JP2000202999A - 印刷機における二つのシリンダを相互に位置合わせ調節する方法 - Google Patents
印刷機における二つのシリンダを相互に位置合わせ調節する方法Info
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- B41F13/08—Cylinders
- B41F13/24—Cylinder-tripping devices; Cylinder-impression adjustments
- B41F13/34—Cylinder lifting or adjusting devices
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 たとえば印刷機などに用いられるシリンダの
位置合わせ動作において、単純で且つ正確なゼロ位置の
決定を許容することができる方法を提供すること。 【解決手段】 印刷機における二つのシリンダ(18,
20)を相互に位置合わせ調節するための方法であっ
て、前記二つのシリンダが相互に向けて相対的に半径方
向に移動する際に、前記二つのシリンダのうちの一つの
シリンダ(18)を回転させて、当該一つのシリンダ
(18)に作用するトルクを監視し、前記監視されたト
ルクが所定のしきい値を超える際に到達した前記二つの
シリンダ相互の半径方向位置を、位置合わせ調節のため
のゼロ位置とすることを特徴とする方法。
位置合わせ動作において、単純で且つ正確なゼロ位置の
決定を許容することができる方法を提供すること。 【解決手段】 印刷機における二つのシリンダ(18,
20)を相互に位置合わせ調節するための方法であっ
て、前記二つのシリンダが相互に向けて相対的に半径方
向に移動する際に、前記二つのシリンダのうちの一つの
シリンダ(18)を回転させて、当該一つのシリンダ
(18)に作用するトルクを監視し、前記監視されたト
ルクが所定のしきい値を超える際に到達した前記二つの
シリンダ相互の半径方向位置を、位置合わせ調節のため
のゼロ位置とすることを特徴とする方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機の二つのシ
リンダを相互に位置合わせ調節するための方法に関す
る。
リンダを相互に位置合わせ調節するための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】印刷機は、典型的には、多数の回転駆動
可能な回転体を持つ。このような回転体を、この明細書
では、「シリンダ」という用語を用いて簡略化して述べ
ることにする。たとえば典型的なフレキソ印刷機は、共
通の回転体、すなわち反動シリンダの周りに、多数のイ
ンキ用ユニットを持ち、各インキ用ユニットは、さらな
る二つの回転体、すなわち印刷用シリンダおよびインキ
用ローラを持つ。アクチュエータを用いて、印刷用シリ
ンダおよびインキ用ローラは、相互に、且つ反動シリン
ダに対して、半径方向、すなわち回転軸に対して直交す
る方向に相対的に移動可能である。印刷動作中には、イ
ンキ用ローラは、印刷用シリンダに対して回転係合し、
印刷用シリンダ自体は、反動シリンダの周りに案内され
る印刷媒体に対して回転係合し、インキが、インキ用ロ
ーラから、印刷シリンダの印刷ブロック印刷部分へと運
ばれ、その後、対応する印刷画像が形成される。印刷機
を停止する時には、インキ用ローラは印刷用シリンダか
ら引き離され、印刷用シリンダは反動シリンダから引き
離される。印刷動作を再度開始する前に、これらのシリ
ンダは、相互に、再度位置合わせ調整される。
可能な回転体を持つ。このような回転体を、この明細書
では、「シリンダ」という用語を用いて簡略化して述べ
ることにする。たとえば典型的なフレキソ印刷機は、共
通の回転体、すなわち反動シリンダの周りに、多数のイ
ンキ用ユニットを持ち、各インキ用ユニットは、さらな
る二つの回転体、すなわち印刷用シリンダおよびインキ
用ローラを持つ。アクチュエータを用いて、印刷用シリ
ンダおよびインキ用ローラは、相互に、且つ反動シリン
ダに対して、半径方向、すなわち回転軸に対して直交す
る方向に相対的に移動可能である。印刷動作中には、イ
ンキ用ローラは、印刷用シリンダに対して回転係合し、
印刷用シリンダ自体は、反動シリンダの周りに案内され
る印刷媒体に対して回転係合し、インキが、インキ用ロ
ーラから、印刷シリンダの印刷ブロック印刷部分へと運
ばれ、その後、対応する印刷画像が形成される。印刷機
を停止する時には、インキ用ローラは印刷用シリンダか
ら引き離され、印刷用シリンダは反動シリンダから引き
離される。印刷動作を再度開始する前に、これらのシリ
ンダは、相互に、再度位置合わせ調整される。
【0003】印刷画像の品質のためには、印刷動作中に
おいて、これらのシリンダが正規の力で相互に押圧され
ていることが重要である。この印刷力を正確に制御する
ためには、これらシリンダの相互関係位置が高精度で知
られているゼロ位置を規定することが都合がよい。たと
えば印刷シリンダのためのゼロ位置は、印刷用シリンダ
の外周面が、反動シリンダの外周面に対して、印刷力を
生じさせないで接触している所の位置であればよい。印
刷用シリンダに対するインキ用ローラのゼロ位置も、同
様にして規定できる。しかしながら、これらのゼロ位置
は、使用されるべき印刷用シリンダおよびインキ用ロー
ラの各周方向長さに依存しており、少なくとも各シリン
ダの交換毎に、ゼロ位置の再定義が必要となる。
おいて、これらのシリンダが正規の力で相互に押圧され
ていることが重要である。この印刷力を正確に制御する
ためには、これらシリンダの相互関係位置が高精度で知
られているゼロ位置を規定することが都合がよい。たと
えば印刷シリンダのためのゼロ位置は、印刷用シリンダ
の外周面が、反動シリンダの外周面に対して、印刷力を
生じさせないで接触している所の位置であればよい。印
刷用シリンダに対するインキ用ローラのゼロ位置も、同
様にして規定できる。しかしながら、これらのゼロ位置
は、使用されるべき印刷用シリンダおよびインキ用ロー
ラの各周方向長さに依存しており、少なくとも各シリン
ダの交換毎に、ゼロ位置の再定義が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、位置
合わせ動作において、単純で且つ正確なゼロ位置の決定
を許容することができる方法を提供することである。
合わせ動作において、単純で且つ正確なゼロ位置の決定
を許容することができる方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、二つのシリンダが相互に向けて相対的に半径方向
に移動する際に、前記二つのシリンダのうちの一つのシ
リンダを回転させて、一つのシリンダに作用するトルク
を監視し、前記監視されたトルクが所定のしきい値を超
える際に到達した瞬間の前記二つのシリンダ相互の半径
方向位置を、位置合わせ調節のためのゼロ位置とする特
徴により達成される。
的は、二つのシリンダが相互に向けて相対的に半径方向
に移動する際に、前記二つのシリンダのうちの一つのシ
リンダを回転させて、一つのシリンダに作用するトルク
を監視し、前記監視されたトルクが所定のしきい値を超
える際に到達した瞬間の前記二つのシリンダ相互の半径
方向位置を、位置合わせ調節のためのゼロ位置とする特
徴により達成される。
【0006】ヨーロッパ特許出願第98116398.
