JP2000193163A - 管体の伸縮自在継手構造 - Google Patents

管体の伸縮自在継手構造

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JP2000193163A
JP2000193163A JP10373417A JP37341798A JP2000193163A JP 2000193163 A JP2000193163 A JP 2000193163A JP 10373417 A JP10373417 A JP 10373417A JP 37341798 A JP37341798 A JP 37341798A JP 2000193163 A JP2000193163 A JP 2000193163A
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pipe
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Yuji Fujisaki
裕士 藤崎
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SUIKEN Tech KK
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業を容易且つ迅速に行える管体の
伸縮自在継手構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 連結対象となる管体22aの各端部に装
着される揺動用継手体1,1aに、ジョイント管7,7
aの一端部が揺動自在に連結された管体の伸縮自在継手
構造において、前記揺動用継手体1,1aは、球状凹面
3,3aを有する膨出部5,5aと該膨出部5,5aか
ら延設された筒状の取付部12,12aとを有し、前記
ジョイント管7,7aに設けられた膨出球面部8,8a
が、前記球状凹面3,3aに摺動自在となるように、前
記取付部12,12aから嵌挿され、取付部12,12
aと膨出球面部8,8aとの間には、膨出球面部8,8
aが揺動用継手体1,1aから離脱すのを規制するため
の抜止リング体18が装着されていることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管体の伸縮自在継手
構造、さらに詳しくは例えば水道管や設備配管等の各種
配管系に使用される継手構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の伸縮自在継手は、従来より主と
して地中に埋設される水道管等の埋設管に使用されてき
たが、近年に於いては建造物内の設備配管等用としても
幅広く採用されるに至っている。
【0003】かかる伸縮自在継手は、例えば、実公平2
−40385号公報に示す如く、連結対象となる管体の
各端部に装着される揺動用継手体に、ジョイント管の一
端部が揺動自在に連結されたものである。そして、揺動
用継手体とジョイント管とは摺動自在に球面嵌合されて
いる。
【0004】該揺動用継手体とジョイント管とは互いに
抜け出ない(離脱しない)ようにする必要があるが、従
来では、ストッパー用リングをジョイント管に外嵌する
と共に、該ストッパー用リングと揺動用継手体とにフラ
ンジ部をそれぞれ設け、両方のフランジ部を複数のボル
トとナットにより締結固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の伸縮自在継手は、ストッパー用リングと揺動用継
手体とを複数のボルトとナットで締結することにより取
り付ける構成であることから、組み付け作業が面倒で煩
雑となる欠点があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたものであり、組み付け作業を容易且つ迅速に
行える管体の伸縮自在継手構造を提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために講じた技術的手段は、連結対象となる管体22
aの各端部に装着される揺動用継手体1,1aに、ジョ
イント管7,7aの一端部が揺動自在に連結された管体
の伸縮自在継手構造において、前記揺動用継手体1,1
