JP2000188363A - Icハンドラ - Google Patents

Icハンドラ

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JP2000188363A JP10364330A JP36433098A JP2000188363A JP 2000188363 A JP2000188363 A JP 2000188363A JP 10364330 A JP10364330 A JP 10364330A JP 36433098 A JP36433098 A JP 36433098A JP 2000188363 A JP2000188363 A JP 2000188363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICパッケージの検査を効率良く行えるよう
にするICハンドラを提供する。 【解決手段】 本ICハンドラは、IC検査装置上に位
置する被験ICパッケージのリードをIC検査装置のコ
ンタクト端子に接触、押圧して、リードとコンタクト端
子との導通を維持するコンタクトプッシャ10を備え
る。コンタクトプッシャ10が、コンタクトプッシャ本
体10aと、伸縮部13を介してコンタクトプッシャ本
体の幅方向の両側縁にそれぞれ設けられ、相互の間隔が
伸縮部の伸縮により調整される2本のプッシャ脚部10
bとを備える。また、コンタクトプッシャは、被験IC
パッケージのリードの肩から対面のリードの肩までのリ
ード間幅15を測定する寸法測定部11と、寸法測定部
により測定されたリード間幅の測定値に基づいて、伸縮
部の動作を制御して2本のプッシャ脚部の間隔を所定の
長さに調整するコンタクトプッシャ幅制御部12とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC検査装置上に
位置する被験ICパッケージのリードをIC検査装置の
コンタクト端子に接触、押圧して、リードとコンタクト
端子との導通を維持するコンタクトプッシャを備えたI
Cハンドラに関し、更に詳細には、自在に2本のプッシ
ャ脚部の間隔を調整し、ICパッケージの検査を効率的
に行えるようにしたICハンドラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージの検査では、検査装置に
ICパッケージをセットする際、コンタクトプッシャを
有するICハンドラを使うことが多い。コンタクトプッ
シャとは、IC検査装置上に位置する被験ICパッケー
ジのリードをIC検査装置のコンタクト端子に接触、押
圧して、リードとコンタクト端子との導通を維持する治
具である。
【0003】ここで、図3を参照して、ICハンドラに
設けた従来のコンタクトプッシャの構成を説明する。図
3はICハンドラに設けた従来のコンタクトプッシャの
構成を示す模式的側面図である。従来のコンタクトプッ
シャ30は、図3に示すように、コンタクトプッシャ本
体30aとコンタクトプッシャ本体30aの両側に設け
られたプッシャ脚部30bとから構成されている。両プ
ッシャ脚部30bのプッシャ脚部間隔34は、被験IC
パッケージ31のリードの肩から反対側のリードの肩ま
でのリード間幅35に等しくなっている。
【0004】コンタクトプッシャ30は、検査装置(図
示せず)のソケット接続子33の上方に位置する被験I
Cパッケージ31に対して上方から下降し、プッシャ脚
部30bを被験ICパッケージ31のリードの成形され
た平坦部32に接触させ、次いで平坦部32を押圧して
検査装置のソケット接触子33に接触させる。これによ
り、被験ICパッケージ31の各リードと、それに対応
するソケット接触子33とを一対一で電気的に導通さ
せ、検査装置により電気特性試験に必要なデータを得る
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ICハンドラ
に設けた従来のコンタクトプッシャ30には、次のよう
な問題があった。即ち、プッシャ脚部30bが、コンタ
クトプッシャ本体30aの両側に固定され、両プッシャ
脚部30bの間隔(内寸)34が、一定、不変であるの
に対して、一方、被験ICパッケージのリードの成形寸
法、形状は、ICパッケージを加工する際の加工装置の
能力、或いは樹脂封止の際の成形金型の変形、劣化等に
伴い、しばしば変動する。
【0006】その結果、従来のコンタクトプッシャ30
