JP2000186021A - ケラチン繊維の酸化染色用組成物及び該組成物を使用する染色方法 - Google Patents

ケラチン繊維の酸化染色用組成物及び該組成物を使用する染色方法

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JP2000186021A
JP2000186021A JP11331849A JP33184999A JP2000186021A JP 2000186021 A JP2000186021 A JP 2000186021A JP 11331849 A JP11331849 A JP 11331849A JP 33184999 A JP33184999 A JP 33184999A JP 2000186021 A JP2000186021 A JP 2000186021A
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Marie Pascale Audousset
オウドゥーセ マリー−パスカル
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LOreal SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケラチン繊維が受けるであろう種々の処理に
対して優れた耐性を有し、広範囲の色調において強い着
色に至らしめることができる染色用組成物を提供する。 【解決手段】 染色に適した媒体中に、少なくとも1種
の酸化ベース、第1のカップラーとして1,3-ビス(β-
ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルベンゼン及び/又
はそれらの酸付加塩類の少なくとも1種、及び第2のカ
ップラーとして少なくとも1種の置換されたメタ-フェ
ニレンジアミンを含有せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染色に適した媒体
中に、少なくとも1種の酸化ベース、第1のカップラー
として、1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-
メチルベンゼン及び/又はそれらの酸付加塩類の少なく
とも1種、及び第2のカップラーとして少なくとも1種
の置換されたメタ-フェニレンジアミンを含有してな
る、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を
酸化染色するための組成物、並びにこの組成物を使用す
る染色方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ケラチ
ン繊維、特にヒトの毛髪を、酸化染料の先駆物質、特
に、一般的に酸化ベースと称されるオルト-又はパラ-フ
ェニレンジアミン類、オルト-又はパラ-アミノフェノー
ル類及び複素環ベース類を含有する染色用組成物で染色
することが従来から行われている。酸化染料の先駆物質
すなわち酸化ベースは、酸化物質と組み合わされて、酸
化縮合プロセスにより、着色した化合物及び染料を生じ
る無色かわずかに着色した化合物である。
【0003】また、特に、芳香族のメタ-ジアミン類、
メタ-アミノフェノール類、メタ-ジフェノール類及びあ
る種の複素環化合物から選択される、カップラー又は調
色剤と組み合わせることにより、これら酸化ベースによ
り得られる色調を変化させることができることも知られ
ている。酸化ベース及びカップラーとして使用される様
々な化合物により、幅広い色調を得ることができる。
【0004】これら酸化染料により得られる、いわゆる
「永久的」な着色は、いくつかの要求をさらに満足させ
るものでなくてはならない。例えば、所望の強度の色調
が得られ、外的要因(光、悪天候、洗浄、パーマネント
ウエーブ処理、発汗、摩擦)に対し、耐性があるもので
なくてはならない。また、染料は白髪をカバーするもの
でなければならず、最後に、可能な限り非選択的である
こと、すなわち、実際に髪の先端と末端の間で敏感度
(すなわち傷み具合)が異なりうる、同じケラチン繊維の
長さに沿って可能な限り色差が小さくなるようにしなけ
ればならない。
【0005】一又は複数の酸化ベース、カップラーとし
て一又は複数の2,6-ジアミノトルエン誘導体、及び場
合によっては酸化染色の分野で従来から使用されている
カップラーから選択される一又は複数の付加的なカップ
ラーを含有するケラチン繊維の酸化染色用組成物は、特
に仏国特許公開第2681860号及び独国特許公開第
19637371号において、既に提案されている。し
かしながら、このような組成物を使用して得られた着色
は、高い着色性を有してはいるが、特にケラチン繊維が
被るであろう種々の処理及び天然の攻撃要因に対する堅
牢度の点で完全には満足のいくものではなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、少なくとも1種の酸化ベース、第1のカップ
ラーとして、1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-
2-メチルベンゼン及び/又はそれらの酸付加塩類の少
なくとも1種、及び第2のカップラーとして少なくとも
1種の適切に選択された置換メタ-フェニレンジアミン
を組合せることによって、繊維が被るであろう種々の攻
撃要因に対し良好な耐性を示し、強くかつより色度の強
い着色をもたらし得る新規の染料が得られることを見出
した。この発見が本発明の基礎を形成するものである。
【0007】よって、本発明の第1の主題は、染色に適
した媒体に: − 少なくとも1種の酸化ベース、 − 第1のカップラーとして、1,3-ビス(β-ヒドロキ
シエチル)アミノ-2-メチルベンゼン及び/又はそれら
の酸付加塩類の少なくとも1種; − 次の式(I):
【化5】 [上式中、 − Rは、水素原子、C-Cアルキル基、C-C
モノヒドロキシアルキル基又はC-Cポリヒドロ
キシアルキル基を示し; − R及びRは、同一でも異なっていてもよく、水
素原子、C-Cアルキル基又はC-Cヒドロキシ
アルコキシ基を示し; − Rは、C-Cアルコキシ基、C-Cアミノ
アルコキシ基、C-C モノヒドロキシアルコキシ
基、C-Cポリヒドロキシアルコキシ基又は2,4-
ジアミノフェノキシアルコキシ基を示し;R、R
びRが同時に水素原子を表す場合、R又はメトキシ
基以外であると理解される]の置換されたメタ-フェニ
レンジアミン類、及びその酸付加塩類から選択される少
なくとも1種の第2のカップラー、を含有せしめてなる
ことを特徴とする、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトの
ケラチン繊維の酸化染色用組成物にある。
【0008】本発明の染色用組成物により、大気中の要
因、例えば光及び悪天候、及び汗、及び毛髪が被るであ
ろう種々の処理に対し、優れた耐性を有し、強く、かつ
より色度の強い着色が付与される。これらの特性は、パ
ーマネントウエーブの作用を受けた着色の耐性において
特に顕著である。
【0009】また、本発明の主題は、この染色用組成物
