JP2000204071A - 環状アミド誘導体 - Google Patents

環状アミド誘導体

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JP2000204071A
JP2000204071A JP11313319A JP31331999A JP2000204071A JP 2000204071 A JP2000204071 A JP 2000204071A JP 11313319 A JP11313319 A JP 11313319A JP 31331999 A JP31331999 A JP 31331999A JP 2000204071 A JP2000204071 A JP 2000204071A
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昭彦 細田
Nobuo Kobayashi
信雄 小林
Naoko Tanabe
直子 田辺
Tsuneo Shoji
恒雄 小路
Masahiro Shibata
昌裕 柴田
Akihiro Sekine
章博 関根
Kimiyoshi Michiyoshi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強力かつ選択的なカテプシンK阻害作用を示
し、骨粗鬆症等の骨疾患治療剤として有用な骨吸収阻害
剤となり得る環状アミド誘導体を提供する。 【解決手段】 一般式 【化1】 (式中、Rは置換アルキル基、置換アルケニル基、置
換アミノ基、置換アルコキシ基、置換アルキルチオ基、
置換カルバモイル基、置換スルホンアミド基又は置換ア
ミド基、Aは炭素数5〜7の飽和環状アルキル基または
ヘテロ原子を含む炭素数3〜6の飽和複素環基、R
水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若し
くは無置換の芳香族炭化水素基又は置換若しくは無置換
の複素環基であり、Rは水素原子、一般式RO−で
表される基又は一般式R(R)N−で表される基で
あり、ここでRは水素原子、置換若しくは無置換のア
ルキル基、置換若しくは無置換の芳香族炭化水素基又は
置換若しくは無置換の複素環基であり、R及びR
同一又は異なって水素原子、置換若しくは無置換のアル
キル基、置換若しくは無置換の芳香族炭化水素基又は置
換若しくは無置換の複素環基である。)で表される環状
アミド誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般式
【化2】 (式中、Rは置換アルキル基、置換アルケニル基、置
換アミノ基、置換アルコキシ基、置換アルキルチオ基、
置換カルバモイル基、置換スルホンアミド基又は置換ア
ミド基、環Aは炭素数5〜7の飽和環状アルキル基また
はヘテロ原子を含む炭素数3〜6の飽和複素環基、R
は水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若
しくは無置換の芳香族炭化水素基又は置換若しくは無置
換の複素環基であり、Rは水素原子、一般式RO−
で表される基又は一般式R(R)N−で表される基
であり、ここでRは水素原子、置換若しくは無置換の
アルキル基、置換若しくは無置換の芳香族炭化水素基又
は置換若しくは無置換の複素環基であり、R及びR
は同一又は異なって水素原子、置換若しくは無置換のア
ルキル基、置換若しくは無置換の芳香族炭化水素基又は
置換若しくは無置換の複素環基である。)で表される環
状アミド誘導体、及びこの環状アミド誘導体を有効成分
として含有する医薬に関する。更に詳しくは、骨粗鬆
症、高カルシウム血症、ページェット病等の骨疾患に加
えて、骨吸収の亢進に起因する関節炎、リユウマチ等の
治療薬又は予防薬として有用な環状アミド誘導体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の急速な高齢化社会現象の進行に伴
い、老人性疾患は加齢とともに発生率が増加し、大きな
社会問題となってきている。特に骨疾患患者の数は増加
の一途をたどってきており、その中で骨粗鬆症の患者は
1990年には500万人であり、2000年には10
00万人にもなるものと予想されている。また、年間8
万件以上も発生する大腿骨骨折は、「寝たきり老人」と
なる原因疾患の第2位となり、2000年にはその数は
20万人になると予想されている。
【0003】一方、閉経後女性における骨粗鬆症も深刻
な問題であり、40歳以上の女性の約13%に、さらに
は60歳以上の女性の約60%にも骨粗鬆症が認められ
ている。閉経後女性における、ホルモンバランスの不均
衡や老化現象によってもたらされる骨吸収の亢進は、骨
疾患の発症、進展と密接に関連していることから、かか
る骨粗鬆症に対する通常の薬物療法に際しては、骨吸収
阻害剤が用いられている。しかしながら、現在用いられ
ているカルシトニン製剤、エストロゲン製剤、ビタミン
K製剤、ビスホスホネート製剤等の骨吸収阻害作用を有
する薬剤には、その治療効果、持続性、副作用、服用コ
ンプライアンス等の点において問題があり、より有効性
の高い骨粗鬆症治療薬あるいは予防薬となり得る骨吸収
阻害剤の開発が望まれている。
【0004】生体内で骨はカルシウムの膨大な貯蔵庫で
あり、骨中のカルシウムは血中のカルシウムと平衡関係
にあり、骨から血中へ、或いは血中から骨へのカルシウ
ムの移行が常に起こっており、このような骨と血中間の
カルシウムの移動は、骨形成と骨吸収との動的平衡によ
って営まれている。
【0005】骨吸収の過程では、活性化された破骨細胞
がカルシウムなどの骨無機質を溶出させ、同時にコラー
ゲン等の骨有機質を分解する。最近の研究からは、破骨
細胞から分泌されるシステインプロテアーゼが、コラー
ゲンを分解することで骨吸収に関与することが明らかに
なっている。
【0006】破骨細胞のリソゾーム中には、カテプシン
B、カテプシンH、カテプシンL、カテプシンS等のシ
ステインプロテアーゼが存在し、これらシステインプロ
テアーゼに対する阻害剤は骨吸収阻害作用を示すことが
報告されている(Biochem.J., 192, 365頁(1993); Bio
chem.Biophys.Res.Commun., 125, 441 頁(1984); FEBS
Lett., 321, 247頁(1993);特開平8−92193;特
開平8−41043;特開平7−101924;特開平
5−155764)。
【0007】また、最近になって破骨細胞に局在するヒ
トカテプシンKが単離され、他のカテプシン類より多く
破骨細胞に発現していることが判明した(Biochem.Biop
hys.Res.Commun., 206, 89頁(1995);J.Biol.Chem., 27
1, 12511頁(1996))。更に、骨吸収異常を生じる小人症
患者において、カテプシンK遺伝子が変異していること
が判明している(Science, 273, 1236頁(1997))。この
ように、骨吸収に関与する主要なシステインプロテアー
ゼとして、カテプシンKが注目されて、カテプシンK阻
害剤に対する骨吸収阻害剤としての期待が高まってい
る。
【0008】これまでに、カテプシンK阻害作用を有す
る化合物としては、アルデヒド誘導体又はエポキシコハ
ク酸誘導体(J.Biol.Chem., 271, 2126 頁(1996); Bio
l.Phrm.Bull., 19, 1026 (1996))、ビニルスルホン酸
誘導体(Nature StructuralBiology, 4, 105 (1997);
J.Med.Chem., 38, 3139 (1995) )がすでに報告されて
いるが、これらの誘導体は選択性が低く、カテプシンK
のみならず、カテプシンB、カテプシンH、カテプシン
L、カテプシンS、カルパイン等のシステインプロテア
ーゼをも強く阻害することが知られている(J.Enzyme I
nhibition, 3,13頁(1989); Biochem.Biophys.Res.Commu
n., 153, 1201頁(1988); J.Biochem.,87, 39 (1980);
J.Biochem., 88, 1805 頁(1980))。
【0009】さらに、上述したようにカテプシンKが注
目されることに伴い、カテプシンKと阻害剤とのX線結
晶解析(Nature Stractural Biology, 4, 105 頁(199
7)、Nature Stractural Biology, 4, 109 頁(1997))等
の研究も活発となり、選択的にカテプシンK阻害作用を
有する化合物(Proc. Natl. Acad. Sci. USA., 94, 142
49頁(1997)、WO9801133 、 J. Am. Chem. Soc., 120, 9
114 頁(1998)、J. Med.Chem., 41, 3563 頁(1998)も知
られている。WO9716177 においては、カテプシンKの触
媒活性部位が明らかにされ、この活性部位と相互作用す
る化合物を用いたカテプシンKの阻害方法が開示されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、カテプシ
ンKを阻害する化合物は骨吸収阻害剤として注目され、
多くの誘導体が報告されているが、未だに代謝性骨疾患
の治療薬としては実用化に至っていない。ここで、治療
薬として望まれる特徴を考えると、治療効果、持続性、
安全性、経口投与の可否等を挙げることができ、患者が
高齢で薬剤の投与が長期になることを考え合わせると経
口投与で効果を示すことは特に重要である。
【0011】従って、本発明の目的は、強力かつ選択的
なカテプシンK阻害作用を示し、さらに経口投与で有効
な骨吸収阻害剤となり得る新規化合物を提供することを
課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは選択的なカ
テプシンK阻害作用を示し、さらに経口投与でも有効な
化合物を開発するべく鋭意研究した結果、従来の阻害剤
にない非天然アミノ酸構造を有する前記一般式(I)で
表される環状アミド誘導体を見出し本発明を完成した。
【0013】本発明の前記一般式(I)で表される環状
アミド誘導体は、例えば下記反応式に従い製造すること
ができる化合物である。
【0014】
【化3】 (式中、A、R、R及びRは前記と同じである)
【0015】(第1工程)本工程は、前記一般式(II)で
表される環状カルボン酸誘導体と前記一般式(III)で表
されるアミノアルコール誘導体とを反応させることによ
り前記一般式(IV)で表されるアルコール誘導体を製造す
る工程である。本工程の原料である前記一般式(II)で表
される環状カルボン酸誘導体は、市販される原料化合物
から容易に製造することができる化合物である(下記参
考例参照)。また、前記一般式(III)で表されるアミノ
アルコール誘導体は、対応するアミノアルデヒド誘導体
からJ. Med. Chem., 37, 2918-2929 (1994) に記載され
た方法に従い製造することができる。このアミノアルデ
ヒド誘導体は、公知の方法により製造することができる
(Tetrahedron Lettrers, 33, 5029-5032 (1992); Chem.
Pharm. Bull., 30, 1921-1924 (1982); Synthesis 199
0, 1173-1176; 同1983, 676-678; TetrahedronLetters,
33, 1347-1350 (1992); Chem. Rev., 89, 149-164 (19
92)等参照)。
【0016】前記一般式(II)で表される環状カルボン酸
誘導体において、Rは置換アルキル基、置換アルケニ
ル基、置換アミノ基、置換アルコキシ基、置換アルキル
チオ基、置換カルバモイル基、置換スルホンアミド基又
は置換アミド基、環Aは5〜7員の飽和環状アルキル
基、又は酸素原子、イオウ原子若しくは窒素原子を含む
5〜7員の飽和複素環基を示し、環Aは更に置換基を有
していてもよい。
【0017】Rのアルキル基は、炭素原子数1〜12
程度の直鎖状、分枝鎖状又は環状のアルキル基のいずれ
でもよく、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、1−メチルエチル基、シクロプロピル基、n−ブチ
ル基、2−メチルプロピル基、1−メチルプロピル基、
1,1−ジメチルエチル基、シクロブチル基、n−ペン
チル基、3−メチルブチル基、シクロペンチル基、2,
2−ジメチルプロピル基、1−メチルシクロブチル基、
シクロブチルメチル基、n−ヘキシル基、4−メチルペ
ンチル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロペンチ
ル基、シクロペンチルメチル基、(1−メチルシクロブ
チル)メチル基、n−ヘプチル基、5−メチルヘキシル
基、4,4−ジメチルペンチル基、シクロヘプチル基、
シクロヘキシルメチル基、(1−メチルシクロペンチ
ル)メチル基、n−オクチル基、6−メチルヘプチル
基、5,5−ジメチルヘキシル基、(1−メチルシクロ
ヘキシル)メチル基、n−ノニル基、7−メチルオクチ
ル基、6,6−ジメチルヘプチル基、n−デシル基、8
−メチルノニル基、7,7−ジメチルオクチル基、n−
インデカシル基、9−メチルデシル基、8,8−ジメチ
ルノニル基、n−ドデカシル基、10−メチルウンデカ
シル基、9,9−ジメチルデカシル基等を挙げることで
きる。
【0018】また、このアルキル基への置換基として
は、例えば水酸基、オキソ基、塩素、臭素、ヨウ素、フ
ッ素等のハロゲン原子、置換又は無置換の炭素数2〜6
程度の直鎖状、分枝鎖状又は環状のアルケニル基、置換
又は無置換の芳香族炭化水素基、置換又は無置換の複素
環基、ニトロ基、置換又は無置換のアミノ基、トリフル
オロメチル基、置換又は無置換のスルホニル基、置換ア
ルコキシ基、置換アルキルチオ基、置換アリールオキシ
基、置換アリールチオ基、アシル基、アルコキシカルボ
ニル基、置換カルバモイル基、メルカプト基、シアノ基
等を挙げることができる。
【0019】ここで、アルキル基の置換基として挙げら
れた置換又は無置換の芳香族炭化水素基としては、例え
ばフェニル基、メチルフェニル基、メトキシフェニル
基、ニトロフェニル基、フルオロフェニル基、クロロフ
ェニル基、ブロモフェニル基、3,4−ジメトキシフェ
ニル基、3,4−メチレンジオキシフェニル基等、置換
又は無置換の複素環基としては、例えばテトラヒドロフ
ラン−2−イル基、1,3−ジオキソラン−2−イル
基、ベンゾジオキソラン−2−イル基、1,3−ジオキ
サン−2−イル基、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−
6−イル基等、置換アミノ基としては、例えばメチルア
ミノ基、N,N−ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、
N,N−ジブチルアミノ基、2,2−ジメチルエチルア
ミノ基、シクロヘキシルアミノ基、フェニルアミノ基、
メチルフェニルアミノ基、フルオロフェニルアミノ基、
クロロフェニルアミノ基、ニトロフェニルアミノ基、
N,N−ジフェニルアミノ基、ナフチルアミノ基、3,
4−ジメトキシフェニルアミノ基、N−メチル−N−フ
ェニルアミノ基、N−メチル−N−ナフチルアミノ基、
ピリジルアミノ基、フリルアミノ基、チエニルアミノ
基、キノリルアミノ基、イソキノリルアミノ基、フェニ
ルメチルアミノ基、フルオロフェニルメチルアミノ基、
クロロフェニルメチルアミノ基、ニトロフェニルメチル
アミノ基、ナフチルメチルアミノ基、3,4−ジメトキ
シフェニルメチルアミノ基、3,4−メチレンジオキシ
フェニルメチルアミノ基等を挙げることができる。
【0020】また、置換スルホニル基としては、例えば
メチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、2,2−ジ
メチルエチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル
基、フェニルスルホニル基、メチルフェニルスルホニル
基、フルオロフェニルスルホニル基、クロロフェニルス
ルホニル基、ニトロフェニルスルホニル基、ナフチルス
ルホニル基、3,4−ジメトキシフェニルスルホニル
基、3,4−メチレンジオキシフェニルスルホニル基、
ピリジルスルホニル基、フリルスルホニル基、チエニル
スルホニル基、キノリルスルホニル基、イソキノリルス
ルホニル基、フェニルメチルスルホニル基、フルオロフ
ェニルメチルスルホニル基、クロロフェニルメチルスル
ホニル基、ニトロフェニルメチルスルホニル基、ナフチ
ルメチルスルホニル基、3,4−ジメトキシフェニルメ
チルスルホニル基、3,4−メチレンジオキシフェニル
メチルスルホニル基等、置換アルコキシ基としては、例
えばメチルオキシ基、ブチルオキシ基、2,2−ジメチ
ルエチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ等、置換アリ
ールオキシ基としては、フェニルオキシ基、メチルフェ
ニルオキシ基、フルオロフェニルオキシ基、クロロフェ
ニルオキシ基、ニトロフェニルオキシ基、ナフチルオキ
シ基、3,4−ジメトキシフェニルオキシ基、3,4−
メチレンジオキシフェニルオキシ基、ピリジルオキシ
基、フリルオキシ基、チエニルオキシ基、キノリルオキ
シ基、イソキノリルオキシ基、ニトロフェニルメチルオ
キシ基、ナフチルメチルオキシ基、3,4−ジメトキシ
フェニルオキシ基、3,4−メチレンジオキシフェニル
メチルオキシ基等を挙げることができる。
【0021】さらに、置換アルキルチオ基としては、例
えばメチルチオ基、ブチルチオ基、2,2−ジメチルエ
チルチオ基、シクロヘキシルチオ基等、置換アリールチ
オ基としては、例えばフェニルチオ基、メチルフェニル
チオ基、フルオロフェニルチオ基、クロロフェニルチオ
基、ニトロフェニルチオ基、ナフチルチオ基、3,4−
ジメトキシフェニルチオ基、3,4−メチレンジオキシ
フェニルチオ基、ピリジルチオ基、フリルチオ基、チエ
ニルチオ基、キノリルチオ基、イソキノリルチオ基、フ
ェニルメチルチオ基、フルオロフェニルメチルチオ基、
クロロフェニルメチルチオ基、ニトロフェニルメチルチ
オ基、ナフチルメチルチオ基、3,4−ジメトキシフェ
ニルメチルチオ基、3,4−メチレンジオキシフェニル
メチルチオ基等、置換カルバモイル基としては、例えば
N−メチルカルバモイル基、N,N−ジメチルカルバモ
イル基、N−ブチルカルバモイル基、N,N−ジブチル
カルバモイル基、N−(2,2−ジメチルエチル)カル
バモイル基、N−シクロヘキシルカルバモイル基、N−
フェニルカルバモイル基、N−(メチルフェニル)カル
バモイル基、N−(フルオロフェニル)カルバモイル
基、N−(クロロフェニル)カルバモイル基、N−(ニ
トロフェニル)カルバモイル基、N,N−ジフェニルカ
ルバモイル基、N−ナフチルカルバモイル基、N−
(3,4−ジメトキシフェニル)カルバモイル基、N−
(3,4−メチレンジオキシフェニル)カルバモイル
基、N−メチル−N−フェニルカルバモイル基、N−メ
チル−N−ナフチルカルバモイル基、N−ナフチルカル
バモイル基、N−ピリジルカルバモイル基、N−フリル
カルバモイル基、N−チエニルカルバモイル基、N−キ
ノリルカルバモイル基、N−イソキノリルカルバモイル
基、N−(フェニルメチル)カルバモイル基、N−(フ
ルオロフェニルメチル)カルバモイル基、N−(クロロ
フェニルメチル)カルバモイル基、N−(ニトロフェニ
ルメチル)カルバモイル基、N−(ナフチルメチル)カ
ルバモイル基、N−(3,4−ジメトキシフェニルメチ
ル)カルバモイル基、N−(3,4−メチレンジオキシ
フェニルメチル)カルバモイル基等を挙げることができ
る。
【0022】Rのアルケニル基としては、炭素原子数
2〜6程度の直鎖状、分枝鎖状又は環状のアルケニル基
のいずれでもよく、例えば1−メチル−1−プロペニル
基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−2−
プロペニル基、エテニル基、1−メチルエテニル基、1
−プロペニル基、2−プロペニル基、1−ブテニル基、
2−ブテニル基、2−ペンテニル基、1−ペンテニル
基、1,3−ブタンジエニル基、1−ヘキセニル基、2
−ヘキセニル基、1,3−ペンタジエニル基、1,3−
ヘキサジエニル基等を挙げることができる。
【0023】このアルケニル基への置換基としては、前
記アルキル基への置換基と同一の置換基を挙げることが
できる。
【0024】また、Rの置換アミノ基は、種々の置換
基により置換されている第二級アミノ基又は第三級アミ
ノ基をいい、これらの置換基としては、置換又は無置換
のアルキル基、置換又は無置換のアルケニル基、置換又
は無置換の芳香族炭化水素基、置換又は無置換の複素環
基等を挙げることができる。
【0025】この置換又は無置換のアルキル基、置換又
は無置換のアルケニル基としては前記Rで例示した基
と同一の基を挙げることができる。また、この置換又は
無置換の芳香族炭化水素基は、単環式または多環式であ
り、さらに環上に1個以上の種々の置換基を有していて
もよい芳香族炭化水素基をいい、例えばフェニル基、メ
チルフェニル基、ジメチルフェニル基、メトキシフェニ
ル基、2,3−ジメトキシフェニル基、3,4−ジメト
キシフェニル基、3,5−ジメトキシフェニル基、2,
3−メチレンジオキシフェニル基、3,4−メチレンジ
オキシフェニル基、ニトロフェニル基、ジニトロフェニ
ル基、クロロフェニル基、ジクロロフェニル基、ブロモ
フェニル基、ジブロモフェニル基、ヨードフェニル基、
フルオロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、
3,4−ジフルオロフェニル基、3,5−ジフルオロフ
ェニル基、トリフルオロメチルフェニル基、3−フェノ
キシフェニル基、4−フェノキシフェニル基、4−(1
−ナフトキシ)フェニル基、4−アセトアミノフェニル
基、1−ナフチル基、2−ナフチル基等を挙げることが
できる。
【0026】さらに、置換又は無置換の複素環基は、環
構成原子として窒素原子、硫黄原子、酸素原子等の複素
原子を少なくとも1以上含む5員環又は6員環の基であ
り、これらはベンゼン環と縮合していてもよく、さらに
環上に1個以上の置換基を有していてもよい。この複素
環基としては、例えばピリジル基、フリル基、チエニル
基、インドリル基、キノリル基、イソキノリル基、ベン
ゾフラニル基、ベンゾチエニル基、イミダゾリル基、ベ
ンズイミダゾリル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、
ピラゾリル基、ピリミジル基、ピリミジニル基、ジオキ
サニル基、チアゾリジニル基、イミダゾリジニル基、2
−オキソテトラヒドロフラン−3−イル基、ベンゾチア
ゾリル基、キナゾリン基、ヘキサヒドロ−2−アゼノピ
ン−3−イル基、モルホリノ基、チアモルホリノ基、ピ
ロリジノ基、ピペリジノ基、ピペラジノ基、ペルヒドロ
−4−アゼピン−1−イル基、ペルヒドロ−4−アザア
ゼピン−1−イル基、4−アセチルピペラジノ基、4−
メトキシカルボニルピペラジノ基、4−エトキシカルボ
ニルピペラジノ基、4−(2−メチル−2−プロピルオ
キシカルボニル)ピペラジノ基、4−メチルスルホニル
ピペラジノ基、4−メトキシピペリジノ基、4−エトキ
シカルボニルピペリジノ基、4−(2−メチル−2−プ
ロピルオキシカルボニル)ピペリジノ基、1−ベンゾイ
ル−ピペリジン−4−イル基等を挙げることができる。
【0027】アルコシキ基は、アルキル部分が前記の炭
素原子数1〜6程度であるアルキル置換オキシ基であ
り、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ
基、1−メチルエトキシ基、n−ブトキシ基、2−メチ
ルプロポキシ基、1−メチルプロポキシ基、2−メチル
−2−プロポキシ基、n−ペンチルオキシ基、3−メチ
ルブトキシ基、n−ヘキシルオキシ基、4−メチルペン
トキシ基等を挙げることができる。
【0028】また、置換アルコキシ基は、前記アルコキ
シ基が種々の置換基によって置換されたアルコキシ基で
あり、この置換基としては前記アルキル基への置換基と
同じ基を挙げることができる。
【0029】アルキルチオ基は、アルキル部分が前記の
炭素原子数1〜6程度であるアルキル置換チオ基であ
り、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピル
チオ基、1−メチルエチルチオ基、n−ブチルチオ基、
2−メチルプロピルチオ基、1−メチルプロピルチオ
基、2−メチル−2−プロピルチオ基、n−ペンチルチ
オ基、3−メチルブチルチオ基、n−ヘキシルチオ基、
4−メチルペンチルチオ基等を挙げることができる。
【0030】この置換アルキルチオ基は、前記アルキル
チオ基が種々の置換基によって置換されたアルキルチオ
基であり、この置換基としては前記アルキル基への置換
基と同じ基を挙げることができる。
【0031】置換カルバモイル基は、カルバモイル結合
基の窒素原子に種々の置換基が置換された、式R−N
HCO−で表される基をいい、ここで窒素原子に置換さ
れる置換基Rとしては前記した置換又は無置換のアル
キル基、置換又は無置換のアルケニル基、置換又は無置
換のアミノ基、置換又は無置換の芳香族炭化水素基、置
換又は無置換の複素環基等を挙げることができる。
【0032】置換スルホンアミド基は、スルホンアミド
結合基の硫黄原子に種々の置換基が置換された、式R
−SONH−で表される基をいい、ここで硫黄原子に
置換される置換基Rとしては前記した置換若しくは無
置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルケニル
基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置
換の芳香族炭化水素基、置換若しくは無置換の複素環基
等を挙げることができる。
【0033】置換アミド基は、アミド結合基の炭素原子
に種々の置換基が置換された、式R−CONH−で表
される基をいい、ここで炭素原子に置換される置換基R
としては前記した置換又は無置換のアルキル基、置換
アルコキシ基、フェノキシ基、1−ナフチルオキシ基、
2−ナフチルオキシ基、置換又は無置換のアルケニル
基、置換又は無置換のアミノ基、置換又は無置換の芳香
族炭化水素基、置換又は無置換の複素環基等を挙げるこ
とができる。
【0034】更に、環Aは炭素数5〜7の飽和環状アル
キル基又はヘテロ原子を含む炭素数3〜6の飽和複素環
基である。炭素数5〜7の飽和環状アルキル基として
は、例えばシクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘ
プタン等から誘導される基を挙げることができる。ま
た、ヘテロ原子を含む炭素数3〜6の飽和複素環基とし
ては、例えばピロリジン、ピペリジン、パーヒドロアゼ
ピン、オキソラン、オキサン、オキセパン、チオラン、
チアン、チエパン等から誘導される基を挙げることがで
き、ヘテロ原子としては、酸素原子、硫黄原子、窒素原
子等を挙げることができる。また、ヘテロ原子を含む炭
素数3〜6の飽和複素環基はベンゼン環と縮合すること
もできる。炭素数5〜7の飽和環状アルキル基又はヘテ
ロ原子を含む炭素数4〜6の飽和複素環基は置換基を有
していてもよく、その置換基としては、例えば水酸基、
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子等のハロ
ゲン原子、置換又は無置換のアルキル基、フェニル基、
メチルフェニル基、ナフチル基等の置換又は無置換の芳
香族炭化水素基、チエニル基、フリル基、ピリジル基等
の置換又は無置換の複素環基、ニトロ基、置換又は無置
換のアミノ基、トリフルオロメチル基、置換又は無置換
のスルホニル基、置換アルコキシ基、置換アルキルチオ
基、アシル基、アルコキシカルボニル基、置換カルボニ
ル基、メルカプト基、シアノ基等を挙げることができ
る。
【0035】前記一般式(II)で表される環状カルボン酸
誘導体としては、例えば以下の化合物を挙げることがで
きる。 1−〔N−(フェニルメトキシカルボニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(フェニルオキシ
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−
〔N−(2−メチルプロピルオキシカルボニル) アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(3,4−
メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボン酸、1−〔N−(モルホリン−4−カ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−
〔N−〔1−(メトキシカルボニル) ピペリジン−4−
カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−
フェニルスルフォニルメチルシクロヘキサンカルボン
酸、1−〔N−〔4−(2−メチル−2−プロピルオキ
シカルボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕
シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−〔4−(メトキ
シカルボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕
シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(4−アセチル
ピペラジン−1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサン
カルボン酸、
【0036】1−〔N−(フェニルスルホニル) アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(ピペラジ
ン−1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン
酸、1−〔N−(モルホリン−4−スルホニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(4−アセ
チルピペラジン−1−スルホニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボン酸、1−〔N−(ピペラジン−1−スルホ
ニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−
(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(4−フェニルピ
ペラジン−1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸、1−〔N−(4−メチルピペラジン−1−ス
ルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−
〔N−(4−フェニルピペラジン−1−スルホニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(4−メ
トキシフェニルスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸、1−〔N−(4−ニトロフェニルスルホニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−
(4−アセトアミノフェニルスルホニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボン酸、1−〔N−(ピリジン−3−ス
ルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−
〔N−(キノリン−5−スルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸、1−〔N−(4−ジメチルアミノフ
ェニルスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン
酸、1−〔N−(5−アセトアミノナフチル−2−スル
ホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N
−(5−ジメチルアミノナフチル−2−スルホニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔(モルホリン
−4−スルホニル)メチル〕シクロヘキサンカルボン
酸、1−〔(4−アセチルピペラジン−1−スルホニ
ル)メチル〕シクロヘキサンカルボン酸
【0037】1−〔N−〔(4−エトキシカルボニル)
ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサン
カルボン酸、1−〔N−〔(4−メチルスルホニル)ピ
ペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸、1−〔N−〔(4−イソブチリル)ピペラジ
ン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン
酸、1−〔N−(チアモルホリン−4−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−〔(4−
エトキシカルボニル)ピペリジン−1−カルボニル〕ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−〔(4−
アセチル)ペルヒドロ−4−アザアゼピン−1−カルボ
ニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−
〔(4−メトキシ)ピペリジン−1−カルボニル〕アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−〔N,N−
ビス(2−メトキシエチル)アミノ−1−カルボニル〕
アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、1−〔N−〔〔N
−(2−メトキシエチル)−N−メチル〕アミノ−1−
カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸、
【0038】一方、前記一般式(III)で表されるアミノ
アルコール誘導体において、Rは水素原子、置換又は
無置換のアルキル基、置換又は無置換の芳香族炭化水素
基、置換又は無置換の複素環基等であり、Rは水素原
子、RO−で表される基又はR(R)N−で表さ
れる基であり、ここでRは水素原子、置換又は無置換
のアルキル基、置換又は無置換の芳香族炭化水素基、置
