JP2020184837A - 信号入力回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用するタイマの数を極力少なくしながら、外部入力されるPWM信号の使用周波数レンジを自動的に検出し、検出されたPWM信号の使用周波数レンジに合わせたデューティ比を検出できるようにした信号入力回路を提供する。【解決手段】変換部9は、入力されるPWM信号を時定数により積分する積分回路8を備える。変換部9は、積分回路8によりPWM信号を積分することで当該PWM信号をデューティ比に応じたアナログ値に変換する。マイコン5は、外部ECU2から入力されたPWM信号に基づいて、変換部9により変換されたアナログ値を取得するタイミングを設定し、設定されたタイミングで値を取得する。マイコン5は、取得値を所定の閾値Vthと比較することでPWM信号の使用周波数レンジを判定する。マイコン5は、判定された使用周波数レンジに基づいて積分回路8の時定数を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御装置の信号入力回路に関する。
一般に、PWM信号によりモータを駆動制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の技術によれば、コンパレータが、モータの回転速度を検出した検出信号と基準レベルとを比較してPWM信号を発生し、電圧電流変換回路がPWM信号を電流パルスに変換している。このとき、積分回路が電流パルスを積分してモータの回転速度を検出した結果に応じて変化する速度情報電圧に変換し、速度情報電圧にバイアスを付加して速度制御信号とし、この速度制御信号によりモータを制御している。
特許第2746574号公報
従来、出願人は、外部からPWM信号を入力し、このPWM信号のデューティ比を検出し、このデューティ比に基づいてモータの指示回転数の情報を取得するシステムを構築しており、マイクロコンピュータが備えるタイマカウンタを用いてPWM信号のデューティ比を検出している。
近年、出願人は、様々な多数の顧客の要望に応えるようにシステムの標準化を推進しており、例えばタイマの数が比較的少ないマイコンを使用することを検討している。多数の顧客の要望に応えながらシステムを標準化するためには、外部から入力されるPWM信号の周波数が異なっても、個々のPWM信号の周波数に合わせてデューティ比を検出可能なシステムを構築することが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、使用するタイマの数を極力少なくしながら、外部入力されるPWM信号の使用周波数レンジを自動的に検出し、検出されたPWM信号の使用周波数レンジに合わせたデューティ比を検出できるようにした信号入力回路を提供することにある。
請求項1記載の発明は、外部からPWM信号を入力する電子制御装置の信号入力回路を対象としている。変換部は、時定数により信号を積分する積分回路を備えて構成され、積分回路によりPWM信号を積分処理することで当該PWM信号のデューティ比に応じたアナログ値に変換する。このため、タイマを用いることなくPWM信号のデューティ比を検出できるようになり、使用タイマの数を極力少なくできる。
またタイミング設定部は、アナログ値を取得するタイミングをPWM信号に基づいて設定し、レンジ判定部は取得値を所定の閾値と比較することでPWM信号の使用周波数レンジを判定しているため、外部入力されるPWM信号の使用周波数レンジを自動的に検出できる。
また時定数設定部は、レンジ判定部により判定された使用周波数レンジに基づいて積分回路の時定数を設定するため、変換部は、外部入力されたPWM信号を当該PWM信号の使用周波数レンジのデューティ比に応じたアナログ値に変換できる。この結果、外部入力されるPWM信号の使用周波数レンジに合わせてデューティ比を検出できる。