3号(米国特許出願番号第09/376257号に対応
する)は、印刷機内における衝突の検出方法を開示し、
印刷用シリンダおよび/またはインキ用ローラが、反動
シリンダに対する半径方向移動中に、その他の物体に衝
突して損傷を受けることを防止するようにしている。こ
の方法によれば、アクチュエータを用いて、反動シリン
ダに対して半径方向に移動するべきシリンダが適度な速
度で回転させられ、当該シリンダに作用するトルクが監
視される。そのシリンダが自由に回転することができる
限り、トルクは生じない。しかしながら、そのシリンダ
が物体に衝突すると直ぐに、そのシリンダの外周面と物
体との間の摩擦により、その回転移動が減速され、比較
的高いトルクが発生する。このように、このトルクを監
視することにより、比較的高感度で、衝突を検出するこ
とができ、何らかの損傷を防止することができる程度に
十分に素早く、アクチュエータを停止させることができ
る。
3号(米国特許出願番号第09/376257号に対応
する)は、印刷機内における衝突の検出方法を開示し、
印刷用シリンダおよび/またはインキ用ローラが、反動
シリンダに対する半径方向移動中に、その他の物体に衝
突して損傷を受けることを防止するようにしている。こ
の方法によれば、アクチュエータを用いて、反動シリン
ダに対して半径方向に移動するべきシリンダが適度な速
度で回転させられ、当該シリンダに作用するトルクが監
視される。そのシリンダが自由に回転することができる
限り、トルクは生じない。しかしながら、そのシリンダ
が物体に衝突すると直ぐに、そのシリンダの外周面と物
体との間の摩擦により、その回転移動が減速され、比較
的高いトルクが発生する。このように、このトルクを監
視することにより、比較的高感度で、衝突を検出するこ
とができ、何らかの損傷を防止することができる程度に
十分に素早く、アクチュエータを停止させることができ
る。
【0007】本発明によれば、同様な原理を用いて、印
刷用シリンダおよび/またはインキ用ローラのゼロ位置
を決定することができる。衝突を防止するための公知の
手法とは異なり、本発明に係る方法の目的は予期しない
衝突を避けることではなく、むしろ意図的に、反動シリ
ンダに対する印刷用シリンダの「衝突」、および印刷用
シリンダに対するインキ用ローラの「衝突」を、それぞ
れ生じさせる。その結果、一方のシリンダの外周面が他
方のシリンダの外周面に接触し始める所のゼロ位置をか
なり正確に決定することができることになる。もちろ
ん、半径方向の位置合わせ調節移動は、タイミング良く
アクチュエータを停止させることにより損傷を防止でき
る程度に低い速度で達成される。
刷用シリンダおよび/またはインキ用ローラのゼロ位置
を決定することができる。衝突を防止するための公知の
手法とは異なり、本発明に係る方法の目的は予期しない
衝突を避けることではなく、むしろ意図的に、反動シリ
ンダに対する印刷用シリンダの「衝突」、および印刷用
シリンダに対するインキ用ローラの「衝突」を、それぞ
れ生じさせる。その結果、一方のシリンダの外周面が他
方のシリンダの外周面に接触し始める所のゼロ位置をか
なり正確に決定することができることになる。もちろ
ん、半径方向の位置合わせ調節移動は、タイミング良く
アクチュエータを停止させることにより損傷を防止でき
る程度に低い速度で達成される。
【0008】衝突を避けるための公知の方法とは異な
り、本発明に係る方法では、相互に位置合わせ調節され
るべき二つのシリンダの内のいずれが回転させられるか
は重要ではない。このため、たとえば回転軸芯が静止し
続けているシリンダを回転させることも可能である。そ
の場合には、そのシリンダが減速された直後に、その外
周面に対して、回転しないシリンダが位置合わせ調節さ
れる。感度向上の観点では、シリンダの内、最も慣性モ
ーメントが小さいシリンダを回転させることが都合がよ
い。相互に位置合わせ調節されるべき双方のシリンダを
回転させることも可能であるが、その場合には、それら
の外周速度が相互に異なることが条件となる。
り、本発明に係る方法では、相互に位置合わせ調節され
るべき二つのシリンダの内のいずれが回転させられるか
は重要ではない。このため、たとえば回転軸芯が静止し
続けているシリンダを回転させることも可能である。そ
の場合には、そのシリンダが減速された直後に、その外
周面に対して、回転しないシリンダが位置合わせ調節さ
れる。感度向上の観点では、シリンダの内、最も慣性モ
ーメントが小さいシリンダを回転させることが都合がよ
い。相互に位置合わせ調節されるべき双方のシリンダを
回転させることも可能であるが、その場合には、それら
の外周速度が相互に異なることが条件となる。
【0009】シリンダが回転して、それが直線的には移
動しない方法の変形例もまた、衝突防止の目的のために
は用いることができ、そのことは、ヨーロッパ特許出願
第98116398.3内に開示された方法の代替え手
段を形成する。
動しない方法の変形例もまた、衝突防止の目的のために
は用いることができ、そのことは、ヨーロッパ特許出願
第98116398.3内に開示された方法の代替え手
段を形成する。
【0010】本発明の有益な詳細は、従属請求項により
提示される。トルクは、たとえば駆動系の内部に介在す
るトルクセンサを用いて監視することができる。また
は、トルクは、たとえばシリンダの角速度および/また
は角度位置を連続的に監視することにより、間接的に監
視することもでき、その場合には、角速度の変化からト
ルクを決定することができる。
提示される。トルクは、たとえば駆動系の内部に介在す
るトルクセンサを用いて監視することができる。また
は、トルクは、たとえばシリンダの角速度および/また
は角度位置を連続的に監視することにより、間接的に監
視することもでき、その場合には、角速度の変化からト
ルクを決定することができる。
【0011】すなわち、本発明の位置合わせ調節方法
は、印刷機における二つのシリンダを相互に位置合わせ
調節する方法であって、前記二つのシリンダが相互に半
径方向に向けて相対的に移動する間、それらの二つのシ
リンダの内の一つのシリンダ回転させ、それらの二つの
シリンダの内の一つのシリンダに対して作用するトルク
を監視し、監視している前記トルクが所定のしきい値を
超えた場合に、その瞬間に到達した二つのシリンダ相互
の半径方向の位置を、位置合わせ調節のためのゼロ位置
とすることを特徴とする。
は、印刷機における二つのシリンダを相互に位置合わせ
調節する方法であって、前記二つのシリンダが相互に半