換又は無置換の複素環基等であり、R及びRは同一
又は異なって水素原子、置換又は無置換のアルキル基、
置換又は無置換の芳香族炭化水素基、置換又は無置換の
複素環基等である。このアミノアルコール誘導体におけ
る、アルキル基、芳香族炭化水素基及び複素環基は、前
記一般式(II)で表される環状カルボン酸誘導体で例示し
た基と同じである。
【0039】前記一般式(III)で表されるアミノアルコ
ール誘導体としては、例えば以下の化合物を挙げること
ができる。 (2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−
2−ヒドロキシヘプタンアミド、(2RS,3S)−N
−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−
(メチルチオ) ペンタンアミド、(2RS,3S)−N
−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシブタン
アミド、(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−
アミノ−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド、
(2RS,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタ
ンアミド、(2RS,3S)−N−シクロペンチルメチ
ル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド、(2
RS,3S)−N−(1−メチル−シクロペンチルメチ
ル)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド、
(2RS,3S)−N−2,2−ジメチルプロピル−3
−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド、(2RS,
3S)−N−シクロブチル−3−アミノ−2−ヒドロキ
シ−5−(メチルチオ)ペンタアミド、
【0040】(2RS,3S)−N−シクロヘキシル−
3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−(メチルチオ)ペン
タンアミド、(2RS,3S)−N−シクロペンチルメ
チル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−(メチルチ
オ)ペンタンアミド、(2RS,3S)−N−(1−メ
チル−シクロペンチルメチル)−3−アミノ−2−ヒド
ロキシ−5−(メチルチオ)ペンタンアミド、(2R
S,3S)−N−2,2−ジメチルプロピル−3−アミ
ノ−2−ヒドロキシ−5−(メチルチオ)ペンタンアミ
ド、(2RS,3S)−N−シクロペンチルメチル−3
−アミノ−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミ
ド、(2RS,3S)−N−(1−メチル−シクロペン
チルメチル)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−メチ
ルペンタンアミド、(2RS,3S)−N−2,2−ジ
メチルプロピル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−メ
チルペンタンアミド、(2RS,3S)−N−シクロブ
チル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサ
ンアミド、(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3
−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミ
ド、(2RS,3S)−N−シクロヘキシル−3−アミ
ノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミド、(2
RS,3S)−N−シクロペンチルメチル−3−アミノ
−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミド、(2R
S,3S)−N−(1−メチル−シクロペンチルメチ
ル)−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサ
ンアミド、(2RS,3S)−N−2,2−ジメチルプ
ロピル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキ
サンアミド、(2RS,3S)−N−シクロブチル−3
−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニルブタンアミ
ド、(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−アミ
ノ−2−ヒドロキシ−4−フェニルブタンアミド、(2
RS,3S)−N−シクロヘキシル−3−アミノ−2−
ヒドロキシ−4−フェニルブタンアミド、(2RS,3
S)−N−シクロペンチルメチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−4−フェニルブタンアミド、(2RS,3
S)−N−(1−メチル−シクロペンチルメチル)−3
−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニルブタンアミ
ド、(2RS,3S)−N−2,2−ジメチルプロピル
−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−フェニルブタンア
ミド
【0041】本工程の前記一般式(III)で表されるアミ
ノアルコール誘導体と前記一般式(II)で表される環状カ
ルボン酸誘導体との反応は、縮合剤の存在下に行うこと
が好ましく、縮合剤としては、例えばジシクロヘキシル
カルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド、イソプロピルカルボジイ
ミド等のカルボジイミド試薬を用いることができる。本
工程で用いる縮合剤は前記一般式(II)で表される環状カ
ルボン酸誘導体又前記一般式(III)で表されるアミノア
ルコール誘導体に対して1〜3当量、収率よく製造する
ためには1.5〜2当量用いることが好ましい。反応は
不活性溶媒中で行うことが望ましく、例えばジクロロメ
タン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン化炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、ジ
メチルスルホシキド、アセトニトリル等を単独又は混合
して使用することができる。反応は、通常常圧下−50
℃〜還流温度で進行するが、収率よく実施するためには
−10℃〜30℃で行うことが好ましい。尚、本工程の
前記一般式(II)で表される環状カルボン酸誘導体は、カ
ルボキシル基を各種反応性誘導体に変換をした後、この
反応に供することもできる。
【0042】(第2工程)本工程は前記一般式(V)で表
されるヒドロキシカルボン酸誘導体と前記一般式(VI)で
表される化合物との反応により、前記一般式(IV)で表さ
れるアルコール誘導体を製造するものである。本工程の
原料化合物である前記一般式(V)で表されるヒドロキシ
カルボン酸誘導体は、市販される原料化合物から容易に
製造される化合物である(下記参考例参照)。また、も
う一方の原料である前記一般式(VI)で表される化合物
は、前記一般式R−OH又はR(R)NHで表さ
れる化合物(式中、R、R及びRは前記と同じで
ある。)である。これらのアルコール化合物、フェノー
ル化合物、アミン化合物等は、容易に入手可能な化合物
である。
【0043】本工程は、縮合反応であり、前記第1工程
を同じ縮合剤を用い、同じ反応溶媒と反応条件により製
造を行うことができる。
【0044】(第3工程)本工程は、前記第1工程又は
前記第2工程で製造された前記一般式(IV)で表されるア
ルコール誘導体を酸化し、前記一般式(I)で表される
環状アミド誘導体を製造する工程である。この工程で用
いる酸化反応としては、例えば活性ジメチルスルホキシ
ド酸化法を用いることができる。酸化剤としては、ジメ
チルスルホキシドを用い、ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド、五酸化リン、ピリジン−三酸化イオウ錯体、酸化
オキザリル、無水酢酸、トリフルオロ酢酸等の活性化剤
を合わせて使用する。活性化剤の使用量は、前記一般式
(IV)で表されるアルコール誘導体に対して1〜12当量
用いることができる。また、反応は溶媒中で行うことが
好ましく、例えばジクロロメタン、クロロホルム、ジク
ロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を用いることがで
きるが、酸化剤として用いるジメチルスルホシキドを過
剰量用い溶媒とすることもできる。反応は、−78℃〜
30℃で実施することができる。
【0045】また、第3工程で得られた化合物でR
アルコキシ基である下記一般式(Ia)で表される化合物
は、例えば加水分解して下記一般式(Ib)で表されるカル
ボン酸誘導体とした後、さらに前記一般式(I)で表さ
れる環状アミド誘導体の各種化合物を製造することもで
きる。その反応式を以下に示す。
【0046】
【化4】 (式中、R、R及びAは前記と同じであり、R31
アルコキシ基である。)
【0047】以上の方法に従い製造した前記一般式
(I)で表される環状アミド誘導体は、例えば医薬とし
てヒトに投与する場合には周知の酸付加塩又は塩基性塩
を形成することができる。酸付加塩としては、無機塩
(例えば塩酸、硫酸、リン酸等)又は有機酸(例えば酢
酸、プロピオン酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、シュ
ウ酸、メタンスルホン酸等)、塩基性塩としては、ナト
リウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩等の薬理学的に
許容される塩を挙げることができる。
【0048】
【作用】本発明の前記一般式(I)で表される環状アミ
ド誘導体は、カテプシンK阻害活性測定試験において強
い阻害作用を示し、かつ経口投与による有効性が高いこ
とも示された。これらの化合物又はその薬理学的に許容
される塩を医薬としてヒトに投与する場合の有効量は、
その有効活性の程度、患者の年齢及び対象疾患の症状等
により異なるが、通常一日当たりヒトの体重1Kg当た
り0.01〜100mgであり、好ましくは0.1〜5
0mgで使用される。
【0049】また、前記一般式(I)で表される環状ア
ミド誘導体を治療の目的で投与する場合には、環状アミ
ド誘導体又はその塩の一つを有効成分として、これを医
薬として許容される担体、例えば経口のみならず非経
口、外用又は吸入に適した有機又は無機の固形もしくは
液状の賦形剤等と配合した医薬組成物として使用され
る。これらの医薬組成物は、カプセル剤、錠剤、糖衣錠
剤、顆粒剤、液剤、懸濁化液、乳剤等の形態をとること
ができる。必要な場合、これらの製剤に助剤、安定化
剤、潤滑剤、乳化剤、緩衝液又はその他慣用の添加剤を
加えることができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、参考例及び実施例により本
発明をさらに詳細に説明する。 参考例1 1−〔N−(フェニルメトキシカルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0051】
【化5】
【0052】1−アミノシクロヘキサンカルボン酸2
8.6g(0.2mol)を2N−水酸化ナトリウム水
溶液(110ml)に溶かし、氷冷下撹拌しながら2N
−水酸化ナトリウム水溶液(120ml)とクロロ炭酸
フェニルメチル(41g,0.24mol)をゆっくり
と滴下した。1時間後、室温に戻し一晩撹拌した後、反
応液を分液ロートに入れエーテルで洗い過剰のクロロ炭
酸フェニルメチルを除き、氷冷下10%塩酸で酸性にし
た後酢酸エチルで抽出し飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し減圧下で溶媒を留去した。得られた
結晶をエーテルで洗い標記1−〔N−(フェニルメトキ
シカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸を3
7.2g(収率67%)得た。
【0053】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.23-1.39 (7
H, m), 1.39-1.51 (2H, m), 1.57-1.70(3H, m), 1.79-
1.97 (2H, m), 1.98-2.13 (2H, m), 5.01 (1H, s), 5.1
2 (2H,s), 7.26-7.39 (5H, m)
【0054】参考例2 1−〔N−(フェニルオキシ
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0055】
【化6】
【0056】参考例1に準ずる方法で、1−アミノシク
ロヘキサンカルボン酸3.29gと参考例1のクロロ炭
酸フェニルメチルに代わりクロロ炭酸フェニル3.62
gとを用い標記1−〔N−(フェニルオキシカルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸化合物2.2g
(収率36%)を得た。
【0057】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.30-1.40 (1
H, m), 1.40-1.60 (2H, m), 1.60-1.80(3H, m), 1.90-
2.00 (2H, m), 2.10-2.20 (2H, m), 5.20 (1H, br-s),
7.00-7.40 (5H, m)
【0058】参考例3 1−〔N−(2−メチルプロ
ピルオキシカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
ン酸
【0059】
【化7】
【0060】参考例1に準ずる方法で、1−アミノシク
ロヘキサンカルボン酸3.93gと参考例1のクロロ炭
酸フェニルメチルに代わりクロロ炭酸2−メチルプロピ
ル3.73gとを用い標記1−〔N−(2−メチルプロ
ピルオキシカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
ン酸3.37g(収率50%)を得た。
【0061】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (6H, d,
J=5Hz), 1.20-1.40 (1H, m), 1.40-1.55 (2H, m), 1.60
-1.70 (3H, m), 1.80-2.00 (3H, m), 2.00-2.10 (2H,
m), 3.85 (2H, d, J=7Hz), 5.90 (1H, br-s)
【0062】参考例4 1−〔N−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニルカルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボン酸
【0063】
【化8】
【0064】3,4−メチレンジオキシ安息香酸2.7
4g(16.5mmol)を無水ジクロロメタンに溶解
後氷冷し、トリエチルアミン4.62ml(33.0m
mol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
2.53g(16.5mmol)、N,N’−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド3.57g(17.3mmo
l)、1−アミノシクロヘキサンカルボン酸エチル・塩
酸塩3.20g(16.5mmol)を順次加え、室温
まで徐々に温度を上げながら18時間撹拌した。反応溶
液を減圧濃縮後、酢酸エチルに溶解し不溶物をろ別し
た。この酢酸エチル溶液を1N−塩酸、飽和食塩水、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄
後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、減圧濃縮し
て、1−〔N−(3,4−メチレンジオキシフェニルカ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸エチル
5.21gを得た。
【0065】次いで、前記1−〔N−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニルカルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボン酸エチル5.21gをエタノールへ溶解後、
1N−水酸化ナトリウム水溶液16mlを滴下した。1
8時間加熱還流後、反応液を減圧濃縮し、得られた残留
物を水に溶解させエーテルにて洗浄した。この水層へ4
N−塩酸を加えpH2とした後、酢酸エチルにて抽出し
1N−塩酸、飽和食塩水で洗浄した。この有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥、減圧濃縮して、標記1−〔N−
(3,4−メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸3.18g(収率68
%)を得た。
【0066】1H-NMR (δ, CD3OD): 1.30-1.70 (6
H, m), 1.85-1.98 (2H, m), 2.14-2.25 (2H, m), 6.02
(2H, s), 6.87 (1H,d, J=8Hz), 7.28 (1H, d, J=2Hz),
7.40 (1H, dd, J=8Hz, 2Hz)
【0067】参考例5 1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0068】
【化9】
【0069】参考例4に準ずる方法で、塩酸1−アミノ
シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル4.36g
(21mmol)、塩化モルホリンカルボニル3.15
g(21mmol)を用いて標記1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン
酸1.8g(収率33%)を得た。
【0070】1H-NMR (δ, CDCl3): 1.30-1.50 (3
H, m), 1.60-1.80 (3H, m), 1.90-2.15 (4H, m), 3.26-
3.50 (4H, m), 3.60-3.80 (4H, m), 4.49 (1H, s)
【0071】参考例6 1−〔N−〔1−(2−メチ
ル−2−プロピルオキシカルボニル)ピペリジン−4−
カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0072】
【化10】
【0073】参考例4に準ずる方法で、3,4−メチレ
ンジオキシ安息香酸に代わりに1−(2−メチル−2−
プロピルオキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボン
酸6.87gを用い標記1−〔N−〔1−(2−メチル
−2−プロピルオキシカルボニル) ピペリジン−4−カ
ルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸3.8g
(収率70%)を得た。
【0074】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.30-1.40 (3
H, m), 1.50 (9H, m), 1.55-1.88 (5H,m), 1.80-2.00
(4H, m), 2.00-2.10 (2H, m), 2.36 (1H, tt, J=11, 3H
z), 2.60-2.80 (2H, m), 4.00-4.30 (2H, m), 5.60 (1
H, s)
【0075】参考例7 1−フェニルスルフォニルメ
チルシクロヘキサンカルボン酸
【0076】
【化11】
【0077】窒素気流下、ジイソプロピルアミン1.8
5ml(13.2mmol)の無水テトラヒドロフラン
溶液をドライアイス−アセトン浴で冷却後、n−ブチル
リチウムのヘキサン溶液7.23ml(12mmol)
を滴下した。滴下終了後、反応液を室温へ戻し1時間撹
拌した後、再度ドライアイス−アセトン浴で冷却し、シ
クロヘキサンカルボン酸エチル1.56g(10.0m
mol)の無水テトラヒドロフラン溶液を滴下した。3
0分撹拌後、クロロメチルフェニルスルフィド1.34
ml(10mmol)の無水テトラヒドロフラン溶液を
滴下し、室温まで徐々に温度を上げながら18時間撹拌
した。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液にあけ酢
酸エチルにて抽出後、さらに酢酸エチル層を1N−塩
酸、飽和食塩水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で順次洗浄した。この有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥、減圧濃縮して、1−フェニルスルフィニルメ
チルシクロヘキサンカルボン酸エチル1.79gを得
た。
【0078】次いで、前記1−フェニルスルフィニルメ
チルシクロヘキサンカルボン酸エチル1.28g(4.
60mmol)を酢酸3mlに溶解し、30%過酸化水
素水1.78mlを徐々に加え、30分加熱還流後、氷
水にあけてエーテルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥、減圧濃縮して、1−フェニルスルフォニルメチルシ
クロヘキサンカルボン酸エチル1.43gを得た。
【0079】さらに、前記1−フェニルスルフォニルメ
チルシクロヘキサンカルボン酸エチル1.43g(4.
6mmol)及び、水酸化カリウム1.52g(23.
0mmol)を90%エタノール水溶液に溶解させ18
時間加熱還流後、反応液を減圧濃縮し、得られた残留物
を水に溶解しエーテルにて洗浄した。この水層へ4N−
塩酸を加えpH2とした後、酢酸エチルにて抽出し1N
−塩酸、飽和食塩水で洗浄した。この有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥、減圧濃縮して、標記1−フェニルス
ルフォニルメチルシクロヘキサンカルボン酸1.22g
(収率60%)を得た。
【0080】1H-NMR (δ, CDCl3): 1.35-1.68 (4
H, m), 1.68-1.80 (2H, m), 2.02-2.15 (2H, m), 3.56
(2H, s), 7.52-7.70 (3H, m), 7.90-8.00 (2H, m)
【0081】参考例8 1−〔N−〔4−(2−メチ
ル−2−プロピルオキシカルボニル)ピペラジン−1−
カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0082】
【化12】
【0083】文献(Tetrahedron Letters. Vol35 839-8
42, 1994)の方法を参考にして合成した。1−(t−ブ
トキシカルボニルアミノ)ピペラジン15.78g(8
4.7mmol)、ピリジン6.85ml(84.7m
mol)及びジイソプロピルエチルアミン15.1ml
(84.7mmol)を無水トルエン200mlに溶解
し、−10℃にて炭酸ガスを導入した(1時間)。反応
溶液を−10℃に冷却した塩化チオニル10.6ml
(84.7mmol)のトルエン(80ml)溶液に加
え1時間撹拌した。反応溶液を0.1N塩酸に加え、ト
ルエン層を分離、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下濃
縮した。得られた結晶をヘキサンで洗浄することにより
4−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル) ピ
ペラジン−1−カルボニルクロリド13.7gを得た。
【0084】次いで、前記合成した4−(t−ブトキシ
カルボニルアミノ)ピペラジン−1−カルボニルクロリ
ド6.39g(25.71mmol)、アミノシクロヘ
キサンカルボン酸ベンジルエステル5g(21.43m
mol)及びトリエチルアミン3.58ml(25.7
1mol)を無水テトラヒドロフラン100mlに溶解
し、50℃にて18時間撹拌した。反応液を濃縮後、残
留物を酢酸エチル/1N塩酸に溶解し、酢酸エチル層を
分離、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下濃縮した。残
留物をカラムクロマトで分離し1−〔N−〔4−(2−
メチル−2−プロピルオキシカルボニル) ピペラジン−
1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸フ
ェニルメチルエステル7gを得た。
【0085】さらに、前記1−〔N−〔4−(2−メチ
ル−2−プロピルオキシカルボニル) ピペラジン−1
−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸フェ
ニルメチルエステル4.3g(9.65mmol)をエ
タノール200mlに溶解後、10%パラジウムカーボ
ン400mgを懸濁させ、水素気流下15時間撹拌し
た。不溶物をセライトろ過で除去し、ろ液を減圧下濃縮
することにより標記1−〔N−〔4−(2−メチル−2
−プロピルオキシカルボニル)ピペラジン−1−カルボ
ニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸3.25g
(収率45%)を得た。
【0086】1H-NMR (CD3OD,δ): 1.30-1.40 (1
H, m), 1.46 (9H, s), 1.50-1.70 (6H,m), 1.75-1.90
(2H, m), 2.00-2.10 (2H, m), 3.3-3.5 (8H, m)
【0087】参考例9 1−〔N−〔4−(メトキシ
カルボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シ
クロヘキサンカルボン酸
【0088】
【化13】
【0089】参考例8で合成した1−〔N−〔4−(2
−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)ピペラジン
−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
フェニルメチルエステル2.5g(5.6mmol)を
酢酸エチルに溶解し、0℃にて4N塩化水素−酢酸エチ
ル溶液14ml(56mmol) を加え、室温で3時間
撹拌した。反応液を濃縮後、1N塩酸に溶解し、酢酸エ
チルで洗浄した。水層を分離し、炭酸ナトリウムを加え
pH9とし、クロロホルムで3回抽出した。クロロホル
ム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下濃縮すること
により1−〔N−(ピペラジン−1−カルボニル) アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸フェニルメチルエステル
1.7gを得た。
【0090】次いで、前記1−〔N−(ピペラジン−1
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸フェ
ニルメチルエステル0.98g(2.83mmol)及
びトリエチルアミン0.39ml(2.83mmol)
を無水塩化メチレン20mlに溶解し、0℃にてクロロ
炭酸メチル0.21ml(2.83mmol)を加え、
室温で12時間撹拌した。反応溶液を1N塩酸、飽和炭
酸水素ナトリウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下濃縮することにより標
記1−〔N−〔4−(メトキシカルボニル) ピペラジン
−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
フェニルメチルエステル1.12gを得た。
【0091】さらに前記1−〔N−〔4−(メトキシカ
ルボニル) ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シ
クロヘキサンカルボン酸フェニルメチルエステル1.1
2g(2.77mmol)を用い、参考例8に準ずる方
法で標記1−〔N−〔4−(メトキシカルボニル)ピペ
ラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカル
ボン酸0.8g(収率78%)を得た。
【0092】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.30-1.50 (3
H, m), 1.60-1.70 (3H, m), 1.80-1.90(2H, m), 2.00-
2.10 (2H, m), 3.40-3.50 (4H, m), 3.50-3.60 (4H,
m), 3.75(3H, s), 5.15 (2H, s)
【0093】参考例10 1−〔N−(4−アセチル
ピペラジン−1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサン
カルボン酸
【0094】
【化14】
【0095】参考例9に準ずる方法で、クロロ炭酸メチ
ルに代わり無水酢酸1.32gを用い、標記1−〔N−
(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボン酸2.3g(収率59%)を得
た。
【0096】1H-NMR (CD3SOCD3,δ): 1.10-1.20
(1H, m), 1.40-1.70 (7H, m), 1.90-2.10 (5H, m), 3.2
0-3.50 (8H, m), 6.37 (1H, s).
【0097】参考例11 (2RS,3S)−N−
(2−メチル−2−プロピル)−3−アミノ−2−ヒド
ロキシヘプタンアミド
【0098】
【化15】
【0099】(S)−2−〔N−(2−メチル−2−プ
ロピルオキシカルボニル) アミノ〕ヘキサナール40g
(200mmol) を無水塩化メチレン300mlに溶
解し、アセトンシアンヒドリン34g(400mmo
l)及びトリエチルアミン12.1g(120mmo
l)を加え一晩撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、残留
物にエーテル300mlを加え水洗し無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで分離し(2RS,3S)−2−ヒ
ドロキシ−3−〔N−(2−メチル−2−プロピルオキ
シカルボニル) アミノ〕ヘプタンニトリル38.7gを
得た。
【0100】次いで、前記(2RS,3S)−2−ヒド
ロキシ−3−〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシ
カルボニル)アミノ〕ヘプタンニトリル38.7g(1
60mmol)のジオキサン溶液(260ml)に濃塩
酸133ml加え、還流条件下撹拌した。3時間後反応
溶液を減圧濃縮し、残留物に蒸留水100ml、ジオキ
サン100mlを加え、その混合溶液にジ-tert-ブチル
カルボキシレート70g(319mmol)のジオキサ
ン溶液(100ml)を0℃で滴下した。滴下終了後、
反応溶液を室温に戻し一晩撹拌した。反応溶液を減圧濃
縮し残留物に蒸留水を加え、エーテルで洗浄した。有機
層を1N水酸化ナトリウム水溶液で抽出しこの水層を先
の水層と合わせた。合わせた水層を硫酸水素カリウムで
pH2程度に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機層を
50%食塩水で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥後減
圧濃縮し(2RS,3S)−2−ヒドロキシ−3−〔N
−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)アミ
ノ〕ヘプタンカルボン酸36.2gを得た。
【0101】さらに、前記(2RS,3S)−2−ヒド
ロキシ−3−〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシ
カルボニル)アミノ〕ヘプタンカルボン酸1.32g
(5mmol)、tert−ブチルアミン0.37g(5m
mol)及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール0.8
1g(6mmol)を無水塩化メチレン50mlに溶か
し、続いて窒素気流下、0℃で塩酸1−エチル−3−
(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド1.1
5g(6mmol)を加えた。その後、反応溶液を室温
に戻し一晩撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、残留物を
酢酸エチル100mlに溶かして、水、10%硫酸水素
カリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽
和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで分離し(2RS,3S)−N−(2−メチル−
2−プロピル)−2−ヒドロキシ−3−〔N−(2−メ
チル−2−プロピルオキシカルボニル)アミノ〕ヘプタ
ンアミド0.74g(収率47%)を得た。
【0102】また、さらに前記(2RS,3S)−N−
(2−メチル−2−プロピル)−2−ヒドロキシ−3−
〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)
アミノ〕ヘプタンアミド0.74g(2.33mmo
l)を4N塩化水素−酢酸エチル溶液50mlに溶かし
放置した。2時間後反応溶液を減圧濃縮し、残留物に蒸
留水100ml加えエーテルで洗浄した。その水層を炭
酸カリウムでpH9程度に調製し、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮し
標記(2RS,3S)−N−(2−メチル−2−プロピ
ル)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド0.
