JP3009311U - ダイヤモンドを嵌着した真珠装飾品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニークな輝きと光沢とを有する真珠装飾品
を提供する。 【構成】 真珠本体１に嵌着穴２を形成し、それにダイ
ヤモンドの嵌着部３０１を嵌着する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、真珠とダイヤモンドとを組合せてなる真珠装飾品に関し、より特定 的には、表面部と嵌着部とからなるダイヤモンドの嵌着部を、真珠に形成された 嵌着穴に装着してなる真珠装飾品に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、真珠を主体とする装飾品やアクセサリーは、真珠（天然真珠、養殖真珠 、または貝殻を加工して作られたシェルパールなどを含む）本体を、１個または １個以上、銀や白金などの貴金属からなる装飾体に取付けてなる指輪、またはブ ローチ、または複数の真珠を数珠のように連ねたネックレスなどがある。また、 各真珠の個体の周囲に小粒のダイヤモンドまたはその他の宝石を複数個取付けて なる指輪やブローチなど、真珠と宝石類とを組合せてなる装飾品やアクセサリー などがある。

【０００３】 ところで、これらの真珠を主体とした従来の装飾品やアクセサリーは、基本的 には真珠自体の周囲に宝石が付随的に取付けられた構成となっていた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

上述のような従来の装飾品やアクセサリーにおいて、ダイヤモンドを真珠の周 囲、または側面に取付ける場合、ダイヤモンドは直接真珠本体に取付けられるの ではなく、真珠などが取付けられる装飾基体に取付けられていた。

【０００５】 宝石は真珠本体の周囲またはその側面に付随的に取付けられているので、真珠 は真珠自体の光沢と艶を、また宝石は宝石自体の光沢と輝きを発生させるだけで あり、両者の光沢を混合したユニークな輝きや色沢は得られなかった。

【０００６】

【課題を解決するための手段】 本考案は、上記の問題を解決するためになされたものであり、表面部と嵌着部 とからなるダイヤモンドの嵌着部を、真珠に形成された嵌着穴に嵌着してなる真 珠装飾品を提供する。

【０００７】 また、ダイヤモンドの嵌着部に接着剤を塗布して、真珠の嵌着穴に嵌着する。

【０００８】

【作用】

ダイヤモンドは直接真珠の嵌着穴に嵌着されるので、真珠の光沢とダイヤモン ドの輝きとが一体となってユニークな光沢を生じる。

【０００９】

【実施例】

次に、本考案のダイヤモンドを嵌着した真珠装飾品の実施例を図に基づいて説 明する。

【００１０】 図１は、真珠装飾品の分解斜視図である。図示するように、真珠装飾品は、真 珠本体１に嵌着穴２を形成し、この嵌着穴２に、表面部３０２と嵌着部３０１と からなるダイヤモンド３を嵌着してなる。

【００１１】 図２は、この真珠装飾品の実施例の平面図であり、図３はその断面図である。 図示するように、真珠本体１には、円錐面２ａを有する嵌着穴２が設けられて いる。そして、ダイヤモンド３は多面体にカットされた表面部３０２と、円錐形 の嵌着部３０１とを形成し、この嵌着部３０１に無色透明な接着剤、たとえばエ ポキシ樹脂を塗布して、上記真珠本体１の嵌着穴２に嵌着する。嵌着穴２には宝 石としてのダイヤモンド３の外周とほぼ一致する周縁２０１が形成され、ダイヤ モンド３の表面部３０２が真珠本体の表面１ａから突出するようにされている。

【００１２】

【考案の効果】

本考案のダイヤモンドを嵌着した真珠装飾品は、ダイヤモンドを直接真珠本体 に嵌着したので、装飾価値が向上する。また、ダイヤモンドと真珠とが一体とな るので、最高に美しくてユニークな光沢と輝きとを呈する効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の分解斜視図である。

【図２】本考案の一実施例の平面図である。

【図３】本考案の一実施例の断面図である。

【符号の説明】

１ 真珠本体 １ａ 真珠表面 ２ 嵌着穴 ２ａ 円錐面 ３ ダイヤモンド ３０１ ダイヤモンドの嵌着部 ３０２ ダイヤモンドの表面部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面部と嵌着部とからなるダイヤモンド
   の嵌着部を、真珠に形成された嵌着穴に嵌着してなる真
   珠装飾品。