JP2000194607A - メモリ・バックアップ方法 - Google Patents

メモリ・バックアップ方法

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JP2000194607A
JP2000194607A JP10366559A JP36655998A JP2000194607A JP 2000194607 A JP2000194607 A JP 2000194607A JP 10366559 A JP10366559 A JP 10366559A JP 36655998 A JP36655998 A JP 36655998A JP 2000194607 A JP2000194607 A JP 2000194607A
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data
power
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control circuit
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Hiroaki Kosuge
博章 小菅
Tetsuya Iwasaki
哲也 岩崎
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Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池が不要で、かつプロセッサの処理速度が
下がることのない、メモリ・バックアップ方法を提供す
る。 【解決手段】 不揮発性メモリとメモリ制御手段と揮発
性メモリの直流電源ラインと並列に電気二重層コンデン
サを設けて、この電気二重層コンデンサは、通電時に充
電し、電源断時に不揮発性メモリとメモリ制御手段と揮
発性メモリとに、少なくとも不揮発性メモリへデータ退
避が終了するまでの間、電源を供給し、メモリ制御手段
は、電源断時に、揮発性メモリからデータを読み出し、
圧縮してから不揮発性メモリへ書き込み、電源復帰時
に、不揮発性メモリからデータを読み出し、復元してか
ら揮発性メモリへ書き込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揮発性メモリを使
用している機器において、停電等の電源断が発生した際
に揮発性メモリに記憶されているデータのバックアップ
を行うメモリ・バックアップ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(Dynamic Random-Access Memor
y)等の揮発性メモリを使用している機器では、予期しな
い停電等の電源断が発生した場合、メモリ内のデータは
消滅してしまう。このため、失いたくないデータがある
場合や、復電時にメモリ内のデータを必要とする場合
は、メモリ内容のバックアップ手段が必要となる。従来
は、揮発性メモリを使用している機器と電源の間に無停
電電源を設けたり、図8に示すように、交流電源12が
電源断となっても揮発性メモリ9へ電力供給を続けるた
めに、直流電源回路11と揮発性メモリ9の間の電源配
線に電池13を並列に接続し、直流電源回路11と電池
13の間の電源配線に逆流防止ダイオード6を接続した
バックアップ回路を設けたりしている。また、この問題
を避けるために、フラッシュメモリのような不揮発性メ
モリを使用する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、無停電電源
やバックアップ回路の電池を用いた場合、いずれも電池
を用いているためデータ保持時間に制限があり、この時
間内に電源が復帰しないとデータが消滅してしまうとい
う問題がある。また、DRAMの消費電流が大きいため
大容量の電池が必要であり、機器の大型化や重量増大に
つながるという問題がある。また、サービスマンが電池
を定期的に交換する必要があり、保守費用の増大につな
がるという問題もある。
【0004】また、フラッシュメモリなどの不揮発性メ
モリを採用した場合では、DRAMと比較してデータ書
き込み・読み込み時間が長く、高速のプロセッサを使用
している機器においては、処理速度が低下するという問
題がある。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、電池が不
要で、かつプロセッサの処理速度が下がることのない、
メモリ・バックアップ方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明によるメモリ・バックアップ方法は、不
揮発性メモリとメモリ制御手段と揮発性メモリと電源断
・復帰検出部とを有し、揮発性メモリを使用する機器に
内蔵されて、電源断を検出して揮発性メモリのデータを
不揮発性メモリに退避させ、かつ電源復帰を検出して不
揮発性メモリのデータを揮発性メモリに復元させるメモ
