JP2000190688A - サイドノック式ボ―ルペン - Google Patents

サイドノック式ボ―ルペン

Info

Publication number
JP2000190688A
JP2000190688A JP10368964A JP36896498A JP2000190688A JP 2000190688 A JP2000190688 A JP 2000190688A JP 10368964 A JP10368964 A JP 10368964A JP 36896498 A JP36896498 A JP 36896498A JP 2000190688 A JP2000190688 A JP 2000190688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refill
cam
knock
receiver
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10368964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3490008B2 (ja
Inventor
Tomiji Ueki
富二 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki and Co Ltd filed Critical Kotobuki and Co Ltd
Priority to JP36896498A priority Critical patent/JP3490008B2/ja
Priority to TW088220812U priority patent/TW421143U/zh
Priority to KR1019990057443A priority patent/KR100350835B1/ko
Priority to CN99257687U priority patent/CN2411119Y/zh
Priority to US09/472,597 priority patent/US6224282B1/en
Priority to EP99126001A priority patent/EP1013474B1/en
Priority to DE69912082T priority patent/DE69912082T2/de
Priority to ES99126001T priority patent/ES2205692T3/es
Publication of JP2000190688A publication Critical patent/JP2000190688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3490008B2 publication Critical patent/JP3490008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
    • B43K24/02Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions
    • B43K24/08Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions operated by push-buttons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K24/00Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units
    • B43K24/02Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions
    • B43K24/08Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions operated by push-buttons
    • B43K24/082Mechanisms for selecting, projecting, retracting or locking writing units for locking a single writing unit in only fully projected or retracted positions operated by push-buttons placed on the side

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が多く組立が複雑でかつレフィール
にスプリングを係止していたので軸筒からのレフィール
先端部の突出長が不揃いになり、正確な寸法管理が出来
ず、かつグリップ部分に複雑なカム機構を配していたの
でこの部分が太くなって長時間の筆記に適さなかった。 【解決手段】 サイドノック式ボールペンにおいて、軸
筒1内の長手方向に摺動可能に設けられたレフィール3