径方向に向けて相対的に移動する間、それらの二つのシ
リンダの内の一つのシリンダ回転させ、それらの二つの
シリンダの内の一つのシリンダに対して作用するトルク
を監視し、監視している前記トルクが所定のしきい値を
超えた場合に、その瞬間に到達した二つのシリンダ相互
の半径方向の位置を、位置合わせ調節のためのゼロ位置
とすることを特徴とする。
【0012】本発明において、半径方向に移動した一つ
の前記シリンダが、前記ゼロ位置に到達した直後に、そ
のシリンダを、所定距離で反対方向に待機位置にまで移
動させ、次に、その他のシリンダに向けて、前記所定距
離に所定のオフセットを加えた距離で、前記シリンダを
移動させるように、その他のシリンダに対して位置合わ
せ調節することが好ましい。
の前記シリンダが、前記ゼロ位置に到達した直後に、そ
のシリンダを、所定距離で反対方向に待機位置にまで移
動させ、次に、その他のシリンダに向けて、前記所定距
離に所定のオフセットを加えた距離で、前記シリンダを
移動させるように、その他のシリンダに対して位置合わ
せ調節することが好ましい。
【0013】相互に位置合わせ調節された前記両シリン
ダとしては、特に限定されないが、印刷機におけるイン
キ用ローラおよび印刷用シリンダの組み合わせ、および
/または印刷機における印刷用シリンダおよび反動シリ
ンダの組み合わせである。
ダとしては、特に限定されないが、印刷機におけるイン
キ用ローラおよび印刷用シリンダの組み合わせ、および
/または印刷機における印刷用シリンダおよび反動シリ
ンダの組み合わせである。
【0014】最初に前記インキ用ローラを前記印刷用シ
リンダに対して位置合わせ調節し、次に、前記インキ用
ローラおよび印刷用シリンダを共通して半径方向に移動
し、反動シリンダに対して印刷用シリンダを位置合わせ
調節することが好ましい。または、最初に前記印刷用シ
リンダを前記反動シリンダに対して位置合わせ調節し、
次に、前記インキ用ローラを前記印刷用シリンダに対し
て位置合わせ調節しても良い。
リンダに対して位置合わせ調節し、次に、前記インキ用
ローラおよび印刷用シリンダを共通して半径方向に移動
し、反動シリンダに対して印刷用シリンダを位置合わせ
調節することが好ましい。または、最初に前記印刷用シ
リンダを前記反動シリンダに対して位置合わせ調節し、
次に、前記インキ用ローラを前記印刷用シリンダに対し
て位置合わせ調節しても良い。
【0015】本発明において、前記トルクの監視が、監
視すべきシリンダの角度位置および/または角速度を連
続的に計測し、監視すべきシリンダの角速度の変化を検
出することにより達成されることが好ましい。
視すべきシリンダの角度位置および/または角速度を連
続的に計測し、監視すべきシリンダの角速度の変化を検
出することにより達成されることが好ましい。
【0016】本発明に係る印刷機は、二つの回転可能に
駆動されるシリンダと、これら二つのシリンダを相互に
位置合わせ調節すると共に相互に引き離すためのアクチ
ュエータと、前記シリンダの回転駆動、位置合わせ調節
および引き離しを制御するための制御ユニットと、を有
する印刷機であって、前記二つのシリンダが相互に向け
て相対的に半径方向に移動する際に、前記制御ユニット
が、前記二つのシリンダのうちの一つのシリンダを回転
させて、当該一つのシリンダに作用するトルクを監視
し、前記監視されたトルクが所定のしきい値を超える際
に到達した前記二つのシリンダ相互の半径方向位置を、
位置合わせ調節のためのゼロ位置として記憶するように
動作することを特徴とする。
駆動されるシリンダと、これら二つのシリンダを相互に
位置合わせ調節すると共に相互に引き離すためのアクチ
ュエータと、前記シリンダの回転駆動、位置合わせ調節
および引き離しを制御するための制御ユニットと、を有
する印刷機であって、前記二つのシリンダが相互に向け
て相対的に半径方向に移動する際に、前記制御ユニット
が、前記二つのシリンダのうちの一つのシリンダを回転
させて、当該一つのシリンダに作用するトルクを監視
し、前記監視されたトルクが所定のしきい値を超える際
に到達した前記二つのシリンダ相互の半径方向位置を、
位置合わせ調節のためのゼロ位置として記憶するように
動作することを特徴とする。
【0017】本発明に係る印刷機における衝突検出方法
は、少なくとも一つの直線的に移動可能な部材と、前記
部材を移動させるためのアクチュエータと、前記部材の
移動途中に配置された少なくとも一つの回転可能に駆動
可能な回転体とを有する印刷機における衝突検出方法で
あって、位置合わせ調節動作中に、前記回転体を回転さ
せ、前記回転体の回転移動のための回転速度および/ま
たは駆動トルクを監視することを特徴とする。
は、少なくとも一つの直線的に移動可能な部材と、前記
部材を移動させるためのアクチュエータと、前記部材の
移動途中に配置された少なくとも一つの回転可能に駆動
可能な回転体とを有する印刷機における衝突検出方法で
あって、位置合わせ調節動作中に、前記回転体を回転さ
せ、前記回転体の回転移動のための回転速度および/ま
たは駆動トルクを監視することを特徴とする。
【0018】本発明に係る衝突検出装置は、少なくとも
一つの直線的に移動可能な部材と、前記部材を移動させ
るためのアクチュエータと、前記部材の移動途中に配置
された少なくとも一つの回転可能に駆動可能な回転体と
を有する印刷機における衝突検出装置であって、前記回
転体の駆動トルクおよび/または回転速度を検出するた
めに、トルクセンサおよび/または角度増分センサを具
備し、制御ユニットが、前記トルクセンサまたは角度増
分センサの信号に基づき、前記直線的に移動可能な部材
に対する前記回転体の衝突を検出し、前記信号に応答し
て、前記アクチュエータを無力化するように適合してあ
ることを特徴とする。
一つの直線的に移動可能な部材と、前記部材を移動させ
るためのアクチュエータと、前記部材の移動途中に配置
された少なくとも一つの回転可能に駆動可能な回転体と
を有する印刷機における衝突検出装置であって、前記回
転体の駆動トルクおよび/または回転速度を検出するた
めに、トルクセンサおよび/または角度増分センサを具
備し、制御ユニットが、前記トルクセンサまたは角度増
分センサの信号に基づき、前記直線的に移動可能な部材
に対する前記回転体の衝突を検出し、前記信号に応答し
て、前記アクチュエータを無力化するように適合してあ
ることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、添付
図面に基づき説明する。ここにおいて、図1は本発明が
