JP3347583B2 - 配線基板の実装構造 - Google Patents

配線基板の実装構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機樹脂を含む絶
縁基板を備えた外部電気回路基板の表面に、配線基板、
特に大型の表面実装型の配線基板をロウ付けして実装す
るのに適した実装構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、配線基板は、絶縁基板の表面あるい
は内部にメタライズ配線層が配設された構造からなる。
また、この配線基板の代表的な例として、半導体素子、
特にLSI(大規模集積回路素子)等の半導体集積回路
素子を収容するための半導体素子収納用パッケージは、
一般にアルミナセラミックスからなる絶縁基板の表面に
半導体素子を収容するための凹部が形成され、また絶縁
基板の表面および内部には、タングステン、モリブデン
等の高融点金属粉末から成る複数個のメタライズ配線層
が配設され、凹部内に収納される半導体素子と電気的に
接続される。また、絶縁基板の下面または側面には、外
部電気回路基板と電気的に接続するための接続端子が備
えられ、この接続端子は、メタライズ配線層と電気的に
接続されている。
【0003】そして、かかる半導体素子収納用パッケー
ジは、絶縁基板下面または側面に設けられた接続端子と
外部電気回路基板表面に形成された配線導体とを半田等
によりロウ付けして電気的に接続することにより実装さ
れる。
【0004】一般に、半導体素子の集積度が高まるほ
ど、半導体素子に形成される電極数も増大するが、これ
に伴いこれを収納する半導体収納用パッケージにおける
端子数も増大することになる。ところが、電極数が増大
するに伴いパッケージ自体の寸法を大きくする必要があ
るが、それと同時に小型化も要求されるためパッケージ
における接続端子の密度を高くすることが必要となる。
【0005】これまでのパッケージにおける接続端子の
構造としては、パッケージの下面にコバールなどの金属
ピンを接続したピングリッドアレイ(PGA)が最も一
般的であるが、表面実装型のパッケージとして、パッケ
ージの側面に導出されたメタライズ配線層にL字状の金
属部材がロウ付けされたクワッドフラットパッケージ
(QFP)、パッケージの4つの側面に電極パッドを備
えたリードピンのないリードレスチップキャリア(LC
C)、さらに絶縁基板の下面に半田からなる球状端子に
より構成したボールグリッドアレイ(BGA)等があ
り、これらの中でもBGAが最も高密度化が可能である
と言われている。
【0006】このボールグリッドアレイ(BGA)は接
続端子を接続パッドに半田などのロウ材からなる球状端
子をロウ付けした端子により構成し、この球状端子を外
部電気回路基板の配線導体上に載置当接させ、しかる
後、前記端子を約250〜400℃の温度で加熱溶融
し、球状端子を配線導体に接合させることによって外部
電気回路基板上に実装することが行われている。このよ
うな実装構造により、半導体素子収納用パッケージの内
部に収容されている半導体素子はその各電極がメタライ
ズ配線層及び接続端子を介して外部電気回路に電気的に
接続される。
【0007】また、半導体素子収納用パッケージにおけ
る絶縁基板としては、最近では、低温焼成化、低誘電率
化および高電気伝導性の銅配線が可能なことから、絶縁
基板をガラスセラミックス焼結体により構成することも
提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のパッケージにお
ける絶縁基板として従来より使用されているアルミナ、
ムライトなどのセラミックスは、200MPa以上の高
強度を有し、しかもメタライズ配線層などとの多層化技
術として信頼性の高い点で多用されているが、絶縁基板
がガラス−エポキシ樹脂複合材料、ガラス−ポリイミド
樹脂複合材料などの有機樹脂を含むプリント基板などの
外部電気回路基板に表面実装した場合、半導体素子の作
動時に発する熱が絶縁基板と外部電気回路基板の両方に
