JP2000188299A - 半導体素子の実装構造 - Google Patents
半導体素子の実装構造Info
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- H01L2224/16151—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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- H01L2924/15311—Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強固でかつ長期にわたり安定した電気接続を
維持させることのできる長期使用信頼性に顕著に優れた
半導体素子の実装構造を提供すること。 【解決手段】 配線基板2の上面4に形成した電極8
に、半導体素子1の下面5に形成した電極6を接続する
ように成した半導体素子1の実装構造であって、配線基
板2の上面4に半導体素子1の下面5と同面積もしくは
それより小さい面積で突出せしめた半導体素子接続面7
を形成するとともに、該半導体素子接続面7と半導体素
子1との間にフィラーを混入した熱硬化性樹脂から成る
充填材10を介在させたことを特徴とする。
維持させることのできる長期使用信頼性に顕著に優れた
半導体素子の実装構造を提供すること。 【解決手段】 配線基板2の上面4に形成した電極8
に、半導体素子1の下面5に形成した電極6を接続する
ように成した半導体素子1の実装構造であって、配線基
板2の上面4に半導体素子1の下面5と同面積もしくは
それより小さい面積で突出せしめた半導体素子接続面7
を形成するとともに、該半導体素子接続面7と半導体素
子1との間にフィラーを混入した熱硬化性樹脂から成る
充填材10を介在させたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の実装
構造に関し、特に大型の配線基板上に半導体素子を例え
ばロウ付けにより表面実装し、更にその配線基板と半導
体素子の間に熱硬化性樹脂を含む充填材を注入硬化させ
た実装構造を有し、熱履歴特性,使用耐久性,信頼性等
に優れた半導体素子の実装構造に関する。
構造に関し、特に大型の配線基板上に半導体素子を例え
ばロウ付けにより表面実装し、更にその配線基板と半導
体素子の間に熱硬化性樹脂を含む充填材を注入硬化させ
た実装構造を有し、熱履歴特性,使用耐久性,信頼性等
に優れた半導体素子の実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、配線基板は絶縁基板の表面あ
るいは内部にメタライズ配線層が配設された構造のもの
が知られている。また、このような配線基板の代表的な
例として、半導体素子(特にLSI(大規模集積回路素
子)等の半導体集積回路素子)を収容するための半導体
素子収納用パッケージは、例えばアルミナセラミックス
からなる絶縁基板の表面および内部に、タングステン,
モリブデン等の高融点金属粉末から成る複数個のメタラ
イズ配線層が配設され、上部に載置される半導体素子と
電気的に接続される。
るいは内部にメタライズ配線層が配設された構造のもの
が知られている。また、このような配線基板の代表的な
例として、半導体素子(特にLSI(大規模集積回路素
子)等の半導体集積回路素子)を収容するための半導体
素子収納用パッケージは、例えばアルミナセラミックス
からなる絶縁基板の表面および内部に、タングステン,
モリブデン等の高融点金属粉末から成る複数個のメタラ
イズ配線層が配設され、上部に載置される半導体素子と
電気的に接続される。
【0003】一般に、半導体素子の集積度が高まるほ
ど、半導体素子に形成される電極数も増大するが、これ
に伴い半導体収納用パッケージにおける端子数も増大す
ることになる。そして、電極数が増大しても、対応させ
る接続端子の設置密度を変えない場合は、パッケージ自
体の寸法を大きくする必要があるが、最近では、パッケ
ージの小型化ニーズが強いため、その寸法増大には限界
がある。
ど、半導体素子に形成される電極数も増大するが、これ
に伴い半導体収納用パッケージにおける端子数も増大す
ることになる。そして、電極数が増大しても、対応させ
る接続端子の設置密度を変えない場合は、パッケージ自
体の寸法を大きくする必要があるが、最近では、パッケ
ージの小型化ニーズが強いため、その寸法増大には限界
がある。
【0004】したがって、パッケージにおける接続端子
の設置密度は勢い高くならざるをえないが、それも最近
の半導体素子の高度集積化傾向に対しては、従来のワイ
ヤボンディング方式の接続方法では十分な対応が困難で
あり、限界に近づきつつある。
の設置密度は勢い高くならざるをえないが、それも最近
の半導体素子の高度集積化傾向に対しては、従来のワイ
ヤボンディング方式の接続方法では十分な対応が困難で
あり、限界に近づきつつある。
【0005】そのため最近では、パッケージと半導体素
子との接続は、半導体素子の周辺からパッケージの接続
端子ワイヤーで繋ぐ所謂ワイヤボンディング方式から、
半導体素子下面の接続用電極とパッケージの接続端子と
を直接ロウ付けするフリップチップ仕様へと移行しつつ
ある。
子との接続は、半導体素子の周辺からパッケージの接続
端子ワイヤーで繋ぐ所謂ワイヤボンディング方式から、
半導体素子下面の接続用電極とパッケージの接続端子と
を直接ロウ付けするフリップチップ仕様へと移行しつつ
ある。
【0006】また、このようなフリップチップ仕様によ
る接続では、半導体素子とパッケージの間に、球状のフ
ィラーを含む熱硬化性の樹脂から成る充填材を注入・硬
化させ、半導体素子のロウ付け接続部を機械的に補強す
ることがしばしば行われる。さらに、配線基板の実装構
造は、前記半導体素子が装着されたパッケージ(配線基
板)の接続端子と外部電極回路基板の配線導体とを電気
的に接続して成る。
る接続では、半導体素子とパッケージの間に、球状のフ
ィラーを含む熱硬化性の樹脂から成る充填材を注入・硬
化させ、半導体素子のロウ付け接続部を機械的に補強す
ることがしばしば行われる。さらに、配線基板の実装構
造は、前記半導体素子が装着されたパッケージ(配線基
板)の接続端子と外部電極回路基板の配線導体とを電気
