JP2000200437A - 偏向ミラ―の回動位置検出装置および光情報記録再生ヘッド - Google Patents

偏向ミラ―の回動位置検出装置および光情報記録再生ヘッド

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JP2000200437A
JP2000200437A JP127799A JP127799A JP2000200437A JP 2000200437 A JP2000200437 A JP 2000200437A JP 127799 A JP127799 A JP 127799A JP 127799 A JP127799 A JP 127799A JP 2000200437 A JP2000200437 A JP 2000200437A
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Haruhide Okumura
晴英 奥村
Hiroshi Nishikawa
博 西川
Ryoichi Nakanishi
良一 中西
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光磁気ディスクのトラックの交差方向に移動
する粗動用アームの先端部の対物光学系に対するレーザ
光束の入射角をガルバノミラー等の偏向手段により微調
整し微動トラッキングを行う。 【解決手段】 レーザ光源から出射した光束を平行光束
後、偏向手段を介し対物光学系に入射し光ディスクに集
光する光情報記録再生ヘッドであり、回動軸回りに回動
し、偏向ミラー26を設け可動部140を有し、コイル
148、149を可動部両端部に設け、永久磁石14
6、147を可動部両端部近傍に配置し、コイルに電流
を流し、可動部を回動する。非可動部に設けたホール素
子144、145の差動出力A−Bをホール素子に交流
のバイアス電流を印加する発振器の出力波形と、同相お
よび180度ずらしサンプル/ホールドし、差動増幅器
に入力し、静電ノイズを消し、必要成分を取出して、回
動位置を回動位置検出手段により検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光情報記録再生
ヘッドに関し、特にレーザ光束を偏向して光ディスクの
微動トラッキングを行うヘッドの偏向量を検出する技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、面記録密度が10Gビット/(イン
チ)2を越える光磁気ディスク装置の開発が進んでい
る。この装置では、光磁気ディスクのトラックと交差す
る方向に、回動する粗動用アームの先端部に設けた対物
光学系に対するレーザ光束の入射角を、ガルバノミラー
等の偏向手段により微調整して、微動トラッキングを、
例えば0.34μmと狭いトラックピッチレベルで正確に
行うものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成の装置においては、ガルバノミラーの回動量がある
範囲を超えて大きくなると、光学性能が劣化するという
問題が有り、改善が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
な背景に鑑みてなされたものであり、請求項1に記載の
発明によれば、偏向ミラーの回動位置を、ホール素子を
用いた簡単な構成で、外部磁界や静電ノイズの影響を受
けずに正確に検出することが可能となる。なお、検出対
象となる偏向手段は、ムービングコイル型・ムービング
マグネット型の何れであっても良い。
【0005】また、請求項2に記載の発明によれば、簡
単な構成で偏向ミラーの位置を正確に検出でき、常に、
光学性能が劣化しない状態で微動トラッキングを行うこ
とが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
光情報記録再生ヘッドについて説明する。近年、コンピ
ューターのハード、ソフトの進歩に伴い、大記憶容量の
外部記憶装置の要求が高まっている。これに対し、ニア
・フィールド記録(NFR : near field recording)
技術と呼ばれる記録再生方式が提案されている。ま
