JP2000210770A - 大電流溶接電源 - Google Patents

大電流溶接電源

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JP2000210770A JP13993A JP2000013993A JP2000210770A JP 2000210770 A JP2000210770 A JP 2000210770A JP 13993 A JP13993 A JP 13993A JP 2000013993 A JP2000013993 A JP 2000013993A JP 2000210770 A JP2000210770 A JP 2000210770A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 連続する電流パルスにおいて、大溶接電流を
発生させることのできる溶接電源。 【解決手段】 インバータ電源10は、第1論理信号を
発生するとすぐ第1端子から電流を流す導通状態および
第2論理信号を発生するとすぐ電流を阻止する非導通状
態をもつトランジスタを用いたスイッチSw1、Sw2
を有し、溶接電流の瞬時値を測定するためのセンサ、瞬
時電流が実質的に最大値以下の選定値にあるとき低電流
信号を発生するための比較器、およびオフ信号の発生
後、低電流信号を発生するとすぐ、第2論理信号を発生
するための回路あるいはプログラムによって、溶接電流
が一般に選定値にあるとき、トランジスタを用いたスイ
ッチが導通状態から非導通状態に切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気アーク溶接に関
し、さらに詳しくは、連続する電流パルスにおいて大溶
接電流を発生するための改良された溶接電源に関するも
のである。
【0002】
【従来技術とその課題】本発明は3相入力電源を負荷結
合トランスに変換するため、トランジスタ切換タイプの
インバータを用いる。このトランスからインバータの交
流出力が整流されて、電極と溶接工作物との間に電流を
生じる。このようなインバータは、溶接の間流れる電流
の大きさを制御するため、18kHzで動作するパルス
幅変調器を採用している。これらのインバータは、当業
者に公知で、一般に米国特許第5,349,157号お
よび第5,351,175号に開示されている。これら
の特許は、電流パルスをインバータの出力トランスに導
く高周波パルス幅変調器によって制御される電流をもつ
3相インバータを説明する背景情報として本明細書中に
参考文献として取り入れられている。これらの特徴は、
溶接に用いられるインバータの出力電流を制御するため
の誤差アンプをもつパルス幅変調器を用いる3相インバ
ータの概念を説明している。
【0003】交流溶接、とくに交流MIG溶接を提供す
るため、一般に正端子と負端子を作るため出力トランス
に2次巻線をもつトランジスタ切換網タイプのインバー
タの出力に対する出力結合トランスを用いることが提唱
されてきた。IGBTのような1つのインダクタと2つ
のトランジスタをもつスイッチを用いて、正電流パルス
が溶接の間流され、次いで負電流パルスが流される。こ
の正電流パルスは、電極と工作物を通してインバータの
出力にある正端子を負端子すなわちアース端子につなぐ
第1スイッチを閉じることによって生じる。電流を逆転
して負電流パルスを生じさせるため、第2スイッチによ
ってインバータの出力で負端子に溶接操作がつながれ
る。各スイッチは電流を保持するインダクタの一部とと
もに、電極と工作物に直列になっている。第2スイッチ
が開いているとき第1スイッチを閉じ、第2スイッチが
閉じているとき第1スイッチを開けることを交互にくり
返すことにより、交流溶接が行われる。このプロセスは
一続きの正・負電流パルスを有している。交流溶接プロ
セスをなすこの構造は全くうまくいくが、溶接電流が高
い、すなわち約200A(アンペア)以上になると、第
1・2トランジスタに基づくスイッチと並列のスナッバ
が非常に高価で大きなものになる。これらのスナッバ
は、1つのパルスが消え、次のパルスが現れるとき、ス
イッチにかかる高電圧を保持しなければならなかった。
大溶接電流用のこのようなインバータ電源は、1つの極
性から他の極性への切換の間、高電圧が適切に扱われて
いる限り、交流アーク溶接でうまく使われていた。これ
は大溶接電流用のインバータ電源を使う際の明らかに不
利な点であった。
【0004】パルス幅変調器で操作される切換インバー
タによって生じる大溶接電流の切換は、溶接における誘
導リアクタンスと電流極性の変化するスピートのため高
電圧を発生するということが分かった。上記タイプの交
流溶接機において正・負極性が移る間に誘起される電圧
は、誘導リアクタンス×電流の導関数に等しい。こうし
て、電圧は抑制するのが非常に難しい。そのため、各種
設計のエネルギー吸収スナッバ回路が、正・負極性の間
で大電流を切り換えるとき、誘起電圧を減らす(制御す
る)ために使われてきた。ここでいう大電流とは一般に
約200A以上の電流、とくに1,000〜2,000
Aを超える電流をさしている。これらの大電流を扱うの
に必要なスナッバ回路はすべて、高損失であるか高コス
トであるかを免れ得ない。この大電流は切り換えの間、
溶接回路のインダクタンスと時間当りの瞬間電流の変化
の積である。インバータの出力に使われるトランジスタ
は導通を止めるためスイッチを切るのに必要な固定時間
をもつので、スナッバによって抑制される誘起電圧はス
イッチが切れ始め、オンとオフの間の遷移時における電
流の大きさに比例する。そのため、過去、電気アーク溶
接機のような大電流の切換に使われた回路は通常、スイ
ッチが切られるときに発生する大電圧スパイクを抑制す
るため、上記のような複雑な設計のスナッバを有してい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】インバータの出力で大電
流を切り換えるとき、過渡電圧がパルス幅変調器操作の
切換インバータ、とくに3相電源によって駆動されるイ
ンバータで駆動されるタイプの交流溶接機において、本
発明によって大幅に低減される。本発明は1200Aの
交流インバータ電源について試験され、溶接電流の極性
を変えるため各電流パルスの裾端でスイッチが切られる
前に、出力電流は150Aまで減少した。一方のスイッ
チが切られると、他方のスイッチが入って逆極性の電流
パルスを生じ、該電流は直ちに該逆極性において150
Aにシフトし、逆方向の溶接回路内のインダクタを通し
て最大電流に急速に変わる。大電流パルスを切る前にイ
ンバータを切ることにより、パルス電流は低レベルに移
る。したがって、極性切換は150Aの例のような低レ
ベルで達成される。この例において、スイッチが切られ
