JPS6230363Y2 - - Google Patents

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JPS6230363Y2
JPS6230363Y2 JP15162886U JP15162886U JPS6230363Y2 JP S6230363 Y2 JPS6230363 Y2 JP S6230363Y2 JP 15162886 U JP15162886 U JP 15162886U JP 15162886 U JP15162886 U JP 15162886U JP S6230363 Y2 JPS6230363 Y2 JP S6230363Y2
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JP
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signal
procedure
circuit
display
transmission control
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JP15162886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は伝送制御手順の信号確認回路、特に例
えばフアクシミリ等の予め何種類かの伝送制御手
順が定められている伝送制御システムにおいて、
手順信号が確実に受信できたかどうかを確認し、
伝送制御手順上の異常が発生した場合に、その異
常に関連した送信手順信号および受信手順信号を
視覚的に認識できるようにさせた伝送制御手順の
信号確認回路に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
例えばフアクシミリ等においては、データの伝
送は、所定の伝送制御手順に従つて行われる。第
1図はフアクシミリにおける伝送制御手順の一例
を示す。図中、1は送信側のフアクシミリ、2は
受信側のフアクシミリ、3は伝送信号を表わす。
送信側のフアクシミリ1から受信側のフアクシミ
リ2へ1ページの送信を行う場合、例えば第1図
図示の如く、所定の伝送制御手順に従つて、種々
の手順信号3の送受信を行い、確認をとりつつ処
理を実行する。例えば送信側フアクシミリ1がペ
ージ送信完了を表わす信号EOP(End Of
Procedure)を送出したとすると、それに対する
受信側フアクシミリ2からの応答は、メツセージ
が正常に受信されたことを表わす肯定応答の信号
MCF(Message Confirmation)か、紙切れ等の
受信異常につきオペレータの介在なしには通信が
続行不能であることを示す否定応答の信号PIN
(Procedural Interrupt Negative)(図示省略)
等に限られる。もし、それらの応答信号MCF/
PINがなかつたり、他の予期せぬ信号等が受信さ
れた場合には、どこかで障害が発生していること
になる。このような障害が発生した場合、通信は
打切られることになるが、従来は単にランプ等に
よつて異常状態発生の旨の表示がなされるだけで
あつたので、どのような時点で異常となつたの
か、また不良と認識された受信信号はどのような
内容であるのか等は一切不明であつた。
そのため、障害発生時に障害の発生原因が通信
回線であるのか、また相手側の装置にあるのか自
分側の装置にあるのか等の切分け手段がなく、後
に保守者が試験信号の送受信を行つて検査する場
合でも、例えばフアクシミリのラインの端子から
イヤホーンを使つて受信音を聞き取り確認すると
いう方法がとられていた。しかし、このように受
信信号を音で判断するのは、作業上不便でかつ不
確実であるばかりでなく、一時的な間欠障害の場
合等には障害個所を検出できないことになる。特
に遠隔地にある装置と接続されるフアクシミリ等
においては、障害個所の特定は困難であり、相手
側のフアクシミリが他機種である場合には、その
困難さは一層大きなものとなる。しかしながら、
障害個所の早期発見は極めて重要な課題であるこ
とは言うまでもない。
本考案は上記問題の解決を図り、障害が発生し
て通信が打切られた場合に、障害発生前に送出し
た手順信号はどのような内容のものか、また異常
と認識された受信信号の内容はどのようなものか
を、例えば16進数のデイスプレイによつて自動的
に表示させるようにし、視覚によつて障害時の状
態を容易に把握できるようにすることを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的のため、本考案の伝送制御手順の信号
確認回路は、送信信号に対して、その信号に応答
する受信信号の種類が予め想定される伝送制御手
順を有し、上記送信信号である手順信号を選択し
て送出する選択信号送出回路をそなえた伝送制御
システムにおける信号確認回路であつて、受信し
た手順信号の種類を識別する信号識別回路と、上
記選択信号送出回路によつて送出した手順信号お
よび上記信号識別回路によつて識別した受信手順
