JP2000203877A - 紫外線赤外線吸収低透過ガラス - Google Patents

紫外線赤外線吸収低透過ガラス

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JP2000203877A
JP2000203877A JP11005699A JP569999A JP2000203877A JP 2000203877 A JP2000203877 A JP 2000203877A JP 11005699 A JP11005699 A JP 11005699A JP 569999 A JP569999 A JP 569999A JP 2000203877 A JP2000203877 A JP 2000203877A
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ultraviolet
less
absorbing
color tone
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Hiromitsu Seto
啓充 瀬戸
Yasukimi Nagashima
廉仁 長嶋
Narikazu Yoshii
成和 吉井
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロンズ系またはグレー系色調を有し、可視
光透過率と日射透過率及び紫外光透過率が低く、乗用車
後方窓のプライバシー保護用ガラスとして有用な紫外線
赤外線吸収低透過ガラスを提供する。 【解決手段】 重量%で、65〜80%のSiO、0
〜5%のAl、0〜10%のMgO、5〜15%
のCaO(MgO+CaO=5〜15%)、10〜18
%のNaO、0〜5%のKO(NaO+KO=
10〜20%)、及び0〜5%のBからなる基礎
ガラス組成と、着色成分として、1.2%を超え1.5
%以下のFe換算全酸化鉄(T−Fe)、
0.003以上0.02%未満のCoO、0.0009
〜0.005%のSe、及び0.0005〜0.05%
のNiOからなり、Feに換算したFeOが全酸
化鉄の15〜50%である紫外線赤外線吸収低透過ガラ
ス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線赤外線吸収
低透過ガラスに関するものである。詳しくは、可視光透
過率と日射透過率及び紫外線透過率がいずれも低く、自
動車や建築物等の窓、とりわけ乗用車後方窓のプライバ
シー保護用ガラスとして有用な、ブロンズ系またはグレ
ー系色調を有する紫外線赤外線吸収低透過ガラスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、冷房負荷低減による省エネルギー
や自動車内装材の褪色防止の観点から、自動車用窓ガラ
スとして紫外線赤外線吸収能を付与した様々なガラスが
提案されている。そのうちブロンズ系またはグレー系色
調を有する紫外線赤外線吸収ガラスとして、次のような
ものがある。
【0003】例えば、特開平5−58670号公報に開
示された、紫外線、熱線の吸収能に優れたブロンズ色の
車両用窓ガラスは、ソーダ石灰シリカガラス中に重量%
で表して、0.1〜1%の酸化セリウム、0.2〜0.
6%のFeに換算した酸化鉄、0〜0.005%
のCoO、0〜0.01%のNiO、0.0005〜
0.005%のSeから成ることを特徴とする。
【0004】また、特開平9−169541号公報に開
示された紫外線赤外線吸収ガラスは、ソーダ石灰シリカ
ガラス中に重量%で表して、0.25〜0.45%のF
に換算した全酸化鉄(T−Fe)、0.
8〜2.0%のCeO、0〜1.0%のTiO、0
〜0.005%のCoO、0.0005〜0.005%
のSeから成り、かつFeに換算したFeOがT
−Feの15.5〜25.0%であることを特徴
し、ブロンズ系の色調を有する。
【0005】一方、特に自動車後部窓ガラスには、プラ
イバシー性を備えた可視光透過率の低いガラスが好んで
用いられる。このようなガラスには次のようなものがあ
る。
【0006】例えば、米国特許第5, 393, 593号
のクレーム25に開示された中性暗灰色ガラスは、ソー
ダ石灰シリカガラス中に重量%で表して、1.00〜
2.2%のFe(全鉄分)、少なくとも0.20
%のFeO、0.0005〜0.005%のSe、0.
