JP2000209766A - 保護継電システム - Google Patents
保護継電システムInfo
- Publication number
- JP2000209766A JP2000209766A JP11003696A JP369699A JP2000209766A JP 2000209766 A JP2000209766 A JP 2000209766A JP 11003696 A JP11003696 A JP 11003696A JP 369699 A JP369699 A JP 369699A JP 2000209766 A JP2000209766 A JP 2000209766A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- slave unit
- unit
- command
- abnormal part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
検とスレーブユニットの点検をリトライ機能を有して行
い、スレーブユニットは異常があるときに異常部位をユ
ニット内で出力するのでは、リトライ機能による点検途
中に中断があると両ユニット間に結果の不整合が生じ
る。 【解決手段】 マスターユニット1は、スレーブユニッ
ト2の点検起動指令として、スレーブユニットに異常が
ある場合にその異常部位を表示しない指令Aと表示する
指令Bの2種類の点検起動指令を送信できるようにす
る。スレーブユニットは、点検処理で異常があるときに
点検起動指令に応じて、異常部位を出力または異常部位
を出力しない。これにより、例えば、1回目の指令を
A、2回目の指令をBとすることで、点検中断にも不要
な異常部位の出力を無くす。
Description
継電システムに係り、特にマスターユニットとスレーブ
ユニットをリトライ機能を有して自動点検する際の異常
部位表示方式に関する。
系統などの保護対象からの検出信号をディジタル信号に
変換し、このディジタル信号等をデータとしてマイクロ
コンピュータでディジタル保護演算を行い、保護対象の
事故検出ではしゃ断器のトリップなどの保護出力を得
る。
ー機能と事故検出リレー機能とを有し、両機能がユニッ
ト構成される。また、保護継電システムは、保護機能の
他に、保護動作の信頼性を高めるための自動・手動の点
検機能を設ける。
構成を示す。マスターユニット1とスレーブユニット2
は、例えば、主検出リレーユニットと事故検出リレーユ
ニットになり、それぞれの保護演算結果でしゃ断器のト
リップ信号を発生する。
ット1が点検の主導権を持ち、点検開始入力や点検結果
表示等をパネル3で行う。スレーブユニット2は、マス
ターユニット1からの点検起動指令で自ユニットの点検
を行い、点検結果をマスターユニット1に返す。また、
点検で異常が発生した場合に一定時間後に再度の点検を
行うリトライ機能を設けている。
し、一定周期・時刻による自動点検または手動点検によ
る点検起動で点検処理モードに入り、まずマスターユニ
ット1が自ユニットの点検を行い、その後にスレーブユ
ニット2の点検起動の確認で、スレーブユニット2が自
ユニットの点検を行う。
ト1側に異常がある場合のリトライ処理を含むタイムチ
ャートを示す。点検起動で1回目の点検を開始し、マス
ターユニット1の点検を行い、この点検でマスターユニ
ット1に異常があるときに、スレーブユニット2の点検
を実施することなく、リトライ時間Tr後にマスターユ
ニット1の2回目の点検処理を行う。この2回目の点検
でも異常があるときにマスターユニット1がパネル3に
異常出力を行う。
ト2側に異常がある場合のリトライ処理を含むタイムチ
ャートを示す。1回目の点検でマスターユニット1は正
常で、スレーブユニット2が異常の場合、リトライ時間
Tr後の2回目の点検にはスレーブユニット2のみの点
検を行う。この点検でスレーブユニット2が再度異常で
あるときにマスターユニット1が異常出力を行う。
て、マスターユニット1は、点検異常の外部出力をパネ
ル3等に行うが、マスターユニット1とスレーブユニッ
ト2は、それぞれがユニット化で分離構成され、その間
の信号ライン数に制約があり、信号のやり取りには数種
類の少ない情報に制限される。
合、検出点数が多数になったり、詳細な異常部位を表示
するには、その情報をマスターユニット1に転送でき
ず、詳細な異常情報はスレーブユニット2側に表示する
ようにしている。
ニット2との間の信号のやり取りを示す。マスターユニ
ット1からスレーブユニット2に送られる信号は、点検
起動信号のみである。スレーブユニット2からマスター
ユニット1に送られる信号は、マスターユニット1側の
起動確認のための点検中信号と、点検結果としての装置
正常/異常の信号になる。
ーブユニット2は、マスターユニット1からの点検起動
指令が1回目のものか、2回目のリトライでのものかを
判断できないため、自身に異常があるときには異常の部
位表示を毎回実施する。
り、点検途中に事故対応や装置異常で点検が中断された
場合、マスターユニット1では異常なしの出力を行う
が、スレーブユニット2に異常部位表示が残ってしまう
問題がある。
(マスターユニットを点検中のスレーブユニット、スレ