を使用するケラチン繊維の酸化染色方法にある。
【0010】上述した式(I)の置換されたメタ-フェニ
レンジアミン類としては、特に、2,4-ジアミノフェノ
キシエタノール、2,4-ジアミノ-1-エトキシベンゼ
ン、2-アミノ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノア
ニソール、3,5-ジアミノ-1-エチル-2-メトキシベン
ゼン、3,5-ジアミノ-2-メトキシ-1-メチルベンゼ
ン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、
ビス-(2,4-ジアミノフェノキシ)メタン、1-(β-アミ
ノエチルオキシ)-2,4-ジアミノベンゼン、2-アミノ-
1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-4-メチルアミノベン
ゼン、2,4-ジアミノ-1-エトキシ-5-メチルベンゼ
ン、2,4-ジアミノ-5-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-
1-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-1-(β,γ-ジヒド
ロキシプロピルオキシ)ベンゼン及び2-アミノ-4-N-
(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-メトキシベンゼン及
びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
【0011】使用準備が整った染色用組成物に使用され
る酸化ベース(類)の種類は重要ではない。それらは、特
に、パラ-フェニレンジアミン類、複ベース類、パラ-ア
ミノフェノール類、オルト-アミノフェノール類及び複
素環酸化ベース類から選択される。
【0012】本発明の染色用組成物における酸化ベース
として使用可能なパラ-フェニレンジアミン類として
は、特に、次の式(II):
【化6】 [上式中、 − Rは、窒素性、フェニル又は4'-アミノフェニル
基で置換されたC-C アルキル基、(C-C)アル
コキシ(C-C)アルキル基、C-Cポリヒドロキ
シアルキル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、
-Cアルキル基、又は水素原子を表し; − Rは、窒素性基で置換されたC-Cアルキル
基又は(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基、
-Cポリヒドロキシアルキル基、C-Cモノヒ
ドロキシアルキル基、C-Cアルキル基、又は水素
原子を表し; − Rは、C-Cカルバモイルアミノアルコキシ
基、C-Cメシルアミノアルコキシ基、C-C
セチルアミノアルコキシ基、C-Cヒドロキシアル
コキシ基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-
アルキル基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等
のハロゲン原子、又は水素原子を表し; − Rは、水素又はハロゲン原子又はC-Cアル
キル基を表す]の化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げ
ることができる。
【0013】上述した式(II)の窒素性基として、特
に、アミノ、モノ(C-C)アルキルアミノ、ジ(C
-C)アルキルアミノ、トリ(C-C)アルキルアミ
ノ、モノヒドロキシ(C-C)アルキルアミノ、イミ
ダゾリニウム及びアンモニウム基を挙げることができ
る。
【0014】上述した式(II)のパラ-フェニレンジア
ミン類としては、特に、パラ-フェニレンジアミン、パ
ラ-トルイレンジアミン、2-クロロ-パラ-フェニレンジ
アミン、2,3-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、
2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジエ
チル-パラ-フェニレンジアミン、2,5-ジメチル-パラ-
フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-パラ-フェニレン
ジアミン、N,N-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、
N,N-ジプロピル-パラ-フェニレンジアミン、4-アミ
ノ-N,N-ジエチル-3-メチルアニリン、N,N-ビス(β
-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、4-N,
N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルアニリ
ン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ク
ロロアニリン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレ
ンジアミン、2-フルオロ-パラ-フェニレンジアミン、
2-イソプロピル-パラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒ
ドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、2-ヒド
ロキシメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジメチ
ル-3-メチル-パラ-フェニレンジアミン、N-エチル-N
-(β-ヒドロキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、N
-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)-パラ-フェニレンジア
ミン、N-(4'-アミノフェニル)-パラ-フェニレンジア
ミン、N-フェニル-パラ-フェニレンジアミン、2-β-
ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン、2
-β-アセチルアミノエチルオキシ-パラ-フェニレンジア
ミン及びN-(β-メトキシエチル)-パラ-フェニレンジア
ミン、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
【0015】上述した式(II)のパラ-フェニレンジア
ミン類の中でも、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トル
イレンジアミン、2-イソプロピル-パラ-フェニレンジ
アミン、2-β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジア
ミン、2-β-ヒドロキシエチルオキシ-パラ-フェニレン
ジアミン、2,6-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、