010〜0.030%のCoOからなる着色剤を含有し
ている。このガラスは3.9mmの厚さで35%以下の
光透過率及び20%より小さな全太陽赤外線透過率を有
する。
【0007】あるいは、特開平8−157232号公報
に開示された濃グレー色ガラスは、ソーダ石灰シリカガ
ラス中に重量%で表して、0.8〜1.4%のFe
(全鉄分)、0.21%以下のFeO、0.05〜
1.0%のTiO、0.02〜0.05%のCoO、
0.0005〜0.015%のSeからなる着色剤を含
有している。
【0008】更に、特開平8−67526号公報に開示
された灰色ガラス組成物は、ソーダ石灰シリカガラス中
に重量%で表して、0.15〜1.2%のFe
(全鉄分)、0.30%以下のFeO、60〜180
ppmのCoO、0〜30ppmのSe、0〜550p
pmのNiOからなる着色剤を含有し、3.9mmの厚
さで20〜50%の視感透過率を有する。
【0009】また、特表平7−508971号公報に開
示された淡色ソーダ石灰シリカガラス組成物は、必須の
成分として重量%で表して、約1.3〜約2%のFe
(全鉄分)、約0.01〜約0.05%のNiO、
約0.02〜約0.04%のCo、約0.000
2〜約0.003%のSeを含み、第一鉄値が18%〜
30%であり、濃淡係数が0.53以下であることを特
徴とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平5−586
70号公報に開示された車両用窓ガラス、及び前記特開
平9−169541号公報に開示された紫外線赤外線吸
収ガラスはいずれも、透過率が高く本発明のようなプラ
イバシー性を持たない。また、全鉄分が少ないため、特
に赤外線吸収能が劣るという不具合があった。
【0011】一方、前記米国特許第5,393,593
号に開示された中性暗灰色ガラスは、全鉄分含有量が多
く、実質的にニッケルを含まない。このような全鉄分含
有量の多いガラスにおいては、風冷強化処理を施した
際、鉄イオンの吸収が変化し、ガラスに黄色味を帯びた
色調が付与される。ブロンズ系またはグレー系の色調を
持つ低透過ガラスにとって、この色調変化は好ましくな
い。
【0012】また、前記特開平8−157232号公報
に開示された濃グレー色ガラスは、必須成分としてTi
を0.05〜1.0%含有しているが、TiO
料は高価でありバッチコストを押し上げる他、多量に使
用するとガラスの色調は黄色味を帯びて、あたかもたば
このヤニが付着したかの如き外観を呈し美観を損なうた
め好ましくない。
【0013】また、前記特開平8−67526号公報に
開示された灰色ガラス組成物は全鉄分が少なく、適正な
レドックス状態に於いては、とりわけ熱線吸収に寄与す
るFeO量が少ないことから、充分な熱線吸収性が得ら
れず好ましくない。全鉄分が少ない場合、極端な還元溶
融を行えばFeO量を増やすことが可能だが、通常のガ
ラス溶融窯ではこのような還元溶融が行われた場合、シ
リカリッチの筋やシリカスカムの流出等により生産に著
しく支障を来す怖れがあり好ましくない。
【0014】また、前記特表平7−508971号公報
に開示された淡色ソーダ石灰シリカガラス組成物は淡色
(neutral)の灰色を呈するものだが、発明中に示されて
いる通り、aは−4、bは3を中心とした色座標上
の色調で表されるいわゆる緑灰色色調であって、中性灰
色と比較すると例えばガラス越しに見た内装が緑味を帯
びて褪せたように見えるなど、外観上の不具合があっ
た。
【0015】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであって、ブロンズ系またはグレー系
の色調を有し、可視光透過率と日射透過率及び紫外光透
過率がいずれも低く、自動車や建築物等の窓、とりわけ
乗用車後方窓のプライバシー保護用ガラスとして有用な
紫外線赤外線吸収低透過ガラスを提供することを目的と
する。
【0016】従来技術においては、ニッケルの使用は強
化の際に変色を生じるため好ましくないものとされてき
た。しかし本発明では、この強化の際の変色をむしろ積
極的に活用することで、強化後に好ましい濃いブロンズ
系またはグレー系色調を発現するようにしたものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の紫外線赤外線吸
収低透過ガラスは、重量%で表示して、65〜80%の
SiO、0〜5%のAl、0〜10%のMg
O、5〜15%のCaO(ただし、MgOとCaOとの
合計量は5〜15%)、10〜18%のNaO、0〜
5%のKO(ただし、NaOとKOとの合計量は
10〜20%)、及び0〜5%のBからなる基礎
ガラス組成と、着色成分として、1.2%を超え、1.
