JPH0628010Y2 - 装飾体付き装身具 - Google Patents

装飾体付き装身具

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JPH0628010Y2
JPH0628010Y2 JP12601288U JP12601288U JPH0628010Y2 JP H0628010 Y2 JPH0628010 Y2 JP H0628010Y2 JP 12601288 U JP12601288 U JP 12601288U JP 12601288 U JP12601288 U JP 12601288U JP H0628010 Y2 JPH0628010 Y2 JP H0628010Y2
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正之 赤坂
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株式会社服部セイコー
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、宝石等が固定され、あるいはそれ自身に装
飾が施された装飾体や薄型の時計が取り付けられた指
輪、ペンダントトップ等の装身具に係り、特に、装飾体
を着脱自在とした装飾体付き装身具に関するものであ
る。
「従来の技術」 従来の指輪等の装身具をその構造から大別すれば、装身
具本体の表面に直接彫刻等の装飾を施したものや、装身
具本体に直接宝石、貴石等を止めたものや、あるいは爪
や枠を介して宝石等を止めたものに分類できる。しかし
ながら、これら従来の装身具のいずれも装飾部たる宝石
等は装身具本体に一体に固定されたままであり、1つの
装身具で得られる装飾的効果は1つのみである、といっ
た課題を抱えていた。そこで、これを解決するために、
従来宝石等を着脱自在となした装身具が種々提案されて
いる(例えば特開昭59−14803号公報、実開昭6
1−196611号公報、実公昭63−20327号公
報等)。
第18図ないし第19図は、従来の宝石等を備えた台座
を着脱自在となした指輪装置の例を示す図である(実開
昭61−196611号公報参照)。これらの図におい
て、符号1は指輪、符号2は指輪の肉厚部、符号3は肉
厚部2に形成された貫通孔、符号4は宝石等を備えた台
座、符号5は台座4の中央部から突設されて貫通孔2内
に装入されたねじ状の突出部、符号6は指輪1の内側か
ら装入され、突出部5と螺合することで台座4を指輪1
に固定する接続部材、符号7は突出部5の左右に突設さ
れた突起、符号9は肉厚部2に形成されて前記突起7が
装入される孔である。また、第19図に示す例は、第1
8図の例において突出部5を断面四角形状となしてその
内部にねじ孔を形成することで、突起7を省略したよう
な構成である。
「考案が解決しようとする課題」 しかし、前記従来の指輪装置は、指輪1と台座4との固
定のために突出部5及び接続部材6を設け、かつ突出部
5と接続部材6との螺合による台座4の回転を防止する
目的で突起7及び孔9を設けたような構成であり、構造
が複雑であると共に、突出部5・接続部材6の螺合に伴
い突起7に回転力が作用するため、この突起7の強度が
小さい場合にはこれが破損するおそれがあった。また、
突出部5は台座4の中央部に1つのみ設けられているの
で、図示例の如く真珠等の球体や貴石の下部が平面であ
ればこれを台座4に固定することは容易であるが、ブリ
リアントカットの宝石等複雑な立体的形状を有する宝石
等を台座4に固定することは大変困難であり、台座4に
固定しうる宝石等に限界がある、という課題を抱えてい
た。
この考案は前記事情に鑑みてなされたもので、簡易な構
造でありながら装飾体を確実に固定でき、かつ装飾体と
して複雑な立体的形状を有する宝石すなわち、ダイヤモ
ンド等の下部が平面でない高価な宝石に適用可能であ
り、また、採光孔を兼ねかつ宝石の下部を収納する空間
を有する装身具本体を有し、更に、貴石を付けない状態
で日常使用できるように、貴金属板にデザインを施した
装飾体を脱着できるようにした装飾体付き装身具の提供
を目的としている。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、請求項1に係る考案では、