ず、上記のニア・フィールド記録技術を用いた光磁気デ
ィスク記録再生装置の概要を図1から図5を参照して説
明する。
【0007】図1は上記NFR技術を用いた光ディスク
装置の全体概要図である。ディスクドライブ装置1に
は、光ディスク2が、スピンドルモータの回転軸に装着
されている。一方、光ディスク2の情報を再生または記
録するために回動(粗動)アーム3が光ディスク2の記
録面に対して平行になるように取り付けられている。こ
の回動アーム3はボイスコイルモーター4によって回転
軸5を回転中心として回動可能となっている。この回動
アーム3の光ディスク2に対向する先端には、光学素子
を搭載した浮上型光学ヘッド6が搭載されている。ま
た、回動アーム3の回転軸5近傍には光源ユニットおよ
び受光ユニットを備えた光源モジュール7が配設され、
回動アーム3と一体となって駆動する構成となってい
る。
【0008】図2、図3は回動アーム3の先端部を説明
するための図であり、特に浮上型光学ヘッド6を詳細に
説明するものである。浮上型光学ユニット6はフレクシ
ャービーム8に取り付けられており、光ディスク2に対
向して配置されている。また、フレクシャービーム8は
他端で回動アーム3に固着されており、フレクシャービ
ーム8の弾性力により先端部の浮上光学ユニット6を光
ディスク2に接触させる方向に加圧している。
【0009】浮上型光学ユニット6は浮上スライダー
9,対物レンズ10,ソリッドイマージョンレンズ(S
IL)11,磁気コイル12から構成されており、光源
モジュール7から出射された平行なレーザー光束13を
光ディスク2上に収束させる働きをする。また、回動ア
ーム3の先端部には前記レーザー光束13を浮上型光学
ユニット6に導くために、立ち上げミラー31が固着さ
れている。
【0010】立ち上げミラー31により対物レンズ10
に入射したレーザー光束13は、対物レンズ10の屈折
作用により収束される。この集光点近傍にはソリッドイ
マージョンレンズ(SIL)11が配置されており、前
記収束光を更に微細なエバネッセント光15として光デ
ィスク2に照射させる。
【0011】また、光ディスク2に面したソリッドイマ
ージョンレンズ(SIL)11の周囲には、光磁気記録
方式で記録するための磁気コイル12が形成されてお
り、記録時には必要な磁界を光ディスク2の記録面上に
印加出来るようになっている。このエバネッセント光1
5と磁気コイル12により、光ディスク2への高密度な
記録および再生が可能となる。なお、浮上型光学ユニッ
ト6は光ディスク2の回転による空気流により微小量浮
上するものであり、光ディスク2の面振れ等に追従す
る。このため従来の光ディスク装置では必要であった対
物レンズの焦点制御(フォーカスサーボ)が、本装置で
は不要となっている。
【0012】以下、図4,図5を用いて回動アーム3上
に搭載された光源モジュール7および浮上型光学ユニッ
ト6へ導かれる光束に関し詳細に説明する。回動アーム
3は先端部に浮上型光学ユニット6を搭載し、他端には
ボイスコイルモーター4を駆動するための駆動コイル1
6が固着されている。駆動コイル16は扁平状のコイル
であり、図示せぬ磁気回路内に空隙をおいて挿入配置さ
れている。回転軸5と回動アーム3はベアリング17,
17により回動自在に締結されており、駆動コイルに電
流を印加すると磁気回路との電磁作用により回転軸5を
回転中心として回動アーム3を回動させることができ
る。
【0013】回動アーム3上に搭載された光源モジュー
ル7には半導体レーザー18,レーザー駆動回路19,
コリメートレンズ20,複合プリズムアッセイ21,レ
ーザーパワーモニターセンサー22,反射プリズム2
3,データ検出センサー24,およびトラッキング検出
センサー25が配置されている。半導体レーザー18か
ら放出された発散光束状態のレーザー光束は、コリメー
トレンズ20によって平行光束に変換される。この平行
光束の断面形状は半導体レーザー18の特性から長円状
であり、光ビームを光ディスク2上に微小に絞り込むに
は都合が悪いため略円形断面に変換する必要がある。こ
のためコリメートレンズ20から出射された断面長円状
の平行光束の断面形状を、平行光束を複合プリズムアッ
セイ21に入射させることにより整形する。