たとき、スイッチ間の誘起電圧は十分に低減された。実
際、電流の切換値が低く設定されていると、1200A
でスナッバが取り除かれ得た。スナッバ電圧は、スナッ
バに要求される抑制能力を増大することなく、より高い
交流切換周波数を許容するため低減された。
【0006】本発明によれば、一連のパルス状の溶接電
流を生じさせ、それにより該パルスが最大電流レベルと
裾引き状態をもつ溶接電源における改良が提供される。
こうして、好ましくは連続する正・負パルスの各電流パ
ルスが、一般に約200A以上の最大レベルに移る。電
源は好ましくは3相の電源、インバータがオンのとき第
1極性になる第1端子、インバータがオンのとき第2極
性になる第2端子およびアース端子につながれる入力を
もつインバータを有している。本発明において、インバ
ータを切ることにより高電流を端子から除くオフ信号を
制御器が発生する。このインバータ・オフにより、電流
パルスがオフ状態に移る。インバータが切られると、パ
ルスの電流値はゼロに向かって低減する。通常の電源使
用において、インバータはオン状態にあり、出力スイッ
チは負極性から正極性に移すために使われる。これによ
り、本発明の背景の中で説明した問題が生じた。
【0007】本発明によれば、出力スイッチは極性切換
に使われるとしても、インバータが切られて、極性が切
り換えられるべきとき、電流をゼロに向かって低減させ
る。低い値に達すると、スイッチが切り換えられて現行
電流パルスを終わらせ、直ちに逆極性の次の電流パルス
を生じる。スイッチは2つのトランジスタを有する回路
内にあり、それぞれ、第1論理信号が生じると端子の1
つから電流を通させる導通状態、おび第2論理信号が生
じると電流を阻止する非導通状態をもっている。本発明
は単一極性のパルスのみを生じる単一の出力パワースイ
ッチを用いて使われる。こうして、広い意味で本発明は
インバータを切ることを含み、電流パルスを選択された
レベルまで低減させ、次に出力パワースイッチを切って
電流パルスを終わらせる。しかし、本発明の好ましい態
様は交流アーク溶接に対して使われる。2つの電流パル
スがある。一方の出力パワースイッチがつくと、他方の
スイッチは切れ、またその逆になり、逆極性の電流パル
スが続けて生じる。各電流パルスは裾端をもち、該裾端
はパルスの電流を減らすのに必要な短時間、インバータ
を切ることによって生じる。次に、電流パルスは第2論
理信号をスイッチに加えることによって終了し、スイッ
チを非導通状態に移す。実際には、単一のスイッチ直流
ユニットであれ2つのスイッチ交流ユニットであれ、各
パワースイッチに対する第1論理信号はスイッチをオン
にする論理1である。論理0はスイッチをオフにする第
2論理信号である。
【0008】本発明によれば、センサが溶接電流の瞬時
値を測るために使われ、この瞬時値が電流パルスの最大
電流よりも実質的に低い選択されたレベルにあるとき低
電流信号を生じるために比較器が使われ、インバータを
切るための信号を発生した後、この低電流信号が生じる
とスイッチを切るための第2論理信号を回路またはプロ
グラムが発生する。交流溶接のため2つのスイッチが使
われると、1つの電流パルスがそのパワースイッチによ
って切られるとき、次の電流パルスが発生するので、イ
ンバータが続いて再びつくと、電流は最大電流に向かっ
て直接進む。極性が変わる前に、インバータは短時間の
み切られる。インバータ溶接機の出力インダクタンスは
一般に小さな値なので、出力電流は直ちに変わる。次の
電流パルスは最大電流まで進み、極性が逆転するまで最
大電流を保持する。
【0009】インバータが切られてから、スイッチが極
性を逆転する。インバータが切られていることに対応し
て電流が選択レベルまで低減した後、2つの極性の間の
切換が生じる。スイッチ間の誘起電圧は切換電流と固定
インダクタンスの積の関数なので、スイッチ切換の間に
生ずる電流変化における大幅な低減は次に、誘起電圧を
大幅に減らす。1000〜2000Aの電流が小さなス
ナッバで、あるいはスナッバなしで切り換えられること
が分かった。これは、高周波インバータ回路と逆極性電
流パルスを生じる出力スイッチを使うタイプの交流溶接
機における改良である。
【0010】本発明の他の側面によれば、インバータは
単相入力あるいは多相入力のいずれかによって電力を与
えられる。本発明は3相入力を使うので、溶接操作は容
易に平衡が取れるが、従来の切換ユニットは単相電源だ
ったので、非平衡であった。そのような非平衡は、本発
明に使われる高電流レベルで一層の問題を有する。
【0011】さらに別の本発明の面によれば、インバー
タは、約18kHz以上の周波数で動作するパルス幅変
調器によって制御される切換ネットワークを含んでい
る。このパルス幅変調器はインバータスイッチを高率で
作動させる。交流溶接機の平均溶接電流は、標準インバ
ータ実務にしたがって、パルス変調器のデューティ・サ
イクルを変えることにより溶接の平均電流を制御するた
めの誤差アンプに流される。本発明を用いて電源の出力
に生じる電流パルスは相対的に低く、約400Hzより
も小さい。実際、交流溶接は一般に40〜200Hzの
範囲で実施され、インバータの高周波作動とは対照的で
ある。
【0012】本発明の他の面によれば、改良された電源
が単一極性パルスあるいは交互に変わる極性のパルスを
作るために用いられる。こうして、溶接機は直流負モー
ド、直流正モードあるいは交流モードをもつ。すべての
モードにおいて、インバータは切られて、最大電流をよ
り低い選定値に下げ、その時点でスイッチを開けること
により電流パルスが終了する。交流モードでの極性切換
率は交流溶接の周波数を決め、電圧制御オッシレータや
同様のソフト・プログラムから溶接パルス周波数を変え
るために用いられるが、同一周波数がインバータを作動
するパルス幅変調器のために使われる。こうして、交流
溶接周波数はオッシレータや他の回路プログラムの率を
変えるだけで容易に調整される。
【0013】本発明は電流パルスの終りにパルスの電流
を約200Aよりも低いレベルまで低減でき、好ましく
は一般に100〜150Aの範囲まで下げられることが
分かった。この電流切換はパルスの最大電流が1000
〜1200Aのときでさえ使うことができる。これま
で、極めて大きくて高価なスナッバがこのような大電流
交流電源において必要だった。
【0014】本発明によれば、第1・2命令信号を切り
換えることにより、逆極性の電流パルスが作られる。一
方の命令信号が一方のスイッチをつけ、他方の命令信号
が他方のスイッチを切る。これにより電流パルスの極性
を逆転させる。命令信号が溶接出力の極性を切り換える
前に、時間遅れ回路がインバータを切るために使われ
る。
【0015】本発明の記述において、第1・2論理信号