的に接続して成る。
【0007】外部電極回路基板は、しばしば、プリント
基板などの樹脂成分を含有する有機質材料や有機質材料
と無機質材料との複合材等で構成される。
基板などの樹脂成分を含有する有機質材料や有機質材料
と無機質材料との複合材等で構成される。
【0008】しかしながら、BGA(ボールグリッドア
レイ)のような高密度で接続用端子を形成した配線基板
において、絶縁基板として従来より使用されているアル
ミナ,ムライト等のセラミックスを用いると、ガラス−
エポキシ樹脂複合材料などの有機樹脂を含むプリント基
板等の外部電気回路基板に表面実装した場合、半導体素
子の作動時に発する熱が、絶縁基板と外部電気回路基板
の両方に繰り返し印加され、前記外部電気回路基板と絶
縁基板との熱膨張係数差によって熱応力が発生し、この
応力によって接続用端子が絶縁基板より剥離したり、接
続部にクラックなどが生じ、配線基板を外部電気回路基
板上に長期にわたり安定に維持できないという問題があ
った。
レイ)のような高密度で接続用端子を形成した配線基板
において、絶縁基板として従来より使用されているアル
ミナ,ムライト等のセラミックスを用いると、ガラス−
エポキシ樹脂複合材料などの有機樹脂を含むプリント基
板等の外部電気回路基板に表面実装した場合、半導体素
子の作動時に発する熱が、絶縁基板と外部電気回路基板
の両方に繰り返し印加され、前記外部電気回路基板と絶
縁基板との熱膨張係数差によって熱応力が発生し、この
応力によって接続用端子が絶縁基板より剥離したり、接
続部にクラックなどが生じ、配線基板を外部電気回路基
板上に長期にわたり安定に維持できないという問題があ
った。
【0009】そこで、従来のアルミナ,ムライト等のセ
ラミックスに代えて、絶縁基板を高熱膨張ガラスセラミ
ックスによって形成することによって、配線基板と外部
電気回路基板との熱膨張差を小さくすることにより接続
信頼性を改善するに至った(例えば、特開平8−279
574号公報,特願平8−322038号を参照)。
ラミックスに代えて、絶縁基板を高熱膨張ガラスセラミ
ックスによって形成することによって、配線基板と外部
電気回路基板との熱膨張差を小さくすることにより接続
信頼性を改善するに至った(例えば、特開平8−279
574号公報,特願平8−322038号を参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高熱膨張材料を絶縁基板として用いた場合には、配
線基板表面に実装されるシリコンより成る半導体素子
(熱膨張係数: 2〜3ppm/℃)との熱膨張係数差が
大きくなり、その結果、半導体素子と配線基板との熱膨
張係数差により半導体素子の作動,停止で発生する応力
によって、半導体素子と配線基板との間の接着層が剥離
するという新たな問題が発生することがあった。
うな高熱膨張材料を絶縁基板として用いた場合には、配
線基板表面に実装されるシリコンより成る半導体素子
(熱膨張係数: 2〜3ppm/℃)との熱膨張係数差が
大きくなり、その結果、半導体素子と配線基板との熱膨
張係数差により半導体素子の作動,停止で発生する応力
によって、半導体素子と配線基板との間の接着層が剥離
するという新たな問題が発生することがあった。
【0011】上記高熱膨張材料を絶縁基板として半導体
素子を載置,実装した場合、半導体素子の作動時に発す
る熱が絶縁基板に繰り返し印加されると、半導体素子と
絶縁基板との熱膨張係数差が5ppm/℃以上で大きい
ために、熱応力歪みが発生する。
素子を載置,実装した場合、半導体素子の作動時に発す
る熱が絶縁基板に繰り返し印加されると、半導体素子と
絶縁基板との熱膨張係数差が5ppm/℃以上で大きい
ために、熱応力歪みが発生する。
【0012】この熱応力は、パッケージにおける端子数
が300未満の比較的少ない場合には発生する熱応力も
小さいが、接続端子数が300以上となるような大型の
パッケージでは、発生する応力も増大する傾向にあり、
半導体素子の作動・停止により、この応力がパッケージ
の半導体素子の実装部に繰り返し印加されると、半導体
素子と絶縁基板と間の接着層に応力が集中し、半導体素
子と接着層の界面及び接着層と絶縁基板の界面で剥離が
生じ、半導体素子を安定に固定できない致命的な欠点を
有していた。
が300未満の比較的少ない場合には発生する熱応力も
小さいが、接続端子数が300以上となるような大型の
パッケージでは、発生する応力も増大する傾向にあり、
半導体素子の作動・停止により、この応力がパッケージ
の半導体素子の実装部に繰り返し印加されると、半導体
素子と絶縁基板と間の接着層に応力が集中し、半導体素
子と接着層の界面及び接着層と絶縁基板の界面で剥離が
生じ、半導体素子を安定に固定できない致命的な欠点を
有していた。
【0013】そこで本発明では、上記のような従来の問
題を完全に解消することができ、しかも強固でかつ長期
にわたり安定した電気接続を維持させることのできる長
期使用信頼性に顕著に優れた半導体素子の実装構造を提
供することを目的とする。
題を完全に解消することができ、しかも強固でかつ長期
にわたり安定した電気接続を維持させることのできる長
期使用信頼性に顕著に優れた半導体素子の実装構造を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体素子の実
装構造は、上面に半導体素子の下面と同面積もしくはそ
れより小さい面積で突出する半導体素子接続面を有する
とともに、該半導体素子接続面に接続パッドを形成して
成る配線基板と、下面に電極を有する半導体素子とから
成り、前記配線基板の接続パッドに前記半導体素子の電
極を接続し、且つ前記半導体素子接続面と前記半導体素
子との間にフィラーを混入した熱硬化性樹脂から成る充
填材を介在させたことを特徴とする。
装構造は、上面に半導体素子の下面と同面積もしくはそ
れより小さい面積で突出する半導体素子接続面を有する
とともに、該半導体素子接続面に接続パッドを形成して
成る配線基板と、下面に電極を有する半導体素子とから
成り、前記配線基板の接続パッドに前記半導体素子の電
極を接続し、且つ前記半導体素子接続面と前記半導体素
子との間にフィラーを混入した熱硬化性樹脂から成る充
填材を介在させたことを特徴とする。