【0014】複合プリズムアッセイ21の入射面21a
は入射光軸に対して所定の斜面を形成しており、入射光
を屈折させることにより平行光束の断面形状を長円形状
から略円形形状に整形することが出来る。整形されたレ
ーザー光束は複合プリズムアッセイ21内を進み第1の
ハーフミラー面21bに入射する。第1のハーフミラー
面21bは光ディスク2から得られた情報を、データ検
出センサー24,およびトラッキング検出センサー25
に導くために設定されているが、往路においては半導体
レーザー18から出射されたレーザーの出力パワーを検
出するためのレーザーパワーモニターセンサー22への
光束を分離する役目を果たす。
【0015】レーザーパワーモニターセンサー22は受
光した光の強度に比例した電流を出力するため、図示せ
ぬレーザーパワーコントロール回路にこの出力を帰還さ
せることにより半導体レーザー18の出力を安定化させ
ることが出来る。複合プリズムアッセイ21から出射さ
れた略円形断面形状をもったレーザー光束13は偏向ミ
ラー26に照射され、レーザー光束13の進行方向が変
えられる。この偏向ミラー26は紙面に垂直な軸を回動
中心とするガルバノモーター27に取り付いており、レ
ーザー光束13を紙面に平行な方向に微小角度振ること
が出来るようになっている。
【0016】偏向ミラー26を反射したレーザー光束1
3は、第1のリレーレンズ29および第2のリレーレン
ズ(イメージングレンズ)30を経て、立ち上げミラー
31で反射後浮上型光学ユニット6に至る。この第1の
リレーレンズ29および第2のリレーレンズ30は、偏
向ミラー26の反射面と浮上型光学ユニット6に配置さ
れている対物レンズ10の瞳面(主平面)との関係を共
役関係になるようにするもので、リレーレンズ光学系を
形成するものである。すなわち光ディスク2上の集光ビ
ームが所定のトラックから僅かにずれた場合、偏向ミラ
ー26を僅かに回転させることにより対物レンズ10に
入射させるレーザー光束13を傾かせ、光ディスク2上
の焦点を移動させて補正するものである。しかしなが
ら、この方式で焦点の補正を行う時、偏向ミラー26と
対物レンズ10の光学的距離が長い場合は、対物レンズ
10へ入射するレーザー光束13の移動量が大きくな
り、対物レンズ10に入射出来なくなる場合がある。
【0017】この様な現象を回避するため、第1のリレ
ーレンズ29および第2のリレーレンズ30によって、
偏向ミラー26の反射面と対物レンズ10の瞳面との関
係を共役関係になるように設定し、偏向ミラー26が回
動しても対物レンズ10に入射するレーザー光束13は
移動せず、正確なトラッキング制御が可能となるように
している。なお、光ディスク2の内周/外周に渡るアク
セス動作は、ボイスコイルモーター4により回動アーム
3を回動させて行い、極微小なトラッキング制御のみ偏
向ミラー26を回動させて行う。
【0018】光ディスク2から反射されて戻ってきた復
路のレーザー光束13は、往路と逆に進み偏向ミラー2
6に反射されて複合プリズムアッセイ21に入射する。
その後第1のハーフミラー面21bで反射され、第2の
ハーフミラー面21cに向かう。第2のハーフミラー面
21cは、トラッキング検出センサー25へ向かう透過
光と、データ検出センサー24へ向かう反射光を生成
し、復路のレーザー光束を分離する。第2のハーフミラ
ー面21cを透過したレーザー光束はトラッキング検出
センサー25へ照射され、トラッキング誤差信号を出力
する。
【0019】一方、第2のハーフミラー面21cで反射
されたレーザー光束はウォラストンプリズム32により
偏光分離され、かつ集光レンズ33によって収束光に変
換後、反射プリズム23で反射されてデータ検出センサ
ー24に照射される。データ検出センサー24は2つの
受光領域をもっており、ウォラストンプリズム32によ
り偏光分離された2つの偏光ビームをそれぞれ受光する
ことにより、光ディスク2に記録されているデータ情報
を読みとりデータ信号を出力する。なお、正確には前記
トラッキング誤差信号およびデータ信号は図示せぬヘッ
ドアンプ回路によって生成され、制御回路または情報処
理回路に送られるものである。
【0020】次に、上記のように構成されたディスクド
