JP2000199233A - 小口径マンホ―ル用鉄蓋の鉤付きバ―ル孔閉塞装置 - Google Patents

小口径マンホ―ル用鉄蓋の鉤付きバ―ル孔閉塞装置

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JP2000199233A
JP2000199233A JP10376934A JP37693498A JP2000199233A JP 2000199233 A JP2000199233 A JP 2000199233A JP 10376934 A JP10376934 A JP 10376934A JP 37693498 A JP37693498 A JP 37693498A JP 2000199233 A JP2000199233 A JP 2000199233A
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JP
Japan
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iron lid
closing
hook
iron
rear surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP10376934A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Kuwabara
亮一 桑原
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KUWAHARA CHUKO KK
Original Assignee
KUWAHARA CHUKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小口径マンホール用の直径約400mmの鉄蓋
において、大口径マンホール用鉄蓋と同様の鉤付きバー
ル孔閉塞装置を鉄蓋のリブなどの位置を変更することな
く装着する。 【解決手段】 鉄蓋(1)の縁部に設けたバール孔(3)を閉
塞する閉塞片(5)と、受枠(2)の内壁に係止する鉤(6)
と、閉塞片(5)と鉤(6)をそれぞれ閉塞および係止位置に
保持する錘(8)と支点の両側に突設する軸(7)を一体成型
し、鉄蓋(1)の裏面に垂設せる軸受(12)に揺動自在に軸
着するに際し軸(7)にコイルばね(9)を閉塞片(5)が押し
下げられたとき弾力が働くよう装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下構築物の下水道お
よび上水道、電力、通信、ガスなどの配管、配線などの
地上開口部に設けられるマンホール用鉄蓋、特に直径約
400mm以下の小口径マンホール用鉄蓋の鉤付きバール
孔閉塞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地下構築物の地上開口部に設けら
れる鉄蓋は、一般に鋳鉄で製造され円盤状をなしてお
り、縁部にバール孔が設けられ開放できるよう構成され
ているのが普通であった。近時、下水道においては豪雨
の際、重量のある鉄蓋が浮き上がり外れたりすることの
ないよう、また電力、通信などの地下設備にはバール孔
などより土砂、雨水が流入しないよう要求され、かつ、
蓋板が持ち去られないよう蝶番などで受枠に係止するよ
う要求されるようになり、多くの蝶番、バール孔閉塞装
置、施錠装置、浮上り防止機構などが開発され、数多く
の実用新案や特許が出願され登録となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、地下構築物の地
上開口部に設けられる鉄蓋は、鋳鉄で成型され直径が6
00mmと大きく、従って鉄蓋裏面に蝶番、バール孔閉塞
装置、さらにはこれに施錠装置や浮上り防止機構を加え
た装置などが開発され、取付けられるようになって来た
が、近時小口径マンホールに用いられる直径約400mm
以下の鉄蓋においても蝶番、バール孔閉塞装置の取付が
要望されるようになって来た。
【0004】特に、直径約400mm以下の鉄蓋において
も、密閉性、耐荷重性が要求されるようになり、受枠と
鉄蓋の接触面は傾斜面で行なう所謂テーパー嵌合方式を
とり、鉄蓋の裏面には井桁状のリブが一体に垂設され
る。従って開閉にはバールが使用され使用するバールは
大径の鉄蓋と共用が要求されるためバール孔の大きさは
同じとなり、バール孔閉塞装置は大径の鉄蓋と同じにな
り小型化出来ず、バール孔閉塞片と支点との距離も大径
の鉄蓋と変らず、従って錘が開閉時にリブに接触しない
よう短かく設計する必要が生じ、このため錘の重量が軽
るくなりバールを使用せずに手で開けられたり、豪雨の
際施錠が外れたりする恐れが生ずるなど問題点がある。
【0005】本発明は、直径約400mm以下の小口径マ
ンホール用鉄蓋において、直径約600mmの大口径マン
ホール用鉄蓋と同様の鉤付きバール孔閉塞装置を提供す