は単一スイッチに関している。論理1(第1論理信号)
はスイッチをつけ、論理0(第2論理信号)はスイッチ
を切る。もちろん、論理信号のデジタル値は逆にでき
る。交流モードにおいて、第1・2命令信号がある。こ
れらの信号は一方のスイッチをつけ、他方のスイッチを
切る信号である。これらの命令信号は同一論理ではな
く、本発明の実施例によればフリップフロップのQ・Q
バー端子によって作られる。一方のスイッチがつくと、
他方のスイッチは切られる。これが命令信号の動作であ
る。論理1がスイッチをつけ、論理0が該スイッチを切
るとき、論理信号はその単一スイッチに関している。こ
うして、各命令信号はそれによって制御される個々のス
イッチの導通状態を示す2つの論理信号をもつ。命令信
号が要求されるとき、それは一般にスイッチが論理信号
をオンにすることを意味している。
【0016】本発明の第一の目的は、約200Aの大電
流値をもつ一連の電流パルスを発生させ、パワースイッ
チを切ることにより該パルスを終わらせる溶接電源を提
供することであり、該電源が変調されることによってパ
ワースイッチを切ることが終了するパルスの最大電流よ
りも実質的に低い電流値で生じる。
【0017】本発明の他の目的は、上記のような電気ア
ーク溶接のための独特な交流電源を提供することであ
り、該電源は高い最大電流をもつ交流パルスを有する。
これらのパルスは、開いているパワースイッチが電源の
高電流よりも大幅に低い電流に流しているとき、一方の
パワースイッチを開け、他方のパワースイッチを閉じる
ことにより、極性を変えられる。
【0018】さらに他の本発明の目的は、インバータに
よって駆動される上記電源を提供することであり、該イ
ンバータは3相電源につながれ、パルス幅変調器によっ
て高周波数で作動されることにより、低周波交流溶接の
ための電流を与える。
【0019】さらに他の本発明の目的は、上記一連の電
流パルスを生じるための改良された溶接電源を提供する
ことであり、該電源はIGBTのようなトランジスタに
基づくスイッチを用い、極性切換スイッチが切られると
きほとんど、あるいは全くスナッビング(スパイク電圧
抑制)を必要としない。
【0020】さらに他の本発明の目的は、約20kHz
よりも高い周波数で、かつ約200Aを超える最大電流
で作動するインバータによって駆動され、40〜60H
zの低い出力周波数で作動する、上記一連の電流パルス
を作るための溶接電源を提供することである。これは高
周波インバータ変換という利点を、高出力電流値での低
周波出力電流という能力と結び付ける独特な電気アーク
溶接用交流電源である。
【0021】これらおよび他の目的と効果は、添付図面
を用いた以下の説明から明らかになるであろう。
【0022】
【実施例】以下、図を用いて説明するが、これらの図は
本発明の実施例を説明するためだけのものであり、本発
明をこれらに限定するためのものではない。図1・2
は、電極Eとアースされた工作物Wの間に交流を通すた
めの交流溶接電源10を示している。電源10に、整流
器14入力をもち、高直流電流を出力切換ネットワーク
16に与える標準インバータ・ステージ12を利用す
る。このネットワーク16は、工作物Wで溶接を行うた
め電流パルスを作る。ネットワーク16の入力を形成す
る直流出力端子を与えるため、全波整流器18がインバ
ータ・ステージにつながれているので、整流器14への
多相入力が200Aを超える。好ましくは1000〜1
200Aほど高い最大電流値をもつ直流電流源に変換さ
れる。
【0023】インバータ・ステージ12は、構造がいく
らか標準的で、負荷トランス32の1次巻線34を通し
て交流パルスを供給するため、直流リンク22をトラン
ジスタ切換ネットワーク30に導く整流器14への入力
を形成する多相電源として示されている。中心ゼロ点3
8をもつ2次巻線36はアースされ、工作物Wに接続さ
れている。トランジスタ切換ネットワークは、1次巻線
34に交流パルスを作るため、MOSFETや同様のト
ランジスタ型スイッチを有する。出力トランス32は、
非常にインダクタンスが小さいので、ネットワーク30
は急速に切れる。切換ネットワークのこの急速なオン−
オフは、リンカーン電気社製の標準STT溶接機のよう
な、および一般に米国特許第5,001,326号に開
示されているような溶接電源に広く使われている。低イ
ンダクタンをもち、急速に切られ得るコンバータ・ステ
ージの概念はよく知られている。上記特許や他の参考特
許に開示されているように、切換ネットワーク30は1
8kHz以上、好ましくは20k〜40kHzで作動す
る標準パルス幅変調器40によって作動させられる。こ
のパルス幅変調器による制御は、標準技術で、インバー
タ・ステージの出力電流は誤差アンプ50からのライン
42上の電圧によって制御され、誤差アンプは電源10
の所定出力電流のデジタル値を表す。あるいは電圧をも
つ入力ライン52上の電圧値に対応して、ソフトウェア
で実行される。本発明において、所定電流値は約200
Aを超える値に設定される。入力ライン52上の代表的
な信号はアンプ50によって、電圧信号あるいは入力ラ
イン54上のデジタル語の形の平均出力電流と比較され
る。電流測定分流器60からの電圧はライン62の瞬間
電流値を表す。電流平均回路64はライン62の瞬間電
流値を平均化して、アナログ値またはデジタル値で表
す。回路64はアンプ50の入力ライン54の電圧信号
またはワードを表す平均電流を生じる。これまでの記述
では、インバータ・ステージは標準技術を使っている。
本発明のある面によれば、コンピュータあるいはアナロ
グ回路のソフトウェアである制御器70は標準制御にし
たがってライン52上に代表的な電圧を生じるが、ライ
ン52の電圧あるいはワードに加えて、さらにライン7
2にインバータ切り信号を与える。ライン72の論理1
により、直ちにパルス幅変調器を切ってインバータ・ス
テージ12を切り、整流器18への電流を与えなくす
る。制御器70はまた、ライン80・82にスイッチ命
令信号及び、第1論理、すなわち論理1が直ちに対応す
る出力パワースイッチをつけ、第2論理すなわち論理0
が直ちに対応する出力パワースイッチを切る。全波整流
器18はダイオードD1〜D4を有して、正電流端子9
0、負電流端子92、および中心ゼロ点38と工作物1
2につながれたアース端子94を生じる。電源10は電
極Eと工作物Wの間に高電流パルスを生じさせるため、
出力切換ネットワーク16を利用する。図示のように、
トランジスタを使ったIGBTの形の第1スイッチSW
1はライン80に命令信号を受けると閉じる。それによ
り、出力インダクタ110の正セグメント112を通し
て正端子90から電流パルスを生じる。トランジスタを
使ったIGBTの形の第2スイッチSW2は、ライン8
