JP2000203292A - 車両用パワ―ユニット - Google Patents
車両用パワ―ユニットInfo
- Publication number
- JP2000203292A JP2000203292A JP11010399A JP1039999A JP2000203292A JP 2000203292 A JP2000203292 A JP 2000203292A JP 11010399 A JP11010399 A JP 11010399A JP 1039999 A JP1039999 A JP 1039999A JP 2000203292 A JP2000203292 A JP 2000203292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- vehicle
- power unit
- crankshaft
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
を備えた車両用パワーユニットを供する。 【解決手段】 内燃機関のクランクケースと変速ケース
とをユニットケース3として一体化し、該ユニットケー
ス3に軸支されたクランク軸10および変速機軸群を車両
の略中央部に搭載する車両用パワーユニットにおいて、
前記クランク軸10の一側方に位置してVベルト式変速機
20を配置するとともに、Vベルト式変速機20のドリブン
プーリ軸31をクランク軸センターより上方の略直立した
シリンダ5の側部に設けた車両用パワーユニット。
Description
変速ケースとを一体化した車両用パワーユニットに関す
る。
ワーユニットは、従来特開平1−182184号公報等
にあるように一般にクランク軸を車体左右幅方向に指向
させて横置きに内燃機関が車両に搭載され、クランクケ
ースと変速ケースを一体としたユニットケースの左右い
ずれか一側にVベルト式自動変速機が配設され、クラン
ク軸の一端にドライブプーリが設けられ、その後方に変
速機側のドリブンプーリ軸が設けられている。
のドライブプーリ軸(前記公報記載の例ではクランク
軸)に対して同じ高さで後方位置にドリブンプーリ軸が
あり、Vベルトは前後に長尺に架渡される。したがって
ユニットケースの前後長が長く、車両用パワーユニット
が大型化していた。
に搭載する場合、前輪と後輪に動力を伝達するプロペラ
シャフトを回転させるのに、ベベルギア等の回転伝達部
材が多く必要となり、大幅なコスト高及び重量増とな
る。
で、その目的とする処は、小型化及び軽量化を図ったV
ベルト式自動変速機を備えた車両用パワーユニットを供
する点にある。
達成するために、本発明は、内燃機関のクランクケース
と変速ケースとをユニットケースとして一体化し、該ユ
ニットケースに軸支されたクランク軸および変速機軸群
を車両の略中央部に搭載する車両用パワーユニットにお
いて、前記クランク軸の一側方に位置してVベルト式自
動変速機を配置するとともに、前記Vベルト式自動変速
機のドリブンプーリ軸をクランク軸センターより上方の
略直立したシリンダの側部に設けた車両用パワーユニッ
トとした。
立したシリンダの側部にドリブンプーリ軸が位置するの
で、クランク軸センターとドリブンプーリ軸が上下斜め
位置関係にあって両者の水平方向距離を小さくしクラン
ク軸と変速機軸群をコンパクトにまとめてユニットケー
スを小型軽量化し、車両用パワーユニットの小型化及び
軽量化を図ることができる。
両用パワーユニットにおいて、前記内燃機関が、クラン
ク軸を車体前後方向に指向させて縦置きに車両に搭載さ
れることを特徴とする。
場合、プロペラシャフトを回転させるのに、ベベルギア
等の回転伝達部材が不要であり、特に4輪駆動車に搭載
する場合には回転伝達部材が不要であることは、大幅な
コストの削減及び軽量化を図ることができる。
ついて図1乃至図3に図示し説明する。本実施の形態に
係る車両用パワーユニット1は、4サイクル1気筒の内
燃機関2を備え、荒地走行用4輪駆動車の概ね車体中央
にクランク軸を車体前後方向に指向させて縦置きに搭載
される。
に示し、その内部構成を示した前面図を図2に、その展
開図を図3に図示する。クランクケースと変速ケースと
が一体にユニットケース3として形成されており、クラ
ンクケース部3aから若干傾いてシリンダスリーブ4が
略直立しており、同シリンダスリーブ4を保持するシリ
ンダブロック5にシリンダヘッド6,シリンダヘッドカ
バー7が重ねられ合体されている。
リンダヘッドカバー7内には動弁機構25が設けられてい
る。シリンダスリーブ4内を往復動するピストン8とク
ランク軸10とを連接棒9が連結している。クランク軸10
には、ACジェネレタ11及びリコイルスタータ12が設け
られるとともに、スタータモータ13の駆動力がギア列14
を介して伝達されるようになっている(図3参照)。
下方若干右寄りに平行にバランサ軸15が軸支されてお
り、ギア16とギア17との噛合を介してクランク軸10の回
転がバランサ軸15の回転に伝達される。前後方向に指向
したバランサ軸15の前部にクラッチ18を介してVベルト
式自動変速機20のドライブプーリ21が回転自在に軸支さ
れている。
立したシリンダブロック5の左側部位置(図2の前面図
では右側部位置)にあって変速機30の入力軸である主軸
31が、前後方向に指向してユニットケース3に回転自在
に軸支されており、同主軸31の右端に一体に軸支されて
Vベルト式自動変速機20のドリブンプーリ22が設けられ
ている。前記ドライブプーリ21とドリブンプーリ22との
間にVベルト23が架渡されてVベルト式自動変速機20を
構成している。
体するもので、前側ユニットケース2の前面より突出し
たバランサ軸15,主軸31の前部にドライブプーリ21とド
リブンプーリ22が軸支されてVベルト式自動変速機20
が、車両用パワーユニット1の前部に設けられており、
このVベルト式自動変速機20を前方からベルトケース24
が覆っている。
め下方に位置するバランサ軸15に軸支され、ドリブンプ
ーリ22はクランク軸10の左斜め上方に位置する主軸31に
軸支されるために、前面視で長円状をしたベルトケース
24は、図1に図示するように斜めに傾斜した姿勢でユニ