ライブ装置1に用いられる、偏向ミラー26の偏向面の
回動量を検出する検出装置について説明する。図6は、
偏向ミラー26を保持するミラーホルダ140側にマグ
ネット148(148N:N極;148S:S極)およ
びマグネット149(149N:N極;149S:S
極)が設けられ、図示しないハウジングに設けられた駆
動コイル146、147に電流を流すことによりミラー
ホルダ140をZ軸を中心として回動するよう構成され
た偏向手段の例を示す斜視図である。
【0021】ミラーホルダ140の上下には軸受け14
3が設けられ(図6では上側軸受けのみ図示)、一対の
センターピン141、142により回動軸(Z軸)を中
心として回動可能に支持されている。
【0022】図6の実施形態においては、コイル14
6、147に近接してホール素子144、145が設け
られている。ホール素子は磁界中でバイアス電流を掛け
ることにより、磁界に対応した電流を出力する。本実施
形態においては上記のホール素子の性質を利用して、ミ
ラーホルダ140が回動しホール素子145、146と
マグネット148、149との位置関係が変化すること
による、ホール素子が受ける磁力の強さおよび方向の変
化をホール素子の出力電流により検出して、ミラーホル
ダ140の基準位置に対する移動量を検出している。図
6に示すように、ホール素子144はマグネット148
S側、ホール素子145はマグネット149N側に配置
されており、互いに逆方向の磁界を受けるようになって
いる。
【0023】図7は、ホール素子144、145を用い
てミラーホルダ140の位置を検出するための検出回路
の構成を示す図である。前述のように、ホール素子14
4、145で磁界の変化を検出するにはバイアス電流を
流す必要がある。本実施形態においては、交流電流をバ
イアス電流としてして用いており、検出回路は、図7に
示すように、ホール素子144、145にバイアス電流
を印加する発振器120を有する。2つのホール素子1
44、145の出力電極は直列接続されており、各ホー
ル素子144、145の出力信号AおよびBの差(A−
B)が、サンプル/ホールド回路161および162に
送られる。サンプル/ホールド回路161、162のサ
ンプリング動作は、発振器120の信号に基づいてタイ
ミング生成回路125で生成されるタイミング信号Dお
よびEにより制御される。タイミング信号Dは発振器1
20の出力信号と同相であり、タイミング信号Eはタイ
ミング信号Dと180度位相がずれている。
【0024】なお、タイミング信号はL(ロー)とH
(ハイ)状態を有する信号であるが、Hの期間(すなわ
ちサンプリングの期間)は比較的短く設定されている。
タイミング信号DおよびEにより、サンプル/ホールド
回路161および162のスイッチ回路151および1
52のオン・オフが制御される。即ち、タイミング信号
Eがオンの間だけスイッチ回路151はオンとなり、信
号(A−B)がサンプル/ホールド回路161によりサ
ンプルされ、ホールドされる(信号G)。一方、スイッ
チ回路152は、タイミング信号Dがオンの間だけオン
となり、この間のみ信号(A−B)がサンプル/ホール
ド162にサンプルされ、ホールドされる(信号F)。
【0025】図8には、図7に示す回路中の電流の波形
を示す。 図8の(A):上記の発振器120の出力波形、 図8の(B):信号D、 図8の(C):信号E、 図8の(D):信号(A−B)、 図8の(E):信号F、 図8の(F):信号G、 となっている。
【0026】ホール素子144および145の差動出力
(A−B)は、発振器120の出力波形に同期した極性
の波形を有する。ホール素子から出力された信号(A−
B)には、コイルの駆動電流や偏向ミラー26近傍のさ
まざまな素子からの静電ノイズが乗る可能性がある。し
かし、信号成分(A−B)は発振器120の出力波形と
同期して正負が反転するが、ノイズ成分は発振器120
の波形とは無関係である。発振器120の周波数は例え
ば100KHzであり、これに対して静電ノイズの周波
数はたかだか数十Hzと考えられるため、信号成分(A
−B)がサンプル/ホールドされる期間においてはほぼ
直流と見なすことができる。従って、信号成分(A−
B)の正負が反転するにもかかわらずノイズ成分の極性