2に論理1を受けると閉じて、インダクタ110の負セ
グメント114を通して整流器18の負端子92に負電
流パルスを生じる。スナッバ100・102は、それぞ
れスイッチSW1,SW2に並列に接続されている。本
発明の基本面を実施せずに、これらのスナッバは極めて
大きく、誘起電圧がインダクタのセグメント112また
は114の値および電流の差あるいは瞬時変化の値に等
しいので、極めて高い電圧を扱わなければならない。電
流が1000〜1200Aの範囲にあれば、短い切り時
間が高いdi/dt値を与える。誘起電圧は極めて高
く、スナッバ100・102によって抑制されなければ
ならない。これまでに記述した大電流交流溶接に使われ
る電源は新規で、200Aを超える大電流、実際には1
000Aを超える大電流を扱うことができる。このこと
は、MIG溶接用の交流溶接機において利点となる。し
かし、本発明の主要な面はスナッバ100・102の大
きさを小さくし、あるいはスナッバの必要性を減らすこ
とにある。
【0024】本発明によれば、図3・4のように、イン
バータ・ステージ12のネットワーク30は、ライン8
0・82の論理すなわち命令信号が逆転する前に、直ち
にライン72の信号によって切られる。こうして、スイ
ッチSW1・SW2の導通状態が逆転する前に、電流供
給が切られる。この制御操作を達成するために、多くの
構造が使われ得る。すなわち、ワイヤでつながれたハー
ドウェア、ソフトウェア、あるいはそれらの結合が使わ
れ得る。説明上、図3に論理ネットワークを有するハー
ドウェアの制御回路(デバイス)150を示す。制御回
路150からの出力パルスは、図4のように交流パルス
P1・P2として示される。制御回路150において、
ライン80につながれたQ端子とライン82につながれ
たQバー端子をもつフリップフロップ160を有する。
このフリップフロップはソフトウェアであり、あるいは
別の非一致デバイスによって再生される。これらのライ
ン上の論理は図4のグラフ200・202に示されてい
る。一方の命令信号が論理1にあると、他方の命令信号
は論理0にある。したがって、SW1・SW2の一方の
スイッチが切れると、他方のスイッチは直ちにつく。こ
の切換により、パルスの極性が逆転し、パルスP1・P
2からなる交流出力を生じる。フリップフロップ160
のデータ端子Dは、ソフトウェアで実行されるオッシレ
ータ170の出力ライン172につながれている。デー
タ端子Dの2進論理は、ライン172に現れるオッシレ
ータ170の出力を構成するグラフ206に示されてい
る。端子Dから端子Qへの論理を移すため、電圧値比較
器180の出力182につながれているクロック端子C
Kにクロックパルスが受けられなければならない。これ
らの論理デバイスはアナログ用語と記号で示されている
が、デジタル回路も使われる。フリップフロップ160
はグラフ200・202に示される論理を与える標準実
務にしたがって作動する。ライン80・82上の論理に
より、それぞれスイッチSW1・SW2が制御される。
図4で、グラフ206のデータDが論理0のとき、クロ
ックパルス204aが現れる。これにより、グラフ20
0・202に示すように、ライン80に論理0が現れ、
ライン82に論理1が現れる。こうして点200aで、
スイッチSW1・SW2の導通状態が逆転する。これに
よりパルスP1からパルスP2へ電流が移り、正電流パ
ルスP1と負電流パルスP2の間に極性の逆転を与え
る。ライン80・82の命令信号は、グラフ206が論
理1のとき、クロックパルス204bを受けると点20
0bで再び逆転する。こうして、電流パルスの極性は負
パルスP2から正パルスP1へ再び逆転する。次のクロ
ックパルス204cを受けると、別の電流極性の逆転が
起こる。こうして、フリップフロップ160は電源10
の出力に交流溶接電流を生じる。グラフ206のような
信号を生じるオッシレータ170は、標準的な電圧制御
オッシレータで、ライン174の電圧入力がライン17
2のパルスの周波数を変える。これにより、図4の上部
のグラフのパルスの極性に対する逆転周波数を変える。
同様に、ライン176の電圧を変えることにより、オッ
シレータ170のデューティサイクルが変わり得る。図
4に示されているデューティサイクルは50%である。
ライン176の電圧を変えることにより、発振のデュー
ティサイクルは変わって、電源10の交流出力の電流パ
ルスのデューティサイクルを変える。
【0025】図4のグラフ204で示されるライン18
2のクロックパルスは、入力ライン184・186の電
圧を比較することによって生じる。入力ライン184は
分流器60によって検知される瞬間アーク電流である。
入力ライン186の電圧は、レオスタット188の出力
で、好ましくは100〜150A、一般には約200A
よりも小さな選択値にあるライン184の電圧に対応す
るように設定される。レオスタット188によって設定
された選択値−100A−よりも瞬間電流が低いとき、
論理1がライン182に現れる。図4のグラフ204を
再び参照すると、パルス204a〜204cは、入力ラ
イン186で選定値よりも小さな電流を示す論理1を比
較器180が出力する間の時間を表している。ライン6
2の瞬時値を読み取り、この値をフリップフロップ16
0のクロッキングに使うことにより、100A以下での
み極性変化が起こることになる。この特徴は本発明のた
だ1つの面にすぎない。スイッチSW1・SW2の極性
逆転の前に、ライン72の論理1によってインバータ・
ステージ12を切ることも必要である。本発明のこの面
は、いろいろな構造によって達成され、その1つは論理
ネットワーク210として図3に示されている。このネ
ットワークは、ライン172aに現れるようなライン1
72の論理を変換するインバータ212を利用する。N
ANDゲート230はグラフ202に示されるライン8
2の論理をもつ入力232を有している。ゲート230
の他の入力はグラフ206であるライン172である。
グラフ202と206がともに論理1のとき、論理0が
ライン234に現れる。これによりライン72に論理1
が生じ、NANDゲート250の出力となる。同様に、
NANDゲート240はグラフ200のようなライン8
0につながれた入力242をもつ。ライン172aでオ
ッシレータによって変換された論理はグラフ202とし
て示されている。論理1がグラフ200と220に現れ
ると、論理0がゲート240の出力244に現れて、ラ
イン72の論理1を生じる。ライン72の論理はグラフ
222で示されるインバータ切り信号である。この信号
はオッシレータ・グラフ206が論理を変えるとすぐ生
じる。インバータ212は論理ネットワーク210内
で、インバータ・ステージ12を切る信号を正しく作る