27g(収率15%)を得た。
【0103】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89-0.92 (3
H, m), 1.21-1.44 (4H, m), 1.37 (9H,s), 1.58-1.63
(2H, m), 3.05 (1/2H, s), 3.31-3.34 (1/2H, m), 3.70
(1/2H,d, J=3Hz), 3.76 (1/2H, d, J=5Hz), 7.06 (1/2
H, s), 7.35 (1/2H, s)
【0104】参考例12 (2RS,3S)−N−シ
クロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンア
ミド
【0105】
【化16】
【0106】参考例11に準ずる方法で、t−ブチルア
ミンの代わりにシクロペンチルアミン2.70gを用い
て標記(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−ア
ミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド6.22g(収率
55%)を得た。
【0107】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3/2H,
t, J=7Hz), 0.91 (3/2H, t, J=7Hz), 1.22-1.48 (7H,
m), 1.53-1.74 (5H, m), 1.92-2.03 (2H, m), 3.04-3.1
3 (1/2H,m), 3.30-3.35 (1/2H, m), 3.78 (1/2H, d, J=
3Hz), 3.88 (1/2H, d, J=5Hz),4.16-4.25 (1H, m), 7.1
1 (1/2H, d, J=7Hz), 7.42 (1/2, d, J=7Hz)
【0108】参考例13 (2RS,3S)−N−シ
クロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−(メ
チルチオ)ペンタンアミド
【0109】
【化17】
【0110】参考例12に準ずる方法で、(S)−2−
〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)
アミノ〕ヘキサナールの代わりに(S)−2−〔N−
(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)アミ
ノ〕−4−(メチルチオ)ブタナール7.53gを用い
て標記(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−ア
ミノ−2−ヒドロキシ−5−(メチルチオ) ペンタンア
ミド3.22g(収率42%)を得た。
【0111】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.34-1.47 (2
H, m), 1.54-1.75 (5H, m), 1.91-2.05(3H, m), 2.10
(3/2H, s), 2.11 (3/2H, s), 2.52-2.69 (2H, m), 3.13
-3.20 (1/2H, m), 3.40-3.46 (1/2H, m), 3.81 (1/2H,
d, J=3Hz), 3.83 (1/2H, d, J=5Hz), 4.16-4.26 (1H,
m), 7.09 (1/2H, d, J=7Hz), 7.43 (1/2H, d, J=7Hz)
【0112】参考例14 (2RS,3S)−N−シ
クロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシブタンアミ
【0113】
【化18】
【0114】参考例12に準ずる方法で、(S)−2−
〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)
アミノ〕ヘキサナールの代わりに(S)−2−〔N−
(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)アミ
ノ〕プロパナール14.33gを用いて標記(2RS,
3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロ
キシブタンアミド6.95g(収率45%)を得た。
【0115】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.05 (3/2H,
d, J=7Hz), 1.15 (3/2H, d, J=7Hz), 1.35-1.50 (2H,
m), 1.55-1.76 (4H, m), 1.90-2.10 (2H, m), 3.31-3.4
1 (1/2H,m), 3.48-3.52 (1/2H, m), 3.74 (1/2H, d, J=
3Hz), 3.87 (1/2H, d, J=5Hz),4.13-4.29 (1H, m), 7.1
8 (1/2H, d, J=8Hz), 7.25 (1/2H, d, J=8Hz)
【0116】参考例15 (2RS,3S)−N−シ
クロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−4−メチ
ルペンタンアミド
【0117】
【化19】
【0118】参考例11に準ずる方法で、(S)−2−
〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)
アミノ〕ヘキサナールの代わりに(S)−2−〔N−
(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)アミ
ノ〕−4−メチルブタナール20.13gを用いて標記
(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−
2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド4.71g
(収率22%)を得た。
【0119】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, d,
J=7Hz), 0.94 (3H, d, J=7Hz), 1.30-2.10 (7H, m), 2.
12-2.28 (1/2H, m), 2.60-2.67 (1/2H, m), 3.09 (1H,
dd, J=7Hz, 2Hz), 3.70 (1/2H, d, J=8Hz), 3.91 (1H,
d, J=2Hz), 4.15-4.28 (3/2H,m), 6.87 (1/2H, br-s),
8.37 (1/2H, br-s)
【0120】参考例16 (2RS,3S)−3−ア
ミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド
【0121】
【化20】
【0122】参考例11に準ずる方法で(S)−2−
〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)
アミノ〕ヘキサナールの代わりに(S)−2−〔N−
(2−フェニルメトキシカルボニル)アミノ〕ヘキサナ
ール27.4gを用いて(2RS,3S)−〔3−(N
−フェニルメトキシカルボニル) アミノ〕−2−ヒドロ
キシヘプタンニトリル27.7gを得た。
【0123】次いで、前記(2RS,3S)−〔3−
(N−フェニルメトキシカルボニル)アミノ〕−2−ヒ
ドロキシヘプタンニトリル20.1g(72.9mmo
l)をジメチルスルホキシドとエタノールの混合溶媒に
溶解し、氷冷下1N−水酸化ナトリウム水溶液73.6
ml、続いて30%過酸化水素水溶液15mlを滴下し
た後1時間撹拌した。反応液を酢酸エチルにあけ1N塩
酸、飽和炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄し
た後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下で溶媒を留去
した。得られた結晶をエーテル−ヘキサンの混合溶媒で
洗浄し標記(2RS,3S)−〔3−(N−フェニルメ
トキシカルボニル) アミノ〕−2−ヒドロキシヘプタン
アミド17.57gを得た。
【0124】さらに、前記(2RS,3S)−〔3−
(N−フェニルメトキシカルボニル)アミノ〕−2−ヒ
ドロキシヘプタンアミド17.6gg(59.7mmo
l)をメタノールに溶解し、10%パラジウム−活性炭
素(1.7g)を加え、水素気流下40℃で2日間撹拌
した。10%パラジウム−活性炭素をセライトろ過で除
き、ろ液を減圧下濃縮することで標記(2RS,3S)
−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド7.82
g(収率67%)を得た。
【0125】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.91 (3H, t,
J=5Hz), 1.10-1.82 (6H, m), 2.96-3.08 (1H, m), 3.87
(1H, d, J=6Hz), 5.62 (1H, br-s), 7.50 (1H, br-s)
【0126】参考例17 (2RS,3S)−2−ヒ
ドロキシ−3−〔N−〔1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボニル〕アミ
ノ〕ヘプタン酸
【0127】
【化21】
【0128】参考例11で得た(2RS,3S)−2−
ヒドロキシ−3−〔N−(2−メチル−2−プロピルオ
キシカルボニル)アミノ〕ヘプタン酸13.1g(50
mmol)及び炭酸水素ナトリウム6.3g(75mm
ol)のジメチルホルムアミド100ml懸濁液にベン
ジルブロミド9.4g(55mmol)のジメチルホル
ムアミド20ml溶液を加え、室温にて18時間撹拌し
た。反応液に酢酸エチルを加え、水で2回、次いで飽和
食塩水で1回洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥後減圧下で溶媒を留去し、(2RS,3S)−2−
ヒドロキシ−3−〔N−(2−メチル−2−プロピルオ
キシカルボニル)アミノ〕ヘプタン酸フェニルメチルエ
ステルの粗精製物を得た。得られた(2RS,3S)−
2−ヒドロキシ−3−〔N−(2−メチル−2−プロピ
ルオキシカルボニル)アミノ〕ヘプタン酸フェニルメチ
ルエステルに4N−塩酸/酢酸エチル100mlを加
え、室温にて1時間放置後、反応液を減圧下で濃縮し
た。残留物を水に溶解させ、ジエチルエーテルにて2回
洗浄後、水層を炭酸ナトリウムを加えて塩基性とした
後、酢酸エチルにて3回抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒
を留去して(2RS,3S)−3−アミノ−2−ヒドロ
キシヘプタン酸フェニルメチルエステル9.3gを得
た。
【0129】次いで氷冷下、前記(2RS,3S)−3
−アミノ−2−ヒドロキシヘプタン酸フェニルメチルエ
ステル9.3g(37mmol)、参考例5で得た1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボン酸9.5g(37mmol)、及び1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール6.0g(45mmo
l)の塩化メチレン100ml溶液に塩酸1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
8.5g(45mmol)を加えた後、室温で18時間
撹拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残留物に酢酸エチ
ルを加え水、10%硫酸水素カリウム水溶液、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、次いで飽和食塩水で洗浄し、有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧下で溶媒を留
去した。残留物をシルカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製し、(2RS,3S)−2−ヒドロキシ−3−
〔N−〔1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボニル〕アミノ〕ヘプタン酸
フェニルメチルエステル16.8gを得た。
【0130】さらに、前記(2RS,3S)−2−ヒド
ロキシ−3−〔N−〔1−〔N−(モルホリン−4−カ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボニル〕アミ
ノ〕ヘプタン酸フェニルメチルエステル16.8g(3
4mmol)のメタノール100ml溶液に10%パラ
ジウム炭素1.5gを加え水素雰囲気下、室温で2時間
撹拌した。反応液の不溶物を濾過した後、濾液を減圧下
に濃縮し標記(2RS,3S)−2−ヒドロキシ−3−
〔N−〔1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボニル〕アミノ〕ヘプタン酸
13.6g(収率68%)を得た。
【0131】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3H, t,
J=7Hz), 1.16-1.43 (8H, m), 1.51-2.19 (8H, m), 3.33
-3.45 (4H, m), 3.64-3.74 (4H, m), 4.11-4.29 (1H,
m), 4.30-4.40 (1H, m), 4.88 (1/2H, br-s), 5.07 (1/
2H, br-s), 6.65 (1/2H, d, J=7Hz), 7.31 (1/2H, d, J
=7Hz)
【0132】参考例18 (2RS,3S)−3−ア
ミノ−2−ヒドロキシヘプタン酸メチルエステル
【0133】
【化22】
【0134】参考例17の(2RS,3S)−3−アミ
ノ−2−ヒドロキシヘプタン酸フェニルメチルエステル
の合成法に準ずる方法でベンジルブロミドの代わりに、
ヨウ化メチル579mgを用いて標記(2RS,3S)
−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタン酸メチルエステ
ル683mg(収率91%)を得た。
【0135】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.85-0.96 (3
H, m), 1.24-1.50 (6H, m), 3.01-3.09(1H, m), 3.80
(3/2H, s), 3.81 (3/2H, s), 4.09 (1/2H, d, J=2Hz),
4.17 (1/2H, d, J=4Hz)
【0136】参考例19 1−〔N−(フェニルスル
ホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0137】
【化23】
【0138】参考例5に準ずる方法で、4−モルホリン
カルボニルクロリドの代わりにベンゼンスルホニルクロ
リド3.52gを用いて標記1−〔N−(フェニルスル
ホニル) アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸3.04g
(収率54%)を得た。
【0139】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.09-1.49 (6
H, m), 1.81-1.96 (4H, m), 4.97 (1H,s), 7.46-7.61
(3H, m), 7.90 (2H, dd, J=8Hz, 2Hz)
【0140】実施例1 N−〔(S)−1,2−ジオ
キソ−1−N−(2−メチル−2−プロピル)アミノ−
3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボ
ニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0141】
【化24】
【0142】1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル) アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸0.26g
(1.26mmol)、(3S)−N−(2−メチル−
2−プロピル)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタン
アミド0.27g(1.26mmol)及び1−ヒドロ
キシベンゾトリアゾール0.24g(1.5mmol)
を無水塩化メチレン15mlに溶かし、続いて窒素気流
下、0℃で1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド0.29g(1.5mmol)を
加えた。その後、反応溶液を室温にもどし一晩撹拌し
た。反応溶液を減圧濃縮し、残留物を酢酸エチル100
mlに溶かして、水、10%硫酸水素カリウム水溶液、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮した。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離しN
−〔(S)−2−ヒドロキシ−1−〔N−(2−メチル
−2−プロピル)アミノ〕−1−オキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド0.35gを得た。
【0143】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86-0.89 (3
H, m), 1.24-1.31 (6H, m), 1.35 (9H,s), 1.50-2.11
(10H, m), 3.31-3.41 (4H, m), 3.69-3.71 (4H, m), 3.
92-3.99(1H, m), 4.09-4.16 (1H, m), 4.67 (1/2H, s),
4.79 (1/2H, s), 5.12 (1/2H,d, J=6Hz), 5.27 (1/2H,
s), 6.67 (1/2H, s), 6.82 (1H, s), 7.16 (1/2H, d,J
=7Hz)
【0144】次いで、N−〔(S)−2−ヒドロキシ−
1−〔N−(2−メチル−2−プロピル)アミノ〕−1
−オキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−
4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
ド0.35g(0.78mmol)に無水ジメチルスル
フォキシド5ml、トリエチルアミン0.47g(4.
68mmol)及び無水塩化メチレン5mlを加え、続
いて窒素気流下、0℃で三酸化イオウピリジン錯塩0.
75g(4.6mmol)の無水ジメチルスルフォキシ
ド溶液(3ml)を滴下した。滴下終了後、反応溶液を
室温に戻し撹拌した。2時間後、反応溶液を氷水に加え
酢酸エチルで抽出した。有機層を10%クエン酸水溶
液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順
次洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮した。
残留物にエーテルを加え撹拌した。3時間後結晶をろ取
して標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−N−
(2−メチル−2−プロピル)アミノ−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド0.17g(収率29
%)を得た。
【0145】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.26-1.42 (15H, m), 1.61-1.65 (5H, m), 1.8
6-2.13 (5H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t,
J=5Hz), 4.45 (1H, s), 5.18 (1H, ddd, J=4Hz, 7Hz, 9
Hz), 6.73 (1H, s), 7.88 (1H,d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3328, 2931, 1662, 1641, 151
7 Rf値:薄層クロマトグラフィー(TLC)の分析は以下の
条件で行った。また、以下の実施例に示されているRf
値も同一条件で測定した。 使用TLC 板:Merck 社製 HPTLC plates RP-18F254s 使用展開溶媒:アセトニトリル:水=7 :3 Rf値: 0.52
【0146】実施例2 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0147】
【化25】
【0148】実施例1に準ずる方法で、(2RS,3
S)−N−(2−メチル−2−プロピル)−3−アミノ
−2−ヒドロキシヘプタンアミドの代わり参考例12で
合成した(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−
アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミド0.45gを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド0.54g(収率58%)を得た。
【0149】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7H), 1.20-1.55 (9H, m), 1.55-1.80 (8H, m), 1.80-
2.08 (5H, m), 2.08-2.18 (2H, m), 3.39 (4H, t, J=5H
z), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.10-4.21 (1H, m), 4.46
(1H, s), 5.15-5.25 (1H, m), 6.81 (1H, d, J=7Hz),
7.92 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3340, 2864, 1840, 1812, 136
4 Rf値: 0.56
【0150】実施例3 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(フェニルメトキシカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0151】
【化26】
【0152】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例1で得た1−〔N−(フェニ
ルメトキシカルボニル)アミノシクロヘキサンカルボン
酸555mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(フェニルメトキシカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド721mg(収率7
4%)を得た。
【0153】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.51 (9H, m), 1.52-1.76 (9H, m), 1.82
-2.10 (6H, m), 4.10-4.22 (1H, m), 4.92 (1H, s), 5.
11 (2H, s), 5.16-5.24 (1H, m), 6.79 (1H, br-s), 7.
23-7.42 (6H, m) IR (ν, KBr, cm-1): 3344, 1648 Rf値: 0.26
【0154】実施例4 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(3,4−メチレンジオキシフェニル
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0155】
【化27】
【0156】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例4で得た1−〔N−(3,4
−メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボン酸583mgを用いて標記N−
〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2
−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(3,4−メ
チレンジオキシフェニルカルボニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボキサミド489mg(収率49%)を得
た。
【0157】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.54 (9H, m), 1.56-1.74 (9H, m), 1.92
-2.05 (4H, m), 2.21-2.30 (2H, m), 4.08-4.17 (1H,
m), 5.18-5.24 (1H, m), 5.95 (1H, s), 6.04 (2H, s),
6.79 (1H, d, J=8Hz), 6.85 (1H, d, J=8Hz), 7.26 (1
H, d, J=2Hz), 7.31 (1H, dd, J=8Hz, 2Hz), 7.82 (1H,
d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 1652 Rf値: 0.38
【0158】実施例5 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−〔(4−メトキシカルボニル)ピペラ
ジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0159】
【化28】
【0160】実施例1に準ずる方法で1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボン酸の代わりに、参考例9で合成した1−〔N−〔4
−(メトキシカルボニル)ピペラジン−1−カルボニ
ル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸244mgを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
〔(4−メトキシカルボニル)ピペラジン−1−カルボ
ニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド168m
g(収率32%)を得た。
【0161】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,J
=7Hz), 1.20-1.52 (8H, m), 1.52-1.80 (10H, m), 1.80
-2.10 (6H, m), 3.30-3.45 (4H, m), 3.53 (4H, br-s),
3.73(3H, s), 4.10-4.20 (1H, m), 4.49 (1H, s), 5.1
6-5.20 (1H, m), 6.81 (1H, d, J=8Hz), 7.86 (1H, d,
J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3684, 3300, 1656, 1374 Rf値: 0.55
【0162】実施例6 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−〔(4−アセチル)ピペラジン−1−
カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0163】
【化29】
【0164】実施例2に準ずる方法で、実施例2の1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボン酸に代わり参考例10で合成した1−
〔N−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボン酸0.32gを用いて標
記N−〔(S)−1−(N− シクロペンチルアミノ)
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
〔(4−アセチル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド0.26g(収率5
0%)を得た。
【0165】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.10 (24H, m), 2.12(3H, s), 3.35-3.45
(2H, m), 3.45-3.60 (4H, m), 3.62-3.72 (2H, m), 4.
10-4.20 (1H, m), 4.50 (1H, s), 5.15-5.21 (1H, m),
6.81 (1H, d, J=7Hz), 7.78 (1H, d, J=7Hz) Rf値: 0.63
【0166】実施例7 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−(メチ
ルチオ)−3−ペンチル〕−1−〔N−〔(4−メトキ
シカルボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド
【0167】
【化30】
【0168】実施例5に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例13で合成した(2R
S,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−5−(メチルチオ)ペンタンアミド384m
gを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチ
ルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−(メチルチオ)−
3−ペンチル〕−1−〔N−〔(4−メトキシカルボニ
ル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド166mg(収率21%)を得た。
【0169】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.25-1.50 (6
H, m), 1.55-1.78 (6H, m), 1.84-2.18(7H, m), 2.04
(3H, s), 2.30-2.42 (1H, m), 2.50-2.60 (2H, m), 3.3
2-3.42(4H, m), 3.53 (4H, br-s), 3.73 (3H, s), 4.10
-4.21 (1H, m), 4.50 (1H, s),5.20-5.28 (1H, m), 6.8
0 (1H, d, J=8Hz), 7.93 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3356, 2332, 1870, 1472, 137
4 Rf値: 0.60
【0170】実施例8 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−(メチ
ルチオ)−3−ペンチル〕−1−〔N−(モルホリン−
4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
【0171】
【化31】
【0172】実施例1に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例13で合成した(2R
S,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−5−(メチルチオ)ペンタンアミド370m
gを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチ
ルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−(メチルチオ)−
3−ペンチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボ
ニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド360m
g(収率50%)を得た。
【0173】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.25-1.55 (6
H, m), 1.55-1.82 (6H, m), 1.82-2.20(7H, m), 2.05
(3H, s), 2.31-2.42 (1H, m), 2.52-2.61 (2H, m), 3.3
9 (4H,t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.10-4.22 (1
H, m), 4.52 (1H, s), 5.20-5.28 (1H, m), 6.81 (1H,
d, J=8Hz), 7.97 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3728, 2332, 1730, 1338, 122
4 Rf値: 0.67
【0174】実施例9 N−〔(S)−1−(N−シ
クロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチル
チオ−3−ペンチル〕−1−〔N−(フェニルメトキシ
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0175】
【化32】
【0176】実施例7に準ずる方法で1−〔N−〔4−
(メトキシカルボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕
アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸の代わりに参考例1
で合成した1−〔N−(フェニルメトキシカルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸832mgを用いて
標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)
−1,2−ジオキソ−5−メチルチオ−3−ペンチル〕
−1−〔N−(フェニルメトキシカルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド200mg(収率29
%)を得た。
【0177】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.31-1.48 (5
H, m), 1.61-1.72 (7H, m), 1.86-2.10(10H, m), 2.30-
2.41 (1H, m), 2.51 (2H, s), 4.12-4.19 (1H, m), 4.9
6 (1H,s), 5.11 (2H, s), 5.24 (1H, d, J=5Hz), 6.78
(1H, d, J=6Hz), 7.33-7.45 (6H, m) IR (ν, KBr, cm-1): 3326, 1693, 1660, 1517 Rf値: 0.36
【0178】実施例10 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチ
ルチオ−3−ペンチル〕−1−〔N−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニルカルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド
【0179】
【化33】
【0180】実施例4に準ずる方法で、(2RS,3
S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキ
シヘプタンアミドの代わりに参考例13で得た(2R
S,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−5−(メチルチオ)ペンタンアミド246m
gを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチ
ルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチルチオ−3−
ペンチル〕−1−〔N−(3,4−メチレンジオキシフ
ェニルカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド118mg(収率23%)を得た。
【0181】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.31-1.76 (12
H, m), 1.91-2.17 (5H, m), 2.03 (3H, s), 2.20-2.41
(3H, m), 2.56 (2H, t, J=7Hz), 4.09-4.19 (1H, m),
5.24-5.31 (1H, m), 5.99 (1H, s), 6.05 (2H, s), 6.7
9 (1H, d, J=7Hz), 6.85 (1H, d, J=8Hz), 7.26 (1H,
d, J=2Hz), 7.31 (1H, dd, J=8Hz, 2Hz), 7.90 (1H, d,
J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 1660 Rf値: 0.49
【0182】実施例11 N−〔(S)−1−〔N−
(シクロペンチル)アミノ〕−1,2−ジオキソ−5−
メチルチオ−3−ペンチル〕−1−〔N−(フェニルオ
キシカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
【0183】
【化34】
【0184】実施例7に準ずる方法で1−〔N−〔4−
(メトキシカルボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕
アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸の代わりに参考例2
で合成した1−〔N−(フェニルオキシカルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボン酸263mgを用いて標
記N−〔(S)−1−〔N−(シクロペンチル)アミ
ノ〕−1,2−ジオキソ−5−メチルチオ−3−ペンチ
ル〕−1−〔N−(フェニルオキシカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド160mg(収率3
4%)を得た。
【0185】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.34-1.70 (12
H, m), 1.89-2.16 (10H, m), 2.35-2.39 (1H, m), 2.53
(2H, t, J=7Hz), 4.12-4.17 (1H, m), 5.24-5.27 (2H,
m), 6.79 (1H, d, J=8Hz), 7.14-7.22 (3H, m), 7.34-
7.38 (2H, m), 7.53 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3305, 2937, 1727, 1658, 153
0, 1490, 1454, 1251, 1201, 1162 Rf値: 0.38
【0186】実施例12 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチ
ルチオ−3−ペンチル〕−1−〔N−(2−メチルプロ
ピルオキシカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0187】
【化35】
【0188】実施例10に準ずる方法で、1−〔N−
(3,4−メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸の代わりに参考例3で得
た1−〔N−(2−メチルプロピルオキシカルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸243mgを用いて
標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)
−1,2−ジオキソ−5−メチルチオ−3−ペンチル〕
−1−〔N−(2−メチルプロピルオキシカルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド133mg(収
率28%)を得た。
【0189】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.93 (6H, d,
J=7Hz), 1.13-1.51 (5H, m), 1.55-1.76 (7H, m), 1.81
-2.17 (8H, m), 2.05 (3H, s), 2.31-2.42 (1H, m), 2.
54 (2H, t, J=7Hz), 3.85 (2H, d, J=7Hz), 4.12-4.23
(1H, m), 4.85 (1H, s), 5.23-5.30 (1H, m), 6.79 (1
H, d, J=7Hz), 7.52 (1H, br-s) IR (ν, KBr, cm-1): 3344, 1658 Rf値: 0.31
【0190】実施例13 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ブチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0191】
【化36】
【0192】実施例1に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例14で合成した(2R
S,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシブタンアミド373mgを用いて標記N−
〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2
−ジオキソ−3−ブチル〕−1−〔N−(モルホリン−
4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
ド163mg(収率39%)を得た。
【0193】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.14-1.50 (3
H, m), 1.44 (3H, d, J=7Hz), 1.45-1.80 (10H, m), 1.
80-2.15 (5H, m), 3.33-3.42 (4H, m), 3.62-3.80 (4H,
m), 4.07-4.23 (1H, m), 4.44 (1H, s), 5.16-5.27 (1
H, m), 6.81 (1H, d, J=8Hz), 7.81 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3756, 3356, 2364, 1740, 133
6 Rf値: 0.76
【0194】実施例14 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ブチ
ル〕−1−〔N−(3,4−メチレンジオキシカルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0195】
【化37】
【0196】実施例4に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例14で合成した(2R
S,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシブタンアミド373mgを用いて標記N−
〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2
−ジオキソ−3−ブチル〕−1−〔N−(3,4−メチ
レンジオキシカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド97mg(収率21%)を得た。
【0197】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.24-1.52 (4
H, m), 1.45 (3H, d, J=7Hz), 1.53-1.78 (8H, m), 1.9
0-2.05 (4H, m), 2.20-2.30 (2H, m), 4.09-4.20 (1H,
m), 5.20-5.30 (1H, m), 5.94 (1H, s), 6.05 (2H, s),
6.79 (1H, d, J=8Hz), 6.85 (1H, d, J=8Hz), 7.28 (1
H, d, J=2Hz), 7.31 (1H, dd, J=8Hz, 2Hz), 7.76 (1H,
d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3756, 3076, 2356, 1730, 135
8 Rf値: 0.60
【0198】実施例15 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−4−メチ
ル−3−ペンチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0199】
【化38】
【0200】実施例1に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−(2−メチル−2−プロピル)−3−アミノ−2
−ヒドロキシヘプタンアミドの代わりに、参考例15で
合成した(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−
アミノ−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド2
68mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロ
ペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−4−メチル−3
−ペンチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド253mg
(収率56%)を得た。
【0201】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.84 (3H, d,
J=7Hz), 1.01 (3H, d, J=7Hz), 1.28-1.50 (5H, m), 1.
55-1.76 (7H, m), 1.86-2.18 (6H, m), 2.35-2.48 (1H,
m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (5H, t, J=5Hz), 4.1
0-4.22 (1H, m), 4.45 (1H, s), 5.15 (1H, dd, J=8Hz,
8Hz), 6.82 (1H, d, J=8Hz), 8.03 (1H, d, J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3808, 2860, 1730, 1454, 139
4, 1338, 1300 Rf値: 0.56
【0202】実施例16 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−4−メチ
ル−3−ペンチル〕−1−〔N−(3,4−メチレンジ
オキシフェニルカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド
【0203】
【化39】
【0204】実施例4に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例15で合成した(2R
S,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−4−メチルペンタンアミド268mgを用い
て標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−4−メチル−3−ペンチル〕
−1−〔N−(3,4−メチレンジオキシフェニルカル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド82m
g(収率17%)を得た。
【0205】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.83 (3H, d,
J=7Hz), 1.01 (3H, d, J=7Hz), 1.30-1.52 (5H, m), 1.
52-1.77 (7H, m), 1.90-2.05 (4H, m), 2.22-2.31 (2H,
m), 2.38-2.48 (1H, m), 4.07-4.16 (1H, m), 5.18 (1
H, dd, J=8Hz, 8Hz), 5.94 (1H, s), 6.05 (2H, s), 6.