【0015】また、半導体素子接続面の突出高さが15
〜50μmであることを特徴とする。また、熱硬化性樹
脂が、ノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂の1種以上から成ることを特徴とする。
〜50μmであることを特徴とする。また、熱硬化性樹
脂が、ノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂の1種以上から成ることを特徴とする。
【0016】半導体素子と配線基板との接続部において
クラックが生じる場合を大きく2つに分けると、半導
体素子と配線基板との間に注入硬化させる充填材の充填
不良によるボイド部から発生する場合、及び半導体素
子、絶縁基板などの熱膨張係数差により、充填材の外部
から発生する場合となる。
クラックが生じる場合を大きく2つに分けると、半導
体素子と配線基板との間に注入硬化させる充填材の充填
不良によるボイド部から発生する場合、及び半導体素
子、絶縁基板などの熱膨張係数差により、充填材の外部
から発生する場合となる。
【0017】本発明によれば、配線基板の半導体素子の
接続される面が半導体素子と同面積もしくはそれより小
さい面積で且つ好適範囲で突出させ、配線基板と半導体
素子との間にフィラー(好適には球状粉末)を混入させ
た熱硬化性樹脂から成る充填材を介在させることによ
り、熱膨張係数差により発生するクラックの進行を防ぐ
ことができる。これにより、半導体素子と配線基板との
間で接続不良を起こすことが無く、長期にわたり確実で
強固な電気的接続が保持させることができる。そして、
たとえ半導体素子と配線基板との熱膨張係数差が5pp
m/℃以上であっても半導体素子を安定的に固定するこ
とができる。
接続される面が半導体素子と同面積もしくはそれより小
さい面積で且つ好適範囲で突出させ、配線基板と半導体
素子との間にフィラー(好適には球状粉末)を混入させ
た熱硬化性樹脂から成る充填材を介在させることによ
り、熱膨張係数差により発生するクラックの進行を防ぐ
ことができる。これにより、半導体素子と配線基板との
間で接続不良を起こすことが無く、長期にわたり確実で
強固な電気的接続が保持させることができる。そして、
たとえ半導体素子と配線基板との熱膨張係数差が5pp
m/℃以上であっても半導体素子を安定的に固定するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0019】図1に、半導体素子1がBGA型パッケー
ジである配線基板2の上面4に実装され、さらに、配線
基板2が外部電気回路基板3に実装された様子を模式的
に示す。
ジである配線基板2の上面4に実装され、さらに、配線
基板2が外部電気回路基板3に実装された様子を模式的
に示す。
【0020】半導体素子1は例えば主としてSi等から
成り、その下面5にはCuを主成分とする接続用電極6
が多数形成されている。また、配線基板2の上面4に
は、半導体素子1の下面5と同面積もしくはそれより小
さい面積で、且つ高さhが15〜50μmに突出せしめ
た半導体素子接続面7を形成している。この半導体素子
接続面7には、配線基板2の内部に形成されたメタライ
ズ配線(層)5に接続されたCuを主成分とした接続パ
ッド8が多数形成されている。そして、半導体素子1の
下面5側の電極と配線基板2の上面4側の電極とが、半
田バンプ9を介して接続されているとともに、半導体素
子1と配線基板2の上面4との間に、吸湿を防止し強度
を向上させるために石英ガラス,アルミナ,ジルコニア
等から成るフィラーを混入させた熱硬化性樹脂から成る
充填材10を介在させている。なお、図中11,12は
Cu等を主成分とする接続用導体であり、13は半田バ
ンプ、14は半田ペーストである。
成り、その下面5にはCuを主成分とする接続用電極6
が多数形成されている。また、配線基板2の上面4に
は、半導体素子1の下面5と同面積もしくはそれより小
さい面積で、且つ高さhが15〜50μmに突出せしめ
た半導体素子接続面7を形成している。この半導体素子
接続面7には、配線基板2の内部に形成されたメタライ
ズ配線(層)5に接続されたCuを主成分とした接続パ
ッド8が多数形成されている。そして、半導体素子1の
下面5側の電極と配線基板2の上面4側の電極とが、半
田バンプ9を介して接続されているとともに、半導体素
子1と配線基板2の上面4との間に、吸湿を防止し強度
を向上させるために石英ガラス,アルミナ,ジルコニア
等から成るフィラーを混入させた熱硬化性樹脂から成る
充填材10を介在させている。なお、図中11,12は
Cu等を主成分とする接続用導体であり、13は半田バ
ンプ、14は半田ペーストである。
【0021】ここで、配線基板2の半導体素子1が接続
される半導体素子接続面7が半導体素子1の下面と同面
積もしくはそれより小さい面積である理由は、半導体素
子接続面7が半導体素子1の面積より大きい場合、間に
介在させた充填材10が十分なフィレット形状を保持で
きず、配線基板2に半導体素子1を強固に接続できない
からである。また、突出部の高さhを15〜50μmの
範囲とした理由は、配線基板の熱膨張係数−半導体素子
の熱膨張係数が5ppm/℃以上でも、半導体素子を強
固に接続することができるからであり、突起部の高さが
15μmより小さい場合、クラックの進行を防止するこ
とができない場合があり、また50μmより大きい場
合、充填した充填材10が十分なフィレット形状を保持
できないからである。
される半導体素子接続面7が半導体素子1の下面と同面
積もしくはそれより小さい面積である理由は、半導体素
子接続面7が半導体素子1の面積より大きい場合、間に
介在させた充填材10が十分なフィレット形状を保持で
きず、配線基板2に半導体素子1を強固に接続できない
からである。また、突出部の高さhを15〜50μmの
範囲とした理由は、配線基板の熱膨張係数−半導体素子
の熱膨張係数が5ppm/℃以上でも、半導体素子を強
固に接続することができるからであり、突起部の高さが
15μmより小さい場合、クラックの進行を防止するこ
とができない場合があり、また50μmより大きい場
合、充填した充填材10が十分なフィレット形状を保持
できないからである。
【0022】なお、上記突出部の側面は若干内側に傾斜
