JP2000203258A - キャビンの窓ハンド - Google Patents

キャビンの窓ハンド

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JP2000203258A
JP2000203258A JP11006614A JP661499A JP2000203258A JP 2000203258 A JP2000203258 A JP 2000203258A JP 11006614 A JP11006614 A JP 11006614A JP 661499 A JP661499 A JP 661499A JP 2000203258 A JP2000203258 A JP 2000203258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
hand
window
cabin
horizontal
Prior art date
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Pending
Application number
JP11006614A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yoshino
正彦 芳野
Koji Ochi
孝司 越智
Toshiyuki Hori
敏行 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JP2000203258A publication Critical patent/JP2000203258A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前後方向へ開放自在に構成したキャビンのガ
ラス窓においては、通常、このガラス開閉用のハンド
が、ガラス左右中心の裾部に設けられている。この為、
オペレータは、同窓ガラスを開け放ち再度これを閉める
際に、身を乗り出して前記ハンドを掴むという煩わしさ
が有った。また、別途、縦長のハンドをガラス縦辺に沿
わせて設ける構成とすると、生産時の部品点数が増えて
コストが上がったり、取付け工数が増えるという課題が
有る。 【解決手段】 前記ガラス窓4に設けるハンド3を正面
視「L」字状に形成し、同ハンド3をガラス左右中心線
Xより片側に、且つガラス縦辺4aと横辺4bに沿わせ
て設けた。またこのガラス窓4にワイパーを備える場合
は、この磨き面を遮らないように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、農業用、或いは
建設用の作業車両、或いはトラック等の運搬用車両のキ
ャビンに取付ける窓ハンドの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、農業用トラクタ等のキャビンに
は、ルーフ下方に車体左右方向に沿う支点を設け、この
支点を軸に車体外方へ開放自在に構成した後部ガラス窓
が設けられている。そして、このガラス窓には、開閉操
作用の水平状のハンドが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
形態のハンドは、ガラス左右中心の裾部に設けられてい
る為、オペレータは、同窓ガラスを開け放ち再度これを
閉める際に、前記ハンドを掴む為、身を乗り出さなけれ
ばならないという煩わしさが有った。また、これに対し
縦長の窓ハンドをガラス縦辺に沿わせて設ける構成とす
ると、生産時の部品点数が増えてコストが上がったり、
取付け工数が増えるという課題が有る。
【0004】また、このガラス窓にワイパーを備える構
成では、これら取付け部材を極力コンパクトに構成し、
ガラス窓の視界性を損なわない構成が望まれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
鑑みてキャビンの窓ハンドを以下のように構成した。即
ち、ルーフ1下方に車体左右方向に沿う支点2を設け、
この支点2を軸に車体外方へ開放自在に構成したキャビ
ンのガラス窓において、前記ガラス窓4に設けるハンド
3を正面視「L」字状に形成し、同ハンド3をガラス左
右中心線Xより片側に、且つガラス縦辺4aと横辺4b
に沿わせて設けたことを特徴とするキャビンの窓ハンド
とした。
【0006】また、請求項1に記載のハンド3を、水平
部3bより縦部3aを長く形成すると共に、前記水平部
3bの先端部はワイパーアーム5を駆動するモータ6を
一体構成して前記ガラス窓4の内側に設け、前記縦部3
aは、起立状態時のワイパーアーム5に略沿わせ、且つ
この先端部を前記ワイパーアーム5のガラス磨き面7を
外してガラス窓4の内側に設けたことを特徴とするキャ
ビンの窓ハンドとした。
【0007】
【発明の効果】以上のように構成したキャビンの窓ハン
ド3は、正面視「L」字状に形成し、同ハンド3をガラ
ス左右中心線Xより片側に、且つガラス縦辺4aと横辺
4bに沿わせて設けたので、例えば従来のガラス左右中
心位置に設けた水平状のハンドと、ガラス側部の縦状の
ハンドとを夫れ夫れ接続する構成と比較して、ハンド3
の構成を極力短くしてガラス3の視界性を損なうことも
なく、また、部品点数、及び組み立て工数も削減して安
価に構成することができる。
【0008】また、ガラス窓4にワイパーを備える際、
ハンド3の縦部3aを起立状態時のワイパーアーム位置
に略沿わせ、且つこの先端部を前記ワイパーアーム5の
ガラス磨き面7を外してガラス内側に設けたので、この
磨き面7を遮らずガラス窓4の視界性を損なうことが無
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を農業用トラクタ
(以下、トラクタ10)に設けた場合を説明する。トラ
クタ10は、図2に示すように、車体前部左右に前輪1
1,11を後部左右に後輪12,12とを備え、ボンネ
ット13内部のエンジン14回転動力をミッションケー
ス15内の変速装置で適宜減速し、前記後輪12,1
2、或いは前後輪11,12に伝達すべく構成してい
る。そして、ミッションケース15上のフロアには、操
縦席17を設け、この周囲をキャビン18により取り囲
む構成となっている。
【0010】操縦席17後方には、前記左右フェンダー
21,21間を連結するリヤプレート26を設け、この
プレート26の一部を開口しこの開口部に後述するフロ
ントガラス24、及びガラス窓となるリヤガラス4用の
ウォッシャータンク27を嵌め込む構成となっている。
これにより、キャビン6内外いずれの位置においても、
ウォッシャタンク39内の液量を確認することができ
る。
【0011】キャビン18は、前記フロア16前部左右
に前支柱20,20を、左右フェンダー21後端部に後
支柱22,22を立設すると共に、これら支柱20,2
0,22,22の上端間を上部フレーム23で連結し
て、キャビンフレームとしている。そして、左右前支柱
20,20間にはフロントガラス24を、左右後支柱2
2,22間には左右側を曲面に形成したガラス窓となる
リヤガラス4を、左右夫れ夫れの前後支柱20,22間
には、枠無しの1枚ガラスで形成された乗降ドア25を
設けている。
【0012】また、キャビン18上部には、上面を車外
に曝した鉄板製のアウタールーフ1Aと、樹脂、及び塩
化ビニール製のインナールーフ1Bとからなるルーフ1
が設けられる。前記アウタールーフ1Aは、図3に示す
ように、平面視長方形状に形成し、その前部および左右
側には、図4乃至図6の各断面図に示すような前凸部3
0、及び左右横凸部31,31を連続的に形成し、同ル
ーフ1A上に車体後方を開放した凹部34を構成してい
る。更に、前記横凸部31,31の後部内側は、やや車
体内方寄りに角度を持たせて構成しルーフ1下方の後部
作業灯32Rに雨水が落ちないように図られている。
【0013】また、前記凹部34には、前記前凸部3
0、及び左右横凸部31沿いに雨水樋33を設けると共
に、同ルーフ1A上面は、前記雨水樋33へ向かって湾
曲状に傾斜し、更に車体後方へ向かって低くなるように
傾斜した構成としている。これにより、雨天の際、アウ
タールーフ1Aの凹部34に落ちた雨水は、前記雨水樋
を通じて後述するリヤガラス1、詳しくはこれに設けた
ワイパーの磨き面7へ流れ落ちる構成となっている。
【0014】尚、図中の符号32Fは、アウタールーフ
1A下方に装着する前部作業灯を示す。また、インナル
ーフ1Bとアウタルーフ1Aとは適宜間隔を隔てて中空
状にて接合状態とされ、両ルーフ1A,1Bは、前記上
部フレーム23や、同フレーム23の左右を掛け渡す補
強用フレームにボルト止めする構成となっている。前記
リヤガラス4について説明する。
【0015】リヤガラス4は、図1に示すように、平面
視前方を開放した「U」の字形状で、前記キャビン18
の後支柱22,22間に設け、このガラス4上部と、前
記上部フレーム23間に亘りヒンジ36,36を設け、
同ヒンジ36の回動軸2を中心に車体後方へ向けて開け
放つ構成となっている。また、この際オペレータが掴む
窓ハンド3は、水平部3bよりも縦部3aを長くした正
面視「L」字状に屈折し、この水平部3bの先端部に膨
出部3Cを形成し、この膨出部3Cにワイパー駆動用の
モータ6を取付ける構成となっている。
【0016】そして、前記モータ6により駆動されるワ
イパーアーム5は、非通電時にはリヤガラス4の左右中
心線Xを超えて、前記窓ハンド3とは反対側の面に水平
状に停止し、通電時にはこの水平状態と、ガラス4の縦
辺4aと略平行する起立状態とを繰り返して、前記リヤ
ガラス4を扇状に磨く構成となっている。尚、図中のラ
インYは、モータ6を駆動するための通電線を示し、前
記窓ハンド3の形状に沿ってガラス裏、またはハンド内
に配索する構成となっている。また、図中の符号37
は、リヤガラス4と後支柱22間に架け渡したダンパー
を示し、同ガラス4の開放時に支点越えして前記開放状
態を保持する構成となっている。また、符号38は前記
ウォッシャー液の吹出孔、符号39はリヤガラス4を閉
じる時の固定フックを示す。
【0017】そして、前記窓ハンド3をリヤガラス4内
側に取り付ける時には、ハンド水平部3bをガラス左右
中心線Xより片側(図中右側)に位置させ、且つガラス
縦辺4aと横辺4bに沿わせてガラス内側からネジ、ま
たは接着剤により取り付ける構成となっている。また、
前記ワイパーの磨き面7に対しては、前記ハンド3の縦
部3aを、起立時のワイパーアーム位置に略沿わせ、こ
の磨き面7外の位置、詳しくは磨き面7の上やや側方の
位置にネジ止めする構成となっている。
【0018】これにより、例えばガラス左右中心位置の
水平状のハンドと、ガラス側部に設けた縦状のハンドと
を夫れ夫れ接続する構成と比較して、窓ハンド3の構成
を極力短くして、リヤガラス3の視界性を損なうことも
なく、部品点数、及び組み立て工数も削減して安価に構
成することができる。更に前述したリヤガラス4の開放
時にもオペレータは回動支点2に近い同ハンド3の縦部
3aを掴むことができるので操作性を損なうことが無
い。
【0019】また、窓ハンド3の縦部3aを起立状態時
のワイパーアーム位置に略沿わせ、且つこの先端部を前
記ワイパーアーム5のガラス磨き面7を外してリヤガラ
ス4内側に設けたので視界性を損なうことが無い。ま
た、この実施の形態では、ルーフ1上面に凹部34を形
成し、この凹部34に溜まった雨水を前記ワイパーアー
ム5の磨き面7へ流し落とす構成としたので、雨天時の
作業には前記ウォッシャータンク27のウォッシャー液
を使用する事無く、リヤガラス4に付着した泥土を落と
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤガラスの四面図(正面、左側面、右側面、
平面)。
【図2】トラクタの全体側面図。
【図3】ルーフの平面図。
【図4】図3におけるA−A断面図。
【図5】図3におけるB−B断面図。
【図6】図3におけるC−C断面図。
【図7】図3におけるD−D断面図。
【符号の説明】
1 ルーフ 2 支点 3 窓ハンド 4 ガラス窓 5 ワイパーアーム 6 モータ 7 磨き面 10 トラクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D025 AA01 AB07 AC01 AC02 AD02 AD03 AE02 AE57 AF03 3D127 AA06 AA19 BB06 CB01 CB07 CC02 CC03 DD12 DD24 DF01 DF02 DF31 DF38 EE12 FF22 GG03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ1下方に車体左右方向に沿う支点
    2を設け、この支点2を軸に車体外方へ開放自在に構成
    したキャビンのガラス窓において、前記ガラス窓4に設
    けるハンド3を正面視「L」字状に形成し、同ハンド3
    をガラス左右中心線Xより片側に、且つガラス縦辺4a
    と横辺4bに沿わせて設けたことを特徴とするキャビン
    の窓ハンド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハンド3を、水平部3
    bより縦部3aを長く形成すると共に、前記水平部3b
    の先端部はワイパーアーム5を駆動するモータ6を一体
    構成して前記ガラス窓4の内側に設け、前記縦部3a
    は、起立状態時のワイパーアーム5に略沿わせ、且つこ
    の先端部を前記ワイパーアーム5のガラス磨き面7を外
    してガラス窓4の内側に設けたことを特徴とするキャビ
    ンの窓ハンド。
JP11006614A 1999-01-13 1999-01-13 キャビンの窓ハンド Pending JP2000203258A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1772332A1 (de) * 2004-09-20 2007-04-11 NEOPLAN Bus GmbH Vorrichtung zur Lagerung eines Scheibenwischers

Cited By (1)

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