JP2000195921A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2000195921A
JP2000195921A JP10369139A JP36913998A JP2000195921A JP 2000195921 A JP2000195921 A JP 2000195921A JP 10369139 A JP10369139 A JP 10369139A JP 36913998 A JP36913998 A JP 36913998A JP 2000195921 A JP2000195921 A JP 2000195921A
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direct
arm
wafer
transfer arm
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Jun Ozawa
潤 小澤
Jun Hirose
潤 廣瀬
Eiji Hirose
英二 廣瀬
Makoto Obara
真 小原
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Tokyo Electron Ltd
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    • Y10S414/141Associated with semiconductor wafer handling includes means for gripping wafer

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成の簡素化を図り、コストダウンを図ること
ができる搬送装置を提供することにある。 【解決手段】ロード・ロック室3内に設けられ、処理室
4にウェーハWを搬入・搬出する搬送装置において、前
記ロード・ロック室3を第1室11と第2室12に区画
し、前記第1室11に前記ウェーハWを搬入・搬出する
直動式搬送アーム21を設け、前記第2室12に前記直
動式搬送アーム21を直進駆動する直動システム14を
設け、かつ前記第1室内圧力を第2室内圧力より高くし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、半導体
ウェーハ、LCD基板等の被処理体の真空処理装置に設
けられ、被処理体を処理室に搬入・搬出する搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスを製造するための各工程
において、物品としての半導体ウェーハをクリーンルー
ム側から所定の処理を行なうプロセス室側へ引き渡すた
めに、あるいは処理済みの半導体ウェーハをプロセス室
側からクリーンルーム側へ引き渡すために、搬送装置が
使用されている。
【0003】搬送装置としての搬送アームには、従来、
スカラ型シングルピックアップ、スカラ型ツインピック
アップ、スカラ型デュアルアームタイプ、フロッグレッ
グタイプ等が知られているが、いずれもアームを回動自
在に連結した多関節構造であり、アームの基端側に旋回
機構を有し、先端側に半導体ウェーハを支持するピック
を有し、アームの旋回運動及び関節部の屈伸運動によっ
て搬送するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たスカラ型ツインピックアップ、スカラ型デュアルアー
ムタイプ、フロッグレッグタイプ等の搬送装置は、構成
要素が複雑であり、塵埃の発生率も高く搬送の信頼性に
欠けると共に、コストアップの原因となっている。ま
た、半導体処理装置のロード・ロック室に設置した場
合、アームの旋回及び屈伸スペースを必要とすることか
ら、ロード・ロック室が大型化し、装置全体の大型化及
びコストアップ化の原因となっている。
【0005】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、構造の簡素化と動作
の簡素化により、小型化、コストダウン化を図ると共
に、搬送中に被処理体が塵埃の影響を受けることがない
搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、ロード・ロック室内に設
けられ、処理室に被処理体を搬入・搬出する搬送装置に
おいて、前記ロード・ロック室を第1室と第2室に区画
し、前記第1室に前記被処理体を搬入・搬出する直動式
搬送アームを設け、前記第2室に前記直動式搬送アーム
を直進駆動する駆動部を設け、かつ前記第1室内圧力を
第2室内圧力より高くしたことを特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1の前記直動式搬送ア
ームは、一対のアームからなり、基端部が駆動部に連結
され、先端部に被処理体を支持する支持部が設けられ、
前記処理室に対して直線的に進退することを特徴とす
る。
【0008】請求項3は、請求項1の前記直動式搬送ア
ームは、一対のアームからなり、上下2段に配置され、
それぞれの基端部が駆動部に連結され、先端部に被処理
体を支持する支持部が設けられ、前記処理室に対して独
立して直線的に進退することを特徴とする。
【0009】請求項4は、請求項1の前記直動式搬送ア
ームは、片持ち支持されたアームからなり、基端部が駆
動部に連結され、先端部に被処理体を支持する支持部が
設けられ、前記処理室に対して直線的に進退することを
特徴とする。
【0010】請求項5は、請求項1の前記駆動部は、モ
ータと、このモータによって回転駆動するボールねじ
と、このボールねじに螺合され直線運動するナットとか
らなることを特徴とする。
【0011】請求項6は、請求項1の前記ロード・ロッ
ク室には直動式搬送アームに支持された被処理体を授受
するバッファ機構が設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項7は、請求項1の前記ロード・ロッ
ク室には直動式搬送アームに支持された被処理体をプリ
アライメントするプリアライメント機構が設けられてい
ることを特徴とする。
【0013】請求項8は、請求項1の前記直動式搬送ア
ームは、駆動部に連結されて直動する一つの第1アーム
と、この第1アームに対して旋回するとともに被処理体
を支持する支持部を有した第2アームとからなることを
特徴とする。
【0014】前記構成によれば、直動式搬送アームの直
進往復運動によって被処理体を処理室に対して搬入・搬
出でき、直動式搬送アームを収納するロード・ロック室
の小型化が可能となり、また直動式搬送アームを収納す
る第1室圧力を、駆動部を収納する第2室圧力より高く
することにより、第2室で塵埃が発生しても第1室に侵
入するのを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1
は被処理体としての半導体ウェーハをエッチングする真
空処理装置の概略的平面図である。この真空処理装置
は、半導体ウェーハ(以下、単にウェーハWという)を
収納する収納部1、この収納部1からウェーハWを搬出
入するトランスファチャンバ2、このトランスファチャ
ンバ2に並列された複数のロード・ロック室3及び各ロ
ード・ロック室3と直結する複数の処理室4とから構成
されている。
【0017】収納部1には、数十枚のウェーハWを所定
間隔を存して載置する複数個のウェーハカセット5が並
設されており、トランスファチャンバ2にはウェーハカ
セット5からウェーハWを搬出入するスカラ型デュアル
アームタイプの搬送アーム機構6がトランスファチャン
バ2の長手方向に移動可能に設けられている。さらに、
各ロード・ロック室3には後述する、この発明の搬送装
置7が設置され、処理室4にはエッチング処理機構8が
設けられている。
【0018】そして、ウェーハカセット5から搬送アー
ム機構6によって1枚のウェーハWを把持してロード・
ロック室3内に搬入し、ロード・ロック室3においては
搬入されたウェーハWを搬送装置7が受け取ってアライ
メントした後、ウェーハWを処理室4に搬入するように
なっている。また、処理室4内のエッチング処理機構8
によってエッチングされたウェーハWは搬送装置7によ
ってロード・ロック室3に搬出され、搬送装置7は処理
済みのウェーハWを搬送アーム機構6に受け渡し、搬送
アーム機構6は処理済みのウェーハWをウェーハカセッ
ト5に戻すようになっている。
【0019】次に、前記搬送装置7について図2に基づ
いて説明する。
【0020】図中10は、矩形状の密閉されたボックス
であり、このボックス10の中央部には広幅の第1室1
1が設けられ、この第1室11の両側には狭幅の第2室
12が設けられている。第1室11と第2室12とは仕
切り壁13によって区画されている。ボックス10には
第1室11及び第2室12を大気圧/真空圧と制御する
ために、N2ガスを供給する供給管9a及びボックス1
0を真空引きする真空吸引管9bが設けられている。こ
の実施形態では、第1室11に供給管9aを、第2室1
2に真空吸引管9bを、それぞれ接続して第1室11か
ら第2室12のガス流れを形成するようにしている。
【0021】また、第1室11を挟んで対称的に配置さ
れた一対の第2室12にはその長手方向に駆動部として
の直動システム14が設けられている。この直動システ
ム14はボールねじ15と、このボールねじ15に螺合
されたナット16及びリニアガイド17とから構成され
ている。さらに、ボックス10の下部には直動システム
14に対応して正逆回転可能なモータ18が固定されて
おり、このモータ18の回転が減速歯車(図示しない)
を介してボールねじ15に伝動するようになっている。
【0022】また、一対のボールねじ15に螺合された
ナット16はリニアガイド17によってガイドされ、ボ
ールねじ15の正逆回転運動が直線往復運動に変換され
るようになっている。そして、このナット16には直動
式搬送アーム21が固定されている。
【0023】直動式搬送アーム21は略L字状に屈曲さ
れた一対のアーム本体22によって形成され、このアー
ム本体22の基端部がナット16に固定されている。ア
ーム本体22の屈曲部は仕切り壁13に設けられたスリ
ット23を貫通して第1室11に突出しており、アーム
本体22の先端側は仕切り壁13に沿って処理室4方向
に延長し、アーム本体22の先端部にはウェーハWを支
持する支持部24が設けられている。なお、スリット2
3はラビリンスシールによってシールすることが望まし
い。
【0024】支持部24はウェーハWを水平状態に支持
するようにウェーハWの外周縁の一部を支承する支承部
24aを有しており、この支承部24aにはウェーハW
の曲率に沿う円弧状の突出壁24bが設けられている。
【0025】また、搬送装置7のボックス10のトラン
スファチャンバ2側には大気側ゲートバルブ25が設け
られているとともに、第1室11はN2ガスの供給(ガ
ス流れの形成)により第2室12より高い圧力に設定さ
れ、直動システム14を備えた第2室12で塵埃が発生
しても、その塵埃がスリット23から第1室11に侵入
するのを防止している。
【0026】さらに、ボックス10と処理室4との間に
はプロセスチャンバ側ゲートバルブ26が設けられ、エ
ッチング処理に際して処理室4内が真空に保たれるよう
になっている。
【0027】処理室4のエッチング処理機構8にはウェ
ーハWを支持して昇降させる複数本のリフターピン27
が設けられ、アーム本体22の支持部24に対してウェ
ーハWを授受できるようになっている。
【0028】次に、第1の実施形態の作用について図3
に基づいて説明する。
【0029】図3(a)は、処理室4内でウェーハWの
エッチング処理中を示し、プロセスチャンバ側ゲートバ
ルブ26は閉塞され、直動式搬送アーム21はロード・
ロック室3の第1室11内において後退位置にある。
【0030】図3(b)は、ウェーハWのエッチング処
理が終了し、リフターピン27によってウェーハWが上
昇し、同時にプロセスチャンバ側ゲートバルブ26が開
放される。
【0031】図3(c)は、処理済みのウェーハWを処
理室4から搬出する状態を示し、まず、モータ18が正
転してボールねじ15が回転する。ボールねじ15の回
転によってナット16がリニアガイド17にガイドされ
ながら処理室4方向に前進し、直動式搬送アーム21は
前進する。そして、直動式搬送アーム21の支持部24
を含むアーム本体22が処理室4内に突出してウェーハ
Wの下部に位置すると、リフターピン27が下降してウ
ェーハWが支持部24に載置される。
【0032】図3(d)は、処理済みのウェーハWを処
理室4からロード・ロック室3へ搬出した状態を示し、
モータ18が逆転してボールねじ15が回転する。ボー
ルねじ15の回転によってナット16がリニアガイド1
7にガイドされながらトランスファチャンバ2方向に後
退し、直動式搬送アーム21は後退する。そして、直動
式搬送アーム21の支持部24に支持されたウェーハW
がロード・ロック室3内まで搬送されると、プロセスチ
ャンバ側ゲートバルブ26が閉塞され、ロード・ロック
室3内にN2ガスが供給され大気圧とされると、大気側
ゲートバルブ25が開放される。
【0033】図3(e)は、処理済みのウェーハWをロ
ード・ロック室3から搬出する状態を示し、トランスフ
ァチャンバ2内に設置された搬送アーム機構6のアーム
が伸長してロード・ロック室3内に突出して直動式搬送
アーム21の支持部24に支持された処理済みのウェー
ハWを把持して搬出し、所定のカセット5に収納する。
さらに、搬送アーム機構6は所定のカセット5から処理
前のウェーハWを取り出して待機中の直動式搬送アーム
21の支持部24に載置する。
【0034】図3(f)は、大気側ゲートバルブ25を
閉塞し、ロード・ロック室3内を真空引きするととも
に、プロセスチャンバ側ゲートバルブ26を開放した状
態を示す。
【0035】図3(g)は、処理前のウェーハWを処理
室4に搬入する状態を示し、モータ18が正転してボー
ルねじ15が回転する。ボールねじ15の回転によって
ナット16がリニアガイド17にガイドされながら処理
室4方向に前進し、直動式搬送アーム21は前進する。
そして、直動式搬送アーム21のウェーハWを載置した
支持部24を含むアーム本体22が処理室4内に突出
し、エッチング処理機構8の下部電極の上部に位置する
と、リフターピン27が上昇して支持部24からウェー
ハWを受け取る。
【0036】図3(h)は、直動式搬送アーム21が後
退し、リフターピン27が下降してウェーハWが処理室
4内の下部電極に載置され、プロセスチャンバ側ゲート
バルブ26を閉塞した状態を示し、モータ18が逆転し
てボールねじ15が回転する。ボールねじ15の回転に
よってナット16がリニアガイド17にガイドされなが
らトランスファチャンバ2方向に後退し、直動式搬送ア
ーム21は後退する。そして、直動式搬送アーム21の
支持部24がロード・ロック室3内まで搬送される。
【0037】図3(i)は、処理室4内でウェーハWに
エッチング処理を開始した状態を示し、直動式搬送アー
ム21はロード・ロック室3内においてエッチング処理
が終了するまで待機している。
【0038】前述した図3(a)〜(i)の動作を繰り
返すことにより、ウェーハWを直動式搬送アーム21の
直線進退運動によって処理室4に対して搬入・搬出でき
る。第1の実施形態によれば、ロード・ロック室3内に
直動式搬送アーム21を設けることにより、ロード・ロ
ック室3の小型化を図ることができる。
【0039】また、ロード・ロック室3内の処理室4側
にバッファ機構を設け、搬送アーム機構6とのウェーハ
Wの授受を容易にすることもでき、プリアライメント機
構を設け、処理室4に搬入する前にウェーハWのプリア
ライメントを行なうようにしてもよい。
【0040】図4及び図5は第2の実施形態を示し、第
1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を
省略する。本実施形態は、ロード・ロック室3の内部に
第1の実施形態と同一構造の直動システム14と直動式
搬送アーム21を上下2段に配置したものである。
【0041】上下2段の直動システム14と直動式搬送
アーム21は基本的に同一構造であるため、第1の直動
システム14及び第1の直動式搬送アーム21は番号の
後にaを付し、第2の直動システム14及び第2の直動
式搬送アーム21は番号の後にbを付して説明する。
【0042】第2の実施形態の作用について図5に基づ
いて説明する。
【0043】図5(a)は、処理室4内でウェーハWの
エッチング処理中を示し、プロセスチャンバ側ゲートバ
ルブ26は閉塞され、第1及び第2の直動式搬送アーム
21a,21bはロード・ロック室3の第1室11内に
おいて待機状態にある。すなわち、第1の直動式搬送ア
ーム21aは処理済みのウェーハWを搬出するための待
機中であり、支持部24aは空であるが、第2の直動式
搬送アーム21bの支持部24bには処理前のウェーハ
Wが載置されている。
【0044】図5(b)は、処理室4内でウェーハWの
エッチング処理が終了し、リフターピン27によってウ
ェーハWが上昇し、同時にプロセスチャンバ側ゲートバ
ルブ26が開放される。
【0045】図5(c)は、処理済みのウェーハWを処
理室4から搬出する状態を示し、まず、第1の直動シス
テム14aのモータ18aが正転してボールねじ15a
が回転する。ボールねじ15aの回転によってナット1
6aがリニアガイド17aにガイドされながら処理室4
方向に前進し、第1の直動式搬送アーム21aは前進す
る。そして、第1の直動式搬送アーム21aの支持部2
4aを含むアーム本体22aが処理室4内に突出してウ
ェーハWの下部に位置すると、リフターピン27が下降
してウェーハWが支持部24aに載置される。
【0046】図5(d)は、処理済みのウェーハWを処
理室4からロード・ロック室3へ搬出した状態を示し、
モータ18aが逆転してボールねじ15aが回転する。
ボールねじ15aの回転によってナット16aがリニア
ガイド17aにガイドされながらトランスファチャンバ
2方向に後退し、第1の直動式搬送アーム21aは後退
する。そして、第1の直動式搬送アーム21aの支持部
24aに支持されたウェーハWがロード・ロック室3内
まで搬送される。
【0047】次に、第2の直動システム14bのモータ
18bが正転してボールねじ15bが回転する。ボール
ねじ15bの回転によってナット16bがリニアガイド
17bにガイドされながら処理室4方向に前進し、第2
の直動式搬送アーム21bは前進する。そして、第2の
直動式搬送アーム21bの支持部24bに載置された処
理前のウェーハWが処理室4内に位置すると、リフター
ピン27が上昇して支持部24bから処理前のウェーハ
Wを受け取るとともに、第2の直動式搬送アーム21b
は後退する。
【0048】図5(e)は、リフターピン27が下降し
てウェーハWが下部電極に載置された状態を示し、プロ
セスチャンバ側ゲートバルブ26が閉塞され、処理室4
内においてエッチング処理が行われる。
【0049】図5(f)は、ロード・ロック室3にN2
ガスを供給して大気圧とした後、大気側ゲートバルブ2
5を開放してロード・ロック室3を大気開放した状態を
示す。
【0050】図5(g)は、処理済みのウェーハWをロ
ード・ロック室3から搬出する状態を示し、トランスフ
ァチャンバ2内に設置された搬送アーム機構6のアーム
が伸長してロード・ロック室3内に突出した後、Z軸を
上げ、第1の直動式搬送アーム21aの支持部24aに
支持された処理済みのウェーハWを把持して搬出し、所
定のカセット5に収納する。さらに、搬送アーム機構6
は所定のカセット5から処理前のウェーハWを取り出し
て待機中の第1の直動式搬送アーム21aの支持部24
aに載置する。
【0051】このとき、搬送アーム機構6と、ロード・
ロック室3内の第1及び第2の直動式搬送アーム21a
及び21bとが干渉しないようにするため、図4に示す
ように、第1の直動式搬送アーム21aの支持部24a
と、第2の直動式搬送アーム21bの支持部24bとの
間にずれ量(L)を必要に応じて設けるようにしてい
る。
【0052】次に、モータ18aが正転してボールねじ
15aが回転する。ボールねじ15aの回転によってナ
ット16aがリニアガイド17aにガイドされながら処
理室4方向に前進し、第1の直動式搬送アーム21aは
前進する。そして、第1の直動式搬送アーム21aのウ
ェーハWを載置した支持部24aが処理室4内に突出
し、エッチング処理機構8の下部電極の上部に位置する
と、リフターピン27が上昇して支持部24aからウェ
ーハWを受け取る。
【0053】図5(h)は、大気側ゲートバルブ25を
閉塞し、ロード・ロック室3内を真空引きするととも
に、プロセスチャンバ側ゲートバルブ26を開放した状
態を示す。第1の直動式搬送アーム21aが後退し、リ
フターピン27が下降してウェーハWが下部電極に載置
され、プロセスチャンバ側ゲートバルブ26が閉塞され
る。すなわち、モータ18aが逆転してボールねじ15
aが回転する。ボールねじ15aの回転によってナット
16aがリニアガイド17aにガイドされながらトラン
スファチャンバ2方向に後退し、第1の直動式搬送アー
ム21aは後退する。そして、第1の直動式搬送アーム
21aの支持部24aがロード・ロック室3内まで搬送
される。
【0054】図5(i)は、処理室4内でウェーハWに
エッチング処理を開始した状態を示し、第1及び第2の
直動式搬送アーム21a,21bはロード・ロック室3
内においてエッチング処理が終了するまで待機してい
る。
【0055】前述した図5(a)〜(i)の動作を繰り
返すことにより、ウェーハWを第1及び第2の直動式搬
送アーム21a,21bによってエッチング処理中にロ
ード・ロック室3内で、次のウェーハWを待機させるこ
とにより、処理室4に対して待機時間がなくウェーハW
の搬入・搬出できる。
【0056】なお、この実施形態では、第1の直動式搬
送アーム21aで処理済みのウェーハWを、第2の直動
式搬送アーム21bで処理前のウェーハWを、それぞれ
搬送するようにしているが、第1の直動式搬送アーム2
1aで処理前のウェーハWを、第2の直動式搬送アーム
21bで処理済みのウェーハWを、それぞれ搬送するよ
うにすれば、処理済みのウェーハWに付着した塵埃等が
搬送期間中に落下し、処理前のウェーハWに付着するの
を防止することができるので、望ましい。
【0057】図6は第3の実施形態を示し、第1の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。搬送装置7のボックス10の片側には第1室11と
仕切り壁13によって区画された第2室12が設けられ
ている。この第2室12には直動システム14が設けら
れている。直動システム14はボールねじ15と、この
ボールねじ15に螺合されたナット16及びリニアガイ
ド17とから構成されている。さらに、ボックス10の
下部には直動システム14に対応してモータ18が固定
されており、このモータ18の回転が減速歯車(図示し
ない)を介してボールねじ15に伝動するようになって
いる。
【0058】また、ボールねじ15に螺合されたナット
16はリニアガイド17によってガイドされ、ボールね
じ15の正逆回転運動が直線往復運動に変換されるよう
になっている。そして、このナット16には片持ちの直
動式搬送アーム31が固定されている。直動式搬送アー
ム31は略クランク状に屈曲されたアーム32によって
形成され、このアーム32の基端部がナット20に固定
されている。アーム32の屈曲部は仕切り壁13に設け
られたスリット23を貫通して第1室11に突出してお
り、アーム32の先端側は仕切り壁13に沿って処理室
4方向に延長し、アーム32の先端部には略コ字状で、
ウェーハWを支持する支持部34が設けられている。
【0059】ロード・ロック室3の底部で、直動式搬送
アーム31がロード・ロック室3内において最も後退し
たときに支持部34と対向する位置にはウェーハWを昇
降させるバッファ機構としてのリフターピン35が設け
られ、このリフターピン35はエアシリンダ36によっ
て昇降されるようになっている。
【0060】次に、第3の実施形態の作用について説明
する。
【0061】直動式搬送アーム31が後退位置にあり、
エアシリンダ36によってリフターピン35が上昇位置
にあるとき、トランスファチャンバ2内の搬送アーム機
構6によって搬入される処理前のウェーハWがリフター
ピン35によって水平状態に支持される。次に、リフタ
ーピン35が下降すると、ウェーハWは直動式搬送アー
ム31の支持部34に載置される。
【0062】処理室4のプロセスチャンバ側ゲートバル
ブ26が開放し、モータ18が正転してボールねじ15
が回転すると、ボールねじ15の回転によってナット1
6がリニアガイド17にガイドされながら処理室4方向
に前進し、直動式搬送アーム31は前進する。そして、
直動式搬送アーム31のウェーハWを載置した支持部3
4が処理室4内に突出し、エッチング処理機構8の下部
電極の上部に位置すると、リフターピン27が上昇して
支持部34からウェーハWを受け取る。
【0063】ウェーハWの搬入が終了すると、直動式搬
送アーム31が後退してロード・ロック室3内の元の位
置に復帰し、エッチング処理が終了すると、直動式搬送
アーム31が再び前進して処理室4内のウェーハWを搬
出する作用を繰り返す。
【0064】本実施形態によれば、片持ちの直動式搬送
アーム31でウェーハWを処理室4に対して搬入・搬出
でき、構造が一層簡単となり、コストダウンを図ること
ができる。
【0065】図7は第4の実施形態を示し、第1及び第
3の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を
省略する。搬送装置7のボックス10の片側には第1室
11と仕切り壁13によって区画された第2室12が上
下2段に設けられている。
【0066】上下2段の第2室12に設けられた直動シ
ステム14と直動式搬送アーム31は基本的に同一構造
であるため、第1の直動システム14及び第1の直動式
搬送アーム31は番号の後にaを付し、第2の直動シス
テム14及び第2の直動式搬送アーム31は番号の後に
bを付して説明する。
【0067】第4の実施形態の作用について説明する。
【0068】処理室4内でウェーハWのエッチング処理
中は、プロセスチャンバ側ゲートバルブ26は閉塞さ
れ、第1及び第2の直動式搬送アーム31a,31bは
ロード・ロック室3の第1室11内において待機状態に
ある。すなわち、第1の直動式搬送アーム31aは処理
済みのウェーハWを搬出するための待機中であり、支持
部34aは空であるが、第2の直動式搬送アーム31b
の支持部34bには処理前のウェーハWが載置されてい
る。
【0069】ウェーハWのエッチング処理が終了し、リ
フターピン27によってウェーハWが上昇し、同時にプ
ロセスチャンバ側ゲートバルブ26が開放されると、第
1の直動システム14aのモータ18aが正転してボー
ルねじ15aが回転する。ボールねじ15aの回転によ
ってナット16aがリニアガイド17aにガイドされな
がら処理室4方向に前進し、第1の直動式搬送アーム3
1aは前進する。そして、第1の直動式搬送アーム31
aの支持部34aが処理室4内に突出してウェーハWの
下部に位置すると、リフターピン27が下降してウェー
ハWが支持部34aに載置される。
【0070】次に、モータ18aが逆転してボールねじ
15aが回転する。ボールねじ15aの回転によってナ
ット16aがリニアガイド17aにガイドされながらト
ランスファチャンバ2方向に後退し、第1の直動式搬送
アーム31aは後退する。そして、第1の直動式搬送ア
ーム31aの支持部34aに支持されたウェーハWがロ
ード・ロック室3内まで搬送されると、第2の直動シス
テム14bのモータ18bが正転してボールねじ15b
が回転する。ボールねじ15bの回転によってナット1
6bがリニアガイド17bにガイドされながら処理室4
方向に前進し、第2の直動式搬送アーム31bは前進す
る。そして、第2の直動式搬送アーム31bの支持部3
4bに載置された処理前のウェーハWが処理室4内に位
置すると、リフターピン27が上昇して支持部34bか
ら処理前のウェーハWを受け取るとともに、第2の直動
式搬送アーム31bは後退する。そして、第2の直動式
搬送アーム31bが後退してロード・ロック室3内の元
の位置に復帰し、エッチング処理が終了すると、第1の
直動式搬送アーム31aが再び前進して処理室4内のウ
ェーハWを搬出する作用を繰り返す。
【0071】本実施形態によれば、第1と第2の直動式
搬送アーム31a,31bによってエッチング処理中に
ロード・ロック室3内で、次のウェーハWを待機させる
ことにより、処理室4に対して待機時間がなくウェーハ
Wの搬入・搬出できる。また片持ちの直動式搬送アーム
31でウェーハWを搬入・搬出でき、構造が一層簡単と
なり、コストダウンを図ることができる。
【0072】なお、図4の実施形態と同様、上段の第1
の直動式搬送アーム31aで処理前のウェーハWを、下
段の第2の直動式搬送アーム31bで処理済みのウェー
ハWを、それぞれ搬送するようにすれば、処理済みのウ
ェーハWに付着した塵埃等が搬送期間中に落下し、処理
前のウェーハWに付着するのを防止することができる。
【0073】図8は第5の実施形態を示し、第4の実施
形態における上下2段の第2室12をボックス10の両
側に配置し、左右の第2室12に第1及び第2の直動シ
ステム14a,14bと片持ち式の第1及び第2の直動
式搬送アーム31a,31bを設けたものであり、作用
は第4の実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0074】図9及び図10は第6の実施形態を示し、
第1及び第3の実施形態と同一構成部分は同一番号を付
して説明を省略する。搬送装置7のボックス10の片側
には第1室11と仕切り壁13によって区画された第2
室12が設けられている。この第2室12には直動シス
テム14が設けられている。
【0075】直動システム14のボールねじ15に螺合
されたナット16はリニアガイド17によってガイドさ
れ、ボールねじ15の正逆回転運動が直線往復運動に変
換されるようになっている。そして、このナット16に
は片持ちの直動式搬送アーム41が固定されている。直
動式搬送アーム41は略L字状に屈曲され、基端部がナ
ット16に固定された第1のアームとしての直線移動ア
ーム42と、この直線移動アーム42の先端部に枢支軸
43を介して回動自在に連結された第2のアームとして
の旋回アーム44とから構成されている。旋回アーム4
4の先端部にはウェーハWを載置する支持部45が設け
られている。
【0076】直線移動アーム42の屈曲部は仕切り壁1
3に設けられたスリット23を貫通して第1室11に突
出しており、直線移動アーム42の先端側は仕切り壁1
3に沿って処理室4方向に延長し、旋回アーム44は枢
支軸43を支点として旋回可能であり、ロード・ロック
室3及び処理室4の間を往復できるようになっている。
【0077】また、第2室12の長手方向の両端部には
駆動プーリ46と従動プーリ47が設けられ、駆動プー
リ46はロード・ロック室3の底部に設けられたベルト
駆動モータ48の回転軸に嵌着されている。駆動プーリ
46と従動プーリ47との間にはタイミングベルト49
が掛け渡されている。
【0078】タイミングベルト49は直線移動アーム4
2の空洞部50に設けられた複数のガイドプーリ51を
介して直線移動アーム42の先端側まで延長され、枢支
軸43に嵌着された従動プーリ52に掛け渡されてい
る。そして、駆動プーリ46の回転によってタイミング
ベルト49を介して従動プーリ52が回転し、この回転
によって枢支軸43を介して旋回アーム44が旋回する
ようになっている。
【0079】次に、第6の実施形態の作用について図1
0に基づいて説明する。
【0080】図10(a)は、処理室4内でウェーハW
のエッチング処理中を示し、プロセスチャンバ側ゲート
バルブ26は閉塞され、直動式搬送アーム41の旋回ア
ーム44はロード・ロック室3の第1室11内に位置し
ている。
【0081】図10(b)は、ウェーハWのエッチング
処理が終了し、リフターピン27によってウェーハWが
上昇し、同時にプロセスチャンバ側ゲートバルブ26が
開放される。
【0082】図10(c)は、処理済みのウェーハWを
処理室4から搬出する状態を示し、まず、ベルト駆動モ
ータ48によって駆動プーリ46が回転すると、タイミ
ングベルト49が走行して従動プーリ52が回転するた
め、旋回アーム44は枢支軸43を支点として旋回す
る。次に、モータ18が正転してボールねじ15が回転
する。ボールねじ15の回転によってナット16がリニ
アガイド17にガイドされながら処理室4方向に前進
し、直動式搬送アーム41は前進する。そして、直動式
搬送アーム41の直進移動アーム42の枢支軸43を含
む支持部45が処理室4内に突出し、支持部45が処理
室4内のウェーハWの下部に位置したとき、リフターピ
ン27が下降してウェーハWが支持部45に載置され
る。
【0083】図10(d)は、処理済みのウェーハWを
処理室4からロード・ロック室3へ搬出した状態を示
し、モータ18が逆転してボールねじ15が回転する。
ボールねじ15の回転によってナット16がリニアガイ
ド17にガイドされながらトランスファチャンバ2方向
に後退し、直動式搬送アーム41は後退する。さらに、
ベルト駆動モータ48によって駆動プーリ46が逆方向
に回転すると、タイミングベルト49が逆方向に走行し
て従動プーリ52が回転するため、旋回アーム44は枢
支軸43を支点として逆方向に旋回する。そして、旋回
アーム44の支持部45が処理室4内のウェーハWをロ
ード・ロック室3内まで搬送されると、プロセスチャン
バ側ゲートバルブ26が閉塞され、ロード・ロック室3
内にN2ガスを供給し大気圧とした後、大気側ゲートバ
ルブ25が開放される。
【0084】さらに、トランスファチャンバ2内に設置
された搬送アーム機構6のアームが伸長してロード・ロ
ック室3内に突出して上昇したリフターピン35に支持
された処理済みのウェーハWを把持して搬出し、所定の
カセット5に収納する。さらに、搬送アーム機構6は所
定のカセット5から処理前のウェーハWを取り出して待
機中の直動式搬送アーム41の支持部45上に位置す
る。このとき、エアシリンダ36によってリフターピン
35が上昇しているため、ウェーハWはリフターピン3
5によって支持され、リフターピン35が下降すると、
ウェーハWが支持部45に載置される。
【0085】図10(e)は、プロセスチャンバ側ゲー
トバルブ26が閉塞され、大気側ゲートバルブ25が開
放してロード・ロック室3を大気開放した状態を示す。
【0086】図10(f)は、大気側ゲートバルブ25
を閉塞し、ロード・ロック室3内を真空引きするととも
に、プロセスチャンバ側ゲートバルブ26を開放した状
態を示す。
【0087】図10(g)は、処理前のウェーハWを処
理室4に搬入する状態を示し、まず、ベルト駆動モータ
48によって駆動プーリ46が回転すると、タイミング
ベルト49が走行して従動プーリ52が回転するため、
旋回アーム44は枢支軸43を支点として旋回する。次
に、モータ18が正転してボールねじ15が回転する。
ボールねじ15の回転によってナット16がリニアガイ
ド17にガイドされながら処理室4方向に前進し、直動
式搬送アーム41は前進する。
【0088】そして、直動式搬送アーム41のウェーハ
Wを載置した支持部45を含む旋回アーム44が処理室
4内に突出し、支持部45上のウェーハWが処理室4内
のリフターピン27によって支持され、アームが後退し
た後に、リフターピン27が下降してウェーハWが下部
電極上に載置される。
【0089】図10(h)は、直動式搬送アーム41が
後退し、旋回アーム44が逆方向に旋回して支持部45
がロード・ロック室3に位置した状態を示し、プロセス
チャンバ側ゲートバルブ26が閉塞される。
【0090】図10(i)は、処理室4内でウェーハW
にエッチング処理を開始した状態を示し、直動式搬送ア
ーム41はロード・ロック室3内においてエッチング処
理が終了するまで待機している。
【0091】前述した図10(a)〜(i)の動作を繰
り返すことにより、ウェーハWを直動式搬送アーム41
によって処理室4に対して搬入・搬出できる。第6の実
施形態によれば、ロード・ロック室3内に旋回アーム4
4を有する直動式搬送アーム41を設けることにより、
ロード・ロック室3の小型化を図ることができる。ま
た、片持ちの直動式搬送アーム41でウェーハWを搬入
・搬出でき、構造が一層簡単となり、コストダウンを図
ることができる。
【0092】なお、前記各実施形態においては、直動シ
ステムのボールねじを回転駆動する手段としてモータの
回転を減速歯車を介してボールねじに伝達させている
が、モータの回転をタイミングベルトを介してボールね
じに伝達させるようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、請求項に記載の発
明によれば、直動式搬送アームによって被処理体を処理
室に対して搬入・搬出することにより、構造の簡素化と
動作の簡素化により、ロード・ロック室の小型化を図
り、装置のコストダウンを図ることができる。しかも、
ロード・ロック室を第1室と第2室に区画し、第1室に
被処理体を搬入・搬出する直動式搬送アームを設け、第
2室に直動式搬送アームを直進駆動する直動システムを
設け、かつ第1室内圧力を第2室内圧力より高くするこ
とにより、第1室への塵埃の侵入を防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す真空処理装置
の概略的平面図。
【図2】同実施形態の搬送装置を示し、(a)は横断平
面図、(b)は縦断正面図、(c)は縦断側面図。
【図3】同実施形態の作用説明図。
【図4】第2の実施形態の搬送装置を示し、(a)は横
断平面図、(b)は縦断正面図、(c)は縦断側面図。
【図5】同実施形態の作用説明図。
【図6】第3の実施形態の搬送装置を示し、(a)は横
断平面図、(b)は縦断正面図、(c)は縦断側面図。
【図7】第4の実施形態の搬送装置を示し、(a)は横
断平面図、(b)は縦断正面図、(c)は縦断側面図。
【図8】第5の実施形態の搬送装置を示し、(a)は横
断平面図、(b)は縦断正面図、(c)は縦断側面図。
【図9】第6の実施形態の搬送装置を示し、(a)は横
断平面図、(b)は縦断正面図、(c)は縦断側面図。
【図10】同実施形態の作用説明図。
【符号の説明】
3…ロード・ロック室 4…処理室 11…第1室 12…第2室 14…直動システム 21…直動式搬送アーム 24…支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 英二 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 (72)発明者 小原 真 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 Fターム(参考) 3F060 AA08 DA07 EB05 GA01 GB19 HA29 5F031 CA02 FA01 FA07 FA11 GA03 GA15 GA47 GA48 GA50 HA33 NA17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロード・ロック室内に設けられ、処理室
    に被処理体を搬入・搬出する搬送装置において、 前記ロード・ロック室を第1室と第2室に区画し、前記
    第1室に前記被処理体を搬入・搬出する直動式搬送アー
    ムを設け、前記第2室に前記直動式搬送アームを直進駆
    動する駆動部を設け、かつ前記第1室内圧力を第2室内
    圧力より高くしたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記直動式搬送アームは、一対のアーム
    からなり、基端部が駆動部に連結され、先端部に被処理
    体を支持する支持部が設けられ、前記処理室に対して直
    線的に進退することを特徴とする請求項1記載の搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記直動式搬送アームは、一対のアーム
    からなり、上下2段に配置され、それぞれの基端部が駆
    動部に連結され、先端部に被処理体を支持する支持部が
    設けられ、前記処理室に対して独立して直線的に進退す
    ることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記直動式搬送アームは、片持ち支持さ
    れたアームからなり、基端部が駆動部に連結され、先端
    部に被処理体を支持する支持部が設けられ、前記処理室
    に対して直線的に進退することを特徴とする請求項1記
    載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動部は、モータと、このモータに
    よって回転駆動するボールねじと、このボールねじに螺
    合され直線運動するナットとからなることを特徴とする
    請求項1記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記ロード・ロック室には直動式搬送ア
    ームに支持された被処理体を授受するバッファ機構が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の搬送装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ロード・ロック室には直動式搬送ア
    ームに支持された被処理体をプリアライメントするプリ
    アライメント機構が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記直動式搬送アームは、駆動部に連結
    されて直動する一つの第1アームと、この第1アームに
    対して旋回するとともに被処理体を支持する支持部を有
    した第2アームとからなることを特徴とする請求項1記
    載の搬送装置。
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