JP2006176526A - 特定の非イオン性界面活性剤を含有する組成物を用いた着色ケラチン繊維の新規洗浄方法と色の保護のための使用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
本発明は、主題事項として、少なくとも一の酸化ベースと、少なくとも一が第1級である2つのアミノ基によりメタ位で置換された少なくとも一の芳香族カップラーを含有する酸化染色用組成物から出発してケラチン繊維を染色する段階、ついで、アルキルポリグリコシド界面活性剤及びポリグリセロール化界面活性剤から選択される少なくとも一の界面活性剤を含有する洗浄用組成物を用い、このように着色された繊維を洗浄する段階を含む、ケラチン繊維の染色方法を含む。
このような方法により、繰り返されるシャンプー中の色調劣化を制限すると同時に、毛髪を満足のいく程度に染色することができる。
【選択図】なし
Description
また、カップラー又は調色剤と組み合わせることにより、これら酸化ベースにより得られる色調を変化させることができることも知られており、これらは芳香族のメタ-ジアミン類、メタ-アミノフェノール類、メタ-ジフェノール類及びある種の複素環化合物、例えばインドール化合物から特に選択される。
この種の組成物により得られる着色は永続的な着色である。しかしながら、経時的、特にシャンプー中に色あせする傾向がある。
この公報では、このシャンプーにより、使用される染色タイプが何であっても、洗浄操作に対する色調の耐性を改善し、着色強度を増加させることができる。
このタイプのシャンプーが開発されたのにもかかわらず、シャンプー中の色調劣化現象は、依然、特に敏感な毛髪に存在している。
この目的は、その主題事項が、染色に適した媒体に、少なくとも一の酸化ベースと、2つのアミノ基の少なくとも一が第1級である、該2つのアミノ基によりメタ位で置換された少なくとも一の芳香族カップラーを含有せしめてなる酸化染色用組成物から出発してケラチン繊維を染色する段階、ついで、アルキルポリグリコシド界面活性剤及びポリグリセロール化界面活性剤から選択される少なくとも一の界面活性剤を含有する洗浄用組成物を用い、このように着色された繊維を洗浄する段階を含む、ケラチン繊維の染色方法にある本発明により達成される。
本発明において、「第1級アミノ基」なる用語は、-NH2基を意味すると理解される。
このような方法により、繰り返されるシャンプー中の色調劣化を制限すると同時に、毛髪を満足のいく程度に染色することができる。また本発明の方法により、色の流出現象を低減することができ、さらに皮膚及び織物を汚すことを制限することができる。
このような方法は、特に敏感な毛髪に効果的である。「敏感な毛髪」なる用語は、例えば、個々の毛髪を化学的に変化させる美容処理、例えばパーマネントウエーブ、脱色、毛髪のストレート化、又はこれらの処理の組合せ、もしくは長時間にわたる光の作用又は繰り返されるブラッシングによる機械的作用にかけられた毛髪を意味すると理解される。
− R1は、4'-アミノフェニル基、フェニル基、窒素含有基で置換されたC1-C4アルキル基、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C1-C4アルキル基、水素原子を表し;
− R2は、窒素含有基で置換されたC1-C4アルキル基、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C1-C4アルキル基、水素原子を表し;
− R3は、C1-C4カルバモイルアミノアルコキシ基、C1-C4メシルアミノアルコキシ基、C1-C4アセチルアミノアルコキシ基、C1-C4ヒドロキシアルコキシ基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C1-C4アルキル基、塩素、臭素、ヨウ素又はフッ素原子等のハロゲン原子又は水素原子を表し;
− R4は、水素、ハロゲン原子又はC1-C4アルキル基を表す]
の化合物、及びそれらの酸付加塩を挙げることができる。
− Z1及びZ2は同一又は異なっており、結合手Y又はC1-C4アルキル基で置換可能なヒドロキシル又は-NH2基を表し;
− 結合手Yは、一又は複数のヒドロキシル又はC1-C6アルコキシ基で置換されていてもよく、一又は複数のへテロ原子、例えば酸素、硫黄又は窒素原子及び/又は一又は複数の窒素含有基が挿入されるか又はこれを末端に有していてもよい、1〜14の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキレン鎖を表し;
− R5及びR6は、水素原子、ハロゲン原子、C1-C4アルキル基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、C1-C4アミノアルキル基又は結合手Yを表し;
− R7、R8、R9、R10、R11及びR12は同一又は異なっており、水素原子、結合手Y、又はC1-C4アルキル基を表し;
1分子当りただ1つの結合手Yを有すると理解される]
に相当する化合物、及びそれらの酸付加塩を挙げることができる。
上述した(II)の複ベース類としては、特にN,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)-1,3-ジアミノプロパノール、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N'-ビス(4-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(β-ヒドロキシエチル)-N,N'-ビス(4'-アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(4-メチルアミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,N'-ビス(エチル)-N,N'-ビス(4'-アミノ-3'-メチルフェニル)エチレンジアミン、1,8-ビス(2,5-ジアミノフェノキシ)-3,6-ジオキサオクタン、及びそれらの酸付加塩を挙げることができる。