ために使われる。図4のように、切り信号222a〜2
22cはクロックパルス204a〜204cがスイッチ
SW1・SW2を逆転させる前に、直ちに生じる。こう
して、インバータは切られ、パルス222a〜222c
の間、切られ続ける。フリップフロップ160の出力の
論理は、次のクロックパルスが発生するまで、変わり得
ない。図4の上部のグラフの電流は、逆転点200aが
点302に達するまで、ライン300に沿って減衰す
る。その後、グラフ200・202のようにライン80
・82の論理を変えることによって、極性の急逆転が生
じる。これは、点302と点304の間に生じることが
示されているように、IGBTに固有なある遷移時間を
要する。インバータ・ステージ12は再びオンになり、
電流はライン306に沿って(負の方向に)増大し、
(負の)最大値になる。これと同じ操作が、電流パルス
P1・P2の各極性逆転の間、生じる。スイッチSW1
・SW2の固有切換時間によって、点302と点304
の間に非常に短い遅れが生じている。これらのスイッチ
はトランジスタを使ったもので、整流されない。実際に
は、これらのスイッチはIGBTである。トランジスタ
を用いたスイッチを使うとき、切換操作の間、エネルギ
ー・ロスはない。もちろん、1000Aを超える大電流
を扱うことのできる限り、論理にしたがって導通を変え
る他の急速切換デバイスも本発明を実施するのに使われ
得る。
【0026】本発明は、図5に交流パルスP3・P4と
して交流電流が図示されている。インバータ切り信号は
パルスP3の点320で生じる。電流は100Aと示さ
れている選定された低い値に達するまで、ライン322
に沿って出力インダクタを通して減衰する。この電流は
パルスP3に対する1200Aの最大電流よりも実質的
に低い。点324でスイッチSW1とSW2はライン8
0・82の論理にしたがって逆転する。すなわち、点3
32までの理論的状態である一般に垂直のライン330
に沿ってパルスP4が発生し、点332で電流は負の最
大値に向かって駆動される。スイッチが閉じるとすぐ、
電流は緊密に結合されたインダクタによって逆極性の同
一値まで移る。ゼロを通る遷移も点334と点336の
間で達成される。本発明は正出力回路あるいは負出力回
路における標準直列インダクタを用いて実施でき、電流
は選定値の間で急速に移らない。図5の交流電流は本発
明の基本概念を説明し、電流がある選定値に減衰するま
で待ってインバータ・ステージを切り、次いで大電流パ
ルスの極性を逆転するためスイッチを切り換える。すで
に示したように、出力パルスの周波数とデューティサイ
クルは図3のオッシレータ170のようなソフトウェア
を変えることによって変えられる。これを図6・7に示
す。図6で、パルスP5とP6の間のデューティサイク
ルは50%である。図6の下のグラフのように、同一周
波数を維持しながら、パルスP7とP8の間のデューテ
ィサイクルは20%である。図7で周波数が増大してい
るので、パルスP9とP10の間の50%のデューティ
サイクルは、その増大した周波数による小さな個々のパ
ルスを生じている。これにより、図7の下のグラフのよ
うにパルスP11はパルスP12に対して20%のデュ
ーティサイクルをもつ。「デューティサイクル」という
用語はここで、正パルスと負パルスの間の相対時間を指
している。この非平衡状態は、ある方向の導通が他の方
向の導通とは実質的に異なる溶接において有利となる。
他の面によれば、図8に示すように正電流パルスと負電
流パルスの大きさ(振幅)を変えることが可能で、パル
スP13の振幅aはパルスP14の振幅bよりも小さ
い。この概念により、一方向で他方向よりも高い電流が
許される。もちろん、パルスP5〜P14は本発明を利
用し、パルスの終了はインバータ・ステージをまず切っ
て、次にスイッチSW1・SW2を切り換えるとによっ
て行われる。交流パルスの相対的な形の他の変化も行え
る。
【0027】さらに別の実施例を図9・10に示す。図
10で、溶接電源400は一連の単極性パルスP20を
生じる。本発明のこの変形において、電極Eとアースさ
れた工作物Wの間のアークを通してパルスを導くため、
単一スイッチSW3だけが使われる。これにより、イン
バータを切る基本概念を用いて大電流を低い選定値まで
減衰させ、IGBTのようなパワースイッチを切ること
が明らかに説明される。新規な発明概念は、大電流パル
スを切り、次いで高周波インバータによって駆動される
タイプの溶接電源においてパワースイッチを切ることで
ある。ここにおいて、インバータ402はインダクタ4
04を通して電極Eとアースされた工作物Wに渡って電
流パルスP20を通すため、単一スイッチSW3によっ
て制御される出力をもっている。ライン410の命令信
号は、スイッチSW3がオンのとき論理1を、またスイ
ッチSW3がオフのとき論理0をもつ。ライン410の
論理は、スイッチをオンにするための入力414をもつ
論理ネットワーク412およびスイッチをオフにするた
めのライン416の論理によって制御される。ソフトウ
ェアでもあり得る制御ネットワークは、ライン424の
論理によって示されるように、インバータ402をオン
またはオフにするための出力422をもつワイヤ経線の
オッシレータ420として図示されている。スイッチS
W3が常時ついているとしたなら、矩形波電流パルスが
電極Eに現れるであろう。インバータがオンになると、
スイッチSW3はライン414の論理によってオンにさ
れる。しかし、インバータがオフにされたとき、スイッ
チSW3はすぐにはオフにならない。スイッチSW3を
オフにするためには、ライン416の論理信号を要す
る。その論理信号は、オッシレータ420からの論理を
逆転するためのインバータ432をもつNANDゲート
430の出力である。この逆転された論理は、ゲート4
30の入力でライン432aに現れる。ゲート430へ
の他方の入力は、分流器446によって測定される瞬間
溶接電流によって制御される電流センサ444からライ
ン442の第1電圧入力をもつ比較器440の出力44
0aである。比較器440への第2入力は、100Aの
ような選定電流値を表すワードあるいは電圧をもつライ
ン450の電圧である。こうして、インバータ402が
オフになると、論理1がライン432aに現れる。この
電流がライン450の電圧によって決まる値まで減ると
すぐ、論理1がゲート430の第2入力440aに現れ
る。これにより、ライン416に論理1が現れ、スイッ
チSW3を開いて、電流パルスを終わらせる。こうし
て、オッシレータがオンになると、スイッチSW3はオ
ンになる。これを図10のパルスP20の初期端で示
す。本発明は図10の点460で示すように、インバー
タ402を切ることを伴う。スイッチSW3を通る電流
は、ライン462に沿って減衰する。この減衰瞬間アー