80 (1H, d, J=8Hz), 6.86 (1H, d, J=8Hz), 7.27 (1H,
d, J=8Hz), 7.31 (1H, dd, J=8Hz, 2Hz), 7.92 (1H, d,
J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3404, 2872, 2248, 1726, 160
8, 1392, 1360 Rf値: 0.37
【0206】実施例17 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−4−メチ
ル−3−ペンチル〕−1−〔N−〔(4−メトキシカル
ボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド
【0207】
【化40】
【0208】実施例5に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例15で合成した(2R
S,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒ
ドロキシ−4−メチルペンタンアミド268mgを用い
て標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−4−メチル−3−ペンチル〕
−1−〔N−〔(4−メトキシカルボニル)ピペラジン
−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド279mg(収率55%)を得た。
【0209】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.83(3H, d,
J=7Hz), 1.01 (3H, d, J=7Hz), 1.25-1.48 (5H, m), 1.
45-1.76 (7H, m), 1.87-2.20 (6H, m), 2.34-2.45 (1H,
m), 3.34-3.47 (4H, m), 3.53 (4H, br-s), 3.73 (3H,
s), 4.10-4.20 (1H, m), 4.46(1H, s), 5.15 (1H, dd,
J=8Hz, 8Hz), 6.81 (1H, d, J=8Hz), 7.96 (1H, d, J=
8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3804, 3420, 2868, 1408, 137
4, 1288, 1192 Rf値: 0.53
【0210】実施例18 N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド
【0211】
【化41】 実施例1に準ずる方法で(2RS,3S)−N−(2−
メチル−2−プロピル)−3−アミノ−2−ヒドロキシ
ヘプタンアミドの代わりに、参考例16で合成した(2
RS,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンア
ミド0.77gを用いて標記N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド0.98g(収率51%)を得た。
【0212】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.45 (7H, m), 1.57-1.80 (4H, m), 1.80
-2.00 (3H, m), 2.02-2.18 (2H, m), 3.39 (4H, t, J=5
Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.49 (1H, s), 5.10-5.18
(1H, m), 5.54 (1H, s), 6.76(1H, s), 7.98 (1H, d, J
=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3356, 2936, 1696, 1670, 165
0, 1524, 1258 Rf値: 0.87
【0213】実施例19 N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(フ
ェニルメトキシカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド
【0214】
【化42】
【0215】実施例3に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例16で合成した(2R
S,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミ
ド0.64gを用いて標記N−〔(S)−1−アミノ−
1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(フェ
ニルメトキシカルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド0.7g(収率66%)を得た。
【0216】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.50 (7H, m), 1.50-1.70 (4H, m), 1.80
-1.98 (3H, m), 1.98-2.12 (2H, m), 4.95 (1H, s), 5.
11 (2H, s), 5.11-5.22 (1H, m), 5.45 (1H, s), 6.71
(1H, s), 7.20-7.45 (6H, m) IR (ν, KBr, cm-1): 3448, 3304, 2936, 1722, 167
8, 1530, 1248 Rf値: 0.57
【0217】実施例20 N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(3,4−メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0218】
【化43】
【0219】実施例4に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシヘ
プタンアミドの代わりに、参考例16で合成した(2R
S,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプタンアミ
ド0.64gを用いて標記N−〔(S)−1−アミノ−
1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(3,
4−メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド0.79g(収率45%)
を得た。
【0220】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.55 (7H, m), 1.60-1.80 (4H, m), 1.85
-2.10 (3H, m), 2.18-2.35 (2H, m), 5.12-5.22 (1H,
m), 5.42 (1H, s), 5.96 (1H, s), 6.05 (2H, s), 6.72
(1H, s), 6.85 (1H, d, J=8Hz), 7.27 (1H, s), 7.30
(1H, dd, J=8Hz, 2Hz), 7.89 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2936, 1658, 1486, 126
0, 1038 Rf値: 0.70
【0221】実施例21 N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−(フェニル
スルホニルメチル)シクロヘキサンカルボキサミド
【0222】
【化44】
【0223】実施例18に準ずる方法で1−〔N−
(3,4−メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸の代わりに、1−(フェ
ニルスルホニルメチル)シクロヘキサンカルボン酸1.
12gを用いて参考例7で標記N−〔(S)−1−アミ
ノ−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−(フェニ
ルスルホニルメチル)シクロヘキサンカルボキサミド
1.05g(収率62%)を得た。
【0224】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.70 (10H, m), 1.70-1.95 (3H, m), 1.9
5-2.10 (3H, m), 3.47 (2H, s), 5.15-5.25 (1H, m),
5.60 (1H, s), 6.80 (1H, s), 6.82 (1H, d, J=7Hz),
7.53 (2H, t, J= 8Hz), 7.62 (1H, t, J=7Hz), 7.89 (2
H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3352, 2936, 1698, 1520, 130
8, 1150, 600 Rf値: 0.64
【0225】実施例22 N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
〔(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)ピペ
リジン−4−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0226】
【化45】
【0227】実施例1に準ずる方法で、実施例1の1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボン酸に代わり参考例6で合成した1−
〔N−〔1−〔(2−メチル−2−プロピルオキシカル
ボニル)ピペリジン−4−カルボニル〕アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボン酸1.06gを、また(2RS,3
S)−N−(2−メチル−2−プロピル)−3−アミノ
−2−ヒドロキシヘプタンアミドに代わりに参考例16
で合成した(2RS,3S)−3−アミノ−2−ヒドロ
キシヘプタンアミド0.48gを用いて標記N−
〔(S)−1−アミノ−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−〔(2−メチル−2−プロピルオキシ
カルボニル)ピペリジン−4−カルボニル〕アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド0.73g(収率49%)
を得た。
【0228】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.50 (6H, m), 1.46 (9H, s), 1.60-1.80
(7H, m), 1.80-2.00 (5H, m), 2.10-2.20 (2H, m), 2.
30 (1H, tt, J=11, 3Hz), 2.70-2.90 (2H, m), 4.10-4.
30 (2H, m), 5.10-5.20 (1H, m), 5.43 (1H, s), 5.47
(1H, br-s), 6.73 (1H, br-s), 7.77 (1H, d, J=5Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3448, 3316, 2940, 2860, 167
0, 1528, 1172 Rf値: 0.62
【0229】実施例23 N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−〔4
−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)ピペ
ラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0230】
【化46】
【0231】実施例1に準ずる方法で、実施例1の1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボン酸に代わり参考例9で合成した1−
〔N−〔4−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボ
ニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸1.06gを、また(2RS,3S)
−N−(2−メチル−2−プロピル)−3−アミノ−2
−ヒドロキシヘプタンアミドに代わりに参考例16で合
成した(2RS,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキシ
ヘプタンアミド0.43gを用いて標記N−〔(S)−
1−アミノ−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−〔4−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボ
ニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘ
キサンカルボキサミド0.92g(収率63%)を得
た。
【0232】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.85 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.50 (6H, m), 1.47 (9H, s), 1.58-1.70
(5H, m), 1.80-2.00 (3H, m), 2.00-2.20 (2H, m), 3.
30-3.40 (4H, m), 3.40-3.60 (4H, m), 4.49 (1H, s),
5.09-5.14 (1H, m), 5.48 (1H,br-s), 6.75 (1H, br-
s), 7.97 (1H, d, J=5Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3330, 2936, 1686, 1522, 146
4, 1254, 1234, 1170 Rf値: 0.63
【0233】実施例24 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−メトキシ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド
【0234】
【化47】
【0235】実施例1に準ずる方法で(2RS,3S)
−N−(2−メチル−2−プロピル)−3−アミノ−2
−ヒドロキシヘプタンアミドの代わりに、参考例18で
合成した(2RS,3S)−3−アミノ−2−ヒドロキ
シヘプタン酸メチルエステル1.02gを用いて標記N
−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−メトキシ−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド0.83g(収
率35%)を得た。
【0236】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.82-0.98 (3
H, m), 1.20-1.45 (7H, m), 1.50-1.70(4H, m), 1.80-
2.00 (3H, m), 2.00-2.18 (2H, m), 3.38 (4H, t, J=5H
z), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.88 (3H, s), 4.44 (1H,
s), 4.95-5.04 (1H, m), 7.97 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3312, 2928, 1736, 1650, 163
0, 1536, 1260
【0237】実施例25 N−〔(S)−1−オキソ
−1−カルボキシ−2−ヘキシル〕−1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル) アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0238】
【化48】
【0239】実施例24で合成したN−〔(S)−1,
2−ジオキシ−1−メトキシ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド77mg(0.19mmol)
をメタノールに溶解し、1N−水酸化ナトリウム水溶液
0.4mlを加え室温において2時間撹拌した後、減圧
下で溶媒を留去した。得られた残留物を水に溶かし1N
−塩酸で中和し、クロロホルムで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下
溶媒を留去した。得られた残留物をシリカゲルクロマト
グラフィーで精製し標記N−〔(S)−1−オキソ−1
−カルボキシ−2−ヘキシル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド52mg(収率70%)を得た。
【0240】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.80-0.98 (3
H, m), 1.20-1.50 (7H, m), 1.50-1.80(4H, m), 1.80-
2.00 (3H, m), 2.00-2.20 (2H, m), 3.40 (4H, t, J=5H
z), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.00-5.00 (1H, br-s), 4.6
5 (1H, s), 4.85-5.00 (1H, m),8.00 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3388, 2932, 1644, 1528, 126
0
【0241】実施例26 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(3−ピラゾリル)アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0242】
【化49】
【0243】氷冷下、実施例25で得たN−〔(S)−
1−カルボキシ−1−オキソ−2−ヘキシル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド795mg(2mmol)、3
−アミノピラゾール166mg(2mmol)及び1−
ヒドロキシベンゾトリアゾール324mg(2.4mm
ol)の塩化メチレン20ml溶液に塩酸1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド4
60mg(2.4mmol)を加えた後、室温で18時
間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残留物に酢酸エ
チルを加え水、10%硫酸水素カリウム水溶液、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液、次いで飽和食塩水で洗浄し、
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧下で溶媒を
留去した。残留物をシルカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて精製し、標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−
1−〔N−(3−ピラゾリル)アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド218mg(収率2
6%)を得た。
【0244】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.78 (10H, m), 1.82-2.17 (6H, m), 3.3
2-3.44 (4H, m), 3.62-3.76 (4H, m), 4.55-4.64 (1H,
m), 4.75 (1H, s), 6.31 (1H, br-s), 6.64 (1H, br-
s), 7.41 (1H, d, J=2Hz), 10.20(1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3296, 1652 Rf値: 0.78
【0245】実施例27 N−〔(S)−1−アミノ
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(ピ
ペラジン−1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド
【0246】
【化50】
【0247】実施例23で合成したN−〔(3S)−
1,2−ジオキソ−1−アミノ−3−ヘプチル〕−1−
〔〔4−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニ
ル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド0.45g(0.9mmol)をメ
タノール5mlに溶解し、p−トルエンスルホン酸・1
水和物190mg(1mmol)を加え、50℃にて4
時間撹拌した。反応液を濃縮後、残留物を1N塩酸に溶
解し、酢酸エチルで洗浄した。水層に炭酸カリウムを加
えpH10とし、クロロホルムで3回抽出した。クロロ
ホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下濃縮する
ことにより標記N−〔(S)−1−アミノ−1,2−ジ
オキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(ピペラジン−1
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
0.088g(収率24%)を得た。
【0248】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (16H, m), 2.80-3.00 (4H, m), 3.3
0-3.40 (4H, m), 4.60-4.70 (1H, m), 4.76 (1H, s),
5.33 (1H, br-s), 5.56 (1H, br-s), 8.30 (1H, m) IR (ν, KBr, cm-1): 3396, 2936, 1680, 1654, 153
9, 1260
【0249】実施例28 N−〔(S)−1−〔N−
(3−クロロフェニルメチル)アミノ〕−1,2−ジオ
キソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0250】
【化51】
【0251】氷冷下、参考例17で得た(2RS,3
S)−2−ヒドロキシ−3−〔N−〔1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボニル〕アミノ〕ヘプタン酸799mg(2mmo
l)、3−クロロベンジルアミン283mg(2mmo
l)及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール324mg
(2.4mmol)の塩化メチレン20ml溶液に塩酸
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド460mg(2.4mmol)を加えた後、
室温で18時間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残
留物に酢酸エチルを加え水、10%硫酸水素カリウム水
溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで飽和食塩
水で洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥して減
圧下で溶媒を留去した。残留物をシルカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し、N−〔(2RS,3S)−
1−〔N−(3−クロロフェニルメチル)アミノ〕−2
−ヒドロキシ−1−オキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド876mgを得た。
【0252】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-2.05 (16H, m), 3.28-3.38 (4H, m), 3.6
4-3.71 (4H, m), 3.92-4.01 (1/2H, m), 4.10-4.20 (1
H, m),4.33-4.49 (5/2H, m), 4.59 (1/2H, s), 4.66 (1
/2H, s), 5.09 (1/2H, d, J=6Hz), 5.23 (1/2H, d, J=6
Hz), 6.61 (1/2H, d, J=8Hz), 6.75 (1/2H, d, J=8Hz),
7.14-7.29 (4H, m), 7.33 (1/2H, t, J=7Hz), 7.61 (1/
2H, t, J=7Hz)
【0253】次いで氷冷下、前記N−〔(2RS,3
S)−2−ヒドロキシ−1−〔N−(3−クロロフェニ
ルメチル)アミノ〕−1−オキソ−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド876mg(1.68mmo
l)及びトリエチルアミン1.02g(10.1mmo
l)のジメチルスルホキシド10ml及び塩化メチレン
10mlの混合溶液に三酸化イオウピリジン錯塩1.6
1g(1.68mmol)のジメチルスルホキシド5m
l溶液を加え、2時間撹拌した。反応液を氷水にあけ、
酢酸エチルを加えて水で2回、10%クエン酸水溶液、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液次いで飽和食塩水で洗浄
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧下で溶
媒を留去した。残留物をシルカゲルカラムクロマトグラ
フィーにて精製し、標記N−〔(S)−1−〔N−(3
−クロロフェニルメチル)アミノ〕−1,2−ジオキソ
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド546
mg(収率52%)を得た。
【0254】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.21-1.42 (6H, m), 1.54-1.74 (5H, m), 1.82
-2.18 (5H, m), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.65-3.74 (4H,
m), 4.43 (1H, s), 4.45 (2H, d, J=6Hz), 5.11-5.16
(1H, m), 7.13-7.30 (5H, m),8.01 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3328, 1660 Rf値: 0.56
【0255】実施例29 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(3−フルオロフェニルメチル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0256】
【化52】
【0257】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3−フルオロベンジルアミン2
50mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ
−1−〔N−(3−フルオロフェニルメチル)アミノ〕
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド597
mg(収率59%)を得た。
【0258】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.42 (6H, m), 1.57-1.74 (5H, m), 1.82
-2.13 (5H, m), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.65-3.73 (4H,
m), 4.43 (1H, s), 4.47 (2H, d, J=6Hz), 5.09-5.16
(1H, m), 6.94-7.03 (2H, m),7.05 (1H, d, J=7Hz), 7.
21 (1H, t, J=6Hz), 7.25-7.34 (1H, m), 8.02 (1H, 6H
z) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 1658 Rf値: 0.62
【0259】実施例30 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(3−ニトロフェニルメチル)アミ
ノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0260】
【化53】
【0261】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3−ニトロベンジルアミン37
7mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−
1−〔N−(3−ニトロフェニルメチル)アミノ〕−3
−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド571mg
(収率54%)を得た。
【0262】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.42 (6H, m), 1.55-1.72 (5H, m), 1.82
-2.13 (5H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.64-3.73 (4H,
m), 4.46 (1H, s), 4.58 (2H, d, J=6Hz), 5.05-5.14
(1H, m), 7.38 (1H, t, J=6Hz), 7.53 (1H, t, J=8Hz),
7.64 (1H, d, J=8Hz), 8.05 (1H, d, J=6Hz), 8.12-8.
18 (2H, m) IR (ν, KBr, cm-1): 3340, 1658 Rf値: 0.63
【0263】実施例31 N−〔(S)−1−(N−
メチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−
1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド
【0264】
【化54】
【0265】実施例28に準ずる方法で3−クロロベン
ジルアミンの代わりにメチルアミン0.06gを用いて
標記N−〔(S)−1−(N−メチルアミノ)−1,2
−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン
−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド0.28g(収率38%)を得た。
【0266】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.45 (7Hz, m), 1.55-1.80 (4H, m), 1.8
0-2.02 (3H, m), 2.02-2.18 (2H, m), 2.88 (3H, d, J=
5Hz),3.38 (3H, d, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.4
6 (1H, s), 5.12-5.22 (1H, m), 6.90 (1H, d, J=4Hz),
7.95 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1):3352, 2936, 1664, 1532, 125
8, 1116 Rf値: 0.71
【0267】実施例32 N−〔(S)−1−(N−
2−プロピルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0268】
【化55】
【0269】実施例28に準ずる方法で3−クロロベン
ジルアミンの代わりにイソプロピルアミン95mgを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−2−プロピルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド220mg(収率50%)を得た。
【0270】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20 (6H, d, J=7Hz), 1.24-1.45 (6H, m), 1.
58-1.70 (5H, m), 1.85-2.02 (2H, m), 3.39 (4H, t, J
=5Hz),3.88-3.98 (4H, m), 3.98-4.10 (1H, m), 4.47
(1H, s), 5.17-5.22 (1H, m),6.70 (1H, d, J=8Hz), 7.
91 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3760, 2324, 2232, 1730, 133
6 Rf値: 0.66
【0271】実施例33 N−〔(S)−1−(N−
シクロヘキシルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0272】
【化56】
【0273】実施例28に準ずる方法で3−クロロベン
ジルアミンの代わりにシクロヘキシルアミン157mg
を用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロヘキシル
アミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド199mg(収率42%)を得
た。
【0274】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.11-1.44 (12H, m), 1.56-1.78 (7H, m), 1.8
5-2.03 (5H, m), 2.06-2.16 (2H, m), 3.39 (4H, t, J=
5Hz),3.66-3.80 (5H, m), 4.44 (1H, s), 5.19-5.23 (1
H, m), 6.75 (1H, d, J=8Hz),7.91 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3672, 3344, 1996, 1732, 137
4 Rf値: 0.51
【0275】実施例34 N−〔(S)−1−(N−
フェニルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド
【0276】
【化57】
【0277】実施例28に準ずる方法で3−クロロベン
ジルアミンの代わりにアニリン0.17gを用いて標記
N−〔(S)−1−(N−フェニルアミノ)−1,2−
ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−
4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
ド0.33g(収率37%)を得た。
【0278】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.82-0.98 (3
H, m), 1.23-1.45 (7H, m), 1.50-1.80(4H, m), 1.80-
2.18 (5H, m), 3.36 (4H, t, J=5Hz), 3.70 (4H, t, J=
5Hz), 4.44 (1H, s), 5.20-5.30 (1H, m), 7.17 (1H,
t, J=8Hz), 7.36 (2H, td, J=7Hz, 2Hz), 7.63 (2H, d
d, J=8Hz, 1Hz), 8.07 (1H, d, J=6Hz), 8.64 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2932, 1684, 1648, 162
8, 1536, 1448, 1260, 1116, 760 Rf値: 0.54
【0279】実施例35 N−〔(S)−1−(N−
モルホリン−4−アミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0280】
【化58】
【0281】実施例28に準ずる方法で3−クロロベン
ジルアミンの代わりにN−アミノモルホリン163mg
を用いて標記N−〔(S)−1−(N−モルホリン−4
−アミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド82mg(収率17%)を得
た。
【0282】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.21-1.43 (7H, m), 1.51-1.70 (4H, m), 1.84
-2.15 (5H.m), 2.80-2.92 (4H, m), 3.39 (4H, t, J=5H
z), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.81 (4H, t, J=5Hz), 4.43
(1H, s), 5.08-5.18 (1H, m),7.61 (1H, s), 7.95 (1
H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3340, 2364, 1730, 1454, 130
6, 1172 Rf値: 0.77
【0283】実施例36 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(3−メトキシフェニルメチル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0284】
【化59】
【0285】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりに3−メトキシフェニルメ
チルアミン1.1gを用いて標記N−〔(S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−(3−メトキシフェニルメチ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド735mg(収率36%)を得た。
【0286】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.26-1.40 (7H, m), 1.65-1.71 (4H, m), 1.85
-2.11 (5H, m), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.70 (4H, t, J
=5Hz),3.80 (3H, s), 4.45 (1H, s), 4.45 (2H, d, J=6
Hz), 5.14 (1H, ddd, J=5Hz,7Hz, 8Hz), 6.42-6.87 (3
H, m), 7.15 (1H, t, J=6Hz), 7.22-7.25 (1H, m), 7.9
9 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3322, 2931, 1685, 1648, 152
9, 1454, 1257, 1112 Rf値: 0.61
【0287】実施例37 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(2−チアゾリル)アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0288】
【化60】
【0289】実施例28に準ずる方法で、実施例28の
3−クロロフェニルメチルアミンに代わり2−アミノチ
アゾール0.7gを用いて標記N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(2−チアゾリル)アミノ〕−3
−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド0.18g
(収率13%)を得た。
【0290】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=6Hz), 1.20-2.00 (16H, m), 3.30-3.50 (4H, m), 3.7
0-3.80 (4H, m), 4.40 (1H, s), 5.15-5.20 (1H, m),
7.08 (1H, d, J=3Hz), 7.55 (1H, d, J=3Hz), 8.22 (1
H, d, J=5Hz), 10.20-10.40 (1H,br-s) IR (ν, KBr, cm-1): 3356, 2936, 2864, 1650, 153
6, 1258, 1112 Rf値: 0.64
【0291】実施例38 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(フェニルメチル)アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0292】
【化61】
【0293】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりにフェニルメチルアミン5
36mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ
−1−〔N−(フェニルメチル)アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド900mg(収率3
8%)を得た。
【0294】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87-0.91 (3
H, m), 1.24-1.42 (5H, m), 1.63-1.71(7H, m), 1.85-
2.17 (4H, m), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.70 (4H, t, J=
5 Hz),4.44 (1H, s), 4.46 (2H, dd, J=3Hz, 6Hz), 5.1
6 (1H, ddd, J=5Hz, 7Hz, 8Hz), 7.16-7.20 (1H, m),
7.27-7.36 (5H, m), 7.96 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3317, 2929, 2857, 1658, 151
3, 1454, 1253 Rf値: 0.58
【0295】実施例39 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(テトラヒドロ−2−フリルメチ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0296】
【化62】
【0297】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにテトラヒドロフルフリルアミン
202mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキ
ソ−1−〔N−(テトラヒドロ−2−フリルメチル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
510mg(収率53%)を得た。
【0298】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.44 (7H, m), 1.47-1.70 (5H, m), 1.83
-2.06 (8H, m), 3.21-3.28 (1H, m), 3.34-3.43 (4H,
m), 3.49-3.58 (1H, m), 3.66-3.79 (5H, m), 3.83-3.9
0 (1H, m), 3.93-4.03 (1H, m),4.46 (1H, s), 5.18-5.
25 (1H, m), 7.17 (1H, br-s), 7.93 (1H, t, J=7Hz)I
R (ν, KBr, cm-1): 3324, 1670Rf値: 0.67
【0299】実施例40 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(2−オキソ−テトラヒドロ−3−
フリル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0300】
【化63】
【0301】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにα−アミノ−γ−ブチロラクト
ン364mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオ
キソ−1−〔N−(2−オキソ−テトラヒドロ−3−フ
リル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド341mg(収率36%)を得た。
【0302】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.46 (6H, m), 1.53-1.67 (4H, m), 1.77
-1.98 (4H, m), 2.03-2.39 (3H, m), 2.71-2.83 (1H,
m), 3.32-3.42 (4H, m), 3.66-3.74 (4H, m), 4.26-4.3
5 (1H, m), 4.42-4.63 (3H, m),4.88-5.04 (1H, m), 7.
23-7.33 (1H, m), 8.21 (1/2H, d, J=7Hz), 8.31 (1/2
H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3360, 1666 Rf値: 0.80
【0303】実施例41 N−〔(S)−1−〔N−
(シクロペンチルメチル)アミノ〕−1,2−ジオキソ
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0304】
【化64】
【0305】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりにシクロペンチルメチルア
ミン399mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−
(シクロペンチルメチル)アミノ〕−1,2−ジオキソ
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド190
mg(収率20%)を得た。
【0306】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=5Hz), 1.17-1.42 (10H, m), 1.50-1.80 (8H, m), 1.8
6-2.12 (7H, m), 3.22 (2H, dd, J=6Hz, 7Hz), 3.39 (4
H, t,J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.45 (1H, s), 5.
17 (1H, ddd, J=5Hz, 7Hz, 8Hz), 6.91 (1H, br-s), 7.
92 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3328, 2953, 1656, 1525 Rf値: 0.46
【0307】実施例42 N−〔(S)−1−〔N−
(1−メチル−シクロペンチル)アミノ〕−1,2−ジ
オキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0308】
【化65】
【0309】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりに1−メチル−シクロペン
チルアミン452.8mgを用いて標記N−〔(S)−
1−〔N−(1−メチル−シクロペンチル)アミノ〕−
1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド228mg(収率23%)を得た。
【0310】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=5Hz), 1.26-1.41 (9H, m), 1.42 (3H, s), 1.60-1.72
(9H, s), 1.86-2.12 (6H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz),
3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.46 (1H, s), 5.17 (1H, ddd,
J=5Hz, 7Hz, 8Hz), 6.79 (1H,s), 7.89 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3313, 2958, 2933, 1656, 152
1, 1255 Rf値: 0.42
【0311】実施例43 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(1−インダニル)アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0312】
【化66】
【0313】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりに1−アミノインダン53
3mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−
1−〔N−(1−インダニル)アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド556mg(収率2
8%)を得た。
【0314】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88-0.92 (3
H, m), 1.21-1.42 (7H, m), 1.62-1.73(5H, m), 1.84-
2.09 (5H, m), 2.56-2.65 (1H, m), 2.86-3.00 (1H,
m), 3.01-3.06 (1H, m), 3.37-3.40 (4H, m), 3.68-3.7
2 (4H, m), 4.46 (1H, s), 5.22-5.29 (1H, m), 5.39-
5.47 (1H, m), 7.07 (1H, d, J=8Hz), 7.19-7.31 (4H,
m),7.94 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3317, 2929, 1654, 1525, 125
5 Rf値: 0.46
【0315】実施例44 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(2−インダニル)アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0316】
【化67】
【0317】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりに2−アミノインダン53
3mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−
1−〔N−(2−インダニル)アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド650mg(収率3
3%)を得た。
【0318】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.25-1.66 (11H, m), 1.85-2.21 (5H, m), 2.8
5 (2H, dt, J=5Hz, 16Hz), 3.29-3.39 (6H, m), 3.71
(4H, t,J=5Hz), 4.44 (1H, s), 4.68-4.72 (1H, m), 5.