− R13は、水素原子、ハロゲン原子、C1-C4アルキル基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基、C1-C4アミノアルキル基又はヒドロキシ(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基を表し、
− R14は、水素原子、ハロゲン原子、C1-C4アルキル基、C1-C4モノヒドロキシアルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、C1-C4アミノアルキル基、C1-C4シアノアルキル基又は(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基を表し、
R13又はR14基の少なくとも一が水素原子を表すと理解される]
に相当する化合物、及びそれらの酸付加塩を挙げることができる。
上述した式(III)のパラ-アミノフェノール類としては、特にパラ-アミノフェノール、4-アミノ-3-メチルフェノール、4-アミノ-3-フルオロフェノール、4-アミノ-3-(ヒドロキシメチル)フェノール、4-アミノ-2-メチルフェノール、4-アミノ-2-(ヒドロキシメチル)フェノール、4-アミノ-2-(メトキシメチル)フェノール、4-アミノ-2-(アミノメチル)フェノール、4-アミノ-2-[(β-ヒドロキシエチル)アミノメチル]フェノール、4-アミノ-2-フルオロフェノール、及びそれらの酸付加塩を挙げることができる。
− R15、R16、R17及びR18は同一又は異なっており、水素原子、C1-C4アルキル基、アリール基、C1-C4ヒドロキシアルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル基、C1-C4アミノアルキル基(アミンはアセチル、ウレイド又はスルホニル基で保護することが可能である)、(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基、ジ[(C1-C4)アルキル]アミノ(C1-C4)アルキル基(ジアルキル基は5又は6員の炭素環又は複素環を形成可能である)、ヒドロキシ(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基、又はジ[ヒドロキシ(C1-C4)アルキル]アミノ(C1-C4)アルキル基を表し;
− X基は同一又は異なっており、水素原子、C1-C4アルキル基、アリール基、C1-C4ヒドロキシアルキル基、C2-C4ポリヒドロキシアルキル基、アミノ(C1-C4)アルキル基、(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基、ジ[(C1-C4)アルキル]アミノ(C1-C4)アルキル基(ジアルキルは5又は6員の炭素環又は複素環を形成可能である)、ヒドロキシ(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル基、ジ[ヒドロキシ(C1-C4)アルキル]アミノ(C1-C4)アルキル基、アミノ基、(C1-C4)アルキルアミノ基、ジ[(C1-C4)アルキル]アミノ基、ハロゲン原子、カルボン酸基、又はスルホン酸基を表し;
− iは0、1、2又は3値であり;pは0又は1値であり;qは0又は1値であり;nは0又は1値であり;但しp+qの合計は0以外であり;
− p+qが2である場合、nは0値であり、NR15R16及びNR17R18基は(2,3);(5,6);(6,7);(3,5)又は(3,7)位を占め、
− p+qが1である場合、nは1値であり、NR15R16(又はNR17R18)基及びOH基は(2,3);(5,6);(6,7);(3,5)又は(3,7)位を占める}
のピラゾロ[1,5-a]ピリミジン類、それらの酸又は塩基との付加塩及び互変異性平衡が存在する場合にはそれらの互変異性体を挙げることができる。
芳香環は、例えばベンゼン、ナフタレン、ピリジン又はピリミジン環である。
複素環芳香族カップラーの例としては、2,6-ジメトキシピリジン-3,5-ジアミン及びピリジン-2,6-ジアミン、又はそれらの付加塩を挙げることができる。
カップラー又はカップラー類は、染色用組成物の全重量に対して、約0.001〜10重量%、好ましくは0.005〜6重量%の量で、本発明の組成物に一般的に存在している。
溶媒は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約1〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%の割合で存在する。
上述したアジュバントは、それぞれ、組成物の重量に対して0.01〜20重量%の量で、一般的に存在している。
もちろん、当業者であれば、本発明の酸化染色組成物に固有の有利な特性が、考慮される添加によって悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意して、これ又はこれらの任意の付加的な化合物を選択するであろう。
酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸又は乳酸、又はスルホン酸を挙げることができる。
