JP2000207381A - マイクロコンピュ―タのリセット装置 - Google Patents

マイクロコンピュ―タのリセット装置

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JP2000207381A
JP2000207381A JP1235399A JP1235399A JP2000207381A JP 2000207381 A JP2000207381 A JP 2000207381A JP 1235399 A JP1235399 A JP 1235399A JP 1235399 A JP1235399 A JP 1235399A JP 2000207381 A JP2000207381 A JP 2000207381A
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Japan
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microcomputer
reset
voltage
clock
reference voltage
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Kenji Kubo
憲司 久保
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Mitsubishi Electric Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源の立ち上がりが遅いと、マイクロコンピ
ュータがリセットされずに動作を開始してしまう場合が
あり、その場合には、マイクロコンピュータの正常な動
作が期待できなくなる課題があった。 【解決手段】 CPU29に対するリセットが解除され
た後、CPU29により調整された分圧出力Vd2と基
準電圧Vrefを比較し、その分圧出力Vd2が基準電
圧Vrefを上回ると、クロック源を内部クロックから
外部クロックに切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源投入時の電
源電圧が動作下限電圧を越えるとマイクロコンピュータ
のリセットを解除するマイクロコンピュータのリセット
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のマイクロコンピュータのリ
セット装置を示す構成図であり、図において、1は電源
電圧Vccを出力する電源、2は一端が電源1に接続さ
れた抵抗、3は一端が抵抗2に接続され、他端がグラン
ド4に接続されたコンデンサ、4はグランドである。
【0003】次に動作について説明する。まず、マイク
ロコンピュータのリセット解除は、マイクロコンピュー
タの動作周波数に応じて適切な電源電圧を設定する必要
があるが、マイクロコンピュータの応用は多岐に渡って
おり、使用される動作周波数も様々である。一般に、マ
イクロコンピュータの動作下限電圧は、動作周波数が高
い程高くなり、動作周波数が低い程低くなる。
【0004】ここで、従来のマイクロコンピュータのリ
セット装置は、抵抗2とコンデンサ3により分圧される
分圧出力Vdをリセット信号として出力するが、その分
圧出力Vdは、電源立ち上げ時、図6に示すように上昇
し、その分圧出力Vdが閾値Vset(閾値Vset
は、例えば電源電圧Vccの二分の一に設定される)よ
り小さい期間に限り、その分圧出力Vdがリセット信号
として扱われる。
【0005】したがって、時刻T0から時刻T1の間
は、分圧出力Vdが閾値Vsetより小さいため、マイ
クロコンピュータのリセットが実行されるが、時刻T1
を経過すると、その分圧出力Vdが閾値Vsetを上回
るため、マイクロコンピュータに対するリセットが解除
され、マイクロコンピュータは正常な動作を開始する。
【0006】ただし、電源電圧Vccの立ち上がりが遅
い場合、図7に示すように、閾値Vsetの立ち上がり
も遅くなるため、電源立ち上げ当初から分圧出力Vdが
閾値Vsetを上回り(常に、Vd>Vset)、マイ
クロコンピュータが正常にリセットされない場合があ
る。
【0007】そこで、図8に示すように、電源電圧Vc
cの立ち上がりが遅い場合でも、マイクロコンピュータ
を正常にリセットすることができるリセット装置(比較
回路7が、定電圧発生回路6が出力する基準電圧Vre
fと分圧出力Vdを比較し、その分圧出力Vdが基準電
圧Vrefより小さい期間中に限り、RESET信号を
有意にしてマイクロコンピュータをリセットし、その分
圧出力Vdが基準電圧Vrefを上回ると、RESET
信号を無意にしてマイクロコンピュータのリセットを解
除する)が存在する。
【0008】しかし、かかるリセット装置は、図9に示
すように、マイクロコンピュータの応用回路毎に、抵抗
2,5の抵抗値を適宜変更して分圧出力Vdを調整しな
いと、電源電圧Vccが動作可能下限電圧を上回る前
に、分圧出力Vdが基準電圧Vrefを上回って、マイ