2,6-ジエチル-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメ
チル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ビス(β-ヒドロ
キシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、2-クロロ-パ
ラ-フェニレンジアミン及び2-β-アセチルアミノエチ
ルオキシ-パラ-フェニレンジアミン及びそれらの酸付加
塩類が特に好ましい。
【0016】本発明において、「複ベース類(double ba
ses)」という表現は、アミノ及び/又はヒドロキシル基
を担持する、少なくとも2つの芳香環を有する化合物を
意味する。
【0017】本発明の染色用組成物における酸化ベース
として使用可能な複ベース類としては、特に、次の式
(III):
【化7】 [上式中、 − Z及びZは、同一でも異なっていてもよく、結
合手Y又はC-Cアルキル基で置換され得るヒドロ
キシル又は-NH基を表し; − 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC-
アルコキシ基で置換されていてもよく、一又は複数
の酸素、硫黄又は窒素原子等のへテロ原子、及び/又は
一又は複数の窒素性基が挿入されるか又は末端にあって
もよい、1〜14の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状
のアルキレン鎖を表し; − R及びR10は、水素又はハロゲン原子、C-
アルキル基、C-C モノヒドロキシアルキル
基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、C-C
ミノアルキル基又は結合手Yを表し; − R11、R12、R13、R14、R15及びR
16は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、結合
手Y又はC-Cアルキル基を表し;分子当り1つの
みの結合手Yを有すると理解される]に相当する化合物
及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
【0018】上述した式(III)の窒素性基として、特
に、アミノ、モノ(C-C)アルキルアミノ、ジ(C
-C)アルキルアミノ、トリ(C-C)アルキルアミ
ノ、モノヒドロキシ(C-C)アルキルアミノ、イミ
ダゾリニウム及びアンモニウム基を挙げることができ
る。
【0019】上述した式(III)の複ベース類として
は、特に、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-
ビス(4'-アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノー
ル、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス
(4'-アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N'-ビス
(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-
ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4-アミノフ
ェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(4-メチ
ルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビ
ス(エチル)-N,N'-ビス(4'-アミノ-3'-メチルフェニ
ル)エチレンジアミン及び1,8-ビス(2,5-ジアミノフ
ェノキシ)-3,5-ジオキサオクタン、及びそれらの酸付
加塩類を挙げることができる。
【0020】これら式(III)の複ベース類の中でも、
N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-
アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノール及び1,
8-ビス(2,5-ジアミノフェノキシ)-3,5-ジオキサオ
クタン、又はそれらの酸付加塩類の一つが特に好まし
い。
【0021】本発明の染色用組成物における酸化ベース
として使用可能なパラ-アミノフェノール類としては、
特に、次の式(IV):
【化8】 [上式中、 − R17は、水素又はハロゲン原子、C-Cアル
キル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、(C-
)アルコキシ(C-C)アルキル基、C-C
ミノアルキル基又はヒドロキシ(C-C)アルキルア
ミノ(C-C)アルキル基を表し、 − R18は、水素又はハロゲン原子、C-Cアル
キル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
ポリヒドロキシアルキル基、C-Cアミノアルキ
ル基、シアノ(C-C)アルキル基又は(C-C)ア
ルコキシ(C-C)アルキル基を表し、R17及びR
18基の少なくとも1つは水素原子を表すと理解され
る]の化合物及びそれらの酸付加塩類を挙げることがで
きる。
【0022】上述した式(IV)のパラ-アミノフェノー
ル類としては、特に、パラ-アミノフェノール、4-アミ
ノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェ
ノール、4-アミノ-3-ヒドロキシメチルフェノール、
4-アミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-ヒドロ
キシメチルフェノール、4-アミノ-2-メトキシメチル
フェノール、4-アミノ-2-アミノメチルフェノール、
4-アミノ-2-(β-ヒドロキシエチルアミノメチル)フェ
ノール及び4-アミノ-2-フルオロフェノール、及びそ
れらの酸付加塩類を挙げることができる。
【0023】本発明の染色用組成物における酸化ベース
として使用可能なオルト-アミノフェノール類として
は、特に、2-アミノフェノール、2-アミノ-5-メチル
フェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール及び5-ア
セトアミド-2-アミノフェノール、及びそれらの酸付加
塩類を挙げることができる。
【0024】本発明の染色用組成物における酸化ベース
として使用可能な複素環ベース類としては、特に、ピリ
ジン誘導体、ピリミジン誘導体及びピラゾール誘導体、
及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
【0025】ピリジン誘導体としては、特に、例えば英
国特許第1026978号及び英国特許第115319
6号に記載されている化合物、例えば2,5-ジアミノピ
リジン、2-(4-メトキシフェニル)アミノ-3-アミノピ
リジン、2,3-ジアミノ-6-メトキシピリジン、2-(β
-メトキシエチル)アミノ-3-アミノ-6-メトキシピリジ
ン及び3,4-ジアミノピリジン、及びそれらの酸付加塩
類を挙げることができる。