では、プッシャ脚部間隔34が一定で不変であるため
に、リードの肩から肩までのリード間幅35がプッシャ
脚部間隔34より大きいときには、図4に示すように、
プッシャ脚部30b間に被験ICパッケージが噛み込ま
れて、被験ICパッケージに損傷が生じるおそれがあ
る。逆に、リード間幅35がプッシャ脚部間隔34より
小さいときには、図5に示すように、プッシャ脚部30
bがリードの平坦部32上に接触し押圧することができ
ないので、被験ICパッケージの各リードと、それに対
応する検査装置のソケット接触子との接触が悪く、オー
プン不良が発生する要因となる。
【0007】この結果、ICパッケージの損傷による製
品歩留りの低下、オープン不良の発生による検査能率の
低下等の問題が生じ、検査作業の生産性を向上させるこ
とが難しかった。
【0008】そこで、本発明の目的は、ICパッケージ
の検査を効率良く行えるようにするICハンドラを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るICハンドラは、IC検査装置上に位
置する被験ICパッケージのリードをIC検査装置のコ
ンタクト端子に接触、押圧して、リードとコンタクト端
子との導通を維持するコンタクトプッシャを備えたIC
ハンドラにおいて、コンタクトプッシャが、コンタクト
プッシャ本体と、伸縮部を介してコンタクトプッシャ本
体の幅方向の両側縁にそれぞれ設けられ、相互の間隔が
伸縮部の伸縮により調整される2本のプッシャ脚部とを
備え、被験ICパッケージのリードの肩から対面のリー
ドの肩までのリード間幅を測定する寸法測定部と、寸法
測定部により測定されたリード間幅の測定値に基づい
て、伸縮部の動作を制御して2本のプッシャ脚部の間隔
を所定の長さに調整するコンタクトプッシャ幅制御部と
を備えていることを特徴としている。
【0010】本発明のICハンドラでは、コンタクトプ
ッシャ幅制御部が寸法測定部により測定されたリード間
幅の測定値に基づいて、伸縮部の動作を制御して2本の
プッシャ脚部の間隔を所定の長さ、例えばリード間幅の
測定値に調整することにより、適正なプッシャ脚部間隔
で被験ICパッケージのリードを検査装置のコンタクト
端子に接触、導通させることができるので、従来のコン
タクトプッシャのように、被験ICパッケージのかみ込
み、オープン不良等の事故が生じることが無い。
【0011】伸縮部は、エア・アクチュエータ駆動によ
る伸縮機構、又は油圧アクチュエータ駆動による伸縮機
構を備えている。更には、電気モータ駆動の伸縮機構で
も良い。
【0012】本発明の好適な実施態様では、2本のプッ
シャ脚部の間隔を測定するプッシャ脚部幅測定部を備
え、プッシャ脚部幅測定部で測定したプッシャ脚部の間
隔の測定値をコンタクトプッシャ幅制御部にフィードバ
ックし、伸縮部の動作をフィードバック制御する。
【0013】本発明の実施態様では、寸法測定部は、被
験ICパッケージの群中の所定個数のICパッケージの
リード間幅を測定して平均し、平均値を被験ICパッケ
ージの群のICパッケージのリード間幅とする。また
は、寸法測定部は、被験ICパッケージの群中の任意の
個数毎に被験ICパッケージのリード間幅を測定し、そ
の測定値を次回の測定までの被験ICパッケージのリー
ド間幅とする。
【0014】本発明のICハンドラは、リードを有する
ICパッケージに適用でき、特に、ガルウィング形状の
リード形状を有するICパッケージ、例えばTSOP、
QFPパターニング等の検査に好適に適用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に
説明する。実施形態例1 本実施形態例は、本発明に係るICハンドラの実施形態
の一例であって、図1は本実施形態例のICハンドラの
要部、即ちコンタクトプッシャの構成を示す模式的側面
図である。本実施形態例のICハンドラに設けたコンタ
クトプッシャ10は、TSOP型ICパッケージを検査
する際に使用されるものであって、図1に示すように、
コンタクトプッシャ本体10aと、コンタクトプッシャ
本体10aの両側にそれぞれ伸縮部13を介して設けら
れたプッシャ脚部10bと、寸法測定部11と、コンタ
クトプッシャ幅制御部12とを備える。
【0016】伸縮部13は、エア・アクチュエータ駆動
の伸縮機構(図示せず)を備え、伸縮機構の伸縮によ
り、プッシャ脚部10bをコンタクトプッシャ本体10
aから横方向に進退させ、コンタクトプッシャ本体10
