JP2000198760A - 高純度トランス―1,4―シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルの製造方法 - Google Patents

高純度トランス―1,4―シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルの製造方法

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Yoshinori Hara
善則 原
Hiroko Takahashi
裕子 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高純度のトランスー1、4ーシクロヘキサンジ
カルボン酸ジアルキルを得る方法を提供する。 【解決手段】シスー及びトランスー1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸を含有する水溶液を熱濾過し、得られ
たトランスー1,4−シクロヘキサンジカルボン酸をア
ルコールと反応させることを特徴とする高純度トランス
ー1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルの製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高純度トランス−
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルの製造
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジ
メチル(以下1,4−DMCDと略す)は、合成繊維、
合成樹脂等の原料として使用され、特に耐熱性、強度等
の優れた繊維、樹脂製造用原料として有用である。1,
4−DMCDの中でもトランス体の方が性能のよいもの
が得られるので有用である。
【0003】トランス−1,4−DMCDは通常、テレ
フタル酸ジメチルの水素化によって得られるが、これは
シス体とトランス体からなる異性体混合物であり、混合
物中のシス体の割合は60〜70%である。従って、純
度の高いトランス−1,4−DMCDを得るには、テレ
フタル酸ジメチルの水素化反応の際に立体を制御する方
法、またはシス体を異性化する方法が知られている。前
者の方法としてはアルカリ金属−水銀アマルガム触媒を
用いて水素化する方法(独国特許643884号明細
書)等があるが、選択性が悪く実用的ではない。また、
後者の方法としては金属酸化物上に担持したリン酸触媒
を用いる方法(米国特許5231218号明細書)、ル
イス酸触媒を用いる方法(米国特許T892024号明
細書)、酢酸塩型触媒を用いる方法(特開平8−157
419号明細書)やアルカリ金属炭酸塩や金属ハロゲン
化物を用いる方法が知られているが、煩雑な操作を繰り
返す必要があったり、酸触媒によるエステルの加水分解
などの副反応が生じたりして工業化するには問題があっ
た。また、得られたトランス−1,4−DMCDの純度
も最高93%程度と低いものであった。
【0004】一方、テレフタル酸を水溶媒中でパラジウ
ムまたはルテニウム触媒を用いて水素化すると1.4−
シクロヘキサンジカルボン酸の異性体混合物が得られる
ことが知られている(米国特許2888484号、特開
昭58−198439)。さらにシス−1.4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸を加熱してトランス体に異性化
し、異性体混合物から、その水に対する溶解度の差を利
用してトランス体を分離する方法が知られている(特開
昭49−82648)。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】本発明はトランス−
1.4シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルエステル
を高純度で得る方法を開発することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的を
解決するため鋭意検討を行い、従来一般に採用されてき
たテレフタル酸ジエステルを水素化した後、異性体分離
を行う方法ではなく、テレフタル酸を水素化し、次いで
異性体分離した後、エステル化する方法が、より高純度
のトランス体の製造に有利であることを知り本発明を達
成した。即ち本発明の要旨は、シスー及びトランスー
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸を含有する水溶液
を熱濾過し、得られたトランスー1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸をアルコールと反応させることを特徴と
する高純度トランスー1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸ジアルキルの製造方法に存する。さらに本発明は、
テレフタル酸を出発物質として、水素化、分離、エステ
ル化の3工程により、高純度トランスー1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸ジアルキルを製造する方法にも関
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法を詳細に説明す
る。1,4−シクロヘキサンジカルボン酸はテレフタル
酸を水溶媒中で、触媒の存在下、核水素化することによ
り得られる。テレフタル酸の水に対する溶解度は非常に
低いので、スラリー状態で反応させる。反応液中のテレ
フタル酸の濃度は5〜50重量%が好ましく、特に好ま
しい濃度は10〜40重量%である。
【0008】水素化で用いるパラジウム触媒としては、
担体上に担持された金属パラジウム触媒が有利に利用で
きる。担体としては、種々のものが使用可能であるが、
水あるいは酸の影響をうけにくい活性炭及びグラファイ
トのような炭素質担体が最も好ましい。パラジウムの担
持量は少なすぎると反応速度が遅く、多すぎると経済性