と、このレフィール3を後方に付勢するリターンスプリ
ング5と、傾斜案内部4aを備えかつレフィール3と共
に摺動可能な中空のレフィール受け4と、このレフィー
ル受け4の背後に設けられたノックスプリング8を含む
カム機構6,7,9cと、上記軸筒1に設けられたサイ
ドノック部材10とから構成されてなり、かつ上記ノッ
クスプリング9cのばね力をリターンスプリング5のば
ね力より弱くしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイド操作式ボ
ールペンに関し、特に軸筒の側壁に形成された窓孔に取
り付けられたノック部材を軸筒の内方に向かって押圧す
ることによって操作するサイドノック式ボールペンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、サイドスライド式ないしサイドノ
ック式を含むサイド操作式ボールペンとしては、種々提
案されており、例えば実願平6−32394号公報に開
示されたものがある。図19はこの公報に掲載された従
来例であって、符号21は固定カム、22は回転カム、
23はノックカムであり、これらは公知の回転カム機構
を構成する。
【0003】そして、固定カム21内には回転カム22
とこれに噛合するノックカム23がこのノックカム23
の後方部を突出するように収められている。回転カム2
2及びノックカム23の貫通孔24に先端チップ25a
を有するボールペン用レフィール25が挿通されてい
る。固定カム21には先具26が嵌着、螺着、係着その
他適当な手段等により取付けられており、この先具26
の段部27とボールペン用レフィール25の係止突起2
8との間にリターンスプリング29が挿設されている。
また、回転カム22の先端を係止突起28に当接してレ
フィール25を作動せしめていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のボールペンでは、レフィール作動用の複雑な
カム機構が軸筒の前部のグリップ部分にあるので、例え
ばグリップ部分に弾性のあるグリップ部材を装填したり
すると径方向に肉厚が重なるために握持される部分の径
が不必要に太くなってしまう。その結果、異常に太くな
り過ぎ、デザイン的にも不格好になり、また筆記時にお
いても太過ぎて筆記による疲れが生じてしまうという不
都合があった。
【0005】また、レフィール作動用のカム機構の構造
が複雑なために、このカム機構を含む内部部品の軸筒内
への組み込み作業に手間がかかり、結果的にコスト高と
なってしまうという不都合があった。
【0006】さらに、一般的にプラスチック製のレフィ
ールを二次加工してスプリング係止突起が形成される。
そこで、成形上係止突起のレフィール上の位置にばらつ
き(通常±1.0mm)があり、この半円形状の係止突
起の前後端を利用してレフィールの摺動を行っていたの
で、構造上誤差が生じてしまい軸筒からのレフィール先
端部の突出長が不揃いになり、正確な寸法管理等が行な
えないという不都合があった。
【0007】そこで、この発明は、上記従来の欠点を解
消したものであって、軸筒のグリップ部分から外して軸
筒の後部に複雑なカム機構を設けることによって軸筒の
グリップ部分にグリップ部材を被覆してもこの部分が不
必要に太くならない筆記に最適な太さのボールペンを提
供することを目的とする。
【0008】また、この発明はレフィールの出没機能を
有するカム機構をユニット化すると共にボールペンを構
成する部品点数を減らしかつ組み立ても簡単にしてコス
トを低減したサイドノック式ボールペンを提供すること
を目的とするものである。
【0009】さらに、この発明は成形上ばらつきのある
レフィールの外壁に形成された係止突起を不要として、
レフィール受けの前・後端を利用してスプリングを夫々
取り付けたノック操作が確実なサイドノック式ボールペ
ンを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るサイドノック式ボールペンは、先端
に先具を有する軸筒と、この軸筒内の長手方向に摺動可
能に設けられたレフィールと、外側に傾斜案内部を備え
かつ装填されたレフィールと共に摺動可能な中空のレフ
ィール受けと、このレフィール受けと上記先具または軸
筒との間に装着され上記レフィール受けを介して上記レ
フィールを後方に付勢するリターンスプリングと、上記
レフィールの出没を切り替えるために上記レフィール受
けの背後に設けられかつ内部にノックスプリングが装着
されたカム機構と、上記軸筒の側壁部に形成された窓孔
に設けられてノック操作により上記レフィール受けの傾
斜案内部に作用して上記レフィールを上記リターンスプ
リングに抗して前進せしめるサイドノック部材とから構
成されてなり、かつ上記ノックスプリングのばね力をリ
ターンスプリングのばね力より弱くしてなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いてこの発明
の実施の形態によるサイドノック式ボールペンを詳細に
説明する。図1はレフィール収納状態のサイドノック式