適用される印刷機の概略部分側面図、図2は図1に示す
印刷機の概略部分平面図、図3および図4はそれぞれ位
置合わせ調節方法での異なる状態を示す図1に対応する
図である。
図面に基づき説明する。ここにおいて、図1は本発明が
適用される印刷機の概略部分側面図、図2は図1に示す
印刷機の概略部分平面図、図3および図4はそれぞれ位
置合わせ調節方法での異なる状態を示す図1に対応する
図である。
【0020】図1に示す印刷機は、たとえばフレキソ印
刷機であり、二つの側部部材を持つフレームと、それら
の間に回転自在に支持された反動シリンダ12とを有す
る。各側部部材10には、コンソール14が装着してあ
り、それらの上に、インキ用ユニット16が設置してあ
る。実際には、多数のインキ用ユニットを、同じ単一の
反動シリンダ12に対して配置させることができる。
刷機であり、二つの側部部材を持つフレームと、それら
の間に回転自在に支持された反動シリンダ12とを有す
る。各側部部材10には、コンソール14が装着してあ
り、それらの上に、インキ用ユニット16が設置してあ
る。実際には、多数のインキ用ユニットを、同じ単一の
反動シリンダ12に対して配置させることができる。
【0021】インキ用ユニット16は、印刷用シリンダ
18と、関連するチャンバ型のインキ供給源22を持つ
インキ用ローラ20とを有する。印刷用シリンダ18と
インキ用ローラ20とは、軸受ブロック24および26
内で回転自在に保持してあり、これら軸受ブロックは、
コンソール14の上部において、二つの矢印AおよびB
の方向に、位置合わせ調節可能になっている。図1は、
印刷シリンダ18が反動シリンダ12から離れ、インキ
用ローラ20が印刷用シリンダ18から離れている状態
にある印刷機を示す。印刷動作中には、印刷用シリンダ
18は反動シリンダ12に対して位置合わされ、インキ
用ローラ20は印刷用シリンダ18に対して位置合わさ
れる。これらの位置合わせおよび分離移動を可能ならし
めるために、アクチュエータモータ28および30をそ
れぞれ持ち、ドライブスピンドル32および34をそれ
ぞれ持つスピンドルドライブは、それぞれ軸受ブロック
24および26に対して係合可能になっている。それぞ
れのスピンドルドライブは、コンソール上に設置してあ
る。
18と、関連するチャンバ型のインキ供給源22を持つ
インキ用ローラ20とを有する。印刷用シリンダ18と
インキ用ローラ20とは、軸受ブロック24および26
内で回転自在に保持してあり、これら軸受ブロックは、
コンソール14の上部において、二つの矢印AおよびB
の方向に、位置合わせ調節可能になっている。図1は、
印刷シリンダ18が反動シリンダ12から離れ、インキ
用ローラ20が印刷用シリンダ18から離れている状態
にある印刷機を示す。印刷動作中には、印刷用シリンダ
18は反動シリンダ12に対して位置合わされ、インキ
用ローラ20は印刷用シリンダ18に対して位置合わさ
れる。これらの位置合わせおよび分離移動を可能ならし
めるために、アクチュエータモータ28および30をそ
れぞれ持ち、ドライブスピンドル32および34をそれ
ぞれ持つスピンドルドライブは、それぞれ軸受ブロック
24および26に対して係合可能になっている。それぞ
れのスピンドルドライブは、コンソール上に設置してあ
る。
【0022】反動シリンダ12は、図示しないモータに
より駆動されることができる。図2に示すように、イン
キ用ユニット16は、印刷用シリンダ18およびインキ
用ローラ20のための二つの分離した駆動モータ36を
さらに有する。これらの駆動モータの各々は、印刷機の
駆動側(図2の上側)における対応する回転体18また
は20の軸に対して直接に配置され、各回転体は、関連
する駆動モータ36により回転駆動されるようになって
いる(シングル駆動)。これらの回転体の同期は、公知
の方法により電気的に制御される。
より駆動されることができる。図2に示すように、イン
キ用ユニット16は、印刷用シリンダ18およびインキ
用ローラ20のための二つの分離した駆動モータ36を
さらに有する。これらの駆動モータの各々は、印刷機の
駆動側(図2の上側)における対応する回転体18また
は20の軸に対して直接に配置され、各回転体は、関連
する駆動モータ36により回転駆動されるようになって
いる(シングル駆動)。これらの回転体の同期は、公知
の方法により電気的に制御される。
【0023】駆動モータの各々は、図2中の矢印で例示
するように、制御ユニット38へとトルク信号を供給す
る集積化されたトルクセンサTを有する。制御ユニット
38自体は、特にオン・オフ信号などの制御信号をアク
チュエータモータ28および30へと送信する。図面で
は、駆動側にあるアクチュエータモータのための制御信
号のみが矢印により例示してある。しかしながら、装置
フレームの反対側にあるアクチュエータモータへも、対
応する制御信号が供給されることは言うまでもない。
するように、制御ユニット38へとトルク信号を供給す
る集積化されたトルクセンサTを有する。制御ユニット
38自体は、特にオン・オフ信号などの制御信号をアク
チュエータモータ28および30へと送信する。図面で
は、駆動側にあるアクチュエータモータのための制御信
号のみが矢印により例示してある。しかしながら、装置
フレームの反対側にあるアクチュエータモータへも、対
応する制御信号が供給されることは言うまでもない。
【0024】アクチュエータモータ28および30の各
々に対しては、図示しない変位センサが装着してあり、
または、これらのモータがステップモータにより構成さ
れることで、反動シリンダ12の回転軸に対する軸受ブ
ロック24および26の位置が正確に制御可能になって
いる。
々に対しては、図示しない変位センサが装着してあり、
または、これらのモータがステップモータにより構成さ
れることで、反動シリンダ12の回転軸に対する軸受ブ
ロック24および26の位置が正確に制御可能になって
いる。
【0025】反動シリンダ12に対する印刷用シリンダ
18の調整、および印刷用シリンダ18に対するインキ
用ローラ20の調整のためのゼロ位置を決定するための
方法は、図3および図4を組み合わせて説明される。図
示する例では、インキ用ローラは、最初に印刷用シリン
ダへと位置合わせ調節され、次に、それらの双方が、反
動シリンダに対して共通に位置合わせ調節される。しか
しながら、これらのシーケンス順序は、逆であっても良
い。
18の調整、および印刷用シリンダ18に対するインキ
用ローラ20の調整のためのゼロ位置を決定するための
方法は、図3および図4を組み合わせて説明される。図