aは、球状凹面3,3aを有する膨出部5,5aと該膨
出部5,5aから延設された筒状の取付部12,12a
とを有し、前記ジョイント管7,7aに設けられた膨出
球面部8,8aが、前記球状凹面3,3aに摺動自在と
なるように、前記取付部12,12aから嵌挿され、取
付部12,12aと膨出球面部8,8aとの間には、膨
出球面部8,8aが揺動用継手体1,1aから離脱すの
を規制するための抜止体18が装着されていることにあ
る。
【0008】そして、揺動用継手体等にフランジ部を設
けて複数のボルト及びナットで両方のフランジ部を締結
する作業が不用となり、組み付け作業を容易且つ迅速に
行え作業性の向上を図ることができる。しかも、フラン
ジ部が不用となることから、フランジ部により揺動用継
手体等の径外方向に大型化するのも防止できる。
【0009】また、前記ジョイント管7,7aの膨出球
面部8,8aにおける抜止体18が摺動する部分は、厚
肉状に形成されている場合には、揺動用継手体1,1a
に対するジョイント管7,7aの揺動摺動時に、特に衝
撃力の作用する部分の補強を図ることができる。
【0010】しかも、前記取付部12,12a内周面に
は、前記膨出球面部8,8aとの間で押圧されるパッキ
ン16が収納される収容凹部13,13aが形成され、
しかも、該収容凹部13,13aには、前記パッキン1
6に形成された凹部16bに係止する係止凸部15が形
成されている場合には、揺動用継手体1,1aとジョイ
ント管7,7aとの間で球面摺動してもパッキン16が
移動することなく保持でき、負圧に対して強く、良好な
水密性を維持することができる。更に、パッキン16の
位置決めを簡単な構造で行え、収容凹部への組み込みも
容易に行える利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に従って説明する。図1に於いて、1,1aは、
連結対象となる二本の管体2,2aにそれぞれ取り付け
られた揺動用継手体で、球状凹面3,3aを有する膨出
部5,5aがそれぞれ形成されている。
【0012】7,7aは一端に前記膨出部5,5aに球
面嵌合する膨出球面部8,8aを有するジョイント管
で、各ジョイント管7,7aの他端側には、嵌合筒部1
0,10aがそれぞれ設けられている。一方のジョイン
ト管7の嵌合筒部10は他方のジョイント管7の嵌合筒
部10aによりも小径に形成されている。
【0013】12,12aは前記揺動用継手体1,1a
の膨出部5,5aの先端に一体的に延設された取付部で
ある。各取付部12,12aは、環筒状を呈し、取付部
12,12aには、前記膨出球面部8,8aが嵌挿され
ている。即ち、図2に示す如く、取付部12,12aの
基部側(膨出球面部8,8aの大径部分に対応する部
分)の内周面には、環状溝の収容凹部13,13aが形
成されている。該収容凹部13,13aには、例えば収
容凹部13,13aの周面に連続する係止凸部15がそ
れぞれ形成され、該係止凸部15に係合するようにリン
グ状のパッンキン16が前記収容凹部13に収容されて
いる。尚、係止凸部15は揺動用継手体の軸心方向の中
央位置又は、一方位置等の所定の位置に設けることがで
きる。
【0014】該パッンキン16は、図3(b)に示す如
く両側に断面円形のシール部16aを有し、該シール部
16a間の凹部16bに前記係止凸部15が係合してい
る。また、シール部16aの直径は、前記収容凹部13
の周面と膨出球面部8,8aとの間隙よりも大きく設定
されており、パッンキン16は収容凹部13と膨出球面
部8,8aとにより若干偏平状に弾性変形して水密状態
を維持する。尚、パッンキン16は仮想線で示す如く収
容凹部13の周面に接触させるようにしても良い。
【0015】更に、取付部12,12aの収容凹部1
3,13aよりも先端側には抜止体としての抜止リング
体18が内嵌されている。該抜止リング体18は、内周
表面が凹球面に形成され、該凹球面が膨出球面部8,8
aの大径部よりも基部側(小径部分)と摺動するように
なっている。20は前記抜止リング体18を固定するた
めの固定手段としてのC形リング(止め輪)で、取付部
12,12aの内周面にそれぞれ嵌合され、ここに、膨
出球面部8,8aは揺動用継手体1,1aから離脱する