信号に関する情報を対応させて視覚的に表示する
信号表示回路とをそなえ、上記信号識別回路は、
受信した手順信号が、送出した手順信号に対して
上記伝送制御手順上規格外のものであることを検
知した場合に、上記信号表示回路に送信および受
信手順信号に関する情報を表示すべき旨の通知を
行う回路をそなえていることを特徴としている。
〔作用〕
本考案では、受信した手順信号が、送出した手
順信号に対して、伝送制御手順上規格外のもので
ある場合に、信号辞書メモリ等によつてその異常
が検出され、送信手順信号および異常と認識され
た受信手順信号が共に表示されるので、それらの
手順信号の関係を調べることにより、異常の原因
を容易に究明できるようになる。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例構成を示す。図中、
4は信号確認回路、5は選択信号送出回路、6は
信号識別回路、7は信号表示回路、8は表示制御
回路、9は送出信号表示デイスプレイ、10は受
信信号表示デイスプレイ、11は送出制御回路、
12は手順信号送出回路、13は手順信号選択回
路、14はモデム(MODEM)、15は通信回線
を表わす。
選択信号送出回路5にある手順信号選択回路1
3は、所定の伝送制御手順に従つて、所望のデー
タ伝送を遂行するための手順信号を逐次選択する
回路である。この手順信号選択回路13によつ
て、その時点に必要な送出手順信号が選択される
と、その情報は手順信号送出回路12に伝達さ
れ、手順信号送出回路12は当該信号を送出する
ための処理を行う。例えば、信号辞書メモリ(図
示省略)の検索等である。こうして処理された信
号は送出制御回路11によつて、外部のモデム1
4を経由し通信回線15を通して相手側のフアク
シミリ等へ送出される。これと共に送出制御回路
11は、後の受信信号の確認及び送出信号の表示
のために、信号確認回路4にある信号識別回路6
に対しても、上記送出手順信号の出力を行う。
信号確認回路4内に設けられた信号識別回路6
は、送出制御回路11からの送出手順信号を一旦
バツフアリングする。この送出手順信号は必要に
応じて正常時においても、例えば16進数でもつて
逐次表示されるようにしてもよいし、また伝送制
御手順上の異常が検出された場合にのみ表示され
るようにしてもよい。正常時においても逐次表示
するようにする場合には、信号識別回路6は直ち
に当該送出手順信号の内容と送出の手順信号であ
る旨とを信号表示回路7に通知し、信号表示回路
7の表示制御回路8は、送出信号表示デイスプレ
イ9上に信号の内容を例えば16進数によつて表示
する。
なお、このようにした場合、送出信号が短時間
に連続すると送出信号表示デイスプレイ9上の表
示内容は瞬時に切替わることもあり、場合によつ
ては途中の読み取りが困難なこともあるが、異常
時には表示内容がフイツクスされるので障害原因
の究明に支障はない。また、異常時のみ送出手順
信号を表示する場合には、通常はオールゼロその
他の正常である旨の表示をするようにしておけば
よい。
相手側のフアクシミリ等からモデム14を経由
して手順信号が到着した場合、信号確認回路4の
信号識別回路6は、その受信手順信号が何を意味
するものかを識別し、以前に送出した手順信号に
対応する正しい信号であるかどうかのチエツクを
行う。もし、識別できないような信号であつた
り、伝送制御手順上想定される信号以外の信号で
あるような場合には、その受信手順信号の内容
は、信号表示回路7へ通知され、表示制御回路8
によつて受信信号表示デイスプレイ10へ表示さ
れてフイツクスされる。受信手順信号の場合も、
上記の送出手順信号の場合と同様に、正常時にお
いて逐次入力信号を表示するようにしてもよい
し、異常時にのみその直前に送出した手順信号と
共に当該受信手順信号を表示するようにしてもよ
い。保守者は送出信号表示デイスプレイ9および
受信信号表示デイスプレイ10の表示内容を見る
ことにより、どのような時点に、どのような信号
の異常が発生したかを認知することができ、障害
個所を容易に推定することができるようになる。
第3図はデイジタル伝送における信号識別回路
の一実施例、第4図はアナログ伝送における信号
識別回路の一実施例を示す。図中、16はバツフ
アリング回路、17は比較器、18は信号辞書メ
モリ、19は周波数検出回路、20はデイジタル
変換回路、21は周波数辞書メモリを表わす。
信号の送受信がデイジタル伝送による場合に
は、例えば信号識別回路6は一部第3図図示の如
く構成され、入力の信号は一旦バツフアリング回
路16へバツフアリングされる。次にバツフアリ
ングされた入力信号は比較器17によつて、伝送
制御手順上の手順信号が格納されている信号辞書
メモリ18上の情報と比較され、信号内容の識別
および伝送制御手順上の正常/異常のチエツクが
行われる。結果は信号表示回路7へ出力される。
信号の送受信がアナログ伝送による場合には、
例えば信号識別回路6は一部第4図図示の如く構
成される。入力信号は周波数検出回路19によつ
て検出された後、デイジタル変換回路20によつ
てデイジタル信号に変換される。以後は、第3図
