JP4596983B2 - リブパイプ用管継手 - Google Patents

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本発明は、地中に埋設される水道管や通信ケーブル用配管に用いられている合成樹脂製のリブパイプを接続するためのリブパイプ用管継手に関する。
地中に埋設される水道管や通信ケーブル用配管には、その上に盛られた土の重みを受けて偏平状に変形することを防止するため、外周に所定間隔で環状リブを突設して剛性を高めたリブパイプが用いられることがある。このリブパイプの配管の施工は、所定長さに形成したリブパイプを順次接合することにより行われ、配管を屈曲させる必要のある箇所には、リブパイプ用の自在管継手を介してリブパイプを接合し、この自在管継手によって屈曲させていた。リブパイプ用自在管継手は、球面状受口と球面状差口とを組み合わせたものが一般的であり、このリブパイプ用自在管継手を配管途中に配置することにより、配管の接続角度を任意に設定できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−157349号公報
しかし、上述の自在管継手は、球面状受口と球面状差口とを組み合わせているため、自在管継手自体の価格が高くなり、施工コストに影響を与えていた。また、接続角度が任意に設定できることから、例えば下水管として用いる場合、配管が逆勾配となってしまい、通水性に問題が生じるおそれがあった。
そこで本発明は、簡単な構造でリブパイプの接続角度を調整することができ、逆勾配の発生も防止することができるリブパイプ用管継手を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本発明は、一側方にリブパイプの端部を挿入する受口を、他側方にリブパイプの端部に設けられた受口に挿入される差口をそれぞれ備えたリブパイプ用管継手において、前記差口の外周面に、パッキングリングを装着するための一対の環状突部を設けるとともに、該差口の外周面の対向位置に、該差口と該差口を挿入したリブパイプの受口との接続角度を規制するための突部をそれぞれ設け、前記受口の外周面には、前記突部の少なくともいずれか一方に対応した位置に、前記突部の突設位置を示す標示部を設けたことを特徴とし、特に、前記標示部の継手外周面側が平面となっていることを特徴としている。
本発明のリブパイプ用管継手は、前記突部によって差口と該差口を挿入したリブパイプの受口との接続角度を規制することができるので、標示部を目安にして突部を管継手の上下部に位置させた状態で使用することにより、上下方向の接続角度が規制されて逆勾配の発生を防止できる。更に、標示部の外面を平面としておくことにより、標示部に水準器を置くことができ、突部を確実に継手上下部に位置させることができる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1はリブパイプ用管継手とリブパイプとを屈曲させて接続した状態を示す横断面図、図2はリブパイプ用管継手とリブパイプの接続状態を示す縦断面図、図3はリブパイプ用管継手を受口側から見た側面図、図4はリブパイプ用管継手の差口の縦断面図である。
リブパイプ用管継手1は、一側方にリブパイプ20の端部を挿入する受口2が、他側方にリブパイプ21の端部に設けられた受口22に挿入される差口3がそれぞれ設けられている。受口2は、開口端に拡開ガイド面2aを有しており、外周面には複数の環状リブ4が所定間隔で並設されている。
差口3は、外周面先端側にパッキングリング5を装着するための一対の環状リブ6,6が所定間隔で突設されるとともに、該環状リブ6,6の軸線方向両側で、該差口3の外周面の対向位置には、リブパイプ21の接続角度を規制するための複数の突部7が設けられている。前記環状リブ6の外径は、該環状リブ6に装着したパッキングリング5が僅かに突出するように設定され、突部7を突設した部分の外径は、リブパイプ21の受口22の内径と等しいか僅かに小径に設定され、前記環状リブ6や突部7を設けていない部分は、リブパイプ21の受口22の内径よりも十分に小さな外径のフラットな円筒面8となっている。
また、前記受口2の外周面には、差口3に形成した前記突部7に対応した位置に、前記突部7の突設位置を示す標示部9がそれぞれ設けられている。この標示部9は、前記環状リブ4よりも僅かに継手外周面側に突出するように形成されており、その突出面9aは、水準器(水平器)を載置するのに十分な大きさの平面で形成されている。
このように形成したリブパイプ用管継手1を使用したリブパイプ20,21の接続は、まず、標示部9を確認してリブパイプ用管継手1の上下方向を設定する。このとき、必要に応じて突出面9aに水準器を載せて水平度を確認することにより、リブパイプ用管継手1の上下方向を確実に設定することができる。この状態で差口3をリブパイプ21の端部に設けられた受口22に挿入する。
リブパイプ21に対するリブパイプ用管継手1の接続角度は、図2に示すように、受口22の内周面が突部7に当接する方向、すなわち上下方向には調整することはできないが、図1に示すように、突部7が設けられていない方向には、受口22の内周面が円筒面8に当接するまで調整することが可能となる。また、差口3と受口22とは、両者の接続角度を調整してもパッキングリング5によってシール性が確保される。
なお、リブパイプ用管継手1の受口2とリブパイプ20の端部との接続は、リブパイプ21との接続前に行っておいてもよく、リブパイプ21とリブパイプ用管継手1とを接続した後で行ってもよい。この受口2とリブパイプ20との接続は、リブパイプ20の外周面に設けられている環状リブが受口2の内周面に当接することから、通常のリブパイプ同士の接続と同じように、接続角度の調整は行うことができない。
リブパイプ用管継手1は、上述のように、突部7によって上下方向の角度調整ができない状態で、リブパイプ用管継手1を介してリブパイプ20,21を接続することができるので、リブパイプ20,21の管路に逆勾配が発生することを防止しながら管路の僅かな屈曲に対応することができる。また、構造がシンプルであることから安価に製造することができ、リブパイプ20,21の接続作業も容易であり、配管の施工コストを削減することができる。
なお、リブパイプ用管継手1における屈曲角度の調整範囲は、リブパイプ21の受口22の内径に対する差口3の円筒面8の外径、突部7の突出高さ及び周方向の長さなどを適当に選択することによって任意に設定することができるが、通常は。差口3の内径をリブパイプの内径と同一とし、突部7の突出高さを環状リブ4や環状リブ6の突出高さと略同一とすることから、最大で±5°程度となる。
また、突部7の周方向の長さは、リブパイプの口径に応じて適当に設定することができるが、適度に長くすることによって上下方向への屈曲をより確実に防止できる。さらに、突部7は、リブパイプ21の受口22の先端部内周面が当接する位置に上下1箇所ずつあれば十分であるが、複数箇所に設けておくことによってより確実に上下方向への屈曲を防止でき、差口3の強度の向上も図れる。また、前記標示部9は、一方の突部7の突設位置に対応するように1箇所だけ設けるようにしてもよく、突出面9aを平面に形成しなくてもよい。さらに、標示部9は、点や線によるマーキングで形成することも可能である。
リブパイプ用管継手とリブパイプと屈曲させて接続した状態を示す横断面図である。 リブパイプ用管継手とリブパイプとの接続状態を示す縦断面図である。 リブパイプ用管継手を受口側から見た側面図である。 リブパイプ用管継手の差口の縦断面図である。
符号の説明
1…リブパイプ用管継手、2…受口、2a…拡開ガイド面、3…差口、4…環状リブ、5…パッキングリング、6…環状リブ、7…突部、8…円筒面、9…標示部、9a…突出面、20,21…リブパイプ、22…受口

Claims (2)

  1. 一側方にリブパイプの端部を挿入する受口を、他側方にリブパイプの端部に設けられた受口に挿入される差口をそれぞれ備えたリブパイプ用管継手において、前記差口の外周面に、パッキングリングを装着するための一対の環状突部を設けるとともに、該差口の外周面の対向位置に、該差口と該差口を挿入したリブパイプの受口との接続角度を規制するための突部をそれぞれ設け、前記受口の外周面には、前記突部の少なくともいずれか一方に対応した位置に、前記突部の突設位置を示す標示部を設けたことを特徴とするリブパイプ用管継手。
  2. 前記標示部は、継手外周面側が平面となっていることを特徴とする請求項1記載のリブパイプ用管継手。
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