のを規制されている。また、前記ジョイント管7,7a
の膨出球面部8,8aにおける抜止リング体18が摺動
する部分は、厚肉状の厚肉部22が膨出球面部の周方向
に連続して形成されている。
【0016】23は略中央部に段部24が形成されて左
右両端側の口径が相違すべく形成された補助ジョイント
管で、その大口径側管部23aは、一方のジョイント管
7の嵌合筒部10にスライド自在に外嵌され、且つ小口
径側管部23bは、他方のジョイント管7aの嵌合筒部
10aに嵌挿入されている。
【0017】前記一方のジョイント管7の嵌合筒部10
の先端部には、図3(a)に示す如く環状の収容凹部2
5が形成され、その中央には係止凸部24が突設されて
いる。そして、該収容凹部25には、前記補助ジョイン
ト管23の大口径側管部23aの内周面に押圧されるパ
ッキン26が外嵌収容されている。尚、該パッキン26
は、好ましくは前記パッキン16と同様の大きさ及び形
状を呈しており、パッキン26は収容凹部25に形成さ
れた係止凸部24に係合しているのも前記同様である。
【0018】前記補助ジョイント管23の大口径側管部
23aの先端部には、テーパー状部28が膨出形成され
ており、該テーパー状部28には、外面がテーパー状の
スペーサー(リング体)30が、前記一方のジョイント
管7の嵌合筒部10に摺動自在となるように、内嵌され
ている。該スペーサー30は止め輪31(固定手段)で
固定されている。従って、該スペーサー30が前記収容
凹部25を形成する突起状のストッパー部32に当接す
ることにより、一方のジョイント管7と補助ジョイント
管23との抜け止めが図られる。
【0019】前記補助ジョイント管23の小口径側管部
23bの先端には、環状の収容凹部33が形成され、そ
の中央には係止凸部34が突設されている。そして、該
収容凹部33には、前記補助ジョイント管23の内周面
に押圧されるパッキン35が外嵌され収容されている。
尚、該パッキン35の大きさ及び断面形状は、前記パッ
キン16と同様のものである。
【0020】前記他方のジョイント管7aの嵌合筒部1
0aの先端部には、テーパー状部37が膨出形成されて
おり、該テーパー状部37には、外面がテーパー状のス
ペーサー38が、前記ジョイント管7aの嵌合筒部10
aに摺動自在となるように介在されている。尚、40は
固定手段としての止め輪を示す。従って、該スペーサー
38が前記収容凹部33を形成するストッパー部32に
当接することにより、他方のジョイント管7aと補助ジ
ョイント管23との抜け止めが図られる。
【0021】43,43aは両方の揺動用継手体1,1
aの取付部12,12aに形成されたフック体で、両方
のフック体43,43aは、連結体45が着脱自在に連
結されている。また、連結体の中央には、吊り下げ用孔
46が形成されている。尚、フック体及び連結体45
は、揺動用継手体1,1aの周方向に単数又は複数設け
られている。
【0022】本実施の形態は以上のような構成からな
り、次にその使用例について説明する。先ず、上記管継
手の組み立てに際しては、パッンキン16がそれぞれ嵌
合された揺動用継手体1,1aに、各ジョイント管7,
7aの膨出球面部8,8aを嵌入する。
【0023】更に、抜止リング体18を取付部12,1
2a内に嵌入し、止め輪20を取付部12,12a内に
嵌合させることにより、抜止リング体18を装着するこ
とができる。ここに、各ジョイント管7,7aは球面嵌
合により、揺動用継手体1,1aに対して揺動自在とな
っている。
【0024】また、一方のジョイント管7の嵌合筒部1
0を補助ジョイント管23の大口径側管部23aに嵌入
した後に、スペーサー30を大口径側管部23aのテー
パー状部28と嵌合筒部10間に装着し、該スペーサー
30を止め輪31で固定する。
【0025】また、補助ジョイント管23の小口径側管
部23bは、他方のジョイント管7aの嵌合筒部10a
に嵌挿入した後に、スペーサー38を小口径側管部23
bと嵌合筒部10aのテーパー部37との間に装着し、
スペーサー38を止め輪40で固定する。
【0026】更に、連結体で両方の揺動用継手体1,1
aを連結すると、揺動用継手体1,1aはジョイント管
7,7aに対して揺動することはなく、しかも、ジョイ
ント管7,7aと補助ジョイント管23との伸縮が規制