宝石と該宝石を支持する装飾体本体とを有する装飾体
と、この装飾体の取付部を上部に有する装身具本体とを
具備する装飾体付き装身具であって、 前記装飾体の装飾体本体に、該宝石の下部側を貫通させ
た状態で該宝石を支持する装飾体用貫通孔を形成し、 前記装身具本体の取付部に、前記装飾体用貫通孔を貫通
した宝石の下部側を収納し、該宝石に対して光を供給す
るための採光孔が形成するようにしている。
請求項2に係る考案では、前記装飾体を前記装身具本体
の取付部に脱着自在に固定するための固定手段を具備
し、 この固定手段を、 前記装飾体本体の下部側の隅部であり、かつ前記装飾体
用貫通孔の周辺にそれぞれ設けられた複数の脚と、 前記採光孔の周辺部に位置する装身具本体の取付部と、
該装身具本体の背面側との間に形成されて、前記脚をそ
れぞれ収納するための脚用貫通孔と、 前記脚用貫通孔に収納された脚に背面側から脱着自在に
螺合され、螺合時に、該脚を装身具本体の脚用貫通孔に
固定するための係止部材とから構成されるようにしてい
る。
「作用」 第1の請求項に係る考案によれば、装飾体の装飾体本体
に、宝石の下部側を貫通させた状態で該宝石を支持する
装飾体用貫通孔を形成し、更に、装身具本体の取付部
に、装飾体用貫通孔を貫通孔した宝石の下部側を収納
し、該宝石に対して光を供給するための採光孔を形成し
たので、採光孔からの光が宝石内に取り入れられるとと
もに、この光が装飾体用貫通孔を通じて宝石内を通過
し、これによって該宝石の輝きが増す。また、このよう
な構成によれば、ブリリアンカット等の特に下部形状が
特異な宝石を、装身具本体の採光孔に収納することで、
一定の輝きを得つつ確実に保持させることができる。
また、第2の請求項に係る考案では、装飾体本体の下部
側の隅部にそれぞれ脚を設け、装身具本体の取付部と該
装身具本体の背面側との間に、前記脚をそれぞれ収納す
るための脚用貫通孔を設け、これら脚用貫通孔に収納さ
れた脚に背面側から脱着自在に、該脚を装身具本体の脚
用貫通孔に固定するための係止部材を螺合させるように
したので、係止部材を外すことにより、装飾体が装身具
本体の取付部に脱着自在とされて、装飾体を志向に合わ
せて容易に交換することができるとともに、前記装飾体
本体の各隅部の複数の脚が、位置決めや回り止めの役割
と、前記装飾体本体の固定の役割とを兼用し、これによ
って係止部材を普通の力で脚に螺合させれば、装飾体を
装身具本体に確実に固定することができる。また、装飾
体本体は、装飾体用貫通孔の周辺に位置する各隅部に脚
が設けられる構成であり、装身具本体は、採光孔の周辺
部に位置する取付部に脚用貫通孔が設けられる構成であ
るので、宝石が配置される箇所である装飾体用貫通孔、
採光孔は、装飾体本体、装身具本体の中央部に配置さ
れ、これにより外観においても優れた効果が得らえる。
「実施例」 以下、この考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第5図は、この考案の第1実施例である宝
石をつけない装飾体付き指輪を示す図である。これら図
において、符号11は、指輪本体(装身具本体)、符号
12は指輪本体11と別体に構成された装飾体である。
指輪本体11は、略環状に形成されたリング部11a
と、このリング部11aの一部分に形成された肉厚部1
1bとから概略構成されている。肉厚部11bの表面は
平坦な平面に形成されていると共に、第2図に示すよう
に、平面視略矩形状の凹部(取付部)13が形成されて
いる。この凹部13の中央には、取付部11bをその厚
さ方向に貫通する採光孔14が穿設されている。また、
この凹部13の四隅周辺部には、肉厚部11bをその厚
さ方向に貫通する貫通孔15、15、…が穿設されてい
る。
装飾体12は、第4図ないし第5図に示すように、プラ
チナ、銀の貴金属等が略矩形板状に形成され、表面に装
飾17が施された装飾体本体16と、この本体16下面
に突設され、前記貫通孔15、15、…に対応する位置
に設けられた脚18、18、…とから構成されている。
これら脚18、…には、その下端面の中央部から脚1
8、…自身の軸方向に沿って延びるねじ孔18a、…が
それぞれ穿設されている。
一方、前記貫通孔15は、第3図に示すように、脚18
が挿入される部分より下の部分の径が段15aを介して
拡大されて形成されている。そして、この貫通孔15に