リ・バックアップ装置において、不揮発性メモリとメモ
リ制御手段と揮発性メモリの直流電源ラインと並列に電
気二重層コンデンサを設けて、この電気二重層コンデン
サは、通電時に充電し、電源断時に不揮発性メモリとメ
モリ制御手段と揮発性メモリとに、少なくとも不揮発性
メモリへデータ退避が終了するまでの間、電源を供給
し、メモリ制御手段は、電源断時に、揮発性メモリから
データを読み出し、圧縮してから不揮発性メモリへ書き
込み、電源復帰時に、不揮発性メモリからデータを読み
出し、復元してから揮発性メモリへ書き込むようにした
ものである。
【0007】また、上記メモリ・バックアップ方法にお
いて、揮発性メモリより小さい記憶容量の不揮発性メモ
リと容量オーバー通知手段とを設けて、前記メモリ制御
手段は、通電時、定期的に揮発性メモリのデータを圧縮
して、そのデータ量が不揮発性メモリの記憶容量を越え
ないか確認し、越える場合は容量オーバー通知手段に信
号を送り、容量オーバー通知手段は信号を受けて容量オ
ーバーを通知するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明に係るメモリ・バックア
ップ装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
このメモリ・バックアップ装置1は、空調監視装置14
に内蔵され、直流電源回路11の出力側に機器制御回路
10と並列に接続されている。
【0009】メモリ・バックアップ装置1は、電気二重
層コンデンサ2と、DRAM3と、メモリ制御回路4
と、フラッシュメモリ5と、逆流防止ダイオード6と、
電源断・復帰検出部7とから構成されている。この場
合、空調監視装置14の直流電源回路11に電源断・復
帰検出部7が接続されており、電源断・復帰検出部7の
出力から信号線15がメモリ制御回路4に接続されてい
る。また、直流電源回路11の出力が、逆流防止ダイオ
ード6を通した後に電気二重層コンデンサ2とDRAM
3とメモリ制御回路4とフラッシュメモリ5とに並列接
続されている。また、DRAM3とメモリ制御回路4と
フラッシュメモリ5と機器制御回路10は、アドレス/
データバス8で接続されている。
【0010】直流電源回路11は、外部の交流電源12
に接続され、交流電源12から供給される交流電圧を空
調監視装置14で使用する直流電圧に変換する。電源断
・復帰検出部7は、直流電源回路11の電源断及び復帰
を検出し、メモリ制御回路4に制御信号を出力する。
【0011】逆流防止ダイオード6は、電源断時に電気
二重層コンデンサ2の放電電流がメモリ・バックアップ
装置1から逆流するのを阻止する。電気二重層コンデン
サ2は、誘電体を使用せずに電気二重層に電荷を蓄える
大容量のコンデンサで、少なくともメモリ・バックアッ
プ装置1がバックアップ動作を完了するまでの時間、電
力供給できる容量を有するものを用いる。
【0012】DRAM3は、記憶保持動作(リフレッシ
ュ)が必要なRAM(Random-AccessMemory)で、48時
間分の時系列データを保持する記憶容量を備えている。
メモリ制御回路4は、ASIC(特定用途向けIC)を
用いており、次の機能を有する。 1)定期的にDRAM3のリフレッシュを行う機能。 2)電源断・復帰検出部7の電源断信号により、DRA
M3からデータを読み出し、データを圧縮し、フラッシ
ュメモリ5に書き込む機能。 3)電源断・復帰検出部7の電源復帰信号により、フラ
ッシュメモリ5からデータを読み出し、データを復元
し、DRAM3に書き込む機能。 なお、データ圧縮のアルゴリズムは、データの種類に適
した任意のもの、例えば、ハフマン符号や算術符号など
を用いる。フラッシュメモリ5は、DRAM3と同じ記
憶容量を有するように構成される。機器制御回路10
は、空調監視装置14のメモリ・バックアップ装置1と
直流電源回路11を除く全ての回路で、例えば各種セン
サーが計測したデータを収集しデジタルデータに変換し
た後、フォーマット化して、アドレス/データバス8を
介してDRAM3にサイクリックに書き込む機能などを
有している。
【0013】次に図1を用いて第1の実施の形態による
メモリ・バックアップ装置の動作を説明する。交流電源
12から電流が正常に供給されているとき、これを直流
電源回路11が空調監視装置14で使用する直流電圧に
変換し、機器制御回路10とメモリ・バックアップ装置
1に電力供給する。メモリ・バックアップ装置1内で
は、逆流防止ダイオード6を通じて電気二重層コンデン
サ2とDRAM3とメモリ制御回路4とフラッシュメモ
リ5とに電力供給される。この時に電気二重層コンデン
サ2が充電される。この状態では、電源断・復帰検出部
7が信号を出さないため、機器制御回路10がDRAM
3に自由にアクセスして通常の動作をおこなっている。
また、メモリ制御回路4が定期的にDRAM3のリフレ
ッシュを行っている。フラッシュメモリ5は、電源断時