面を持たせるように形成してもよく、また、その側面を
粗面状としてもよい。これにより半導体素子1のより強
固な接続が期待できる。
面を持たせるように形成してもよく、また、その側面を
粗面状としてもよい。これにより半導体素子1のより強
固な接続が期待できる。
【0023】次に、配線基板2を構成する絶縁基板につ
いて説明する。
いて説明する。
【0024】高線熱膨張係数を有する絶縁基板を構成す
る焼結体は、ガラス20〜80体積%と、フィラー成分
を80〜20体積%含有する成形体を焼成して成る。
る焼結体は、ガラス20〜80体積%と、フィラー成分
を80〜20体積%含有する成形体を焼成して成る。
【0025】ここで、ガラスとフィラーの成分を上記範
囲に限定する理由について以下に述べる。まず、ガラス
成分が20体積%より少ない(フィラー成分が80体積
%より多い)と、液相焼結することができずに高温で焼
成する必要があり、その場合、メタライズ同時焼成にお
いて、メタライズが溶融してしまうという問題がある。
一方、ガラス成分が80体積%より多い(フィラー成分
が20体積%より少ない)と、焼結体の特性がガラスの
特性に大きく依存してしまい、材料特性の制御が困難に
なるとともに、焼結開始温度が低くなるために配線導体
と同時焼成できないといった問題が生じる上に、原料コ
ストも高くなる。
囲に限定する理由について以下に述べる。まず、ガラス
成分が20体積%より少ない(フィラー成分が80体積
%より多い)と、液相焼結することができずに高温で焼
成する必要があり、その場合、メタライズ同時焼成にお
いて、メタライズが溶融してしまうという問題がある。
一方、ガラス成分が80体積%より多い(フィラー成分
が20体積%より少ない)と、焼結体の特性がガラスの
特性に大きく依存してしまい、材料特性の制御が困難に
なるとともに、焼結開始温度が低くなるために配線導体
と同時焼成できないといった問題が生じる上に、原料コ
ストも高くなる。
【0026】また、ガラスとしてBaOを5〜40重量
%あるいはLi2 Oを5〜30重量%含有するガラスを
用いることが望ましい。これは、BaOを5〜40重量
%あるいはLi2 Oを5〜30重量%含有するガラスは
低軟化点であり、比較的高い熱膨張係数を有しているた
め、高熱膨張のフィラーを多く添加することが可能であ
り、高い熱膨張係数を有する焼結体が容易に得られるか
らである。ここで、添加するフィラーは40〜400℃
における線熱膨張係数が6ppm/℃以上の金属酸化物
が望ましい。また、このガラス中には毒性を有するPb
を実質的に含まないことが望ましい。なお、Pbが不可
避的に混入する場合を考慮すると、0.05重量%以下
が望ましい。
%あるいはLi2 Oを5〜30重量%含有するガラスを
用いることが望ましい。これは、BaOを5〜40重量
%あるいはLi2 Oを5〜30重量%含有するガラスは
低軟化点であり、比較的高い熱膨張係数を有しているた
め、高熱膨張のフィラーを多く添加することが可能であ
り、高い熱膨張係数を有する焼結体が容易に得られるか
らである。ここで、添加するフィラーは40〜400℃
における線熱膨張係数が6ppm/℃以上の金属酸化物
が望ましい。また、このガラス中には毒性を有するPb
を実質的に含まないことが望ましい。なお、Pbが不可
避的に混入する場合を考慮すると、0.05重量%以下
が望ましい。
【0027】BaOあるいはLi2 O含有ガラスの屈伏
点は400〜800℃、特に400〜700℃であると
好適である。これは、ガラス及びフィラーから成る混合
物を成形する場合、有機樹脂等の成形用バインダーを添
加するが、このバインダーを効率的に除去するととも
に、絶縁基体と同時に焼成されるメタライズとの焼成条
件のマッチングを図るために必要であり、屈伏点が40
0℃より低いとガラスが低い温度で焼結が開始されるた
めに、例えばAg,Cu等の焼結開始温度が600〜8
00℃のメタライズとの同時焼成ができず、また成形体
の緻密化が低温で開始するためにバインダーは分解揮散
できなくなり、バインダー成分が残留し、特性に影響を
及ぼす結果になるためである。一方、屈伏点が800℃
より高いとガラス量を多くしないと焼結しにくくなるた
め、高価なガラスを大量に必要とし焼結体のコストを高
めてしまう。
点は400〜800℃、特に400〜700℃であると
好適である。これは、ガラス及びフィラーから成る混合
物を成形する場合、有機樹脂等の成形用バインダーを添
加するが、このバインダーを効率的に除去するととも
に、絶縁基体と同時に焼成されるメタライズとの焼成条
件のマッチングを図るために必要であり、屈伏点が40
0℃より低いとガラスが低い温度で焼結が開始されるた
めに、例えばAg,Cu等の焼結開始温度が600〜8
00℃のメタライズとの同時焼成ができず、また成形体
の緻密化が低温で開始するためにバインダーは分解揮散
できなくなり、バインダー成分が残留し、特性に影響を
及ぼす結果になるためである。一方、屈伏点が800℃
より高いとガラス量を多くしないと焼結しにくくなるた
め、高価なガラスを大量に必要とし焼結体のコストを高
めてしまう。
【0028】このフィラー成分は、ガラスの屈伏点に応
じ、その量を適宜調整することが望ましい。すなわち、
ガラスの屈伏点が400℃〜700℃と低い場合、低温
での焼結性が高まるため、フィラーの含有量は40〜8
0体積%と比較的多く配合できる。これに対して、ガラ
スの屈伏点が700〜800℃と高い場合、焼結性が低
下するため、フィラーの含有量は20〜50体積%と比
較的少なく配合することが望ましい。
じ、その量を適宜調整することが望ましい。すなわち、
ガラスの屈伏点が400℃〜700℃と低い場合、低温
での焼結性が高まるため、フィラーの含有量は40〜8
0体積%と比較的多く配合できる。これに対して、ガラ
スの屈伏点が700〜800℃と高い場合、焼結性が低
下するため、フィラーの含有量は20〜50体積%と比
較的少なく配合することが望ましい。
【0029】本発明で用いるガラスは、フィラー無添加
では収縮開始温度は700℃以下であり、850℃以上
では溶融してしまい、メタライズ配線層等を配設するこ
とができない。しかし、フィラーを20〜80体積%の
割合で混合することにより、焼結過程において、結晶の
析出が起こり、フィラー成分を液相焼結させるための液
相を適切な温度で形成させることができる。また、成形
体全体の収縮開始温度を上昇させることができるため、
このフィラーの含有量の調整により用いるメタライズの
種類によりメタライズ配線層との同時焼成条件のマッチ
ングを図ることができる。また、原料コストを下げるた
めには高価なガラスの含有量を減少させることが好まし
い。
では収縮開始温度は700℃以下であり、850℃以上
では溶融してしまい、メタライズ配線層等を配設するこ
とができない。しかし、フィラーを20〜80体積%の
割合で混合することにより、焼結過程において、結晶の
析出が起こり、フィラー成分を液相焼結させるための液
相を適切な温度で形成させることができる。また、成形
体全体の収縮開始温度を上昇させることができるため、
このフィラーの含有量の調整により用いるメタライズの
種類によりメタライズ配線層との同時焼成条件のマッチ
ングを図ることができる。また、原料コストを下げるた
めには高価なガラスの含有量を減少させることが好まし
い。
【0030】例えば、メタライズ配線層として、Cu,
Ag,Ni,Pd,Auのうちの1種以上により構成す
る場合、これらメタライズの焼成は600〜1000℃
で生じるため、同時焼成を行うには、ガラスの屈伏点は
400〜700℃であり、フィラーの含有量は40〜8
0体積%であるのが好ましい。また、このように高価な
ガラスの配合量を低減することにより焼結体のコストも
低減できる。
Ag,Ni,Pd,Auのうちの1種以上により構成す
る場合、これらメタライズの焼成は600〜1000℃
で生じるため、同時焼成を行うには、ガラスの屈伏点は
400〜700℃であり、フィラーの含有量は40〜8
0体積%であるのが好ましい。また、このように高価な
ガラスの配合量を低減することにより焼結体のコストも
低減できる。
【0031】また、ガラスの40〜400℃おける線熱
膨張係数が6〜18ppm/℃で、特に、7〜13pp
m/℃であることも必要である。これは、線熱膨張係数
が上記範囲を逸脱すると、フィラーとの熱膨張差が生
じ、焼結体の強度の低下の原因になる。また、フィラー
の線熱膨張係数が6ppm/℃未満では、焼結体の線熱
膨張係数を9〜18ppm/℃にすることも困難とな
る。
膨張係数が6〜18ppm/℃で、特に、7〜13pp
m/℃であることも必要である。これは、線熱膨張係数
が上記範囲を逸脱すると、フィラーとの熱膨張差が生
じ、焼結体の強度の低下の原因になる。また、フィラー
の線熱膨張係数が6ppm/℃未満では、焼結体の線熱
膨張係数を9〜18ppm/℃にすることも困難とな
る。
【0032】上記の特性を満足するガラスとしては、例
えば、SiO2 −BaO−B2 O3−Al2 O3 −Ca
O、SiO2 −BaO−B2 O3 −Al2 O3 −Mg
O、SiO2 −BaO−B2 O3 −Al2 O3 、SiO
2 −BaO−B2 O3 −Al2O3 −SrO、SiO2
−BaO−B2 O3 −Al2 O3 −TiO2 、SiO2
−BaO−B2 O3 −Al2 O3 −ZnO、SiO2 −
BaO−Al2 O3 −ZnO、SiO2 −BaO−Zn
O、SiO2 −Li2 O−Al2 O3 、SiO2−Li
2 O−Al2 O3 −MgO−TiO2 、SiO2 −Li
2 O−MgO、SiO2 −Li2 O−ZnO、等の組成
物が挙げられる。このガラスとフィラーとの混合物は、
適当な成形の有機樹脂バインダーを添加した後、所望の
成形手段、例えば、ドクターブレード,圧延法,金型プ
レス等によりシート状に任意の形状に成形後、焼成す
る。
えば、SiO2 −BaO−B2 O3−Al2 O3 −Ca
O、SiO2 −BaO−B2 O3 −Al2 O3 −Mg
O、SiO2 −BaO−B2 O3 −Al2 O3 、SiO
2 −BaO−B2 O3 −Al2O3 −SrO、SiO2
−BaO−B2 O3 −Al2 O3 −TiO2 、SiO2
−BaO−B2 O3 −Al2 O3 −ZnO、SiO2 −
BaO−Al2 O3 −ZnO、SiO2 −BaO−Zn
O、SiO2 −Li2 O−Al2 O3 、SiO2−Li
2 O−Al2 O3 −MgO−TiO2 、SiO2 −Li
2 O−MgO、SiO2 −Li2 O−ZnO、等の組成
物が挙げられる。このガラスとフィラーとの混合物は、
適当な成形の有機樹脂バインダーを添加した後、所望の
成形手段、例えば、ドクターブレード,圧延法,金型プ
レス等によりシート状に任意の形状に成形後、焼成す
る。
【0033】焼成にあたっては、まず成形のために配合
したバインダー成分を除去する。バインダーの除去は7
00℃前後の大気雰囲気中で行われるが、配線導体とし
てCuを用いる場合には、100〜700℃の水蒸気を
含有する窒素雰囲気中で行われる。この時、成形体の収
縮開始温度は700〜850℃程度であることが望まし
く、かかる収縮開始温度がこれより低いと、バインダー
の除去が困難となるため、成形中の結晶ガラスの特性、
特に屈伏点を上述したように制御することが必要とな
る。
したバインダー成分を除去する。バインダーの除去は7
00℃前後の大気雰囲気中で行われるが、配線導体とし
てCuを用いる場合には、100〜700℃の水蒸気を
含有する窒素雰囲気中で行われる。この時、成形体の収
縮開始温度は700〜850℃程度であることが望まし
く、かかる収縮開始温度がこれより低いと、バインダー
の除去が困難となるため、成形中の結晶ガラスの特性、
特に屈伏点を上述したように制御することが必要とな
る。
【0034】焼成は、850〜1300℃の酸化性雰囲
気中で行われ、これにより相対密度90%以上まで緻密
化される。この時の焼成温度が850℃より低いと緻密
化することができず、1300℃を越えるとメタライズ
配線層との同時焼成でメタライズ層が溶融してしまう。
ただし、配線導体としてCuを用いる場合、850〜1
050℃の非酸化性雰囲気中で行われる。
気中で行われ、これにより相対密度90%以上まで緻密
化される。この時の焼成温度が850℃より低いと緻密
化することができず、1300℃を越えるとメタライズ
配線層との同時焼成でメタライズ層が溶融してしまう。
ただし、配線導体としてCuを用いる場合、850〜1
050℃の非酸化性雰囲気中で行われる。
【0035】このようにして作製されたガラスセラミッ
ク焼結体中には、ガラスから生成した結晶相、ガラスと
フィラーとの反応により生成した結晶相、あるいはフィ
ラー成分が分解して生成した結晶相等が存在し、これら
の結晶相の粒界にはガラス相が存在する。析出する結晶
相としては、焼結体全体の線熱膨張係数を高める上で少
なくとも40〜400℃における線熱膨張係数が6pp
m/℃以上の結晶相が析出することが望ましい。
ク焼結体中には、ガラスから生成した結晶相、ガラスと
フィラーとの反応により生成した結晶相、あるいはフィ
ラー成分が分解して生成した結晶相等が存在し、これら
の結晶相の粒界にはガラス相が存在する。析出する結晶
相としては、焼結体全体の線熱膨張係数を高める上で少
なくとも40〜400℃における線熱膨張係数が6pp
m/℃以上の結晶相が析出することが望ましい。
【0036】このような線熱膨張係数が6ppm/℃以
上の結晶相としては、クリストバライト(SiO2 )、
クォーツ(SiO2 )、トリジマイト(SiO2 )、フ
ォルステライト(2MgO・SiO2 )、スピネル(M
gO・Al2 O3 )、ウォラストナイト(CaO・Si
O2 )、モンティセラナイト(CaO・MgO・SiO
2 )、ネフェリン(Na2 O・Al2 O3 ・Si
O2 )、ジオプサイド(CaO・MgO・2Si
O2 )、メルビナイト(3CaO・MgO・2Si
O2 )、アルケルマイト(2CaO・MgO・2SiO
2 )、マグネシア(MgO)、アルミナ(Al
2 O3 )、カーネギアイト(2MgO・B2 O3 )、エ
ンスタタイト(MgO・SiO2 )、ホウ酸マグネシウ
ム(2MgO・B2 O3 )、セルシアン(BaO・Al
2 O3 2SiO2 )、B2 O3 ・2MgO・2Si
O2 、ガーナイト(ZnO・Al2 O3 )群から選択さ
れる少なくとも1種以上が挙げられる。これらの中でも
特に8ppm/℃以上の結晶相が良い。また、上記フィ
ラー中には、その添加により最終焼結体の線熱膨張係数
が18ppm/℃を越える場合がある。その場合には、
線熱膨張係数が小さいフィラーと混合して線熱膨張係数
を適宜制御することが必要である。
上の結晶相としては、クリストバライト(SiO2 )、
クォーツ(SiO2 )、トリジマイト(SiO2 )、フ
ォルステライト(2MgO・SiO2 )、スピネル(M
gO・Al2 O3 )、ウォラストナイト(CaO・Si
O2 )、モンティセラナイト(CaO・MgO・SiO
2 )、ネフェリン(Na2 O・Al2 O3 ・Si
O2 )、ジオプサイド(CaO・MgO・2Si
O2 )、メルビナイト(3CaO・MgO・2Si
O2 )、アルケルマイト(2CaO・MgO・2SiO
2 )、マグネシア(MgO)、アルミナ(Al
2 O3 )、カーネギアイト(2MgO・B2 O3 )、エ
ンスタタイト(MgO・SiO2 )、ホウ酸マグネシウ
ム(2MgO・B2 O3 )、セルシアン(BaO・Al
2 O3 2SiO2 )、B2 O3 ・2MgO・2Si
O2 、ガーナイト(ZnO・Al2 O3 )群から選択さ
れる少なくとも1種以上が挙げられる。これらの中でも
特に8ppm/℃以上の結晶相が良い。また、上記フィ
ラー中には、その添加により最終焼結体の線熱膨張係数
が18ppm/℃を越える場合がある。その場合には、
線熱膨張係数が小さいフィラーと混合して線熱膨張係数
を適宜制御することが必要である。
【0037】次に、本発明で用いる充填材10を構成す
る熱硬化性樹脂について説明する。充填材に配合される
好適な樹脂としては、例えばフェノール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、フタル三ジアリル樹脂、ポリイミド樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリウレタン樹脂などを挙げることができ
る。特に、ノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノール
型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂が高温における接着力
に優れるから望ましい。
る熱硬化性樹脂について説明する。充填材に配合される
好適な樹脂としては、例えばフェノール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、フタル三ジアリル樹脂、ポリイミド樹脂、シリコ
ーン樹脂、ポリウレタン樹脂などを挙げることができ
る。特に、ノボラック型エポキシ樹脂,ビスフェノール
型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂が高温における接着力
に優れるから望ましい。
【0038】また、上記充填材のフィラーとしては、石
英ガラス、アルミナ、マイカ、ジルコニウムシリケー
ト、リチウムシリケートなどの破砕状、もしくは球状の
無機物が望ましい。
英ガラス、アルミナ、マイカ、ジルコニウムシリケー
ト、リチウムシリケートなどの破砕状、もしくは球状の
無機物が望ましい。
【0039】特に、球状粉末のフィラーの平均粒径は
0.3〜20μmであることが望ましい。またこの平均
粒径が0.3μmより小さい場合、充填材の粘性が低
く、充填性が悪化し、ボイドの発生が起きる。この平均
粒径が20μmを越える場合半導体素子と配線基板との
間にフィラーが充填されず、ボイドの発生および充填材
10の不均一に伴うクラックが発生する。また、フィラ
ーの形状が球状であれば、流動性がよいため応力の集中
を防止するので好適である。
0.3〜20μmであることが望ましい。またこの平均
粒径が0.3μmより小さい場合、充填材の粘性が低
く、充填性が悪化し、ボイドの発生が起きる。この平均
粒径が20μmを越える場合半導体素子と配線基板との
間にフィラーが充填されず、ボイドの発生および充填材
10の不均一に伴うクラックが発生する。また、フィラ
ーの形状が球状であれば、流動性がよいため応力の集中
を防止するので好適である。
【0040】また、この半導体素子の実装構造は半導体
素子と絶縁基板との熱膨張係数差が5ppm/℃以上で
は発生する熱応力が大きいので特に有効である。
素子と絶縁基板との熱膨張係数差が5ppm/℃以上で
は発生する熱応力が大きいので特に有効である。
【0041】次に、半導体素子1の配線基板2への具体
的な実装方法について説明する。まず、半導体素子1の
接続用電極6と配線基板2の接続パッド8との間に半田
バンプ9を載置当接させ、しかる後、約250〜400
℃の温度で加熱して、半田バンプ9を溶接させて半導体
素子1を配線基板2に実装する。
的な実装方法について説明する。まず、半導体素子1の
接続用電極6と配線基板2の接続パッド8との間に半田
バンプ9を載置当接させ、しかる後、約250〜400
℃の温度で加熱して、半田バンプ9を溶接させて半導体
素子1を配線基板2に実装する。
【0042】その後、接合部の補強のため、およびボイ
ドの発生を防ぐために、フィラー形状が例えば球状であ
る熱硬化性樹脂を含む充填材10を、半導体素子1と配
線基板2との間に注入する。そして、約100〜200
℃の温度で硬化させる。このように、熱硬化性樹脂中に
混入させるフィラー形状が球状である充填材10を半導
体素子1と配線基板2との間に使用することにより、充
填性に優れ、接続部の破壊の原因になるボイドの発生を
極力防止することができる。
ドの発生を防ぐために、フィラー形状が例えば球状であ
る熱硬化性樹脂を含む充填材10を、半導体素子1と配
線基板2との間に注入する。そして、約100〜200
℃の温度で硬化させる。このように、熱硬化性樹脂中に
混入させるフィラー形状が球状である充填材10を半導
体素子1と配線基板2との間に使用することにより、充
填性に優れ、接続部の破壊の原因になるボイドの発生を
極力防止することができる。
【0043】本発明では、配線基板2の半導体素子1の
接続される面が、半導体素子1と同面積もしくはそれよ
り小さい面積で突出しており、この突出部の高さが15
〜50μmの範囲であるとともに、配線基板2と半導体
素子1との間に熱硬化性樹脂と球状粉末からなる無機フ
ィラーからなる充填材を充填する。これにより、半導体
素子1と配線基板2との間でその外側から発生したクラ
ックの進行を極力防止することができる。
接続される面が、半導体素子1と同面積もしくはそれよ
り小さい面積で突出しており、この突出部の高さが15
〜50μmの範囲であるとともに、配線基板2と半導体
素子1との間に熱硬化性樹脂と球状粉末からなる無機フ
ィラーからなる充填材を充填する。これにより、半導体
素子1と配線基板2との間でその外側から発生したクラ
ックの進行を極力防止することができる。
【0044】
【実施例】以下に、本発明に係るより具体的な実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0045】表1に示す各種セラミック材料を用い、上
面に半導体素子の下面と所定の面積比で突出する半導体
素子接続面を有する配線基板を形成した。また、Cuか
らなるメタライズ配線層及びスルーホールを形成し、 そ
の配線基板上面のスルーホールに接続する個所に多数の
接続パッドを形成し、メタライズ配線層、スルーホー
ル、電極パッドとともに同時焼成した。
面に半導体素子の下面と所定の面積比で突出する半導体
素子接続面を有する配線基板を形成した。また、Cuか
らなるメタライズ配線層及びスルーホールを形成し、 そ
の配線基板上面のスルーホールに接続する個所に多数の
接続パッドを形成し、メタライズ配線層、スルーホー
ル、電極パッドとともに同時焼成した。
【0046】
【表1】
【0047】そして、上記接続パッドにNiメッキを施
した後、配線基板(パッケージ用基板)上に半導体素子
を半田により接続した。そして、表2に示す充填材をデ
ィスペンサーにより注入させた。また、表2に示す石英
ガラスから成る平均粒径が0.3〜1μm程度の球状の
フィラーを含む熱硬化性樹脂をディスペンサーにより囲
み硬化させた。
した後、配線基板(パッケージ用基板)上に半導体素子
を半田により接続した。そして、表2に示す充填材をデ
ィスペンサーにより注入させた。また、表2に示す石英
ガラスから成る平均粒径が0.3〜1μm程度の球状の
フィラーを含む熱硬化性樹脂をディスペンサーにより囲
み硬化させた。
【0048】
【表2】
【0049】上記パッケージ用基板上に半導体素子を実
装したものを、大気の雰囲気にて−65℃と150℃の
各温度に制御した高温槽に、30分の保持を1サイクル
として最高3000サイクルの熱サイクル試験(MIL
883 C 方法1010.5)を行った。
装したものを、大気の雰囲気にて−65℃と150℃の
各温度に制御した高温槽に、30分の保持を1サイクル
として最高3000サイクルの熱サイクル試験(MIL
883 C 方法1010.5)を行った。
【0050】そして、各サイクル毎に超音波探傷装置及
び顕微鏡による外観検査より界面の剥離生じるサイクル
数を調べた。その結果を表2に示す。
び顕微鏡による外観検査より界面の剥離生じるサイクル
数を調べた。その結果を表2に示す。
【0051】表2からも明らかなように、本発明である
半導体素子とパッケージ用基板との間の内部にフィラー
形状が球状である充填材を充填し、硬化させたもの、即
ち、試料No.3〜6、11〜14、27〜30、35
〜38、42〜47、50〜52では、3000回まで
の熱サイクル試験において、パッケージ用基板と半導体
素子との間に電気抵抗変化は全く見られず、 極めて安定
で良好な電気的接続を維持した。 ただし、絶縁基板材料
としてD:主としてアルミナを用いた試料No.42〜
47は配線基板と外部電気回路基板間の実装信頼性が低
いため、本発明の範囲から外れる。
半導体素子とパッケージ用基板との間の内部にフィラー
形状が球状である充填材を充填し、硬化させたもの、即
ち、試料No.3〜6、11〜14、27〜30、35
〜38、42〜47、50〜52では、3000回まで
の熱サイクル試験において、パッケージ用基板と半導体
素子との間に電気抵抗変化は全く見られず、 極めて安定
で良好な電気的接続を維持した。 ただし、絶縁基板材料
としてD:主としてアルミナを用いた試料No.42〜
47は配線基板と外部電気回路基板間の実装信頼性が低
いため、本発明の範囲から外れる。
【0052】上記以外の試料No.1,2,7,8,
9,10,15〜26,31,32,33,34,3