ク電流が100Aで示されている選定値に達すると、ゲ
ート430は論理1を生じてスイッチSW3を切る。こ
れは、単一パルス電源において、本発明の主要な面を示
している。パルスP20はオッシレータ420の周波数
によって決まる周波数で生じ、オッシレータのデューテ
ィサイクルをもち、このオッシレータは図3のオッシレ
ータ170の説明にしたがって作動する。こうして、一
連のパルスが本発明を用いて作られる。すなわち、交流
溶接電流が作られる。
【0028】電流パルスが終わる前に、大電流パルスが
選定値に向かって減衰するのを許す概念以外は、一般に
標準の技術を取り入れた本発明の図示した実施例にさま
ざまな変形がなされ得る。この概念は、大電流溶接電源
に使われるとき、極めて有益で、図1のスナッバ100
・102のコストを低減させることにより、大電流溶接
電源のコストを低減させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施例よりなる交流溶接電源
の回路図である。
【図2】図2は図1の電源を簡略化した回路図である。
【図3】図3は論理回路(デバイス)および論理ネット
ワークの回路図である。
【図4】図4は本発明を実施することによって得られる
さまざまなパルスの波形図である。
【図5】図5は本発明の基本概念を説明するための交流
溶接電流の波形図である。
【図6】図6は図3の回路を用いて得られる交流パルス
の波形図である。
【図7】図7は図3の回路を用いて得られる交流パルス
の波形図である。
【図8】図8は図3の回路を用いて得られる交流パルス
の波形図である。
【図9】図9は本発明の他の実施例よりなる溶接電源の
回路図である。
【図10】図10は図9の回路を用いて得られる電流パ
ルスの波形図である。
【符号の説明】
10: 交流溶接電源 12: インバータ・ステージ 14: 整流器 16: 出力切換ネットワーク 40: パルス幅変調器 60: 分流器 70: 制御器 100,102: スナッバ 150: 制御回路(デバイス) 160: フリップフロップ 170: オッシレータ 180: 比較器 210: 論理ネットワーク P1〜P20: 電流パルス 400: 溶接電源 402: インバータ 412: 論理ネットワーク 440: 比較器

Claims (80)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大値と次第に小さくなる裾引き状態を
    もつ一連の電流パルスの溶接電流を発生させるための溶
    接電源において、該電流パルスが工作物と溶接で関連の
    ある電極およびインダクタを有する直列回路を通って流
    れ、該電源がそれに接続される入力をもつインバータ・
    ステージ、該インバータがオンのとき第1極性にある第
    1端子、該インバータがオンのとき第2極性にある第2
    端子、および該インバータをオフにするオフ信号を発生
    して電流を該両端子から除いて該電流パルスをオフ状態
    に向けて移らせる制御回路を有し、および電力切換ステ
    ージが第1論理信号が発生すると第1端子から電流を通
    す導通状態をもち、第2論理信号が発生すると電流を阻
    止する非導通状態をもつトランジスタを用いたスイッチ
    を有し、溶接電流の瞬時値を測定するためのセンサ、該
    瞬時電流が最大電流値よりも実質的に低い選定値にある
    とき低電流信号を生ずるための比較器およびオフ信号の
    発生後、該低電流信号が発生するとすぐ第2論理信号を
    発生するための回路あるいはプログラムを有することに
    より、溶接電流が一般に該選定値にあるとき、トランジ
    スタを該スイッチが導通状態から非導通状態に切り換え
    られることを特徴とする溶接電源。
  2. 【請求項2】 前記電源が3相電源である請求項1記載
    の溶接電源。
  3. 【請求項3】 前記インバータが、18kHz以上の周
    波数で作動するパルス幅変調器によって制御される切換
    ネットワークを有する請求項1記載の溶接電源。
  4. 【請求項4】 前記電流パルスが400Hzよりも小さ
    な周波数をもつ請求項3記載の溶接電源。
  5. 【請求項5】 前記インバータが、18kHz以上の周
    波数で作動するパルス幅変調器によって制御される切換
    ネットワークを有する請求項2記載の溶接電源。
  6. 【請求項6】 前記電流パルスが400Hzよりも小さ
    な周波数をもつ請求項5記載の溶接電源。
  7. 【請求項7】 前記電流パルスが400Hzよりも小さ
    な周波数をもつ請求項1記載の溶接電源。
  8. 【請求項8】 前記インバータ・ステージが高周波電流
    パルスを受ける1次巻線、および電流パルスを前記端子
    に供給する2次巻線をもつ出力トランスを有する請求項
    1記載の溶接電源。
  9. 【請求項9】 電流パルスがすべて、与えられたある極
    性をもつ請求項1記載の溶接電源。
  10. 【請求項10】 前記一連のパルスが、正電流パルスと
    負電流パルスの間で交互に変わるパルスを有する請求項
    1記載の溶接電源。
  11. 【請求項11】 前記電源が3相電源である請求項10
    記載の溶接電源。
  12. 【請求項12】 前記インバータが、18kHz以上の
    周波数で作動されるパルス幅変調器によって制御される
    切換ネットワークを有する請求項10記載の溶接電源。
  13. 【請求項13】 前記電源パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項12記載の溶接電源。
  14. 【請求項14】 前記電源パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項10記載の溶接電源。
  15. 【請求項15】 前記正・負パルスを発生するための部
    材、および該正・負パルスの周波数を調整するための部
    材を有する請求項10記載の溶接電源。
  16. 【請求項16】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項15記載の溶接電源。
  17. 【請求項17】 前記正と負の電流パルスの間の相対時
    間を調整するための部材を有する請求項10記載の溶接
    電源。
  18. 【請求項18】 前記正・負パルスを発生するための部
    材、および該正・負パルスの周波数を調整するための部
    材を有する請求項17記載の溶接電源。
  19. 【請求項19】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項18記載の溶接電源。