のデータ書き込みに備え、メモリ制御回路4によってデ
ータ内容のクリアが行われる。
【0014】交流電源12が停電等で電源断となると、
これに連動して直流電源回路11の電力供給が止まる。
電源断後の電力供給は電気二重層コンデンサ2と逆流防
止ダイオード6によりDRAM3とメモリ制御回路4と
フラッシュメモリ5に対してのみ行われる。
【0015】また、電源断・復帰検出部7が電源断を検
出し、信号線15を通じてメモリ制御回路4に伝える。
図2は電源断時のメモリ制御回路4の動作を示すフロー
チャートであり、同図のステップ100に示すように電
源断・復帰検出部7の電源断信号によりデータ待避のた
めの割り込みが行われて処理が開始される。
【0016】まず、ステップ101に示すように機器制
御回路10がDRAM3にアクセスすることを禁止す
る。次に、DRAM3からデータを読み出して(ステッ
プ102)、圧縮し(ステップ103)、フラッシュメ
モリ5に圧縮したデータを書き込む(ステップ10
4)。次に、ステップ105において全ての退避データ
の書き込みが完了したか確認し、未完の場合は上記ステ
ップ102からステップ104までの動作を繰り返す。
完了したらステップ106に示すように処理を終了す
る。なお、この退避動作中もDRAM3のリフレッシュ
は定期的に行われる。
【0017】ここで、例えばDRAM3の記憶容量を2
Mバイトと仮定し、これに空調監視装置の48時間分の
時系列データが記憶されている場合、ハフマン符号等を
用いてデータ圧縮を行うとデータ量は約1.2Mバイト
になる(約60%の圧縮率)。また、フラッシュメモリ
の書き込み速度は約125Kバイト/秒であり、書き込
み時間は10.4秒である。2Mバイトを圧縮せずに書
き込む時間は16.8秒なので、データ圧縮と書き込み
時間を含めたデータの待避時間が、16.8秒以下とな
るようなデータ圧縮のアルゴリズムを選定することで、
本発明の効果が得られる。なお、データ圧縮と書き込み
動作は、同時進行で実行することもできる。ここで、デ
ータ退避時間が12秒とすると、この間の消費電力は
1.2Wであるから、容量1Fの電気二重層コンデンサ
を使用できる。書き込み終了後に電気二重層コンデンサ
2の電力供給は終了するが、フラッシュメモリ5に書き
込まれたデータは保存される。
【0018】交流電源12が復電したとき、電源断・復
帰検出部7が電源の復帰を検出し、メモリ制御回路4に
信号を伝える。図3は電源復帰時のメモリ制御回路4の
動作を示すフローチャートであり、同図のステップ20
0に示すように電源断・復帰検出部7の復帰信号により
データ復元のための割り込みが行われて処理が開始され
る。
【0019】まず、ステップ201に示すように機器制
御回路10がDRAM3にアクセスすることを禁止した
後、DRAM3を初期化する(ステップ202)。次
に、フラッシュメモリ5からデータを読み出して(ステ
ップ203)、復元し(ステップ204)、DRAM3
の該当エリアに復元したデータを書き込む(ステップ2
05)。次に、ステップ206において全ての復元デー
タの書き込みが完了したか確認し、未完の場合は上記ス
テップ203からステップ205までの動作を繰り返
す。完了したらステップ207に示すように機器制御回
路10がDRAM3にアクセスすることを許可した後、
処理を終了する(ステップ208)。なお、この復元動
作中もDRAM3のリフレッシュは定期的に行われる。
【0020】図4は、本発明のメモリ・バックアップ装
置の第2の実施の形態を示すブロック図であり、同図に
おいて図1と同一符号は同一部分を示す。このメモリ・
バックアップ装置21が図1に示すものと異なる点は、
フラッシュメモリ25の記憶容量をDRAM3の記憶容
量より少なく構成したこと、メモリ制御回路24に定期
的に揮発性メモリのデータを圧縮しそのデータ量を確認
する機能を設けたこと及び容量オーバー通知部29が加
えられたことである。この場合、容量オーバー通知部2
9は、例えばブザーやLED等のアラーム通知手段から
構成されており、信号線16でメモリ制御回路24に接
続されていて、メモリ制御回路24がDRAM3から読
み出したデータを圧縮した後のデータ量がフラッシュメ
モリ25の記憶容量より多い場合に信号を受けてアラー
ムを発して警告する。
【0021】次に、第2の実施の形態によるメモリ・バ
ックアップ装置21の動作を説明する。第2の実施の形
態では、通電中、メモリ制御回路24が定期的にDRA
M3にアクセスしてデータ圧縮を行い、フラッシュメモ
リ25の容量以下となるか確認する動作を行う。図5
は、第2の実施の形態における通電時のメモリ制御回路
24の動作を示すフローチャートであり、同図のステッ
プ300に示すように定期的に割り込みが行われて処理
が開始される。
【0022】まず、ステップ301に示すように機器制
御回路10がDRAM3にアクセスすることを禁止す
る。次に、DRAM3からデータを読み出して(ステッ