示する例では、インキ用ローラは、最初に印刷用シリン
ダへと位置合わせ調節され、次に、それらの双方が、反
動シリンダに対して共通に位置合わせ調節される。しか
しながら、これらのシーケンス順序は、逆であっても良
い。
【0026】最初に、図1に示す状態から、印刷用シリ
ンダ18は、駆動モータ36を用いてゆっくりと回転さ
せられる。その駆動トルクは、トルクセンサにより監視
される。しかしながら、その印刷用シリンダは、実際に
は、抵抗なしで回転しているので、そのトルクはゼロで
ある。
ンダ18は、駆動モータ36を用いてゆっくりと回転さ
せられる。その駆動トルクは、トルクセンサにより監視
される。しかしながら、その印刷用シリンダは、実際に
は、抵抗なしで回転しているので、そのトルクはゼロで
ある。
【0027】次に、まだ回転していないインキ用ローラ
20が、アクチュエータモータ30(図3)を用いて、
印刷用シリンダ18に向けて、ゆっくりと移動する。イ
ンキ用ローラおよび印刷用シリンダの双方の外周面が相
互に噛み合い始めると、印刷用シリンダ18の駆動系の
内部にトルクが発生し、そのトルクはトルクセンサTに
より検出される。このトルクがゼロに近い閾値を超える
場合には、このことは、二つの回転体の外周面が相互に
接触していることを示す。この瞬間、対応する反動トル
クがインキ用ローラ20にも作用することから、その接
触を示す信号は、インキ用ローラ20の駆動系に関連し
ているトルクセンサからも取り出すことができる。この
信号に応答して、軸受ブロック24の位置に対する軸受
ブロック26のその時の到達位置を、インキ用ローラ2
0のためのゼロ位置として、制御ユニット38内に記憶
させ、アクチュエータモータ30を直ちに停止させ、こ
のモータの駆動方向を逆にして、たとえば1mm程度の所
定距離だけ、前記ゼロ位置からインキ用ローラ20を引
き離す。その結果、印刷用ローラ18は再び回転自在と
なり、トルク無しで回転を続行することが可能になる。
20が、アクチュエータモータ30(図3)を用いて、
印刷用シリンダ18に向けて、ゆっくりと移動する。イ
ンキ用ローラおよび印刷用シリンダの双方の外周面が相
互に噛み合い始めると、印刷用シリンダ18の駆動系の
内部にトルクが発生し、そのトルクはトルクセンサTに
より検出される。このトルクがゼロに近い閾値を超える
場合には、このことは、二つの回転体の外周面が相互に
接触していることを示す。この瞬間、対応する反動トル
クがインキ用ローラ20にも作用することから、その接
触を示す信号は、インキ用ローラ20の駆動系に関連し
ているトルクセンサからも取り出すことができる。この
信号に応答して、軸受ブロック24の位置に対する軸受
ブロック26のその時の到達位置を、インキ用ローラ2
0のためのゼロ位置として、制御ユニット38内に記憶
させ、アクチュエータモータ30を直ちに停止させ、こ
のモータの駆動方向を逆にして、たとえば1mm程度の所
定距離だけ、前記ゼロ位置からインキ用ローラ20を引
き離す。その結果、印刷用ローラ18は再び回転自在と
なり、トルク無しで回転を続行することが可能になる。
【0028】次に、インキ用ローラ20および印刷用シ
リンダ18は、反動シリンダ12へ向けて同期して移動
する(図4)。印刷用シリンダ18に対して作用するト
ルクは、依然として監視され続けられる。印刷用シリン
ダの外周面が、反動シリンダ12の外周面に対して噛み
合うと、トルク信号が再度生じ、反動シリンダに対する
印刷用シリンダ18のゼロ位置に到達したことを示す。
このゼロ位置は制御ユニット38の内部に同様にして記
憶される。アクチュエータモータ28および30は、直
ちに停止し、それらのモータの駆動方向が逆となり、た
とえば1mm程度の所定距離で、これらのインキ用ローラ
20および印刷用シリンダ18は共通して引き離され
る。
リンダ18は、反動シリンダ12へ向けて同期して移動
する(図4)。印刷用シリンダ18に対して作用するト
ルクは、依然として監視され続けられる。印刷用シリン
ダの外周面が、反動シリンダ12の外周面に対して噛み
合うと、トルク信号が再度生じ、反動シリンダに対する
印刷用シリンダ18のゼロ位置に到達したことを示す。
このゼロ位置は制御ユニット38の内部に同様にして記
憶される。アクチュエータモータ28および30は、直
ちに停止し、それらのモータの駆動方向が逆となり、た
とえば1mm程度の所定距離で、これらのインキ用ローラ
20および印刷用シリンダ18は共通して引き離され
る。
【0029】この状態では、インキ用ローラおよび印刷
用シリンダのためのゼロ位置は記憶されており、印刷用
シリンダ18および反動シリンダ12の外周面相互間の
一方の距離と、インキ用ローラ20および印刷用シリン
ダ18の外周面相互間の他方の距離は、それぞれ1mmに
正確にセットされる。
用シリンダのためのゼロ位置は記憶されており、印刷用
シリンダ18および反動シリンダ12の外周面相互間の
一方の距離と、インキ用ローラ20および印刷用シリン
ダ18の外周面相互間の他方の距離は、それぞれ1mmに
正確にセットされる。
【0030】印刷動作を開始させるために、反動シリン
ダ12、印刷用シリンダ18およびインキ用ローラ20
は、これら三つの全ての回転体が本質的に同じ周速度を
持つように、相互に適合された各々の目標速度でそれぞ
れ駆動される。「印刷圧力オン」信号に応答して、印刷
用シリンダ18は、次に反動シリンダ12に対して位置
合わせ調節される。最後に、印刷用シリンダ18がゼロ
位置へ1mmだけ再度移動し、次に、反動シリンダ12に
向けてゼロ位置を超えて数ミクロンメータ程度に、いわ
ゆるオフセット移動する。このオフセットは、印刷用シ
リンダおよび反動シリンダの間に適度な印刷力を生じさ
せる。これに対応して、インキ用ローラ20は、最初
に、印刷用シリンダ18に対して、そのゼロ位置に向け
て2ミリ移動し、その後、このゼロ位置を超えて印刷用
シリンダ18に向けて、対応するオフセット量で移動す
る。
ダ12、印刷用シリンダ18およびインキ用ローラ20
は、これら三つの全ての回転体が本質的に同じ周速度を
持つように、相互に適合された各々の目標速度でそれぞ
れ駆動される。「印刷圧力オン」信号に応答して、印刷
用シリンダ18は、次に反動シリンダ12に対して位置
合わせ調節される。最後に、印刷用シリンダ18がゼロ
位置へ1mmだけ再度移動し、次に、反動シリンダ12に
向けてゼロ位置を超えて数ミクロンメータ程度に、いわ
ゆるオフセット移動する。このオフセットは、印刷用シ
リンダおよび反動シリンダの間に適度な印刷力を生じさ