18 (1H, ddd, J=5Hz, 7Hz, 9Hz), 7.07 (1H, d, J=9 H
z), 7.16-7.23 (4H, m), 7.92 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3311, 2933, 1652 Rf値: 0.47
【0319】実施例45 N−〔(S)−1−〔N−
(シクロブチル)アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0320】
【化68】
【0321】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりにシクロブチルアミン28
4mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−(シクロ
ブチル)アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド440mg(収率24
%)を得た。
【0322】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.21-1.54 (7H, m), 1.62-1.81 (7H, m), 1.86
-2.11 (6H, m), 2.31-2.39 (2H, m), 3.37-3.42 (4H,
m), 3.71-3.73 (4H, m), 4.30-4.39 (1H, m), 4.45 (1
H, s), 5.14 (1H, ddd, J=5Hz, 7Hz, 8Hz), 7.00 (1H,
d, J=7Hz), 7.91 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3330, 2933, 1649, 1527, 125
7 Rf値: 0.60
【0323】実施例46 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(3−ピリジル)アミノ〕−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0324】
【化69】
【0325】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりに3−アミノピリジン37
6mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−
1−〔N−(3−ピリジル)アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド30mg(収率2%)を
得た。
【0326】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3H, t,
J=7Hz), 1.24-1.30 (5H, m), 1.32-1.74 (6H, m), 1.85
-2.11 (5H, m), 3.36-3.38 (4H, m), 3.69-3.72 (4H,
m), 4.51 (1H, s), 5.17 (1H, ddd, J=5Hz, 6Hz, 9Hz),
7.32 (1H, dd, J=5Hz, 8Hz), 8.15 (1H, d, J=6Hz),
8.21 (1H, ddd, J=1Hz, 3Hz, 8Hz), 8.41 (1H, dd, J=1
Hz, 5Hz), 8.72 (1H, d, J=3Hz), 8.79 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3052, 2300, 1674, 1628, 127
6 Rf値: 0.67
【0327】実施例47 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(フリルメチル)アミノ〕−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0328】
【化70】
【0329】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりにフリルメチルアミン38
9mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−
1−〔N−(フリルメチル)アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド375mg(収率20
%)を得た。
【0330】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86-0.90 (3
H, m), 1.24-1.42 (6H, m), 1.63-1.71(3H, m), 1.83-
2.11 (7H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.71 (4H, t, J=
5Hz), 4.46 (2H, dd, J=1Hz, 6Hz), 4.52 (1H, s), 5.1
5 (1H, ddd, J=5Hz, 7Hz, 9Hz),6.26 (1H, dd, J=1Hz,
3Hz), 6.32 (1H, dd, J=2Hz, 3 Hz), 7.20 (1H, t, J=6
Hz), 7.35 (1H, dd, J=1Hz, 2Hz), 7.93 (1H, d, J=7H
z) IR (ν, KBr, cm-1): 3376, 1658 Rf値: 0.67
【0331】実施例48 N−〔(S)−1−(N,
N−ジメチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0332】
【化71】
【0333】実施例28に準ずる方法で3−クロロベン
ジルアミンの代わりにジメチルアミン0.009gを用
いて標記N−〔(S)−1−(N,N−ジメチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド0.33g(収率39%)を得た。
【0334】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.25-1.45 (7H, m), 1.59-1.73 (3H, m), 1.73
-1.95 (3H, m), 1.98-2.15 (3H, m), 2.94 (3H, s), 3.
00 (3H, s), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.71 (4H, t, J=5H
z), 4.48 (1H, s), 4.50-4.58(1H, s), 7.53 (1H, d, J
=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 2932, 1666, 1642, 1522, 126
0, 1124 Rf値: 0.69
【0335】実施例49 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(1−メチル−シクロペンチルメチ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0336】
【化72】
【0337】実施例28に準ずる方法で3−クロロ−フ
ェニルメチルアミンの代わりに1−メチル−シクロペン
チルメチルアミン453mgを用いて標記N−〔(S)
−1,2−ジオキソ−1−〔N−(1−メチル−シクロ
ペンチルメチル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド430mg(収率22%)を得た。
【0338】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86-0.90 (3
H, m), 0.98 (3H, s), 1.31-1.45 (12H, m), 1.59-1.70
(7H, m), 1.86-1.97 (3H, m), 2.09-2.12 (2H, m), 3.
19 (2H,dd, J=5Hz, 6Hz), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 4.45
(1H, s), 5.18 (1H, ddd, J=5Hz, 7Hz, 8Hz), 6.94 (1
H, br-s), 7.94 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3368, 2932, 1676, 1662, 161
2, 1538 Rf値: 0.36
【0339】実施例50 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(フェニルスルホニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド
【0340】
【化73】
【0341】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例19で得た1−〔N−(フェ
ニルスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸5
67mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロ
ペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(フェニルスルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボキサミド786mg(収率80%)を得
た。
【0342】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.09-1.53 (12H, m), 1.57-1.77 (5H, m), 1.7
8-2.05 (7H, m), 4.13-4.23 (1H, m), 5.10 (1H, dt, J
=8Hz,5Hz), 5.17 (1H, s), 6.86 (1H, d, J=8Hz), 7.06
(1H, d, J=7Hz), 7.45-7.58(3H, m), 7.88 (2H, dd, J
=8Hz, 2Hz) IR (ν,KBr, cm-1): 3360, 1666 Rf値: 0.32
【0343】参考例20 (2RS,3S)−N−シ
クロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチ
ルヘキサンアミド
【0344】
【化74】
【0345】参考例11に準ずる方法で(S)−2−
〔N−(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)
アミノ〕ヘキサナールの代わりに、(S)−2−〔N−
(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)アミ
ノ〕−4−メチルペンタナール18.64gを用いて標
記(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ
−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミド6.72
g(収率34%)を得た。
【0346】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3/2H,
d, J=7Hz), 0.93 (4H, d, J=7Hz), 0.96 (1/2H, d, J=7
Hz), 1.20-1.48 (4H, m), 1.65-1.73 (5H, m), 1.93-2.
04 (2H,m), 3.19-3.25 (0.4H, m), 3.22-3.29 (0.6H,
m), 3.76 (0.6H, d, J=3Hz), 3.93 (0.4H, d, J=5Hz),
4.16-4.25 (1H, m), 7.11 (0.6H, d, J=8Hz), 7.29 (0.
4H, d, J=8Hz)
【0347】参考例21 1−〔N−(4−メトキシ
ベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン
【0348】
【化75】
【0349】1−アミノシクロヘキサンカルボン酸フェ
ニルメチルエステル・p−トルエンスルホン酸塩8.1
g(20mmol)を水50mlに加え、撹拌しながら
4−メトキシベンゼンスルホニルクロリド4.1g(2
0mmol)と酢酸エチル50mlを加えて室温で撹拌
した。反応終了後、反応溶液を分液ロートに移し、水層
を除去した後有機層を10%硫酸水素カリウム水溶液、
飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した。得られた結晶をエーテル中で一晩撹
拌し、1−〔N−(4−メトキシベンゼンスルホニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸フェニルメチルエス
テル4.36gを得た。
【0350】次いで参考例4に準ずる方法で1−〔N−
(3,4−メチレンジオキシフェニルカルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの代わり
に1−〔N−(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸フェニルメチルエステル
1.0g(2.5mmol)を用いて標記1−〔N−
(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸450mg(収率26%)を得た。
【0351】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.26-1.89 (10
H, m), 3.88 (3H, s), 4.78 (1H, s),6.95-7.00 (2H,
m), 7.82-7.89 (2H, m)
【0352】参考例22 1−〔N−(4−ニトロベ
ンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0353】
【化76】
【0354】参考例21に準ずる方法で4−メトキシベ
ンゼンスルホニルクロリドの代わりに4−ニトロベンゼ
ンスルホニルクロリド4.4gを用いて標記1−〔N−
(4−ニトロベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボン酸6.1g(収率72.9%)を得た。
【0355】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.23-1.35 (4
H, m), 1.47-1.49 (2H, m), 1.80-2.05(4H, m), 8.06-
8.08 (2H, m), 8.32-8.36 (2H, m)
【0356】参考例23 (2RS,3S)−N−シ
クロペンチルメチル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5
−メチルヘキサンアミド
【0357】
【化77】
【0358】参考例20に準ずる方法でシクロペンチル
アミンの代わりにシクロペンチルメチルアミン496m
gを用いて標記(2RS,3S)−N−シクロペンチル
メチル−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキ
サンアミド603mg(収率58%)を得た。
【0359】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89-0.96 (6
H, m), 1.15-1.37 (3H, m), 1.49-1.79(8H, m), 2.00-
2.07 (1H, m), 3.10-3.32 (2H, m), 3.84 (1H, br-s),
4.06-4.81 (1/2H, m), 4.15-4.18 (1/2H, m), 5.16 (1/
2H, d, J=6Hz), 5.23 (1/2H, br-s), 6.89 (1/2H, br-
s), 6.95 (1/2H, br-s)
【0360】参考例24 1−〔N−(キノリン−8
−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0361】
【化78】
【0362】参考例21に準ずる方法で4−ニトロベン
ゼンスルホニルクロリドの代わりにキノリン−8−スル
ホニルクロリド4.5gを用いて標記1−〔N−(キノ
リン−8−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
ン酸4.9g(収率57.7%)を得た。
【0363】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.08-1.24 (4
H, m), 1.33-1.37 (2H, m), 1.85-1.86(4H, m), 7.54
(1H, dd, J=4Hz, 8Hz), 7.69 (1H, d, J=8Hz), 8.01 (1
H, dd,J=2Hz, 8Hz), 8.26 (1H, dd, J=1Hz, 8Hz), 8.31
(1H, dd, J=1Hz, 8Hz), 9.01(1H, dd, J=2Hz, 4Hz)
【0364】参考例25 1−〔N−(モルホリン−
4−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0365】
【化79】
【0366】塩化スルフリル12ml(0.15mo
l)の塩化メチレン溶液を氷水浴で冷却し、トリエチル
アミン21ml(0.15mol) およびモルホリン1
3ml(0.15mol)の塩化メチレン溶液を1時間
かけて滴下した。2時間撹拌後、反応溶液を冷0.1N
塩酸、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後減圧下濃縮した。残留物をカラムクロマトで分離しモ
ルホリン−4−スルホニルクロリド20.54gを得
た。
【0367】次いで参考例8に準ずる方法で、4−(t
−ブトキシカルボニルアミノ)ピペラジン−1−カルボ
ニルクロリドに代わり上記モルホリン−4−スルホニル
クロリド3.65gを用いて標記1−〔N−(モルホリ
ン−4−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン
酸0.98g(収率16%)を得た。
【0368】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.30-1.42 (1
H, m), 1.58-1.62 (5H, m), 1.90-2.00(4H, m), 3.23
(4H, t, J=5Hz), 3.73 (4H, t, J=5Hz), 4.62 (1H, s)
【0369】参考例26 1−〔N−〔(4−アセチ
ルピペラジン−1−スルホニル)〕アミノ〕シクロヘキ
サンカルボン酸
【0370】
【化80】
【0371】参考例25に準ずる方法で、モルホリンに
代わり1−アセチルピペラジンスルホニルクロリド5.
53gを用いて標記1−〔N−〔(4−アセチルピペラ
ジン−1−スルホニル)〕アミノ〕シクロヘキサンカル
ボン酸1.99g(収率23%)を得た。
【0372】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.30-1.40 (1
H, m), 1.48-1.70 (5H, m), 1.80-2.00(4H, m), 2.10
(3H, s), 3.18 (2H, t, J=7Hz), 3.23 (2H, t, J=7Hz),
3.52 (2H, t, J=7Hz), 3.66 (2H, t, J=7Hz), 6.14 (1
H, s)
【0373】参考例27 1−〔N−(ピリジン−3
−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
【0374】
【化81】
【0375】参考例21に準ずる方法で4−ニトロベン
ゼンスルホニルクロリドの代わりにピリジン−3−スル
ホニルクロリド2.74gを用いて標記1−〔N−(ピ
リジン−3−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボン酸1.60g(収率28%)を得た。
【0376】1H-NMR (DMSO-d6,δ): 1.18-1.40
(4H, m), 1.44-1.54 (2H, m), 1.70-1.72 (4H, m), 7.5
4 (1H, dd, J=5Hz, 8Hz), 8.16 (1H, dd, J=2Hz, 8Hz),
8.75 (1H, dd, J=1Hz, 5Hz), 8.94 (1H, d, J=2Hz)
【0377】参考例28 (2RS,3S)−2−ヒ
ドロキシ−3−〔N−〔1−〔N−(4−アセチルピペ
ラジン−1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボニル〕アミノ〕ヘプタン酸
【0378】
【化82】
【0379】参考例17に準ずる方法で1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例10で合成した1−〔N−
(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボン酸595mgを用いて標記(2
RS,3S)−2−ヒドロキシ−3−〔N−〔1−〔N
−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボニル〕アミノ〕ヘプタン酸
1.0g(収率99%)を得た。
【0380】1H-NMR (d-DMSO,δ): 0.80-0.89 (3
H, m), 1.18-1.72 (16H, m), 1.92-2.03 (3H, s), 3.29
-4.19 (11H, m), 6.29 (1/2H, s), 6.31 (1/2H, s), 7.
15-7.50 (1H, m)
【0381】参考例29 1−〔N−(4−アセチル
アミノベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸
【0382】
【化83】
【0383】参考例21に準ずる方法で4−メトキシベ
ンゼンスルホニルクロリドの代わりに4−アセチルアミ
ノベンゼンスルホニルクロリド11.7gを用いて1−
〔N−(4−アセチルアミノベンゼンスルホニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸フェニルメチルエステル
11.5gを合成した。
【0384】参考例8に準ずる方法で1−〔N−〔4−
(2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル)ピペラ
ジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボ
ン酸フェニルメチルエステルの代わりに前記1−〔N−
(4−アセチルアミノベンゼンスルホニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボン酸フェニルメチルエステル11.
5gを用いて標記1−〔N−(4−アセチルアミノベン
ゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
8.7g(収率97%)を得た。
【0385】1H-NMR (CDCl3,δ): 1.13-1.31 (6
H, m), 1.61-1.66 (2H, m), 1.76-1.80(2H, m), 2.08
(3H, s), 7.68-7.73 (5H, m), 10.29 (1H, s)
【0386】実施例51 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチ
ル−3−ヘキシル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0387】
【化84】
【0388】実施例1に準ずる方法で、(2RS,3
S)−N−(2−メチル−2−プロピル)−3−アミノ
−2−ヒドロキシヘプタンアミドの代わりに参考例20
で合成した(2RS,3S)−N−シクロペンチル−3
−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミド
571mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シク
ロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチル−
3−ヘキシル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボ
ニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド689m
g(収率59%)を得た。
【0389】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.94 (3H, d,
J=7Hz), 0.99 (3H, d, J=7Hz), 1.28-1.80 (14H, m),
1.86-2.15 (7H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H,
t, J=5Hz), 4.10-4.21 (1H, m), 4.42 (1H, s), 5.19-
5.25 (1H, m), 6.80 (1H, d, J=8Hz), 7.90 (1H, d, J=
7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3840, 2360, 1732, 1334, 115
0, 1072, 1016 Rf値: 0.54
【0390】実施例52 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチ
ル−3−ヘキシル〕−1−〔N−〔(4−メトキシカル
ボニル)ピペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド
【0391】
【化85】
【0392】実施例5に準ずる方法で、(2RS,3
S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキ
シヘプタンアミドの代わりに参考例20で合成した(2
RS,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−
ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミド343mgを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−5−メチル−3−ヘキサン〕
−1−〔N−〔(4−メトキシカルボニル)ピペラジン
−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド416mg(収率53%)を得た。
【0393】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.93 (3H, d,
J=7Hz), 0.99 (3H, d, J=7Hz), 1.23-1.50 (6H, m), 1.
55 -1.78 (8H, m), 1.83-2.14 (7H, m), 3.37-3.45 (4
H, m),3.53 (4H, br-s), 3.73 (3H, s), 4.10-4.21 (1
H, m), 4.44 (1H, s), 5.19-5.25 (1H, m), 6.80 (1H,
d, J=8Hz), 7.84 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3392, 2872, 1372, 1286, 119
2, 1172, 1118 Rf値: 0.54
【0394】実施例53 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(4−メトキシベンゼンスルホニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0395】
【化86】
【0396】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例21で合成した1−〔N−
(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸450mgを用いて標記N−〔(S)
−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキ
ソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(4−メトキシベンゼ
ンスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
407mg(収率56%)を得た。
【0397】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87-0.92 (3
H, m), 1.24-1.52 (13H, m), 1.65-1.76 (4H, m), 1.85
-2.05 (7H, m), 4.23 (3H, s), 4.98 (1H, s), 4.16-4.
21 (1H,m), 5.08 (1H, ddd, J=5Hz, 8Hz, 13Hz), 6.85
(1H, d, J=8Hz), 6.93 (2H, dd, J=2Hz, 7Hz), 7.04 (1
H, d, J=7Hz), 7.80 (2H, dd, J=2Hz, 7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3330, 2954, 1664, 1498, 145
5, 1328, 1259, 1149 Rf値: 0.34
【0398】実施例54 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(4−ニトロベンゼンスルホニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0399】
【化87】
【0400】実施例53に準ずる方法で、1−〔N−
(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸の代わりに参考例22で合成した1−
〔N−(4−ニトロベンゼンスルホニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボン酸463mgを用いて標記N−
〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2
−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(4−ニトロ
ベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド266mg(収率30%)を得た。
【0401】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.39 (6H, m), 1.44-1.51 (5H, m), 1.62
-1.72 (5H, m), 1.85-2.05 (8H, m), 4.15-4.24 (1H,
m), 5.11 (1H, ddd, J=5Hz, 8Hz, 13Hz), 6.10 (1H,
s), 6.92 (1H, d, J=8Hz), 7.13 (1H, d, J=8Hz), 8.10
(2H, d, J=9Hz), 8.33 (2H, d, J=9Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3347, 2954, 1664, 1531, 134
9, 1168 Rf値: 0.34
【0402】実施例55 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−4−メチ
ル−3−ペンチル〕−1−〔N−〔(4−アセチル)ピ
ペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド
【0403】
【化88】
【0404】実施例6に準ずる方法で、(2RS,3
S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキ
シヘプタンアミドの代わりに参考例15で合成した(2
RS,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−
ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド321mgを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−4−メチル−3−ペンチル〕
−1−〔N−〔(4−アセチル)ピペラジン−1−カル
ボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド190
mg(収率26%)を得た。
【0405】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.84 (3H, d,
J=7Hz), 1.01 (3H, d, J=7Hz), 1.28-1.50 (6H, m), 1.
66-1.75 (5H, m), 1.86-2.20 (7H, m), 2.13 (3H, s),
2.35-2.45 (1H, m), 3.37-3.51 (2H, m), 3.47-3.53 (4
H, m), 3.65-3.71 (2H, m), 4.08-4.20 (1H, m), 4.51
(1H, s), 5.15 (1H, dd, J=8Hz, 8Hz), 6.82 (1H, d, J
=8Hz), 7.90 (1H, d, J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3856, 3760, 2108, 1730, 146
8, 1374, 1200 Rf値: 0.67
【0406】実施例56 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルメチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5
−メチル−3−ヘキシル〕−1−〔N−(4−アセチル
ピペラジン−1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサン
カルボキサミド
【0407】
【化89】
【0408】実施例6に準ずる方法で、(2RS,3
S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキ
シヘプタンアミドの代わりに参考例23で合成した(2
RS,3S)−N−シクロペンチルメチル−3−アミノ
−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミド343m
gを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチ
ルメチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチル−3
−ヘキシル〕−1−〔N−(4−アセチルピペラジン−
1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
ド304mg(収率47%)を得た。
【0409】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.93 (3H, d,
J=6Hz), 0.98 (3H, d, J=6Hz), 1.15-1.43 (6H, m), 1.
52-1.77 (10H, m), 1.84-1.92 (2H, m), 2.02-2.10 (3
H, m),2.13 (3H, s), 3.10-3.16 (1H, m), 3.20-3.24
(2H, m), 3.38-3.40 (2H, m), 3.50 (4H, d, J=2Hz),
3.67-3.70 (2H, m), 4.53 (1H, s), 5.19-5.24 (1H,
m),6.93 (1H, t, J=5Hz), 7.78 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3343, 2950, 1654, 1631, 125
1 Rf値: 0.56
【0410】実施例57 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(キノリン−8−スルホニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0411】
【化90】
【0412】実施例53に準ずる方法で、1−〔N−
(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸の代わりに参考例24で合成した1−
〔N−(キノリン−8−スルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸669mgを用いて標記N−〔(S)
−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキ
ソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(キノリン−8−スル
ホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド520
mg(収率48%)を得た。
【0413】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.91 (3H, t,
J=7Hz), 1.24-1.49 (9H, m), 1.58-1.74 (7H, m), 1.86
-2.08 (8H, m), 4.17-4.22 (1H, m), 5.24-5.30 (1H,
m), 6.86 (1H, d, J=8Hz), 7.09 (1H, s), 7.32 (1H,
d, J=7Hz), 7.59-7.66 (2H, m),8.05 (1H, d, J=7Hz),
8.31-8.36 (2H, m), 9.09 (1H, dd, J=2Hz, 4Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3340, 3266, 2954, 2935, 285
7, 1679, 1644, 1508, 1324, 1170,1143 Rf値: 0.53
【0414】実施例58 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチ
ル−3−ヘキシル〕−1−〔N−〔(4−アセチル)ピ
ペラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド
【0415】
【化91】
【0416】実施例6に準ずる方法で、(2RS,3
S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−ヒドロキ
シヘプタンアミドの代わりに参考例20で合成した(2
RS,3S)−N−シクロペンチル−3−アミノ−2−
ヒドロキシ−5−メチルヘキサンアミド343mgを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−5−メチル−3−ヘキシル〕
−1−〔N−〔(4−アセチル)ピペラジン−1−カル
ボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド345
mg(収率44%)を得た。
【0417】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.94 (3H, d,
J=7Hz), 0.97 (3H, d, J=7Hz), 1.25-1.57 (6H, m), 1.
58-1.80 (8H, m), 1.85-2.20 (7H, m), 2.13 (3H, s),
3.37-3.41 (2H, m), 3.47-3.51 (4H, m), 3.66-3.70 (2
H, m), 4.10-4.20 (1H, m), 4.52 (1H, s), 5.19-5.25
(1H, m), 6.82 (1H, d, J=8Hz), 7.78 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3904, 1730, 1370, 1286, 120
2, 1172, 1104 Rf値: 0.62
【0418】実施例59 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(モルホリン−4−スルホニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0419】
【化92】
【0420】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−〔4
−(モルホリン−4−カルボニル)〕アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸の代わりに参考例25で合成した1−
〔N−(モルホリン−4−スルホニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボン酸0.49gを用いて標記N−
〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2
−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン
−4−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド0.64g(収率76%)を得た。
【0421】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7H), 1.20-1.50 (8H, m), 1.58-1.80 (9H, m), 1.90-
2.10 (7H, m), 3.22 (4H, t, J=4Hz), 3.72 (4H, t, J=
4Hz),4.14-4.20 (1H, m), 4.54 (1H, s), 5.21-5.26 (1
H, m), 6.82 (1H, d, J=8Hz),6.93 (1H, d, J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3336, 3270, 2956, 2931, 286
1, 1725, 1671, 1521, 1454 Rf値: 0.47
【0422】実施例60 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチ
ル−3−ヘキシル〕−1−〔N−(モルホリン−4−ス
ルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0423】
【化93】
【0424】実施例51に準ずる方法で、1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボン酸の代わりに参考例25で合成した1−〔N
−(モルホリン−4−スルホニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボン酸0.49gを用いて標記N−〔(S)−
1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ
−5−メチル−3−ヘキシル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド0.63g(収率74%)を得た。
【0425】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.95 (3H, d,
J=6H), 1.01 (3H, d, J=6H), 1.20-1.80 (15H, m), 1.9
0-2.10 (6H, m), 3.22 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t,
J=5Hz), 4.10-4.20 (1H, m), 4.51 (1H, s), 5.20-5.30
(1H, m), 6.82 (1H, d, J=7Hz), 6.86 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3394, 3340, 3261, 2958, 286
5, 1725, 1671, 1523, 1454 Rf値: 0.48
【0426】実施例61 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(4−アセチルピペラジン−1−ス
ルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0427】
【化94】
【0428】実施例59に準ずる方法で、1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボン酸の代わりに参考例26で合成した1−〔N
−(4−アセチルピペラジン−1−スルホニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸0.5gを用いて標記N
−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,
2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(4−アセ
チルピペラジン−1−スルホニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド0.35g(収率43%)を得た。
【0429】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7H), 1.31-1.80 (17H, m), 1.88-2.10 (7H, m), 2.11
(3H, s), 3.20-3.30 (4H, m), 3.50-3.57 (2H, m), 3.
