
削減できるという大きなメリットがある。しかし、熱延
工程を簡省略した場合には、製品板での表面性状が劣化
したり、成形加工時に表面性状が損なわれる等の問題が
生じる。
【0004】これらの問題を解決する手法としては、特
開平3−71902号公報、特開平8−277423号
公報などが知られている。特開平3−71902号公報
では、ローピングの発生を抑制するために鋳片の圧延条
件(圧下率と温度の関係)を規定しており、特開平8−
277423号公報では、鋳造後の熱延及び冷却条件を
規定している。これらの技術のように、製造条件を工夫
することにより、ローピング等の発生は抑制できるが、
将来的には製造条件の一層の簡略化(緩和)等により、
さらなる生産性の向上が必要と考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さらなる生産性向上の
ためには、製錬段階での成分及び介在物を規定するだけ
で鋳造以降の製造条件を規定することなく、上記の課題
を解決できる手法が望まれる。本発明は、オーステナイ
ト系ステンレス鋼薄板で鋳造以降の製造条件を特に限定
しなくとも製品板及び成形加工時の表面性状に優れたオ
ーステナイト系ステンレス鋼を提供することを目的とし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、SUS3
04を基本成分としたオーステナイト系ステンレス鋼に
種々の元素を添加し、実験室で鋳造試験を行った。さら
に鋳造材を冷延、焼鈍して製品板とし、表面の凹凸(ロ
ーピング)及び簡易成形試験後の表面凹凸を調査した。
その結果、Mgを添加した鋼において表面凹凸が小さ
く、良好な場合があり、MgとTiを複合で添加した鋼
においては表面凹凸が全く認められない場合が認められ
た。
【0007】この原因を調査するため、電子顕微鏡及び
X線マイクロアナライザーを用いて介在物の解析を行っ
たところ、Mgを添加して表面凹凸が小さい材料にはM
g系介在物が密に分布していた。しかし、Mgを添加し
て表面凹凸が大きい材料ではMg系介在物が存在する
が、その密度が低いことが明らかとなった。Ti+Mg
添加材でも同様の傾向が認められ、それに加えていずれ
のMg系介在物の周囲を覆うようにTi窒化物が存在し
ていた。以上のことから、Mg系介在物を密に分布させ
ることでオーステナイト系ステンレス鋼の表面凹凸を改
善できる見通しを得た。
【0008】次に発明者らは、Mg系介在物の密度と製
品板及び成形加工後の表面凹凸の関係を調査したとこ
ろ、Mg系介在物の個数が鋼板の任意の断面において2
0個/mm2 以上ある場合に良好な表面特性(目視で認め
られない程度)が得られることを明らかにした。
【0009】さらに本発明者らは、Mg系介在物を密に
分布させるためのMg添加条件(Mg添加後時間、温
度、量等)の検討を行った。その結果、Mg系介在物の
密度に最も影響を及ぼすのはMg添加後の時間であっ
た。図1にMg系介在物の密度とMg添加から鋳造開始
までの時間の関係を示す。Mg添加後、鋳造開始までの
時間が長くなるにつれてMg系介在物の個数は単調に減
少する。Mg系介在物の個数が20個/mm2 以上にする
にはMg添加後、120分以内に鋳造を開始する必要が
あることを発見した。
【0010】本発明は上記知見に基づくものであって、
(1)massで、Mg:0.0005〜0.01%を含有
し、かつ任意の断面において最大径が0.05〜2.0
μmのMg系介在物が20個/mm2 以上存在することを
特徴とする表面性状に優れたオーステナイト系ステンレ
ス鋼。及び、(2)さらにmassで、Ti:0.01〜
0.8%を含有し、Ti窒化物がMg系介在物を覆って
析出していることを特徴とする前記(1)項に記載の表
面性状に優れたオーステナイト系ステンレス鋼であり、
(3)前記(1)項もしくは(2)項に記載のオーステ
ナイト系ステンレス鋼を製造するに際し、Mg添加後、
120分以内に鋳造を開始することを特徴とする表面性
状に優れたオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。なお、下記の説明における「%」とは、『mass%』
を示すものである。Mg:MgはMg系介在物を形成す
ることで本発明の課題である表面特性を向上させる重要
な元素である。Tiと複合で添加した場合にはさらに表
面特性を向上させる効果を持つ。この効果を発揮するの
は0.0005%でありこれを下限とした。また多量に
添加してもその効果は飽和し、耐食性低下等の問題が生
じるため、0.010%を上限とした。
【0012】Ti:TiはMgと複合で添加することで
本発明の課題である表面特性を向上させる元素であり、
その効果が発揮されるのは0.01%以上であるのでこ
れを下限とした。しかし、0.8%を超えて添加しても
表面特性向上効果は飽和し、製造性、加工性等の問題が
生じるためこれを上限とした。
【0013】Mg系介在物は、酸化物、硫化物等のMg
を含有する化合物であれば表面特性向上効果がある。M
g系介在物のサイズは、その最大径が0.05μm未満
の場合には表面特性向上効果が小さく、2.0μm以上
の場合には耐食性の低下等の別の課題が生じるため、M
g介在物径は最大径が0.05〜2.0μmの範囲とし
た。分布密度は20個/mm2 以上で表面特性向上効果が
認められる。
【0014】上記のような分布密度でMg系介在物を生
成するには、Mg添加後、120分以内に鋳造を開始す
る必要がある。Tiを含有する場合には、Mg系介在物
を覆ってTiNが存在するとさらに表面特性は向上す
る。
【0015】本発明はSUS304のみならず他のオー
ステナイト系ステンレス鋼でも同様の効果が発揮され