5%以下のFeに換算した全酸化鉄(T−Fe
)、0.003%以上0.02%未満のCoO、
0.0009〜0.005%のSe、及び、0.000
5〜0.05%のNiOからなり、Feに換算し
たFeOがT−Feの15〜50%であることを
特徴とする、紫外線赤外線吸収低透過ガラスである。
【0018】本発明において、Seは0.0009〜
0.003%含まれることが好ましい。
【0019】本発明において、NiOは0.0005〜
0.02%含まれることが好ましい。
【0020】本発明において、T−Feは1.2
%を超え1.3%未満であることが好ましい。
【0021】本発明において、Feに換算したF
eOはT−Feの15〜28%であることが好ま
しい。
【0022】本発明ガラスの4mmの厚さにおける光学
特性は、A光源を用いて測定した可視光透過率(YA)
が10〜60%、日射透過率(TG)が40%以下であ
り、かつ、ISOで規定される紫外線透過率(Tuv)が
10%以下であることを特徴とする。とりわけ、TGは
赤外線吸収性能によって決まる値であり、本発明におい
ては30%以下であることがより好ましい。
【0023】本発明ガラスの色調は、C光源を用いて測
定したL表色系におけるa,bで表され
る色度がそれぞれ−4≦a≦2,−5≦b≦20の
範囲内であり、ブロンズ系またはグレー系色調を有する
ことが好ましい。
【0024】このうちブロンズ系色調を有する場合、前
記a,bで表される色度が、−2≦a≦2及び0
≦b≦15であることが好ましい。
【0025】またグレー系色調を有する場合、前記
,bで表される色度が、−2≦|a|−|b
|≦2の範囲内であることが好ましい。ただし、|a
|はaの絶対値、|b|はbの絶対値である。
【0026】このような本発明の紫外線赤外線吸収ガラ
スは、風冷強化処理が施されていることが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。まず、本発明の紫外線赤外線吸収低透過ガ
ラス組成の限定理由について説明する。但し、以下の組
成は重量%で表示したものである。
【0028】SiOはガラスの骨格を形成する主成分
である。SiOが65%未満ではガラスの耐久性が低
下し、80%を超えるとガラスの溶解が困難になる。
【0029】Alはガラスの耐久性を向上させる
成分であるが、5%を超えるとガラスの溶解が困難にな
る。Alの好ましい範囲は0.1〜2%である。
【0030】MgOとCaOはガラスの耐久性を向上さ
せるとともに、成形時の失透温度、粘度を調整するのに
用いられる。MgOが10%を超えると失透温度が上昇
する。CaOが5%未満または15%を超えると失透温
度が上昇する。MgOとCaOの合計量が5%未満では
ガラスの耐久性が低下し、15%を超えると失透温度が
上昇する。
【0031】NaOとKOはガラスの溶解を促進さ
せる。NaOが10%未満あるいはNaOとK
との合計量が10%未満では溶解促進効果が乏しく、N
Oが18%を超えるか、またはNaOとKOの
合計量が20%を超えるとガラスの耐久性が低下する。
O量が多いとコストが高くなるため、KOは5%
以下に留めることが望ましい。
【0032】Bはガラスの耐久性向上のため、あ
るいは溶解助剤としても使用される成分であるが、紫外
線の吸収を強める働きもある。Bが5%を超える
とB の揮発等による成形時の不都合が生じるので
5%を上限とする。
【0033】酸化鉄は、ガラス中ではFeとFe
Oの状態で存在する。Feは紫外線吸収能を高め
る成分であり、FeOは熱線吸収能を高める成分であ
る。
【0034】Feに換算した全酸化鉄(T−Fe
)が1.2%以下では紫外線及び赤外線の吸収効
果が小さく、所望の光学特性が得られない。一方、T−
Fe が1.5%を超えると酸化第1鉄の有する熱
線吸収効果により、その輻射熱のため溶融時に熔解槽天
井部の温度が耐熱温度以上になる恐れがあり、またガラ
ス溶融窯で連続的に生産を行う場合、異組成ガラス素地
との組成変更に時間を要するため好ましくない。
【0035】T−Feが1.2%を超え1.3%
未満であると、紫外線及び赤外線の吸収効果と連続生産
に於ける効率を両立させることが可能となり、特に好ま
しい。
【0036】なお、Feは、ガラスが風冷強化処
理される場合、特に紫外域における吸収を著しく増大さ
せる作用を有する。このことは、CeO、TiO
いった高価な紫外線吸収剤を使わなくとも、本発明のガ
ラスが充分な紫外線吸収能を有するようになることを意
味する。
【0037】FeO/T−Fe重量比は、小さす
ぎるとFeO量が少なくなるため充分な熱線吸収能が得
られない。また、溶融状態が酸化側に寄っていることか
ら、多量の泡を発生しやすく生産時の歩留を低下させ
る。逆に、FeO/T−Fe比が大きすぎると、