第1実施形態における信号入力回路の電気的構成図 機能説明図 PWMテーブルの内容と閾値との関係性を説明する図 処理内容を説明するフローチャート PWM信号の周波数が比較的高い場合のタイミングチャート PWM信号の周波数が比較的高い場合の指令デューティ比とAD入力端子の入力電圧値の関係を示す図 PWM信号の周波数が比較的低い場合のタイミングチャート PWM信号の周波数が比較的低い場合の指令デューティ比とAD入力端子の入力電圧値の関係を示す図 第2実施形態における信号入力回路の電気的構成図 PWMテーブルの内容と閾値との関係性を説明する図 処理内容を説明するフローチャート PWM信号を途絶判定するときのタイミングチャート
以下、信号入力回路の幾つかの実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1から図8は、第1実施形態の説明図を示す。図1に示す電子制御装置1(以下、自ECU1と称する)は、外部の他の電子制御装置2(以下、外部ECU2と称す)から入力端子1aを通じてPWM指令を入力する。自ECU1は、PWM信号のデューティ比に対応した指令回転数に基づいて、ファンモータ3を回転制御するファンコントローラである。外部ECU2は、図示しないマイクロコンピュータを主体として構成される。外部ECU2は、ファンモータ3の指令回転数をPWM信号のデューティ比により設定し、所定の周波数で且つ設定された所望のデューティ比のPWM信号を自ECU1の入力端子1aに出力する。
外部ECU2が出力するPWM信号の周波数は、外部ECU2を製造する製造業者等により例えば20Hz又は1kHzなどのように予め定められている。このPWM信号の周波数は、各製造業者が予め定めた仕様により様々な外部ECU2の間で異なることがある。このため自ECU1は、外部ECU2から入力されるPWM信号の使用周波数のレンジを自動判別する機能を備える。
自ECU1は、入力端子1aを通じてPWM信号を入力する入力回路4と、入力回路4を通じて信号入力するマイクロコンピュータ5(以下、マイコン5と略す)と、温度検知部6とを備える。入力回路4は、入力端子1aを通じて入力されるPWM信号の論理信号を反転する反転部7と、反転部7の出力に接続され反転部7の出力論理信号を積分回路8によりアナログ値に変換する変換部9と、積分回路8の時定数を切替える切替部10と、を備える。
反転部7は、例えば抵抗11、12及びPNPトランジスタ13を図示形態に備え、入力端子1aに入力されるPWM信号を論理反転し、PWM信号の反転論理信号をマイコン5の第1割込入力端子INT1に入力させる。反転部7は、正転バッファなどに代えて設けても良いし必要に応じて設ければ良い。本実施形態のように反転部7を設けることで、マイコン5が第1割込入力端子INT1を通じてPWM信号の立下りエッジを取得することで外部入力割込みできる。この場合、指令デューティ比がたとえ100%に近い高デューティ比であったとしてもデューティ比を検出し易くなる。
変換部9は、反転部7の出力論理信号をさらに反転するNPNトランジスタ14と、NPNトランジスタ14の出力を所定の第1時定数により積分処理する積分回路8と、を図示形態に備える。積分回路8は、コンデンサ15及び抵抗16を図示形態に備え、その出力をマイコン5のAD入力端子ADinに入力させている。コンデンサ15及び抵抗16による積分回路8の時定数を第1時定数とする。
切替部10は、積分回路8による第1時定数を切替可能に構成され、時定数設定部26を構成する。切替部10は、Nチャネル型のMOSトランジスタ17、コンデンサ18及び抵抗19を図示形態に備える。
MOSトランジスタ17のゲートは、マイコン5の出力端子OUTに接続されている。マイコン5が、MOSトランジスタ17のゲートにLレベルを出力すると、MOSトランジスタ17はオフし、積分回路8の時定数は所定の第1時定数に保たれる。マイコン5が、MOSトランジスタ17のゲートにHレベルを出力するとMOSトランジスタ17がオンし、積分回路8の時定数をコンデンサ18及び抵抗19により変化させることができる。このときの時定数を第2時定数とする。第2時定数は、第1時定数より大きい値である。