塩基性化剤としては、例えば、アンモニア、アルカリ性の炭酸塩、アルカノールアミン類、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミンとその誘導体、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式(II):
の化合物を挙げることができる。
酸化剤を含有する酸化組成物のpHは、染色用組成物と混合した後に得られる、ケラチン繊維に適用される組成物のpHが、好ましくは約3〜12、より好ましくは約5〜11の間で変化するようになされる。それは、ケラチン繊維の染色に通常使用される、上述したような、酸性化剤又は塩基性化剤を使用することにより、所望の値に調節することができる。
R1O-(R2O)t(G)v
[上式中、R1は、約8〜24の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル及び/又はアルケニル基、又はアルキルフェニル基、8〜24の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基を表し、R2は約2〜4の炭素原子を有するアルキレン基を表し、Gは5〜6の炭素原子を有する還元糖を表し、tは0〜10、好ましくは0〜4の範囲の値を示し、vは1〜15の範囲の値を示す]
により表すことができる。
糖単位間のグリコシド結合は、1-6又は1-4型、好ましくは1-4型である。
さらに、例えば参照名プランタケア(登録商標)818UPとして、コグニス社から販売されている、C8/C16アルキル-1,4-ポリグルコシドの53%水溶液を使用してもよい。
RO[CH2CH(CH2OH)O]mH、
RO[CH(CH2OH)CH2O]mH、又は
RO[CH2CH(OH)CH2O]mH、
[上式中、Rは、8〜40の炭素原子、好ましくは10〜30の炭素原子を有する飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状の、モノ-又はポリヒドロキシル化されていてもよい炭化水素基を表し、mは好ましくは1〜10、特に1.5〜6の数である]
の化合物によって表すことができる。
Rは、好ましくは、モノ-又はポリヒドロキシル化されていてもよいC10-C20アルキル及び/又はアルケニル基を示す。
例えば、シメックス社(Chimex)からシメキサン(Chimexane)(登録商標)NFの名称で販売されているポリグリセロール化(3.5mol)ヒドロキシラウリルエーテルを使用してもよい。
特に、本発明で使用されるもの以外の非イオン性界面活性剤としては:
・オキシアルキレン化脂肪アルコール類;
・アルキル鎖がC8-C18アルキル鎖であるオキシアルキレン化アルキルフェノール類;
・オキシアルキレン化又はポリグリセロール化脂肪アミド類;
・オキシアルキレン化脂肪アミン類;
・オキシアルキレン化された植物性油;
・オキシアルキレン化されていてもよい、脂肪酸のソルビタンエステル;
・オキシアルキレン化されていてもよい、脂肪酸のスクロースエステル;
・脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;
・N-アルキルグルカミン誘導体;
・アミンオキシド類、例えば(C10-C14)アルキルアミン類のオキシド類、又はN-アシルアミノプロピルモルホリンのオキシド類;
・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー;
を挙げることができる。
特に、オキシアルキレン単位の平均数は2〜30である。好ましくは、それらはオキシエチレン又はオキシプロピレン単位又はそれらの混合物である。
アミン誘導体としては、ココアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodiacetate)、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodiacetate)、カプリルアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Caprylamphodiacetate)、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム(Disodium Capryloamphodiacetate)、ココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Cocoamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Lauroamphodipropionate)、カプリルアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Caprylamphodipropionate)、カプリロアンホ二プロピオン酸二ナトリウム(Disodium Capryloamphodipropionate)、ラウロアンホ二プロピオン酸、ココアンホ二プロピオン酸、ココアンホカルボキシエチルヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウムの名称で、CTFA辞典、第5版、1993に分類されており、米国特許第2528378号及び米国特許第2781354号に開示されているような、ミラノール(Miranol)の名称で販売されている製品を挙げることができる。
例えば、ローディア・シミー社(Rhodia Chimie)から、ミラノール(登録商標)C2M濃縮物の商品名で販売されているココアンホジアセタートを挙げることもできる。