される。従って、管継手の運搬や取扱い等が容易とな
る。
【0027】次に、かかる管継手は図1のように例えば
水道管等の如き管体2,2aが接続されて地中に埋設し
て使用される。その作業時には、連結体45を介して管
継手を吊り上げて接続作業を行う。このとき、図1に示
す如く組み立てた状態において、揺動用継手体1,1a
の両端面を固定し且つ揺動用継手体1,1aの首振り
(曲がり)を防止して出荷状態で行える。
【0028】また、連結体45を取り外すことにより、
各ジョイント管7,7aと補助ジョイント管23とが相
互にスライド自在で、全体として所定の寸法範囲内で伸
縮自在となる。従って、管継手は伸縮自在であるため、
管継手を適当に伸縮させて他の管体2,2aとを容易に
連結することもできる。
【0029】また、管継手に地震等により、二本の管体
2,2a間に段差が生じた場合には、図4に示すように
両ジョイント管7,7aの揺動及び伸長によって両管体
2,2aの平行状態を維持したままその段差を適切に吸
収できる。このとき、揺動用継手体1,1aと両ジョイ
ント管7,7aとの間のパッキン16は、両ジョイント
管7,7aが揺動しても位置決めされていることから、
ずれるおそれがなく良好なシール性が確保される。しか
も、前記ジョイント管7,7aの膨出球面部8,8aの
厚肉部22で衝撃を受けることができ、ジョイント管の
揺動摺動時に、膨出球面部8,8aが破損するおそれは
ない。
【0030】更に、ジョイント管7の嵌合筒部10と補
助ジョイント管23の大口径側管部23aとの間のパッ
キン26や、補助ジョイント管23の小口径側管部23
bとジョイント管7aの嵌合筒部10aとの間のパッキ
ン35も同様に位置決めされていることから、それぞれ
良好なシール性を発揮する。
【0031】しかも、補助ジョイント管23の大口径側
管部23aと一方のジョイント管7との間に介在された
スペーサー30は、補助ジョイント管23とジョイント
管7とのがた(折れ)をなくして伸縮摺動をスムーズに
行わせることができる。また、補助ジョイント管23の
小口径側管部23bと他方のジョイント管7aの嵌合筒
部10aとの間に介在されたスペーサー38は、補助ジ
ョイント管23とジョイント管7aとのがたをなくして
伸縮摺動をスムーズに行わせることができる。このよう
に、スペーサー30、38を介在させることにより、管
継手全体をスムーズに伸縮させ、シール性を良好にする
ことができる。
【0032】また、止め輪31,40で直接ストッパー
部32を当接する場合に比し、止め輪31,40をそれ
ぞれ小さくすることができる共に、前記如くテーパ状の
スペーサーを採用することにより、ストッパー部32が
内嵌される補助ジョイント管23及びジョイント管7a
の外径もそれぞれ小型化することができる。また、全体
の構成が非常に簡易であるため、その製作も容易且つ安
価に行えるという利点もある。
【0033】本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のではなく、例えば、前記スペーサー30,38は、リ
ング状(連続する環状)のものであっても、または、管
継手の周方向に複数個間隔をおいて配置されたピースで
あっても良い。また、抜止体は、必ずしもリング状のも
のである必要はなく、複数個を管継手の周方向に間隔を
有して設けたものであっても良い。しかも、補助ジョイ
ント管23は複数連接しても、あるいは省略することも
可能である。補助ジョイント管23を省略する場合に
は、一方のジョイント管7の小径側の嵌合筒部10を他
方のジョイント管7aの大径側の嵌合筒部10aに挿入
することとなる。
【0034】
【発明の効果】以上の様に、本発明の揺動用継手体は、
球状凹面を有する膨出部と該膨出部から延設された筒状
の取付部とを有し、前記ジョイント管に設けられた膨出
球面部が、前記球状凹面に摺動自在となるように、前記
取付部から嵌挿され、取付部と膨出球面部との間には、
膨出球面部が揺動用継手体から離脱すのを規制するため
の抜止リング体が装着されているので、従来と異なり揺
動用継手体等にフランジ部が不用となり且つ複数のボル
ト及びナットでの締結作業が不用となり、組み付け作業
を容易且つ迅速に行え作業性の向上を図ることができ