プ302)、圧縮し(ステップ303)、そのデータ容
量を求めて(ステップ304)、さらに圧縮されたデー
タの容量の和を求める(ステップ305)。次に、ステ
ップ306において全ての退避データの読み込みが完了
したか確認し、未完の場合は上記ステップ302からス
テップ305までの動作を繰り返す。完了したらステッ
プ307に示すように機器制御回路10がDRAM3に
アクセスすることを許可する。次に、フラッシュメモリ
25の待避データ記録エリアの容量と圧縮されたデータ
の容量の和を比較する(ステップ308)。ここで、圧
縮されたデータの方が大きいと判断されたときはステッ
プ309に進み、そうでなければテップ310に進んで
処理を終了する。ステップ309においては、容量オー
バー通知部29に信号を送った後、ステップ310へ進
んで処理を終了する。
【0023】なお、信号を受けた容量オーバー通知部2
9は容量オーバーを表示と発音で警告する。また、この
確認動作中もDRAM3のリフレッシュは定期的に行わ
れる。
【0024】第2の実施の形態において、交流電源12
が停電等で電源断となった場合の電源バックアップ動作
は、第1の実施の形態と同じなので、説明を省略する。
次に、第2の実施の形態における電源断時のメモリ・バ
ックアップ装置21の動作を説明する。図6は電源断時
のメモリ制御回路24の動作を示すフローチャートであ
り、同図ステップ400に示すように電源断・復帰検出
部7の電源断信号によりデータ待避のための割り込みが
行われて処理が開始される。
【0025】まず、ステップ401に示すように機器制
御回路10がDRAM3にアクセスすることを禁止す
る。次に、DRAM3からデータを読み出して(ステッ
プ402)、圧縮する(ステップ403)。次に、ステ
ップ404において、圧縮されたデータサイズとフラッ
シュメモリ25の待避データ格納エリアの書き込み可能
容量を比較する。ここで、圧縮されたデータサイズの方
が大きいと判断されたときは、ステップ408に進んで
未完ステータスをフラッシュメモリ25の待避状況デー
タ格納エリアに書き込んだ後、ステップ409に進んで
処理を終了する。また、書き込み可能な場合は、ステッ
プ405に進んでフラッシュメモリ25の待避データ格
納エリアに圧縮したデータを書き込む。次に、ステップ
406において、全ての退避データの書き込みが完了し
たか確認し、未完の場合は上記ステップ402からステ
ップ405までの動作を繰り返す。完了したらステップ
407に進んで完了ステータスをフラッシュメモリ25
の待避状況データ格納エリアに書き込んだ後、ステップ
409に進んで処理を終了する。なお、この退避動作中
もDRAM3のリフレッシュは定期的に行われる。
【0026】交流電源12が復電したとき、電源断・復
帰検出部7が電源の復帰を検出し、メモリ制御回路24
に信号を伝える。図7は電源復帰時のメモリ制御回路2
4の動作を示すフローチャートであり、同図ステップ5
00に示すように電源断・復帰検出部7の復帰信号によ
りデータ復元のための割り込みが行われて処理が開始さ
れる。
【0027】まず、ステップ501に示すように機器制
御回路10がDRAM3にアクセスすることを禁止した
後、DRAM3を初期化する(ステップ502)。次
に、フラッシュメモリ25からデータを読み出して(ス
テップ503)、復元し(ステップ504)、DRAM
3の該当エリアに復元したデータを書き込む(ステップ
505)。次に、ステップ506において全ての復元デ
ータの書き込みが完了したか確認し、未完の場合は上記
ステップ503からステップ505までの動作を繰り返
す。完了したら、フラッシュメモリ25の待避状況デー
タ格納エリアのデータを読み出し(ステップ507)、
そのステータスをステップ508においてチェックす
る。このステータスは待避データが全て記憶できたか否
かを表しており、データが全て書き込まれていると判断
されるとステップ510に進む。しかし、書き込まれて
いないデータがあると判断されたときはステップ509
に進み、ステップ509において容量オーバー通知部2
9に信号を送った後、ステップ510に進む。ステップ
510において、機器回路10がDRAM3にアクセス
することを許可し、ステップ511に進んで処理を終了
する。
【0028】なお、この復元動作中もDRAM3のリフ
レッシュは定期的に行われる。なお、容量オーバー通知
部29は、メモリ制御回路24の信号を受けるとアラー
ムを発生して待避データに信頼性がないことを警告す
る。この時、機器は待機状態となる。これによって誤っ
たデータを使用する事がなくなる。
【0029】なお、メモリ制御回路4又は24は、AS
IC(特定用途向けIC)に限られるものではなく、例
えばリフレッシュ制御ICとワンチップマイクロコンピ
ュータの組み合わせを用いたり、機器制御回路10のC
PUが処理してもよい。
【0030】
【発明の効果】揮発性メモリのデータを不揮発性メモリ
に退避させるので、電源断が長時間に渡ってもデータ消