− ポリオキシアルキレン化カルボン酸アルキルエーテル、
− ポリオキシアルキレン化カルボン酸アルキルアリールエーテル、
− ポリオキシアルキレン化カルボン酸アルキルアミドエーテル、特に2〜50のエチレン基を有するもの、
− D-ガラクトシドウロン酸アルキル、
− サルコシン酸アシル又はグルタミン酸アシル、
− アルキルポリグリコシドカルボン酸エステル、
− 脂肪酸塩、
を有する化合物、及びそれらの混合物を挙げることができる。
特に、ポリオキシアルキレン化カルボン酸アルキルエーテル、例えば花王社(Kao)からアキポ(Akypo)RLM45CAの名称で販売されているカルボン酸ラウリルエーテル(4.5EO)を使用してもよい。
また組成物は、少量のアルキルエーテルスルファート類又はアルキルスルファート類を含有することもできる。これらの量は、好ましくは5%未満である。
上述したアジュバントは、それぞれ、組成物の重量に対して0.01〜20重量%の量で一般的に存在している。
特定の実施態様において、着色ケラチン繊維は敏感なケラチン繊維である。
ついで、かなり脱色され、パーマネントウエーブがかかった、白髪を90%含有するナチュラルな毛髪の束に、染色用混合物10g/毛髪の束gの割合で、混合物を適用する。毛髪の束の両側において、放置時間は15分である。
ついで、水で着色をすすぎ、その後、市販されているシャンプー(DOPカモマイルシャンプー)を用いて洗浄する。ついで、毛髪の束を、60℃で30分、ヘアドライヤー下で乾燥させる。
上述した染色操作の実施48時間後、毛髪の束を、表3に記載するような、非イオン性界面活性剤を含有する洗浄用組成物を用いた洗浄テストにかける。
洗浄前及び3回の洗浄段階後、毛髪の束の着色度合いを、視覚的に、またミノルタCM2022分光光度計を使用し、(L★、a★、b★)値を測定することにより評価する。
洗浄用組成物1を用いた3回の洗浄段階の前後における色調劣化度合いを、次の式:
△Ei(洗浄後−洗浄前)=√(△Li ★2+△ai ★2+△bi ★2)
に従い、△Eにて表す。
Claims (27)
- ・染色に適した媒体に、少なくとも一の酸化ベースと、2つのアミノ基の少なくとも一が第1級である、該2つのアミノ基によりメタ位で置換された少なくとも一の芳香族カップラーを含有せしめてなる酸化染色用組成物から出発してケラチン繊維を染色する段階、ついで、
・アルキルポリグリコシド界面活性剤及びポリグリセロール化界面活性剤から選択される少なくとも一の界面活性剤を含有する洗浄用組成物を用い、このように着色された繊維を洗浄する段階、
を含むケラチン繊維の染色方法。 - 酸化ベース又はベース類が、パラ-フェニレンジアミン類、複ベース類、パラ-アミノフェノール類、オルト-アミノフェノール類、及び複素環酸化ベース類から選択される、請求項1に記載の方法。
- 酸化ベース又はベース類が、染色用組成物の重量に対して0.001〜10重量%の量でそれぞれ存在している、請求項1又は2に記載の方法。
- カップラーがメタ-フェニレンジアミン化合物である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
- メタ-フェニレンジアミンカップラーが、2つのアミノ基が第1級アミノ基であるカップラーである、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
- メタ-フェニレンジアミンカップラー又はカップラー類が、メタ-フェニレンジアミン、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、1-メトキシ-2-アミノ-4-(2'-ヒドロキシエチルアミノ)ベンゼン、4-フルオロ-6-メチルベンゼン-1,3-ジアミン、1-アミノ-3-(N,N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ)ベンゼン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、1-(β-アミノエチルオキシ)-2,4-ジアミノベンゼン、1-(β-ヒドロキシエチル)-2,4-ジアミノベンゼン、(2,4-ジアミノフェノキシ)酢酸、4,6-ビス(β-ヒドロキシエトキシ)-1,3-ジアミノベンゼン、2,4-ジアミノ-5-メチルエトキシベンゼン、2,4-ジアミノ-5-(β-ヒドロキシエチルオキシ)トルエン、2,4-ジメトキシ-1,3-ジアミノベンゼン、又はそれらの付加塩から選択される、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
- カップラー又はカップラー類が、染色用組成物の重量に対して0.001〜10重量%の量でそれぞれ存在していることを特徴とする、請求項5又は6に記載の方法。
- 酸化染色用組成物が少なくとも一の酸化剤を含有していることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
- 酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素酸塩又はフェリシアニド類、過酸塩、又はオキシドレダクターゼ酵素から選択されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 染色用組成物が直接染料を含有していることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
- アルキルポリグリコシド界面活性剤又は界面活性剤類が、式R1O-(R2O)t(G)v