る。しかも、フランジ部が不用となることから、該フラ
ンジ部により揺動用継手体の径外方向に大型化するのも
防止できる利点がある。
【0035】更に、前記ジョイント管の膨出球面部にお
ける抜止リング体が摺動する部分が、厚肉状に形成され
ている場合には、継手全体を厚肉にすることなく、揺動
用継手体に対するジョイント管の揺動摺動時に、特に衝
撃力の作用する部分の補強を図ることができる。
【0036】また、前記取付部内周面で且つ抜止リング
体と球状部との間には、前記膨出球面部との間で押圧さ
れるパッキンが収納される収容凹部が形成され、しか
も、収容凹部には、パッキンに形成された凹部に係止す
る係止凸部が形成されている場合には、揺動用継手体と
ジョイント管との間で球面摺動してもパッキンが移動す
ることなく、負圧に対して強く良好な水密性を維持する
ことができる。しかも、パッキンの収容凹部への組み込
みも容易に行える利点がある。また、本発明に係る継手
構造は全体が非常に簡易な構成からなるために、その製
作が容易で且つ安価に行えるという実用的な効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手の一実施の形態を示す半断
面図。
【図2】同揺動用継手体とジョイント管との嵌合状態を
示す要部断面図。
【図3】(a)はパッキンによるシール状態を示す要部
断面図、(b)はパッキンの要部断面図。
【図4】本発明に係る管継手の使用状態を示す半裁断面
図。
【符号の説明】
1,1a…揺動用継手体、2,2a…管体、3,3a…
球状凹面、5,5a…膨出部、7,7a…ジョイント
管、8,8a…膨出球面部、12,12…取付部、1
3,13a…収容凹部、15…係止凸部、16b…凹
部、18…抜止リング体(抜止体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結対象となる管体(2)(2a)の各
    端部に装着される揺動用継手体(1),(1a)に、ジ
    ョイント管(7),(7a)の一端部が揺動自在に連結
    された管体の伸縮自在継手構造において、前記揺動用継
    手体(1),(1a)は、球状凹面(3),(3a)を
    有する膨出部(5),(5a)と該膨出部(5),(5
    a)から延設された筒状の取付部(12),(12a)
    とを有し、前記ジョイント管(7),(7a)に設けら
    れた膨出球面部(8),(8a)が、前記球状凹面
    (3),(3a)に摺動自在となるように、前記取付部
    (12),(12a)から嵌挿され、取付部(12),
    (12a)と膨出球面部(8),(8a)との間には、
    膨出球面部(8),(8a)が揺動用継手体(1),
    (1a)から離脱すのを規制するための抜止体(18)
    が装着されていることを特徴とする管体の伸縮自在継手
    構造。
  2. 【請求項2】 前記ジョイント管(7),(7a)の膨
    出球面部(8),(8a)における抜止体(18)が摺
    動する部分は、厚肉状に形成されている請求項1に記載
    の管体の伸縮自在継手構造。
  3. 【請求項3】 前記取付部(12),(12a)内周面
    には、前記膨出球面部(8),(8a)との間で押圧さ
    れるパッキン(16)が収納される収容凹部(13),
    (13a)が形成され、しかも、該収容凹部(13),
    (13a)には、前記パッキン(16)に形成された凹
    部(16b)に係止する係止凸部(15)が形成されて
    いる請求項1又は2に記載の管体の伸縮自在継手構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102374348A (zh) * 2011-09-28 2012-03-14 深圳市华瀚管道科技股份有限公司 一种管道连接装置
WO2016031997A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 Fks株式会社 液状流体配管接合部用自在継手及びそれを利用した液状流体物処理機器
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