ボールペンを示す縦断面図であり、図2はその筆記状態
を示す縦断面図である。図において、ボールペンを構成
する二色成形による軸筒1の先端部には先具2が螺合に
より取り付けられている。なお、軸筒1の側壁には後述
するノックボタン10が取り付けられる窓孔1aが形成
され、かつ前部内周にはリターンスプリング5が装着さ
れる段部1bが設けられている。
【0012】さらに、軸筒1内には先端チップ3aを有
すると共に内部にボールペンインクが充填されたレフィ
ール3が摺動可能に設けられている。なお、このレフィ
ール3は、図19に示したような従来のスプリング係止
用の係止突起28が形成されている必要はないが、従来
の係止突起28を有するものを流用しても良いことは勿
論である。
【0013】また、レフィール3の後部の外周には後端
が閉塞された中空のレフィール受け4が装着されてい
る。即ち、図3および図4に示されるように、このレフ
ィール受け4は、その前部外側に設けられかつ後方に向
かって下降する案内面4aaを有する大径の傾斜案内部
4aと、後部外周に形成されたフランジ4bとを備えて
いる。
【0014】さらに、このレフィール受け4はその後端
面からは後方に延出した嵌合突起4cを備え、かつこの
嵌合突起4cの先部は後述する抜け止め用に鏑形状の係
止部4ccが一体に形成されている。なお、図3から明
らかなように、レフィール受け4の傾斜案内部4aの両
側壁には長手方向のガイド溝4dが夫々形成されいる。
また、このガイド溝4dの前部は組立を容易にするため
に前方に向って次第に拡がった誘導溝4ddが形成され
ている。そして、ガイド溝4dはレフィール受け4が軸
筒1内にセットされると、軸筒1内壁の長手方向に形成
された一対のガイドリブ(図示せず)に係合してレフィ
ール受け4は軸筒1に関して摺動するが回転がロックさ
れる。
【0015】さらに、レフィール受け4の傾斜案内部4
aの外壁の軸筒1の内壁と当接する部位には接触面積を
小さくして摩擦抵抗を少なくすることによってレフィー
ル受けがスムーズに摺動するための摺動突起4eが夫々
形成されている。また、中空のレフィール受け4の後部
側壁には長手方向に対向して長孔4fが形成され、この
長孔4fの同一径方向上にはレフィール3を圧接・挟持
するするための保持突起4gが対向して設けられてい
る。
【0016】なお、このレフィール受け4の前方の軸筒
1の内周には段部1bが形成されており、この環状段部
1bとレフィール受け4の前端に形成された受け部4h
との間にはリターンスプリング5が装着されている。そ
して、このリターンスプリング5はレフィール受け4と
共にレフィール3を後方に付勢している。
【0017】さらに、レフィール受け4はその嵌合突起
4cによって中空のノックカム6と接続されている。即
ち、図5〜図8に示すようにこのノックカム6は小径の
脚部6aと大径の頭部6bとからなる。そして、頭部6
bの脚部6a側には小カム部6cが周方向に連続して設
けられており、さらに頭部6bの外周長手方向には等間
隔に4つの大カム部6dが夫々形成されている。
【0018】また、中空の脚部6aの端部内部には図8
に示すようなレフィール受け保持用の肉厚部6eが対向
して設けられている。そして、ノックカム6は軸筒1後
述するクリップ付キャップ9内に収納されている。さら
に、このキャップ9の内周長手方向にに形成された固定
カム9cと係合可能な回転カム7が設けられている。ま
た、この回転カム7はその後方の開口部外周にカム部7
bを備えた上記ノックカム6とも係合可能に設けられて
いる。
【0019】そして、回転カム7はの後端側の周囲にレ
フィール受け4のフランジ4bに当接する環状リブ7a
を有する。即ち、図9〜図11に示されるように、この
回転カム7は、中空筒体の外周長手方向に等間隔に形成
された4個のカム部7bとからなる。そして、これらの
カム部7bは筒体から後方に突出した傾斜突起7bbを
夫々備えている。
【0020】また、上記レフィール受け4の後端面と回
転カム6内側の段部との間にはノックスプリング8が設
けられてレフィール3およびレフィール受け4を前方に
付勢している。なお、このノックスプリング8のばね力
は前方のリターンスプリング5のばね力より弱いことが
必須である。
【0021】即ち、ノックスプリング8の作用は、キャ
ップ9に形成された固定カム9cによって回転カム7お
よびノックカム6を作動せしめることであり、またノッ
クスプリング8はレフィール3の動きに従って作動して
カムの切換を生じる。この時、ノックスプリング8のば
ね力がリターンスプリング5のばね力より強いとカムの
切換ができない。従って、ノックスプリング8は回転カ
ム7およびノックカム6が作動する力のみを必要とす
る。
【0022】一方、リターンスプリング5は、主動作を
なす比較的強いばね力のスプリングで筆記時・収納時の
作動をなす。この時作動させるものとしては、筆記時に
はレフィール受け4、リターンスプリング5およびレフ
ィール3であり、収納時はレフィール受け4、リターン
スプリング5、レフィール3、回転カム7、ノックカム
6およびノックスプリング8である。