【0026】ピリミジン誘導体としては、特に、例えば
独国特許第2359399号又は日本国特許第88-1
69571号及び日本国特許第91-10659号又は
国際特許出願第WO96/15765号に記載されてい
る化合物、例えば2,4,5,6-テトラアミノピリミジ
ン、4-ヒドロキシ-2,5,6-トリアミノピリミジン、
2-ヒドロキシ-4,5,6-トリアミノピリミジン、2,4
-ジヒドロキシ-5,6-ジアミノピリミジン、2,5,6-
トリアミノピリミジンを挙げることができ、また仏国特
許公開第2750048号に記載されているようなピラ
ゾロピリミジン誘導体、例えば、ピラゾロ[1,5-a]
ピリミジン-3,7-ジアミン、2,5-ジメチルピラゾロ
[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、ピラゾロ
[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミン、2,7-ジメ
チルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,5-ジアミ
ン、3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-オ-
ル、3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-5-オ-
ル、2-(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7
-イルアミノ)エタノール、2-(7-アミノピラゾロ[1,
5-a]ピリミジン-3-イルアミノ)エタノール、2-
[(3-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-7-イ
ル)(2-ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール、2-
[(7-アミノピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3-イ
ル)(2-ヒドロキシエチル)アミノ]エタノール、5,6-
ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジア
ミン、2,6-ジメチルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン
-3,7-ジアミン、及び2,5-N-7,N-7-テトラメチ
ルピラゾロ[1,5-a]ピリミジン-3,7-ジアミン、
及びそれらの付加塩類及び互変異性平衡が存在する場合
にはそれらの互変異性体、及び酸付加塩類を挙げること
ができる。
【0027】ピラゾール誘導体としては、特に、特許及
び特許出願DE3843892号、DE4133957
号、WO94/08969号、WO94/08970
号、FR-A-2733749号及びDE1954398
8号に記載されている化合物、例えば、4,5-ジアミノ
-1-メチルピラゾール、3,4-ジアミノピラゾール、
4,5-ジアミノ-1-(4'-クロロベンジル)ピラゾール、
4,5-ジアミノ-1,3-ジメチルピラゾール、4,5-ジ
アミノ-3-メチル-1-フェニルピラゾール、4,5-ジア
ミノ-1-メチル-3-フェニルピラゾール、4-アミノ-
1,3-ジメチル-5-ヒドラジノピラゾール、1-ベンジ
ル-4,5-ジアミノ-3-メチルピラゾール、4,5-ジア
ミノ-3-tert-ブチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジ
アミノ-1-tert-ブチル-3-メチルピラゾール、4,5-
ジアミノ-1-(β-ヒドロキシエチル)-3-メチルピラゾ
ール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-メチルピラゾー
ル、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-(4'-メトキシフェ
ニル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-エチル-3-ヒド
ロキシメチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-ヒドロキ
シメチル-1-メチルピラゾール、4,5-ジアミノ-3-ヒ
ドロキシメチル-1-イソプロピルピラゾール、4,5-ジ
アミノ-3-メチル-1-イソプロピルピラゾール、4-ア
ミノ-5-(2'-アミノエチル)アミノ-1,3-ジメチルピ
ラゾール、3,4,5-トリアミノピラゾール、1-メチル
-3,4,5-トリアミノピラゾール、3,5-ジアミノ-1-
メチル-4-メチルアミノピラゾール、3,5-ジアミノ-
4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-1-メチルピラゾー
ル、及びそれらの酸付加塩類を挙げることができる。
【0028】酸化ベース(類)は、本発明の染色用組成物
の全重量に対して好ましくは約0.0005〜12重量
%、より好ましくはこの重量に対して約0.005〜6
重量%である。
【0029】本発明において第1のカップラーとして使
用される1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-
メチルベンゼン及び/又はそれらの酸付加塩類は、染色
用組成物の全重量に対して、好ましくは約0.001〜
10重量%、さらに好ましくはこの重量に対して約0.
01〜5重量%である。
【0030】本発明の式(I)の置換されたメタ-フェニ
レンジアミン類は、染色用組成物の全重量に対して、好
ましくは約0.0001〜10重量%、さらに好ましく
はこの重量に対して約0.005〜5重量%である。
【0031】本発明の染色用組成物は、1,3-ビス(β-
ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルベンゼン及び式
(I)の置換されたメタ-フェニレンジアミン類以外の一
又は複数の付加的なカップラー及び/又は一又は複数の
直接染料、特に色調を変化させ、又は色調を光沢で富ま
せるものをさらに含有してもよい。
【0032】本発明の染色用組成物に付加的に存在し得
るカップラーとして、特にメタ-アミノフェノール類、
メタ-ジフェノール類及び複素環カップラー類、及びそ
れらの酸付加塩類を挙げることができる。これらの付加
的なカップラーが存在する場合、それらは、染色用組成
物の全重量に対して、好ましくは約0.0001〜10
重量%、さらに好ましくはこの重量に対して約0.00
5〜5重量%である。
【0033】本発明の染色用組成物(酸化ベース及びカ
ップラー)に使用可能な酸付加塩類は、特に、塩酸塩
類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類
及び酢酸塩類から一般的に選択される。
【0034】本発明の染色用組成物において、染色に適
した媒体(又は支持体)は、一般的に、水、又は水に十分
には溶解しない化合物を溶解させるための少なくとも1