は、指輪本体1の内周側(凹部13が形成された側と反
対側)から頭部19aを有する雄ねじ(係止部材)19
が挿通され、さらに、この頭部19aが貫通孔15の段
部15aに当接した状態で、そのねじ部19bが前記装
飾体12の脚18内面のねじ孔18aに螺着されてい
る。これにより、装飾体12はその下部において着脱自
在な状態で指輪本体11に強固に固定されている。な
お、雄ねじ19の螺着方法であるが、指輪本体11のリ
ング部11aが細い場合には通常のドライバー等を肉厚
部11bの背面から差し込むことで容易に螺着可能であ
るが、それ以外の場合には、ドライバーをL字形に曲げ
て六角レンチの如くして用いれば良い。
従って、以上のような構成の指輪によれば、装飾体12
が指輪本体11と別体に構成され、かつ雄ねじ19、…
を介して着脱自在に指輪本体11に取り付けられている
ので、この装飾体12を着脱自在とするための機構とし
ては、指輪本体11には凹部13と貫通孔15、…が、
また装飾体12には脚18、…が設けられただけの単純
な構成であり、従って、指輪自体の構成が大変簡単なも
のであると共に、装飾体12の着脱も簡易なものとな
る。すなわち、脚18、18、…は、装飾体12の位置
決め及び雄ねじ19、…の螺合に際しての回り止めの役
割と、脚18、…内部に穿設されたねじ孔18a、…が
雄ねじ19、…と螺合することによる装飾体12の固定
の役割を兼用しており、これにより、装飾体12の脚1
8、…を貫通孔15、…に挿入してそのねじ孔18a、
…に雄ねじ19、…を螺着させることで、装飾体12の
回転を防止しつつこれを指輪本体11に固定することが
できる。しかし、脚18、…が複数設けられていること
から、脚18、…を固定させるための力を分散させて加
えることができ、これにより雄ねじ19、…を堅く螺合
させずとも装飾体12を確実に固定できるため、従来の
如く装飾体12の破損といった事態が生じるおそれがほ
とんどない。
また、凹部13に設けられた複数の貫通孔15、15、
…は凹部13の四隅周辺部に設けられ、凹部13は開放
された構成となっているので、この実施例の如く貫通孔
15、…とは別に凹部13の中央部に採光孔14を設け
ることができる。これにより、ブリリアントカットの宝
石の如く多様な立体的形状を有する宝石等であっても、
その下端部を採光孔14内に収納することで指輪本体1
1に取り付けることが可能となる。すなわち、装飾体1
2に適用可能な宝石等の形状に何等制限が課せられない
こととなる。
なお、この実施例では第8図に示すように装飾体本体1
6の下面に指輪本体11取付用の脚18、…を突設して
いることから、装飾体本体16上面は広く開放され、従
ってこの上面全体を用いて装飾17や宝石等を配置で
き、装飾体12全体を有効に利用できる。また、貫通孔
15の下部が段部15aを介して拡径され、雄ねじ19
はその頭部19aまでがこの貫通孔15内に収納される
構成となっているので、指輪の如く常時人体に接触する
装身具においても雄ねじ19が人体に接触することがな
くて大変好ましい。
そして、指輪本体11に対して装飾体12を着脱自在に
構成したので、指輪本体11の凹部13に嵌合する形状
の装飾体12を多数用意しておけば、装飾体12を適宜
交換することで1つの指輪本体11で数多くの装飾的効
果を得ることができる。これにより、高級化志向、ファ
ッション化指向、個性的差別化を実現しうる指輪を提供
することができる。以下、装飾体12の他の例について
第6図ないし第11図を参照して説明する。なお、以下
の説明において、前記実施例と同一の構成要素について
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
第6図ないし第7図に示す実施例では、貴金属等からな
る装飾体本体16の表面が甲丸5列に形成されている。
他の構成要素は前記実施例と同様である。
また、第8図ないし第9図に示す実施例では、装飾体本
体16の中央部に貫通孔20が形成されていると共に、
ブリリアントカットの宝石21がこの貫通孔20内に挿
入され、さらに装飾体本体16上面に形成された爪2
2、22、…でその端部が固定されている。また、貫通
孔20は、宝石21下部のカット形状に合致するように
テーパ面に形成されている。
なお、この実施例では、宝石21の下面テーパ部(パビ
リオン部)が装飾体本体16の下面を越えて下方に突出