60-3.70 (2H, m), 4.10-4.20 (1H, m), 4.70 (1H, s),
5.20-5.25 (1H, m), 6.86 (1H,d, J=8Hz), 6.91 (1H,
d, J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3334, 3266, 2956, 2933, 286
7, 1727, 1668, 1646, 1525, 1450 Rf値: 0.60
【0430】実施例62 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−5−メチ
ル−3−ヘキシル〕−1−〔N−(4−アセチルピペラ
ジン−1−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0431】
【化95】
【0432】実施例60に準ずる方法で、1−〔N−
〔4−(モルホリン−4−カルボニル)〕アミノ〕シク
ロヘキサンカルボン酸の代わりに参考例26で合成した
1−〔N−(4−アセチルピペラジン−1−スルホニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸0.5gを用い
て標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−5−メチル−3−ヘキシル〕
−1−〔N−(4−アセチルピペラジン−1−スルホニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド0.41g
(収率50%)を得た。
【0433】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.95 (3H, d,
J=6H), 1.00 (3H, d, J=6H), 1.30-2.10 (21H, m), 2.1
1 (3H, s), 3.20-3.30 (4H, m), 3.50-3.57 (2H, m),
3.60-3.70 (2H, m), 4.10-4.20 (1H, m), 4.51 (1H,
s), 5.20-5.30 (1H, m), 6.84 (1H, d, J=8Hz), 6.87
(1H, d, J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3340, 3266, 2956, 2869, 172
7, 1671, 1641, 1521, 1430 Rf値: 0.61
【0434】実施例63 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−4−メチ
ル−3−ペンチル〕−1−〔N−(4−アセチルピペラ
ジン−1−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0435】
【化96】
【0436】実施例15に準ずる方法で、1−〔N−
〔4−(モルホリン−4−カルボニル)〕アミノ〕シク
ロヘキサンカルボン酸の代わりに参考例26で合成した
1−〔N−(4−アセチルピペラジン−1−スルホニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸0.5gを用い
て標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−4−メチル−3−ペンチル〕
−1−〔N−(4−アセチルピペラジン−1−スルホニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド0.41g
(収率50%)を得た。
【0437】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, d,
J=7H), 1.01 (3H, d, J=7H), 1.30-1.80 (12H, m), 1.9
0-2.05 (6H, m), 2.11 (3H, s), 2.36-2.43 (1H, m),
3.20-3.25 (4H, m), 3.46-3.51 (2H, m), 3.60-3.70 (2
H, m), 4.13-4.18 (1H, m), 4.64 (1H, s), 5.1 2-5.15
(1H, m), 6.86 (1H, d, J=8Hz), 7.00 (1H, d, J=8Hz)
IR (ν, KBr, cm-1): 3384, 3261, 2958, 2865, 173
7, 1670, 1633, 1536, 1508, 1450 Rf値: 0.63
【0438】実施例64 N−〔(S)−1−〔N−
(2,2−ジメチル−プロピル)アミノ〕−1,2−ジ
オキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0439】
【化97】
【0440】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにネオペンチルアミン174mg
を用いて標記N−〔(S)−1−〔N−(2,2−ジメ
チル−プロピル)アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド367mg(収
率38%)を得た。
【0441】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88-0.90 (3
H, m), 0.92 (9H, s), 1.08-1.42 (7H,m), 1.65-1.71
(4H, m), 1.86-1.99 (3H, m), 2.00-2.12 (2H, m), 3.0
4-3.15(2H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J
=5Hz), 4.46 (1H, s), 5.18 (1H, ddd, J=5Hz, 7Hz, 8H
z), 6.96 (1H, t, J=6Hz), 7.95 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3340, 2958, 2929, 1677, 160
8, 1531, 1261, 1116Rf値: 0.48
【0442】実施例65 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(ピリジン−3−スルホニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0443】
【化98】
【0444】実施例53に準ずる方法で、1−〔N−
(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸の代わりに参考例27で合成した1−
〔N−(ピリジン−3−スルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸1.1gを用いて標記N−〔(S)−
1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(ピリジン−3−スルホ
ニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド248m
g(収率13%)を得た。
【0445】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86-0.93 (3
H, m), 1.26-1.36 (7H, m), 1.47-1.51(5H, m), 1.60-
1.72 (5H, m), 1.84-2.06 (7H, m), 4.19-4.23 (1H,
m), 4.98-5.04 (1H, m), 5.50 (1H, s), 6.93 (1H, d,
J=8Hz), 7.01 (1H, dt, J=2Hz, 8Hz), 7.43 (1H, ddd,
J=1Hz, 5Hz, 8Hz), 8.15 (1H, dt, J=2Hz, 8Hz), 8.75
(1H, dt, J=2Hz, 5Hz), 9.06 (1H, d, J=2Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3355, 2956, 1668, 1525, 117
0 Rf値: 0.48
【0446】実施例66 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルメチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3
−ヘプチル〕−1−〔N−(4−アセチルピペラジン−
1−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
【0447】
【化99】
【0448】実施例28に準ずる方法で、(2RS,3
S)−2−ヒドロキシ−3−〔N−〔1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボニル〕アミノ〕ヘプタン酸の代わりに参考例28で合
成した(2RS,3S)−2−ヒドロキシ−3−〔N−
〔1−〔N−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボニル〕アミノ〕ヘプ
タン酸881mgを、また3−クロロベンジルアミンの
代わりにシクロペンチルメチルアミン496mgを用い
て標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルメチル
アミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(4−アセチルピペラジン−1−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド64mg(収率1
1%)を得た。
【0449】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86-0.90 (3
H, m), 1.17-1.44 (9H, m), 1.53-1.77(8H, m), 1.86-
2.14 (10H, m), 3.22 (2H, dd, J=6Hz, 7Hz), 3.34-3.4
1 (2H,m), 3.45-3.51 (5H, m), 3.67-3.70 (2H, m), 4.
52 (1H, s), 5.17-5.22 (1H, m), 6.90 (1H, t, J=6H
z), 7.79 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3353, 2952, 1629, 1529, 144
4, 1250 Rf値: 0.51
【0450】実施例67 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(4−アセチルアミノベンゼン−1
−スルホニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0451】
【化100】
【0452】実施例53に準ずる方法で、1−〔N−
(4−メトキシベンゼンスルホニル)アミノ〕シクロヘ
キサンカルボン酸の代わりに参考例29で合成した1−
〔N−(4−アセチルアミノベンゼンスルホニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボン酸511mgを用いて標記
N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−
1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(4−
アセチルアミノベンゼン−1−スルホニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド526mg(収率63%)
を得た。
【0453】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.85-0.87 (3
H, m), 1.24-1.35 (7H, m), 1.46-1.60(5H, m), 1.63-
2.05 (12H, m), 2.23 (3H, s), 4.11-4.21 (1H, m), 4.
90-4.95(1H, m), 5.00 (1H, s), 6.98 (1H, d, J=8Hz),
7.08 (1H, d, J=8Hz), 7.55 (1H, s), 7.61 (2H, d, J
=9Hz), 7.78 (2H, dd, J=2Hz, 7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3334, 2952, 1656, 1592, 153
1, 1402, 1324, 1151, 1095 Rf値: 0.58
【0454】実施例68 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(1−ヒドロキシシクロヘキシルメ
チル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0455】
【化101】
【0456】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−ヒドロキシシクロヘキシル
メチルアミン258mgを用いて標記N−〔(S)−
1,2−ジオキソ−1−〔N−(1−ヒドロキシシクロ
ヘキシルメチル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド140mg(収率18%)を得た。
【0457】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.26-1.44 (11H, m), 1.52-1.71 (9H, m), 1.8
4-1.97 (3H, m), 2.04-2.11 (3H, m), 3.30 (2H, d, J=
6Hz),3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.71 (4H, t, J=5Hz), 4.4
8 (1H, s), 5.06-5.11 (1H, m), 7.18 (1H, bs), 7.90
(1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 2931, 1664, 1631, 1529 Rf値: 0.65
【0458】実施例69 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔(4−エトキシカルボニル)ピペ
ラジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0459】
【化102】
【0460】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例8に準ずる方法で合成した1
−〔N−〔(4−エトキシカルボニル)ピペラジン−1
−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸98
2mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペ
ンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−
1−〔N−〔(4−エトキシカルボニル)ピペラジン−
1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
ド767mg(収率48%)を得た。
【0461】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-1.51 (12H, m), 1.55-1.73 (8H, m), 1.8
2-2.04 (5H, m), 2.05-2.14 (2H, m), 3.37-3.42 (4H,
m), 3.51-3.53 (4H, m), 4.13-4.19 (3H, m), 4.48 (1
H, s), 5.18 (1H, ddd, J=12Hz,7Hz, 5Hz), 6.81 (1H,
d, J=8Hz), 7.88 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3299, 2931, 1650, 1523 Rf値: 0.49
【0462】実施例70 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔(4−メチルスルホニル)ピペラ
ジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0463】
【化103】
【0464】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例8に準ずる方法で合成した1
−〔N−〔(4−メチルスルホニル)ピペラジン−1−
カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸667
mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペン
チルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1
−〔N−〔(4−メチルスルホニル)ピペラジン−1−
カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド7
91mg(収率73%)を得た。
【0465】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.50 (8H, m), 1.58-1.80 (9H,m), 1.83-
2.18 (7H, m), 3.10 (3H, s), 3.26 (4H, t, J=5Hz),
3.54 (4H, t, J=5Hz), 4.11-4.21 (1H, m), 4.54 (1H,
s), 5.19 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 5Hz), 6.80 (1H, d,
J=8Hz), 7.71 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3318, 2954, 2933, 1654, 152
9 Rf値: 0.62
【0466】実施例71 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔(4−イソブチリル)ピペラジン
−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド
【0467】
【化104】
【0468】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例8に準ずる方法で合成した1
−〔〔(4−イソブチリル)ピペラジン−1−カルボニ
ル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸416mgを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−N−
〔(4−イソブチリル)ピペラジン−1−カルボニル〕
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド349mg(収
率51%)を得た。
【0469】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.14 (6H, d, J=9Hz), 1.21-2.18 (24H, m),
2.78-2.82 (1H, m), 3.30-3.70 (8H, m), 4.10-4.20 (1
H, m),4.48 (1H, s), 5.18 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 5H
z), 6.79 (1H, d, J=8Hz), 7.81 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 3266, 2960, 2861, 173
3, 1666, 1614 Rf値: 0.54
【0470】実施例72 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(チアモルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0471】
【化105】
【0472】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例5に準ずる方法で合成した1
−〔N−(チアモルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボン酸348mgを用いて標記N−
〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミノ)−1,2
−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(チアモルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド333mg(収率53%)を得た。
【0473】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (24H, m), 2.60-2.70 (4H, m), 3.6
5-3.80 (4H, m), 4.05-4.10 (1H, m), 4.42 (1H, s),
5.18 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 5Hz), 6.79 (1H, d, J=8
Hz), 7.94 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2952, 2933, 2856, 172
7, 1648, 1623, 1517 Rf値: 0.41
【0474】実施例73 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔(4−エトキシカルボニル)ピペ
リジン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0475】
【化106】
【0476】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例8に準ずる方法で合成した1
−〔N−〔(4−エトキシカルボニル)ピペリジン−1
−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸97
9mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペ
ンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−
1−〔N−〔(4−エトキシカルボニル)ピペリジン−
1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
ド815mg(収率50%)を得た。
【0477】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.26 (3H, t, J=7Hz), 1.21-2.18 (28H, m),
2.50 (1H, tt, J=10Hz, 4Hz), 2.90-3.05 (2H, m), 3.8
0-3.95(2H, m), 4.05-4.12 (3H, m), 4.44 (1H, s), 5.
19 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 5Hz), 6.85 (1H, d, J=9H
z), 8.04 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3372, 2954, 2859, 1731, 165
6, 1544 Rf値: 0.38
【0478】実施例74 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(2−オキソ−2−フェニルエチ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0479】
【化107】
【0480】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに2−アミノアセトフェノン塩酸
塩257mg及びトリエチルアミン304mgを用いて
標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−(2
−オキソ−2−フェニルエチル)アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド364mg(収率4
7%)を得た。
【0481】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.26-1.43 (6H, m), 1.57-1.71 (5H,m), 1.85-
2.18 (5H, m), 3.36-3.42 (4H, m), 3.68-3.74 (4H,
m), 4.46(1H, s), 4.73 (1H, dd, J=16Hz, 5Hz), 4.84
(1H, dd, J=16Hz, 5Hz), 5.22-5.28 (1H, m), 7.52 (2
H, t, J=8Hz), 7.64 (1H, t, J=8Hz), 7.87 (1H, t, J=
5Hz), 7.97 (2H, d, J=8Hz), 7.98 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3288, 2929, 2857, 1677, 162
9 Rf値: 0.61
【0482】実施例75 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−〔(2−メチル−1,3−ベンゾジ
オキソラン−2−イル)メチル〕アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0483】
【化108】
【0484】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−(2−メチル−1,3−ジ
オキソラン−2−イル)メタンアミン248mgを用い
て標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−
〔(2−メチル−1,3−ベンゾジオキソラン−2−イ
ル)メチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド464mg(収率57%)を得た。
【0485】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87(3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.42 (6H, m), 1.56-1.68 (5H, m), 1.65
(3H, s), 1.61-1.94 (3H, m), 2.03-2.13 (2H, m), 3.
37 (4H, t, J=5Hz), 3.64 (1H, dd, J=12Hz, 6Hz), 3.7
1 (4H, t, J=5Hz), 3.78 (1H,dd, J=12Hz,6Hz), 4.41
(1H, s), 5.15-5.22 (1H, m), 6.73-6.82 (4H, m), 7.5
4 (1H, t, J=5Hz), 7.94 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3315, 2931, 2857, 1666, 163
9 Rf値: 0.50
【0486】実施例76 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−〔(2−フェニル−1,3−ジオキ
ソラン−2−イル)メチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド
【0487】
【化109】
【0488】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−(2−フェニル−1,3−
ジオキソラン−2−イル)メタンアミン269mgを用
いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−
〔(2−フェニル−1,3−ジオキソラン−2−イル)
メチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド553mg(収率66%)を得た。
【0489】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.21-1.42 (6H, m), 1.55-1.71 (5H,m), 1.83-
1.97 (3H, m), 2.04-2.15 (2H, m), 3.38 (4H, t, J=5H
z), 3.61 (1H, dd, J=14Hz, 6Hz), 3.70 (1H, dd, J=14
Hz, 6Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.79-3.89 (2H, m),
4.00-4.10 (2H, m), 4.44 (1H, s), 5.12-5.18 (1H,
m), 7.15 (1H, t, J=5Hz), 7.31-7.38 (3H, m), 7.45-
7.56 (2H, m), 7.93 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3313, 2954, 2931, 1689, 165
0 Rf値: 0.50
【0490】実施例77 N−〔(S)−1−〔N−
(2,2−ジメトキシエチル)アミノ〕−1,2−ジオ
キソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0491】
【化110】
【0492】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに2,2−ジメトキシエタンアミ
ン158mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−
(2,2−ジメトキシエチル)アミノ〕−1,2−ジオ
キソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド3
91mg(収率54%)を得た。
【0493】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.42 (6H, m), 1.57-1.69 (5H, m), 1.83
-2.15 (5H, m), 3.35-3.51 (2H, m), 3.39 (4H, t, J=5
Hz), 3.40 (6H, s), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.40 (1H,
t, J=6Hz), 4.44 (1H, s), 5.16-5.24 (1H, m), 7.03
(1H, t, J=5Hz), 7.94 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2931, 2857, 1675, 163
1 Rf値: 0.74
【0494】実施例78 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−〔(1,3−ジオキソラン−2−イ
ル)メチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド
【0495】
【化111】
【0496】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−(1,3−ジオキソラン−
2−イル)メタンアミン155mgを用いて標記N−
〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−〔(1,3−
ジオキソラン−2−イル)メチル〕アミノ〕−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド352mg(収率
49%)を得た。
【0497】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.44 (6H, m), 1.57-1.69 (5H, m), 1.82
-2.15 (5H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.52 (2H, dd,
J=6Hz,4Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.85-4.04 (4H,
m), 4.45 (1H, s), 5.00 (1H, t, J=4Hz), 5.13-5.20
(1H, m), 7.06 (1H, t, J=6Hz), 7.95 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2931, 2857, 1677, 164
8 Rf値: 0.77
【0498】実施例79 N−〔(S)−1−〔N−
〔(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)メ
チル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−
1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド
【0499】
【化112】
【0500】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−(2−メチル−1,3−ジ
オキソラン−2−イル)メタンアミン179mgを用い
て標記N−〔(S)−1−〔N−〔(2−メチル−1,
3−ジオキソラン−2−イル)メチル〕アミノ〕−1,
2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド447mg(収率60%)を得た。
【0501】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.42 (6H, m), 1.33 (3H, s), 1.50-1.71
(5H, m), 1.82-2.15 (5H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz),
3.39-3.49 (2H, m), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.93-4.02
(4H, m), 4.43 (1H, s), 5.15-5.22 (1H, m), 7.06 (1
H, t, J=5Hz), 7.96 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3428, 2929, 2857, 1660 Rf値: 0.72
【0502】実施例80 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔(S)−(1−フェニルエチル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0503】
【化113】
【0504】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(S)−1−フェニルエチルア
ミン164mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔(S)−(1−フェニルエチル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
601mg(収率80%)を得た。
【0505】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.24-1.45 (8H, m), 1.53 (3H, d, J=7Hz), 1.
58-1.70 (4H, m), 1.80-1.91 (2H, m), 2.02-2.14 (2H,
m), 3.22-3.38 (4H, m), 3.68-3.72 (4H, m), 4.47 (1
H, s), 5.03-5.07 (1H, m), 5.12 (1H, ddd, J=12Hz, 8
Hz, 5Hz), 7.10 (1H, d, J=8Hz), 7.27-7.35 (5H, m),
7.95 (1H, d, J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3376, 2931, 1654, 1546, 151
1 Rf値: 0.54
【0506】実施例81 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔(R)−(1−フェニルエチル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0507】
【化114】
【0508】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(R)−1−フェニルエチルア
ミン164mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔(R)−(1−フェニルエチル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
587mg(収率78%)を得た。
【0509】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86 (3H, t,
J=7Hz), 1.13-1.45 (8H, m), 1.53 (3H, d, J=7Hz), 1.
55 (4H, m), 1.80-2.00 (2H, m), 2.02-2.18 (2H, m),
3.35-3.38 (4H, m), 3.68-3.72 (4H, m), 4.47 (1H,
s), 5.04-5.08 (1H, m), 5.12 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz,
5Hz), 7.11 (1H, d, J=8Hz), 7.25-7.37 (5H, m), 7.9
3(1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3367, 3307, 1650, 1550, 151
1 Rf値: 0.54
【0510】実施例82 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−3−ペンチルアミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0511】
【化115】
【0512】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3−ペンチルアミン131mg
を用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−
〔N−3−ペンチルアミノ〕−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド330mg(収率46%)を得
た。
【0513】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86-0.91 (9
H, m), 1.20-1.57 (13H, m), 1.64-1.74 (2H, m), 1.80
-2.02 (3H, m), 2.16-2.17 (2H, m), 3.34 (4H, t, J=5
Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.45 (1H, m), 5.19-5.24
(1H, m), 6.59 (1H, d, J=9Hz),7.93 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3316, 1654, 1513 Rf値: 0.51
【0514】実施例83 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(2−メチルフェニル)アミノ〕−
3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボ
ニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0515】
【化116】
【0516】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに2−メチルアニリン161mg
を用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−
〔N−(2−メチルフェニル)アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド445mg(収率5
9%)を得た。
【0517】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3H, t,
J=7Hz), 1.30-1.42 (6H, m ), 1.62-1.76 (6H, m), 1.8
7-2.17 (5H, m), 2.32 (3H, s), 3.37 (4H, t, J=5Hz),
3.69(4H, t, J=5Hz), 5.24-5.29 (1H, m), 7.10 (1H,
dt, J=7Hz, 1Hz), 7.20 (1H,d, J=7Hz), 7.23 (1H, d,
J=8Hz), 8.07 (2H, d, J=8Hz), 8.64 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3386, 2929, 1685, 1643, 152
7, 1457, 1255 Rf値: 0.52
【0518】実施例84 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔(4−アセチル)ペルヒドロ−4
−アザアゼピン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド
【0519】
【化117】
【0520】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例8に準ずる方法で合成した1
−〔N−〔(4−アセチル)ペルヒドロ−4−アザアゼ
ピン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボ
ン酸622mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔(4−アセチル)ペルヒドロ−4
−アザアゼピン−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド502mg(収率47%)を得た。
【0521】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (29H, m), 3.40-3.80 (8H, m), 4.1
0-4.20 (1H, m), 4.44 (1H, s), 5.18-5.23 (1H, m),
6.85 (1/2H, d, J=8Hz), 6.88 (1/2H, d, J=8Hz), 7.86
(1/2H, d, J=7Hz), 7.95 (1/2H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3397, 3363, 2954, 2935, 166
4, 1629, 1527 Rf値: 0.62
【0522】実施例85 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔(4−メトキシ)ピペリジン−1
−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0523】
【化118】
【0524】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例8に準ずる方法で合成した1
−〔N−〔(4−メトキシ)ピペリジン−1−カルボニ
ル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸568mgを用
いて標記N−〔(S)−1−(N−シクロペンチルアミ
ノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
〔(4−メトキシ)ピペリジン−1−カルボニル〕アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド512mg(収率5
1%)を得た。
【0525】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.18 (28H, m), 3.10-3.25 (2H, m), 3.3
6 (3H, s), 3.34-3.42 (1H, m), 3.60-3.70 (2H, m),
4.10-4.20 (1H, m), 4.45 (1H, s), 5.18 (1H, ddd, J=
11Hz, 7Hz, 4Hz), 6.80 (1H, d,J=7Hz), 8.10 (1H, d,
J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3330, 2935, 1658, 1625, 151
7 Rf値: 0.47
【0526】実施例86 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔N,N−ビス(2−メトキシエチ
ル)アミノ−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサン
カルボキサミド
【0527】
【化119】
【0528】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例5に準ずる方法で合成した1
−〔N−〔N,N−ビス(2−メトキシエチル)アミノ
−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサンカルボン酸
604mgを用いて標記N−〔(S)−1−(N−シク
ロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−〔N,N−ビス(2−メトキシエチ
ル)アミノ−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサン
カルボキサミド456mg(収率43%)を得た。
【0529】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.10 (24H, m), 3.63 (3H, s), 3.69 (3
H, s), 3.50-3.60 (8H, m), 4.10-4.20 (1H, m), 5.19
(1H, ddd, J=11Hz, 7Hz, 4Hz), 6.23 (1H, s), 6.80 (1
H, d, J=8Hz), 7.97 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3361, 3257, 2952, 2859, 172
4, 1646, 1517 Rf値: 0.36
【0530】実施例87 N−〔(S)−1−(N−
シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−〔〔N−(2−メトキシエチル)−
N−メチル〕アミノ−1−カルボニル〕アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド
【0531】
【化120】
【0532】実施例2に準ずる方法で、1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボン酸の代わりに参考例5に準ずる方法で合成した1
−〔N−〔〔N−(2−メトキシエチル)−N−メチ
ル〕アミノ−1−カルボニル〕アミノ〕シクロヘキサン
カルボン酸516mgを用いて標記N−〔(S)−1−
(N−シクロペンチルアミノ)−1,2−ジオキソ−3
−ヘプチル〕−1−〔N−〔〔N−(2−メトキシエチ
ル)−N−メチル〕アミノ−1−カルボニル〕アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド496mg(収率52
%)を得た。
【0533】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (24H, m), 2.93 (3H, s), 3.40 (3
H, s), 3.45 (2H, t, J=4Hz), 3.56 (2H, t, J=4Hz),
4.10-4.20 (1H, m), 5.17 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 4H
z), 5.72 (3H, br-s), 6.82 (1H,d, J=8Hz), 8.03 (1H,
d, J=7H) IR (ν, KBr, cm-1): 3347, 3257, 2952, 2857, 172
5, 1646, 1523 Rf値: 0.43
【0534】実施例88 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−〔(S)−1−オキソ−1−メトキ
シ−3−メチル−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0535】
【化121】
【0536】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−バリンメチルエステル塩酸
塩251mg及びトリエチルアミン304mgを用いて
標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−
〔(S)−1−オキソ−1−メトキシ−3−メチル−2
−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド325mg(収率43%)を得た。
【0537】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.92 (3H, d, J=7Hz), 0.94(3H, d, J=7Hz),
1.23-1.43 (6H, m), 1.56-1.69 (5H, m), 1.84-2.27 (6
H, m),3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.
76 (3H, s), 4.43 (1H, s), 4.49 (1H, dd, J=9Hz, 5H
z), 5.18-5.24 (1H, m), 7.33 (1H, d, J=9Hz), 8.00
(1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2958, 2933, 1685, 164
8 Rf値: 0.57
【0538】実施例89 N−〔(S)−1−〔N−
〔(3,4−ジヒドロ−2H−ピラン−6−イル)メチ
ル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド
【0539】
【化122】
【0540】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−(3,4−ジヒドロ−2H
−ピラン−6−イル)メタンアミン170mgを用いて
標記N−〔(S)−1−〔N−〔(3,4−ジヒドロ−
2H−ピラン−6−イル)メチル〕アミノ〕−1,2−
ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−
4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
ド256mg(収率29%)を得た。
【0541】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.44 (6H, m), 1.54-1.70 (5H, m), 1.75
-2.15 (9H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J
=5Hz),3.80 (2H, d, J=5Hz), 4.00 (2H, t, J=5Hz), 4.
