JP2000189220A - 宝石の組み付け構造 - Google Patents

宝石の組み付け構造

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JP2000189220A
JP2000189220A JP10371869A JP37186998A JP2000189220A JP 2000189220 A JP2000189220 A JP 2000189220A JP 10371869 A JP10371869 A JP 10371869A JP 37186998 A JP37186998 A JP 37186998A JP 2000189220 A JP2000189220 A JP 2000189220A
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Japan
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jewel
jewelry
shaped frame
back surface
plate
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JP10371869A
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Yasushi Tsutsui
保士 筒井
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FUJI KINZOKU KOGEISHA KK
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FUJI KINZOKU KOGEISHA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貴金属製の板状枠体をプレス加工によって種々
のモチーフに成形して装身具の輪郭を形成し、かつ適所
に宝石の上部を露出させる開口部を設けるとともに、宝
石を上記開口部に取り付けてその背面を複数の爪片で係
合固定したことにより、デザイン上、非常に多くのバリ
エーションを備え、かつ軽量で安価な装身具を得ること
が可能な宝石の組み付け構造を提供しようとするもので
ある。 【解決手段】宝石を保持する金属製の板状枠体をプレス
加工によって種々のモチーフに成形し、かつ適所に宝石
の上部を露出させる開口部を形成するとともに、宝石を
上記開口部にその上部を露出させた状態で板状枠体の背
面に取り付け、板状枠体の周縁から背面に向けて一体的
に突設した複数の爪片で上記宝石を係合固定したことを
特徴とする宝石の組み付け構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は貴金属の板状枠体
に宝石を組み付けた装身具を提供するための宝石の組み
付け構造に関し、デザイン上、非常に多くのバリエーシ
ョンを備え、かつ軽量で安価な装身具を得ることが可能
な宝石の組み付け構造を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、宝石を組み付けた装身具は、指輪
やネックレス、ペンダント、ブローチ、イヤリング、ネ
クタイ止め等の装身具本体を貴金属素材で鋳造し、装身
具本体の適所に宝石台を設けて宝石を取り付けるように
したものが一般的である。すなわち、装身具本体の適所
に宝石をはめ込む下つぼまりの孔を形成するとともに、 .図5のように宝石21上面の周囲に伏せ込み22を
施したもの .図6のように宝石21上面の周囲に爪止め23を施
したもの .図7のように宝石21の下面を接着剤24で固定し
たもの .図8のように宝石21上面の周囲をタガネで掘り止
め25を施したもの .図9のように宝石21上面に意匠構造体26を保持
し、これにカシメ付け27を施して取り付けたもの .図10のように装身具本体28の適所に宝石21上
面をはめ込む凹所29を形成するとともに、宝石21裏
面の周囲に爪止め23を施したもの .図11のように宝石21に穿設した取付孔に裏側か
ら雌ネジ30をはめ込み、表側から意匠構造体31の雄
ネジ32をはめ込んでネジ止めしたもの .図12のように枠体33に意匠構造体34の一端を
固着し、その隙間から宝石21をはめ込んだ後、爪止め
23を施したもの
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のいずれの宝石の組み付け構造においても、指輪や
ネックレス、ペンダント、ブローチ、イヤリング、ネク
タイ止め等の装身具本体が、必要な機能の面で装身具本
体がデザイン上の制約を受けてしまい、多様なデザイン