aとプッシャ脚部10bの間隔、従ってプッシャ脚部間
隔16を調整することができ、かつコンタクトプッシャ
10aと縦方向に一体的に両プッシャ脚部10bを移動
させることができる。
【0017】寸法測定部11は、検査対象の被験ICパ
ッケージ14のリードの肩から対面のリードの肩までの
リード間幅15を測定する測定装置である。寸法測定部
11は、幅15の測定値をコンタクトプッシャ幅制御部
12に伝達する。コンタクトプッシャ幅制御部12は、
リード間幅15の測定値に基づいて、伸縮部13のエア
・アクチュエータに空気を送って動作させ、プッシャ脚
部間隔16がリード間幅15の測定値になるように、2
本のプッシャ脚部10bのプッシャ脚部間隔16を調整
する。
【0018】以下、図1を参照して、本実施形態例のコ
ンタクトプッシャ10の動作を説明する。まず、被験I
Cパッケージ14を検査装置のソケット接続子17上に
載置する前に、例えばICパッケージ14が供給トレ
イ、供給シャトル上にある間に、寸法測定部11により
被験ICパッケージ14のリードの肩から対面のリード
の肩までのリード間幅15を測定する。
【0019】次いで、予め設定したプッシャ脚部間隔1
6とICパッケージ14のリード間幅15との相関デー
タ及び寸法測定部11のリード間幅の測定値を基にし
て、コンタクトプッシャ幅制御部12により伸縮部13
のエア・アクチュエータの動作を制御することにより、
プッシャ脚部間隔16が寸法測定部11で測定したリー
ド間幅の測定値になるように調整する。すなわち、リー
ド間幅15の測定値が、設定プッシャ脚部間隔16より
大きい場合には、プッシャ脚部間隔16を広げて、寸法
測定部11のリード間幅の測定値と同じ幅になるように
調整する。逆に、リード間幅15の測定値が、設定プッ
シャ脚部間隔16より小さい場合には、プッシャ脚部間
隔16を狭めて、寸法測定部11のリード間幅の測定値
と同じ幅になるように調整する。
【0020】このようにして、プッシャ脚部間隔16が
寸法測定部11のリード間幅の測定値と同じ幅になった
後、コンタクトプッシャ10は、検査装置のソケット接
続子17の上方に位置する被験ICパッケージ14に向
けて上方から下降して、プッシャ脚部10bがリードの
成形された平坦部18に接触する。続いて、プッシャ脚
部10bを平坦部18に接触させた状態で、更にコンタ
クトプッシャ10を下降させ、リードの平坦部18をソ
ケット接触子17に接触させ、押圧する。これにより、
検査装置による電気特性試験時に、被験ICパッケージ
14の各リードと対応するソケット接触子17との確実
な電気的な導通を得ることができる。
【0021】以上のコンタクトプッシャ10の動作によ
り、適正なプッシャ脚部間隔16でICパッケージ14
のリードの平坦部18を押圧してソケット接続子17に
コンタクトさせている。
【0022】従来のコンタクトプッシャ30では、リー
ド間幅15が、プッシャ脚部間隔16より大きい場合に
は、図4に示すように、コンタクトプッシャ10のプッ
シャ脚部10b間にICパッケージを挟み込んだ状態
(これをかみ込みと称する)が発生する。また、リード
間幅15が、プッシャ脚部間隔16より小さい場合に
は、図5に示すように、ICパッケージ14のリードと
ソケット接触子17との間で電気的な導通を得られない
状態(オープン不良)が発生するポテンシャルを有して
いる。しかし、本実施形態例のコンタクトプッシャ10
では、適正なプッシャ脚部間隔16でICパッケージ1
4のリードの平坦部18を押圧してソケット接続子17
にコンタクトさせているので、従来のコンタクトプッシ
ャのような、ICパッケージのかみ込み、オープン不良
が生じない。
【0023】従来のコンタクトプッシャ30では、IC
パッケージのかみ込み事故発生件数が、平均約15回/
月・台(発生率:約300ppm)、オープン不良率
が、平均約0.10%であった。これに対して、本実施
形態例のコンタクトプッシャ10では、ICパッケージ
のかみ込み発生事故件数は、平均約0.5回/月・台
(発生率:約3ppm)、オープン不良率は、平均約
0.00%に改善された。
【0024】本実施形態例のICハンドラは、ICパッ
ケージの加工設備の能力低下や樹脂封止の成形金型の変
形、劣化等に伴うICパッケージの成形寸法の変動に応
じて流動的に対応できるので、ICパッケージのかみ込
みによる検査設備の稼働率の低下、ジャミング解除の工
数増大、オープン不良による歩留低下を防止できる効果