43 (1H, s), 4.72 (1H, t, J=4Hz), 5.14-5.21 (1H,
m), 7.05 (1H, t, J=5Hz), 7.94 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3318, 2931, 2856, 1668 Rf値: 0.58
【0542】実施例90 N−〔(S)−1−〔N−
〔(2−シクロヘキシル−2−オキソ)エチル〕アミ
ノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド
【0543】
【化123】
【0544】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに2−アミノ−1−シクロヘキシ
ルエタノール215mgを用いて標記N−〔(S)−1
−〔N−〔(2−シクロヘキシル−2−オキソ)エチ
ル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド470mg(収率60%)を
得た。
【0545】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.08-1.45 (12H, m), 1.54-1.71 (5H, m), 1.7
4-1.98 (7H, m), 2.02-2.17 (2H, m), 2.37-2.46 (1H,
m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.16
(1H, dd, J=20Hz, 5Hz), 4.24(1H, dd, J=20Hz, 5Hz),
4.27 (1H, s), 5.18-5.25 (1H, m), 7.57 (1H, t, J=5
Hz), 7.96 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2931, 2856, 1685, 164
8 Rf値: 0.49
【0546】実施例91 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(1−メトキシシクロヘキシルメチ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0547】
【化124】
【0548】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−メトキシシクロヘキシルメ
チルアミン340mgを用いて標記N−〔(S)−1,
2−ジオキソ−1−〔N−(1−メトキシシクロヘキシ
ルメチル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド310mg(収率39%)を得た。
【0549】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.24-1.34 (16H, m), 1.48-1.55 (3H, m), 1.6
4-1.67 (5H, m), 1.89-1.97 (2H, m), 2.04-2.13 (2H,
m), 3.17 (3H, s), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H,
t, J=5Hz), 4.42 (1H, s), 5.22-5.27 (1H, m), 7.03
(1H, bs), 7.91 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3413, 2933, 1675, 1629, 152
3 Rf値: 0.68
【0550】実施例92 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−〔(RS)−2−オキソシクロヘキ
シル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0551】
【化125】
【0552】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにtrans−2−アミノシクロ
ヘキサノール173mgを用いて標記N−〔(S)−
1,2−ジオキソ−1−〔N−〔(RS)−2−オキソ
シクロヘキシル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド508mg(収率69%)を得た。
【0553】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.47 (8H, m), 1.55-2.00 (10H, m), 2.0
3-2.20 (3H, m), 2.35-2.70 (3H, m), 3.39 (4H, t, J=
5Hz),3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.36-4.47 (1H, m), 4.46
(1H, s), 5.20-5.29 (1H, m),7.69 (1/2H, d, J=7Hz),
7.76 (1/2H, d, J=6Hz), 7.89 (1/2H, d, J=7Hz), 7.93
(1/2H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2931, 2859, 1675, 164
3 Rf値: 0.68
【0554】実施例93 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔〔(R,S)−4−メチル−1−オ
キソ−1−〔N−(フェニルメチル)アミノ〕−2−ペ
ンチル〕アミノ〕−3−ペンチル〕−1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0555】
【化126】
【0556】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにDL−N−ベンジルロイシンア
ミド330mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔〔(R,S)−4−メチル−1−オ
キソ−1−〔N−(フェニルメチル)アミノ〕−2−ペ
ンチル〕アミノ〕−3−ペンチル〕−1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド503mg(収率56%)を得た。
【0557】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.92 (3/2H, d, J=6Jz), 0.94 (3/2H, d, J=6H
z), 1.21-1.42 (8H, m), 1.53-1.97 (9H, m), 1.98-2.1
6 (2H,m), 3.36 (4H, t, J=5Hz), 3.69 (4H, t, J=5H
z), 4.20-4.51 (1H, m), 4.42 (2H, d, J=6Hz), 4.61
(1/2H, s), 4.66 (1/2H, s), 5.00-5.03 (1H, m), 5.92
-6.10 (1H, m), 7.10 (1/2H, dd, J=6Hz, 6Hz), 7.12
(1/2H, dd, J=6Hz, 6Hz), 7.87 (1/2H, d, J=6Hz), 8.0
7 (1/2H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3315, 2956, 2933, 1654, 152
7 Rf値: 0.53
【0558】実施例94 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔(RS)−フェニルスルホニル−5
−メチルチオ−1−ペンテン−3−イル〕アミノ−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0559】
【化127】
【0560】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(2RS)−1−フェニルスル
ホニル−3−アミノ−5−メチルチオ−3−ペンテン4
07mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ
−1−N−〔(RS)−フェニルスルホニル−5−メチ
ルチオ−1−ペンテン−3−イル〕アミノ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド478mg(収率4
9%)を得た。
【0561】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3/2H,
t, J=7Hz), 0.90 (3/2H, t, J=7Hz), 1.22-1.51 (9H,
m), 1.52-1.78 (6H, m), 1.80-2.28 (3H, m), 2.05 (3/
2H, s),2.09 (3/2H, s), 2.43-2.60 (2H, m), 3.41 (4
H, t, J=5Hz), 3.71 (4H, t, J=5Hz), 4.62-4.69 (1H,
m), 4.73-4.85 (1H, m), 4.78 (1H, s), 6.48 (1/2H,
d,J=15Hz), 6.59 (1/2H, d, J=15Hz), 6.89-6.98 (2H,
m), 7.52-7.70 (3H, m), 7.59 (1/2H, d, J=8Hz), 7.85
(1/2H, d, J=8Hz), 7.86 (1H, d, J=8Hz), 8.38 (1/2
H, d, J=6Hz), 8.54 (1/2H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3384, 2954, 2927, 1671, 163
4, 1523 Rf値: 0.57
【0562】実施例95 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−N−〔〔(RS)−4−メチル−1−オキ
ソ−1−(フェニルメチル)オキシ−2−ペンチル〕ア
ミノ〕−3−ペンチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0563】
【化128】
【0564】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにDL−ロイシンベンジルエステ
ル332mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオ
キソ−1−N−〔〔(RS)−4−メチル−1−オキソ
−1−(フェニルメチル)オキシ−2−ペンチル〕アミ
ノ〕−3−ペンチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド5
50mg(収率61%)を得た
【0565】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.91 (3H, d, J=6Hz), 0.92(3H, d, J=6Hz),
1.21-1.42 (8H, m), 1.52-1.72 (6H, m), 1.83-2.00 (3
H, m),2.02-2.18 (2H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.71
(4H, t, J=5Hz), 4.43 (1H,s), 4.60-4.68 (1H, m),
5.14-5.22 (1H m), 5.17 (2H, s), 7.21 (1/2H, d, J=9
Hz), 7.23 (1/2H, d, J=9Hz), 7.31-7.40 (5H, m), 7.9
6 (1/2H, d, J=6Hz), 7.97 (1/2H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3357, 2958, 1675, 1631, 152
3 Rf値: 0.34
【0566】実施例96 N−〔(S)−1−〔N−
〔(2−メチル−1,3−ジオキサン−2−イル)メチ
ル〕アミノ−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド
【0567】
【化129】
【0568】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−(2−メチル−1,3−ジ
オキサン−2−イル)メタンアミン197mgを用いて
標記N−〔(S)−1−〔N−〔(2−メチル−1,3
−ジオキサン−2−イル)メチル〕アミノ−1,2−ジ
オキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
450mg(収率59%)を得た。
【0569】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.41 (6H, m), 1.43-1.70 (6H, m), 1.83
-2.16 (6H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.44 (2H, d, J
=5Hz),3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.83-3.99 (4H, m), 4.44
(1H, s), 5.20-5.25 (1H, m), 7.15 (1H, t, J=6Hz),
7.94 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3351, 2933, 2861, 1677 Rf値: 0.74
【0570】実施例97 N−〔(S)−1−〔N−
〔〔2−(1,1−ジメチルエチル)−1,3−ジオキ
ソラン−2−イル〕メチル〕アミノ〕−1,2−ジオキ
ソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0571】
【化130】
【0572】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−〔2−(1,1−ジメチル
エチル)−1,3−ジオキソラン−2−イル〕メタンア
ミン239mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−
〔〔2−(1,1−ジメチルエチル)−1,3−ジオキ
ソラン−2−イル〕メチル〕アミノ〕−1,2−ジオキ
ソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド60
3mg(収率75%)を得た。
【0573】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 0.98 (9H, s), 1.23-1.42 (6H, m), 1.56-1.70
(5H, m), 1.83-2.17 (5H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz),
3,53 (1H, dd, J=14Hz, 6Hz), 3.61 (1H, dd, J=14Hz,
6Hz), 3.71 (4H, t, J=5Hz), 3.94-4.04 (4H, m), 4.43
(1H, s), 5.12-5.19 (1H, m), 7.00 (1H, t, J=5Hz),
7.97 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3311, 2952, 2933, 1660 Rf値: 0.45
【0574】実施例98 N−〔(S)−1−〔N−
〔(2,5,5−トリメチル−1,3−ジオキサン−2
−イル)メチル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0575】
【化131】
【0576】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−(2,5,5−トリメチル
−1,3−ジオキサン−2−イル)メタンアミン251
mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−〔(2,
5,5−トリメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)
メチル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド546mg(収率68
%)を得た。
【0577】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.82 (3H, s),
0.88 (3H, t, J=7Hz), 1.23-1.43 (6H, m), 1.38 (3H,
s), 1.57-1.70 (5H, m), 1.83-2.16 (5H, m), 3.36-3.
51 (4H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.61 (2H, d, J=11
Hz), 3.72 (4H, t, J=7Hz), 4.45 (1H, s), 5.21-5.27
(1H, m), 7.21 (1H, t, J=5Hz), 7.91 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3347, 2954, 2857, 1677 Rf値: 0.51
【0578】実施例99 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(4−フェノキシフェニル)アミ
ノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0579】
【化132】
【0580】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに4−フェノキシアニリン277
mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1
−〔N−(4−フェノキシフェニル)アミノ〕−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド170mg(収
率19%)を得た。
【0581】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (16H, m), 3.35-3.42 (4H, m), 3.6
0-3.80 (4H, m), 4.43 (1H, s), 5.25 (1H, ddd, J=12H
z, 7Hz, 5Hz), 6.95-7.05 (4H, m), 7.06-7.15 (1H,
m), 7.30-7.40 (2H, m), 7.55-7.65 (2H, m), 8.07 (1
H, d, J=7Hz), 8.64 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3318, 3264, 2929, 2856, 166
6, 1637, 1508 Rf値: 0.31
【0582】実施例100 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(1−ベンゾイル−4−ピペリジ
ノ)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0583】
【化133】
【0584】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに4−アミノ−1−ベンゾイルピ
ペラジン306mgを用いて標記N−〔(S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−(1−ベンゾイル−4−ピペリ
ジノ)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド356mg(収率40%)を得た。
【0585】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (20H, m), 2.90-3.30 (2H, m), 3.3
0-3.42 (4H, m), 3.60-3.90 (5H, m), 3.95-4.05 (1H,
m), 4.44 (1H, s), 4.50-4.80 (1H, m), 5.18 (1H, dd
d, J=12Hz, 7Hz, 5Hz), 6.85 (1H, d, J=8Hz), 7.30-7.
42 (5H, m), 7.96 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3355, 2929, 2857, 1670, 161
9, 1527 Rf値: 0.66
【0586】実施例101 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(4−オキソ−1−シクロヘキシ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0587】
【化134】
【0588】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに4−アミノシクロヘキサノール
230mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキ
ソ−1−〔N−(4−オキソ−1−シクロヘキシル)ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
101mg(収率13%)を得た。
【0589】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.85-1.00 (3
H, m), 1.30-1.42 (7H, m), 1.60-2.00(10H, m), 2.00-
2.30 (3H, m), 2.40-2.55 (4H, m), 3.30-3.45 (4H,
m), 3.65-3.80 (4H, m), 4.10-4.20 (1H, m), 4.47 (1
H, s), 5.18 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 5Hz), 6.92 (1H,
d, J=8Hz), 7.99 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2934, 2857, 1718, 166
2, 1629, 1529Rf値: 0.75
【0590】実施例102 N−〔(S)−1−〔N
−(3,3−ジメチル−2−オキソ−ブチル)アミノ〕
−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モ
ルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカ
ルボキサミド
【0591】
【化135】
【0592】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−アミノ−3,3−ジメチル
−2−ブタノール176mgを用いて標記N−〔(S)
−1−〔N−(3,3−ジメチル−2−オキソ−ブチ
ル)アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド422mg(収率57%)を
得た。
【0593】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.21 (9H,s), 1.22-1.43 (6H, m), 1.55-1.69
(5H, m), 1.82-2.15 (5H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz),
3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.26 (1H, dd, J=16Hz, 5Hz),
4.35 (1H, dd, J=16Hz, 5Hz), 4.45 (1H, s), 5.21-5.2
7 (1H, m), 7.62 (1H, t, J=5Hz), 7.95 (1H, d, J=6H
z) IR (ν, KBr, cm-1): 3374, 2933, 2857, 1683, 164
3 Rf値: 0.60
【0594】実施例103 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔2−(フェニルスルホニル)エ
チル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0595】
【化136】
【0596】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに2−(フェニルスルホニル)エ
タンアミン278mgを用いて標記N−〔(S)−1,
2−ジオキソ−1−〔N−〔2−(フェニルスルホニ
ル)エチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド256mg(収率30%)を得た。
【0597】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.21-1.43 (7H, m), 1.53-1.69 (4H, m), 1.83
-2.16 (5H, m), 3.29-3.41 (6H, m), 3.69-3.77 (6H,
m), 4.44 (1H, s), 5 .11-5.17 (1H, m), 7.45 (1H, t,
J=5Hz), 7.60 (2H, t, J=8Hz),7.69 (1H, t, J=8Hz),
7.89-7.97 (3H, m) IR (ν, KBr, cm-1): 3394, 2929, 2857, 1675, 164
3 Rf値: 0.68
【0598】実施例104 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(2−オキソ−3−フェニルプロ
ピル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0599】
【化137】
【0600】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(2RS)−2−ヒドロキシ−
3−フェニルプロピルアミン454mgを用いて標記N
−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−(2−オキ
ソ−3−フェニルプロピル)アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド200mg(収率25
%)を得た。
【0601】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.24-1.38 (7H, m), 1.60-1.64 (4H, m), 1.83
-1.93 (3H, m), 2.05-2.12 (2H, m), 3.36 (4H, t, J=5
Hz), 3.69 (4H, t, J=5Hz), 3.76 (2H, s), 4.17 (2H,
ddd, J=5Hz, 20Hz, 25Hz), 4.43 (1H, s), 5.12-5.18
(1H, m), 7.21-7.32 (5H, m), 7.49 (1H, t, J=5Hz),
7.79 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3318, 2931, 1685, 1644, 152
9 Rf値: 0.63
【0602】実施例105 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(2−オキソ−4−フェニルブチ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0603】
【化138】
【0604】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(2RS)−2−ヒドロキシ−
4−フェニルブチルアミン496mgを用いて標記N−
〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−(2−オキソ
−4−フェニルブチル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド235mg(収率29%)を
得た。
【0605】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 ( 3H, t,
J=7Hz), 1.29-1.45 (8H, m), 1.60-1.65 (3H, m), 1.8
6-1.94 (3H, m), 2.03-2.13 (2H, m), 2.80 (2H, t, J=
7Hz),2.95 (2H, t, J=7Hz), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.7
1 (4H, t, J=5Hz), 4.07 (2H,ddd, J=5Hz, 20Hz, 35H
z), 4.43 (1H, s), 5.16-5.21 (1H, m), 7.16-7.29 (5
H, m), 7.52 (1H, t, J=5Hz), 7.97 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3382, 2927, 1675, 1527 Rf値: 0.59
【0606】実施例106 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(2−メチル−2−フェノキシプ
ロピル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モル
ホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカル
ボキサミド
【0607】
【化139】
【0608】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに2−メチル2−フェノキシプロ
ピルアミン600mgを用いて標記N−〔(S)−1,
2−ジオキソ−1−〔N−(2−メチル−2−フェノキ
シプロピル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド241mg(収率22%)を得た。
【0609】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86 (3H, t,
J=7Hz), 1.26 (6H, d, J=2Hz), 1.30-1.43 (7H, m), 1.
64-1.72 (4H, m), 1.86-2.01 (3H, m), 2.09-2.11 (2H,
m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.49 (2H, dd, J=2Hz, 6H
z), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.44(1H, s), 5.23-5.28 (1
H, m), 6.94-6.96 (2H, m), 7.09-7.12 (1H, s), 7.27-
7.30 (2H, m), 7.41 (1H, t, J=6Hz), 7.97 (1H, d, J=
7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3330, 2931, 1689, 1648, 152
7 Rf値: 0.44
【0610】実施例107 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(R)−2−オキソシクロヘキ
シル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0611】
【化140】
【0612】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(1R,2R)−2−アミノシ
クロヘキサノール173mgを用いて標記N−〔(S)
−1,2−ジオキソ−1−〔N−〔(R)−2−オキソ
シクロヘキシル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド280mg(収率38%)を得た。
【0613】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.47 (8H,m), 1.55-1.99 (10H, m), 2.03
-2.20 (3H, m), 2.35-2.69 (3H, m), 3.39 (4H, t, J=5
Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.40-4.46 (1H, m), 4.46
(1H, s), 5.22-5.29 (1H, m),7.69 (1H, d, J=7Hz), 7.
89 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3392, 2931, 2859, 1675, 162
9 Rf値: 0.68
【0614】実施例108 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−2−オキソシクロヘキ
シル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0615】
【化141】
【0616】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(1S,2S)−2−アミノシ
クロヘキサノール173mgを用いて標記N−〔(S)
−1,2−ジオキソ−1−〔N−〔(S)−2−オキソ
シクロヘキシル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド236mg(収率32%)を得た。
【0617】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.46 (8H, m), 1.56-2.00 (10H, m), 2.0
3-2.20 (3H, m), 2.36-2.70 (3H, m), 3.39 (4H, t, J=
5Hz),3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.36-4.47 (1H, m), 4.46
(1H, s), 5.20-5.25 (1H, m),7.76 (1H, d, J=6Hz), 7.
93 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3380, 2931, 2859, 1675, 162
9 Rf値: 0.66
【0618】実施例109 N−〔(3S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−〔(1RS)−2−オキソ−1
−シクロヘキシル〕アミノ〕−5−メチル−3−ヘキシ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0619】
【化142】
【0620】参考例20に準ずる方法で、シクロペンチ
ルアミンの代わりに(1R2R,1S2S)−2−アミ
ノシクロヘキサノール3.7gを用いて(2RS,3
S)−N−〔(1R2R,1S2S)−2−ヒドロキシ
シクロヘキシル〕−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−
メチルヘキサミド910mg(収率7%)を得た。次い
で実施例1に準ずる方法で、(3S)−N−(2−メチ
ル−2−プロピル)−3−アミノ−2−ヒドロキシヘプ
タンアミドの代わりに上記(2RS,3S)−N−
〔(1R2R,1S2S)−2−ヒドロキシシクロヘキ
シル〕−3−アミノ−2−ヒドロキシ−5−メチルヘキ
サミド910mgを用い標記N−〔(3S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(1RS)−2−オキソ−1−
シクロヘキシル〕アミノ〕−5−メチル−3−ヘキシ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド395mg(収率2
2%)を得た。
【0621】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.93 (3H, t,
J=8Hz), 0.98 (3H, t, J=8Hz), 1.20-2.20 (19H, m),
2.30-2.45 (1H, m), 2.50-2.70 (1H, m), 3.38 (4H, t,
J=5Hz), 3.71 (4H, t, J=5Hz), 4.19-4.30 (2H, m),
5.20-5.35 (1H, m), 7.69 (1/2H,d, J=6Hz), 7.76 (1/2
H, d, J=6Hz), 7.90 (1/2H, d, J=7Hz), 7.94 (1/2H,
d,J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3378, 2937, 2861, 1725, 167
5, 1648, 1523 Rf値: 0.68
【0622】実施例110 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−3−メチル−1−オキ
ソ−1−(フェニルメトキシ)−2−ブチル〕アミノ〕
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0623】
【化143】
【0624】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−バリンベンジルエステル2
23mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ
−1−〔N−〔(S)−3−メチル−1−オキソ−1−
(フェニルメトキシ)−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド217mg(収
率34%)を得た。
【0625】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.88 (6H, dd, J=14Hz, 7Hz), 1.30-1.41 (8H,
m), 1.52-1.67 (4H, m), 1.82-2.00 (3H, m), 2.04-2.
13 (2H, m), 2.14-2.26 (1H, m), 3.38 (4H, t, J=5H
z), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.43(1H, s), 4.52 (1H, d
d, J=9Hz, 5Hz), 5.14-5.24 (3H, m), 7.32-7.39 (6H,
m), 7.98 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2960, 2931, 1741, 167
5, 1629, 1523 Rf値: 0.39
【0626】実施例111 N−〔(S)−1−〔N
−〔(R)−1−オキソ−1−メトキシ−3−メチル−
2−ブチル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0627】
【化144】
【0628】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにD−バリンメチルエステル26
2mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−〔(R)
−1−オキソ−1−メトキシ−3−メチル−2−ブチ
ル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド472mg(収率46%)を
得た。
【0629】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 0.90-0.96 (6H, m), 1.21-1.39 (7H, m), 1.57
-1.65 (5H, m), 1.89-1.97 (2H, m), 2.11-2.16 (2H,
m), 2.17-2.24 (1H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72
( 4H, t, J=5Hz), 3.76 (3H, s),4.44 (1H, s), 4.49
(1H, dd, J=9Hz, 5Hz), 5.18-5.23 (1H, m), 7.31 (1H,
d, J=10Hz), 7.96 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3355, 2960, 2933, 1745, 167
7, 1643, 1517, 1257 Rf値: 0.60
【0630】実施例112 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(R)−2−オキソ−2−メト
キシ−1−フェニルエチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド
【0631】
【化145】
【0632】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにD−フェニルグリシンメチルエ
ステル323mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(R)−2−オキソ−2−メト
キシ−1−フェニルエチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド490mg(収率45
%)を得た。
【0633】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=8Hz), 1.30-1.38 (7H, m), 1.61-1.66 (3H, m), 1.81
-2.09 (6H, m), 3.36 (4H, t, J=5Hz), 3.70 (4H, t, J
=5Hz),3.74 (3H, s), 4.40 (1H, s), 5.08-5.15 (1H,
m), 5.50 (1H, d, J=8Hz), 7.34-7.36 (5H, m), 7.76
(1H, d, J=7Hz), 7.97(1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3430, 3293, 2954, 2931, 173
5, 1666, 1525 Rf値: 0.60
【0634】実施例113 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(R)−2−オキソシクロペン
チル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0635】
【化146】
【0636】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(1R,2R)−2−アミノシ
クロペンタノール152mgを用いて標記N−〔(S)
−1,2−ジオキソ−1−〔N−〔(R)−2−オキソ
シクロペンチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド266mg(収率37%)を得た。
【0637】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.45 (7H, m), 1.58-1.72 (5H,m), 1.82-
1.99 (4H, m), 2.03-2.31 (4H, m), 2.39-2.49 (1H,
m), 2.60-2.68 (1H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz), 3.71
(4H, t, J=5Hz), 4.12-4.21 (1H,m), 4.50 (1H, s), 5.
12-5.17 (1H, m), 7.14 (1H, d, J=7Hz), 8.02 (1H, d,
J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2929, 2857, 1675, 164
8 Rf値: 0.71
【0638】実施例114 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−2−オキソシクロペン
チル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0639】
【化147】
【0640】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(1S,2S)−2−アミノシ
クロペンタノール152mgを用いて標記N−〔(S)
−1,2−ジオキソ−1−〔N−〔(S)−2−オキソ
シクロペンチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド230mg(収率32%)を得た。
【0641】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.46 (7H, m), 1.54-1.99 (9H,m), 2.03-
2.33 (4H, m), 2.40-2.49 (1H, m), 2.57-2.64 (1H,
m), 3.89(4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 4.01-
4.09 (1H, m), 4.51 (1H, s), 5.08-5.15 (1H, m), 7.1
8 (1H, d, J=7Hz), 8.05 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3316, 2931, 2857, 1677, 164
8 Rf値: 0.70
【0642】実施例115 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−3−メチル−1−オキ
ソ−1−〔N−(フェニルメチル)アミノ〕−2−ブチ
ル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド
【0643】
【化148】
【0644】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−N−ベンジルバリンアミド
128mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキ
ソ−1−〔N−〔(S)−3−メチル−1−オキソ−1
−〔N−(フェニルメチル)アミノ〕−2−ブチル〕ア
ミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4
−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
161mg(収率45%)を得た。
【0645】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 0.94 (6H, dd, J=19Hz, 7Hz), 1.24-1.33 (7H,
m), 1.60-1.80 (5H, m), 1.81-2.11 (4H, m), 2.42 (1
H, dt,J=19Hz, 7Hz), 3.36 (4H, t, J=5Hz), 3.71 (4H,
t, J=5Hz), 4.27 (1H, dd, J=9Hz, 5Hz), 4.38 (1H,
s), 4.43 (2H, d, J=6Hz), 5.06-5.11 (1H, m), 6.73
(1H, t, J=6Hz), 7.22-7.35 (6H, m), 8.06 (1H, d, J=
6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3399, 1648, 1529 Rf値: 0.57
【0646】実施例116 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−3−メチル−1−オキ
ソ−1−〔N−(1,1−ジメチルエチル)アミノ〕−
2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド
【0647】
【化149】
【0648】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−N−tert−ブチルバリ
ンアミド143mgを用いて標記N−〔(S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−〔(S)−3−メチル−1−オ
キソ−1−〔N−(1,1−ジメチルエチル)アミノ〕
−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド154mg(収率34%)を得た。
【0649】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.92 (6H, dd, J=12Hz, 7Hz), 1.24-1.34 (7H,
m), 1.35 (9H, s), 1.58-1.70 (3H, m), 1.87-2.00 (3
H, m),2.04-2.22 (3H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72
(4H, t, J=5Hz), 4.02 (1H,dd, J=9Hz, 6Hz), 4.43 (1
H, s), 5.20-5.26 (1H, m), 5.61 (1H, s), 7.35 (1H,
d, J=9Hz), 7.94 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3322, 2962, 2933, 1677, 164
3, 1531, 1255 Rf値: 0.55
【0650】実施例117 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔4−(エトキシカルボニルメチ
レン)シクロヘキサン−1−イル〕アミノ〕−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0651】
【化150】
【0652】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに4−(エトキシカルボニルメチ
レン)シクロヘキシルアミン361mgを用いて標記N
−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−〔4−(エ
トキシカルボニルメチレン)シクロヘキサン−1−イ
ル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド250mg(収率22%)を得た。
【0653】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.27 (3H, t, J=7Hz), 1.20-2.40(21H, m), 3.
38 (4H, t, J=5Hz), 3.71 (4H, t, J=5Hz), 3.90-4.10
(1H, m), 4.15 (2H, qd, J=12Hz, 7Hz), 4.43 (1H, s),
5.19 (1H, ddd, J=13Hz, 9Hz,4Hz), 5.66 (1H, s), 6.
78 (1H, d, J=8Hz), 7.95 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3328, 2935, 2856, 1712, 168
1, 1646, 1527 Rf値: 0.51
【0654】実施例118 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(1,4−ジオキサスピロ〔4,
5〕デカン−8−イル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド
【0655】
【化151】
【0656】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに8−アミノ−1,4−ジオキサ
スピロ〔4,5〕デカン314mgを用いて標記N−
〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−(1,4−ジ
オキサスピロ〔4,5〕デカン−8−イル)アミノ〕−
3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボ
ニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド360m
g(収率33%)を得た。
【0657】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (24H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz),
3.71 (4H, t, J=5Hz), 3.94 (4H, s), 4.45 (1H, s),
5.20 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 4Hz), 6.78 (1H, d, J=8
Hz), 7.92 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3345, 2937, 2857, 1729, 168
5, 1648, 1525 Rf値: 0.68
【0658】実施例119 N−〔(S)−1−〔N
−〔(S)−ヘキサヒドロ−2−アゼピン−3−イル〕
アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド
【0659】
【化152】
【0660】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(S)−3−アミノヘキサヒド
ロ−2−アゼピノン192mgを用いて標記N−
〔(S)−1−〔N−〔(S)−ヘキサヒドロ−2−ア
ゼピン−3−イル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド88mg
(収率12%)を得た。
【0661】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.22-1.73 (13H, m), 1.75-2.18 (9H, m), 3.2
0-3.31 (2H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t,
J=5Hz), 4.43-4.50 (1H, m), 4.48 (1H, s), 5.24-5.31
(1H, m), 6.02 (1H, t, J=5Hz), 7.86 (1H, d, J=7H
z), 8.16 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3355, 2931, 2857, 1658 Rf値: 0.76
【0662】実施例120 N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−〔(2S,3S)−1−オキソ−1
−メトキシ−3−メチル−2−ヘキシル〕アミノ〕−3
−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0663】
【化153】
【0664】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−イソロイシンメチルエステ
ル塩酸塩363mgとトリエチルアミン403mgを用
いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−
〔(2S,3S)−1−オキソ−1−メトキシ−3−メ
チル−2−ヘキシル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド377mg(収率36%)を得
た。
【0665】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.91 (3H, d, J=7Hz), 0.92(3H, t, J=7Hz),
1.20-1.50 (9H, m), 1.62-1.70 (3H, m), 1.85-2.00 (4
H, m),2.07-2.13 (3H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72
(4H, t, J=5Hz), 3.75 (3H,s), 4.44 (1H, s), 4.52
(1H, dd, J=9Hz, 5Hz), 5.18-5.23 (1H, m), 7.33 (1H,
d, J=9Hz), 7.99 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2958, 2931, 1743, 164
8, 1525 Rf値: 0.55
【0666】実施例121 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−2−オキソ−2−メト
キシ−1−フェニルエチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド
【0667】
【化154】
【0668】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−フェニルグリシンメチルエ
ステル330mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−2−オキソ−2−メト
キシ−1−フェニルエチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド531mg(収率49
%)を得た。
【0669】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.84 (3H, t,
J=7Hz), 1.21-1.42 (8H, m), 1.50-1.68 (3H, m), 1.81
-1.95 (3H, m), 2.01-2.16 (2H, m), 3.35 (4H, t, J=
5), 3.70 (4H, t, J=5Hz), 3.74 (3H, s), 4.40 (1H,
s), 5.07-5.15 (1H, m), 5.50 (1H, d, J=7Hz), 7.34-
7.38 (5H, m), 7.83 (1H, d, J=8Hz), 7.96 (1H, d, J=
6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3380, 1654, 1511 Rf値: 0.61
【0670】実施例122 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−1−オキソ−1−メト
キシ−3, 3−ジメチル−2−ブチル〕アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0671】
【化155】
【0672】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−tertロイシンメチルエ
ステル400mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−1−オキソ−1−メト
キシ−3,3−ジメチル−2−ブチル〕アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド445mg
(収率43%)を得た。
【0673】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.98 (9H, s), 1.22-1.42 (7H, m), 1.62-1.69
(4H, m), 1.86-1.95 (3H, m), 2.06-2.10 (2H, m), 3.