する構成となっているが、装飾体12が指輪本体11に
取り付けられた状態で宝石21の下面テーパ部は指輪本
体11の採光孔14内に挿入される。従って、前述した
ように、ブリリアントカットの如く下方に突出するカッ
ト形状の宝石11であっても容易に配置が可能である。
さらにはブリリアントカットの輝きを確保するために重
要である下面テーパ部が採光孔14を介して開放されて
いるため、指に装着した際の装飾効果に大変優れる、と
いった効果を有する。
さらに、第10図ないし第11図に示す実施例では、装
飾体本体16は略枠状に形成され、この枠内に宝石21
が挿入され、爪22、22、…によりその端部が固定さ
れている。すなわち、この実施例では、装飾体12を平
面視した状態でその上面の殆どを宝石21の上面が占め
る構成となっている。このように、宝石21の大きさや
カット形状に応じて装飾体本体16の形状は適宜変更可
能である。当然、複数の宝石21を装飾体本体16上に
配置した構成であっても良い。さらには宝石21のみな
らず、貴石等装飾体本体16に配置すべき装飾物も任意
であることは勿論である。
さらに、この実施例では、装飾体12を着脱自在に構成
したので、指輪本体11の寸法のうち、凹部13の寸法
及び貫通孔15、…の位置を統一しておけば、異なるサ
イズを有する指輪間で装飾体12を共用することができ
る。そして、このように凹部13及び貫通孔15、…の
寸法を統一しておけば、指輪のみならず他の装身具間で
も装飾体12を共用することができ、複数の装身具間で
統一した装飾効果を容易に得ることができる。
以下、この考案である装飾体付き装身具を指輪以外に適
用した実施例を第12図ないし第14図を参照して説明
する。
第12図ないし第13図はこの考案のペンダントトップ
に適用した実施例であり、略矩形板状に形成されたペン
ダントトップ30の中央部には前記指輪本体11のそれ
と同一形状の凹部31が形成され、かつ凹部31には同
様にペンダントトップ30をその厚さ方向に貫通する貫
通孔32、32、…が穿設されている。また、符号33
はネックレスチェーン34が通される輪(わかん)で
ある。
また、第14図ないし第15図はこの考案をタイ止めに
適用した実施例であり、略長方形板状に形成されたタイ
止め本体40の中央部には略矩形板状の取付部材41が
取り付けられ、この取付部材41の表面には前記指輪本
体11のそれと同一の形状の凹部42が形成されてい
る。そして、この凹部42には、同様に取付部材41を
厚さ方向に貫通する貫通孔43、43、…が穿設されて
いる。
さらに、第16図ないし第17図はこの考案をカフリン
クスに適用した実施例であり、略長方形状に形成された
カフリンクス50の中央部にには前記指輪本体11のそ
れと同一形状の凹部51が形成され、かつ凹部51には
同様にカフリンクス50をその厚さ方向に貫通する貫通
孔52、52、…が穿設されている。
そして、これら実施例によっても、前記実施例と同一の
作用効果を得ることができる。
なお、この考案の装飾体付き装身具は、その細部構成が
前記実施例に限定されず、種々の変形例が可能である。
一例として、この考案が適用される装身具の他の例とし
ては、ブレスレット、バックル、ベルト用バックル、イ
アリング等が好適に挙げられる。また、前記実施例にお
いて、装飾体12と指輪本体11等の装身具本体との間
の結合を緊密なものとしたい場合には、例えば装飾体1
2が嵌合される凹部内にパッキン、塗料、接着剤等を適
宜配設すれば良い。さらには、前記実施例において、凹
部を設けずに貫通孔のみを装身具本体に穿設したような
構成や、装飾体と装身具本体との間の固定を雄ねじ19
以外の係止部材で行うような構成であっても良いことは
勿論である。
「考案の効果」 以上説明したように、 第1の請求項に係る考案によれば、装飾体の装飾体本体
に、宝石の下部側を貫通させた状態で該宝石を支持する
装飾体用貫通孔を形成し、更に、装身具本体の取付部
に、装飾体用貫通孔を貫通した宝石の下部側を収納し、
該宝石に対して光を供給するための採光孔を形成したの
で、採光孔からの光が宝石内に取り入れられるととも
に、この光が装飾体用貫通孔を通じて宝石内を通過し、
これによって該宝石の輝きが増すという効果を奏する。
また、このような構成によれば、ブリリアンカット等の
特に下部形状が特異な宝石を、装身具本体の採光孔に収