を得ようとすると鋳造や原型の製作等の面で手間がかか
りすぎるという欠点があった。
【0004】また、宝石の上面に意匠構造体(種々のモ
チーフ)を保持するようにしたものにおいても、意匠構
造体が宝石の美しさと相まって装身具の付加価値を相乗
的に高めるものであればよいが、一般的には逆に宝石の
美しさを隠してしまうという結果を招来していた。
【0005】この発明は上記の欠点を解消することを目
的とするもので、貴金属製の板状枠体をプレス加工によ
って種々のモチーフに成形して装身具の輪郭を形成し、
かつ適所に宝石の上部を露出させる開口部を設けるとと
もに、宝石を上記開口部に取り付けてその背面を複数の
爪片で係合固定したことにより、デザイン上、非常に多
くのバリエーションを備え、かつ軽量で安価な装身具を
得ることが可能な宝石の組み付け構造を提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の宝石
の組み付け構造は、宝石を保持する金属製の板状枠体を
プレス加工によって種々のモチーフに成形し、かつ適所
に宝石の上部を露出させる開口部を形成するとともに、
宝石を上記開口部にその上部を露出させた状態で板状枠
体の背面に取り付け、板状枠体の周縁から背面に向けて
一体的に突設した複数の爪片で上記宝石を係合固定した
ことを特徴とするものである。
【0007】この発明の宝石の組み付け構造は、上記金
属製の板状枠体が、金、銀、プラチナ、あるいはこれら
の合金からなる貴金属を素材とすることを特徴とするも
のである。
【0008】この発明の宝石の組み付け構造は、上記金
属製の板状枠体が、外周縁を後退させて立体感を持たせ
ていることを特徴とするものである。
【0009】この発明の宝石の組み付け構造は、上記複
数の爪片が、板状枠体の外周縁から背面に向けて一体的
に突設されていることを特徴とするものである。
【0010】この発明は上記の欠点を解消しようとする
もので、貴金属製の板状枠体をプレス加工によって種々
のモチーフに成形して装身具の輪郭を形成し、かつ適所
に宝石の上部を露出させる開口部を設けるとともに、宝
石を上記開口部に取り付けてその背面を複数の爪片で係
合固定したことにより、デザイン上、非常に多くのバリ
エーションを備えた装身具を得ることが可能な宝石の組
み付け構造を提供することができる。
【0011】またこの発明によれば、貴金属製の板状枠
体をプレス加工して装身具の輪郭を形成したので、非常
に軽量でかつ安価な装身具を得ることが可能な宝石の組
み付け構造を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施例および図面に基づ
き、この発明の宝石の組み付け構造の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0013】図1(a)はこの発明の宝石の組み付け構
造の1実施例を説明する正面図、(b)はその背面図、
図2は組み付け状態の斜視図、図3(a)は他の実施例
を説明する正面図、(b)はその背面図、図4(a)は
さらに別の実施例を説明する正面図、(b)はその背面
図である。
【0014】図1および図2において、装身具の輪郭を
形成する金属製の板状枠体11は、1ショットあるいは
連続する一連のショットのプレス加工によって種々のモ
チーフに成形される。図では4方向に等間隔で伸びる先
端に向かって幅広に形成された花弁状の装飾部1と、そ
の中央部分に形成された開口部2と、装飾部1の周縁部
に所定の間隔で、かつ背面に向けて一体的に突設された
複数の爪片3とで構成されている。
【0015】なお上記金属製の板状枠体11は、金、
銀、プラチナ、あるいはこれらの合金からなる貴金属を
素材とするものであることが望ましい。また上記金属製
の板状枠体11は、プレス加工時にその外周縁を背面側
に後退させて側壁4とし、立体感を持たせてある。
【0016】12はダイヤモンドやルビー、サファイア
その他の宝石や貴石、さんごや真珠等の宝飾品からなる
宝石類である。この宝石類12は、上記開口部2にその
上部を露出させた状態で板状枠体11の背面に取り付け
られ、上記複数の爪片3でその裏面を係合固定されてい
る。
【0017】上記宝石の組み付け構造を採用した装身具
用の飾りは、図1(a)に示すように、花弁状の装飾部
1と、その中央部分に形成された開口部2からのぞく宝
石類12とが相まって、装飾性に優れた付加価値の高い
ものであり、しかも非常に軽量であるため指輪やネック
レス、ペンダント、ブローチ、イヤリング、ネクタイ止
め等の種々の用途に無理なく適用することができるもの
となった。
【0018】図3の実施例において金属製の板状枠体1
1は、5つの円弧を等間隔に連続させて形成した、やは
り花弁状の装飾部1と、その中央部分に形成された開口
部2と、装飾部1の周縁部に所定の間隔で、かつ背面に
向けて一体的に突設された複数の爪片3とで構成されて
いる。
【0019】上記宝石の組み付け構造を採用した装身具
用の飾りは、図3(a)に示すように、花弁状の装飾部
1によって、その中央部分に形成された開口部2からの
ぞく宝石類12の美観がより強調されて、装飾性に優れ
た付加価値の高いものであり、しかも非常に軽量である
ため指輪やネックレス、ペンダント、ブローチ、イヤリ
ング、ネクタイ止め等の種々の用途に無理なく適用する
ことができるものとなった。
【0020】図4の実施例において金属製の板状枠体1
1は、縦長の楕円形を備えた装飾部1と、その中央部分
に形成された開口部2と、装飾部1の周縁部に所定の間
隔で、かつ背面に向けて一体的に突設された複数の爪片
3とで構成されている。
【0021】上記宝石の組み付け構造を採用した装身具
用の飾りは、図4(a)に示すように、縦長の楕円形を
備えた装飾部1によって、その中央部分に形成された開
口部2からのぞく宝石類12の美観がより強調されて、
装飾性に優れた付加価値の高いものであり、しかも非常
に軽量であるため指輪やネックレス、ペンダント、ブロ
ーチ、イヤリング、ネクタイ止め等の種々の用途に無理
なく適用することができるものとなった。
【0022】
【発明の効果】この発明は上記の欠点を解消しようとす
るもので、貴金属製の板状枠体をプレス加工によって種
々のモチーフに成形して装身具の輪郭を形成し、かつ適
所に宝石の上部を露出させる開口部を設けるとともに、
宝石を上記開口部に取り付けてその背面を複数の爪片で
係合固定したことにより、デザイン上、非常に多くのバ
リエーションを備えた装身具を得ることが可能な宝石の
組み付け構造を提供することが可能となった。
【0023】またこの発明によれば、貴金属製の板状枠
体をプレス加工して装身具の輪郭を形成したので、非常
に軽量でかつ安価な装身具を得ることが可能な宝石の組
み付け構造を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の宝石の組み付け構造の1実
施例を説明する正面図、(b)はその背面図である。
【図2】組み付け状態の斜視図である。
【図3】(a)は他の実施例を説明する正面図、(b)
はその背面図である。
【図4】(a)はさらに別の実施例を説明する正面図、
(b)はその背面図である。
【図5】従来例を示す要部断面図である。
【図6】別の従来例を示す要部断面図である。
【図7】別の従来例を示す要部断面図である。
【図8】別の従来例を示す要部断面図である。
【図9】別の従来例を示す要部断面図である。
【図10】別の従来例を示す要部断面図である。
【図11】別の従来例を示す要部断面図である。
【図12】別の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 装飾部 2 開口部 3 爪片 4 側壁 11 板状枠体 12 宝石類

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宝石を保持する金属製の板状枠体をプレ
    ス加工によって種々のモチーフに成形し、かつ適所に宝
    石の上部を露出させる開口部を形成するとともに、宝石
    を上記開口部にその上部を露出させた状態で板状枠体の
    背面に取り付け、板状枠体の周縁から背面に向けて一体
    的に突設した複数の爪片で上記宝石を係合固定したこと
    を特徴とする宝石の組み付け構造。
  2. 【請求項2】 金属製の板状枠体が、金、銀、プラチ
    ナ、あるいはこれらの合金からなる貴金属を素材とする
    請求項1に記載の宝石の組み付け構造。
  3. 【請求項3】 金属製の板状枠体が、外周縁を後退させ
    て立体感を持たせている請求項1または2に記載の宝石
    の組み付け構造。
  4. 【請求項4】 複数の爪片が、板状枠体の外周縁から背
    面に向けて一体的に突設されている請求項1ないし3の
    いずれかに記載の宝石の組み付け構造。
JP10371869A 1998-12-28 1998-12-28 宝石の組み付け構造 Pending JP2000189220A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108185596A (zh) * 2018-01-24 2018-06-22 中科国金股份有限公司 一种首饰及其生产工艺

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