マイコン5は、第1割込入力端子INT1に入力された信号の立下りエッジの発生タイミングを割込みタイミングとする。そしてマイコン5は、設定された割込みタイミングにてAD入力端子ADinに入力された電圧レベルをサンプリング取得する。また、マイコン5には温度検知部6が接続されている。温度検知部6は、例えばサーミスタなどにより構成され、自ECU1の温度データを取得可能になっている。
マイコン5は、CPU20の他、ROM、フラッシュROM、EEPROMなどの不揮発性記憶部21やRAMなどの揮発性記憶部を備える記憶部22、及び、A/D変換部23を備える。マイコン5は、ROMに記憶されたプログラムを実行することでソフトウェアにより各種機能、例えば、図2に示すタイミング設定部24、レンジ判定部25、時定数設定部26、異常判定部27を実現する。不揮発性記憶部21には、図3に示すPWMテーブルA、及び、PWMテーブルBが記憶されている。PWMテーブルA及びBは、AD入力端子ADinの入力電圧値と指令回転数との対応関係を示している。
PWMテーブルAは、時定数が第1時定数であるときの入力電圧値と指令回転数との対応関係を示している。PWMテーブルBは、時定数が第2時定数であるときの入力電圧値と指令回転数との対応関係を示している。マイコン5のCPU20は、記憶部22のワークエリアに保持される容量切替フラグに基づいて、使用するPWMテーブルA、Bを切り替える。
図3に示すように、マイコン5は、A/D変換部23によりアナログデジタル変換入力を受付可能な電圧範囲H1にて値を取得する。電圧範囲H1は、最小値Vmin〜最大値Vmax(例えば、0V〜5V)である。
外部ECU2が、指令デューティ比を高く設定すれば、積分回路8の出力アナログ値が高くなるため、AD入力端子ADinの入力電圧値も高くなり、マイコン5はファンモータ3の指令回転数を高く指令入力する。逆に、外部ECU2が指令デューティ比を低く設定すれば、積分回路8の出力アナログ電圧レベルが低くなるため、AD入力端子ADinの入力電圧値も低くなり、マイコン5はファンモータ3の指令回転数を低く指令入力する。
外部ECU2による指令デューティ比の範囲は、AD入力端子ADinの入力電圧値に対応するが、これらの範囲H2a、H2bは前述のデジタル変換受付可能な電圧範囲H1よりも狭く設定されている。
上記構成の動作を説明する。通常時には、図4に示すように、マイコン5は、S0において容量切替フラグを初期値0に設定することでPWMテーブルAを参照することを初期設定する。その後、マイコン5は、S1において第1割込入力端子INT1に割込み発生したことを検知することで、S2においてAD入力端子ADinに入力された電圧値をサンプリング取得する。そしてマイコン5は、S3において電圧値が予め定められている閾値Vth以上であるか否かを判定する。閾値Vthは、外部ECU2から入力されるPWM信号の使用周波数レンジを判定するために設けられる閾値を示す。
通常、外部ECU2は、最低回転数から最高回転数までの間に対応した指令デューティ比のPWM信号を自ECU1に出力する。すると変換部9が積分回路8によりアナログ値に変換することで、マイコン5は、範囲H2a、H2bの中のある電圧値をAD入力端子ADinに入力する。このときマイコン5は、S3においてAD入力端子ADinの入力電圧値が閾値Vthより大きいと判定する。
入力電圧値が閾値Vthより大きいと、マイコン5は、S4において繰り返し変数Nを0に初期化する。マイコン5は、S5において容量切替フラグが0であるか1であるかを判定する。初期状態では、容量切替フラグが0に設定されているため、マイコン5は、S6において容量切替フラグの値0に対応したPWMテーブルAを参照して指令回転数を算出する。その後、容量切替フラグが、後述のS14において1とされた後には、S7において容量切替フラグの値1に対応したPWMテーブルBを参照して指令回転数を算出する。