9,40,41,48,49,53〜58(本発明外の
試料)では、熱サイクル試験3000サイクル未満でパ
ッケージ用基板と半導体素子との間に電気抵抗変化が見
られ、充填した充填材の外側から剥離が発生し、内部ま
で進行していた。
9,10,15〜26,31,32,33,34,3
9,40,41,48,49,53〜58(本発明外の
試料)では、熱サイクル試験3000サイクル未満でパ
ッケージ用基板と半導体素子との間に電気抵抗変化が見
られ、充填した充填材の外側から剥離が発生し、内部ま
で進行していた。
【0053】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明の半導体素
子の実装構造によれば、配線基板の半導体素子の接続さ
れる面が半導体素子と同面積もしくはそれより小さい面
積で且つ好適範囲で突出させ、さらに、半導体素子と配
線基板との間に熱硬化性樹脂とフィラーからなる充填材
を介在させたので、半導体素子と配線基板との間でその
外側から発生したクラックの進行を極力防止することが
でき、長期にわたり正確かつ強固に電気的接続させるこ
とが可能となる。ひいては、半導体素子と配線基板との
間で接続不良のない、強固で長期信頼性に優れた半導体
素子の実装構造を提供することができる。
子の実装構造によれば、配線基板の半導体素子の接続さ
れる面が半導体素子と同面積もしくはそれより小さい面
積で且つ好適範囲で突出させ、さらに、半導体素子と配
線基板との間に熱硬化性樹脂とフィラーからなる充填材
を介在させたので、半導体素子と配線基板との間でその
外側から発生したクラックの進行を極力防止することが
でき、長期にわたり正確かつ強固に電気的接続させるこ
とが可能となる。ひいては、半導体素子と配線基板との
間で接続不良のない、強固で長期信頼性に優れた半導体
素子の実装構造を提供することができる。
【図1】本発明に係るボールグリッドアレイ型の半導体
素子収納用パッケージの実装構造を説明するための断面
図である。
素子収納用パッケージの実装構造を説明するための断面
図である。
1:半導体素子 2:配線基板 3:外部回路基板 4:配線基板の上面 5:半導体素子の下面 6:接続用電極 7:半導体素子接続面 8:接続用電極 9:半田バンプ 10:充填材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 63/00 Fターム(参考) 4J002 AA021 BF051 CC031 CC161 CD001 CD051 CD061 CF211 CK021 CM041 CP031 DE146 DJ006 DJ056 DL006 FD016 GQ05 4M109 AA01 BA04 CA04 EA03 EB12 EB16 5F061 AA01 BA04 CA04 CB03
Claims (3)
- 【請求項1】 上面に半導体素子の下面と同面積もしく
はそれより小さい面積で突出する半導体素子接続面を有
するとともに、該半導体素子接続面に接続パッドを形成
して成る配線基板と、下面に電極を有する半導体素子と
から成り、前記配線基板の接続パッドに前記半導体素子
の電極を接続し、且つ前記半導体素子接続面と前記半導
体素子との間にフィラーを混入した熱硬化性樹脂から成
る充填材を介在させたことを特徴とする半導体素子の実
装構造。 - 【請求項2】 前記半導体素子接続面の突出高さが15
〜50μmであることを特徴とする請求項1に記載の半
導体素子の実装構造。 - 【請求項3】 前記熱硬化性樹脂が、ノボラック型エポ
キシ樹脂,ビスフェノール型エポキシ樹脂の1種以上か
ら成ることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の
実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36343198A JP2000188299A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 半導体素子の実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36343198A JP2000188299A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 半導体素子の実装構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000188299A true JP2000188299A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18479293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36343198A Pending JP2000188299A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 半導体素子の実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000188299A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013065807A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-04-11 | Kyocera Corp | 配線基板およびはんだバンプ付き配線基板ならびに半導体装置 |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP36343198A patent/JP2000188299A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013065807A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-04-11 | Kyocera Corp | 配線基板およびはんだバンプ付き配線基板ならびに半導体装置 |
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