[上式中、R1は、約8〜24の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル及び/又はアルケニル基、又はアルキルフェニル基、8〜24の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基を表し、R2は約2〜4の炭素原子を有するアルキレン基を表し、Gは5〜6の炭素原子を有する還元糖を表し、tは0〜10の範囲の値を示し、vは1〜15の範囲の値を示す]
に相当する、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。 - ポリグリセロール化界面活性剤又は界面活性剤類が、式RO[CH2CH(CH2OH)O]mH、RO[CH(CH2OH)CH2O]mH、又はRO[CH2CH(OH)CH2O]mH、
[上式中、Rは、8〜40の炭素原子、好ましくは10〜30の炭素原子を有する飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状の、モノ-又はポリヒドロキシル化されていてもよい炭化水素基を表し、mは好ましくは1〜10、特に1.5〜6の数である]
に相当する、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。 - 非イオン性界面活性剤の全含有量が、洗浄用組成物の重量に対して4〜50重量%である、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法。
- 洗浄用組成物が、アルキルポリグリコシド界面活性剤及びポリグリセロール化界面活性剤以外の一又は複数の非イオン性界面活性剤、一又は複数の両性界面活性剤、一又は複数の双性イオン性界面活性剤、又は、一又は複数の低刺激性のアニオン性界面活性剤をさらに含有している、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法。
- 洗浄用組成物が:
・オキシアルキレン化脂肪アルコール類;
・アルキル鎖がC8-C18アルキル鎖であるオキシアルキレン化アルキルフェノール類;
・オキシアルキレン化又はポリグリセロール化脂肪アミド類;
・オキシアルキレン化脂肪アミン類;
・オキシアルキレン化された植物性油;
・オキシアルキレン化されていてもよい、脂肪酸のソルビタンエステル;
・オキシアルキレン化されていてもよい、脂肪酸のスクロースエステル;
・脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;
・N-アルキルグルカミン誘導体;
・(C10-C14)アルキルアミン類のオキシド類、又はN-アシルアミノプロピルモルホリンのオキシド類等のアミンオキシド類;
・エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー;
から選択される一又は複数の界面活性剤を含有している、請求項13に記載の方法。 - 洗浄用組成物が、少なくとも一の、好ましくはカチオン性のコンディショニング剤を含有していることを特徴とする、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の方法。
- 洗浄用組成物が、アルキルスルファート及び/又はアルキルエーテルスルファートの界面活性剤を含有している、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の方法。
- アルキルエーテルスルファート及び/又はアルキルスルファートの量が5%未満である、請求項17に記載の方法。
- アルキルエーテルスルファート類及び/又はアルキルスルファート類から選択されるアニオン性界面活性剤を含有する洗浄用組成物を使用する、中間の洗浄段階を含む、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の方法。
- すすぎ、洗浄、コンディショニング又は乾燥の、一又は複数の付加的な段階を含む、請求項1ないし19のいずれか1項に記載の方法。
- 少なくとも一のアルキルポリグリコシド又はポリグリセロール化界面活性剤を含有する洗浄用組成物の適用を、染色用組成物の適用後、少なくとも12時間の間隙を設けて、適宜実施することを特徴とする、請求項1ないし20のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1ないし18のいずれか1項に記載の洗浄用組成物から出発する、複数回の洗浄段階を含む、請求項1ないし21のいずれか1項に記載の方法。
- 敏感なケラチン繊維を処理するための、請求項1ないし22のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1ないし15のいずれか1項に記載の洗浄用組成物と酸化染色用組成物とを収容するキット。
- 酸化剤を含有する組成物を収容する、請求項24に記載のキット。
- 少なくとも一の酸化ベース、及び少なくとも一のアミノ基が第1級である少なくとも一のカップラーを含有する酸化染色用組成物から出発する、着色ケラチン繊維からの着色流出を制限し、及び/又は着色保護するための、アルキルポリグリコシド界面活性剤及びポリグリセロール化界面活性剤又はそれらの混合物から選択される少なくとも一の非イオン性界面活性剤を含有する洗浄用組成物の使用において、該酸化染色用組成物及び洗浄用組成物が、請求項1ないし15のいずれか1項に記載のものである使用。
- 敏感なケラチン繊維を処理するための、請求項26に記載の使用。
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