マイコン5は、S6又はS7において指令回転数を算出した後、S8において温度検知部6により検知された温度データに基づいて電圧値のデジタルデータを補正することで指令回転数を補正する。そしてマイコン5は、S9において指令回転数を更新し端子割込み処理を終了する。これにより、マイコン5は、外部ECU2からPWM信号により指令される指令回転数に応じて、ファンモータ3の回転数を適宜調整制御しつつ当該ファンモータ3を回転駆動制御できる。
ところで、図3に示すように、閾値Vthは、ファンモータ3の最低指令回転数に対応した最低指令デューティ比のPWM信号を変換部9により変換した最低変換値Vmb未満の値に設定されている。
PWMテーブルAとPWMテーブルBとは、外部ECU2の指令回転数の範囲に対応した入力電圧値の範囲H2a及びH2bが異なる場合がある。しかし、入力電圧値の範囲H2a、H2bの中で、最も低い変換部9の変換値が得られる最低変換値Vmbを選び、閾値Vthはこの最低変換値Vmb未満の電圧値に設定されている。このためマイコン5は、S3において変換部9による変換後の入力電圧値が閾値Vth未満であると判定したときには、外部ECU2による指令回転数から外れていると判定でき、外部ECU2の使用周波数レンジが自ECU1が認識している周波数レンジと異なっていると推定できる。
そこで、マイコン5は、S3においてAD入力端子ADinの入力電圧値が閾値Vth未満であるときには、連続して閾値Vth未満になる繰り返し変数Nが閾値回数(例えば、5回)に達するまで、AD入力端子ADinの入力電圧値を繰り返し取得する。図4のステップS1〜S3、S10、S11参照。
入力電圧値が、閾値Vth未満である条件を満たす連続回数が前述の閾値回数以上となった場合、マイコン5は、S12においてPWM信号の使用周波数レンジが低いと判定する。そしてマイコン5は、切替部10のMOSトランジスタ17をオン制御することでAD入力端子ADinにコンデンサ18及び抵抗19を接続し、積分回路8の時定数を第2時定数に変更する。そしてマイコン5は、S14において容量切替フラグの値を1とする。
図5に示すように、外部ECU2により出力されるPWM信号の指令周波数が比較的高くPWM信号の周期T1が比較的短い場合を考える。この場合、積分回路8の時定数が初期状態にて第1時定数に設定されていても、周期T1が比較的短いため、AD入力端子ADinの入力電圧値は、A/D変換部23のサンプリングタイミングにて閾値Vth以上となる。このため、マイコン5は、容量切替フラグを0のまま維持しPWMテーブルAを参照して指令回転数を算出する。
図6にPWM信号指令の周波数が比較的高い場合のデューティ比とAD入力端子ADinの入力電圧値の関係を示す。外部ECU2によるPWM信号指令のオンデューティ比が高くなれば、マイコン5がA/D変換部23によりサンプリングする値は小さくなる。これは、入力端子1aに入力されるPWM信号は、積分回路8の第1時定数により低下した後にマイコン5のAD入力端子ADinに入力されることになるため、PWM信号のデューティオフ中に積分回路8を通じて電圧低下する度合いが大きくなるためである。これにより、マイコン5は、外部ECU2の指令デューティ比を読取ることができる。
図7に示すように、外部ECU2により出力されるPWM信号指令の周波数が比較的低くPWM信号の周期T2が比較的長い場合を考える。この場合、初期状態において積分回路8の時定数が第1時定数に設定されているが、周期T2が比較的長いため、AD入力端子ADinの入力電圧値はA/D変換部23のサンプリングタイミングにて閾値Vth未満となる。このためマイコン5は、繰り返し変数Nが閾値回数以上となった時点t1後のタイミングt2にて出力端子OUTをLレベルからHレベルとする。
マイコン5は、図4のS14において容量切替フラグを0から1に変更して使用PWMテーブルをPWMテーブルBに変更する。マイコン5は、その後のサンプリングタイミングにて入力電圧値を取得したとしても、閾値Vthより高い値を取得できる。マイコン5は、この取得値に応じて、デューティ比に対応した指令回転数を求めることで指令回転数の情報を取得できる。