クロコンピュータのリセットが解除され、マイクロコン
ピュータが正常に動作できない電源電圧Vccで動作を
開始する場合が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータのリセット装置は以上のように構成されているの
で、電源の立ち上がりが遅いと、マイクロコンピュータ
がリセットされずに動作を開始してしまう場合があり、
その場合には、マイクロコンピュータの正常な動作が期
待できなくなる課題があった。なお、図8に示すよう
に、比較回路7を設けたリセット装置の場合、電源の立
ち上がりが遅い場合でも、マイクロコンピュータを確実
にリセットしてから動作を開始させることができるが、
マイクロコンピュータの応用回路毎に、抵抗2,5の抵
抗値を変更するなどの設計変更が生じるため、リセット
装置の製造コストが上昇するなどの課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、マイクロコンピュータの応用回路
毎に設計変更することなく、マイクロコンピュータを確
実にリセットしてから動作を開始させることができるマ
イクロコンピュータのリセット装置を得ることを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
コンピュータのリセット装置は、調整手段により調整さ
れた第2の分圧電圧と基準電圧を比較し、その第2の分
圧電圧が基準電圧を上回ると、マイクロコンピュータの
クロック源を内部クロックから外部クロックに切り替え
るようにしたものである。
【0012】この発明に係るマイクロコンピュータのリ
セット装置は、切替手段がマイクロコンピュータのクロ
ック源を内部クロックから外部クロックに切り替える
と、初期化手段のリセット動作を無効にして、調整手段
により調整された第2の分圧電圧が基準電圧を下回ると
きマイクロコンピュータをリセットするようにしたもの
である。
【0013】この発明に係るマイクロコンピュータのリ
セット装置は、第2の分圧電圧が基準電圧を上回ると、
マイクロコンピュータのリセットを解除するようにした
ものである。
【0014】この発明に係るマイクロコンピュータのリ
セット装置は、計数手段のカウント値が設定値に到達す
るまでに要する時間を計測して、その時間からクロック
切替時間を計算し、そのクロック切替時間になるとマイ
クロコンピュータのクロック源を内部クロックから外部
クロックに切り替えるようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロコンピュータのリセット装置を示す構成図であ
り、図において、11は基準電圧Vrefを発生する定
電圧発生回路(初期化手段)、12は電源電圧Vccに
比例する分圧出力Vd1(第1の分圧電圧)が基準電圧
Vrefより低い場合、RESET信号を有意にしてC
PU29をリセットする一方、分圧出力Vd1が基準電
圧Vrefより高い場合、RESET信号を無意にして
CPU29のリセットを解除するリセット回路(初期化
手段)、13は電源電圧Vccを出力する電源、14は
一端が電源13に接続された抵抗、15は一端が抵抗1
4に接続され、他端がグランド16に接続された抵抗、
16はグランド、17は定電圧発生回路11が出力する
基準電圧Vrefと分圧出力Vd1を比較し、その分圧
出力Vd1が基準電圧Vrefより小さい期間に限り、
RESET信号を有意にする比較器である。
【0016】18は定電圧発生回路11が出力する基準
電圧Vrefと電源電圧Vccに比例する分圧出力Vd
2(第2の分圧電圧)を比較し、その比較結果PreR
Cを出力する電圧検出回路(切替手段)、19は電源電
圧Vccを出力する電源、20はRCレジスタ30の格
納値に応じた抵抗値に調整される可変抵抗(調整手
段)、21は可変抵抗20と直列に接続される抵抗、2
2はグランド、23は定電圧発生回路11が出力する基
準電圧Vrefと分圧出力Vd2を比較し、その比較結
果PreRCを出力する比較器、24は電圧検出回路1
8が出力する比較結果PreRCを格納するRCフラグ
である。
【0017】25は内部クロックを発振するリングオシ
レータ、26はマイクロコンピュータの応用回路が要求
する動作周波数の外部クロックを入力するクロック入力
端子、27はセレクタ28のポジションを制御する選択
情報を格納するクロック源切替レジスタ、28はクロッ
ク源切替レジスタ27の格納値にしたがって内部クロッ
ク又は外部クロックの何れか一方をCPU29に出力す
るセレクタ(切替手段)、29はマイクロコンピュータ
の動作周波数に応じた分圧出力Vd2を生成するため、
RCレジスタ30の格納値を調整する一方、RCフラグ
24により格納された比較結果PreRCが基準電圧V
refより分圧出力Vd2が高い旨を示すと、クロック
源を内部クロックから外部クロックに切り替えるためク
ロック源切替レジスタ27の格納値を変更するCPU
(調整手段、切替手段)、30は可変抵抗20の抵抗値