可視光透過率が低下し色調は青味を帯び、さらに欠点と
なる硫化ニッケル石、シリカリッチの筋、あるいはシリ
カスカムを発生する原因ともなるため、好ましくない。
【0038】本発明においては、FeO/T−Fe
比を15〜50%に設定することにより、高い紫外線
吸収能と熱線吸収能を有したブロンズ系またはグレー系
色調のガラスを安定に得ることができる。より好ましい
範囲は15〜28%である。なお、この場合のFeOの
量とは、Feに換算した数値を用いる。
【0039】CoOは、Se,NiO、及びFe
と共存させることによりブロンズ系またはグレー系の色
調を得るための成分であり、かつ可視光透過率をコント
ロールする成分でもあるが、0.003%より少ないと
所望の色調が得られず可視光透過率も高すぎる。また、
0.02%以上では色調は青味が強くなり過ぎ、可視光
透過率も低下する。
【0040】本発明では好ましいブロンズ系またはグレ
ー系色調を得るためにCoOと組み合わせて可視光透過
率を調整しプライバシー性を備えるために、Se及びN
iOを必須成分として含む。
【0041】Se量は0.0009%以下では所望の色
調が得られず、0.005%を超えると可視光透過率が
低くなる。なお、本発明の目的とするブロンズ系または
グレー系色調と光学特性を満たすためには0.0009
〜0.003%であることが好ましい。
【0042】NiOは、赤外域における吸収もあり、F
eOとともに日射透過率の低減にも寄与する。NiO量
が0.0005%未満では所望の効果が得られず、0.
05%を超えると可視光透過率が低下する。なお、0.
0005〜0.02%の範囲がより好ましい。NiO
は、ガラスが風冷強化されると発色の状態が変化するこ
とが知られている。本発明では、風冷強化処理による変
色を利用することにより、好ましい色調を発現すること
ができる。
【0043】本発明においては、紫外線吸収剤として補
助的にCeO,TiO,V といった着色成分
を、本発明の目的とする色調を損なわない範囲で添加す
ることができる。CeO,TiO,Vは、い
ずれも単独あるいは他のイオンとの相互作用により紫外
線吸収能を高める成分である。いずれもブロンズ系また
はグレー系色調を損なわない範囲で添加できる。なお、
色調への影響が比較的小さいCeOは2%まで、Ti
,Vは0.5%までの添加が好ましい。
【0044】本発明の組成範囲のガラスに、着色剤とし
て、MnO、MoO 、CuO、Cr等の1種
または2種以上、あるいは還元剤、清澄補助剤としてS
nO を合計量で0〜1%の範囲で、本発明が目的と
する透過率及び色調を損なわない範囲で添加しても良
い。また硫化ニッケル石の発生を確実に防ぐために、Z
nO等の亜鉛化合物を0〜1%の範囲で添加しても良
い。
【0045】また、本発明の紫外線赤外線吸収ガラスで
は、風冷強化処理が施されていることが好ましく、ガラ
ス中にNiO及びFeが含まれることにより風冷
強化処理において生じるガラスの色調の変化を利用し
て、良好な色調や光学特性を得ることができる。
【0046】このような本発明の紫外線赤外線吸収低透
過ガラスは、4mmの厚さにおいて、A光源を用いて測
定した可視光透過率(YA)が10〜60%、日射透過
率(TG)が40%以下であり、かつ、ISOで規定さ
れる紫外線透過率(Tuv)が10%以下である。
【0047】また、ガラス色調の、C光源を用いて測定
したL表色系におけるa ,bで表される
色度が、それぞれ−4≦a≦2,−4≦b≦20の
範囲内であり、ブロンズ系またはグレー系色調を有す
る。
【0048】乗用車後方窓のプライバシー保護用ガラス
として用いる場合、窓越しに見た車内の色調が暖かみを
帯びるブロンズ系色調や、車に高級感を与えるグレー系
色調が好まれる。前記a,bで表される色度が、ブ
ロンズ系の場合−2≦a≦2及び0≦b≦15、ま
たグレー系の場合aの絶対値|a|とbの絶対値
|b|の差が−2≦|a|−|b|≦2の範囲内
であることが好ましい。
【0049】
【実施例】以下、本発明の実施形態を具体的な実施例を
挙げて説明する。 (実施例1〜11)典型的なソーダ石灰シリカガラスバ
ッチ成分に、酸化第二鉄、酸化チタン、酸化セリウム、
酸化コバルト、金属セレン及び酸化ニッケルのうちの必
要量を添加すると共に、さらに炭素系還元剤(具体的に
はコークス粉末等)をガラス原料100重量部に対し約
0.01重量部の割合で加えて混合し、この原料を電気
炉中で1500℃に加熱、溶融した。4時間溶融した
後、ステンレス板上にガラス素地を流し出し、室温まで
徐冷して厚さ約6mmのガラス板を得た。次いで、この
ガラス板を厚さが4mmになるように研磨し、700
℃、5分加熱後、約20℃の空気を風圧2〜3kgf/
mm、風量0.7〜0.6Nm/分で吹き付けて約
200℃/秒の降温速度で冷却することで風冷強化処理