図8にPWM信号指令の周波数が比較的低い場合のデューティ比とAD入力端子ADinの入力電圧値の関係を示す。マイコン5は、容量切替フラグを1としているため、使用PWMテーブルをPWMテーブルBに変更することになる。この場合、前述同様に、外部ECU2によるPWM信号指令のオンデューティ比が高くなるに従って、マイコン5の取得値を小さくできる。これにより、マイコン5は、外部ECU2の指令デューティ比を読取ることができる。このとき、仮にマイコン5が容量切替フラグを0のまま保持し、使用PWMテーブルをPWMテーブルAとした場合、AD入力端子ADinの入力電圧値は概ね0となるため、入力電圧値からPWM信号のデューティ比を読み取ることは困難である。
またマイコン5は、容量切替フラグを1とし積分回路8の時定数を変更した後でも、AD入力端子ADinの入力電圧値を所定の異常値以下であることを連続的に検出したときには、PWM信号の使用周波数レンジを異常と判定するようにしても良い。この場合、所定の異常値は、最低変換値Vmb未満の値に設定すると良く、閾値Vthと同一電圧に設定しても良い。マイコン5は、使用周波数レンジを切り替えても正常入力できないと判定すれば、他の何らかの異常(例えば、断線)を疑うことで、他の異常判別ルーチンを実行するようにしても良い。
本実施形態によれば、入力回路4の変換部9は、積分回路8によりPWM信号を積分することで当該PWM信号をデューティ比に応じて変換してマイコン5のAD入力端子ADinに入力させるようにしている。このため、タイマを用いることなくPWM信号のデューティ比を検出できるようになり、マイコン5が使用するタイマ数を極力少なくできる。
またマイコン5が、PWM信号を用いて外部ECU2のPWM信号に係る使用周波数レンジを判定し、外部ECU2の使用周波数レンジが所定の範囲から外れていると判定した場合、自ECU1の内部の積分回路8の時定数を変更することで、外部ECU2の使用周波数レンジに合わせて信号入力できる。これにより、一つの回路構成により複数の仕様に対応できる。
またマイコン5は、外部入力されたPWM信号に基づいて入力電圧値を取得するタイミングを設定し、取得値を所定の閾値Vthと比較することでPWM信号の使用周波数レンジを判定している。このためマイコン5は、外部ECU2が使用するPWM信号の使用周波数レンジを自動的に検出できる。
またマイコン5は、判定された使用周波数レンジに基づいて積分回路8の時定数を設定しているため、変換部9は、PWM信号を外部ECU2にて使用される使用周波数レンジのデューティ比に応じた値に変換できるようになり、PWM信号の使用周波数レンジに合わせてデューティ比を検出できる。
PWM信号の使用周波数レンジを判定するための閾値Vthを、外部から入力される最低指令デューティ比のPWM信号を変換部9により変換する最低変換値Vmb未満の値に設定しているため、マイコン5は、外部ECU2による指令回転数から外れていると判定でき、外部ECU2の使用周波数レンジが自ECU1が認識している周波数レンジと異なっていると判定できる。
(変形例)
前述した自ECU1及び外部ECU2は共に車両内に設置される。車両内の電源スイッチ(例えば、イグニッションスイッチ)がオンされたときに、自ECU1の各部品(マイコン等)に電源が投入されるが、電源スイッチがオフされると、自ECU1への投入電源(例えばIG電源、ACC電源)もオフされ、マイコン5は、外部ECU2の使用周波数レンジの設定内容をリセットしてしまう場合がある。この場合、自ECU1への電源投入の度に、マイコン5は、前述した使用周波数レンジの判定処理、設定処理を実行すると良い。
マイコン5が、起動時に使用周波数レンジの判定処理を自動的に実行することで、外部ECU2がどのような製造業者から提供されたかに拘わらず、接続された外部ECU2の使用周波数レンジを自動的に設定できるためである。この結果、自ECU1の製造業者は、外部ECU2を提供する製造業者別に異なる品番を用意する必要がなくなり、外部ECU2の種類を問うことなく標準化できる。