に対応するデータを格納するRCレジスタである。
【0018】次に動作について説明する。まず、電源立
ち上げ時においては、セレクタ28がリングオシレータ
25の出力である内部クロックをCPU29に供給する
ので、電源電圧Vccが内部クロックで動作可能な下限
電圧を超えてから、CPU29のリセットを解除する必
要がある。
【0019】そこで、電源立ち上げ時においては、定電
圧発生回路11が基準電圧Vrefを出力すると、リセ
ット回路12が、図2(a)に示すように、電源電圧V
ccに比例する分圧出力Vd1と基準電圧Vrefを比
較し、その分圧出力Vd1が基準電圧Vrefより低い
期間中は、RESET信号を有意にしてCPU29をリ
セットするが、その分圧出力Vd1が基準電圧Vref
を上回ると(時刻T1の時点で上回る)、RESET信
号を無意にしてCPU29のリセットを解除する。
【0020】なお、電源立ち上げ時においては、常に、
内部クロックをCPU29に供給するので、マイクロコ
ンピュータの応用回路が変更されても、図8の従来例の
ように、リセット回路12を構成する抵抗14,15の
抵抗値を変更する必要性は存在しない。
【0021】このようにして、CPU29のリセットが
解除されると、CPU29は、クロック源を外部クロッ
クに切り替えるため、RCレジスタ30の格納値を操作
して、電圧検出回路18の可変抵抗20の抵抗値を調整
する。即ち、電源電圧Vccが外部クロックで動作可能
な下限電圧を確実に超えてから、外部クロックに切り替
えることができるようにするため、可変抵抗20の抵抗
値を調整して、基準電圧Vrefの比較対象である分圧
出力Vd2を調整する(分圧出力Vd2の決定方法は特
に限定しないが、通常、外部クロックの周波数や電源電
圧Vccが決定されれば、相対的に決定される)。
【0022】そして、電圧検出回路18は、CPU29
がRCレジスタ30の格納値を操作して可変抵抗20の
抵抗値を調整すると、定電圧発生回路11が出力する基
準電圧Vrefと分圧出力Vd2を比較し、その比較結
果PreRCをRCフラグ24に格納する。
【0023】そして、CPU29は、RCフラグ24に
格納されている比較結果PreRCを参照し、分圧出力
Vd2が基準電圧Vrefより低い場合には、内部クロ
ックの供給を継続するが、図2(b)に示すように、そ
の分圧出力Vd2が基準電圧Vrefより高くなると
(時刻T3の時点で高くなる)、電源電圧Vccは既に
外部クロックで動作可能な下限電圧を超えているので
(時刻T3より前の時刻T2の時点で動作可能下限電圧
を超えている)、セレクタ28のポジションを外部クロ
ックを入力するポジションに変更する選択情報をクロッ
ク源切替レジスタ27に格納する。
【0024】これにより、CPU29のクロック源が内
部クロックから外部クロックに切り替えられて、以降、
CPU29は外部クロックの供給を受けて動作すること
になる。
【0025】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、CPU29に対するリセットが解除された
後、CPU29により調整された分圧出力Vd2と基準
電圧Vrefを比較し、その分圧出力Vd2が基準電圧
Vrefを上回ると、クロック源を内部クロックから外
部クロックに切り替えるように構成したので、マイクロ
コンピュータの応用回路毎に設計変更することなく、C
PU29を確実にリセットしてから動作を開始させるこ
とができる効果を奏する。
【0026】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるマイクロコンピュータのリセット装置を示す
構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示すので説明を省略する。31はCPU29
と同様の機能を実現する他に、クロック源が内部クロッ
クから外部クロックに切り替わると、セレクタ33の入
力先をリセット回路12から電圧検出回路18に切り替
えるCPU(調整手段、切替手段、リセット手段)、3
2はセレクタ33のポジションを制御する選択情報を格
納する電圧検出有効レジスタ、33は電圧検出有効レジ
スタ32の格納値にしたがってリセット回路12が出力
するRESET信号又は電圧検出回路18が出力する比
較結果PreRCの何れか一方を出力するセレクタ(リ
セット手段)である。
【0027】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、電源立ち上げ時において、分圧出力Vd1が
基準電圧Vrefより低い期間中、RESET信号を有
意にしてCPUをリセットするものについて示したが、
CPU31に対するリセットが解除されて、クロック源
が内部クロックから外部クロックに切り替えられた後
は、リセット回路12のリセット動作を無効にして、電
圧検出回路18が出力する比較結果PreRCに応じて
CPU31をリセットするようにしてもよい。
【0028】即ち、クロック源が内部クロックから外部