がある。
【0025】実施形態例2 本実施形態例は、本発明に係るICハンドラの実施形態
の別の例であって、図2は本実施形態例のICハンドラ
の要部、コンタクトプッシャの構成を示す模式的側面図
である。本実施形態例のICハンドラに設けたコンタク
トプッシャ20は、TSOP型ICパッケージを検査す
る際に使用されるものであって、図2に示すように、コ
ンタクトプッシャ本体20aと、コンタクトプッシャ本
体20aの両側にそれぞれ伸縮部23を介して設けられ
たプッシャ脚部20bと、寸法測定部21と、コンタク
トプッシャ幅制御部22と、プッシャ脚部間隔寸法測定
部29を備えている。
【0026】伸縮部23は、エア・アクチュエータ駆動
の伸縮機構(図示せず)を備え、伸縮機構の伸縮によ
り、プッシャ脚部20bをコンタクトプッシャ本体20
aから横方向に進退させ、コンタクトプッシャ本体20
aとの間隔、従ってプッシャ脚部間隔26を調整するこ
とができ、かつコンタクトプッシャ20aと縦方向に一
体的に両プッシャ脚部20bを移動させることができ
る。
【0027】寸法測定部21は、検査対象のICパッケ
ージ24のリードの肩から対面のリードの肩までのリー
ド間幅25を測定する測定装置である。寸法測定部21
は、リード間幅25の測定値をコンタクトプッシャ幅制
御部22に伝達する。コンタクトプッシャ幅制御部22
は、リード間幅25の測定値に基づいて、伸縮部23の
エア・アクチュエータに空気を送って動作させ、プッシ
ャ脚部20bのプッシャ脚部間隔26がリード間幅25
の測定値になるように、プッシャ脚部間隔16を調整す
る。コンタクトプッシャ幅寸法測定部29は、プッシャ
脚部間隔26を測定する測定器を備え、プッシャ脚部間
隔26の測定値をコンタクトプッシャ幅制御部22に伝
達する。
【0028】以下、図2を参照して、本実施形態例のコ
ンタクトプッシャ20の動作を説明する。まず、被験I
Cパッケージ24を検査装置のソケット接続子上に載置
する前に、例えばICパッケージ24が供給トレイ、供
給シャトル上にある間に、寸法測定部21により被験I
Cパッケージ24のリードの肩から対面のリードの肩ま
でのリード間幅25を測定する。
【0029】次いで、予め設定したプッシャ脚部間隔2
6とICパッケージ24のリード間幅25との相関デー
タ及び寸法測定部21のリード間幅15の測定値を基に
して、コンタクトプッシャ幅制御部22により伸縮部2
3のエア・アクチュエータの動作を制御することによ
り、プッシャ脚部間隔26が寸法測定部21のリード間
幅の測定値になるように調整する。
【0030】すなわち、ICパッケージ24のリード間
幅25が、設定プッシャ脚部間隔26より大きい場合に
は、プッシャ脚部間隔26を広げて、寸法測定部21の
測定値と同じ幅になるように調整する。逆に、ICパッ
ケージ24のリード間幅25が設定プッシャ脚部間隔2
6より小さい場合には、プッシャ脚部間隔26を狭め
て、寸法測定部21の測定値と同じ幅になるように調整
する。この際、コンタクトプッシャ幅寸法測定部29で
測定したプッシャ脚部間隔26の測定値をコンタクトプ
ッシャ幅制御部22にフィードバックし、伸縮部23の
エア・アクチュエータの動作をフィードバック制御する
ことにより、プッシャ脚部間隔26の調整をより速やか
にすることができる。
【0031】このようにして、プッシャ脚部20b幅
(内寸)26が寸法測定部21の測定値と同じ幅になっ
た後、コンタクトプッシャ20は、検査装置のソケット
接続子27の上方に位置するICパッケージ24に向け
て上方から下降して、プッシャ脚部20bがリードの成
形された平坦部28に接触する。続いて、プッシャ脚部
20bを平坦部28に接触させた状態で、更にコンタク
トプッシャ20を下降させ、リードの平坦部28をソケ
ット接触子27に接触させ、押圧する。これにより、検
査装置による電気特性試験時に、被験ICパッケージ2
4の各リードと対応するソケット接触子27との確実な
電気的な導通を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の構成によれば、コンタクトプッ
シャ幅制御部が寸法測定部により測定されたリード間幅
の測定値に基づいて、伸縮部の動作を制御して2本のプ
ッシャ脚部の間隔を所定の長さに調整することにより、
適正なプッシャ脚部間隔で被験ICパッケージのリード
を検査装置のコンタクト端子に接触、導通させているの
で、従来のコンタクトプッシャのように、被験ICパッ