ーブユニットを点検中のマスターユニット)で保護リレ
ー動作が発生した場合、又はリトライ待機時間Tr中に
保護リレー動作が発生した場合、点検を中断して事故対
応の保護動作に入る。また、リトライ待機時間Tr中に
点検以外の自動監視で異常を検出したときに点検を中断
して装置異常の動作に入る。このような点検中断の発生
により、スレーブユニット2に異常がある場合に不要な
詳細異常情報がスレーブユニット2に残ってしまい、マ
スターユニット1には異常なしの出力になってしまい、
ユニット間に点検結果の整合が得られない。
トライ機能を持たない自動点検では、1回のみの点検に
なり、上記の不都合は発生しない。
自動点検において、点検中断による点検結果の不整合を
無くすことができる保護継電システムを提供することに
ある。
決するため、マスターユニットからスレーブユニットへ
の点検起動指令として、スレーブユニットに異常部位を
表示させる点検起動指令Aと、異常部位を表示させない
点検起動指令Bの2種類の指令A,Bを使い分けて送信
し、スレーブユニットでは異常がある場合にも指令Aで
は異常部位を表示せず、指令Bの場合に異常部位を表示
するようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
け、両ユニットの自動点検にはマスターユニットはリト
ライ機能を有して自身の点検処理と異常部位の出力をし
た後、スレーブユニットに対してリトライ機能を有して
点検起動指令を送信し、スレーブユニットは点検処理で
異常があるときに異常部位をユニット内で出力すると共
にマスターユニットに点検結果を送信する保護継電シス
テムにおいて、前記マスターユニットは、前記スレーブ
ユニットの点検起動指令として、スレーブユニットに異
常がある場合にその異常部位を表示しない指令Aと表示
する指令Bの2種類の点検起動指令を送信できる手段を
備え、前記スレーブユニットは、点検処理で異常がある
場合、前記点検起動指令に応じて、異常部位を出力また
は異常部位を出力しない手段を備えたことを特徴とす
る。
信号ライン構成を示す。マスターユニット1からスレー
ブユニット2への点検起動指令は、指令Aと指令Bの2
種類のものにする。点検起動指令Aは、スレーブユニッ
ト2に異常がある場合にも異常部位表示をしないモード
を指定する。点検起動指令Bは、スレーブユニット2に
異常がある場合に異常部位表示をするモードを指定す
る。
に示す。同図は、スレーブユニット2に点検異常がある
場合である。
の自動点検処理には、自ユニットの点検を行い、この点
検が正常のときにスレーブユニット2の点検に入る。1
回目の点検には点検起動指令Aをスレーブユニット2を
送信し、スレーブユニット2は指令Aによる点検を行
う。この点検では異常がある場合にも異常部位を表示す
ることなくマスターユニット1に装置異常の送信をする
か、または装置正常の送信を行わない。
するスレーブユニット2からの信号でスレーブユニット
2の異常を判断したとき、リトライ時間Tr待機後にス
レーブユニット2に指令Bを送信する。スレーブユニッ
ト2は、指令Bによる点検を行い、異常があるときは異
常部位表示を行うと共にマスターユニット1に異常信号
を送信する。
ーブユニット2に対して、2種類の起動点検指令A,B
を使い分けた送信をすることにより、点検中断が起きた
場合にも、両ユニット間に点検結果の不整合を無くすこ
とができる。また、異常部位の表示内容が2回目の点検
での異常部位として取り扱うことができる。
は、マスターユニット1が起動点検指令Bのみを送信す
ることにより、スレーブユニット2に異常がある場合に
その異常部位を表示することができる。
ローチャートを示す。マスターユニット1側は、点検起
動時にリトライモードであるか否かをチェックし(S
1,S2)、リトライモードでは異常部位を表示しない
点検起動指令Aを出力し(S3)、この指令に対してス
レーブユニット2に異常があると判定したとき(S
4)、またはリトライモードでないとき(S2)に異常
部位を表示する点検起動指令Bを出力する(S5)。こ
の点検指令でスレーブユニット2に異常があると判定し
たとき(S6)、その点検結果をパネル3等に出力する
(S7)。
1から点検起動指令A又はBを受信したとき、点検処理
を行う(S11,S12)。この点検処理で異常がある
とき(S13)、点検指令がAか否かをチェックし(S
14)、点検指令Aの場合には異常部位出力処理(S1
5)することなく、異常のアンサーをマスターユニット
1に戻す(S16)。点検指令がAでないとき、つまり
点検指令がBの場合、異常部位出力を行い(S15)、
異常のアンサーをマスターユニット1に戻す(S1
6)。
ーユニットからスレーブユニットへの点検起動指令とし
て、スレーブユニットに異常部位を表示させる点検起動
指令Aと、異常部位を表示させない点検起動指令Bの2
種類の指令A,Bを使い分けて送信し、スレーブユニッ
トでは異常がある場合にも指令Aでは異常部位を表示せ
ず、指令Bの場合に異常部位を表示するようにしたた
め、点検中断が発生した場合の両ユニット間の点検結果
の不整合を無くすことができる。
ン構成。
常の場合のタイムチャート。
構成図。
ャート。
ャート。
Claims (1)