滅が発生しないという効果が得られる。また、揮発性メ
モリのデータを圧縮して不揮発性メモリに書き込むの
で、書き込み時間が短縮されて消費電力が削減でき、コ
ンデンサでデータの退避処理ができるため、電池を使用
しなくて済むので機器の小型化及び軽量化が可能とな
り、電池の交換も不要となる効果が得られる。
【0031】また、通電中はデータの書き込み・読み出
しに時間のかかる不揮発性メモリを使用しないので、高
速のプロセッサを使用している機器においても、処理速
度が低下しないという効果が得られる。
【0032】また、揮発性メモリのデータを圧縮するこ
とにより、不揮発性メモリの記憶容量を少なくすること
ができ、実装面積の縮小やコストダウンが図れるという
効果が得られる。また、通電時に定期的に揮発性メモリ
のデータを圧縮して、そのデータ量が不揮発性メモリの
記憶容量を越えないか確認し、越える場合は通知するよ
うにしたので、別にバックアップをとるなどの処置を行
うことができる。
【0033】また、データ退避時にデータが全て退避で
きたか不揮発性メモリに書き込み、電源復帰時にそれを
確認するようにしたので、揮発性メモリの圧縮されたデ
ータ量が不揮発性メモリの記憶容量を越えた場合は、電
源復帰時に異常を知ることができ、処置を行うことがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すメモリ・バ
ックアップ装置のブロック図である。
【図2】 図1のメモリ制御回路の電源断時の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】 図1のメモリ制御回路の電源復帰時の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示すメモリ・バ
ックアップ装置のブロック図である。
【図5】 図4のメモリ制御回路の通電時の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図6】 図4のメモリ制御回路の電源断時の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図7】 図4のメモリ制御回路の電源復帰時の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図8】 電池を用いた従来のメモリ・バックアップ装
置のブロック図である。
【符号の説明】
1,21…メモリ・バックアップ装置 、2…電気二重
層コンデンサ、3…DRAM、4,24…メモリ制御回
路、5,25…フラッシュメモリ、6…逆流防止ダイオ
ード、7…電源断・復帰検出部、8…アドレス/データ
バス、9…揮発性メモリ、10…機器制御回路、11…
直流電源回路、12…交流電源、13…電池、14,2
0…空調監視装置、15,16…信号線、29…容量オ
ーバー通知部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリと、メモリ制御手段と、
    揮発性メモリと、電源断・復帰検出部とを有し、前記揮
    発性メモリを使用する機器に内蔵されて、電源断を検出
    して前記揮発性メモリのデータを前記不揮発性メモリに
    退避させ、かつ電源復帰を検出して前記不揮発性メモリ
    のデータを前記揮発性メモリに復元させるメモリ・バッ
    クアップ装置において、 前記不揮発性メモリと前記メモリ制御手段と前記揮発性
    メモリの直流電源ラインと並列に電気二重層コンデンサ
    を設けて、 この電気二重層コンデンサは、 通電時に充電し、電源断時に前記不揮発性メモリと前記
    メモリ制御手段と前記揮発性メモリとに、少なくとも前
    記不揮発性メモリへデータ退避が終了するまでの間、電
    源を供給し、 前記メモリ制御手段は、 電源断時に、前記揮発性メモリからデータを読み出し、
    圧縮してから前記不揮発性メモリへ書き込み、 電源復帰時に、前記不揮発性メモリからデータを読み出
    し、復元してから前記揮発性メモリへ書き込むようにし
    たことを特徴とするメモリ・バックアップ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリ・バックアップ方
    法において、 前記揮発性メモリより小さい記憶容量の前記不揮発性メ
    モリと、 容量オーバー通知手段とを設けて、 前記メモリ制御手段は、 通電時、定期的に前記揮発性メモリのデータを圧縮し
    て、そのデータ量が前記不揮発性メモリの記憶容量を越
    えないか確認し、越える場合は前記容量オーバー通知手
    段に信号を送り、 前記容量オーバー通知手段は、 前記信号を受けて、容量オーバーを通知するようにした
    ことを特徴とするメモリ・バックアップ方法。
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