が問題になるので、2〜20重量%が好ましく、更に好
ましくは5〜10重量%である。
【0009】反応は、温度が低すぎると反応速度が低下
し、高すぎるとカルボキシル基の水素化分解が進行する
ことから、好ましくは100〜200℃、更に好ましく
は130〜180℃の範囲で、0.5から2時間程度実
施される。反応圧力は通常1から20MPa、好ましく
は3から15MPaである。次いで水素化工程の反応液
を触媒と分離する。触媒分離は、好ましくは100〜2
00℃、更に好ましくは130〜160℃の温度で、例
えば反応液を濾過することにより行われる。濾過は吸引
濾過を行ってもよく、工業的にはキャンドルフィルター
等も使用できる。反応液の温度が低いと、生成物が析出
し、触媒と共に分離除去され、収率が低下するので好ま
しくない。次いで濾液を冷却し、好ましくは60〜10
0℃、更に好ましくは70〜90℃に維持して熱濾過す
ると、シス体とトランス体の溶解度差により溶解性の低
いトランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のみ
を単離することができる。濾過液の温度が上記範囲より
低いとシス体の溶解度が低下し、得られるトランス体の
純度が低下するので好ましくない。異性体の分離のため
の熱濾過は、10〜50mmHgの圧力条件で吸引濾過
等で行なわれる。
【0010】又、後述の実施例に示す様に、濾過に供す
る溶液中の異性体の比率は、単離されるトランス体の取
得率に影響する。濾過に供する異性体混合物中のトラン
ス体の比率は、好ましくは30%以上、より好ましくは
35%以上である。異性体混合液中のトランス体の比率
が低いと、トランス体の溶解度が大きくなり、収率が悪
くなる。トランス体の比率の上限は、特に限定されるも
のではないが、例えば濾液側のトランス体とシス体の混
合物を水素化し、トランス体とシス体のシクロヘキサン
ジメタノールの併産するプロセスを考慮すると、トラン
ス体の比率は60%以下、好ましくは55%以下であ
る。好ましいトランス体の比率にするためには、水素化
反応液から触媒を分離したろ液を加熱し、シス体を異性
化する方法を用いることができる。加熱温度は低すぎる
と異性化が進行せず、高すぎるとカルボキシル基の分解
が進行することから、好ましくは200〜260℃、よ
り好ましくは220〜250℃である。
【0011】異性体混合液の濾過により分離されたトラ
ンス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸は、60〜
100℃、好ましくは70〜90℃の熱水で洗浄するこ
とによりさらに純度を高くすることが出来る。濾液中の
トランス体とシス体の混合物は再度異性化反応を行いト
ランス体の比率を高めた後、再び、上述した熱濾過処理
を行い、トランス体を得ることも可能である。
【0012】次いで、単離されたトランス−1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸をアルコールと反応させてエ
ステル化する。エステル化反応は、無触媒でもよいし、
酸触媒を用いてもよい。無触媒で行うと反応後の後処理
が簡便になりより好ましい。酸触媒としては硫酸、塩酸
などの鉱酸、p−トルエンスルホン酸などの有機酸、フ
ッ化ホウ素エーテラート、チタンイソプロポキシドなど
のルイス酸、あるいは複合酸化物、ゼオライト等の固体
酸が使用できる。反応はアルコール中、無触媒または酸
触媒の存在下、50〜100℃に加熱することによりエ
ステル化は進行する。アルコールは反応溶媒としても使
用される為、反応性が高く、安価なものとしてメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール等の炭素数1〜4程
度の低級アルコールが好ましく用いられるが、所望のエ
ステルを得るために、その他のアルコールを使用するこ
とも可能である。反応終了後、酸触媒を用いた場合には
中和処理を行い、蒸留によりトランス−1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸の立体選択性を保持したまま、ト
ランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸エステル
を得ることができる。
【0013】以上のように、本発明により1、4ーシク
ロヘキサンジカルボン酸のシスー、トランス混合物か
ら、トランスー体を分離後、エステル化する本発明方法
によれば、95%を超える高純度のトランスー1,4−
シクロヘキサンジカルボン酸ジエステルを得ることがで
きる。又、テレフタル酸の水素化工程、触媒分離後のト
ランス体の分離工程、続いてトランス体をアルコールと
反応させるエステル化工程を組み合わせることにより、
工業的有利に高純度のトランスー1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸ジエステルを得ることができる。
【0014】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明の内容を具体的
に説明するが、本発明はその要旨を超えない限りこれら
の例に限定されるものではない。 実施例1(水素化) ハステロイC製の誘導撹拌式容量200mlのオートク
レーブに、テレフタル酸12g、水28g及び5%Pd
/C(エヌ・イー・ケムキャット製)2gを入れ、水素
圧2MPaで145℃まで昇温した。ここで水素を3M
Paまで圧入し、150℃で2時間反応させた。反応液
をオートクレーブより取り出し、NaOH水溶液を添加
して、Na塩とした後、反応液を室温で濾過し、触媒を
分離した。濾過液をHPLC(高速液体クロマトグラフ
ィー)で分析した結果、シクロヘキサンジカルボン酸収
率98.4%(トランス体選択率 36.6%)であっ
た。
【0015】実施例2(異性化) 実施例1と同様の水素化反応で得られた遊離のシクロヘ
キサンジカルボン酸(トランス体選択率 42.8%)
1gと水9gを250℃で1時間反応させた。反応液を
HPLCで分析した結果、トランス体の選択率は54.