と値は、サンプル/ホールドの期間中ほぼ同じと見なす
ことができる。すなわち、発振器120の出力が正の時
の信号(A−B)をSと表せば、発振器120の出力が
負の時の信号(A−B)の値は−Sと表される。これに
対し、静電ノイズ成分をNと表せば、発振器120の出
力にかかわらずノイズ成分は常にほぼ一定の値Nを取
る。従って、サンプル/ホールド回路161および16
2の出力信号を差動増幅器163に入力することによ
り、信号(A−B)の成分を増幅しつつ、静電ノイズの
成分をキャンセルすることができる。すなわち、信号F
=S+N、信号G=−S+Nと表すことができ、両者の
差G−F=−2Sとなり、静電ノイズ成分をキャンセル
することができる。
【0027】差動増幅器163の出力はローパスフィル
タ(LPF)164を介して、誤差信号として出力され
る。この誤差信号は、ホール素子144、145が、マ
グネット148、149から受ける磁界の強さに対応し
た出力であり、従って、ミラーホルダ140の回動量に
対応したものとなる。なお、偏向ミラー26が中立位置
にある時にホール素子144、145が同じ強さでかつ
逆方向の磁界を受けるようにマグネット148、149
の強さ・位置、およびホール素子の配置が設定されてお
り、上記LPF164の出力は、偏向ミラー26の、中
立位置からの回動量・方向に対応した値となっている。
【0028】また、ホール素子144、145は、上述
のように、偏向ミラー26が中立位置にある時に強さが
ほぼ等しく方向が逆の磁界を受けるように構成されてい
る。一方、マグネット148、149以外からホール素
子144、145が受ける磁界(以下、外部磁界と呼
ぶ)、たとえばコイルから受ける磁界は、方向・大きさ
がほぼ同一となる。従って、ホール素子144、145
を互いに逆極性となるように直列接続することにより、
それぞれのホール素子144、145で検出した外部磁
界に対応する出力はキャンセルされる。
【0029】上記のように、本実施形態の検出回路によ
れば、外部磁界の影響をキャンセルする事ができると共
に、ノイズ成分も消去することができ、精度良く偏向ミ
ラー26の回動位置を検出することができる。
【0030】図9は、トラッキングを行うための制御系
のブロック図である。LPF164の出力信号は、A/
Dコンバータ406によりデジタル信号に変換された後
にCPU450に入力される。CPU450は入力され
た信号に基づいて偏向ミラー26の回転位置を検出す
る。
【0031】次に、CPU450は、検出された偏向ミ
ラー26の回転位置と、トラッキング検出センサー25
から出力されるトラッキング誤差信号とに基づいて、偏
向ミラー26のみを回転させてトラッキングを完了した
場合の(光スポットをトラック上に位置させた場合の)
偏向ミラー26の回転位置を計算する。
【0032】もしも上記トラッキング完了時の偏向ミラ
ー26の位置が、偏向ミラー26の許容回動範囲内の位
置であれば、CPU450は、ドライバ146Dおよび
147Dを制御してコイル146および147を駆動
し、偏向ミラー26を回転させて光スポットをトラック
上に位置させる。
【0033】もしも上記トラッキング完了時の偏向ミラ
ー26の位置(計算された位置)が上記許容回動範囲外
であれば、CPU450は、トラッキングのための偏向
ミラー26の回動量を回動アーム3の回動量に変換す
る。そして、ドライバ404Dを制御して、ボイスコイ
ルモータ4を駆動し、偏向ミラー26ではなく、回動ア
ーム3を回転させることにより、光スポットをトラック
上に位置させる。なお、この時の回動アーム3の回動量
は偏向ミラー26を中立位置に位置させた時の回動アー
ム3の回動量として計算する。従って、回動アーム3を
回動させることによりトラッキングを完了した時点で
は、偏向ミラー26は中立位置に戻されている。なお、
上記許容回動範囲は偏向ミラー26の中立位置を中心と
して正逆の回動方向に対し同一の回動量となるよう定め
られている。
【0034】上記のようにしてトラッキングを行った
後、必要があれば、さらに偏向ミラー26を回動させて
微動トラッキングを行うようにしても良い。
【0035】第1の実施形態では、偏向手段として、い