る。なお、本明細書中のオーステナイト系ステンレス鋼
とは、Crを11%以上含有したステンレス鋼で、主相
がオーステナイト相からなる鋼を指す。
【0016】Mgの添加はAODやその後の成分調整工
程で、純MgあるいはMg合金の添加が好ましい。ま
た、本発明は熱延工程を省略した工程で効果が顕著に現
れるが、熱延工程を入れても、また冷延、焼鈍を繰り返
す工程でも同様の効果が発揮される。
【0017】Mg系介在物のサイズ測定は、鋼塊及び鋼
板の任意の断面において介在物の抽出レプリカあるいは
薄膜を作成し、電子顕微鏡で調査する方法がよい。分布
は、電子顕微鏡、あるいはX線マイクロアナライザー
(EPMA)を用いて調査する方法がよい。
【0018】本発明により表面特性が向上する原因につ
いては、本発明者らは次のように考えている。Mg系介
在物は鋳造時の凝固核として作用しており、これが多量
に存在することで鋳造組織が微細になり、通常の鋳造、
熱延プロセスで得られた熱延板の組織と同等、あるいは
それに近い細粒の組織が得られるためと考えている。さ
らにTiがMg系介在物を覆うと、何らかの理由により
凝固核生成効果が促進されるためと考えている。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。 (実施例1)オーステナイト系ステンレス鋼に種々の元
素を添加し、表1に示す組成の鋼種を溶製した。この鋳
造片を、酸洗後、冷延、焼鈍等により0.4〜1.0mm
の鋼板を作成した。鋼板の板厚中心部の介在物を電子顕
微鏡及びEPMAにより調査し、Mg系介在物のサイズ
及び分布をを調査した。また冷延焼鈍板及びそれを90
°曲げ加工した材料の表面特性を調査した。表面特性の
評点は、1:凹凸が全くなし、2:目視では無いが粗度
を測定すると若干凹凸がある、3:目視で凹凸が認めら
れる、4:目視で著しく激しい凹凸が認められるであ
る。結果を表2に示す。本発明鋼は比較鋼に比べて表面
特性が著しく優れていた。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】 (実施例2)オーステナイト系ステンレス鋼に種々の元
素を添加し、表3に示す組成の鋼種を溶製した。この鋳
造片を、酸洗後、冷延、焼鈍等により0.4〜1.0mm
の鋼板を作成した。鋼板の板厚中心部の介在物を電子顕
微鏡及びEPMAにより調査し、Mg系介在物のサイズ
及び分布をを調査した。また冷延焼鈍板及びそれを90
°曲げ加工した材料の表面特性を調査した。表面特性の
評点は、前述同様である。結果を表4に示す。本発明鋼
は比較鋼に比べて表面特性が著しく優れていた。
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】 (実施例3)前述の表1の鋼種A及び表2の鋼種Eの成
分を持つ鋼種を溶製し、Mgを添加後の時間を変えて鋳
造試験を行った。この鋳造片を、酸洗後、冷延、焼鈍等
により0.4〜1.0mmの鋼板を作成した。鋼板の板厚
中心部の介在物を電子顕微鏡及びEPMAにより調査
し、Mg系介在物のサイズ及び分布をを調査した。また
冷延焼鈍板及びそれを90°曲げ加工した材料の表面特
性を調査した。表面特性の評点は前述同様である。表5
に評価結果を示す。本発明法は比較法に比べて表面特性
が著しく優れていた。
【0024】
【表5】
【0025】
【発明の効果】本発明は鋼成分及び介在物さらにはその
添加タイミングを規定することにより、鋳造後の製造工
程及び条件を規定することなく表面特性に優れたオース
テナイト系ステンレス鋼を安価な製造工程で製造でき
る。したがって、産業上の価値の極めて高い発明である
といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はMg介在物密度とMg添加後の時間の関
係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C21C 7/00 C21C 7/00 H 7/04 7/04 B C22C 38/50 C22C 38/50 (72)発明者 石丸 詠一朗 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内 (72)発明者 瀬沼 武秀 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 Fターム(参考) 4K013 AA02 BA14 DA03 DA08 EA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mg:0.0005〜0.01mass%を
    含有し、かつ任意の断面において最大径が0.05〜
    2.0μmのMg系介在物が20個/mm2 以上存在する
    ことを特徴とする表面性状に優れたオーステナイト系ス
    テンレス鋼。
  2. 【請求項2】 Ti:0.01〜0.8mass%を、さら
    に含有し、Ti窒化物がMg系介在物を覆って析出して
    いることを特徴とする請求項1に記載の表面性状に優れ
    たオーステナイト系ステンレス鋼。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2に記載のオーステナ
    イト系ステンレス鋼を製造するに際し、Mg添加後、1
    20分以内に鋳造を開始することを特徴とする表面性状
    に優れたオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。
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