【0023】次に、図12〜図14を用いて軸筒1の後
端に圧入・固設されたクリップ付きキャップ9について
説明する。このキャップ9は上端が閉塞された筒状体か
らなり、その外側に前方に向かって延出したクリップ9
aを有し、かつクリップ9aの反対側の側壁長手方向に
は形成された嵌合リブ9bが形成されている。即ち、キ
ャップ9の後端には大径部9dが形成されており、この
大径部9dの基部から前方に向かってこのような嵌合リ
ブ9bが形成されている。
【0024】そして、この嵌合リブ9bは、軸筒1にキ
ャップ9が取り付けられる際に、図示しないが軸筒1の
後端に形成された嵌合割り溝に嵌合してキャップ9が固
定される。また、キャップ9の内周には長手方向にカム
機構を構成するカム溝からなる固定カム9cが形成され
ている。なお、このキャップ9は必要に応じて尾冠と尾
栓との別部品で構成してもよい。
【0025】また、軸筒1の側壁に形成されてた窓孔1
aの一端には枢着された二股のノックボタン10(サイ
ドノック部材)が回動可能に枢着されている。そして、
このノックボタン10の先端内側の肩部が夫々上記レフ
ィール受け4の傾斜案内部4aの案内面4aaに当接し
ている。
【0026】次に、この発明に係るサイドノック式ボー
ルペンの構成をより理解し易いようにその組立について
説明する。まず、回転カム7にノックカム6の脚部6a
を挿入してセットし、これら回転カム7とノックカム6
との間に前方からノックスプリング8を挿入して装着す
る。次に、このアセンブリの前方からレフィール受け4
の嵌合突起4cを挿入して、ノックカム6の脚部6aに
圧入して接続する。
【0027】この際に、中空の脚部6aの端部内部の保
持用の肉厚部6eによってレフィール受け4の嵌合突起
4cが強く嵌合するので接続が確実となる利点がある。
さらに、レフィール3がレフィール受け4に挿入される
際にレフィール受け4の長孔4fの周囲が撓むので保持
突起4gの存在にもかかわらず挿入され易い利点があ
る。
【0028】さらに、このアセンブリのレフィール受け
4の中空部に前方からリターンスプリング5と共にレフ
ィール3を挿入しセットし、このアセンブリを軸筒1の
後方より軸筒1内に落とし込む。その後、軸筒1後方よ
りキャップ9を軸筒1に嵌め込み、最後にノックボタン
10を軸筒1の窓孔1aの一端に係止して取り付けるこ
とによって組立を終了する。
【0029】以下、上記実施の形態によるサイドノック
式ボールペンの動作について説明する。まず、使用前に
は図1に示されたように先端チップ3aが先具2内に収
納された状態に維持されている。即ち、ボールペンのカ
ム機構はレフィール収納時は図15に示すような状態に
ある。そしてノックボタン10を内方に押圧して、その
前端を径方向に回動・下降せしめるとレフィール受け4
およびレフィール3がリターンスプリング5に抗して先
具2の開口から先端チップ3aが突出される。この間、
カム機構は図16のノックカム初動時の状態から図17
の回転カム回転の状態にある。
【0030】即ち、回転カム7が前方に移動しかつノッ
クカム6はノックスプリング8に付勢されて前方に移動
する。そして、カム溝である固定カム9cに対して回転
カム7がノックカム6により所定角度回転して、図18
に示したように回転カム7はノックカム6から外れて固
定カム9とが係合した状態となる。そこで、図2に示さ
れたように先端チップ3aが先具2より突出した状態に
維持されるので筆記することが可能となる。
【0031】他方、筆記を終了して先端チップ3aを収
納する場合には、ノックボタン10を押圧する。する
と、ノックスプリング8のばね力は前方のリターンスプ
リング5のそれより小さいのでレフィール受け4及びレ
フィール3がリターンスプリング8に抗して先具2より
先端チップ3aが筆記状態より更に少し前進する。それ
と共に回転カム7がノックカム6により所定角度回転し
て回転カム7のカムとノックカム6との係合が解除さ
れ、固定カム9cに対して回転カム7とノックカム6が
リターンスプリング5に付勢されて後方に移動する。そ
して、レフィール3の先端チップ3aが先具2内に収納
されて図1の状態となる。
【0032】なお、ノックカム6と回転カム7とはカム
係合の解除時において双方のカム山間にカムの切換のた
めに十分なギャップが生じるようにしておくことが、カ
ムをスムーズに切り換えるために必要である。
【0033】上記複雑なカム機構の動作を図15〜図1
8の説明図を用いて詳細に説明する。各図において上段
の(イ)は、キャップ9内周の固定カム9cと回転カム
7およびノックカム6との係合関係を夫々示す説明図で
あり、下段の(ロ)は回転カム7とレフィール受け4に
接続されたノックカム6との係合関係を夫々示す説明図
である。
【0034】(1)レフィール収納時(図15):レフ
ィール受け4と共にノックカム6は最後部にあり、回転
カム7が固定カム9cに係合しているがノックカム6か
ら外れている。 (2)ノック初動時(図16):ノックされるとレフィ
ール受け4がリターンスプリング5に抗して前進し、レ
フィール受け4と共にノックカム6は最後部から前進位
置に移動し、回転カム7は固定カム9cに係合したまま
でノックカム6に部分的に係合する。 (3)回転カム回転時(図17):さらにノックを続け
るとレフィール受け4がリターンスプリング5に抗して
さらに前進し、レフィール受け4と共にノックカム6は
最前部に位置し、回転カム7は固定カム9cから外れ、
ノックカム6に係合して回転する。 (4)筆記時(図18):レフィール受け4と共にノッ
クカム6は最前部から後退位置にあり、ノックカム6は
固定カム9cに係合し、他方ノックカム6から外れてい
る。
【0035】なお、上記実施の形態では、軸筒1と先具
2とは別部品を螺合により組み立てる例を説明したが、
軸筒1と先具2とは一体成形されていても良い。また、
軸筒後端に取り付けられたクリップ付きキャップ9は一
体成形された一部品であったが、必ずしも一部品である
必要はなく、例えばクリップ付き尾冠と尾栓とで別部品
として構成されても良く、かつクリップ9aを軸筒1に
付けて固定カム4cは軸筒1の後部内周に形成して尾栓
を軸筒1の後端に取り付けることも可能である。
【0036】さらに、前記接続手段は上記実施の形態に
おけると逆にレフィール受け4の後部に嵌合孔が形成さ
れてなり、他方ノックカム6は前端にこの嵌合孔と嵌合
する嵌合突起を備えてなることも可能である。また、リ
ターンスプリング5は軸筒1とレフィール受け4との間
に設けられている場合について説明したが、先具2とレ
フィール受け4との間に設けられてもよい。
【0037】
【発明の効果】この発明は、上記した通りの構成である
ので、レフィールの出没機能を有するカム機構とレフィ
ール受けとをユニット化すると共にボールペンを構成す
る部品点数を減らし、かつ組み立ても極めて簡単にする
ことによってコストを低減するという効果を奏する。
【0038】また、この発明はレフィールに形成された
成形上その位置にばらつきのある係止突起に代えてレフ
ィールの摺動をレフィール後端部に設けられたノックス
プリングを利用してノック操作を行なうことができるの
でノック操作が簡単かつ確実であると共に軸筒からのレ
フィール先端部の突出長が不揃いにならないので正確な
寸法管理が出来るという効果を奏する。
【0039】さらに、この発明は複雑なカム機構を軸筒
のグリップ部分から外して軸筒の後部に設けたので、軸
筒外側のグリップ部分にグリップ部材を被覆してもこの
部分が不必要に太くならないから筆記に最適な太さのボ
ールペンを提供することが出来るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるサイドノック式ボ
ールペンのレフィール収納時の状態を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のサイドノック式ボールペンの筆記可能な
状態を示す縦断面図である。
【図3】図1のレフィール受けの拡大正面図である。
【図4】図3のレフィール受けの縦断面図である。
【図5】図1のノックカムの拡大正面図である。
【図6】図5のノックカムの側面図である。
【図7】図5のノックカムの縦断面図である。
【図8】図5のノックカムの横断面図である。
【図9】図1の回転カムの拡大正面図である。
【図10】図9の回転カムの左側面図である。
【図11】図9の回転カムの右側面図である。
【図12】図1のクリップ付きキャップを示す拡大縦断
面図である。
【図13】図12のクリップ付きキャップの示す横断面
図である。
【図14】図12の軸筒と嵌合する嵌合リブのさらなる
拡大平面図である。
【図15】図1のレフィール収納時を示すカム機構の状
態を夫々示す説明図である。
【図16】ノック初動時のカム機構の状態を夫々示す説
明図である。
【図17】図1から図2の状態に移行する間に回転カム
が回転する状態を夫々示す説明図である。
【図18】図2の筆記時を示すカム機構の状態を夫々示
す説明図である。
【図19】従来のサイド操作式ボールペンを示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 軸筒 2 先具 3 レフィール 4 レフィール受け 5 リターンスプリング 6 ノックカム(カム機構) 7 回転カム(カム機構) 8 ノックプリング(カム機構) 9 キャップ(キャップ手段) 9c 固定カム(カム機構) 10 ノックボタン(サイドノック部材)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に先具を有する軸筒と、この軸筒内
    の長手方向に摺動可能に設けられたレフィールと、外側
    に傾斜案内部を備えかつ装填されたレフィールと共に摺
    動可能な中空のレフィール受けと、このレフィール受け
    と上記先具または軸筒との間に装着され上記レフィール
    受けを介して上記レフィールを後方に付勢するリターン
    スプリングと、上記レフィールの出没を切り替えるため
    に上記レフィール受けの背後に設けられかつ内部にノッ
    クスプリングが装着されたカム機構と、上記軸筒の側壁
    に形成された窓孔に設けられてノック操作により上記レ
    フィール受けの傾斜案内部に作用して上記レフィールを
    上記リターンスプリングに抗して前進せしめるサイドノ
    ック部材とから構成されてなり、かつ上記ノックスプリ
    ングのばね力をリターンスプリングのばね力より弱くし
    てなることを特徴とするサイドノック式ボールペン。
  2. 【請求項2】 前記カム機構が前記レフィール受けの後
    端部に当接可能に設けられた回転カムと、この回転カム
    と係合可能なノックカムと、このノックカムが係合する
    ために前記軸筒後部に設けられたキャップ手段の内周に
    形成された固定カムと、上記レフィール受けと回転カム
    との間に装着されたノックスプリングとから構成されて
    なる請求項1記載のサイドノック式ボールペン。
  3. 【請求項3】 前記レフィール受けとノックカムとを接
    続するための接続手段を備えてなる請求項1記載のサイ
    ドノック式ボールペン。
  4. 【請求項4】 前記接続手段は上記レフィール受け後端
    に形成された嵌合突起と、ノックカムの前部に形成され
    た嵌合孔とから構成されてなる請求項3記載のサイドノ
    ック式ボールペン。
  5. 【請求項5】 前記接続手段は上記レフィール受けの後
    部に形成された嵌合孔と、ノックカムは前端に設けられ
    た嵌合突起とからなる請求項3記載のサイドノック式ボ
    ールペン。
  6. 【請求項6】 前記レフィール受けの傾斜案内部の側壁
    と軸筒内壁とにレフィール受けの回転防止手段を設けて
    なる請求項1記載のサイドノック式ボールペン。
  7. 【請求項7】 前記回転防止手段がレフィール受けの傾
    斜案内部側壁長手方向に形成されたガイド溝と軸筒の内
    側に形成されたガイドリブとから構成されてなる請求項
    6記載のサイドノック式ボールペン。
  8. 【請求項8】 前記レフィール受けの中空部内壁にレフ
    ィール保持突起を備えかつこの突起と同一径方向のレフ
    ィール受け側壁に撓み用長孔が形成されてなる請求項1
    記載のサイドノック式ボールペン。
  9. 【請求項9】 前記キャップ手段がクリップ付き尾冠と
    尾栓とから構成されてなる請求項1記載のサイドノック
    式ボールペン。
  10. 【請求項10】 前記レフィール受けに設けられた傾斜
    案内部の外壁部に軸筒内壁と部分的に接触するための摺
    動突起を形成してなる請求項1記載のサイドノック式ボ
    ールペン。
  11. 【請求項11】 前記ノックカムと回転カムとはカムの
    係合解除時において双方のカム山間にギャップが形成さ
    れてなる請求項2記載のサイドノック式ボールペン。
JP36896498A 1998-12-25 1998-12-25 サイドノック式ボールペン Expired - Lifetime JP3490008B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36896498A JP3490008B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 サイドノック式ボールペン
TW088220812U TW421143U (en) 1998-12-25 1999-12-07 Side knock type ball-point pen
KR1019990057443A KR100350835B1 (ko) 1998-12-25 1999-12-14 측방녹크식 볼펜
CN99257687U CN2411119Y (zh) 1998-12-25 1999-12-23 侧压式圆珠笔
US09/472,597 US6224282B1 (en) 1998-12-25 1999-12-27 Side knock-type ball point pen
EP99126001A EP1013474B1 (en) 1998-12-25 1999-12-27 Side knock-type ball point pen
DE69912082T DE69912082T2 (de) 1998-12-25 1999-12-27 Kugelschreiber mit seitlichem Druckknopf
ES99126001T ES2205692T3 (es) 1998-12-25 1999-12-27 Boligrafo de presion lateral.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36896498A JP3490008B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 サイドノック式ボールペン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000190688A true JP2000190688A (ja) 2000-07-11
JP3490008B2 JP3490008B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=18493215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36896498A Expired - Lifetime JP3490008B2 (ja) 1998-12-25 1998-12-25 サイドノック式ボールペン

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6224282B1 (ja)
EP (1) EP1013474B1 (ja)
JP (1) JP3490008B2 (ja)
KR (1) KR100350835B1 (ja)
CN (1) CN2411119Y (ja)
DE (1) DE69912082T2 (ja)
ES (1) ES2205692T3 (ja)
TW (1) TW421143U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200886A (ja) * 2000-12-11 2002-07-16 A Junkins Mitchell 筆記用具および玩具の組合せ
JP2004122733A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Tombow Pencil Co Ltd 筆記具
WO2006070962A1 (en) * 2004-12-31 2006-07-06 Morris Corporation Safety knock-type writing instrument
JP7465938B2 (ja) 2018-05-24 2024-04-11 三菱鉛筆株式会社 入力タッチペン

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6755584B2 (en) * 2002-01-24 2004-06-29 Bic Corporation Writing instrument
JP4468002B2 (ja) * 2004-02-02 2010-05-26 壽印刷紙工株式会社 サイドノック式繰出し機構
KR102363176B1 (ko) * 2007-02-26 2022-02-14 파일롯트 잉크 가부시키가이샤 열 변색성 필기 도구
GB0815912D0 (en) * 2008-09-02 2008-10-08 Stollery Jonathan W Pen and theft proof refill
CN203876431U (zh) * 2013-12-31 2014-10-15 上海思勤文具制造有限公司 能擦字迹的中性笔
CN106379078A (zh) * 2016-09-30 2017-02-08 德保县实验小学 一种多功能笔
US10525762B2 (en) * 2016-12-06 2020-01-07 Sanford L.P. Writing instrument side-knock mechanism
CN106704910A (zh) * 2016-12-26 2017-05-24 广州艺尚灯光科技有限公司 一种可摇头的旋转矩阵灯
KR101824366B1 (ko) * 2017-09-06 2018-03-14 어명혁 볼펜심의 출몰시 유희구가 동작되는 필기구

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0370994U (ja) * 1989-11-15 1991-07-17
JPH08324181A (ja) * 1995-05-30 1996-12-10 Kotobuki:Kk サイドノック式ボールペン

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2722914A (en) * 1953-05-22 1955-11-08 Aversa Joseph Retractable cartridge type ball point pen
US3179088A (en) * 1961-11-09 1965-04-20 Frank T Johmann Writing instrument
US3318289A (en) * 1965-05-11 1967-05-09 Northern Ind Products Bi-stable mechanism
US4973179A (en) * 1988-04-13 1990-11-27 Kotobuki & Co., Ltd. Clip actuated latch mechanism for retractable writing instruments
JPH0753993Y2 (ja) * 1989-07-07 1995-12-13 株式会社パイロット 筆記体の出没機構
US5263786A (en) * 1991-10-17 1993-11-23 Kotobuki & Co., Inc. Rotary-cam ball-point pen