を施し、強化後サンプルとした。得られたサンプルの光
学特性として、A光源を用いて測定した可視光透過率
(YA)、全太陽光エネルギー透過率(TG)、ISO9
050に規定された紫外線透過率(Tuv)、C光源を用
いて測定した主波長(λd)、刺激純度(Pe)を測定し
た。また、C光源を用いて測定したCIE表色系による
,a,b値を求めた。
【0050】表1に、得られたサンプルの基礎ガラス組
成と、T−Fe濃度、FeO濃度(Fe
算)、FeO(Fe換算)/T−Fe比、
CoO濃度、Se濃度、NiO濃度、CeO濃度、T
iO濃度を示した。表中の数字は重量%単位で表示し
た。ここで、TiOは恣意的に原料として加えずと
も、珪砂など原料中に含まれる不純物として約0.03
%がガラス中に導入される。また、表中のSiOの重
量%には小数点以下の数値が表示されていないが、これ
はSiOの小数点以下を四捨五入したためである。表
1にはあわせて各サンプルを風冷強化した後の光学特性
値を示した。
【0051】
【表1】
【0052】本実施例1〜11は、請求項1の範囲内の
組成であり、請求項5に示された好ましい範囲のFeO
を含む組成でもある。また請求項6に示された、厚さ4
mmでA光源を用いて測定した可視光透過率(YA)が
10〜60%、日射透過率(TG)が40%以下、IS
Oで規定された紫外線透過率(Tuv)が10%以下の光
学特性を有するガラスでもある。また、いずれのサンプ
ルもTGは30%以下の値を有する赤外線吸収性に優れ
たガラスであることが分かる。
【0053】実施例1及び3〜11は、好ましい範囲で
ある請求項2の範囲内の組成である。実施例2はSe量
が多いため赤味が強すぎて、色調の点からは好まれな
い。
【0054】実施例1,2及び4〜11は、好ましい範
囲である請求項3の範囲内の組成である。Se,CoO
量とNiO量とのバランスのとれた、好ましいブロンズ
系、またはグレー系の色調が得られる。
【0055】実施例1及び3〜11は、好ましい範囲で
ある請求項7の範囲内の色調を持つ。低い透過率と好ま
しいブロンズまたはグレーの色調を併せ持つガラスであ
ることが分かる。
【0056】このうち、実施例5〜8は、a,b
表される色度が、それぞれ−2≦a ≦2及び0≦b
≦15という請求項8の範囲内にあるブロンズ色調を有
するガラスである。
【0057】また、実施例9〜11は、請求項9の範囲
内にあるグレー色調を有するガラスである。
【0058】実施例4はTiO及びCeO添加によ
り、特性が改善されたガラスである。また実施例8は、
MnO添加により色調が好ましい方向へと改善された
ガラスであることが分かる。
【0059】従って、これら実施例のガラスを自動車後
部の車両用窓ガラスや建築物用窓ガラス等として用いた
場合には、室内内装材に対する優れた劣化防止効果及び
プライバシー保護効果に加えて、自動車ボディー色や内
装色及び建築物外壁色との調和のとれた、審美性に優れ
た窓ガラスが得られる。 (比較例1〜4)ガラス組成が異なる他は、実施例1〜
11と同様に製造した比較例のガラス組成及び光学特性
を表2に示す。
【0060】
【表2】
【0061】比較例1〜4は、いずれも本発明の範囲外
の組成であり、このうち比較例1は、従来技術として引
用した特開平8−67526号公報中に実施例として挙
げられている組成の例及びその特性である。
【0062】比較例2は着色剤であるCoO量が本発明
の範囲外の組成及びその特性であり、比較例3はT−F
量が本発明の範囲外の組成及びその特性、比較
例4はNiO量が本発明の範囲外の組成及びその特性で
ある。
【0063】表2から明らかなように、比較例1のガラ
スは全鉄分が少ないため、本発明の実施例と比較して日
射透過率の値が高く、充分な熱線吸収能を備えていない
ことが分かる。
【0064】比較例2のガラスはCoO量が本発明の範
囲外であり、青味の強い好ましくない色調であり、可視
光透過率も低い。
【0065】比較例3のガラスはT−Fe量が本
発明の範囲外であり、黄色味が強く目的とするブロンズ
またはグレー色調が得られない。
【0066】比較例4のガラスはNiO量が本発明の範
囲外であり、黄褐色を帯びた好ましくない色調である。
【0067】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、可
視光透過率と日射透過率及び紫外線透過率が何れも低
く、ブロンズ系またはグレー系色調を有する紫外線赤外
線吸収低透過ガラスが提供される。本発明の紫外線赤外
線吸収低透過ガラスは、その特性から、自動車用等の後
方窓ガラスや、建築用窓ガラス等として適用された場合
には、優れた室内内装材の劣化防止効果や褪色防止効果
を示すとともにプライバシー保護効果を示すものであ