ットケース3に取り付けられる。
方に変速機軸群を配して構成され、ユニットケース3内
においてまず主軸31に隣り合って下方に副軸32が平行に
軸支され、さらに副軸32の下方に出力軸33が平行に軸支
されている。そして副軸32と出力軸33から左方略等距離
位置にリバース軸34が軸支され、副軸32とリバース軸34
から左斜め上方向略等距離位置にシフトドラム35が設け
られ、シフトドラム35から副軸32とリバース軸34にシフ
トフォーク36,37が延びている。
41の噛合を介して副軸32の回転に伝達され、副軸32にス
プライン嵌合したシフトギア42のシフトフォーク36によ
る移動でギア43,45の噛合またはギア44,46の噛合のい
ずれかに副軸32の回転を伝達して出力軸33を正回転する
か中立位置にあってシフトギア42とリバース軸34のギア
47と噛合させているか切り替え設定する。
ス軸34が回転した状態で、リバース軸34にスプライン嵌
合したドグクラッチ48のシフトフォーク37による移動で
回転自在に支持されたギア49に回転を伝達するか否かを
切り替え設定する。ギア49に回転が伝達されたときは、
同ギア49と噛合するギア50を介して出力軸33を逆回転さ
せる。
方であってユニットケース3内の左側に寄った位置に配
設されている。内燃機関2の駆動でクランク軸10が回転
すると、ギア16とギア17との噛合を介してバランサ軸15
が回転し、クラッチ18を介してドライブプーリ21が回転
すると、その回転速度に応じたVベルト式自動変速機20
の自動変速を受けてドリブンプーリ22が主軸31とともに
回転し、主軸31の回転が上記変速機30のギア群を介して
出力軸33を正回転または逆回転させる。
ニット1は、Vベルト式自動変速機20を前側にしクラン
ク軸10を前後方向に指向させて縦置きに4輪駆動車の車
体中央位置に搭載される。本車両用パワーユニット1自
体は、略直立したシリンダ下方のクランク軸10に対して
下方にドライブプーリ21を備えるバランサ軸15が位置
し、前方左寄りに変速機軸群が位置し、変速機軸群のう
ちドリブンプーリ22を備える主軸31が最も高くクランク
軸10の左上方に位置する(図2参照)。
ドリブンプーリ22を備える主軸31とは、上下斜め位置関
係にあって両者の水平方向距離は小さく、このバランサ
軸15と主軸31との間にクランク軸10及び変速機軸群がコ
ンパクトにまとめられてユニットケース3に収容されて
いている。したがってユニットケース3を小型軽量化
し、車両用パワーユニット1の小型化及び軽量化を図る
ことができる。
輪駆動車の車体中央位置に搭載されるので、出力軸33は
前後方向に指向しており、前後の駆動輪に動力を伝達す
るのに、ベベルギア等の回転伝達部材を必要とせず、大
幅なコストの削減及び軽量化を図ることができる。
1は、ドライブプーリ21がバランサ軸15に設けられた
が、クランク軸上にドライブプーリを配設する構成も考
えられる。
ットの前面図である。
面図である。
トケース、4…シリンダスリーブ、5…シリンダブロッ
ク、6…シリンダヘッド、7…シリンダヘッドカバー、
8…ピストン、9…連接棒、10…クランク軸、11…AC
ジェネレータ、12…リコイルスタータ、13…スタータモ
ータ、14…ギア列、15…バランサ軸、16,17…ギア、18
…クラッチ、20…Vベルト式自動変速機、21…ドライブ
プーリ、22…ドリブンプーリ、23…Vベルト、24…ベル
トケース、25…動弁機構、30…変速機、31…主軸、32…
副軸、33…出力軸、34…リバース軸、35…シフトドラ
ム、36,37…シフトフォーク、40,41…ギア、42…シフ
トギア、43,44,45,46,47…ギア、48…ドグクラッ
チ、49,50…ギア。
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関のクランクケースと変速ケース
とをユニットケースとして一体化し、該ユニットケース
に軸支されたクランク軸および変速機軸群を車両の略中
央部に搭載する車両用パワーユニットにおいて、 前記クランク軸の一側方に位置してVベルト式自動変速
機を配置するとともに、前記Vベルト式自動変速機のド
リブンプーリ軸をクランク軸センターより上方の略直立
したシリンダの側部に設けたことを特徴とする車両用パ
ワーユニット。 - 【請求項2】 前記内燃機関は、クランク軸を車体前後
方向に指向させて縦置きに車両に搭載されることを特徴
とする請求項1記載の車両用パワーユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01039999A JP4508306B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 車両用パワーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01039999A JP4508306B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 車両用パワーユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000203292A true JP2000203292A (ja) | 2000-07-25 |
JP4508306B2 JP4508306B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=11749071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01039999A Expired - Fee Related JP4508306B2 (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 車両用パワーユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4508306B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847685A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 自動三輪車のジヤツキアツプポイント構造 |