納することで、一定の輝きを得つつ確実に保持できる効
果も奏する。
また、第2の請求項に係る考案では、装飾体本体の下部
側の隅部にそれぞれ脚を設け、装身具本体の取付部と該
装身具本体の背面側との間に、前記脚をそれぞれ収納す
るための脚用貫通孔を設け、これら脚用貫通孔に収納さ
れた脚に背面側から脱着自在に、該脚を装身具本体の脚
用貫通孔に固定するための係止部材を螺合させるように
したので、係止部材を取外すことにより、装飾体が装身
具本体の取付部に脱着自在とされて、装飾体を志向に合
わせて容易に交換することができるとともに、前記装飾
体本体の各隅部の複数の脚が、位置決めや回り止めの役
割と、前記装飾体本体の固定の役割とを兼用し、これに
よって係止部材を普通の力で脚に螺合させれば、装飾体
を装身具本体に確実に固定することができ、従来の如く
装飾体の破損といった事態を生じるおそれもほとんどな
い。
また、装飾体本体は、装飾体用貫通孔の周辺に位置する
各隅部に脚が設けられる構成であり、装身具本体は、採
光孔の周辺部に位置する取付部に脚用貫通孔が設けられ
る構成であるので、宝石が配置される箇所である装飾体
用貫通孔、採光孔は、装飾体本体、装身具本体の中央部
に配置され、これにより外観においても優れた効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の第1実施例である指輪
を示す図であって、第1図はその全体構成を示す斜視
図、第2図は装飾体を取り去った状態を示す斜視図、第
3図は縦断面図、第4図は装飾体のみを取り出して示し
た平面図、第5図は同正面図、第6図は装飾体の他の例
を示す平面図、第7図は同正面図、第8図は装飾体のま
た他の例を示す平面図、第9図は同正面図、第10図は
装飾体のさらに他の例を示す平面図、第11図は同正面
図、第12図ないし第13図はこの考案の第2実施例で
あるペンダントトップを示す図であって、第12図は平
面図、第13図は着用状態を示した概略正面図、第14
図ないし第15図は同第3実施例であるタイ止めを示す
図であって、第14図は平面図、第15図は着用状態を
示した概略正面図、第16図ないし第17図は同第4実
施例であるカフリンクスを示す図であって、第16図は
平面図、第17図は着用状態を示した概略平面図、第1
8図は従来の台座が着脱自在な指輪装置の一例を示す断
面図、第19図は同他の例を示す断面図である。 11……指輪本体(装身具本体)、12……装飾体、1
3、31、42、51……凹部(取付部)、18……
脚、15、32、43、52……貫通孔(脚用貫通
孔)、19……雄ねじ(係止部材)、20……貫通孔
(装飾体用貫通孔)、30……ペンダントトップ(装飾
体本体)、40……タイ止め(装飾体本体)、50……
カフリンクス(装飾体本体)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】宝石と該宝石を支持する装飾体本体とを有
    する装飾体と、この装飾体の取付部を上部に有する装身
    具本体とを具備する装飾体付き装身具であって、 前記装飾体の装飾体本体には、該宝石の下部側を貫通さ
    せた状態で該宝石を支持する装飾体用貫通孔が形成さ
    れ、 前記装身具本体の取付部には、前記装飾体用貫通孔を貫
    通した宝石の下部側を収納し、該宝石に対して光を供給
    するための採光孔が形成されていることを特徴とする装
    飾体付き装身具。
  2. 【請求項2】前記装飾体を前記装身具本体の取付部に脱
    着自在に固定するための固定手段を具備し、 前記固定手段は、 前記装飾体本体の下部側の隅部であり、かつ前記装飾体
    用貫通孔の周辺にそれぞれ設けられた複数の脚と、 前記採光孔の周辺部に位置する装身具本体の取付部と該
    装身具本体の背面側との間に形成されて、前記脚をそれ
    ぞれ収納するための脚用貫通孔と、 前記脚用貫通孔に収納された脚に背面側から脱着自在に
    螺合され、螺合時に、該脚を装身具本体の脚用貫通孔に
    固定するための係止部材とから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の装飾体付き装身具。
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