わゆるムービングマグネット型の装置、即ち、回動する
ミラーホルダ140にマグネット148、149が保持
され、コイル146、147に通電することによりミラ
ーホルダ140を回動させる構成となっていた。本発明
は、この構成に限られるものではなく、次に示すムービ
ングコイル型の偏向手段にも適用可能である。
【0036】図10に斜視図を示す第2の実施形態で
は、偏向ミラー26を保持するミラーホルダ150側に
コイル158、159が設けられ、マグネット163
(163N:N極;163S:S極)およびマグネット
164(164N:N極;164S:S極)が図示しな
いハウジングに設けられている。駆動コイル158、1
59に電流を流すことによりミラーホルダ150をZ軸
を中心として回動するよう構成されている。
【0037】ミラーホルダ140の上下には軸受け15
3が設けられ(図10では上側軸受けのみ図示)、一対
のセンターピン151、152により、回動軸(Z軸)
を中心として回動可能に支持されている。
【0038】図10の実施形態においては、コイル15
8、159に近接してホール素子144、145もミラ
ーホルダ150上に設けられている。すなわち、ホール
素子144は、ミラーホルダ150の端部に設けられた
コイル158に近接して、マグネット163Sに対応し
た位置に設けられ、ホール素子145(図10には図示
せず)は、コイル159に近接して、マグネット164
Nに対応する位置に設けられている。第2の実施形態に
おいても、上記のホール素子の性質を利用して、ミラー
ホルダ140が回動しホール素子145、146とマグ
ネット163、164との位置関係が変化することによ
る、ホール素子が受ける磁力の強さおよび方向の変化を
ホール素子の出力電流により検出して、ミラーホルダ1
50の基準位置(中立位置)に対する移動量を検出して
いる。
【0039】第2の実施形態における検出回路および検
出回路から出力される信号は第1の実施形態の場合と同
様であるため、説明は省略する。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、たとえ
ば、極めて面記録密度の高い光磁気ディスクのトラック
と交差する方向に移動する粗動用アームの先端部に設け
た対物光学系に対するレーザ光束の入射角をガルバノミ
ラー等の偏向手段により微調整して、微動トラッキング
を行うような装置において、偏向ミラーの回転量を正確
に検出することができるため、常に光学性能が十分高い
状態でトラッキングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の光磁気ディスク装置の基本構成を示
す図である。
【図2】回動アームの先端部を示す図である。
【図3】浮上型光学ユニットを示す断面図である。
【図4】偏向ミラーと浮上型光学ユニットを示す平面図
である。
【図5】回動アームの側断面図である。
【図6】第1の実施形態の偏向ミラーの回動位置検出装
置の構成を示す図である。
【図7】ホール素子を用いた回動位置検出のための回路
構成を示す図である。
【図8】図7に示す回路の主要な位置における信号の波
形を示すタイミングチャートである。
【図9】トラッキング制御を実行するための制御系のブ
ロック図である。
【図10】第2の実施形態の偏向ミラーの回動位置検出
装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
2 光ディスク 3 回動アーム 6 浮上型光学ユニット 8 フレクシャー 26 偏向ミラー 140 ミラーホルダ 144、145 ホール素子 146、147 コイル 148、149 マグネット 150 ミラーホルダ 158、159 コイル 163、164 マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 良一 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H043 CA04 CD03 5D075 CD18 EE03 5D118 AA13 BA01 CA13 CD03 DC07 EA02 EA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏向ミラーが設けられ、所定の回動軸回