せる。これに対応して、インキ用ローラ20は、最初
に、印刷用シリンダ18に対して、そのゼロ位置に向け
て2ミリ移動し、その後、このゼロ位置を超えて印刷用
シリンダ18に向けて、対応するオフセット量で移動す
る。
【0031】インキ供給源22は、図示しない調節機構
により公知の方法でインキ用ローラ20に対して位置合
わせ調節される。インキ用ローラ20のゼロ位置が、イ
ンキ用ローラに対して作用するトルクに基づき決定され
るとすると、インキ供給源は、インキ供給源の摩擦によ
るトルク誤差を避けるために、インキ用ローラから引き
離されるべきである。
により公知の方法でインキ用ローラ20に対して位置合
わせ調節される。インキ用ローラ20のゼロ位置が、イ
ンキ用ローラに対して作用するトルクに基づき決定され
るとすると、インキ供給源は、インキ供給源の摩擦によ
るトルク誤差を避けるために、インキ用ローラから引き
離されるべきである。
【0032】変形実施形態では、駆動モータ36は、ト
ルクセンサTの代わりに、集積化された角度増分センサ
Ωを有する。この場合には、ゼロ位置は、印刷用シリン
ダまたはインキ用ローラが、反動シリンダおよび印刷用
シリンダの各々への衝突による減速が生じた時に、角速
度の減少に基づき検出される。この実施形態では、位置
合わせ調節動作中に、回転体が常に駆動されている必要
はない。印刷用シリンダはロール軸受により低摩擦で支
持されているので、位置合わせ調節動作が開始する前
に、回転体に回転を付与すれば十分であり、そうすれ
ば、回転体は位置合わせ調節動作中に惰性で回転し、角
速度の不規則な減少に基づき衝突を検出することができ
る。
ルクセンサTの代わりに、集積化された角度増分センサ
Ωを有する。この場合には、ゼロ位置は、印刷用シリン
ダまたはインキ用ローラが、反動シリンダおよび印刷用
シリンダの各々への衝突による減速が生じた時に、角速
度の減少に基づき検出される。この実施形態では、位置
合わせ調節動作中に、回転体が常に駆動されている必要
はない。印刷用シリンダはロール軸受により低摩擦で支
持されているので、位置合わせ調節動作が開始する前
に、回転体に回転を付与すれば十分であり、そうすれ
ば、回転体は位置合わせ調節動作中に惰性で回転し、角
速度の不規則な減少に基づき衝突を検出することができ
る。
【0033】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【図1】 図1は本発明が適用される印刷機の概略部分
側面図である。
側面図である。
【図2】 図2は図1に示す印刷機の概略部分平面図で
ある。
ある。
【図3】 図3は位置合わせ調節方法での異なる状態を
示す図1に対応する図である。
示す図1に対応する図である。
【図4】 図4は位置合わせ調節方法での異なる状態を
示す図1に対応する図である。
示す図1に対応する図である。
10… 側部部材 12… 反動シリンダ 14… コンソール 16… インキ用ユニット 18… 印刷用シリンダ 20… インキ用ローラ 24,26… 軸受ブロック 28,30… アクチュエータモータ 38… 制御ユニット T… トルクセンサ Ω… 角度増分センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596132640 Hakenort 47、D―33609Bie lefeld、Federal Repu blic of Germany (72)発明者 クラウス シリッヒ ドイツ連邦共和国、ビーレフェルト、D− 33729、ハリグストラッセ 44 (72)発明者 マンフレット テルシュテゲン ドイツ連邦共和国、ビーレフェルト、D− 33613、ホルシュザイデル ヴェッグ 9 (72)発明者 ボド シュタインマイヤー ドイツ連邦共和国、ビーレフェルト、D− 33739、ロットカンプ 5
Claims (10)
- 【請求項1】 印刷機における二つのシリンダ(20,
18)を相互に位置合わせ調節する方法であって、 前記二つのシリンダが相互に半径方向に向けて相対的に
移動する間、それらの二つのシリンダの内の一つのシリ
ンダ(18)を回転させ、それらの二つのシリンダの内
の一つのシリンダ(18)に対して作用するトルクを監
視し、監視している前記トルクが所定のしきい値を超え
た場合に、その瞬間に到達した二つのシリンダ相互の半
径方向の位置を、位置合わせ調節のためのゼロ位置とす
ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、半径方
向に移動した一つの前記シリンダ(20)が、前記ゼロ
位置に到達した直後に、そのシリンダ(20)を、所定
距離で反対方向に待機位置にまで移動させ、次に、その
他のシリンダ(18)に向けて、前記所定距離に所定の
オフセットを加えた距離で、前記シリンダ(20)を移
動させるように、その他のシリンダ(18)に対して位
置合わせ調節することを特徴とする方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法であっ
て、相互に位置合わせ調節された前記両シリンダが、印
刷機におけるインキ用ローラ(20)および印刷用シリ
ンダ(18)であることを特徴とする方法。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の方法であっ
て、相互に位置合わせ調節された前記両シリンダが、印
刷機における印刷用シリンダ(18)および反動シリン
ダ(12)であることを特徴とする方法。 - 【請求項5】 請求項3に記載の方法と請求項4に記載
の方法とを組み合わせた方法であって、最初に前記イン
キ用ローラ(20)を前記印刷用シリンダ(18)に対
して位置合わせ調節し、次に、前記インキ用ローラおよ
び印刷用シリンダを共通して半径方向に移動し、反動シ
リンダ(12)に対して印刷用シリンダ(18)を位置
合わせ調節することを特徴とする方法。 - 【請求項6】 請求項3に記載の方法と請求項4に記載
の方法とを組み合わせた方法であって、最初に前記印刷
用シリンダ(18)を前記反動シリンダ(12)に対し
て位置合わせ調節し、次に、前記インキ用ローラ(2
0)を前記印刷用シリンダ(18)に対して位置合わせ
調節することを特徴とする方法。 - 【請求項7】 先行する前記請求項1〜6の何れかに記
載の方法であって、前記トルクの監視が、監視すべきシ
リンダの角度位置および/または角速度を連続的に計測
し、監視すべきシリンダの角速度の変化を検出すること