る。また、自動車ボディー色や内装色及び建築物外壁色
等と調和のとれた、審美性に優れた窓ガラスが得られ
る。
フロントページの続き (72)発明者 吉井 成和 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 Fターム(参考) 4G062 AA01 BB03 CC01 CC04 DA06 DA07 DB01 DB02 DB03 DC01 DC02 DC03 DD01 DE01 DF01 EA01 EA10 EB01 EB04 EC01 EC02 EC03 ED01 ED02 ED03 EE01 EE03 EE04 EF01 EG01 FA01 FA10 FB01 FC01 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GB01 GC02 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH12 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM01 NN05 NN12 NN13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で表示して、65〜80%のSi
    、0〜5%のAl、0〜10%のMgO、5
    〜15%のCaO(ただし、MgOとCaOとの合計量
    は5〜15%)、10〜18%のNaO、0〜5%の
    O(ただし、NaOとKOとの合計量は10〜
    20%)、及び0〜5%のBからなる基礎ガラス
    組成と、着色成分として、1.2%を超え、1.5%以
    下のFeに換算した全酸化鉄(T−Fe
    )、0.003%以上0.02%未満のCoO、
    0.0009〜0.005%のSe、及び、0.000
    5〜0.05%のNiOからなり、Feに換算し
    たFeOがT−Feの15〜50%であることを
    特徴とする、紫外線赤外線吸収低透過ガラス。
  2. 【請求項2】 請求項1において、Seが0.0009
    〜0.003%であることを特徴とする紫外線赤外線吸
    収低透過ガラス。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、NiOが
    0.0005〜0.02%であることを特徴とする紫外
    線赤外線吸収低透過ガラス。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    T−Feが1.2%を超え、1.3%未満である
    ことを特徴とする紫外線赤外線吸収低透過ガラス。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    Feに換算したFeOがT−Feの15〜
    28%であることを特徴とする紫外線赤外線吸収低透過
    ガラス。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項において、
    4mmの厚さにおける該ガラスの、A光源を用いて測定
    した可視光透過率(YA)が10〜60%、日射透過率
    (TG)が40%以下であり、かつ、ISOで規定され
    る紫外線透過率(Tuv)が10%以下であることを特徴
    とする、紫外線赤外線吸収低透過ガラス。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、
    C光源を用いて測定したL表色系におけるa
    ,bで表されるガラスの色度が、それぞれ−4≦a
    ≦2,−4≦b≦20の範囲内であり、ブロンズ系
    またはグレー系色調を有することを特徴とする紫外線赤
    外線吸収低透過ガラス。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記a,bで表
    される色度が、−2≦a≦2及び0≦b≦15であ
    るブロンズ系色調を有することを特徴とする紫外線赤外
    線吸収低透過ガラス。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記a,bで表
    される色度が、−2≦|a|−|b|≦2の範囲内
    であるグレー系色調を有することを特徴とする紫外線赤
    外線吸収低透過ガラス。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項におい
    て、風冷強化処理が施されていることを特徴とする紫外
    線赤外線吸収低透過ガラス。
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