    りに回動するよう構成された可動部を有し、コイルまた
    はマグネットの一方を前記可動部両端部に設け、前記コ
    イルまたはマグネットの他方を前記可動部両端部に対向
    する非可動部に配置して、前記コイルに電流を流すこと
    により、前記可動部を回動させるよう構成された偏向手
    段において、該偏向ミラーの回動位置を検出するための
    検出装置であって、 前記コイルが設けられた、前記可動部両端部または前記
    非可動部の一方には、前記コイルに近接して一対のホー
    ル素子が取り付けられており、前記一対のホール素子の
    出力電極は直列接続されており、 前記一対のホール素子それぞれに同相の交流バイアス電
    流を印加するバイアス手段と、前記交流のバイアス電流
    と同一周期で前記ホール素子の差動出力電流をサンプル
    し、ホールドする第1のサンプル/ホールド回路と、前
    記第1のサンプル/ホールド回路によるサンプリング周
    期と180度シフトした位相で前記ホール素子の差動出
    力電流をサンプルし、ホールドする第2のサンプル/ホ
    ールド回路と、前記第1のサンプル/ホールド回路の出
    力と前記第2のサンプル/ホールド回路の出力とを入力
    信号とする作動増幅器と、前記作動増幅器の出力に基づ
    いて前記偏向ミラーの回動位置を検出する位置検出手段
    と、を有することを特徴とする偏向ミラーの回動位置検
    出装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光源から出射された光束を平行光
    束とした後、偏向手段を介して対物光学系に入射させて
    光ディスクに集光させる光情報記録再生ヘッドであっ
    て、 前記偏向手段は、所定の回動軸回りに回動し、偏向ミラ
    ーが設けられた可動部を有し、コイルまたはマグネット
    の一方を前記可動部両端部に設け、前記コイルまたはマ
    グネットの他方を前記可動部両端部に対向する非可動部
    に配置して、前記コイルに電流を流すことにより、前記
    可動部を回動させるよう構成された偏向手段において、
    該偏向ミラーの回動位置を検出するための検出装置であ
    って、 前記コイルが設けられた、前記可動部両端部または前記
    非可動部の一方には、前記コイルに近接して一対のホー
    ル素子が取り付けられており、前記一対のホール素子の
    出力電極は直列接続されており、 前記一対のホール素子それぞれに同相の交流バイアス電
    流を印加するバイアス手段と、前記交流のバイアス電流
    と同一周期で前記ホール素子の差動出力電流をサンプル
    し、ホールドする第1のサンプル/ホールド回路と、前
    記第1のサンプル/ホールド回路によるサンプリング周
    期と180度シフトした位相で前記ホール素子の差動出
    力電流をサンプルし、ホールドする第2のサンプル/ホ
    ールド回路と、前記第1のサンプル/ホールド回路の出
    力と前記第2のサンプル/ホールド回路の出力とを入力
    信号とする作動増幅器と、前記作動増幅器の出力に基づ
    いて前記偏向ミラーの回動位置を検出する位置検出手段
    と、を有する事を特徴とする、光情報記録再生ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100872031B1 (ko) 2007-02-26 2008-12-05 (주) 포코 자기구동기를 이용한 비접촉식 스캐너
CN113552714A (zh) * 2018-11-15 2021-10-26 磁化电子株式会社 操作光学反射器的设备以及控制光学反射器的位置的设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100872031B1 (ko) 2007-02-26 2008-12-05 (주) 포코 자기구동기를 이용한 비접촉식 스캐너
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