JPH11266914A - 多面体回転身飾品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、使用者の好みや、ＴＰＯに合わせ
て装飾体を正面に出して楽しく使用して、短期間に飽き
がくることなく、経済的に使用できる身飾品を提供す
る。 【構成】 リング状に形成された支持部材の上部に２面
以上の面を持つ回転体を、回転可能に取り付け、この回
転体の各面に、宝石や装飾体を設け、押しバネの作用に
より各面で停止可能となる身飾品を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、指輪、ネックレス、
ペンダント、イヤリング、ブレスレット、ブローチ、ネ
クタイピン、カフスボタン、時計、等の身飾品に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の身飾品は支持部材に、宝
石や装飾模様を固定的に装着していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） ＴＰＯに合わせて複数個の身飾品が必要であ
る。 （ロ） 従来の指輪だと、すぐあきて買い替えていた。 （ハ） 高価なため数をそろえるとお金がかかる。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明はリング状に形成された支持部材の上部に、
２面以上の面を持つ回転体を、回転可能に取り付ける。
この回転体の各面に、宝石や装飾模様を、施し、回転体
の面を２面同時に見せるため、面と面の境にも係止孔を
設ける。押しバネの作用により、各面にストッパーが掛
る身飾品を構成している。

【０００５】

【作用】上記のように構成された身飾品は、回転体を回
転することにより、２面の宝石や装飾模様を同時に出す
事ができ、この回転体の回転を阻止し、固定された状態
になる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１ないし図１０の本発明の実施例は、指輪として使用す
る身飾品で、リング状に形成された支持部材１の上部
に、回転可能に取り付けられた回転体２に、少なくとも
２面以上の面を設け、この各面に宝石や装飾模様３を施
し、回転させた場合に各面で停止可能にするために、回
転体２の内部に押しバネ１０を設け、押しバネカバー１
１で蓋をして装着することにより、回転体２に刻まれた
係止孔６と突起５とにより、各面で停止可能になるよう
に構成されている。尚、図１１と図１２は時計がブレス
レットに変化した実施例である。

【０００７】

【発明の効果】一個の指輪で、使用者の好み、あるいは
ＴＰＯに合わせて宝石や装飾体を正面に位置させて使用
することができ、飽きにくく、経済的に使用することが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の正面図。

【図２】本発明の実施例の平面図。

【図３】本発明の実施例の支持部材を示す斜視図。

【図４】本発明の実施例の回転体を示す斜視図。

【図５】本発明の実施例の分解斜視図。

【図６】本発明の実施例の回転体の断面図。

【図７】本発明の実施例の回転体の応用断面図。

【図８】本発明の実施例の回転体の時計とブレスレット
の断面図。

【図９】本発明の実施例の回転体を連結した斜視図。

【図１０】本発明の実施例の回転体を連結した斜視図。

【図１１】本発明の実施例の腕時計の斜視図。

【図１２】本発明の実施例の図１１を回転させブレスレ
ットに変化した斜視図。

【符号の説明】

１ 支持部材 ２ 回転体 ３ 宝石、装飾模様 ４ ビス ５ 突起 ６ 係止孔 ７ ネジ切り孔 ８ 孔 ９ 回転体孔 １０ 押しバネ １１ 押しバネ蓋

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リング状に形成された支持部材の上部
   に、２面以上の面を持つ回転体を回転可能に取り付け
   る。この回転体の各面に宝石や装飾模様を施し、回転さ
   せた場合、押しバネの作用により各面で停止可能にする
   ことを特徴とする身飾品。
2. 【請求項２】 リング状に形成された支持部材の上部
   に、２面以上の面を持つ回転体を回転可能に取り付け
   る。押しバネの作用により、各面で停止可能な回転体
   を、２個以上連結することを特徴とする身飾品。