  20. 【請求項20】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項17記載の溶接電源。
  21. 【請求項21】 前記正と負の電流パルスの間の相対振
    幅を調整するための部材を有する請求項10記載の溶接
    電源。
  22. 【請求項22】 前記正と負の電流パルスの間の相対時
    間を調整するための部材を有する請求項21記載の溶接
    電源。
  23. 【請求項23】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項22記載の溶接電源。
  24. 【請求項24】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項21記載の溶接電源。
  25. 【請求項25】 前記選定電流値が200A(アンペ
    ア)よりも小さい請求項1記載の溶接電源。
  26. 【請求項26】 前記選定電流値が一般に100〜15
    0A(アンペア)の範囲にある請求項25記載の溶接電
    源。
  27. 【請求項27】 前記電源が3相電源である請求項25
    記載の溶接電源。
  28. 【請求項28】 前記インバータが18kHz以上の周
    波数で作動されるパルス幅変調器によって制御される切
    換ネットワークを有する請求項25記載の溶接電源。
  29. 【請求項29】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項25記載の溶接電源。
  30. 【請求項30】 前記一連のパルスが正電流パルスと負
    電流パルスの間で交互に変わるパルスを有する請求項2
    5記載の溶接電源。
  31. 【請求項31】 第1命令信号を受けるとすぐ、トラン
    ジスタを用いた第1スイッチを閉じてインダクタの第1
    セグメントおよび工作物と直列の電極を通して正電流パ
    ルスを流し、第2命令信号を受けるとすぐ、トランジス
    タを用いた第2スイッチを閉じてインダクタの第2セグ
    メントおよび電極を通して負電流パルスを流すインバー
    タによって、一連の正・負電流パルスを発生させるため
    の溶接電源において、該電流パルスの極性を逆転するた
    め第1・第2命令信号の間で切り換えるための逆転部材
    をもつ制御デバイス、および該命令信号が逆転される前
    にインバータをオフにするための遅延部材を有すること
    を改良点とする溶接電源。
  32. 【請求項32】 前記遅延部材が、電流パルスが選定値
    をもつ電流までいつ低下するかを決定する部材、および
    電流が該選定値まで低下したとき逆転を起動させる部材
    を有する請求項31記載の溶接電源。
  33. 【請求項33】 前記インバータが多相電源につながれ
    る入力を有する請求項31記載の溶接電源。
  34. 【請求項34】 前記インダクタのセグメントが単一イ
    ンダクタの一部である請求項31記載の溶接電源。
  35. 【請求項35】 前記インバータが、18kHz以上の
    周波数で作動されるパルス幅変調器によって制御される
    切換ネットワークを有する請求項31記載の溶接電源。
  36. 【請求項36】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項35記載の溶接電源。
  37. 【請求項37】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項31記載の溶接電源。
  38. 【請求項38】 前記インバータが18kHz以上の周
    波数で作動されるパルス幅変調器によって制御される切
    換ネットワークを有する請求項32記載の溶接電源。
  39. 【請求項39】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さな周波数をもつ請求項32記載の溶接電源。
  40. 【請求項40】 前記選定電流値が200A(アンペ
    ア)よりも小さい請求項31記載の溶接電源。
  41. 【請求項41】 前記選定電流値が一般に100〜15
    0A(アンペア)の範囲にある請求項40記載の溶接電
    源。
  42. 【請求項42】 前記選定電流値が200A(アンペ
    ア)よりも小さい請求項32記載の溶接電源。
  43. 【請求項43】 前記選定電流値が一般に100〜15
    0A(アンペア)の範囲にある請求項42記載の溶接電
    源。
  44. 【請求項44】 前記逆転部材が、Q論理が第1命令信
    号およびQバー論理が第2命令信号である論理フリップ
    フロップである請求項31記載の溶接電源。
  45. 【請求項45】 前記遅延部材が、他方の論理信号を始
    める前に、インバータをオフにするため、オッシレータ
    出力が一方の論理信号と結合される論理ネットワークを
    有する請求項44記載の溶接電源。
  46. 【請求項46】 前記遅延部材が、他方の論理信号を始
    める前に、インバータをオフにするため、オッシレータ
    出力が一方の論理信号と結合される論理ネットワークを
    有する請求項31記載の溶接電源。
  47. 【請求項47】 前記遅延部材が、瞬時溶接電流を検知
    するための部材、および該瞬時電流が選定値にあるとき
    逆転部材を起動する部材を有する請求項31記載の溶接
    電源。
  48. 【請求項48】 (a)溶接電流の瞬時値を測定し、
    (b)該瞬時電流が最大電流値よりも低い選定値にある
    とき、低電流信号を発生し、および(c)オフ信号の発
    生後、低電流信号が発生するとすぐ、第2論理信号を発
    生し、それにより、溶接電流が一般に選定値にあると
    き、トランジスタを用いたスイッチが導通状態から非導
    通状態へ切り換えられるステップからなる、最大値と次
    第に小さくなる裾引き状態をもつ一連の電流パルスにお
    いて、該電流パルスが工作物と溶接で関連のある電極お
    よびインダクタを有する直列回路を通って流れ、電源が
    それに接続される入力をもつインバータ・ステージ、該
    インバータがオンのとき第1極性にある第1端子、該イ
    ンバータがオンのとき第2極性にある第2端子、および
    該インバータをオフにするオフ信号を発生して電流を該
    両端子から除いて該電流パルスをオフ状態に向けて移ら
    せる制御回路を有し、および電力切換ステージが第1論