またマイコン5が、使用周波数レンジの判定処理、設定処理を一旦実行すれば、使用周波数レンジの判定結果を不揮発性記憶部21に不揮発的に記憶させるようにしても良い。この場合、自ECU1の再起動時に、マイコン5が不揮発性記憶部21に記憶された使用周波数レンジを読出し、必要に応じて積分回路8の時定数を切り替えれば良い。これにより、自ECU1への電源再投入時に、マイコン5は外部ECU2の使用周波数レンジを再設定できる。
(第2実施形態)
図9から図12は、第2実施形態の説明図を示している。第2実施形態では、第1実施形態との間で同一機能を備える部分については、同一符号又は当該符号に200を加入した符号を付して説明を省略することがある。また、第1実施形態と同一動作を行う部分には同一ステップ番号を付して説明を省略する場合がある。
図9に示す自ECU201の入力回路204は、自ECU1の構成に加えてPWMオフ判定部30を備えている。PWMオフ判定部30は、定常的な動作中に、積分回路8の出力電圧が所定の第2閾値Vintb以下に達すると、マイコン205の第2割込入力端子INT2に割込み信号を発生させるように構成されている。図10に示すように、第2閾値Vintbは、前述実施形態に示した閾値Vthより低い値に設定されていることが望ましい。これは、マイコン205が、前述の使用周波数レンジの判定閾値として閾値Vthを用いるためであり、閾値Vthと区別するため、第2閾値Vintbを閾値Vthより低い値に設定すると良い。
PWMオフ判定部30は、スイッチング素子としてのNチャネル型のMOSトランジスタ31、PNPトランジスタ32、及び第2積分回路33を図示形態に備える。第2積分回路33は、例えばコンデンサ34及び抵抗35を図示形態に接続して構成され、当該第2積分回路33の時定数は、積分回路8の第1時定数より小さい値に設定されている。自ECU201のその他の電気的構成は、第1実施形態にて説明した自ECU1の電気的構成と同一であるため説明を省略する。なお、自ECU201のマイコン205は、記憶部22に記憶されているプログラムを実行することでPWM信号停止判定部としての機能を備える。
前述構成の動作を説明する。図11に示すように、マイコン5は、S1aにおいて第1割込入力端子INT1に割込み発生したことを検知することで、S2においてAD入力端子ADinの入力電圧値をサンプリングし、S2aにてこの電圧値を記憶部22に記憶させる。前述実施形態でも説明したように、マイコン5は、AD入力端子ADinの入力電圧値が閾値Vthを超えていればS6においてPWMテーブルAから指令回転数を算出し、他方、5回以上連続して閾値Vth未満となれば、S3、S10〜S14において容量切替フラグを1とし、参照するテーブルをPWMテーブルBに切替え、S7においてPWMテーブルBから指令回転数を算出する。
第2閾値Vintbは、閾値Vthより低く設定されているため、自ECU201が、外部ECU2からPWM信号を入力し続けている場合、AD入力端子ADinの入力電圧値は、所定の第2閾値Vintbより大きく保たれる。このため、PWMオフ判定部30のMOSトランジスタ31はオンし続ける。MOSトランジスタ31がオンし続けれれば、PNPトランジスタ32がオンし、第2積分回路33がロジック電源電圧Vccに近い電圧を保持し、この保持電圧が第2割込入力端子INT2に入力される。このため、第2割込入力端子INT2に対する割込みは発生しない。
図12のタイミングtx以降に示すように、外部ECU2からPWM信号の入力が途絶えると、PWM信号に基づいて発生していた第1割込入力端子INT1の割込みも途絶える。PWM信号が入力されなければ、積分回路8の保持電力が抵抗16にて消費され、積分回路8の保持電圧が徐々に低下するため、AD入力端子ADinの入力電圧値も低下する。
この後、AD入力端子ADinの入力電圧値が所定の第2閾値Vintb以下になると、PWMオフ判定部30のMOSトランジスタ31がオフする。MOSトランジスタ31がオフすればPNPトランジスタ32がオフし、第2積分回路33の保持電力が抵抗35にて消費され、第2割込入力端子INT2の入力電圧が低下する。マイコン205は、第2割込入力端子INT2への入力電圧値が所定の割込閾値に低下すると、図11のS1aにおいて第2割込入力端子INT2に対して割込みを発生したと判定する。