により達成されることを特徴とする方法。 - 【請求項8】 二つの回転可能に駆動されるシリンダ
(18,20)と、 これら二つのシリンダを相互に位置合わせ調節すると共
に相互に引き離すためのアクチュエータ(28,30)
と、 前記シリンダの回転駆動、位置合わせ調節および引き離
しを制御するための制御ユニット(38)と、を有する
印刷機であって、 前記二つのシリンダが相互に向けて相対的に半径方向に
移動する際に、前記制御ユニット(38)が、前記二つ
のシリンダのうちの一つのシリンダ(18)を回転させ
て、当該一つのシリンダ(18)に作用するトルクを監
視し、前記監視されたトルクが所定のしきい値を超える
際に到達した前記二つのシリンダ相互の半径方向位置
を、位置合わせ調節のためのゼロ位置として記憶するよ
うに動作することを特徴とする印刷機。 - 【請求項9】 少なくとも一つの直線的に移動可能な部
材(18または20)と、前記部材を移動させるための
アクチュエータ(28,30)と、前記部材の移動途中
に配置された少なくとも一つの回転可能に駆動可能な回
転体(20または18)とを有する印刷機における衝突
検出方法であって、 位置合わせ調節動作中に、前記回転体(18,20)を
回転させ、前記回転体の回転移動のための回転速度およ
び/または駆動トルクを監視することを特徴とする衝突
検出方法。 - 【請求項10】 少なくとも一つの直線的に移動可能な
部材(18または20)と、前記部材を移動させるため
のアクチュエータ(28,30)と、前記部材の移動途
中に配置された少なくとも一つの回転可能に駆動可能な
回転体(20または18)とを有する印刷機における衝
突検出装置であって、 前記回転体(18,20)の駆動トルクおよび/または
回転速度を検出するために、トルクセンサ(T)および
/または角度増分センサ(Ω)を具備し、制御ユニット
(38)が、前記トルクセンサまたは角度増分センサの
信号に基づき、前記直線的に移動可能な部材に対する前
記回転体の衝突を検出し、前記信号に応答して、前記ア
クチュエータを無力化するように適合してあることを特
徴とする衝突検出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19900258.4 | 1999-01-07 | ||
DE1999100258 DE19900258A1 (de) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | Verfahren zum Anstellen zweier Zylinder einer Druckmaschine gegeneinander |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000202999A true JP2000202999A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=7893669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1606A Pending JP2000202999A (ja) | 1999-01-07 | 2000-01-07 | 印刷機における二つのシリンダを相互に位置合わせ調節する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1018426A1 (ja) |
JP (1) | JP2000202999A (ja) |
DE (1) | DE19900258A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20102712U1 (de) * | 2001-02-16 | 2001-04-05 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 63069 Offenbach | Bogenführungseinrichtung in einer Druckmaschine |
DE102005049345B4 (de) * | 2005-10-12 | 2010-07-15 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Vorrichtungen zum Einstellen einer Lage eines ersten Rotationskörpers relativ zu einem benachbarten zweiten Rotationskörper |
DE102007009884C5 (de) | 2006-03-24 | 2023-03-23 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Druckmaschine |
DE102009025053A1 (de) | 2009-06-10 | 2010-12-16 | Windmöller & Hölscher Kg | Vorrichtung und Verfahren zum gegenseitigen Anstellen zumindest zweier Zylinder einer Druckmaschine |
IT1402966B1 (it) * | 2010-12-06 | 2013-09-27 | Flexotecnica S P A | Metodo per il settaggio del posizionamento di corpi di stampa in macchine per la stampa flessografica |
ES2395183B1 (es) * | 2011-08-12 | 2013-11-28 | Comexi Group Industries, Sau | Método para ajuste de presiones en una máquina impresora flexográfica y máquina impresora flexográfica para su implementación. |
ES2395184B1 (es) * | 2011-08-12 | 2013-11-28 | Comexi Group Industries, Sau | Método de ajuste de presiones en una impresora flexográfica y máquina flexográfica para su implementación. |