クロックに切り替えられると、CPU31は外部クロッ
クの供給を受けて動作しているので、電源電圧Vccが
外部クロックで動作可能な下限電圧を超えている場合に
限り、正常な動作が保証される。
【0029】したがって、電源電圧Vccが外部クロッ
クで動作可能な下限電圧を下回っている可能性がある場
合には、CPU31をリセットするため、CPU31が
電圧検出有効レジスタ32の格納値を操作して、セレク
タ33の入力先をリセット回路12から電圧検出回路1
8に切り替える処理を実行する。
【0030】これにより、以後、セレクタ33から電圧
検出回路18の比較結果PreRCが出力されることに
なるが、その比較結果PreRCが、分圧出力Vd2が
基準電圧Vrefより小さい旨を示す場合に限りリセッ
ト信号として扱われ、その場合にはCPU31のリセッ
トが実行される。その後、その比較結果PreRCが、
分圧出力Vd2が基準電圧Vrefより大きい旨を示す
と、CPU31に対するリセットが解除され、正常な動
作が開始される。
【0031】以上で明らかなように、この実施の形態2
によれば、CPU31のクロック源を内部クロックから
外部クロックに切り替えると、リセット回路12のリセ
ット動作を無効にして、分圧出力Vd2が基準電圧Vr
efを下回るときCPU31をリセットするように構成
したので、外部クロックの供給を受けて動作していて
も、電源電圧Vcc低下時のCPU31の暴走を防止す
ることができる効果を奏する。
【0032】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるマイクロコンピュータのリセット装置を示す
構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は
相当部分を示すので説明を省略する。34は電圧検出回
路18の分圧出力Vd2がリセット回路12の分圧出力
Vd1より小さい電圧値になるように抵抗値が決められ
た抵抗、35はリセット回路12がHレベルのRESE
T信号(CPU37に対するリセットを解除している状
態)を出力し、かつ、電圧検出回路18の比較結果Pr
eRCがLレベル(分圧出力Vd2が基準電圧Vref
より低い場合)の期間中に限り、タイマ36を起動する
論理回路(計測手段)、36はカウント処理を実行する
タイマ(計測手段)、37はタイマ36のカウント値が
設定値に到達するまでに要する時間tを計測して、その
時間tからクロック切替時間αtを計算し、そのクロッ
ク切替時間αtになるとクロック源切替レジスタ27の
格納値を操作して、クロック源を内部クロックから外部
クロックに切り替えるCPU(調整手段、切替手段)で
ある。
【0033】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、電圧検出回路18から分圧出力Vd2が基準
電圧Vrefより上回った旨を示す比較結果PreRC
が出力されると、クロック源を内部クロックから外部ク
ロックに切り替えるものについて示したが、次のように
して、クロック源を切り替えてもよい。
【0034】即ち、リセット回路12がCPU37に対
するリセットを解除した後、分圧出力Vd2が基準電圧
Vrefより低い期間中に限りタイマ36を起動して、
タイマ36のカウント値が設定値に到達するまでに要す
る時間tを計測する。そして、CPU37は、カウント
値が設定値に到達するまでに要する時間tを計測する
と、その時間tに係数α(αは、内部クロックから外部
クロックに切り替える際の待ち時間を調整する係数)を
乗算して、クロック切替時間αtを計算する。
【0035】そして、CPU37は、現在時刻がクロッ
ク切替時間αtになると、クロック源切替レジスタ27
の格納値を操作して、クロック源を内部クロックから外
部クロックに切り替える処理を実行する。これにより、
クロック源が内部クロックから外部クロックに切り替え
られ、上記実施の形態1と同様の効果を奏することがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、調整
手段により調整された第2の分圧電圧と基準電圧を比較
し、その第2の分圧電圧が基準電圧を上回ると、マイク
ロコンピュータのクロック源を内部クロックから外部ク
ロックに切り替えるように構成したので、マイクロコン
ピュータの応用回路毎に設計変更することなく、マイク
ロコンピュータを確実にリセットしてから動作を開始さ
せることができる効果がある。
【0037】この発明によれば、切替手段がマイクロコ
ンピュータのクロック源を内部クロックから外部クロッ
クに切り替えると、初期化手段のリセット動作を無効に
して、調整手段により調整された第2の分圧電圧が基準
電圧を下回るときマイクロコンピュータをリセットする
ように構成したので、外部クロックの供給を受けて動作
していても、電源電圧低下時のマイクロコンピュータの
暴走を防止することができる効果がある。
【0038】この発明によれば、第2の分圧電圧が基準
電圧を上回ると、マイクロコンピュータのリセットを解
除するように構成したので、マイクロコンピュータの動
作を再開させることができる効果がある。
【0039】この発明によれば、計数手段のカウント値
が設定値に到達するまでに要する時間を計測して、その
時間からクロック切替時間を計算し、そのクロック切替
時間になるとマイクロコンピュータのクロック源を内部
クロックから外部クロックに切り替えるように構成した
ので、マイクロコンピュータの応用回路毎に設計変更す
ることなく、マイクロコンピュータを確実にリセットし
てから動作を開始させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマイクロコン
ピュータのリセット装置を示す構成図である。
【図2】 各種信号の変化を示すタイムチャートであ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2によるマイクロコン
ピュータのリセット装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるマイクロコン
ピュータのリセット装置を示す構成図である。
【図5】 従来のマイクロコンピュータのリセット装置
を示す構成図である。
【図6】 各種信号の変化を示すタイムチャートであ
る。
【図7】 各種信号の変化を示すタイムチャートであ
る。
【図8】 従来のマイクロコンピュータのリセット装置
を示す構成図である。
【図9】 各種信号の変化を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
11 定電圧発生回路(初期化手段)、12 リセット
回路(初期化手段)、18 電圧検出回路(切替手
段)、20 可変抵抗(調整手段)、28 セレクタ
(切替手段)、29,37 CPU(調整手段、切替手
段)、31 CPU(調整手段、切替手段、リセット手
段)、33 セレクタ(リセット手段)、35論理回路
(計数手段)、36 タイマ(計数手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B054 AA01 BB01 CC01 DD25 5B062 DD06 HH01 HH08 5B079 BA02 BB04 BC05 DD02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧に比例する第1の分圧電圧が基
    準電圧より低い場合、マイクロコンピュータをリセット
    する一方、その第1の分圧電圧が基準電圧より高い場
    合、そのマイクロコンピュータのリセットを解除する初
    期化手段と、その電源電圧に比例する第2の分圧電圧を
    上記マイクロコンピュータの動作周波数に応じて調整す
    る調整手段と、上記調整手段により調整された第2の分
    圧電圧と当該基準電圧を比較し、その第2の分圧電圧が
    基準電圧を上回ると、上記マイクロコンピュータのクロ
    ック源を内部クロックから外部クロックに切り替える切
    替手段とを備えたマイクロコンピュータのリセット装
    置。
  2. 【請求項2】 切替手段がマイクロコンピュータのクロ
    ック源を内部クロックから外部クロックに切り替える
    と、初期化手段のリセット動作を無効にして、調整手段
    により調整された第2の分圧電圧が基準電圧を下回ると
    き上記マイクロコンピュータをリセットするリセット手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載のマイクロコ
    ンピュータのリセット装置。
  3. 【請求項3】 リセット手段は、第2の分圧電圧が基準
    電圧を上回ると、マイクロコンピュータのリセットを解
    除することを特徴とする請求項2記載のマイクロコンピ
    ュータのリセット装置。
  4. 【請求項4】 電源電圧に比例する第1の分圧電圧が基
    準電圧より低い場合、マイクロコンピュータをリセット
    する一方、その第1の分圧電圧が基準電圧より高い場
    合、そのマイクロコンピュータのリセットを解除する初
    期化手段と、その電源電圧に比例する第2の分圧電圧を
    上記マイクロコンピュータの動作周波数に応じて調整す
    る調整手段と、上記初期化手段がマイクロコンピュータ
    のリセットを解除すると、上記調整手段により調整され
    た第2の分圧電圧が当該基準電圧を上回るまでカウント
    処理を実行する計数手段と、上記計数手段のカウント値
    が設定値に到達するまでに要する時間を計測して、その
    時間からクロック切替時間を計算し、そのクロック切替
    時間になると上記マイクロコンピュータのクロック源を
    内部クロックから外部クロックに切り替える切替手段と
    を備えたマイクロコンピュータのリセット装置。
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