マイコン205は、S15においてN=0であり、使用周波数レンジの判定途中に第2割込入力端子INT2への割込みが発生していなければ、S2においてAD入力端子ADinの入力電圧値をサンプリング取得し、S2aにおいて入力電圧値を記憶部22に記憶させる。このとき、AD入力端子ADinの入力電圧値は閾値Vth未満となっているため、マイコン205はS3にてNOと判定する。マイコン205は、前回の取得値(前回値)と今回の取得値(今回値)との差分を所定値Vdiffと比較する。このときの差分が、所定値Vdiffより大きければ、マイコン205は、S17において外部ECU2からPWM信号が途絶えたと判定する。マイコン205は、外部ECU2からPWM信号が途絶えたと判定すると、S18において指令回転数を0に設定しファンモータ3の回転を停止させる。
このためマイコン5は、外部ECU2からのPWM信号に基づく第1割込入力端子INT1への割込みがなくなったとしても、AD入力端子ADinの前回値と今回値との差が所定値Vdiffよりも大きくなったことをトリガとして、外部ECU2から入力されるPWM信号が途絶えたと判定できる。なお、S15、S3の判定条件を省いた上で、マイコン5は、S16において前回値と今回値との差が所定値Vdiffよりも大きくなったことを条件として外部ECU2からのPWM信号が途絶えたと判定しても良い。
またマイコン5は、前回の取得値を用いて所定値Vdiffを変更しても良い。この場合も、マイコン5は、前回の取得値と今回の取得値との差がその所定値Vdiffを超えていれば、外部ECU2からPWM信号が途絶えたと判定すると良い。そもそも、自ECU201が入力するPWM信号が低デューティである場合、マイコン5が、AD入力端子ADinから入力する電圧値は小さくなり、PWM信号途絶時における前回値と今回値との差が相対的に小さくなる。
また逆に、自ECU201が入力するPWM信号が高デューティである場合、マイコン5がAD入力端子ADinから入力する電圧値は大きくなり、PWM信号途絶時における前回の取得値と今回の取得値との差分も相対的に大きくなる。前回の取得値を用いて所定値Vdiffを変更する理由は、この影響を極力排除し誤判断を防止するためである。マイコン5は、前回の取得値に基づいて所定値Vdiffを変更し、今回の取得値を用いて外部ECU2からPWM信号が途絶えたか否かを判定することで、誤判断を防止できる。
本実施形態によれば、PWMオフ判定部30を設けており、マイコン5はAD入力端子ADinの入力電圧値の前回の取得値と今回の取得値との差分が所定値Vdiffよりも大きくなったことを条件として、外部ECU2からPWM信号が途絶えたと判定している。このため、たとえPWM信号に基づく第1割込入力端子INT1への割込みがなくなったとしても、外部ECU2から入力されるPWM信号が途絶えたことを判定できる。
信号途絶検出用の第2閾値Vintbは、周波数判定用の閾値Vthより低い値に設定されているため、マイコン205は、PWM信号の入力途絶であるか、外部ECU2からのPWM信号の使用周波数レンジの差異であるかを区別できる。
(他の実施形態)
本開示は、前述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができ、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば以下に示す変形又は拡張が可能である。
ファンモータ3を回転制御する自ECU1、201の信号入力回路に適用した形態を示したが、これに限定されるものではなく、負荷はファンモータ3に限られない。外部から所定範囲の指令デューティ比を設定したPWM信号を入力する信号入力回路であれば適用できる。2種類の使用周波数レンジを判定して自動的に切替える形態を示したが、3種類以上の使用周波数レンジを判定して切替える形態に用いても良い。