種の有機溶媒と水との混合物からなる。有機溶媒として
は、例えば、C-Cアルカノール類、例えばエタノ
ール及びイソプロパノールを挙げることができる。溶媒
類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約1
〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%の割
合で存在し得る。
【0035】本発明の染色用組成物のpHは、一般的に
は約3〜12、好ましくは約5〜12である。これは、
ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又
は塩基性化剤により、所望の値に調節することができ
る。
【0036】酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有
機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸
類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸及び乳酸、及びスル
ホン酸類を挙げることができる。
【0037】塩基性化剤としては、例えば、アンモニア
水、アルカリ性炭酸塩類、アルカノールアミン類、例え
ばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミン、2-メチル-2
-アミノプロパノールとその誘導体、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、及び次の式(V):
【化9】 [ここで、Wは、C-Cアルキル基又はヒドロキシル
基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;R
19、R20、R21及びR22は、同一でも異なって
いてもよく、水素原子又はC-Cアルキル又はC-
ヒドロキシアルキル基を表す]の化合物を挙げるこ
とができる。
【0038】また、本発明の染色用組成物は、従来より
毛髪の染色用組成物に使用されている種々のアジュバン
ト類を含有してもよい。
【0039】言うまでもなく、当業者であれば、本発明
の染色用組成物に固有の有利な特性が、考えられる添加
により悪影響を全く受けないか、実質的には受けないよ
うに留意して、これらの任意の付加的な化合物を選択す
るであろう。
【0040】本発明の染色用組成物は、種々の形態、例
えば、加圧されていてもよい液体、クリーム又はゲルの
形態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するの
に適した任意の他の形態にすることができる。
【0041】また本発明の主題は、上述した染色用組成
物を使用するケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチ
ン繊維の染色方法にある。
【0042】この方法に依れば、上述した染色用組成物
を繊維に適用し、染色用組成物に使用時にのみ添加され
る、又は、同時に又は続いて別個に適用される酸化組成
物中に存在する酸化剤を使用して、酸性、中性又はアル
カリ性のpHで発色させる。本発明の染色方法の特に好
ましい実施態様においては、染色に適した媒体中に、発
色させるのに十分な量の少なくとも1種の酸化剤を含有
してなる酸化組成物と、上述した染色用組成物とを使用
時に混合する。ついで、得られた混合物をケラチン繊維
に適用し、約3〜50分、好ましくは約5〜30分間放
置した後、繊維をすすいで、シャンプーで洗髪し、再度
すすいで乾燥させる。
【0043】上述した酸化組成物中に存在する酸化剤
は、ケラチン繊維の酸化染色で従来から使用されている
酸化剤から選択することができ、このようなものとして
は、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素塩
類、過酸塩類、例えば過ホウ酸塩及び過硫酸塩、過酸
類、酵素、例えば2電子オキシドレダクターゼ、ペルオ
キシダーゼ及びラクターゼが挙げられる。過酸化水素が
特に好ましい。
【0044】上述した酸化剤を含有する酸化組成物のp
Hは、染色用組成物と混合した後に得られる、ケラチン
繊維に適用される組成物のpHが、好ましくは約3〜1
2、さらに好ましくは約5〜11になるような値であ
る。これは、ケラチン繊維の染色に通常使用される、上
述したような、酸性化剤又は塩基性化剤を使用して、所
望の値に調節される。また、上述した酸化組成物は、毛
髪の染色用組成物に従来から使用されている、上述した
ような種々のアジュバントをさらに含有してもよい。
【0045】最終的にケラチン繊維に適用される組成物
は、種々の形態、例えば、液体、クリーム又はゲルの形
態、又はケラチン繊維、特にヒトの毛髪を染色するのに
適した任意の他の形態にすることができる。
【0046】本発明の他の主題は、多区画染色具又は多
区画染色「キット」又は任意の他の多区画包装システム
にあり、その第1の区画部は上述した染色用組成物を含
み、第2の区画部は上述した酸化組成物を含む。これら
の染色具は、毛髪に所望の混合物を塗布する手段を具備
せしめたものであってよく、このようなものとしては、
例えば、本出願人の仏国特許第2586913号に記載
されているものを挙げることができる。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例を例証するが、これら
は本発明の範囲を限定するものではない。 アルカリ性媒体での染色実施例1ないし3 次の染色用組成物を調製した(含有量はグラム):
【表1】 ():第1の共通の染色支持体: − 96゜エタノール 18g − メタ重亜硫酸ナトリウムの35%水溶液 0.68g − ジエチレントリアミン五酢酸の五ナトリウム塩 1.1g − 20%のNHを含有するアンモニア水 10g
【0048】使用時に、上述した各々の染色用組成物
を、約pH3を有する同重量の20容量の過酸化水素
(6重量%)と混合した。得られた各々の混合物は約10
±0.2のpHを有し、白髪を90%含有するパーマネ
ントウエーブ処理が施されたグレイの毛髪に30分間適
用した。ついで、毛髪を水ですすぎ、通常のシャンプー
を用いて洗髪を行い、再度すすいで乾燥した。毛髪は次
の表に示す色調に染色された:
【表2】
【0049】酸性媒体での染色実施例4 次の本発明の染色用組成物を調製した: − パラ-フェニレンジアミン(酸化ベース) 0.22g − 1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2- メチルベンゼン(第1のカップラー) 0.21g − 2,4-ジアミノフェノキシエタノール-ジヒド ロクロリド[式(I)のカップラー] 0.24g − 96゜エタノール 18g − メタ重亜硫酸ナトリウムの35%水溶液 0.68g − ジエチレントリアミン五酢酸の五ナトリウム塩 1.1g − KHPO/KHPO(1.5M/1M)バッファー 10g − 脱塩水 全体を100gにする量
【0050】使用時に、上述した各々の染色用組成物
を、約pH3を有する同重量の20容量の過酸化水素
(6重量%)と混合した。得られた各々の混合物は約6.