39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.74 (3H,
s), 4.40 (1H, d, J=10Hz), 4.44 (1H, s), 5.20-5.25
(1H, m), 7.39 (1H, d, J=10Hz), 8.00 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2956, 2933, 1741, 169
1, 1648, 1521 Rf値: 0.55
【0674】実施例123 N−〔(S)−1−〔N
−〔(S)−3−メチル−1−オキソ−1−フェニル−
2−ブチル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0675】
【化156】
【0676】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(1RS,2S)−2−アミノ
−3−メチル−1−フェニル−1−ブタノール269m
gを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−〔(S)−3
−メチル−1−オキソ−1−フェニル−2−ブチル〕ア
ミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド400mg(収率48%)を得た。
【0677】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.79 (3H, d,
J=7Hz), 0.88 (3H, t, J=7Hz), 1.01(3H, d, J=7Hz),
1.23-1.44 (6H, m), 1.54-1.73 (5H, m), 1.83-2.30 (6
H, m),3.39 (4H, t , J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz),
4.43 (1H, s), 5.23-5.30 (1H,m), 5.51 (1H, dd, J=9H
z, 4Hz), 7.49 (2H, t, J=8Hz), 7.62 (1H, t, J=8Hz),
7.69 (1H, d, J=8Hz), 7.95-8.03 (3H, m) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2931, 2857, 1675, 164
8 Rf値: 0.43
【0678】実施例124 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔〔2−(2−プロピル)−1,
3−ジオキソラン−2−イル〕メチル〕アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0679】
【化157】
【0680】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに1−〔2−(2−プロピル)−
1,3−ジオキソラン−2−イル〕メタンアミン194
mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1
−〔N−〔〔2−(2−プロピル)−1,3−ジオキソ
ラン−2−イル〕メチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−
1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド368mg(収率47%)
を得た。
【0681】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 0.95 (6H, d, J=7Hz), 1.24-1.42 (6H, m), 1.
53-1.70 (5H, m), 1.83-2.15 (6H, m), 3.39 (4H, t, J
=5Hz),3.41-3.53 (2H, m), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.94
-4.03 (4H, m), 4.43 (1H, s), 5.14-5.21 (1H, m), 6.
99 (1H, t, J=5Hz), 7.95 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2952, 2857, 1658 Rf値: 0.57
【0682】実施例125 N−〔(S)−1−〔N
−〔(S)−4−メチル−2−オキソ−3−ペンチル〕
アミノ〕−1,2−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド
【0683】
【化158】
【0684】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(2RS,3S)−3−アミノ
−4−メチル−2−ペンタノール176mgを用いて標
記N−〔(S)−1−〔N−〔(S)−4−メチル−2
−オキソ−3−ペンチル〕アミノ〕−1,2−ジオキソ
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド448
mg(収率62%)を得た。
【0685】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.83 (3H, d,
J=7Hz), 0.87 (3H, t, J=7Hz), 0.99(3H, d, J=7Hz),
1.21-1.43 (6H, m), 1.50-1.72 (5H, m), 1.82-2.33 (6
H, m),2.23 (3H, s), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H,
t, J=5Hz), 4.45 (1H, s), 4.56 (1H, dd, J=9Hz, 5H
z), 5.19-5.24 (1H, m), 7.42 (1H, d, J=9Hz), 7.99
(1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3336, 2932, 2860, 1668 Rf値: 0.64
【0686】実施例126 N−〔(S)−1−〔N
−〔(S)−2−メチル−1−(2−メチル−1,3−
ジオキソラン−2−イル)プロピル〕アミノ〕−1,2
−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン
−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド
【0687】
【化159】
【0688】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(S)−2−メチル−1−(2
−メチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)プロパン
アミン239mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N
−〔(S)−2−メチル−1−(2−メチル−1,3−
ジオキソラン−2−イル)プロピル〕アミノ〕−1,2
−ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン
−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサ
ミド478mg(収率59%)を得た。
【0689】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.83-0.96 (9
H, m), 1.22-1.43 (6H, m), 1.32 (3H,s), 1.5 6-1.75
(5H, m), 1.82-2.17 (6H, m), 3.38 (4H, t, J=5Hz),
3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.84-4.07 (5H, m), 4.44 (1H,
s), 5.17-5.26 (1H, m), 6.97 (1H, d, J=6Hz), 7.96
(1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3424, 2936, 2864, 1664 Rf値: 0.51
【0690】実施例127 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(4−メトキシフェニル)アミ
ノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0691】
【化160】
【0692】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに4−メトキシアニリン369m
gを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−
〔N−(4−メトキシフェニル)アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド493mg(収率4
9%)を得た。
【0693】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (16H, m), 3.35-3.40 (4H, m), 3.7
0-3.80 (4H, m), 3.80 (3H, s), 4.44 (1H, s), 5.25
(1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 5Hz), 6.89 (2H, ddd, J=9Hz,
6Hz, 3Hz), 7.53 (2H, ddd, J=9Hz, 6Hz, 3Hz), 8.04
(1H, d, J=7Hz), 8.57 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2936, 2860, 1728, 166
6, 1642, 1514 Rf値: 0.59
【0694】実施例128 N−〔(S)−1−〔N
−(4−フルオロフェニル)アミノ〕−1, 3−ジオキ
ソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カ
ルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0695】
【化161】
【0696】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに4−フルオロアニリン167m
gを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−(4−フルオ
ロフェニル)アミノ〕−1,3−ジオキソ−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド363mg(収率4
9%)を得た。
【0697】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3H, t,
J=7Hz), 1.25-1.44 (6H, m), 1.53-1.77 (5H,m), 1.83-
2.15 (5H, m), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.70 (4H, t, J=
5Hz),4.43 (1H, s), 5.19-5.26 (1H, m), 7.01-7.08 (2
H, m), 7.56-7.64 (2H, m), 8.09 (1H, d, J=6Hz), 8.6
4 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3332, 2936, 2864, 1668, 164
4 Rf値: 0.53
【0698】実施例129 N−〔(S)−1−〔N
−(3,5−ジフルオロフェニル)アミノ〕−1,3−
ジオキソ−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−
4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
【0699】
【化162】
【0700】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3,5−ジフルオロアニリン1
94mgを用いて標記N−〔(S)−1−〔N−(3,
5−ジフルオロフェニル)アミノ〕−1,3−ジオキソ
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド328
mg(収率43%)を得た。
【0701】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.90 (3H, t,
J=7Hz), 1.28-1.44 (6H, m), 1.58-1.78 (5H, m), 1.83
-2.17 (5H, m), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.71 (4H, t, J
=5Hz),4.42 (1H, s ), 5.12-5.19 (1H, m), 6.58-6.66
(1H, m), 7.21-7.30 (2H, m),8.17 (1H, d, J=6Hz), 8.
73 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3336, 2932, 2864, 1678, 164
2 Rf値: 0.44
【0702】実施例130 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−2−メチル−1−オキ
ソ−1−(N−フェニルアミノ)−2−ブチル〕アミ
ノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0703】
【化163】
【0704】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−N−フェニルバリンアミド
461mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキ
ソ−1−〔N−〔(S)−2−メチル−1−オキソ−1
−(N−フェニルアミノ)−2−ブチル〕アミノ〕−3
−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド291mg
(収率25%)を得た。
【0705】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.01 (6H, dd, J=16Hz, 7Hz), 1.06-1.35 (7H,
m), 1.58-1.75 (4H, m), 1.78-2.10 (4H, m), 2.48 (1
H, q,J=6Hz), 3.34 (4H, t, J=5Hz), 3.67 (4H, t, J=5
Hz), 4.37 (1H, dd, J=9Hz, 6Hz), 4.41 (1H, s), 4.98
-5.03 (1H, s), 7.09 (1H, t, J=8Hz), 7.25-7.28 (5H,
m), 7.57 (1H, d, J=8Hz), 8.04 (1H, d, J=6Hz), 8.1
4 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3320, 2936, 1604, 1448 Rf値: 0.53
【0706】実施例131 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニルメチル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド
【0707】
【化164】
【0708】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3,4−メチレンジオキシフェ
ニルメチルアミン1.13gを用いて標記N−〔(S)
−1,2−ジオキソ−1−〔N−(3,4−メチレンジ
オキシフェニルメチル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド1.1g(収率42%)を得
た。
【0709】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.23-1.42 (7H, m), 1.58-1.75 (4H, m), 1.81
-2.06 (3H, m), 2.08-2.11 (2H, m), 3.37 (4H, t, J=5
Hz), 3.71 (4H, t, J=5Hz), 4.36 (2H, d, J=6Hz), 4.4
4 (1H, s), 5.13-5.21 (1H, m), 5.94 (2H, s), 6.74-
6.76 (3H, m), 7.11 (1H, bs), 7.99 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3076, 2860, 1724, 1516, 149
4 Rf値: 0.63
【0710】実施例132 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔(S)−1−メチルアミノ−2
−メチル−1−オキソ−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘ
プチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)
アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0711】
【化165】
【0712】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−N−メチルバリンアミド塩
酸塩867mgとトリエチルアミン607mgを用いて
標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−
〔(S)−1−メチルアミノ−2−メチル−1−オキソ
−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド158mg(収率10%)を得た。
【0713】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 0.91 (3H, d, J=7Hz), 0.95(3H, d, J=7Hz),
1.34-1.38 (7H, m), 1.64-1.73 (6H, m), 1.80-1.93 (3
H, m),2.04-2.15 (2H, m), 2.39 (1H, dq, J=7Hz, 6H
z), 2.78-2.84 (1H, m), 3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72
(4H, t, J=5Hz), 4.24 (1H, dd, J=10Hz, 6Hz), 4.54
(1H, s), 5.08 (1H, dt, J=8Hz, 6Hz), 6.49 (1H, d, J
=5Hz), 7.25 (1H, d, J=10Hz), 8.06 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3311, 2960, 2931, 1654, 151
7 Rf値: 0.78
【0714】実施例133 N−〔(3S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−〔(1RS)−1−メトキシ−
3−メチル−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−
1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シ
クロヘキサンカルボキサミド
【0715】
【化166】
【0716】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(1RS)−1−(メトキシメ
チル)−2−メチルプロピル〕アミン569mgを用い
て標記N−〔(3S)−1,2−ジオキソ−1−〔N−
〔(1RS)−1−メトキシ−3−メチル−2−ブチ
ル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド314mg(収率33%)を得た。
【0717】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.80-1.10 (9
H, m), 1.20-2.20 (17H, m), 3.15-3.25 (1H, m), 3.32
(3H, s), 3.30-3.50 (4H, m), 3.50-3.60 (1H, m), 3.
70-3.85(5H, m), 4.49 (1H, s), 5.18-5.22 (1/2H, m),
5.23-5.28 (1/2H, m), 7.01 (1/2H, d, J=6Hz), 7.04
(1/2H, d, J=6Hz), 7.91 (1/2H, d, J=7Hz), 7.94 (1/2
H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3328, 2964, 2864, 1728, 166
4, 1532 Rf値: 0.56
【0718】実施例134 N−〔(3S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−〔(1RS)−1−フェノキシ
−3−メチル−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド
【0719】
【化167】
【0720】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに(1RS)−1−(フェノキシ
メチル)−2−メチルプロピル〕アミン520mgを用
いて標記N−〔(3S)−1,2−ジオキソ−1−〔N
−〔(1RS)−1−フェノキシ−3−メチル−2−ブ
チル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド368mg(収率27%)を得た。
【0721】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.80-1.00 (9
H, m), 1.20-2.20 (17H, m), 3.36-3.40 (4H, m), 3.70
(4H, t, J=4Hz), 3.90-4.05 (2H, m), 4.05-4.15 (1H,
m), 4.18 (1/2H, s), 4.29 (1/2H, s), 5.19-5.27 (1
H, m), 6.88 (2H, t, J=6Hz), 6.89 (1H, t, J=7Hz),
7.15 (1/2H, d, J=9Hz), 7.17 (1/2H, d, J=9Hz), 7.29
(2H, d, J=7Hz), 7.94 (1/2H, d, J=7Hz), 7.96 (1/2
H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3316, 2960, 2864, 1726, 165
8, 1602,1588 Rf値: 0.36
【0722】実施例135 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホ
リン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボ
キサミド
【0723】
【化168】
【0724】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3,4−メチレンジオキシアニ
リン548mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジ
オキソ−1−〔N−(3,4−メチレンジオキシフェニ
ル)アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリ
ン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキ
サミド447mg(収率43%)を得た。
【0725】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.89 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (16H, m), 3.30-3.40 (4H, m), 3.7
0 (4H, t, J=5Hz), 4.44 (1H, s), 5.22 (1H, ddd, J=1
2Hz, 7Hz, 5Hz), 5.97 (2H, s), 6.77 (1H, d, J=8Hz),
6.94 (1H, dd, J=8Hz, 2Hz),7.34 (1H, d, J=2Hz), 8.
06 (1H, d, J=6Hz), 8.56(1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3324, 2932, 2864, 1728, 166
8, 1644, 1506 Rf値: 0.60
【0726】実施例136 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(2−ベンゾチアゾリル)アミ
ノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−
カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0727】
【化169】
【0728】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに2−アミノベンゾチアゾール6
00mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ
−1−〔N−(2−ベンゾチアゾリル)アミノ〕−3−
ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド192mg
(収率18%)を得た。
【0729】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.82 (3H, t,
J=7Hz), 1.10-2.20 (16H, m), 3.20-3.40 (4H, m), 3.5
0-3.80 (4H, m), 4.75 (1/2H, s), 4.82 (1/2H, s), 5.
05-5.15 (1/2H, m), 6.10-6.20 (1/2H, m), 7.20-7.42
(2H, m), 7.70-7.80 (2H, m),8.20 (1H, d, J=8Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3388, 2936, 2860, 1642, 160
4, 1536 Rf値: 0.53
【0730】実施例137 N−〔(3S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−〔(1S)−1−オキソ−1−
メトキシ−3−フェニル−2−プロピル〕アミノ〕−3
−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0731】
【化170】
【0732】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−フェニルアラニンメチルエ
ステル塩酸塩862mgとトリエチルアミン404mg
を用いて標記N−〔(3S)−1,2−ジオキソ−1−
〔N−〔(1S)−1−オキソ−1−メトキシ−3−フ
ェニル−2−プロピル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1
−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シク
ロヘキサンカルボキサミド513mg(収率46%)を
得た。
【0733】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.80-0.95 (3
H, m), 1.20-2.10 (16H, m), 3.08 (1H, dd, J=14Hz, 7
Hz), 3.20 (1H, dd, J=14Hz, 6Hz), 3.37 (4H, t, J=4H
z), 3.70 (4H, t, J=4Hz), 3.73 (3H, s), 4.42 (1H,
s), 4.80-4.86 (1H, m), 5.16-5.20 (1H, m), 7.08 (1
H, d, J=8Hz), 7.20-7.35 (5H, m), 7.96 (1H, d, J=7H
z) IR (ν, KBr, cm-1): 3400, 2936, 2860, 1748, 167
2, 1530 Rf値: 0.53
【0734】実施例138 N−〔(3S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−〔(R)−1−オキソ−1−メ
トキシ−3−メチルチオ−2−プロピル〕アミノ〕−3
−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニ
ル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0735】
【化171】
【0736】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−S−メチルシステインメチ
ルエステル塩酸塩742mgとトリエチルアミン404
mgを用いて標記N−〔(3S)−1,2−ジオキソ−
1−〔N−〔(R)−1−オキソ−1−メトキシ−3−
メチルチオ−2−プロピル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕
−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕
シクロヘキサンカルボキサミド378mg(収率35
%)を得た。
【0737】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (16H, m), 2.11 (3H, s), 2.94 (1
H, dd, J=14Hz, 6Hz), 3.02 (1H, dd, J=14Hz, 5Hz),
3.39 (4H, t, J=5Hz), 3.72 (4H, t, J=5Hz), 3.79 (3
H, s), 4.43 (1H, s), 4.75-4.79(1H, m), 5.19-5.24
(1H, m), 7.56 (1H, d, J=8Hz), 7.99 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3352, 2932, 2864, 1748, 166
2, 1524 Rf値: 0.66
【0738】実施例139 N−〔(3S)−1,2
−ジオキソ−1−〔N−〔(S)−1,4−ジオキソ−
1,4−ジメトキシ−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプ
チル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)ア
ミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド
【0739】
【化172】
【0740】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりにL−アスパラギン酸ジメチルエ
ステル塩酸塩988mgとトリエチルアミン505mg
を用いて標記N−〔(3S)−1,2−ジオキソ−1−
〔N−〔(S)−1,4−ジオキソ−1,4−ジメトキ
シ−2−ブチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N
−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキ
サンカルボキサミド469mg(収率43%)を得た。
【0741】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.80-0.90 (3
H, m), 1.20-2.20 (16H, m), 2.87 (1H, dd, J=17Hz, 5
Hz), 3.06 (1H, dd, J=17Hz, 5Hz), 3.39 (4H, t, J=5H
z), 3.65-3.80 (4H, m), 3.69 (3H, s), 3.77 (3H, s),
4.84 (1H, s), 4.75-4.92 (1H,m), 5.15-5.26 (1H,
m), 7.72 (1H, d, J=8Hz), 7.99 (1H, d, J=6Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3380, 2965, 2859, 1741, 167
5, 1629, 1523 Rf値: 0.73
【0742】実施例140 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔2−(3,4−メチレンジオキ
シフェニル)エチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド
【0743】
【化173】
【0744】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3,4−メチレンジオキシフェ
ニルエチルアミン660mgを用いて標記N−〔(S)
−1,2−ジオキソ−1−〔N−〔2−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)エチル〕アミノ〕−3−ヘプチ
ル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミ
ノ〕シクロヘキサンカルボキサミド469mg(収率4
6%)を得た。
【0745】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.88 (3H, t,
J=7Hz), 1.20-2.20 (16H, m), 2.75 (2H, td, J=7Hz, 2
Hz), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.42-3.60 (2H, m), 3.71
(4H, t, J=5Hz), 4.42 (1H, s), 5.17 (1H, ddd, J=12H
z, 7Hz, 5Hz), 5.93 (2H, s),6.63 (1H, dd, J=8Hz, 2H
z), 6.67 (1H, d, J=2Hz), 6.74 (1H, d, J=2Hz), 6.89
(1H, t, J=6Hz), 7.94 (1H, d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3392, 2931, 2859, 1708, 165
4, 1621, 1533 Rf値: 0.56
【0746】実施例141 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−(3,4−ジメトキシフェニル)
アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−
4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミ
【0747】
【化174】
【0748】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3,4−ジメトキシアニリン6
12mgを用いて標記N−〔(S)−1,2−ジオキソ
−1−〔N−(3,4−ジメトキシフェニル)アミノ〕
−3−ヘプチル〕−1−〔N−(モルホリン−4−カル
ボニル)アミノ〕シクロヘキサンカルボキサミド270
mg(収率25%)を得た。
【0749】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.87-0.92 (3
H, m), 1.20-2.20 (16H, m), 3.36-3.83 (4H, m), 3.70
(4H, t, J=4Hz), 3.87 (3H, s), 3.90 (3H, s), 4.46
(1H, s), 5.26 (1H, ddd, J=12Hz, 7Hz, 5Hz), 6.83 (1
H, d, J=8Hz), 7.04 (1H, dd, J=8Hz, 3Hz), 7.42 (1H,
d, 3Hz), 8.07 (1H, d, J=7Hz), 8.60 (1H, s) IR (ν, KBr, cm-1): 3374, 2931, 2857, 1725, 166
2, 1608, 1515 Rf値: 0.63
【0750】実施例142 N−〔(S)−1,2−
ジオキソ−1−〔N−〔2−(3,4−ジメトキシフェ
ニル)エチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−〔N−
(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロヘキサ
ンカルボキサミド
【0751】
【化175】
【0752】実施例28に準ずる方法で、3−クロロベ
ンジルアミンの代わりに3,4−ジメトキシフェニルエ
チルアミン905mgを用いて標記N−〔(S)−1,
2−ジオキソ−1−〔N−〔2−(3,4−ジメトキシ
フェニル)エチル〕アミノ〕−3−ヘプチル〕−1−
〔N−(モルホリン−4−カルボニル)アミノ〕シクロ
ヘキサンカルボキサミド609mg(収率53%)を得
た。
【0753】1H-NMR (CDCl3,δ): 0.86-0.89 (3
H, m), 1.20-2.20 (16H, m), 2.78 (2H, td, J=7Hz, 2H
z), 3.37 (4H, t, J=5Hz), 3.53 (2H, td, J=7Hz, 6H
z), 3.71(4H, t, J=5Hz), 3.86 (3H, s), 3.87 (3H,
s), 4.42 (1H, s), 5.17 (1H, ddd,J=11Hz, 7Hz, 5Hz),
6.70 (1H, d, J=2Hz), 6.73 (1H, dd, J=8Hz, 2Hz),
6.81(1H, d, J=2Hz), 6.92 (1H, t, J=6Hz), 7.95 (1H,
d, J=7Hz) IR (ν, KBr, cm-1): 3328, 2929, 2857, 1725, 166
4, 1617, 1517 Rf値: 0.66
【0754】試験例1 カテプシンK阻害活性の測定 カテプシンKは昆虫細胞Sf21を用いたバキュロウイ
ルス発現系により細胞培養液中にプロ酵素として発現さ
せ、40℃にて2時間インキュベーションすることによ
り活性型酵素を作成した(Tezuka et al., J. Biol. Ch
em., 269, 1106-1109 (1994))。カテプシンK活性はAib
eらの方法(Biol. Pharm. Bull., 1026-1031 (1996))
に準じて、蛍光基質Cbz-Gly-Pro-Arg-MCA の分解により
測定した。すなわち、100mMリン酸ナトリウムカリ
ウム、1mM EDTA、8mMCystein、pH
6.0中でカテプシンKによる20μMCbz-Gly-Pro-Ar
g-MCA の分解を測定した。反応は37℃、30分間行
い、カルペプチン2×10 -5Mを添加することによっ
て停止させ、励起波長370nm、測定波長460nm
における蛍光強度を測定した。上記の反応系を用いて化
合物のカテプシンK阻害を検討した。表1に実施例化合
物のカテプシンK阻害活性を示す。
【0755】
【表1】
【0756】試験例2 骨吸収抑制作用の測定 雄性マウス(23〜25g,一群8匹)を7日間低カル
シウム食(0.1%カルシウム食)で飼育した。一夜絶
食後、表2に記載の実施例化合物100mg/kg体重
の用量で経口投与し、投与4時間後の血清中カルシウム
濃度をメチルキシレノールブルー法で測定した(Bioche
m Biophys Res Commun 125, 441-447(1984); FEBS 321,
247-250 (1993)参照)。対照群と比較して血清カルシ
ウム低下率を求めた。その結果を表2に示す。
【0757】
【表2】
【0758】試験3 骨粗鬆症モデルに対する試験 ラット卵巣摘除モデルはヒトの閉経後骨粗鬆症の実験モ
デルであり、本モデルに対する発明化合物の作用を検討
した。24週齢の雌性ラット(Crj:CD(SD)IGS)の両側の
卵巣を摘除し、翌日から表3に記載の実施例化合物10
0mg/kgを12週間1日2回経口投与した。採尿は代謝
ケージを用いて24時間尿を採取した。最終投与後、左
大腿骨を摘出して筋、結合組織を取り除いた後、体積を
測定し、180℃,4時間乾燥させて乾燥重量を測定し
た。骨密度は乾燥重量と体積より計算して求めた。同様
に摘出した右大腿骨の頸部骨強度は、骨強度測定機(TK
-252C,室町機械)にて測定した。また、尿中deoxypyri
dinoline (Dpy) はRuud A.et al.の方法(J Chromatogr
B 703, 37-44 (1997))に準じてHPLC- 蛍光法で測定し、
尿中クレアニチン(Cre) 濃度で換算した。これらの測定
項目に対する効果を化合物非投与群と比較した。なお、
正常群を別途設けた。
【0759】化合物の骨密度、骨強度および骨吸収マー
カーに対する結果を表3に示す。実施例化合物は卵巣摘
除により増加した骨吸収マーカーの尿中Dpy を減少さ
せ、骨密度および骨強度低下を抑制したことから骨粗鬆
症に有用である。
【0760】
【表3】
【0761】
【発明の効果】以上のように、本発明はカテプシンK阻
害活性を有する環状アミド誘導体を提供するものであ
り、これらの化合物は、高活性ならびに高選択的カテプ
シンK阻害作用を示し、経口投与での骨吸収抑制作用を
示した。従って、骨粗鬆症、高カルシウム血症、ページ
ェット病などの骨疾患に加え、骨吸収の亢進に起因する
骨関節炎、リュウマチなどの予防及び治療に有用なもの
であり、その医療への貢献度は多大なものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4406 A61K 31/4406 31/445 31/445 31/47 31/47 31/495 31/495 31/5355 31/5355 31/5375 31/5375 31/54 31/54 31/63 31/63 38/00 A61P 19/02 A61P 19/02 19/08 19/08 19/10 19/10 C07C 311/20 C07C 311/20 311/29 311/29 311/46 311/46 317/44 317/44 323/60 323/60 C07D 211/36 C07D 211/36 213/71 213/71 213/75 213/75 215/36 215/36 231/40 231/40 277/44 277/44 295/20 Z 295/20 A 307/14 307/14 307/52 307/33 317/68 307/52 C07K 5/065 317/68 A61K 37/02 C07K 5/065 C07D 307/32 P (72)発明者 田辺 直子 東京都中央区日本橋浜町2丁目62番5号 富士レビオ株式会社内 (72)発明者 小路 恒雄 東京都中央区日本橋浜町2丁目62番5号 富士レビオ株式会社内 (72)発明者 柴田 昌裕 東京都中央区日本橋浜町2丁目62番5号 富士レビオ株式会社内 (72)発明者 関根 章博 東京都中央区日本橋浜町2丁目62番5号 富士レビオ株式会社内 (72)発明者 道善 公美 東京都中央区日本橋浜町2丁目62番5号 富士レビオ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 で表される環状アミド誘導体(式中、Rは置換アルキ
    ル基、置換アルケニル基、置換アミノ基、置換アルコキ
    シ基、置換アルキルチオ基、置換カルバモイル基、置換
    スルホンアミド基又は置換アミド基、環Aは炭素数5〜
    7の飽和環状アルキル基またはヘテロ原子を含む炭素数
    3〜6の飽和複素環基、Rは水素原子、置換若しくは
    無置換のアルキル基、置換若しくは無置換の芳香族炭化
    水素基又は置換若しくは無置換の複素環基であり、R
    は水素原子、一般式RO−で表される基又は一般式R
    (R)N−で表される基であり、ここでRは水素
    原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは
    無置換の芳香族炭化水素基又は置換若しくは無置換の複
    素環基であり、R及びRは同一又は異なって水素原
    子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無
    置換の芳香族炭化水素基又は置換若しくは無置換の複素
    環基である。)。
  2. 【請求項2】 環Aが炭素数5〜7の飽和環状アルキル
    基である請求項1記載の環状アミド誘導体。
  3. 【請求項3】 Rが置換アミド基である請求項1乃至
    2記載の環状アミド誘導体。
  4. 【請求項4】 Rが置換又は無置換のアルキル基であ
    る請求項1乃至3記載の環状アミド誘導体。
  5. 【請求項5】 Rが一般式R(R)N−で表され
    る基(式中、R及びRは同一又は異なって水素原
    子、置換若しは無置換のアルキル基、置換若しくは無置
    換の芳香族炭化水素基又は置換若しくは無置換の複素環
    基である。)である請求項1乃至4記載の環状アミド誘
    導体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の環状アミド誘導体
    を有効成分として含有する医薬。
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