るを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の小口径マンホール用の鉄蓋においては、従
来の鉄蓋裏面に垂設されるリブの位置を変更することな
く、バール孔の大きさも大口径マンホール用の鉄蓋と同
じとし、従ってバール孔を閉塞する閉塞片は同じ大きさ
となし、この閉塞片と受枠の内壁に係止する鉤を閉塞お
よび係止装置に保持する錘を開閉時リブに接触しないよ
う支点よりの長さを短かくし、支点の両側に突設軸と共
に一体成型し、鉄蓋の裏面に垂設した軸受に揺動自在に
軸着するに際し、軸にコイルばねを閉塞片を押し下げた
とき反撥する力が働くよう装着せるものである。
【0007】なお、錘の重量は閉塞片、鉤がそれぞれ閉
塞および係止位置に保持できる最小限の重量とし、従っ
てコイルばねの力は、バールでは押し下げられるが手な
どでは押し下げられないような反撥力が得られるように
すればよく、また、閉塞片に力が加わらないときはコイ
ルばねの力は働かないように取付けるが、弱い力が働く
も差支えない。
【0008】なお、鉤は受枠の内壁に突設した係止棚、
壁面に穿孔した係止孔などに係止するよう構成すればよ
く、鉤の先端は係止棚裏面などに接せずに下方に位置
し、鉄蓋が浮上る際に接触係止し鉄蓋が開放されないよ
う構成するも差支なく、バール孔の閉塞片が押し下げら
れたときに解錠されるよう構成する。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1,2において、鉄蓋
(1)の縁部に設けられたバール孔(3)を閉塞するバール孔
(3)の形状に合わせた閉塞片(5)と、受枠(2)の内壁面に
突設された係止棚(10)の裏面に係止する鉤(6)と、閉塞
片(5)と鉤(6)をそれぞれ閉塞および係止位置に保持する
錘(8)を、鉄蓋(1)裏面に垂設した軸受に揺動自在に軸着
し、軸(7)にはコイルばね(9)のコイル部を被着し、閉塞
片(5)に押し下げる力が働いたときにコイルばね(9)の反
撥する力が働くように装着する。
【0010】錘(8)は閉塞片(5)をバールにより押し下げ
られバール孔(3)部に引掛ける際に鉄蓋(1)の裏面方向に
回動するが、錘(8)が鉄蓋(1)裏面に垂設されたリブ(4)
に接触しないように、かつ、その重量は閉塞片(5)と鉤
(6)をそれぞれ閉塞および係止する位置に保持できる構
成とする。
【0011】なお、閉塞片(5)の両側面には、閉塞片(5)
の表面が鉄蓋(1)の表面より突出しないようストッパー
を一体に隆設し、鉤(6)の先端は係止棚(10)の裏面に接
触せず僅か下方に位置するよう構成し、閉塞片(5)、鉤
(6)、錘(8)および軸(7)は鋳鉄で一体成型される。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上述べた如く構成されてい
るので、バールなしで開閉される恐れがなくなり、豪雨
などにより鉄蓋裏面に力が加わっても鉤により浮上る恐
れがなくなるものである。また、鉄蓋の裏面のリブなど
の位置を変更することなく従来の鋳型を用いることがで
きるなどの利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】鉤付きバール孔閉塞装置取付部の部分拡大断面
図である。
【図2】鉤付きバール孔閉塞装置の斜視図である。
【図3】鉄蓋の鉤付きバール孔閉塞装置を外した裏面図
である。
【符号の説明】
1 鉄蓋 2 受枠 3 バール孔 4 リブ 5 閉塞片 6 鉤 7 軸 8 錘 9 コイルばね 10 係止棚 11 ストッパー 12 軸受 13 蝶番

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄蓋(1)の縁部に設けたバール孔(3)を閉
    塞する閉塞片(5)と、受枠(2)の内壁に係止する鉤(6)
    と、閉塞片(5)と鉤(6)をそれぞれ閉塞および係止位置に
    保持する錘(8)と、支点の両側に突設する軸(7)を一体成
    型し、鉄蓋(1)の裏面に垂設せる軸受(12)に揺動自在に
    軸着するに際し軸(7)にコイルばね(9)を閉塞片(5)が押
    し下げられたとき反撥する力が働くよう装着したことを
    特徴とする小口径マンホール用鉄蓋の鉤付きバール孔閉
    塞装置。
JP10376934A 1998-12-28 1998-12-28 小口径マンホ―ル用鉄蓋の鉤付きバ―ル孔閉塞装置 Pending JP2000199233A (ja)

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JP10376934A JP2000199233A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 小口径マンホ―ル用鉄蓋の鉤付きバ―ル孔閉塞装置

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