繰り返し印加されると、前記外部電気回路基板の絶縁基
板の熱膨張係数が10×10-6/℃以上と大きいため
に、熱応力が発生するという問題がある。
【0009】この熱応力は、パッケージにおける端子数
が300未満と比較的少ない場合には、発生する熱応力
も小さいが、接続端子数が300以上となるような大型
のパッケージでは、発生する応力も増大する傾向にあ
り、半導体素子の作動/停止によりこれがパッケージの
外部電気回路基板の実装部に繰り返し印加されると、パ
ッケージの接続端子の外周部、及び外部電気回路基板の
配線導体と接続端子との接合界面に応力が集中し、パッ
ケージにおいて接続端子が絶縁基板より剥離したり、接
続端子が外部電気回路基板の配線導体から剥離し、半導
体素子収納用パッケージの接続端子を外部電極回路の配
線導体に長期にわたり安定に電気的接続させることがで
きないという致命的な欠点を有していた。
【0010】従って、本発明は、半導体素子収納用パッ
ケージ等の配線基板を、絶縁基板が有機樹脂を主体とし
てなる外部電気回路基板にロウ付けによって表面実装す
る際に、強固に且つ長期にわたり安定した接続状態を維
持できる高信頼性の配線基板の実装構造を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、パッケー
ジ等の配線基板の外部電気回路基板への実装時において
発生する熱応力を緩和させる方法について種々検討を重
ねた結果、配線基板の絶縁基板をヤング率が小さく、熱
膨張係数の大きい焼結体によって構成することにより、
発生した熱応力が絶縁基板の低剛性によって吸収され応
力が緩和されることを見いだし、本発明に至った。
【0012】即ち、本発明の配線基板の実装構造は、絶
縁基板と、該絶縁基板の表面および内部に配設されたメ
タライズ配線層と、該絶縁基板の下面に取着され、前記
メタライズ配線層と電気的に接続された接続端子とを具
備する配線基板を、少なくとも有機樹脂を含む絶縁体の
表面に配線導体が被着形成された外部電気回路基板上に
載置し、前記配線基板の接続端子と前記外部電気回路基
板の配線導体とをロウ付けして実装してなる配線基板の
実装構造において、前記配線基板の絶縁基板が、−70
℃〜200℃におけるヤング率が200GPa以下、4
0〜400℃における熱膨張係数が8〜25ppm/℃
焼結体からなることを特徴とする。
【0013】また、配線基板の絶縁基板を構成する焼結
体が、ガラスを20〜80体積%、フィラーを20〜8
0体積%の割合で含む成形体を焼成して得られた焼結体
からなること、前記ガラスが、Li2 Oを5〜30重量
%含有するリチウム珪酸ガラスであること、さらには前
記フィラーとして、フォルステライト、クリストバライ
トおよびアルミナの少なくとも1種を全量中20〜80
体積%の割合で含むことを特徴とするものである。
【0014】このように、ガラス−エポキシ樹脂基板な
どのプリント基板からなる外部電気回路に対して実装さ
れる半導体素子収納用パッケージにおける絶縁基板とし
て−70〜200℃の温度範囲におけるヤング率が20
0GPa以下のセラミックスを用いることにより、絶縁
基板と外部電気回路基板との間に発生する応力を緩和
し、その結果、絶縁基板と外部電気回路基板に発生する
応力によって端子が外部電気回路の配線導体とが接続不
良を起こすことがなく、これによっても容器内部に収容
する半導体素子と外部電気回路基板とを長期間にわたり
正確に、且つ強固に電気的接続させることが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によれば、配線基板や、半
導体素子収納用パッケージの絶縁基板として、Li2
を5〜30重量%含有し、屈伏点が400℃〜800℃
のリチウム珪酸ガラスを20〜80体積%と、必須成分
としてフォルステライトとクオーツもしくはクリストバ
ライトとを20〜80体積%の割合で含む成形体を焼成
することにより−70℃〜200℃におけるヤング率が
200GPa以下の焼結体を容易再現よく製造すること
ができる。
【0016】また、上記ガラスとして、Li2 Oを必須
の成分としてその含有量が5〜30重量%のリチウム珪
酸ガラスを用いることにより、焼結後の焼結体中に高熱
膨張のリチウムシリケート(例えば、Li2 SiO3
を析出することができ、しかも、屈伏点が比較的低く、
ガラスの添加量が少なくても低温焼成が可能であるため
に、Cuからなるメタライズ配線層と同時に焼成するこ
とができる。
【0017】さらに、リチウム珪酸ガラスの屈伏点を4
00℃〜800℃とすることにより、ガラス含有量を低
減しフィラー量を増量することができ、また焼成収縮開
始温度を上昇することが可能である。それにより、成形
時に添加された有機樹脂等の成形用バインダーを効率的
に除去するとともに、絶縁基体と同時に焼成されるメタ
ライズとの焼成条件のマッチングを図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を一実施例を示す添
付図面に基づき詳細に説明する。
【0019】図1及び図2は、本発明の一例を示す図で
あり、絶縁基板の表面あるいは内部にメタライズ配線層
が配設された、いわゆる配線基板を基礎的構造とするも
のであるが,図1及び図2は,本発明における配線基板
の一例としてBGA型パッケージと、その実装構造を示
すものであり、AはBGA型パッケージ、Bは外部電気
回路基板である。
【0020】図1において、パッケージAは、絶縁基板
1と蓋体2とメタライズ配線層3と端子4およびパッケ
ージの内部に収納される半導体素子5により構成され、
絶縁基板1及び蓋体2は半導体素子5を内部に気密に収
容するための容器6を構成している。
【0021】また、絶縁基板1の表面および内部には、
メタライズ配線層3が被着形成されており、更に絶縁基
板1の下面には接続端子4が形成されている。このBG
A型パッケージにおいては、接続端子は、絶縁基板1の
下面に形成された多数の凹部に半田(錫−鉛合金)など
のロウ材からなる突起状の接続端子4により構成され
る。
【0022】一方、外部電気回路基板Bは、いわゆるプ
リント基板からなり、ガラス−エポキシ樹脂、ガラス−
ポリイミド樹脂複合材料などの有機樹脂を含む材料から
なる絶縁体7の表面に、Cu、Au、Al、Ni、Pb
−Snなどの金属からなる配線導体8が被着形成された
ものであり、以下、単にプリント基板と称する場合もあ
る。
【0023】上記BGA型パッケージAを上記プリント
基板Bに実装するには、パッケージAの絶縁基板1下面
の突起状接続端子4をプリント基板Bの配線導体8上に
載置当接させ、しかる後、約250〜400℃の温度で
加熱することにより、半田などのロウ材からなる突起状
端子4自体が溶融し、端子4を配線導体8に接合させる
ことによってプリント基板B上に実装される。
【0024】また、他の例として、図2に示すように前
記接続端子として、接続パッド3aに対して高融点材料
からなる球状端子10を低融点ロウ材11によりロウ付
けしたものが適用できる。かかる構成においてはパッケ
ージAの絶縁基板1下面の接続パッド3aに取着されて
いる球状端子10をプリント基板Bの配線導体8上に載
置当接させ、しかる後、球状端子10を半田などのロウ
材12により配線導体8に接着させてプリント基板B上
に実装することができる。また、低融点のロウ材として
Au−Sn合金を用いて接続端子をプリント基板に接続
してもよく、さらに上記球状端子に代わりに柱状の端子
を用いてもよい。
【0025】本発明によれば、図1に示されるような実
装構造において、プリント基板Bの表面に実装される半
導体素子収納用パッケージA等の配線基板として、その
絶縁基板1を−70〜200℃の温度範囲におけるヤン
グ率が200GPa以下、特に150GPa以下の焼結
体によって構成することが重要である。
【0026】パッケージのプリント基板への実装時、ま
たは実装後の半導体素子の繰り返し作動時において、パ
ッケージには、プリント基板との熱膨張係数差により、
パッケージの中心方向への圧縮応力と、パッケージに垂
直に下方への応力による曲げ応力が発生する。この圧縮
応力は、パッケージがひずむことで緩和され、また曲げ
応力はパッケージがたわみことにより緩和される。この
パッケージのひずみ量およびたわみ量は、パッケージの
サイズと、絶縁基板のヤング率によって決定され、ヤン
グ率が低いほどパッケージはひずみやすく、たわみ易く
なり、圧縮応力および曲げ応力を緩和することができ
る。
【0027】特に、本発明の実装構造は、熱膨張差に起
因する応力の影響が大きくなる絶縁基板の厚みが0.3
mm以上、最大長さが20mm以上、とりわけ絶縁基板
の厚みが0.5mm以上、最大長さ30mm以上の配線
基板の実装に好適であって、かかる大きさの配線基板を
40〜400℃の熱膨張係数が13〜20ppm/℃の
プリント基板に実装する場合において、配線基板の絶縁
基板のヤング率200GPa以下であれば、これらの応
力を有効的に緩和することができる。このヤング率が2
00GPaを越えると、パッケージの変形が小さく、そ
れにより応力緩和が起こらず、応力が大きくなり、外部
電気回路基板BとパッケージAとの電気的接続状態が悪
化することを防止することができない。ここで、上記
「最大長さ」とは、例えば、四角形状の基板の場合、最
大長さとはその対角線の長さを意味する。
【0028】なお、絶縁基板のヤング率が小さくなるに
従い、パッケージのSiを基板とする半導体素子の実装
状態での応力が逆に大きくなってしまうため、半導体素
子を絶縁基板に接着する場合には、その応力を緩衝する
ために接着材として、例えば、エポキシ系、ポリイミド
系の有機系接着材や、この接着材にAgなどの金属を添
加した、可撓性の接着材によって接着することが望まし
い。
【0029】これまで絶縁基板材料として用いられてき
たアルミナ焼結体や窒化アルミニウム焼結体の−70〜
200℃のヤング率は、いずれも300GPaを越える
もので、本発明の目的に合致しない。また、窒化ケイ素
焼結体、炭化ケイ素焼結体、ジルコニア焼結体も同様に
300GPaを越えるものであり使用できない。
【0030】これに対して、ジルコニア焼結体、ムライ
ト焼結体、シリコン単結晶は100〜200GPa、ガ
ラスを主成分とし所望によりフィラー成分を添加してな
る混合物を焼成したガラスセラミック焼結体は、ヤング
率が50〜150GPa程度と低く、また、合成石英ガ
ラス、マコール、パイロセラム、パイレックス、などの
耐熱性ガラスも同様にヤング率は100GPa以下と小
さく、これらの材料は、本発明には好適である。
【0031】本発明によれば、配線基板の絶縁基板は、
−70〜200℃のヤング率が200GPa以下である
とともに、40〜400℃における熱膨張係数が8〜2
5ppm/℃であることが重要である。これは、ヤング
率の低い絶縁基板を用いることにより、発生した応力を
絶縁基板のたわみとひずみによって吸収するとともに、
熱膨張係数をプリント基板の熱膨張係数により近づける
ことにより、発生する応力を小さくできるため、さらに
信頼性に高い実装構造を実現できる。また、配線基板と
してメタライズ配線層を金、銅により構成し、且つ絶縁
基板と同時焼成によって作製できることが望ましい。そ
の点で、1000℃以下で焼結できることが望ましい。
【0032】その好適な絶縁基板材料としては、Li2
Oを5〜30重量%含有する結晶性リチウム珪酸ガラス
を20〜80体積%と、少なくともフォルステライトと
クリストバライトとを含むフィラー成分80〜20体積
%とからなる混合物を成形し、焼成したガラスセラミッ
ク焼結体であることが望ましく、特に結晶性リチウム珪
酸ガラスの軟化点は420〜460℃であることが望ま
しい。
【0033】本発明によれば、結晶性リチウム珪酸ガラ
スを上記の範囲で配合することにより、1000℃以下
の温度で焼成でき、焼結後の焼結体のヤング率が200
GPa以下、熱膨張係数8〜25ppm/℃が達成でき
る。
【0034】さらに、結晶性リチウム珪酸ガラスの屈伏
点は400℃〜800℃、特に400〜650℃である
ことが成形用有機バインダーを効率的に除去できるとと
もに、銅との同時焼結性を高める点で望ましい。
【0035】具体的な、結晶性リチウム珪酸ガラスとし
ては、Li2 Oを5〜30重量%の割合で含有するとと
もに、SiO2 を60〜85重量%含み、Li2 OとS
iO2 の合量が65〜95重量%であり、残部がAl2
3 、アルカリ土類酸化物、アルカリ金属酸化物、Zn
O、P2 5 等から構成されるものである。
【0036】一方、フィラー成分としては、少なくとも
フォルステライト、クリストバライトを含むことが、熱
膨張係数を前記範囲に制御する上で好適である。また、
フィラーの種類によってヤング率や熱膨張係数を制御す
ることも可能であって、その他のフィラー成分として
は、クォーツ(SiO2 )、トリジマイト(Si
2 )、クリストバライト(SiO2 )、フォルステラ
イト(2MgO・SiO2 )、スピネル(MgO・Al
2 3 )、ウォラストナイト(CaO・SiO2 )、モ
ンティセラナイト(CaO・MgO・SiO2 )、ネフ
ェリン(Na2 O・Al2 3 ・SiO2 )、リチウム
シリケート(Li2 O・SiO2 )、ジオプサイド(C
aO・MgO・2SiO2 )、メルビナイト(3CaO
・MgO・2SiO2 )、アケルマイト(2CaO・M
gO・2SiO2 )、マグネシア(MgO)、アルミナ
(Al2 3 )、カーネギアイト(Na2 O・Al2
3 ・2SiO2 )、エンスタタイト(MgO・Si
2 )、ホウ酸マグネシウム(2MgO・B2 3 )、
セルシアン(BaO・Al2 3 ・2SiO2 )、B2
3 ・2MgO・2SiO2 、ガーナイト(ZnO・A
2 3 )、ペタライト(LiAlSi4 10)等が挙
げられる。
【0037】この結晶性ガラスとフィラーとの混合物を
用いて、配線基板を作製するには、適当な成形用有機樹
脂バインダーを添加した後、所望の成形手段、例えば、
ドクターブレード、圧延法、金型プレス等によりシート
状に成形する。
【0038】そして、このシート状成形体の表面に銅や
金などのメタライズペーストをスクリーン印刷法等によ
って印刷し、また、場合によっては、前記グリーンシー
トに適当な打ち抜き加工してスルーホールを形成し、こ
のホール内にもメタライズペーストを充填する。そして
これらのグリーンシートを複数枚積層し焼成する。
【0039】焼成にあたっては、まず、成形のために配
合したバインダー成分を除去する。
【0040】バインダーの除去は、700℃前後の大気
雰囲気中で行われるが、配線導体としてCuを用いる場
合には、水蒸気を含有する100〜700℃の窒素雰囲
気中で行われる。この時、成形体の収縮開始温度は70
0〜850℃程度であることが望ましく、かかる収縮開
始温度がこれより低いとバインダーの除去が困難となる
ため、成形体中の結晶化ガラスの特性、特に屈伏点を前
述したように制御することが必要となる。
【0041】焼成は、850℃〜1050℃の酸化性雰
囲気中で行われ、これにより相対密度90%以上まで緻
密化される。この時の焼成温度が850℃より低いと緻
密化することができず、1050℃を越えるとメタライ
ズ配線層との同時焼成でメタライズ層が溶融してしま
う。
【0042】このようにして作製された配線基板の絶縁
基板を構成するガラスセラミック焼結体中には、フィラ
ーとして添加したフォルステライトやクリストバライト
等のフィラー成分以外に、結晶性ガラスからリチウムシ
リケートが析出する。
【0043】。その他、結晶性ガラスとフィラーとの反
応により生成した結晶相も存在する場合がある。そし
て、これらの結晶相の粒界には、ガラス相が存在する。
【0044】ることにより多層構造の配線基板やパッケ
ージを得ることができる。
【0045】
【実施例】
実施例1 表1に示す各種セラミック材料について、5×4×40
mmの形状の焼結体を作製した後、各焼結体について−
70〜200℃のヤング率、および40〜400℃にお
ける熱膨張係数を測定し表1に示した。
【0046】また、表1に示す各種セラミック材料を用
いて、表1の材質からなるメタライズ配線層およびスル
ーホールを形成し、また、基板の下面にスルーホールに
接続する箇所に多数の凹部を形成しCuメタライズから
なる接続パッドを形成し、その接続パッドに半田(錫3
0〜10%−鉛70〜90%)からなる接続端子を取着
した。なお、接続端子は、1cm2 当たり30端子の密
度で50mm×50mmの配線基板の下面全体に形成し
た。なお、配線基板の厚みはすべて1.6mmとした。
【0047】一方、ガラス−エポキシ基板からなる40
〜800℃における熱膨張係数が13ppm/℃の絶縁
体の表面に銅箔からなる配線導体が形成されたプリント
基板を準備した。
【0048】そして、上記のパッケージ用配線基板をプ
リント基板の上の配線導体とパッケージ用絶縁基板の接
続端子が接続されるように位置合わせし、これをN2
雰囲気中で260℃で3分間熱処理しパッケージ用配線
基板をプリント基板表面に実装した。この熱処理により
パッケージ用配線基板の半田からなる接続端子が溶けて
プリント基板の配線導体と電気的に接続されたことを確
認した。
【0049】(熱サイクル試験)次に、上記のようにし
てパッケージ基板をプリント基板表面に実装したものを
大気の雰囲気にて−40℃と125℃の各温度に制御し
た恒温槽に試験サンプルを15分/15分の保持を1サ
イクルとして最高500サイクル繰り返した。そして、
各サイクル毎にプリント基板の配線導体とパッケージ用
基板との電気抵抗を測定し電気抵抗に変化が現れるまで
のサイクル数を表1に示した。
【0050】
【表1】
【0051】表1より明らかなように、ヤング率が20
0GPa以下である材料、試料No.1〜4、8、10〜
13ではプリント基板とパッケージ用基板との間に電気
抵抗変化は熱サイクル550回まで全く見られず、極め
て安定で良好な電気的接続状態を維持できた。しかし、
ヤング率が200GPaを越える材料、試料No.5、
6、7、9、10では500サイクル未満で抵抗変化が
検出され、実装後の信頼性に欠けることがわかった。
【0052】実施例2 ガラスセラミック焼結体として、表2に示すように、リ
チウム珪酸ガラス(組成:74重量%SiO2 、14重
量%Li2 O、4重量%Al2 3 、2重量%K2 O、
2重量%P2 5 、2重量%Na2 O、2重量%Zn
O、屈伏点480℃、40〜400℃における熱膨張係
数10.3ppm/℃)とアルミナの体積比を変えて混
合し、実施例1と同様にして成形し、脱バインダー処理
し、焼成した。そして、上記のようにして得られた焼結
体に対して実施例1と同様にして、−70〜200℃の
ヤング率、熱膨張係数を確認した。
【0053】また、実施例1と同様にしてメタライズ配
線層としてCuを用いて配線基板を作成し、これをガラ
ス−エポキシ基板に実装し、実装時の熱サイクル試験を
行い、プリント基板とパッケージ基板との電気抵抗の変
化を調べた。
【0054】
【表2】
【0055】表2の結果から明らかなように、ヤング率
が200GPa以下である、試料No.20〜24では5
00サイクルまでプリント基板とパッケージ基板との電
気抵抗の変化が見られなかった。これに対して、試料N
o.14〜18では500サイクル以下で、接続部の破壊
による電気抵抗の変化が見られた。また、熱膨張係数が
8ppm/℃以上のものは700サイクル以上の耐久性
を示した。
【0056】実施例3 表3に示すようにリチウム珪酸ガラス(組成:78重量
%SiO2 、10重量%Li2 O、4重量%Al
2 3 、4重量%K2 O、2重量%P2 5 、2重量%
Na2 O、屈伏点480℃、40〜400℃における熱
膨張係数10.3ppm/℃)と、フィラーとしてフォ
ルステライト、クリストバライト、ペタライト、ネフェ
リン、リチウムシリケートを用いて、それらのフィラー
を表3の体積比率で混合し、実施例1と同様にして成形
し、脱バインダー処理し焼成した。そして得られた焼結
体に対して実施例1と同様にして、−70〜200℃の
ヤング率、熱膨張係数を確認した。
【0057】また、実施例1と同様にグリーンシートを
作成した後にCuメタライズペーストをスクリーン印刷
法により配線パターンに塗布し、シートの所定箇所に基
板の下面まで通過するスルーホールを形成しその中にも
Cuメタライズペーストを充填した。そして、実施例1
と同様に、このグリーンシートを積層圧着、焼成し、パ
ッケージ用の配線基板を作成し、このパッケージ用配線
基板をプリント基板表面に実装し、実施例1と同様な方
法で熱サイクル試験を行い、最高1000サイクルまで
行った。
【0058】
【表3】
【0059】表3に示すように、ヤング率が200GP
a以下の焼結体の中でも、40〜400℃における熱膨
張係数が10〜25ppm/℃のものは、熱サイクル1
000回でもプリント基板とパッケージ用配線基板との
間に電気抵抗変化は見られず、信頼性に優れることがわ
かる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の配線基板
の実装構造によれば、大型の配線基板を熱膨張係数が大
きいプリント基板などの外部電気回路基板に実装した場
合に、両者の熱膨張係数の差に起因する応力発生を緩和
し、配線基板と外部電気回路とを長期間にわたり正確、
かつ強固に電気的接続させることが可能となり、配線基
板の半導体回路素子の大型化による多ピン化に十分対応
できる信頼性の高いパッケージの実装構造を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるボールグリッドアレイ型の半導
体素子収納用パッケージの実装構造を説明するための断
面図である。
【図2】他の実施例における接続端子の要部拡大断面図
である。
【符号の説明】
1・・・絶縁基板 1b・・凹部 2・・・蓋体 3・・・メタライズ配線層 3a・・接続パッド 4、10・・・接続端子 5・・・半導体素子 6・・・容器 7・・・絶縁体 8・・・配線導体 A・・・BGA型パッケージ B・・・外部電気回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古久保 洋二 鹿児島県国分市山下町1番4号 京セラ 株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 平8−78568(JP,A) 特開 平5−183067(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/12 H01L 23/15

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板と、該絶縁基板の表面および内部
    に配設されたメタライズ配線層と、該絶縁基板の下面に
    取着され、前記メタライズ配線層と電気的に接続された
    接続端子とを具備する配線基板を、少なくとも有機樹脂
    を含む絶縁体の表面に配線導体が被着形成された外部電
    気回路基板上に載置し、前記配線基板の接続端子と前記
    外部電気回路基板の配線導体とをロウ付けして実装して
    なる配線基板の実装構造において、前記配線基板の絶縁
    基板が、−70℃〜200℃におけるヤング率が200
    GPa以下、40〜400℃における熱膨張係数が8〜
    25ppm/℃の焼結体からなることを特徴とする配線
    基板の実装構造。
  2. 【請求項2】前記配線基板における絶縁基板の厚みが
    0.3mm以上、最大長さが20mm以上であることを
    特徴とする請求項1記載の配線基板の実装構造。
  3. 【請求項3】前記焼結体が、ガラスセラミック焼結体か
    らなることを特徴とする請求項1記載の配線基板の実装
    構造。
  4. 【請求項4】前記焼結体が、Li2Oを5〜30重量%
    含有するリチウム珪酸ガラス20〜80体積%と、フォ
    ルステライト、クリストバライトおよびアルミナの少な
    くとも1種を含むフィラー80〜20体積%とからなる
    混合物を成形し、焼成したものであることを特徴とする
    請求項3記載の配線基板の実装構造。
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