8±0.2のpHを有し、白髪を90%含有するパーマ
ネントウエーブ処理が施されたグレイの髪の束に30分
間適用した。ついで、毛髪を水ですすぎ、通常のシャン
プーを用いて洗髪を行い、再度すすいで乾燥した。毛髪
は深い灰色がかったバイオレットに染色された。
【0051】実施例5及び6 次の染色用組成物を調製した(含有量はグラム):
【表3】 上述した実施例5及び6の染色用組成物は、各々、付加
的なカップラーを同モル量、すなわち1.5x10−3
mol含有していることに留意することは重要である。 (***):第2の共通の染色支持体: − 2molのグリセロールでポリグリセロー ル化されたオレイルアルコール 4.0g − 78%の活性物質(A.M.)を含有する、 4molのグリセロールでポリグリセロー ル化されたオレイルアルコール 5.69g(活性物質) − オレイン酸 3.0g − Akzo社からエトミーン(Ethomeen)O12 (登録商標)の商品名で販売されている2 molのエチレンオキシドを含有するオレ イルアミン 7.0g − 55%の活性物質を含有する、ジエチルア ミノプロピルラウリルアミノスクシナマー ト、ナトリウム塩 3.0g(活性物質) − オレイルアルコール 5.0g − オレイン酸ジエタノールアミド 12.0g − プロピレングリコール 3.5g − エチルアルコール 7.0g − ジプロピレングリコール 0.5g − プロピレングリコールモノメチルエーテル 9.0g − 35%の活性物質を含有する、メタ重亜硫 酸ナトリウム水溶液 0.455g(活性物質) − 酢酸アンモニウム 0.8g − 酸化防止剤、金属イオン封鎖剤 適量 − 香料、防腐剤 適量 − 20%のNHを含有するアンモニア水 10.0g
【0052】使用時に、上述した各々の染色用組成物
を、約pH3を有する同重量の20容量の過酸化水素
(6重量%)と混合した。得られた各々の混合物は約10
±0.2のpHを有し、白髪を90%含有するパーマネ
ントウエーブ処理が施されたグレイの髪の束に30分間
適用した。ついで、毛髪を水ですすぎ、通常のシャンプ
ーを用いて洗髪を行い、再度すすいで乾燥した。髪の束
の色を、ミノルタCM2002(登録商標)分光光度計を
使用して、マンセル系にて評価した。
【0053】パーマネントウエーブ処理に対する耐性テ
ストを、このように染色された髪の束に対して実施し
た。このため、髪の束1g当りに還元溶液2gの割合
で、髪の束を還元溶液に10分間含浸させた: 還元溶液: − チオグリコール酸 6.7g − 水に48%のジチオグリコール酸二アンモ ニウム 5.0g − 塩基性化剤 pH=7.9にする量 − 脱塩水 全体を100gにする量
【0054】すすいだ後、髪の束1g当りに酸化溶液
(pH3で8容量の過酸化水素溶液からなる)2gの割合
で、髪の束を酸化溶液に5分間含浸させた。ついで髪の
束を水ですすぎ、60℃で1時間乾燥させた。
【0055】ついで、髪の束の色を、ミノルタCM20
02(登録商標)分光光度計を使用して、マンセル系にて
再度評価した。パーマネントウエーブ処理前の髪の束の
色とパーマネントウエーブ処理後の髪の束の色の違い
は、例えば「色彩、工業と技術(Couleur, Industrie e
t Technique)」(第5版、14-17頁、1978年)に記載され
ているニッカーソン(Nickerson)の式: ΔE=0.4Co△H+6△V+3△C を適用して算出した。この式において、ΔEは2つの髪
の束の色差を表し、△H、△V及び△Cは、H、V及び
Cのパラメータの絶対値の変動を表し、Coは、色差の
算出を所望している髪の束の純度を表す(パーマネント
ウエーブ処理に対する耐性テスト前のもの)。色の退色
度合い(△E)は、数値が高くなればなる程、比例して大
きくなる。
【0056】結果を次の表Iに示す:
【表4】
【0057】これらの結果には、酸化ベース(パラ-フェ
ニレンジアミン)、第1のカップラーとして1,3-ビス
(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-メチルベンゼン、及
び式(I)の付加的なカップラーとして2,4-ジアミノフ
ェノキシエタノール-ジヒドロクロリドを組合せて含有
する本発明の実施例5の染色用組成物では、例えば仏国
特許出願第2681860号に記載されているような、
2,4-ジアミノフェノキシエタノール-ジヒドロクロリ
ドの代わりに、式(I)の一部を形成しない2,4-ジアミ
ノ-1-メトキシベンゼン-ジヒドロクロリドを含有する
ために本発明の一部を構成しない実施例6の組成物を使
用して得られた着色よりも、パーマネントウエーブの作
用に対してより耐性のある着色が付与されることが示さ
れている。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染色に適した媒体中に: − 少なくとも1種の酸化ベース、 − 第1のカップラーとして、1,3-ビス(β-ヒドロキ
    シエチル)アミノ-2-メチルベンゼン及び/又はそれら
    の酸付加塩類の少なくとも1種; − 次の式(I): 【化1】 [上式中、 − Rは、水素原子、C-Cアルキル基、C-C
    モノヒドロキシアルキル基又はC-Cポリヒドロ
    キシアルキル基を示し; − R及びRは、同一でも異なっていてもよく、水
    素原子、C-Cアルキル基又はC-Cヒドロキシ
    アルコキシ基を示し; − Rは、C-Cアルコキシ基、C-Cアミノ
    アルコキシ基、C-C モノヒドロキシアルコキシ
    基、C-Cポリヒドロキシアルコキシ基又は2,4-
    ジアミノフェノキシアルコキシ基を示し;R、R
    びRが同時に水素原子を表す場合、Rはメトキシ基
    以外であると理解される]の置換されたメタ-フェニレ
    ンジアミン類、及びその酸付加塩類から選択される少な
    くとも1種の第2のカップラー、を含有してなることを
    特徴とするヒトの毛髪等のケラチン繊維の酸化染色用組
    成物。
  2. 【請求項2】 式(I)の置換されたメタ-フェニレンジ
    アミン類が、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、
    2,4-ジアミノ-1-エトキシベンゼン、2-アミノ-4-
    N-(β-ヒドロキシエチル)アミノアニソール、3,5-ジ
    アミノ-1-エチル-2-メトキシベンゼン、3,5-ジアミ
    ノ-2-メトキシ-1-メチルベンゼン、1,3-ビス(2,4
    -ジアミノフェノキシ)プロパン、ビス-(2,4-ジアミノ
    フェノキシ)メタン、1-(β-アミノエチルオキシ)-2,
    4-ジアミノベンゼン、2-アミノ-1-(β-ヒドロキシエ
    チルオキシ)-4-メチルアミノベンゼン、2,4-ジアミ
    ノ-1-エトキシ-5-メチルベンゼン、2,4-ジアミノ-
    5-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-1-メチルベンゼン、
    2,4-ジアミノ-1-(β,γ-ジヒドロキシプロピルオキ