ケージのかみ込み、オープン不良が生じないことが無
い。本発明に係るICハンドラは、ICパッケージの加
工設備の能力や樹脂封止の成形金型の変形、劣化等に伴
うICパッケージの成形寸法の変動に応じて流動的に対
応できるので、ICパッケージのかみ込みによる検査設
備の稼働率の低下、ジャミング解除の工数増大、オープ
ン不良による歩留低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1のICハンドラの要部、即ちコン
タクトプッシャの構成を示す模式的側面図である。
【図2】実施形態例2のICハンドラの要部、即ちコン
タクトプッシャの構成を示す模式的側面図である。
【図3】ICハンドラに設けられた従来のコンタクトプ
ッシャの構成を示す模式的側面図である。
【図4】ICパッケージのかみ込み現象を示す模式図で
ある。
【図5】ICパッケージのオープン不良現象を示す模式
図である。
【符号の説明】
10 実施形態例1のICハンドラに設けたコンタクト
プッシャ 10a、20a、30a コンタクトプッシャ本体 10b、20b、30b プッシャ脚部 11、21 寸法測定部 12、22 コンタクトプッシャ幅制御部 13、23 伸縮部 14、24、31 ICパッケージ 15、25、35 リード間幅 16、26、34 プッシャ脚部間隔 17、27、33 ソケット接続子 18、28、32 リードの平坦部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IC検査装置上に位置する被験ICパッ
    ケージのリードをIC検査装置のコンタクト端子に接
    触、押圧して、リードとコンタクト端子との導通を維持
    するコンタクトプッシャを備えたICハンドラにおい
    て、 コンタクトプッシャが、コンタクトプッシャ本体と、伸
    縮部を介してコンタクトプッシャ本体の幅方向の両側縁
    にそれぞれ設けられ、相互の間隔が伸縮部の伸縮により
    調整される2本のプッシャ脚部とを備え、 被験ICパッケージのリードの肩から対面のリードの肩
    までのリード間幅を測定する寸法測定部と、 寸法測定部により測定されたリード間幅の測定値に基づ
    いて、伸縮部の動作を制御して2本のプッシャ脚部の間
    隔を所定の長さに調整するコンタクトプッシャ幅制御部
    とを備えていることを特徴とするICハンドラ。
  2. 【請求項2】 伸縮部は、エア・アクチュエータ駆動に
    よる伸縮機構を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載のICハンドラ。
  3. 【請求項3】 伸縮部は、油圧アクチュエータ駆動によ
    る伸縮機構を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載のICハンドラ。
  4. 【請求項4】 2本のプッシャ脚部の間隔を測定するプ
    ッシャ脚部幅測定部を備え、 プッシャ脚部幅測定部で測定したプッシャ脚部の間隔の
    測定値をコンタクトプッシャ幅制御部にフィードバック
    し、伸縮部の動作をフィードバック制御することを特徴
    とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のI
    Cハンドラ。
  5. 【請求項5】 寸法測定部は、被験ICパッケージの群
    中の所定個数のICパッケージのリード間幅を測定して
    平均し、平均値を被験ICパッケージの群のICパッケ
    ージのリード間幅とするようにしたことを特徴とする請
    求項1から4のうちのいずれか1項に記載のICハンド
    ラ。
  6. 【請求項6】 寸法測定部は、被験ICパッケージの群
    中の任意の個数毎に被験ICパッケージのリード間幅を
    測定し、その測定値を次回の測定までの被験ICパッケ
    ージのリード間幅とするようにしたことを特徴とする請
    求項1から4のうちのいずれか1項に記載のICハンド
    ラ。
  7. 【請求項7】 ICパッケージが、ガルウィング形状の
    リード形状を有するICパッケージであることを特徴と
    する請求項1から6のうちのいずれか1項に記載のIC
    ハンドラ。
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