JPS59106723U (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-18 | 本田技研工業株式会社 | 揺動式三輪車の動力伝達機構 |
JPS63137088A (ja) * | 1986-11-29 | 1988-06-09 | 本田技研工業株式会社 | 車両の伝動ケ−ス冷却装置 |
JPH01232121A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-18 | Yamaha Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機を備えた車両用エンジン |
JPH07186747A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | 縦置き無段変速機付4輪駆動車 |
JPH10297296A (ja) * | 1997-04-30 | 1998-11-10 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両用駆動装置 |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP01039999A patent/JP4508306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847685A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 自動三輪車のジヤツキアツプポイント構造 |
JPS59106723U (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-18 | 本田技研工業株式会社 | 揺動式三輪車の動力伝達機構 |
JPS63137088A (ja) * | 1986-11-29 | 1988-06-09 | 本田技研工業株式会社 | 車両の伝動ケ−ス冷却装置 |
JPH01232121A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-18 | Yamaha Motor Co Ltd | Vベルト式無段変速機を備えた車両用エンジン |
JPH07186747A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | 縦置き無段変速機付4輪駆動車 |
JPH10297296A (ja) * | 1997-04-30 | 1998-11-10 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両用駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4508306B2 (ja) | 2010-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5515940A (en) | Power unit for saddle type vehicle | |
US6868932B1 (en) | Modular vehicle drivetrain | |
JPH10291420A (ja) | エンジンの動力伝達装置 | |
US7530420B2 (en) | Modular vehicle drivetrain | |
JPH10297294A (ja) | エンジンの動力伝達装置 | |
JP3829599B2 (ja) | 自動二輪車のエンジンユニット | |
CN110799416B (zh) | 两轮车辆的驱动系统 | |
US6405821B2 (en) | Power unit of motorcycle | |
US8281891B2 (en) | Four wheel drive vehicle | |
US6821225B2 (en) | Transmission apparatus for a working vehicle | |
JP2631916B2 (ja) | 管理作業機 | |
EP1666721A1 (en) | Internal combustion engine | |
JP2000203292A (ja) | 車両用パワ―ユニット | |
JP2858017B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2745414B2 (ja) | 車両用伝動装置付きエンジン | |
JP4338110B2 (ja) | 小型車両用エンジン | |
JP4062562B2 (ja) | エンジンの動力伝達装置 | |
JPH05294151A (ja) | 車両用エンジンの動力伝達装置 | |
JPH08133163A (ja) | 自動二輪車 | |
JPS6141683A (ja) | 原動機付自転車の動力伝達装置 | |
JP3424297B2 (ja) | 車両のパワートレイン装置 | |
JP3006104B2 (ja) | 自動二輪車のエンジン | |
JP2609525B2 (ja) | 車両用駆動装置 | |
JPH0523393Y2 (ja) | ||
JP2887804B2 (ja) | 前後輪駆動自動二輪車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080422 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080618 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100427 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100427 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |