JPH0672748U - アウトサイドミラーの取付構造 - Google Patents
アウトサイドミラーの取付構造Info
- Publication number
- JPH0672748U JPH0672748U JP1475893U JP1475893U JPH0672748U JP H0672748 U JPH0672748 U JP H0672748U JP 1475893 U JP1475893 U JP 1475893U JP 1475893 U JP1475893 U JP 1475893U JP H0672748 U JPH0672748 U JP H0672748U
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- mirror
- front panel
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- Pending
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロントパネルの幅を狭めることなくミラー
ステー駆動用モータが取付けられ、補機収容室内の補機
又はエンジンオイルの点検、補給、清掃等の作業性を損
なわない。 【構成】 アッパミラーステー11とロアミラーステー
12とこれらを回転させるステー駆動用モータ13とを
備える。アッパミラーステー11は、略コ字状に形成さ
れ、アウトサイドミラー16を支持し、かつステー上端
がルーフパネル17に回転可能に取付けられ、ステー下
端が下開き可能なフロントパネル18の上縁近傍に延設
される。ロアミラーステー12は、略直線状に形成さ
れ、ステー本体がアッパミラーステー11の回転中心線
M上に位置し、かつステー上端がフロントパネル18の
開閉中心線N上に位置してアッパミラーステー11に対
して回転可能にアッパミラーステー11の下端に取付け
られる。。
ステー駆動用モータが取付けられ、補機収容室内の補機
又はエンジンオイルの点検、補給、清掃等の作業性を損
なわない。 【構成】 アッパミラーステー11とロアミラーステー
12とこれらを回転させるステー駆動用モータ13とを
備える。アッパミラーステー11は、略コ字状に形成さ
れ、アウトサイドミラー16を支持し、かつステー上端
がルーフパネル17に回転可能に取付けられ、ステー下
端が下開き可能なフロントパネル18の上縁近傍に延設
される。ロアミラーステー12は、略直線状に形成さ
れ、ステー本体がアッパミラーステー11の回転中心線
M上に位置し、かつステー上端がフロントパネル18の
開閉中心線N上に位置してアッパミラーステー11に対
して回転可能にアッパミラーステー11の下端に取付け
られる。。
Description
【0001】
本考案はキャブオーバトラックのアウトサイドミラーの取付構造に関する。更 に詳しくは車体幅外に位置するミラーをモータにより車体幅内に移動し得るアウ トサイドミラーの取付構造に関するものである。
【0002】
従来、この種のアウトサイドミラーの取付構造では、アウトサイドミラーを支 持する略コ字状に形成されたミラーステーを有する。このミラーステーはステー 上端がルーフパネルに回転可能に取付けられ、ステー下端がフロントコーナパネ ルに取付けられたステー駆動用モータの回転駆動軸に接続される。そしてこのモ ータを運転席から作動することによってミラーステーを車体幅外の位置と車体幅 内の位置とに相互に移動できるようになっている。
【0003】 一方、キャブオーバトラックには、キャブフロントパネルが下開き可能に構成 され、このフロントパネルと車室内側に所定の距離をあけて設けられたダッシュ パネルとの間に補機収容室を形成したものが知られている。この補機収容室には ラジエータ液やウインドウウオッシャ液等のリザーバタンクの他にワイパモータ や暖房用ヒータの外気導入用フィルタ等の補機が収容され、また補機収容室内に はエンジンのオイルレベルゲージ導入口が設けられている。このフロントパネル を開けることによって、これらの補機又はエンジンオイルの点検、補給、清掃等 を行えるようになっている。
【0004】
このため、フロントパネルが下開き可能なトラックにおいて、このフロントパ ネルの側部のフロントコーナパネルにミラーステー駆動用のモータを取付けた場 合には、フロントコーナパネルにある程度の取付け面幅が必要となり、これによ って下開き可能なフロントパネルの幅が制約されていた。 補機収容室は限られたスペースを有効利用して補機を隙間なく収容しているた め、フロントパネルの幅が制約されると、補機の大きさ、容量が制約され、更に は補機又はエンジンオイルの点検、補給、清掃等の作業性が悪化する問題点があ った。
【0005】 本考案の目的は、フロントパネルの幅を狭めることなくミラーステー駆動用モ ータが取付けられ、補機収容室内の補機又はエンジンオイルの点検、補給、清掃 等の作業性を損なわないアウトサイドミラーの取付構造を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説 明する。 図1に示すように、本考案のアウトサイドミラーの取付構造は、アッパミラー ステー11とロアミラーステー12とこれらを回転させるステー駆動用モータ1 3とを備える。アッパミラーステー11は、略コ字状に形成され、アウトサイド ミラー16を支持し、かつステー上端がルーフパネル17に回転可能に取付けら れ、ステー下端が下開き可能なフロントパネル18の上縁近傍に延設される。ロ アミラーステー12は、略直線状に形成され、ステー本体がアッパミラーステー 11の回転中心線M上に位置し、かつステー上端がフロントパネル18の開閉中 心線N上に位置してアッパミラーステー11に対して回転可能にアッパミラース テー11の下端に取付けられる。
【0007】
ステー駆動用モータ13を取付けたフロントパネル18を開放すると、同時に フロントパネル18の開閉中心線N上に位置するロアミラーステー12の上端を 中心にロアミラーステー12がアッパミラーステー11に対して回転する。
【0008】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1〜図5に示すように、キャブオーバトラック10の前の側部にはアウトサ イドミラー装置が設けられる。このアウトサイドミラー装置は、アッパミラース テー11とロアミラーステー12とこれらを回転させるステー駆動用モータ13 とフロントパネルの開閉状態を検出するパネル開閉センサ14を備える。 アッパミラーステー11は略コ字状に形成され、その中央部にはメインミラー 16aとアンダミラー16bからなるアウトサイドミラー16が取付けられる。 ミラーステー11の上端はルーフパネル17に回転可能に取付けられ、その下端 はフロントパネル19の上縁近傍に延設される。フロントパネル18は2つのヒ ンジ19により下開き可能にキャブ前部に設けられる。
【0009】 フロントパネル18の後方には間隔をあけてダッシュパネル15が設けられ、 フロントパネル18とダッシュパネル15とにより補機収容室20が形成される 。補機収容室20には図示しないが、ラジエータ液やウインドウウオッシャ液等 のリザーバタンクの他にワイパモータや暖房用ヒータの外気導入用フィルタ等の 補機が収容される。フロントパネル18のヒンジ19は図5に示すように、ヒン ジフィメール19aとヒンジメール19bからなる。ヒンジフィメール19aは ボルト21とナット22によりカウルパネル23に取付けられる。ナット22は パネル23に溶着される。図2に示すように、パネル23の上部に続いてウイン ドシールドガラス30が設けられる。ヒンジメール19bの上部はボルト24に よりヒンジフィメール19aに枢支され、その下端はフロントパネル18の内側 に固着されたパネル18aにボルト25aとナット25bにより取付けられる。
【0010】 図1及び図2に詳しく示すように、ロアミラーステー12は略直線状に形成さ れ、ステー本体がアッパミラーステー11の回転中心線M上に位置する。また図 1、図2及び図5に詳しく示すように、ミラーステー12の上端はフロントパネ ル18の開閉中心線N上に位置してアッパミラーステー11に対して回転可能に このミラーステー11の下端に取付けられる。 図3〜図5に示すように、ロアミラーステー12の上端には平坦な取付面部1 2aが形成され、この取付面部12aにはボルト挿通孔12bが明けられる。ア ッパミラーステー11の下端もロアミラーステーと同様に取付面部11a及びボ ルト挿通孔11bが形成される。両ステー11,12はボルト挿通孔11b,1 2bの孔心が前述したフロントパネルの開閉中心線N上に位置するように設けら れる。これらの取付面部11aと12aの間にはカラー26及びスペーサ27, 28が介装され、孔11b,12bにはボルト29が挿通され、ナット31に螺 合する。これによりロアミラーステー12はアッパミラーステー11に対して回 転可能に取付けられる。
【0011】 図2に詳しく示すように、ロアミラーステー12のステー本体はフロントパネ ル18に固着した軸受12cに支持され、その下端には軸32が挿着され、この 軸32の端部にはギヤ33が固着される。ステー駆動用モータ13はベース34 を介してボルト36とナット37によりパネル18,18aに取付けられる。モ ータ13の回転駆動軸38には上記ギヤ33に噛合するギヤ39が固着される。 ロアミラーステー12の下端及びモータ13はカバー13aで被覆される。更に フロントパネル18の下端内側の補機収容室20にはパネル開閉センサ14が設 けられる。
【0012】 図6に示すように、パネル開閉センサ14はリミットスイッチであって、フロ ントパネル18が閉じているときはオン状態になり、開くとオフ状態になる。こ のセンサ14はバッテリ41とモータ13の正逆転切換えスイッチ42との間に 設けられる。スイッチ42は二連スイッチで構成され、運転席に配置される。ス イッチ42を破線で示す一方の位置a,cに切換えるとモータ13は正転し、他 方の位置b,dに切換えるとモータ13は逆転するように構成される。
【0013】 次にこのような構成のアウトサイドミラー装置の動作を説明する。 先ずトラック10が狭隘路に進入したときでミラー16が障害物に当たる恐れ があるときには、スイッチ42を破線の位置a,cに切換える。モータ13が正 転し、ギヤ39及び33を介してロアミラーステー12が回転する。これにより アッパミラーステー11が線Mを中心に回転し、ミラー16が車体幅内に移動す るので、トラックは障害物を回避して容易に走行することができる。
【0014】 次いでミラー16を元の位置に復帰させるときには、スイッチ42を別の位置 b,dに切換える。モータ13が逆転し、図示するようにアッパミラーステー1 1が車体幅外に移動する。 また補機を点検するために、フロントパネル18を開けたときにはパネル開閉 センサ14が作動し、運転者が正逆転切換えスイッチ42を操作してもモータは 回転しない。このフロントパネル18の開放と同時にフロントパネル18の開閉 中心線N上に位置するロアミラーステー12の上端を中心にロアミラーステー1 2がアッパミラーステー11に対して回転する。
【0015】 なお、上記例ではロアミラーステー12の上端をアッパミラーステー11に対 してボルト29,カラー26等を用いて回転可能に取付けたが、図7に示すよう にアッパミラーステー11の下端を線N方向に曲げておき、このステー11の下 端に先端にねじ部43aを有する軸43を挿着し、スペーサ44,45及び46 を用いてねじ部43aにナット47を螺合してロアミラーステー12を回転可能 に取付けてもよい。
【0016】
以上述べたように、本考案によれば、フロントパネルの表面にステー駆動用モ ータを取付けるため、図1に示すフロントパネルの幅Wを狭めることがない。こ の結果、補機収容室のスペースが大きくとれ、補機収容室内の補機又はエンジン オイルの点検、補給、清掃等の作業を容易に行うことができる。 また従来の限られたフロントコーナパネル50(図1)と異なって、比較的広 いフロントパネルの表面にステー駆動用モータを取付けられるため、モータの取 付構造を自由に決められる利点もある。
【図1】本考案一実施例のアウトサイドミラーの取付構
造を含むトラックの正面図。
造を含むトラックの正面図。
【図2】そのA−A線断面図。
【図3】図2のB−B線断面図。
【図4】そのロアミラーステーの上端の斜視図。
【図5】図2のC−C線断面図。
【図6】そのステー駆動用モータの電気回路構成図。
【図7】別の実施例のロアミラーステーのアッパミラー
ステーへの取付構造を示す図。
ステーへの取付構造を示す図。
M アッパミラーステーの回転中心線 N フロントパネルの回転中心線 10 キャブオーバトラック 11 アッパミラーステー 12 ロアミラーステー 13 ステー駆動用モータ 14 パネル開閉センサ 16 アウトサイドミラー 17 ルーフパネル 18 フロントパネル
Claims (1)
- 【請求項1】 略コ字状に形成され、アウトサイドミラ
ー(16)を支持し、かつステー上端がルーフパネル(17)に
回転可能に取付けられ、ステー下端が下開き可能なフロ
ントパネル(18)の上縁近傍に延設されたアッパミラース
テー(11)と、 略直線状に形成され、ステー本体が前記アッパミラース
テー(11)の回転中心線(M)上に位置し、かつステー上端
が前記フロントパネル(18)の開閉中心線(N)上に位置し
て前記アッパミラーステー(11)に対して回転可能に前記
アッパミラーステー(11)の下端に取付けられたロアミラ
ーステー(12)と、 前記フロントパネル(18)に取付けられ、前記ロアミラー
ステー(12)を介して前記アッパミラーステー(11)を回転
させるステー駆動用モータ(13)とを備えたアウトサイド
ミラーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1475893U JPH0672748U (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | アウトサイドミラーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1475893U JPH0672748U (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | アウトサイドミラーの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672748U true JPH0672748U (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=11869995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1475893U Pending JPH0672748U (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | アウトサイドミラーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672748U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019048548A (ja) * | 2017-09-08 | 2019-03-28 | いすゞ自動車株式会社 | ミラーベースカバー |
JP2019073214A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のミラーベースカバー構造 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP1475893U patent/JPH0672748U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019048548A (ja) * | 2017-09-08 | 2019-03-28 | いすゞ自動車株式会社 | ミラーベースカバー |
JP2019073214A (ja) * | 2017-10-18 | 2019-05-16 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のミラーベースカバー構造 |
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