EP0546217B1 (en) * 1991-12-13 1997-05-21 Ancos Co., Ltd. Writing instrument operated by a finger at a holding position
JPH0632394U (ja) 1992-10-06 1994-04-26 オカモト株式会社 コンテナー
JP3501418B2 (ja) * 1994-07-22 2004-03-02 株式会社壽 サイドノック式シャープペンシル
KR100428482B1 (ko) * 1995-01-30 2004-07-27 펜텔 가부시기가이샤 측부노크식샤프펜슬
JP3503270B2 (ja) * 1995-05-23 2004-03-02 ぺんてる株式会社 多芯筆記具
JPH11129678A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Pentel Kk 出没式シャープペンシル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0370994U (ja) * 1989-11-15 1991-07-17
JPH08324181A (ja) * 1995-05-30 1996-12-10 Kotobuki:Kk サイドノック式ボールペン

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200886A (ja) * 2000-12-11 2002-07-16 A Junkins Mitchell 筆記用具および玩具の組合せ
JP2004122733A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Tombow Pencil Co Ltd 筆記具
WO2006070962A1 (en) * 2004-12-31 2006-07-06 Morris Corporation Safety knock-type writing instrument
CN100439125C (zh) * 2004-12-31 2008-12-03 莫里斯公司 安全触碰式书写器
JP7465938B2 (ja) 2018-05-24 2024-04-11 三菱鉛筆株式会社 入力タッチペン

Also Published As

Publication number Publication date
KR100350835B1 (ko) 2002-09-09
CN2411119Y (zh) 2000-12-20
DE69912082T2 (de) 2004-07-22
ES2205692T3 (es) 2004-05-01
KR20000052468A (ko) 2000-08-25
DE69912082D1 (de) 2003-11-20
EP1013474A1 (en) 2000-06-28
US6224282B1 (en) 2001-05-01
TW421143U (en) 2001-02-01
EP1013474B1 (en) 2003-10-15
JP3490008B2 (ja) 2004-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000190688A (ja) サイドノック式ボ―ルペン
JP3885315B2 (ja) シャ−プペンシル
JP4097239B2 (ja) サイドノック式ボールペン
JP2000127679A5 (ja)
JP2566095Y2 (ja) 複式筆記具
US5882132A (en) Side knock-type mechanical pencil
KR900003813Y1 (ko) 샤아프펜슬
JP2605614Y2 (ja) ボールペン
JPH0239832Y2 (ja)
JP2511746Y2 (ja) ダブルノック式筆記具
JP3837916B2 (ja) 後端ノック式筆記具
JP2606588Y2 (ja) 複式筆記具
JP2001310592A (ja) サイドノック式ボールペン及びそのレフィール
JP2607167Y2 (ja) サイドノック式ボールペン
JP2566103Y2 (ja) 複式筆記具
JP4814901B2 (ja) 複式筆記具
JPH0615748Y2 (ja) 複式筆記具
JPH1191289A (ja) 筆記具
JP3611215B2 (ja) 複式筆記具
JP3774804B2 (ja) 出没式筆記具
JP2560149Y2 (ja) 複式筆記具
JPS6136396Y2 (ja)
JPH08164699A (ja) 伸縮式筆記具
JP3757395B2 (ja) 筆記具
JP2023158871A (ja) ノック式筆記具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141107

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term