    理信号が発生すると第1端子から電流を通す導通状態を
    もち、第2論理信号が発生すると電流を阻止する非導通
    状態をもつトランジスタを用いたスイッチを有する、溶
    接電流を発生させる方法。
  49. 【請求項49】 前記電源が3相電源である請求項48
    記載の方法。
  50. 【請求項50】 前記インバータが18kHz以上の周
    波数で作動されるパルス幅変調器によって制御される切
    換ネットワークを有する請求項48記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記電流パルスが400Hzよりも小
    さい周波数をもつ請求項48記載の方法。
  52. 【請求項52】 前記一連のパルスが正電流パルスと負
    電流パルスの間で交互に変わるパルスを有する請求項4
    8記載の方法。
  53. 【請求項53】 さらに、(d)正・負パルスを発生さ
    せ、該パルスの周波数を調整するステップを有する請求
    項48記載の方法。
  54. 【請求項54】 前記選定電流値が200A(アンペ
    ア)よりも小さい請求項48記載の方法。
  55. 【請求項55】 前記選定電流値が100〜150A
    (アンペア)の範囲にある請求項54記載の方法。
  56. 【請求項56】 (a)電流パルスの極性を逆転するた
    め第1・第2命令信号の間で切り換え、(b)該命令信
    号が切り換えられる前にインバータをオフさせるプロセ
    スからなる、第1命令信号を受けるとすぐトランジスタ
    を用いた第1スイッチを閉じてインダクタの第1セグメ
    ントおよび工作物と直列の電極を通して流れる正電流パ
    ルス、および第2命令信号を受けるとすぐトランジスタ
    を用いた第2スイッチを閉じてインダクタの第2セグメ
    ントおよび電極を通る負電流パルスをもつインバータに
    よって、一連の正・負電流パルスを発生させるための方
    法。
  57. 【請求項57】 さらに、(c)前記電流パルスが選定
    値の電流までいつ低下するかを決め、および(d)該電
    流が該選定値まで低下したとき、逆転動作を起動するプ
    ロセスを有する請求項56記載の方法。
  58. 【請求項58】 正端子、負端子、アース端子、および
    該正端子と直列のトランジスタを用いた第1スイッチ、
    インダクタの第1セグメント、電極とアースされた工作
    物、負端子と直列のトランジスタを用いた第2スイッ
    チ、インダクタの第2セグメント、電極とアースされた
    工作物、および第1スイッチ逆転点で交互に第1スイッ
    チをオンにし第2スイッチをオフにし、第2スイッチ逆
    転点で第2スイッチをオンに第1スイッチをオフにし
    て、電気アーク溶接のための交互に変わる正・負電流パ
    ルスを用いた交流大溶接電流を発生させる制御部材を有
    する出力切換ネットワークをもつ、少なくとも200A
    (アンペア)の最大電流を有して交流電圧を直流電流源
    に変換するためのインバータからなる、電極およびアー
    スされた工作物での交流大電流アーク溶接のための溶接
    電源。
  59. 【請求項59】 前記インバータが、低インダクタン
    ス、インバータのオフ信号を受けるとすぐインバータを
    切るための部材、および逆転点に先立ってインバータの
    オフ信号を発生するための制御部材を有する請求項58
    記載の溶接電源。
  60. 【請求項60】 一般に200A(アンペア)以下の選
    定電流値に前記逆転点を設定するための部材を有する請
    求項59記載の溶接電源。
  61. 【請求項61】 前記インバータが、一般に18kHz
    よりも大きな高周波数で作動されるパルス幅変調切換ネ
    ットワークを有する請求項58記載の溶接電源。
  62. 【請求項62】 前記正・負電流パルスが400Hzよ
    りも小さな周波数をもつ請求項61記載の溶接電源。
  63. 【請求項63】 前記正・負電流パルスが400Hzよ
    りも小さな周波数をもつ請求項58記載の溶接電源。
  64. 【請求項64】 前記正・負電流パルスが400Hzよ
    りも小さな周波数をもつ請求項59記載の溶接電源。
  65. 【請求項65】 前記インバータの最大電流が1000
    A(アンペア)よりも大きな請求項63記載の溶接電
    源。
  66. 【請求項66】 前記インバータの最大電流が1000
    A(アンペア)よりも大きな請求項64記載の溶接電
    源。
  67. 【請求項67】 前記インバータの最大電流が1000
    A(アンペア)よりも大きな請求項62記載の溶接電
    源。
  68. 【請求項68】 前記正・負電流パルスが400Hzよ
    りも小さな周波数をもつ請求項61記載の溶接電源。
  69. 【請求項69】 前記正・負電流パルスが400Hzよ
    りも小さな周波数をもつ請求項60記載の溶接電源。
  70. 【請求項70】 前記パルスの周波数を調整する部材を
    有する請求項58記載の溶接電源。
  71. 【請求項71】 前記パルスの周波数を調整する部材を
    有する請求項63記載の溶接電源。
  72. 【請求項72】 前記パルスの周波数を調整する部材を
    有する請求項64記載の溶接電源。
  73. 【請求項73】 前記正・負電流パルスの間の相対時間
    を調整するための部材を有する請求項58記載の溶接電
    源。
  74. 【請求項74】 前記正・負電流パルスの間の相対時間
    を調整するための部材を有する請求項59記載の溶接電
    源。
  75. 【請求項75】 前記正・負電流パルスの間の相対振幅
    を調整するための部材を有する請求項58記載の溶接電
    源。
  76. 【請求項76】 前記正・負電流パルスの間の相対振幅
    を調整するための部材を有する請求項59記載の溶接電
    源。
  77. 【請求項77】 前記インバータが多相電源に接続され
    る入力を有する請求項58記載の溶接電源。
  78. 【請求項78】 前記インバータが多相電源に接続され
    る入力を有する請求項59記載の溶接電源。
  79. 【請求項79】 前記インダクタのセグメントが単一イ
    ンダクタの一部である請求項58記載の溶接電源。
  80. 【請求項80】 前記インダクタのセグメントが単一イ
    ンダクタの一部である請求項59記載の溶接電源。
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