前述した複数の実施形態の構成、機能を組み合わせても良い。前述実施形態の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も実施形態と見做すことが可能である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も実施形態と見做すことが可能である。
本開示は、前述した実施形態に準拠して記述したが、本開示は当該実施形態や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範畴や思想範囲に入るものである。
図面中、1、201は電子制御装置(自ECU)、2は外部の他の電子制御装置(外部ECU)、4は入力回路(信号入力回路)、5はマイコン(信号入力回路)、8は積分回路、9は変換部、21は不揮発性記憶部、24はタイミング設定部、25はレンジ判定部、26は時定数設定部、27は異常判定部、Vthは閾値電圧(閾値)、Vmbは最低変換値、205はマイコン(PWM信号停止判定部)、Vintbは第2閾値、Vdiffは所定値、を示す。

Claims (8)

  1. 外部の他の電子制御装置(2:以下、外部ECUと称する)から所望のデューティ比に設定されたPWM信号を入力する電子制御装置(1、201:以下、自ECUと称する)の信号入力回路(4、5)であって、
    前記PWM信号を時定数により積分する積分回路(8)を備え、前記積分回路により前記PWM信号を積分することで当該PWM信号を前記デューティ比に応じたアナログ値に変換する変換部(9)と、
    前記外部ECUから入力された前記PWM信号に基づいて、前記変換部により変換された値を取得するタイミングを設定するタイミング設定部(24)と、
    前記取得した取得値を所定の閾値(Vth)と比較することで前記PWM信号の使用周波数レンジを判定するレンジ判定部(25)と、
    当該判定された前記使用周波数レンジに基づいて前記積分回路の前記時定数を設定する時定数設定部(26)と、
    を備える信号入力回路。
  2. 前記レンジ判定部が前記使用周波数レンジを判定するための閾値(Vth)を、前記外部から入力される最低指令デューティ比の前記PWM信号を前記変換部が変換する最低変換値(Vmb)未満の値に設定する請求項1記載の信号入力回路。
  3. 前記変換部による変換値を前記タイミング設定部が連続して設定した割込みタイミングにて取得し、
    前回の前記取得値から今回の前記取得値が所定値(Vdiff)以上低下していることを条件として、前記PWM信号が前記外部から途絶えたと判定するPWM信号停止判定部(205)、をさらに備える請求項1記載の信号入力回路。
  4. 前記外部ECUから入力される前記PWM信号の途絶を判定するための第2閾値(Vintb)は、前記閾値(Vth)より低い値に設定されている請求項3記載の信号入力回路。
  5. 前記PWM信号停止判定部は、前記前回の取得値に基づいて前記所定値(Vdiff)を変更し、前記今回の取得値を用いて前記外部から前記PWM信号が途絶えたか否かを判定する請求項3又は4記載の信号入力回路。
  6. 前記時定数設定部が、前記積分回路の前記時定数を変更した後でも、前記レンジ判定部により前記取得値が所定の異常値以下であることを連続的に検出したときには前記PWM信号の前記使用周波数レンジを異常と判定する異常判定部(27)をさらに備える請求項1から5の何れか一項に記載の信号入力回路。
  7. 前記レンジ判定部は、前記自ECUに電源投入される度に前記PWM信号の前記使用周波数レンジを判定する請求項1から6の何れか一項に記載の信号入力回路。
  8. 前記レンジ判定部による前記PWM信号の前記使用周波数レンジの判定結果を不揮発的に記憶する不揮発性記憶部(21)をさらに備える請求項1から7の何れか一項に記載の信号入力回路。
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