0%であった。
【0016】実施例3(分離) 遊離のシクロヘキサンジカルボン酸(トランス体含有率
20%)3gと水7gを90℃に加熱した後、濾過
し、トランスー1,4ーシクロヘキサンジカルボン酸を
分離した。1,4−シクロヘキサンジカルボン酸の収率
は11.7%(熱濾過前のシス−トランス混合体中のト
ランス体に対する回収率)、トランス体純度は100%
であった。
【0017】実施例4(分離) トランス体の含有率が30%であるシクロヘキサンジカ
ルボン酸を用いること以外実施例3と同様の方法で加
熱、濾過を行った。分離できた1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸は52.2%(熱濾過前のシス−トランス
混合体中のトランス体に対する回収率)、トランス体純
度は98.2%であり、残りはシス体であった。
【0018】実施例5(分離) トランス体の含有率が43%であるシクロヘキサンジカ
ルボン酸を用いること以外実施例3と同様の方法で加
熱、濾過を行った。分離できた1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸は80.5%(熱濾過前のシス−トランス
混合体中のトランス体に対する回収率)、トランス体純
度は98.2%であり、残りはシス体であった。
【0019】実施例6(分離) トランス体の含有率が50%であること以外実施例3と
同様の方法で行った。分離できた1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸は75.3%(熱濾過前のシス−トラン
ス混合体中のトランス体に対する回収率)、トランス体
純度は95.9%であり、残りはシス体であった。
【0020】実施例7(分離) トランス体の含有率が60%であるシクロヘキサンジカ
ルボン酸を用いること以外実施例3と同様の方法で加
熱、濾過を行った。分離できた1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸は76.1%(熱濾過前のシス−トランス
混合体中のトランス体に対する回収率)、トランス体純
度は97.8%であり、残りはシス体であった。
【0021】実施例8(分離) トランス体の含有率が70%であるシクロヘキサンジカ
ルボン酸を用いること以外実施例3と同様の方法で加
熱、濾過を行った。分離できた1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸は84.3%(熱濾過前のシス−トランス
混合体中のトランス体に対する回収率)、トランス体純
度は98.4%であり、残りはシス体であった。以上実
施例3から8において、分離に供するシクロヘキサンジ
カルボン酸混合液中のトランス体含有量と分離後のトラ
ンス体純度及び取得率の関係を図1に示す。
【0022】実施例9(エステル化) トランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(トラ
ンス純度97.5%)5g、濃硫酸1mlをメタノール
150mlに溶解させ4.5時間加熱還流した。反応
後、重炭酸ソーダで中和、次いでエーテルで抽出し、エ
ーテル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を
濾過後、溶媒を留去し、トランス−1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸ジメチル(DMCD)5.21g(純
度98.0%)を得た。
【0023】参考例 特開平8−157419記載の実施例9に従って、シス
体/トランス体=70/30である1,4−DMCDを
塩基性酢酸アルミニウムを触媒として270℃で6時間
異性化させた後、得られたシス体/トランス体=37/
61.5の混合物を減圧蒸留した。次にこの留分を溶融
晶析時に50℃で結晶化させ、この温度で固液分離を行
った。得られたケーク中のトランス−1,4−DMCD
の純度はせいぜい93%である。
【0024】
【発明の効果】本発明により、水溶媒中、テレフタル酸
をパラジウム触媒を用いて水素化し、得られた1,4−
シクロヘキサンジカルボン酸から触媒を除去した後、シ
ス体及びトランス体の加熱混合液を濾過してトランス−
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のみを分離し、こ
れをエステル化することによりトランス−1,4−DM
CDを95%以上の高純度で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 分離に供する1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸異性体混合物中のトランス体の比率と分離後のト
ランス体の取得率及び純度の関係を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 69/75 C07C 69/75 Z // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シスー及びトランスー1,4−シクロヘキ
    サンジカルボン酸を含有する水溶液を熱濾過し、得られ
    たトランスー1,4−シクロヘキサンジカルボン酸をア
    ルコールと反応させることを特徴とする高純度トランス
    ー1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルの製
    造方法。
  2. 【請求項2】(1)水溶媒中で、テレフタル酸をパラジ
    ウム触媒を用いて水素化する工程、(2)水素化工程で
    得られた1,4−シクロヘキサンジカルボン酸反応液を
    触媒と分離した後の、シス体及びトランス体を含む異性
    体混合液を熱濾過してトランス−1,4−シクロヘキサ
    ンジカルボン酸を得る分離工程、(3)分離工程で得ら
    れたトランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸を
    アルコールと反応させるエステル化工程、からなること
    を特徴とする高純度トランス−1,4−シクロヘキサン
    ジカルボン酸ジアルキルの製造方法。
  3. 【請求項3】トランス体の比率が30%以上である1,
    4−シクロヘキサンジカルボン酸異性体混合液を濾過す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の高純度トラ
    ンス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキル
    の製造方法。
  4. 【請求項4】アルコールがメチルアルコールであること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の高純度ト
    ランス−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキ
    ルの製造方法。
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