における場合と同様に、比較器17によつて周波
数辞書メモリ21の情報と比較・チエツクされ
る。
第5図は本考案の他の一実施例を示す。図中、
符号7,8,9,10は第2図に対応し、符号1
6ないし18は第3図に対応し、22はセレクタ
を表わす。例えば、保守・点検を容易にするため
に、信号表示回路7における信号の表示を、その
ままのビツト値で表示するのではなく、信号の内
容に対応した記号(番号を含む)によつて表示す
るようにしてもよい。例えば第1図において説明
したEOP信号は「05」,MCF信号「15」という如
くにである。ただし、伝送制御手順の規定外の信
号は、ビツトパターンを予め特定できないので、
記号化を行わずにそのまま表示する必要がある。
この切替えを行うのが第5図に示したセレクタ2
2である。なお、所定の記号化情報は信号辞書メ
モリ18に格納しておけばよい。セレクタ22は
比較器17の出力が正常の旨を示していれば、信
号辞書メモリ18から当該信号の記号化されたも
のを入力して、表示制御回路8に該情報を伝達す
る。また比較器17の出力が異常であれば、バツ
フアリング回路16上の受信信号をそのまま表示
制御回路8に伝えるようにする。このようにすれ
ば、例えば送受信の手順信号を常時出力するよう
にした場合に、その信号の内容を簡易に把握する
ことができるようになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、長い間懸
案であつたフアクシミリ等の障害原因の追求,障
害個所の発見等の困難さを解決し、他機種との接
続によるトラブル時にも解決を容易にすることが
できる。特に通信の相手側の装置にも、この手順
信号確認回路を設けた場合、双方の表示内容を比
較することによつて、直ちに障害個所を特定でき
る場合もあり、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はフアクシミリにおける伝送制御手順例
説明図、第2図は本考案の一実施例構成、第3図
および第4図は本考案に係る信号識別回路の実施
例、第5図は本考案の他の一実施例を示す。 図中、1は送信側フアクシミリ、2は受信側フ
アクシミリ、3は伝送信号、4は信号確認回路、
5は選択信号送出回路、6は信号識別回路、7は
信号表示回路、8は表示制御回路、9は送出信号
表示デイスプレイ、10は受信信号表示デイスプ
レイ、11は送出制御回路、12は手順信号送出
回路、13は手順信号選択回路、14はモデム、
15は通信回線、16はバツフアリング回路、1
7は比較器、18は信号辞書メモリ、19は周波
数検出回路、20はデイジタル変換回路、21は
周波数辞書メモリ、22はセレクタを表わす。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 送信信号に対して、その信号に応答する受信
    信号の種類が予め想定される伝送制御手順を有
    し、上記送信信号である手順信号を選択して送
    出する選択信号送出回路5をそなえた伝送制御
    システムにおける信号確認回路であつて、 受信した手順信号の種類を識別する信号識別
    回路6と、上記選択信号送出回路5によつて送
    出した手順信号および上記信号識別回路6によ
    つて識別した受信手順信号に関する情報を対応
    させて視覚的に表示する信号表示回路7とをそ
    なえ、 上記信号識別回路6は、受信した手順信号
    が、送出した手順信号に対して上記伝送制御手
    順上規格外のものであることを検知した場合
    に、上記信号表示回路7に送信および受信手順
    信号に関する情報を表示すべき旨の通知を行う
    回路をそなえていることを特徴とする伝送制御
    手順の信号確認回路。 (2) 上記信号表示回路は、表示すべき手順信号を
    記号化して表示するように構成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の伝送制御手順の信号確認回路。
JP15162886U 1986-10-02 1986-10-02 Expired JPS6230363Y2 (ja)

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JP15162886U JPS6230363Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

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JP15162886U JPS6230363Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266463U JPS6266463U (ja) 1987-04-24
JPS6230363Y2 true JPS6230363Y2 (ja) 1987-08-04

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