DE102012103853B4 (de) * | 2012-05-02 | 2022-10-13 | Windmöller & Hölscher Kg | Verfahren für die parallele Ausrichtung von wenigstens zwei Zylindern zueinander sowie Kalibriervorrichtung |
ITVR20120085A1 (it) * | 2012-05-07 | 2013-11-08 | Uteco Converting Spa | Procedimento e apparecchiatura per l'individuazione della posizione di tangenza tra la superficie laterale di un cilindro di stampa ed un altro elemento di stampa in macchine da stampa rotative |
ITVR20130064A1 (it) * | 2013-03-12 | 2014-09-13 | Expert S R L | Metodo di posizionamento dei cilindri di un gruppo di stampa in una macchina da stampa flessografica o rotativa |
WO2015001126A1 (de) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | Windmöller & Hölscher Kg | Verfahren und vorrichtung zum gegenseitigen anstellen von zwei zylindern in einer druckmaschine |
DE102016208109A1 (de) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zum Erfassen und Einstellen von Parametern eines Bearbeitungsaggregats |
DE102016015722B4 (de) | 2016-05-11 | 2023-06-22 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren zum Erfassen und Einstellen von Parametern eines Bearbeitungsaggregats |
EP3941747B1 (de) | 2019-03-19 | 2023-04-05 | Koenig & Bauer AG | Verfahren zum bestimmen einer position des gegenseitigen kontaktes zwischen einer druckwalze und mindestens einer gegenwalze einer flexodruckmaschine. |
IT201900003965A1 (it) * | 2019-03-19 | 2020-09-19 | Koenig & Bauer Flexotecnica S P A | Metodo per la determinazione della posizione di mutuo contatto tra un rullo di stampa e almeno un contro-rullo scelto tra un tamburo centrale e un rullo inchiostratore in macchine di stampa flessografica e la relativa macchina di stampa flessografica |
IT202100021335A1 (it) * | 2021-08-05 | 2023-02-05 | Expert S R L | Metodo per determinare la posizione di un rullo di stampa in una macchina per la stampa flessografica |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2687605B1 (fr) * | 1992-02-21 | 1994-04-29 | Komori Chambon | Procede et dispositif de detection, dans une machine, de la position de venue en contact de deux pieces dont l'une au moins est mobile. |
DE4318200C2 (de) * | 1993-06-01 | 1995-04-20 | Roland Man Druckmasch | Verfahren zum Einstellen der Berührung zweier im Abstand zueinander verstellbarer Walzen |
GB9426166D0 (en) * | 1994-12-23 | 1995-02-22 | Langston Corp | Printing apparatus |
JPH09193337A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-07-29 | Komori Corp | 印刷機の接触圧調整装置 |
-
1999
- 1999-01-07 DE DE1999100258 patent/DE19900258A1/de not_active Withdrawn
- 1999-10-29 EP EP99121518A patent/EP1018426A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-01-07 JP JP1606A patent/JP2000202999A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19900258A1 (de) | 2000-07-13 |
EP1018426A1 (de) | 2000-07-12 |
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