    シ)ベンゼン及び2-アミノ-4-N-(β-ヒドロキシエチ
    ル)アミノ-1-メトキシベンゼン及びそれらの酸付加塩
    類から選択されることを特徴とする請求項1に記載の組
    成物。
  3. 【請求項3】 酸化ベースが、パラ-フェニレンジアミ
    ン類、複ベース類、パラ-アミノフェノール類、オルト-
    アミノフェノール類及び複素環酸化ベース類から選択さ
    れることを特徴とする請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 パラ-フェニレンジアミン類が、次の式
    (II): 【化2】 [上式中、 − Rは、窒素性、フェニル又は4'-アミノフェニル
    基で置換されたC-C アルキル基、(C-C)アル
    コキシ(C-C)アルキル基、C-Cポリヒドロキ
    シアルキル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、
    -Cアルキル基、又は水素原子を表し; − Rは、窒素性基で置換されたC-Cアルキル
    基、(C-C)アルコキシ(C-C)アルキル基、C
    -Cポリヒドロキシアルキル基、C-Cモノヒド
    ロキシアルキル基、C-Cアルキル基、又は水素原
    子を表し; − Rは、C-Cカルバモイルアミノアルコキシ
    基、C-Cメシルアミノアルコキシ基、C-C
    セチルアミノアルコキシ基、C-Cヒドロキシアル
    コキシ基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-
    アルキル基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等
    のハロゲン原子、又は水素原子を表し; − Rは、水素又はハロゲン原子又はC-Cアル
    キル基を表す]の化合物及びそれらの酸付加塩類から選
    択されることを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 式(II)のパラ-フェニレンジアミン類
    が、パラ-フェニレンジアミン、パラ-トルイレンジアミ
    ン、2-クロロ-パラ-フェニレンジアミン、2,3-ジメ
    チル-パラ-フェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラ-
    フェニレンジアミン、2,6-ジエチル-パラ-フェニレン
    ジアミン、2,5-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、
    N,N-ジメチル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジエ
    チル-パラ-フェニレンジアミン、N,N-ジプロピル-パ
    ラ-フェニレンジアミン、4-アミノ-N,N-ジエチル-3
    -メチルアニリン、N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)-
    パラ-フェニレンジアミン、4-N,N-ビス(β-ヒドロキ
    シエチル)アミノ-2-メチルアニリン、4-N,N-ビス
    (β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-クロロアニリン、2-
    β-ヒドロキシエチル-パラ-フェニレンジアミン、2-フ
    ルオロ-パラ-フェニレンジアミン、2-イソプロピル-パ
    ラ-フェニレンジアミン、N-(β-ヒドロキシプロピル)-
    パラ-フェニレンジアミン、2-ヒドロキシメチル-パラ-
    フェニレンジアミン、N,N-ジメチル-3-メチル-パラ-
    フェニレンジアミン、N-エチル-N-(β-ヒドロキシエ
    チル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(β,γ-ジヒドロ
    キシプロピル)-パラ-フェニレンジアミン、N-(4'-ア
    ミノフェニル)-パラ-フェニレンジアミン、N-フェニル
    -パラ-フェニレンジアミン、2-β-ヒドロキシエチルオ
    キシ-パラ-フェニレンジアミン、2-β-アセチルアミノ
    エチルオキシ-パラ-フェニレンジアミン及びN-(β-メ
    トキシエチル)-パラ-フェニレンジアミン、及びそれら
    の酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項4
    に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 複ベース類が、次の式(III): 【化3】 [上式中、 − Z及びZは、同一でも異なっていてもよく、結
    合手Y又はC-Cアルキル基で置換され得るヒドロ
    キシル又は-NH基を表し; − 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC-
    アルコキシ基で置換されていてもよく、一又は複数
    の酸素、硫黄又は窒素原子等のへテロ原子、及び/又は
    一又は複数の窒素性基が挿入されるか又は末端にあって
    もよい、1〜14の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状
    のアルキレン鎖を表し; − R及びR10は、水素又はハロゲン原子、C-
    アルキル基、C-C モノヒドロキシアルキル
    基、C-Cポリヒドロキシアルキル基、C-C
    ミノアルキル基又は結合手Yを表し; − R11、R12、R13、R14、R15及びR
    16は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、結合
    手Y又はC-Cアルキル基を表し;分子当り1つの
    みの結合手Yを有すると理解される]の化合物及びそれ
    らの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項
    3に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 式(III)の複ベース類が、N,N'-ビ
    ス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェ
    ニル)-1,3-ジアミノプロパノール、N,N'-ビス(β-
    ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)
    エチレンジアミン、N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テ
    トラメチレンジアミン、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエ
    チル)-N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレン
    ジアミン、N,N'-ビス(4-メチルアミノフェニル)テト
    ラメチレンジアミン、N,N'-ビス(エチル)-N,N'-ビ
    ス(4'-アミノ-3'-メチルフェニル)エチレンジアミン
    及び1,8-ビス(2,5-ジアミノフェノキシ)-3,5-ジ
    オキサオクタン、及びそれらの酸付加塩類から選択され
    ることを特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 パラ-アミノフェノール類が、次の式(I
    V): 【化4】 [上式中、 − R17は、水素又はハロゲン原子、C-Cアル
    キル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、(C-
    )アルコキシ(C-C)アルキル基、C-C
    ミノアルキル基又はヒドロキシ(C-C)アルキルア
    ミノ(C-C)アルキル基を表し、 − R18は、水素又はハロゲン原子、C-Cアル
    キル基、C-Cモノヒドロキシアルキル基、C-C
    ポリヒドロキシアルキル基、C-Cアミノアルキ
    ル基、シアノ(C-C)アルキル基又は(C-C)ア
    ルコキシ(C-C)アルキル基を表し、R17及びR
    18基の少なくとも1つは水素原子を表すと理解され
    る]の化合物及びそれらの酸付加塩類から選択されるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 式(IV)のパラ-アミノフェノール類
    が、パラ-アミノフェノール、4-アミノ-3-メチルフェ
    ノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ
    -3-ヒドロキシメチルフェノール、4-アミノ-2-メチ
    ルフェノール、4-アミノ-2-ヒドロキシメチルフェノ
    ール、4-アミノ-2-メトキシメチルフェノール、4-ア
    ミノ-2-アミノメチルフェノール、4-アミノ-2-(β-
    ヒドロキシエチルアミノメチル)フェノール及び4-アミ
    ノ-2-フルオロフェノール、及びそれらの酸付加塩類か
    ら選択されることを特徴とする請求項8に記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】 オルト-アミノフェノール類が、2-ア
    ミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノール、2-
    アミノ-6-メチルフェノール及び5-アセトアミド-2-
    アミノフェノール、及びそれらの酸付加塩類から選択さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 複素環酸化ベース類が、ピリジン誘導
    体、ピリミジン誘導体及びピラゾール誘導体、及びそれ
    らの酸付加塩類から選択されることを特徴とする請求項
    3に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 酸化ベースが、染色用組成物の全重量
    に対して0.0005〜12重量%であることを特徴と
    する請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成
    物。
  13. 【請求項13】 酸化ベースが、染色用組成物の全重量
    に対して0.005〜6重量%であることを特徴とする
    請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)ア
    ミノ-2-メチルベンゼン及び/又はそれらの酸付加塩類
    が、染色用組成物の全重量に対して0.001〜10重
    量%であることを特徴とする請求項1ないし13のいず
    れか1項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 1,3-ビス(β-ヒドロキシエチル)ア
    ミノ-2-メチルベンゼン及び/又はそれらの酸付加塩類
    が、染色用組成物の全重量に対して0.01〜5重量%
    であることを特徴とする請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 式(I)の置換されたメタ-フェニレン
    ジアミン類が、染色用組成物の全重量に対して0.00
    01〜10重量%であることを特徴とする請求項1ない
    し15のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 式(I)の置換されたメタ-フェニレン
    ジアミン類が、染色用組成物の全重量に対して0.00
    5〜5重量%であることを特徴とする請求項16に記載
    の組成物。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の1,3-ビス(β-ヒド
    ロキシエチル)アミノ-2-メチルベンゼン及び式(I)の
    置換されたメタ-フェニレンジアミン類以外の一又は複
    数の付加的なカップラー及び/又は一又は複数の直接染
    料をさらに含有していることを特徴とする請求項1ない
    し17のいずれか1項に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 酸付加塩類が、塩酸塩類、臭化水素酸
    塩類、硫酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩類か
    ら選択されることを特徴とする請求項1ないし18のい
    ずれか1項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれか1項に
    記載の少なくとも1つの染色用組成物をケラチン繊維に
    適用し、染色用組成物に使用時にのみ添加される、又
    は、同時に又は続いて適用される酸化組成物中に存在す
    る酸化剤を使用して、酸性、中性もしくはアルカリ性の
    pHで発色させることを特徴とするヒトの毛髪等のケラ
    チン繊維の染色方法。
  21. 【請求項21】 酸化組成物中に存在している酸化剤
    が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素塩、
    過ホウ酸塩、過炭酸塩及び過硫酸塩等の過酸塩類、過酸
    類及び酵素から選択されることを特徴とする請求項20
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし19のいずれか1項に
    記載の染色用組成物を収容する第1の区画部と、酸化組
    成物を収容する第2の区画部を有することを特徴とする
    多区画染色具又は多区画染色キット。
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