- 【請求項1】 マスターユニットとスレーブユニットを
設け、両ユニットの自動点検にはマスターユニットはリ
トライ機能を有して自身の点検処理と異常部位の出力を
した後、スレーブユニットに対してリトライ機能を有し
て点検起動指令を送信し、スレーブユニットは点検処理
で異常があるときに異常部位をユニット内で出力すると
共にマスターユニットに点検結果を送信する保護継電シ
ステムにおいて、 前記マスターユニットは、前記スレーブユニットの点検
起動指令として、スレーブユニットに異常がある場合に
その異常部位を表示しない指令Aと表示する指令Bの2
種類の点検起動指令を送信できる手段を備え、 前記スレーブユニットは、点検処理で異常がある場合、
前記点検起動指令に応じて、異常部位を出力または異常
部位を出力しない手段を備えたことを特徴とする保護継
電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00369699A JP3728960B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 保護継電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00369699A JP3728960B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 保護継電システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000209766A true JP2000209766A (ja) | 2000-07-28 |
JP3728960B2 JP3728960B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=11564555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00369699A Expired - Fee Related JP3728960B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 保護継電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3728960B2 (ja) |
-
1999
- 1999-01-11 JP JP00369699A patent/JP3728960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3728960B2 (ja) | 2005-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3728960B2 (ja) | 保護継電システム | |
JP3157759B2 (ja) | 活線挿抜検出方式 | |
KR100508590B1 (ko) | 통신시스템의 메인보드와 노드간 링크의 이상유무검출장치 및그 방법 | |
JP2000347730A (ja) | 運転支援システム | |
JPS5844523A (ja) | インタ−フエイスアダプタ装置 | |
JP3080150B2 (ja) | 汎用インタフェース制御装置及び汎用インタフェース制御方法 | |
JPS6230363Y2 (ja) | ||
JPH09212765A (ja) | 自動火災報知受信機 | |
JPH08255092A (ja) | 二重化システム | |
JPH08194629A (ja) | 故障診断機能付コンピュータ装置 | |
JPS6373341A (ja) | 計算機装置の自己診断方法 | |
JPH0362752A (ja) | 通信システム | |
JPH10187557A (ja) | 制御システム | |
JPS63142753A (ja) | デイジタル交換機診断方式 | |
JPH11249771A (ja) | データ送受信装置 | |
JP2000354037A (ja) | 交換システムの試験方法 | |
JPH0329086A (ja) | 防災システム | |
JPH05145602A (ja) | データ伝送装置 | |
JPH03245634A (ja) | モデム | |
JPH02254833A (ja) | 多重信号伝送に於けるアドレス異常検出方法及びこの方法を用いた多重信号伝送用中継器、多重信号伝送システム | |
JPH04183046A (ja) | バス障害検出方式 | |
JPS62245340A (ja) | 電子制御装置の異常検知方法 | |
JPS59198828A (ja) | 再閉路装置 | |
JPS6384344A (ja) | 異常フレ−ム処理検査方式 | |
JPS62196942A (ja) | 多重伝送システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081014 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131014 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |